小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ゲド戦記の第二巻。アチュアンの墓所を守る大巫女として育てられた少女アルハは、世界に調和をもたらすエレス・アクベの腕環の片割れを求めて墓所を訪れた青年ゲドに出会う。
ファンタジーの名作だけにゆっくり読みたかったけど、面白すぎて後半は一気に読んでしまった。著者は親の影響もあって文化人類学に詳しいこともあり、世界観や舞台の設定が細かく具体的で物語の土台がとにかくしっかりしている。人生における光と闇をファンタジーに落とし込んでいるのだが、混ぜ合わせ方がとにかく巧みで説明しなくても何が起きているのか感覚的に伝わってくる。ル=グウィンこそ魔法使いではないだろうか。
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Posted by ブクログ
ネタバレ”幸せの半分こは相手に多い方を、不幸の半分こは相手に少ない方を“
暁にとっての星子にとっての暁星とは何か、誰だったのか、二つの物語が一つになる時真実が少しずつ見えてきます。
暁闇は真実ではあるが、起こったこと全てが綴られているわけではない。
某番組で湊かなえ先生は「手記とは伝えたいところだけを切り取って読者に投げること、その間に隠されていることがあるかもしれないと疑わないといけない」と述べていました。
全てを読み終えたあとその意味が理解できたように思います。
暁は星子の輝きが消えないようにそれだけを願い「半分こ」してくれたのだと感じました。
そして暁闇、金星そのものが「半分こ」なのだと。
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Posted by ブクログ
ネタバレまた一つ名作を読み終えてしまった。
80分しか残らない記憶って寂しいけど
時間は連続してる訳で
例えば野球を見始めて90分経ったら
見始めた時のことは思い出せなくても
10分経った頃のことは覚えてるのでは?とか
なんか素朴な疑問もあったりしたけど
まあそこは置いといて
数学の話は難しいところもあったけど
数字を愛でる博士ごと数も愛する主人公が素敵だった
あんなにキラキラ輝いた数字を感じたのは初めてだった
博士が身近にいたら、そら数学好きになるわな
私もなったかな なーんて
いつまで経っても新しく家政婦の主人公と息子は覚えてもらえないけど
連続した時間は確かにそこにあって
博士が覚えてなく -
Posted by ブクログ
主人公から見える世界の移り変わり、どんどん明らかになっていく新事実がすごく面白かった。続きが気になってどんどん読み進めた。
帰路イギリスが近づくにつれだんだん元の主人公に戻っていく様子もひしひしと伝わってきた。
結末の主人公の選択は少し残念だったけど、自分探しの旅⭐︎反省して家族にも謝って許してもらえてハッピーエンド⭐︎というのも拍子抜けなのでこの結末が物語としては一番余韻があって好きだと思った。
以下雑メモ
・ロドリーもロドリーでまるで聖人のように描かれているけど(ジョーンから見てそうならまぁいいんですが…)ジョーンに悪者役押し付けて子供に良い顔して、自分で物事決められなかった責任も転嫁し -
Posted by ブクログ
優秀だからこそ「よい人」でありたいと思う人も多いが、
人の痛みへの共感は自分をも傷つけかねない。
頭を使い、心を込め、気を配り続ける事は、
脳神経系の「体力」を激しく消耗する。
肉体の過労はわかりやすいが、
頭や心の過労は見えにくい。
肉体は動きを止めれば休養できるが、
頭や心は職場を出てもすぐにスイッチを切れない。
『傷を愛せるか』 / 宮地尚子
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トラウマ研究の第一人者、宮地尚子さんのエッセイ。
恋人が記念日にプレゼントしてくれた大切な本。
傷の大きさはそれぞれだけど、みんな心に傷を負って生きてる。
いつか血が止まり、かさぶたになって、痛みはなくなっても、
傷あとはずっ