ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 憑き裂れ 現代怪談アンソロジー

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    よかった怪談。
    みずのこ。プールに誰もいないってあきらかに異界。
    ふたりの小太郎。最初から犬だったのかそうでないのか、これもズレた世界??
    父が見た何か。母じゃないモノ。
    否定せよ。空耳呪言も好みだったけどこちらを。虫のはなしは怖い。
    悪魔。父の存在が祖父に上書きされる。
    ガードレール写真展。写真は結局1枚きり?
    ハタキではたく男。見えるから祓ってくれていたひとに敬意を。
    髪を切る女。髪の毛は念がこもるって聞くし。
    無人駅にて。生肉とかはやっぱ怖い。
    憑き書き。柴崎友香さんの小説みたいでめちゃくちゃ好きだった。

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    2026年10月05日
  • [白川静の絵本] 風の道

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    白川静さんの小学生向けの漢字辞典を持っている。
    漢字の成り立ちを紐解く、わかりやすい本だった。

    この本は、金子さんのイラストで、
    とても不思議な、ちょっと恐ろしい、大人の絵本になっている。

    古代の神に対する畏れ、人々の暮らしぶりに触れることができる。

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    2026年10月05日
  • 君と時計と塔の雨 第二幕

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    シリーズ2作目
    1作目では解明できなかった謎が分かり始める
    分かり始めると同時にわからない謎が出てくる
    読み進める手が止まらない

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    2026年10月05日
  • 三体3 死神永生 下

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    プロローグ

    そこには、果てしない夜空と無数の星
    そして物語が始まって約700年余りの、いや、正確には1,890万年もの歳月が経っている
    今ここに壮大すぎるサーガが終焉を迎えようとしている

    再度夜空を見上げると、そっとため息をついた



    本章
    『三体Ⅲ 死神永生 下』★Super5
    本作は、SFという名の人間讃歌である

    特に雲 天 明と程心との愛の物語
    1,200頁超の約1,900万年後に辿り着く光景に、只々感嘆し、永遠の愛に咽び泣くのだ

    壮大なSFのロマンと愛のロマンスを体現できる
    ダブルマロンの一作
    (横濱ハーバー)かっ(._.)8v♪


    傑作と云いたい!!!





    エピローグ

    水戸行き“ときわ57号”にて本書を読み終えた

    程心が、16日間の光速旅行をしている間、地上では1,800万年超の時が経過していた!
    とてつもない悠久の時が過ぎていたのだ

    東京から水戸までの約120kmを約1時間半もかけて移動する8の何とも小さすぎるスケール感とのギャップがまことに笑えるのである!

    いつの日か、光速で移動出来る世の中が来るのだろうか!?

    そんな乗り物ができたら、貴方は何処に行きたいですか!?

    果てしない水戸の空を見上げながら、ふと思いを巡らせた!!!


                         完

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    2026年10月05日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    共感するエッセイじゃなくて、外では読んではいけない、ためにもならないただ頭を空っぽにして読める朝井リョウの生き様。
    ホールケーキの件とかサイン会の話とか面白い話で。単行本の発売から4年。またネタは溜まってそう。

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    2026年10月05日
  • 善人たち(新潮文庫)

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    やっぱり遠藤さんの作品は読みやすいです
    とはいえ戯曲作品は初めてだったので慣れるまで悪戦苦闘でした。。
    【善人たち】、【切支丹大名】
    信じるものに対しての裏切りや葛藤
    向き合い方など過去読んだ作品にも通じるところもあり再確認みたいな感じ
    【わたしが棄てた女】
    これはねえ。。ちょっといろいろ考えちゃう作品でした(汗)
    だからといって難しいことはなく、おばかさんを思いださせる作品で好きです

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    2026年10月05日
  • 白夜行

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    文体なんだろうか、この読みやすさ、読み進めやすさは。とにかく気になる。テレビのドラマやニュースだけの世界のような設定だが、人物に嘘がない。全員生きていて、苦しみも喜びも想像ができて納得できる。

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    2026年10月05日
  • ナチュラルボーンチキン

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    〇十年ぶりの金原ひとみ。
    おもしろい、読みやすい。
    句読点が極限まで少なくて、息継ぎをするのが難しく感じられる文体は〇十年経っても健在なんですね。だけれど、面白い。そして主人公と同じ40代として、人生の希望と気軽さをこの本から受け取りました。

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    2026年10月05日
  • 十戒

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    物語の臨場感と読後の衝撃がえげつない。前作を知り自然とメタ的に読んでいたのに綺麗に何度も騙された。そうとしか考えられない仮説が何度も出てきては否定される、それら全てが伏線になった最後の真相がこれまたひっくり返る。ラストスパート団体行動がドキドキして最高に楽しかった。

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    2026年10月05日
  • 方舟

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    圧巻の読書体験。展開だけでなく人物や行動の書き方全てが真相のためだけに動いているにも関わらず完全に意表をつかれた。想定し得ない展開とラストの締め方が好きすぎる。読者や登場人物が積み上げたのもを台無しにひっくり返される感覚がたまらない。早く忘れたい、そしたらまた読める。

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    2026年10月05日
  • エゴイスト

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    ネタバレ

    マイノリティの世界がとてもリアルに、繊細に描かれていた。現実はBLのように煌びやかなものではなく、こういったダークな面が多い世界であることがはっきりと描かれていて、エゴイストの世界に没入することができた。
    マイノリティの世界では、パートナーになかなか出会えないからこその、主人公の依存、執着さにも共感できた。

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    2026年10月05日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    めーーーーーーっちゃ良かった
    わたしの2025ベストオブは早見和真はんの『アルプス席の母』なのだけど、今年のこちらもよかった〜〜
    早見先生は『アルプス席の母』しか読んだことなくて他の作品も読もうとこの作品を読んで思った。
    それにしても私が小5,小6の時よりも遥かに大人なのは東京の子だからなのか時代なのか…


    まーーじでお父さん良い人で賢くて本当に素敵だった。もし娘が中学受験することになったら全力で応援したい。
    十和も含めお友だちも妹もみんなかわいい。
    一生懸命頑張る姿が素敵だった。

    本当におめでとう。

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    2026年10月05日
  • 宿命の子 下 安倍晋三政権クロニクル

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    下巻の章題は順にプーチン、習近平、トランプ・タワー、金正恩、アメリカ・ファースト、自由で開かれたインド太平洋、G7vs.ユーラシア、天皇退位と改元、官邸支配と政権危機、パンデミックと退陣、戦後終章、エピローグ。

    トピック毎の経緯が書かれた上巻に比べ、下巻は章題のとおりテーマに沿ってまとめられている印象。

    戦後終章とあとがきには、筆者から見た安倍政権または安倍晋三その人に対する考えが集約されている。
    ここに連ねられた安倍政権の業績はに、憲政史上最長の長期政権であったこともあるが、総理総裁になること自体を最終目標とした数多の首相と異なり、首相としての目標と指針を明確に持ち、満を持して登壇した者の凄みを感じる。

    ロシア、北朝鮮に対しては、米国との関係もあり、期待したほどの成果を上げられず、むしろアプローチを誤った可能性もあるが、中国の習近平も含めて国や指導者の特質が露わになったのは、長い目で見れば国の針路を定めやすくなったともいえる。

    安倍氏への弔辞により構成されたエピローグ。
    麻生、菅、昭恵夫人の弔辞に加え、今井秘書官のエピソードが胸を打つ。

    10年に亘るという膨大なインタビューや資料を元に書かれた本書は、各国首脳の人となりややり取りの裏にある機微に触れ、あたかも歴史の現場に立ち会ったかのような臨場感を与える貴重な資料となっている。

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    2026年10月05日
  • 愛しさに気づかぬうちに

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    もしもう一度亡くなった大切な人に会えるとしたら、何か感動的な言葉をかけたいと思うけど、実際会ったら言葉に詰まって何も言えなくなるかもしれない。登場人物も迷いながらも過去や未来に移動した。うまくいくか分からない。それでもその時思った選択をしていくしかない。

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    2026年10月05日
  • 多類婚姻譚

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    あ~、この年代では、トップクラスに好きだな、凪良ゆうさん。
    今回も期待を裏切らず。

    38才にして、大手食品会社の課長に昇進した女性の結婚譚から
    つながる連関小説集。
    (ちなみに彼女の母親は、私と同世代だね。
    言っていることがよくわかる!)
    派遣社員、27才女性の章が辛くて辛くて・・・
    読み進めていくと、以前出てきた人物のその後が
    チラリと登場するのはうれしいな。

    昭和のオバさん的発想の持ち主なので、
    いつもグサグサ刺さるのだが、
    今回は、そうでもなかったのは、私が鈍くなったのか、
    それとも向上したのか?
    いろいろな見方があって、それによって光も影もできる。
    いろいろ言われるのは仕方が無いけれど、
    自分のすべきことを真摯のに取り組むしかない。
    きっと、手を差し伸べてくれる人も必ずいる。
    (小説の中だけでなく、そう信じたい)
    大切なのは、いろいろな人がいて、自分の価値観を押しつけるだけでは
    どうにもならないということ、認めること。
    (受け入れるかはまた別)

    そうそう、佐々木律くんの章は、結婚を考える男性に
    是非読んでもらいたいわ。
    あ、結婚を止めちゃうかも

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    2026年10月05日
  • 親父の納棺

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    コロナがあらゆるものを奪った。老いる親と会える残り僅かな時間さえ
    コロナが思いもよらぬものを持ってきた。死んだ父親と触れ合える時間を

    普通の葬式なら葬儀会社に任せて終わりだろう
    だが筆者は静かに流れる死後の時間を、父親に触れて、服を着せ、最期の時間を過ごすことを選ぶ。
    死後はプロフェッショナルに任せて、死体には触れるべからずと勝手に思っていた。しかし自分でしっかりとマッサージしたその手はあたたかかった。握った手のひらは小さい時に握ったおとうさんの手だった…。

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    2026年10月05日
  • ファイア・ドーム 下

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    下巻は衝撃の事実のあとに、更に驚くことが明かされた。本当に読めば読むほどのめり込んでしまう作品だった。

    人の本質を表現する面でも、怖いほど鋭く書かれていた。スノー・ドームがファイア・ドームに変わったときの怖さが本当にうまく表現されていた。

    子ども達の笑顔は大切に守りたい。その事も痛切に感じた。

    「失ったものと、得たもの。」の大きさを、しっかりと感じることができる作品だった。

    これからは少しでも穏やかなスノー・ドームのような日々が続きますように。




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    2026年10月05日
  • 十戒

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    これはすごい作品...!!
    方舟と同じで始まりや設定がなんか薄っぺらいなぁという感じはしていたが、後半から引き込まれるように読んでしまい、本編の終わりで愕然...!!

    そして解説の終わりでさらに感動!!方舟とそんな共通点があったとは...。

    2週目も読みたい作品でした!

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    2026年10月05日
  • 容疑者Xの献身

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    ★4.6
    東野圭吾の作品を読み始める一つ目のタイトルにこの作品を選んだ。
    この作品は映画版ですでに観ていたので、原作小説を読むつもりは無かった。
    結末を知ってしまっているため、読んだところで充分な感動は味わえないと思ったから。

    しかし今後、東野圭吾作品を読んでいくにあたって、この作品は読んでおかないといけないような気がし、読む事にした。

    結果、読んで本当に良かった。
    大筋の内容と結末は映画と同じものだったが、初見で映画で観た時以上に心を締め付けられ、揺さぶられ、自分でも驚くほど感動した。本当に読んで良かった。
    献身…過ぎる…泣

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    2026年10月05日
  • 方舟

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    ★4.6
    すごく面白かった。
    まずとても読みやすく、経験した事の無い特殊な状況下にも関わらず、その時々の登場人物の心理描写が、筆者の記す表現によって、とても想像しやすかった為に非常に没入感があった。

    設定上、徐々に迫り来るタイムリミットにドキドキもしたし、ページを捲る手が止まらない展開にゾクゾクもしたし、
    何より辿り着いた真実に心底ゾッ…とし鳥肌がたった。。。

    読後何とも言えない余韻が残り、少しの間
    軽く放心状態になった笑

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    2026年10月05日