小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
・p.218 「どうして、いつの日も、友情は恋愛より軽いものだというふうに扱われるのだろうか。何人と付き合ったか、が話題になることはあっても、何人の友達がいるか、そのうちの何人から真に心を開かれ、わかり合えているかが語られることはない。恋はいつ終わるとも知れない軽いものなのに、長く、ずっと続く友情の方は、話題になることが、ない。」
・恋愛と友情は何が違うのかとずっと考えていた時があった。どちらにも「好き」という感情があって、「大切な存在」でもある。でもなぜか、世間では恋愛の方に重きが置かれていて、恋愛が優先され、友情が軽視される傾向がしばしあるし、それが当然であるかのように認識もされている。 -
Posted by ブクログ
この小説の根本となるSF要素が二つある。
まずは人間は死後、冷凍保存の安息所に預けられて「半生者」になり、遺族と脳波と交流できるようになっている。半生者の脳波が消えた時が完全な死になる。
もう一つは、超能力者たち(未来予測者、心を読む)が公に存在していること。企業が超能力者を雇ってライバル会社との競争に使ったりする。そしてそんな超能力に反作用を及ぼす反能力者である「不活性者」もいる。
ジョー・チップは、超能力者たちから企業や人々を守る(個人情報を守るとか、ライバル企業の超能力を無力化するとか)会社の技師だ。ある時社長のグレン・ランシターは、月を舞台にした大きな仕事の依頼を受けて、11人の不活 -
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ネタバレとりあえず『書記バートルビー』のみ。
読後しばらく「そうしない方がいいと思います」が頭のなかでずっとリフレインすることになる……
前評判で「元気のないときに読まない方がいい」と聞いていたので、起床したての時間に読んだ。夕飯の薬味を刻みながら呆然と考えていたとりとめのない感想を書いてみたい。
バートルビーは、百語につき4セントの写字の仕事をするために語り手の弁護士「私」に雇われている。
歩合制なのだから、それ以外はバートルビーの本来の仕事ではない。
だから「私」が仕事が急を要する時に文書の照合を手伝わせようとしたときに、バートルビーが「そうしないほうがいいと思います」といって断るのは、そこまで -
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ネタバレクリスティのミス・マープルシリーズ七作目。この作品から折り返しの後半戦。
マギリカディは、並走する列車の窓から殺人を目撃する。警察に言っても信用されず、また死体も見つからない。友人のマープルに相談すると、ある一族の土地が浮かび上がり…
勝手にトラベルミステリだと思っていたら、まさかの館ものだった。更にアリバイものだと思っていたら、死体消失ものだった笑。認識誤りに気づき驚いたが、ストーリー展開も非常に良かった。
死体消失の謎と、殺した方はもちろん、殺された方は誰だったのか、この謎の設定が魅力的。
ラストが少々強引なので、そこだけは気になったが良作。あと、関係者に次々と言い寄られるスーパーメ