ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • この気持ちもいつか忘れる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    忘れたい記憶ほど忘れられない。傷は深いほど跡となる。それもまた、その人の記憶であり記録となる。

    言葉として表せない関係。2人だけの空間を想像しながら読むのが、私にとっては醍醐味でした。

    0
    2026年04月12日
  • 楽園のカンヴァス

    Posted by ブクログ

    自分では絶対選ばない本、先輩の薦め、センキュー

    美術全然わからんので、絵見てもこれが好き、嫌い、理由はない、みたいな幼稚な見方しかできないのだが、、、知識を持つことで豊かな見方を獲得できると思うと勉強したくなる
    (が、しない)

    0
    2026年04月12日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『船みたいな形の雲が、ぽっかりとひとつだけ浮かんでいた。まるで神様がしまい忘れたみたいだった。』

    この言葉の言い回しが一番記憶に残りました。
    青空という大海に浮かぶ船は、さぞ気持ちの良い旅路となるだろう。

    大切な何かが欠けていてもいい、それが私という一人の人間であるとそう思えます。

    0
    2026年04月12日
  • ポルトガル限界集落日記

    Posted by ブクログ

    場所を限定せずに働けるスキルって素敵だなと思う本。田舎の不便さ、というより生活を仕事にしないと生きていくのが難しいだろうなと思う山奥で暮らせるのは羨ましいわ。生活の仕事が多すぎて、お金稼ぐ暇ない、みたいな。楽しそうだ!ここに出てた青池保子の「アルカサル 王城」を早速読もう90

    0
    2026年04月12日
  • 汝、星のごとく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いやー、凪良ゆう、面白い。
    元々『流浪の月』しか読んだことがなく、この作家が自分に合うのか確認したくて読んでみたが、大丈夫そうだ。

    主人公2人は、2人とも毒親もちでヤングケアラー。互いの傷をなめ合い、肩を寄せ合って雨風を凌いでいく過程が丁寧だったがゆえに、少しずつ歯車が噛み合わなくなっていく様は、読んでいて胸が痛かった。最終的にはあるべきところにおさまって良かったが、私には閉塞的な島や田舎の生活は無理そうだとも思った。

    0
    2026年04月12日
  • 告白

    Posted by ブクログ

    名作!
    一気に読める上に登場人物の取り巻く描写など、無駄なところは一つもなく、個人的に完璧だと思いました。

    湊かなえ おそるべし。5.0

    0
    2026年04月12日
  • 何者

    Posted by ブクログ

    人間の心理が繊細に描写されていて、特に後半は引き込まれた。

    自分は人と違うと言わんばかりに捻くれた発言をする男、教科書通りのエリート路線な意識高い系女、それを俯瞰的に見ながら嘲笑う男。

    物事の表面しか見えていない時は、読者も主人公と同じ視点で登場人物を見下し馬鹿にしながら読み進めるも、その人物の本心を知るにつれてまた見方が変わったり、俯瞰的だと思っていた主人公が、実は同じように他人を見下しているだけで実は就職浪人をしている何者でもない人物だったり。
    コロコロと登場人物への印象が変わるような構成になっており、人間の心理が繊細に描かれていて共感できる。

    特に、友達の内定を喜ぶふりをしながら、

    0
    2026年04月12日
  • 危険球

    Posted by ブクログ

    読みやすかった。
    京都を舞台とした高校球児の話。
    大人も子供も成長する。
    キャッチボールしたくなりました。

    0
    2026年04月12日
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

    Posted by ブクログ

    それぞれの章でいろいろなものの起源について説明してくれてるのも良かったし世相を反映した内容が盛り込まれているのも良かった。続きが楽しみです。

    芸術や文化、世界の遺産を維持すること、所有・管理の難しさにちょっと考えさせられ、それらをただ享受する身として何かできないものかなどとも考えさせられました。

    0
    2026年04月12日
  • 不便なコンビニ2

    Posted by ブクログ

    1に続くヒューマンドラマ。独孤氏に代わってクンベ氏が主役(?)。観劇のシーンではホロリとさせられる。1から読むのが望ましいが2から読んでも大丈夫かな。

    0
    2026年04月12日
  • また、同じ夢を見ていた

    Posted by ブクログ

    本をよく読むかしこい小学生の女の子が、国語の授業で幸せについて考えるという課題を出されます。
    彼女のクラスには友達がいませんが、ひとみ先生というとても素敵な担任の先生がいます。
    また、学校の外には、高校性の南さん、大人の女性のアバズレさん、そして坂の上に暮らすおばあちゃん、そしてしっぽのちぎれた黒猫という友達がいます。
    友達ではないけれども、隣の席の桐生くん、そしてかしこくて本をよく読む荻原くんとは、ときどき言葉を交わしたりもします。

    まっすぐで、強くて、自分のことをかしこいと考えている女の子が、ちょっぴり風変りな友達と一緒に、幸せとは何かを考える物語。
    主人公のひたむきさや、義憤のから回っ

    0
    2026年04月12日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

    Posted by ブクログ

    これまでの三作とは違って、女性活躍の前から店長になったいつきが主人公。いくつになっても考え方次第で変われるんだと思った。自分も常夜灯に行った気になって心が温まった。

    0
    2026年04月12日
  • ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験

    Posted by ブクログ

    はじめに

    第1章 選び抜かれた10人の〝プロフェッショナル〟たち
    第2章 〝極限のストレス〟に耐える力
    第3章 〝危機〟を乗り越える力
    第4章 NASAで試される覚悟
    第5章 宇宙飛行士はこうして選ばれた

    おわりに

    0
    2026年04月12日
  • ヨルダンの本屋に住んでみた

    Posted by ブクログ

    自分もヨルダンで生活をしているような気分が味わえて、とても面白かった!
    本屋の素晴らしい仲間との出会い、異国で暮らすことの戸惑い、苦労までもが著者の目線でユーモアたっぷりの表現で書かれており、楽しく読めた。自分もヨルダンの生活を擬似体験している感覚になった。
    最後の親友ラウラとの砂漠旅行の話はラウラの温かい人柄が伝わってきて、この本を読めてよかったと感じた。

    0
    2026年04月12日
  • 天使のラストメッセージ 新装版

    Posted by ブクログ

    元看護師が患者たちの最期までのわずかな瞬間を見届けた一冊。その「天使」たちの旅立ちは静かに、ときに強く感情を揺さぶる。いつか自分が往くときにはきっとこの作品を思いだすだろう。

    0
    2026年04月12日
  • 藍色時刻の君たちは

    Posted by ブクログ

    すごい作品に出逢った。
    震災から15年のこの時期に読めて良かった。
    ヤングケアラーについても、
    東日本大震災についても、
    パニック症などの精神病についても、
    リアルに、でも分かりやすく描かれている。
    あとがきまで含めると全346ページ、1ページに上下2段なのでなかなかの長編だけど、ゆっくりじっくり関われた事、正解だったと思った。
    これから付箋した箇所や気になった言葉などを「読書ノート」に拾っていこうと思う。

    とにかく、あの東日本大震災を経験した者として、そして、子を持つ一人の親として、沢山心を震わせていただけた作品。

    おまけ
    看護師という職業と「ほまれ」というお名前で勝手に著者は女性と思っ

    0
    2026年04月12日
  • 晩年

    Posted by ブクログ


    _その際、ここにいう〈嘘〉が、実は小説のつむぐ、創作のメタファーでもあるという事実は重要だ。"事実"を告白するのではなく、小説家として〈荒唐無稽〉な〈嘘〉をもって世に戦いを挑み、矢折れ、刀尽き、なおかつ最後まで去勢を張り続けるダンディズムにこそ、『晩年』の真骨頂があるのである。


    作中に多くの自己言及的な嘘を忍ばせ、読者に"直接的に"、"メタに"語りかける。それが創作の"真実"のあり方になる。

    0
    2026年04月12日
  • アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生

    Posted by ブクログ

    箱根駅伝や高校駅伝あるいは実業団駅伝で日本のチームに属して走るケニア出身のランナーたち。彼らはなぜ日本に来て、走る様になったのかまた、その後の人生はどうなっているのか?この本は何度もケニアに足を運び、有名ランナーを輩出しながらその存在が長らくベールに包まれていたガル高校を突き止め、またケニア人ランナーの日本輸出の黎明期に尽力した2名をとりあげ、また留学生ランナーを受け入れる日本側の事情などについても取材して書かれている。
     画面越しにしかわからなかったケニア人ランナーの思いや生活が窺い知れる良書だった。ネットニュースとは対局の長年の取材と信念と経費の賜物である。
    ケニア人ランナーにとってモラル

    0
    2026年04月12日
  • あやかしたち

    Posted by ブクログ

    長崎屋が遠くの妖達の間でも噂になっている。
    妖がのんびり暮らせる場所として憧れの場所だそうだ。今長崎屋にいるあやかしを押し退けて自分たちが長崎屋に住みたいと、押しかけてきた。
    勝負をしろ!などと穏やかでない。
    最強の兄やたち、悪夢を食べる噺家の場久、貧乏神に猫又天狗河童、そしてきゅわきゅわーと家を鳴らす小鬼の鳴家たち。
    勝負で押し退けてもその場は本人?たちの居場所になるわけではない。居場所を落ち着けたい気持ちは妖にもあるのだなあ、などと思った。
    自分の特技やら何かとやれることをやって、誰かの役に立てるところで落ち着きたいのはみんな一緒。
    最後の一編、若だんなは何不自由なく周りから大事にされてい

    0
    2026年04月12日
  • ハウスメイド

    Posted by ブクログ

    感情の起伏が激しい雇人、そのイケメンの旦那、性悪な女の子という、とんでもない家で働くことになったハウスメイドのお話です。最初のページから、面白そうな匂いがしました!先行きがどうなるか不安な一方、早く知りたいというこのジレンマ。このハウスメイドは、前科持ち。何をやったのかが、なかなか明かされないので、それも気になる点でした。しかし、それ以上にストーリーが進むにつれて高まる緊張感。何となく予測はつく展開であるものの、第2部以降は、休む間もなく読まされました。続編もあるので、読みたいです!

    0
    2026年04月12日