ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 存在のすべてを

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    30年前の2児同時誘拐事件の謎を追う社会派ミステリー。
    長編ですが徐々に伏線が回収されるので、先が気になって一気読みでした。
    写実画や景色の描写も丁寧で読み応えがあり、読み終わってもしばらく余韻が残る絶妙な結末。
    今のところ今年一番かも。

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    2026年08月11日
  • 代償

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    奥山圭輔
    正晴
    香奈子
    浅沼達也(安藤)
    道子
    佐和子
    修一
    秀秋
    平田
    田端先生
    富樫
    タナベ
    諸田寿人
    木崎美果
    杉原美緒
    原島教論
    水谷先生
    牛島肇…美佐緒
    松田先輩

    平野昌志
    白石真琴弁護士
    白石慎次郎
    海老沢公一弁護士
    渋谷美和子
    梅田安雄
    本間保光
    寿々香
    富山
    小森富士子
    茂手木一之検事
    稲沢弁護士
    萱沼勝
    エーコ…佃紗弓
    田口優人
    相田
    高山義友判事
    三原莉帆子
    三木判事
    石川判事
    安井和志
    岩下
    門田芳男
    岡崎保
    浜田みち恵
    健一
    山田

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    2026年08月11日
  • ブティック

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    「そのちっぽけなブティックに大銀行は負けたんだ…」
    池井戸節炸裂。
    行き詰った大企業の系列下請け。小さなキッチンカーを転がす個人店などなど、中小、超弱小企業の新たな可能性を探る仕事。ファンタジーかもしれないが、ありそうでもある。最後のポイズンピルへの対抗策が良かった

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    2026年08月11日
  • 笑うマトリョーシカ

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    ネタバレ

    面白かった
    作者の本は店長がバカすぎてに続いて2冊目
    笑うマトリョーシカは誰なのかという考察もさることながら、人物描写が細かく様々な視点で楽しめた
    作中の事件の犯人はいるものの、そうではない部分に満足感が大きい

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    2026年08月11日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    少しオカルト要素のある青春ストーリーでしょうか、前半は物語の世界観に引き込まれ終盤に駆けて伏線回収やどんでん返しもあり読み応えがありました、続編?やスピンオフ?も出版されている様なので楽しみです⋯⋯映画も見ようかなぁ〜

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    2026年08月11日
  • GOAT Summer 2025

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     好きな人に、本交換で貸してもらった。読むのに1ヶ月半くらいかかった。しかし、読んでる時間はとても充実して、学生の頃の少年ジャンプを見てる気持ちになった。
     私が好きな作品は朝井リョウさんの「キトヴィオラの今」、小川哲さんの「落ち着いて」、一穂ミチさんの「おやすみなさい、小羊ちゃん」、三浦透子んの「悪と友達」だった。
     読んで1ヶ月前のものもあって忘れていたものもあったが好きな作品は、人の視点によって悪が変わる印象も持った気がする。いろんな人の悪の作品を見たが悪があれば、必ず正しさも現れる。受け手側は悪と感じてるが、行った人は正しいと思ってることもあり、人の感情って面白いなと思った。

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    2026年08月11日
  • 介護未満の父に起きたこと(新潮新書)

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    同じく高齢の父を持つ身として、とても腑に落ちました。「一日でも長く、一人暮らしを続けられること」を目標に、できることを細分化して考えていく。タスク化して仕事の様に頭を切り替えつつも、イライラにも飲み込まれ…納得しかないです。すばらしかった

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    2026年08月11日
  • エピクロスの処方箋

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    京都にある原田病院で働く内科医、雄町哲郎。
    かつては大学病院の医局で働く、内視鏡のスペシャリストであったが、ある事情から様々な人とのふれあいを通じ、人の生と死に向き合い続けている。


    ***********************

    生と死。一人一人の生き様。
    普段、病気もなく健康に過ごしていると当たり前に感じられる「生きること」。
    だけど死はその地続きに必ずあって、誰もが避けては通れない。それを静かに痛感する物語。それなのに不思議と冷たい印象がなく、むしろ温かさすら感じられる。

    医療は「命を助ける」「病気や怪我を治す」イメージだけれど、この物語で描かれているのは違う一面なんだと思う。

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    2026年08月11日
  • あのこは貴族

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    東京で生まれ育ったお嬢様の華子。
    地方出身で叩き上げの美紀。
    1人の男を巡り、2人の運命が交錯する物語。

    いや〜面白かった!

    庶民の私は「貴族はいいな〜」と思うこともありますが、
    貴族には貴族の苦悩があるんですねえ。
    自分と似た環境で育った人と付き合う方がそりゃあストレスが少ないし楽でしょう。
    でも自分との違いを楽しむくらい余裕があった方が、人生がさらに豊かになるのかもしれません。

    箱入り娘だった華子は自立への道を歩み始めて良かった。
    美紀はただただカッコよかった!

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    2026年08月11日
  • 言語化するための小説思考

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    「小説家に必要なのは、想像力より読者力かもしれない。」

    小説家の想像力というと、存在しない世界や人物を生み出す能力を思い浮かべます。しかし本書が強調するのは、顔の見えない読者が何を知っていて、どこまで説明すれば伝わるかを想像する力です。「他者を想像すること」も創作なのだという視点が残りました。

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    2026年08月11日
  • 斜め45度の処世術

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    「口臭から、ここまで話が広がるのか。」

    自分の口が臭くても、周囲が気を遣えば本人だけは気づけない。
    そこから、立場が上がるほど欠点や失敗を指摘してもらえなくなるという話につなげる発想に感動しました。
    何気ない日常の出来事を、まったく別の問題を見る視点に変えてしまうところに、この本の「斜め45度」らしさが一番表れている気がします。

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    2026年08月11日
  • 赤と青とエスキース

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    読み終えたと同時に「ヤバ、この本」と声が出たのは初めてだった。
    絵画のことのみならず、人間の持つモヤモヤとした部分に、病の表現。
    青山さんの作品は毎回伏線回収が素晴らしい。が、今回はその要素が秀逸している。なんだこの本。

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    2026年08月11日
  • タイム・アフター・タイム

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    こんな言葉で表すとチープになってしまう気がしますが、胸きゅん です。
    吉田修一さんは情景を想像させる表現が素晴らしいと思います。時と場面が変わっても、すぐに脳内の風景が切り替わります。
    込み上げてくるものがある、眩しいお話でした。

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    2026年08月11日
  • 森にあかりが灯るとき

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    ネタバレ

    老人ホームの実情を読んで知ることができた。
    患者が亡くなったときに、患者の見届けられる最後を見て、安心感があった。老人ホームは縛られる場所っていうイメージがあったけれど、働く彼らがあかりになるならさまよう暗い森を、安心して抜けるんじゃないかって思った。

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    2026年08月11日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    タイトルどおり。
    冒頭死刑の刑期が迫るところから物語が始まる。
    一人の女性の純粋で無実な人生に思わず涙した。

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    2026年08月11日
  • くもをさがす

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    闘病中
    たくさん本を読み、たくさん音楽を聴いて
    嘆くだけではなく
    たくさんたくさん考えて、感じて、涙もし
    書かれた文章は
    心に沁みてきて、本当に賢くてかっこいい女性だなと思った。

    カナダの、ゆる〜い看護師さん達との会話が
    関西弁に和訳変換されているところが
    時々ボケツッコミ風で絶妙✨

    家族、友人への想いとたくさんの感謝が綴られ
    読みながら、西さんと一緒に泣き笑いした。

    本に付いていたカード
    『それぞれの生を通過してゆきましょう』
    読後改めて見てかみしめる。

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    2026年08月11日
  • 私たちの世代は

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    ネタバレ

    はっきり言わないけどコロナテーマの作品。
    序盤時系列がよくわからず混乱したが、心春が不登校になったあたりで衝撃を受け、一気に読み進めた。
    久々に夢中になる読者体験だった。

    始まったのはたったの6年前だが、当時は本当に衝撃的な体験をいくつもした。近所のバーの店員が、人通りの少ない路上で惣菜を叩き売りしている様子を見て、「世界ってこうやって終わるんだな」と思ったことが懐かしい。とある研修を住み込みで受けた時も、食堂で隣の人と話していたら「そこ話すなぁ!」と監視のメガホンもったおじさんに言われ、同期と「そのうち囚人番号で呼ばれんじゃね?」と話していたりもした(同じようなセリフあって感動した)。

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    2026年08月11日
  • チョコレート・ピース

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    読み終えた瞬間、物語の断片が一つにつながるあの感覚に胸が震えました。
    「物語をさりげなく繋げていく」青山美智子さんならではの作風に、改めて魅了された気がします。

    そして、登場人物たちのそばに寄り添うチョコレートの存在が、まるで読み手である自分の心にも優しく触れてくれるようで……。
    不安や心配事を抱えていても、「きっと私は大丈夫」とそっと背中を押してくれる温かさがありました。

    読み終わったあとも余韻が続く、心をほぐしてくれる一冊でした。

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    2026年08月11日
  • ペンション・ワケアッテ

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    初めて読む作家さんだったけどものすごく好印象!
    主人公のご夫婦がとにかく素敵。
    と言うか、旦那さんのキャラが可愛くてイイ。
    1日ひとり(1組?)しか泊まれないペンション。
    暗い顔をして訳アリで訪れた人たちが帰る時はみんな笑顔で帰る。
    ラストにみんなの後日談が語られるのも好きな構成。
    ぜひとも続編が読みたいです。
    他の著書も予約しました。

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    2026年08月11日
  • 禁忌の子

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    人物描写もわかりやすくてのめり込んでしまえたし、展開もすごくよかった。
    題名の意味も途中からそーいうことね!となれた。
    一気読みでした。

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    2026年08月11日