小説・文芸の高評価レビュー
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おじいちゃんが営む喫茶店、カスミ。白と茶色の角砂糖はレトロ感があって可愛くて。おばあちゃんとの想い出が詰まった素敵なお店。行ってみたいなと思いました。私も柚子ソーダに絶対アイスクリームをのせたいです!笑
夢を追うことから逃げて、色褪せた世界で過ごしていた夕映に、おじいちゃんの居る空間は温かくてとにかく優しい。夕映には唯一安心出来る場所なんですよね。おじいちゃんの優しさ、孫への愛情がひしひしと伝わりました。
傷は思ったよりも深くて、誰にも抉られないように下を向いて。ほんとうは今でもバスケが大好きなはずなのに。そんな気持ちを察することのできる直哉の行動力はかっこいいなと感じました。
夕映の頭を撫で -
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貧富の差がテーマとのことだったが、子どもたちが仲良しで偏見がないので、私はそれほどは感じなかった。それよりも、アントンが何でもできること、勇気ある子どもなことが強調されていたように思う。お金を数えて生活の算段をするところ、卵やじゃがいものお料理をするところは、私が子どもだったら、外せない場面だと思う。
点子ちゃんは友達思いで賢くかわいい、アントンも勇気ある少年。子どもはクレッパーバインを除くと良い子です。しかし、ケストナーが子どもを純粋な良い子とくくらないところが良いです。「人間の顔をした動物にもおとるやつは、子どもの中にもいる」と「立ち止まって考えたこと」の中で、ばっさり切り捨てている。 -
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少し前に読んだ、ビジョナリーカンパニー2では、スティーブジョブズのようなカリスマ性のありすぎるトップのいる企業は、大きな飛躍を遂げ、継続させるGreatな企業にはなれないというようなことが書かれていたが、彼はアップルを辞めさせられた後、ものすごく成長し、その後のアップルの飛躍に大きく貢献した。
その成長を知りたくてこの本を読んだ。
上巻はアップルを創業してから辞めさせられ、NeXT、ピクサーを起業し、NeXTでは手痛い失敗をして、失敗した経営者として世間から忘れられようとしていたところで、アップルへの復帰の話が出てきて、暫定CEOに就くまでが描かれている。 -
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ネタバレ【再読】
医者のシェパードはある日、名士ロジャー・アクロイドに呼び出された。そこでアクロイドは、村に住む未亡人のフェラーズ夫人に結婚を申し込んでいたことを打ち明けた。だが同時に、アクロイドは夫人から、実は夫人が夫を毒殺したのだということを打ち明けられていた。さらに、そのことを知った何者かに夫人が恐喝されていたことも知る。
そしてフェラーズ夫人は、そのことを苦に自殺してしまった。シェパードがこの話をアクロイドから聞いていた最中、死ぬ直前に夫人がアクロイドに宛てて出した手紙が届く。そこには恐喝者の名も書かれていたが、アクロイドは頑なにその名を言わず、シェパードは渋々屋敷を去ることに。
その夜、アク -
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読者諸賢におかれては、まずこの奇妙な経緯について語ることをお許しいただきたい。事の始まりは、私が人工知能とやらに「仰々しく、格式高い文体の小説を一つ教えてくれ」と問いかけたことにある。返ってきた答えこそ、この『夜は短し歩けよ乙女』なる一冊であった。後日、書店の片隅でこの書物と相見えた時、私はすでにその文体への興味を抑えられず、ページを開く運命にあったのである。
まず驚かされたのは——いや、驚かされたなどという生易しい言葉では足りぬ。一人称の小説でありながら、語り手が「読者諸賢におかれては」などと、こちらに直接語りかけてくるその構成である。これほど珍妙にして大胆な語りの形式を、私はかつて目にし -
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ネタバレあまりにも面白かった!
徹頭徹尾、火星でのサバイバル。
それ以外の政治的要素など、ほぼナシ。あっても、マーク・ワトニーを救うためのやりとり、のみ!
ロマンス、ほとんど、ナシ!添え物くらいだけど、人間味のスパイスで、楽しい!
突き詰め方がすごくて、これが処女作なのかあ…。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んで、ものすごく面白かったのでこちらも読んだんだけど、ワトニーの前向きさというかユーモアセンス凄まじくて、ずっと笑ってしまってた。同じように科学の力で一つ一つ解決してゆく希望の物語なんだけど、笑い事じゃない極限状態を、あまりにも笑い飛ばしていくので、ちょっと…大丈夫?ってくらい笑
ワトニ -
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素晴らしすぎた。何もかも。
こんなにも溺れていたいと思える作品を生み出してくれた原田先生に感謝したい。大好きだわー。
大正時代のお話。言葉の訛りや、時代ならではの言葉で綴られる文章に若干構えながら読み進めるも、文章から読み手に伝わる力と構成力が凄すぎて、直ぐに慣れてしまい飲み込まれていきました。終始、主人公すてらの感情に寄り添いながら読み進め、喜びや哀しみを共に味わい、微笑ましかったり、ドキドキしたり、泣いたりと、とても充実した読書をさせていただきました。
また、この小説は作者の良さがふんだんに味わえる作品で、「小説を書くということ」「絵の素晴らしさ」を芸術という一つの括りとして、紡いでいく流 -
Posted by ブクログ
一筋縄ではいかない、気高い人と愛のお話。移民の歴史とか、政策とか、戦争とか、文化とか、色んなことに思いを馳せまくること間違いなし。
水村美苗の本を読むときは、読み手のこちらが、登場人物あるいは作家に品定めされているような緊張感と居心地の悪さを感じてしまう。人品卑しいかた、お断りいたします、と暗に言われているような。皆さまのお眼鏡にはかなわないような人間ですし、暮らし方をしていますが、読ませていただいています、的な卑屈さが、心にチラチラよぎってしまうのは、私だけだろうか。
なんというか、物語世界の美しさや気高さの純度が高いのだ。さらに西洋人目線という設定で、日本が捨ててきたものへの辛辣な眼差しが
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