ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ハウスメイド

    Posted by ブクログ

    感情の起伏が激しい雇人、そのイケメンの旦那、性悪な女の子という、とんでもない家で働くことになったハウスメイドのお話です。最初のページから、面白そうな匂いがしました!先行きがどうなるか不安な一方、早く知りたいというこのジレンマ。このハウスメイドは、前科持ち。何をやったのかが、なかなか明かされないので、それも気になる点でした。しかし、それ以上にストーリーが進むにつれて高まる緊張感。何となく予測はつく展開であるものの、第2部以降は、休む間もなく読まされました。続編もあるので、読みたいです!

    0
    2026年04月12日
  • うさぎ玉ほろほろ

    Posted by ブクログ

    第1話 江戸で南星屋という和菓子屋を営む治兵衛。雲平という雇人を雇っていて、娘のお永、孫のお君も手伝っている。鹿蔵という参勤交代についていって諸国を巡っている鹿蔵が情報収集をしてくれて、地方のお菓子を作っている。家事が起こって、鹿蔵に手紙を託された。牛込の弟のところに逃げる。

    第2話 毎年3/2は一家揃って蓬摘みに出かける。お雛様の菱餅に使うためだ。菱餅は縁起物なので売れ行きがいい。そのためみんなで朝から晩まで餅を撞き拵える。注文を頼まれていたお崎ちゃんが取りに来ないので、心配してお君が持っていくとお母さんと喧嘩していた。

    第3話 お君に菓子屋さんの唐木屋さんから縁談がある。しかしそれは今

    0
    2026年04月12日
  • 夜のピクニック

    Posted by ブクログ

    ウォーキングってお喋りしたり考え事したりで内向的になる。他人の取り留めのない思考を見せて貰えるの楽しい。

    甲田貴子と西脇融の感情

    0
    2026年04月12日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ

    朝井リョウさんの作品が好きで、何作品か読んだ後に勧められこの本を手に取った。めちゃくちゃ面白いエッセイ、という前評判はあったが人って文字列だけでこんなにも笑えるのかと。人目のあるところで何気なく開いた途端に笑い出してしまい、この本を読んでいるときのわたしは総じて周りの人間からしたら頭のおかしい人間だったかもしれない。肛門をたいせつにしよう、と心の底から思えるエッセイでした。

    0
    2026年04月12日
  • 楽園のカンヴァス

    Posted by ブクログ

    近代絵画の真贋をめぐって、時代が行き来する展開が面白い。アンリ・ルソーの絵にそんなに深い物語が隠されていたのか。と考えさせられると同時に原田マハさんの秀逸な人間描写が心を打った。最後に繋がるキャピタルもなるほどというスッキリ感があって気持ちが晴れる作品だった。

    0
    2026年04月12日
  • 変な絵

    Posted by ブクログ

    小説は苦手で少しずつ読めるようになりたい。

    と思って動画で好きだった雨穴さんの本を買ったわけだが、全く苦がなく没頭して読めた。めちゃくちゃ面白かった。他のも読みます。

    0
    2026年04月12日
  • 冬の鷹

    Posted by ブクログ

     初めてオランダ書を目にして以来、オランダ語に強い関心を抱いた前野良沢は大通詞の西善三郎が江戸に来ていることを知り、会いに行くが、オランダ語の習得は難しく時間の無駄でしかない、と伝えられる。その後、青木昆陽に師事した良沢だったが、大通詞の吉雄幸左衛門からもオランダ語を理解することが厳しい旨を伝えられて消沈する。江戸でオランダ語を学ぶことに限界を感じた良沢は長崎でオランダ語を学ぶことになり……。

     ということで本書は、オランダの解剖書『ターヘル・アナトミア』の翻訳という一大プロジェクトに共に挑みながらも、性格の違い、考え方の違いが対照的であったために、名声を得ていく杉田玄白と得られるはずだった

    0
    2026年04月12日
  • サクラ咲く

    Posted by ブクログ

    中学と高校を舞台にしたSF(少し不思議)も入った青春短編小説が3作
    忘れかけていたあの頃の気持ちを思い出すような温かい気持ちになれる作品達に作中の人物達の今後も見守りたいという気持ちになる
    現役の中学生や高校生に読んでもらいたい
    そしてその親となった大人にも読んで思い出してもらいたい
    素敵な作品でした

    0
    2026年04月12日
  • 方舟

    Posted by ブクログ

    ラストの鳥肌が凄かった。言葉を選ばずに言うと後味悪いラストですが、1本の映画を見たような満足感がありました。

    0
    2026年04月12日
  • Q&A

    Posted by ブクログ

    集団行動から災害が起きるというのは今に始まった話ではないけども、こうやってドロドロした所を含めて深掘りしていくのは実に楽しいではないか。怪しげな陰謀論も大元を辿ればシンプルでツマラン動機だったり、まぁそんなものよね。その他の宗教団体その他、ネタはあるあるだけど、描写がステキ。そうかもね、って思っちゃう。
    マジになってみると、いみじくも登場人物が言っていたように原因などはどうでも良いのではないか。このレベルのレアイベントならその後にリスクマネジメントができてれば良いんかなぁと。

    0
    2026年04月12日
  • いつも旅のなか

    Posted by ブクログ

    旅もエッセイも好きで読み始めた本作、通常の旅エッセイとは違う角田さん独特の少し俯瞰した視点がとても良いです。
    ロシア、キューバ、ミャンマー、今では行くことが難しい国も、当時のエッセイの中には確かにそこにあって、良くも悪くもそれぞれの国らしさを全身で感じている。
    こんな風にそれぞれの国の生々しい部分まで入っていくような旅は私にはできないけれど、文章の力で旅のなかに連れて行ってもらって、憧れて、恋焦がれるような気持ちのまま帰ってきました。

    0
    2026年04月12日
  • 朝が来る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    もっと続きが読みたい。

    残り少なくなるページを捲るたびに心許ない気持ちになり大切読もうと思うが、それより早く救いが欲しい気持ちが勝りどんどん読め進めてしまう。

    そして終わってしまった。

    このあと「広島のおかあちゃん」はこれまで誰にも聞いてもらえなかった妊娠中の想いをきっと誰よりも親身になって聞いてもらえるんだろう。
    「朝斗のおかあさん」はあの日から今日までの朝斗の話をたくさんするんだろう。
    朝斗はホールケーキでお祝いしてもらった誕生日のエピソードを話すかもしれない。
    「広島のおかあちゃん」はそれを聞いてちょっと寂しいような気持ちになるんだろうけどそれと同時に「この人たちが朝斗の父母でよか

    0
    2026年04月12日
  • 漢方小説

    Posted by ブクログ

    主人公のみのりは原因不明の不調に苦しんでいた。
    医療者からすると「不定愁訴」という言葉で片付けられてしまうけど、本人にしか分からない苦しさがある。
    時には死ぬかもしれないとまで思うような不調を抱えて、病院を転々とするが理解してもらえない。
    そしてようやく辿り着いた「東洋医学」。
    みのりの苦しさを理解して、治療してくれる医師が見つかって本当によかった。
    みのりの治療過程で自分自身も癒やされていく。

    0
    2026年04月12日
  • 犯人に告ぐ : 4 暗幕の裂け目

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    劇場型捜査「犯人に告ぐ」のラスト?

    前作から黒幕として名前があがったワイズマン。ワイズマンの正体をすっきりと白日のもとにさらして、センセーショナルなエンディング!とはならず・・・地道な捜査の末、ワイズマンに手を伸ばせそうになって、さぁ、これからというときに巻島は左遷人事。それでも、政治的な駆け引きも駆使してワイズマンを司法の手に引き渡す。ちょっと地味なエンディングになったけど、その分、リアリティを感じます。

    ワイズマンはリップマンを切ったことが最大の悪手だったね。リップマンと巻島の直接対面がほんとにあったらよかったのにと思う。

    これでシリーズ完結なんだろうか?また巻島の物語を読み(聴き)

    0
    2026年04月12日
  • ありか

    Posted by ブクログ

    今まで何百冊と小説を読んできたけど、自分の話かと思うほど共感したのは初めてかもしれない。私自身も母子家庭で育ち、20歳の母が一生懸命働いて育ててくれたけど、小説に出てくる母親との会話は、私自身全部私が母親に言われたことがあって、虐待せず育ててくれたことを感謝しなくてはいけない。いい娘でいなくてはいけない。贅沢をしてはいけない。我慢しなくてはいけない。その時に感じた気持ちや、母に気を使うことも、母に自分のペースを乱されるけど母自身は自分のペースを崩されるのを嫌がるのも全部一緒。全部全部共感できて、自分だけじゃなかったんだと救われた気持ちになったと同時に、もっと早く気づいていればどうなってたのかな

    0
    2026年04月12日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

    Posted by ブクログ

    読書好きの先輩に勧められた本で、かなり期待して読み進めましたが霊媒少女の翡翠ちゃんと推理小説家の先生が様々な事件を解決してくという、まるで物語の進展がないTV版コナンのような話で「これがミステリー大賞???」って困惑しながら読み進めましたが…







    これはミステリー大賞です!笑
    なるほどね!と
    ここいう展開なのね!と

    最後はあれ?読み手(私自身)に語りかけてる?と思わせるような錯覚もあり、新感覚なミステリー作品でした!

    0
    2026年04月12日
  • あなたの人生、片づけます

    Posted by ブクログ

    面白かった!生活と今の心情と周りの状況が重なっているんだなぁと感じました。自分の家の整理だけでなく年老いた両親との片付けのやりとり。。「もしかしたら使うでしょ、みんなが集まったら。。。」とこの会話にイラッときていましたが、両親の思いを理解し人生の整理が必要なんだと、とても考えさせられたお話でした。

    0
    2026年04月12日
  • 世界99 下

    Posted by ブクログ

    世界観が完成していて違和感なく読み進められた。

    自分が女性であるからか、共感できるものも多く、空子の生き方に似たものもあり、読んでいて面白かった。

    社会風刺のような感じで、今の世界に通ずるものがあると思えた。

    0
    2026年04月12日
  • 国宝 下 花道篇

    Posted by ブクログ

     極道と歌舞伎。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく物語の後編。(オーディブル)

     読み(聞き)終わった時に、歌舞伎に生きる二人の熱い人生を体感できたような満足感を味わうことができました。

     同時に、二人の人生の劇を観客の一人として、見届けることができた充足感もありました。

     自分とは全く違う人生を味わえるのが、読書の醍醐味の一つであることを再認識しました。

     また、二人を取り巻く多くの登場人物たちの思いや願い、嫉妬、挫折、再生なども丁寧に描かれ、それぞれの人間模様にも魅せられました。

     映像でも十分に「国宝」の魅力を味わうことができましたが、やはり原作なら

    0
    2026年04月12日
  • スピノザの診察室

    Posted by ブクログ

    その医師は、最期に希望の灯りをともす──。
     
     
    2024年本屋大賞第4位。第12回京都本大賞受賞。そして、映画化も決定している本作。
    最近は続編の『エピクロスの処方箋』が2026年本屋大賞第4位で話題となってますね。
    すっかり積読したままだったので、エピクロスを買う前に読まなきゃと思い読んでみました。

    読後、なんでこんな素晴らしい作品を積んだままだったんだと、心底後悔しました。

    夏川草介氏の作品は、医師として描く医療ドラマの中に、人間の内面にある柔らかいものや不確かなものを描き出すのが、ホントに上手な作家さんだなーと、改めて感じました。

    医療ドラマの皮を被った人間ドラマというか、『医

    0
    2026年04月12日