ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 掟上今日子の備忘録(単行本版)

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    巻き込まれ体質の主人公・隠館厄介と1日で記憶がリセットされ忘れてしまう忘却探偵・掟上今日子。
    今日子さんには、今日しかない。
    そんなキャッチコピーのミステリー。

    正直に言おう、読まず嫌いだった。
    表紙のイラストと過去にドラマ化しているという事実になんとなく忌避感があり、しばらく本棚で眠っていた作品。
    読んでみたらさすが西尾維新、ページをめくる手が止まらない。
    あっという間に第1話を読み切り、それ以降じっくりと時間をかけて最終話まで味わうことが出来た。

    まず、キャラクターの設定が良い。
    何故かいつも疑われる立場になってしまう厄介には自分の身を守るために探偵を呼ぶ必要がある。
    気密性の高い仕事

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    2026年04月12日
  • 君の顔では泣けない

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    ネタバレ

    おすすめ作品をお借りしたもの。
    映画化とかもされていて、表紙的にはよくある恋愛系の話?って思ってたけど、あらすじを聞いてびっくり。
    恋愛ファンタジーあるあるの「入れ替わり」が、なんと15年も続いている話!?
    彼らは15歳に入れ替わってるから、もう自分でいた時と、相手の体でいる時間が同じになって、もうどっがどっちの体か?っていう。
    あるあるファンタジーである「入れ替わり」が現実で起きたら、こうなるのか、とあまりにもリアリティがあり驚いた。
    しかも、入れ替わりの期限が設定されている訳でもないから、互いの身体でいることに困り感もありつつ、いつまでこれなの?という不安感もあるという。
    作中でも話してい

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    2026年04月12日
  • 変幻

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    変幻
    警察学校同期3人の深い絆がもたらす物語である。3人とも働く部署は異なるが、いずれも優秀な選ばれし若者である。同じ釜の飯を食い、数ヶ月の在校期間を共にしたものだけが感じとれる特殊な感情と能力を共感する、本当に兄弟以上の血を分けた者の絆を感じ取れる。殺人事件解決にも麻取の潜入捜査にも中心となって活躍できる身体体力と頭脳を兼ね備えた同期は羨ましい。面白かった。

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    2026年04月12日
  • 神の蝶、舞う果て

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    上橋菜穂子先生、幻の一作。
    P100
    「人を豊かに育むものは、神のみわざーー美しき光だ」
    「しかし、ときに、その光が、巡り巡って汚濁や生き物の死にもつながることもあるのだよ。ならば、逆のことーー闇が、光につながることも、あるのかもしれぬ」

    光と闇は表裏一体。

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    2026年04月12日
  • 鐘を鳴らす子供たち

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    戦後の時代、きっと今からは想像もできない大変な生活の中でも、子どもたちが新しい時代に期待しながら、目の前のことに夢中になって、でも打ちのめされながらも乗り越えていく、そういう少年時代の清々しさに、気持ちが揺さぶられた。

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    2026年04月12日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    京都大学を志望した理由の4割。(毎日が聖地巡礼!)
    太陽の塔や四畳半神話大系に比べて読みやすく、森見登美彦を初めて読む方にはうってつけな作品だと思う。
    現実と空想を巧妙にごっちゃにした「森見ワールド」に一度入り込めば、日々の生活が一層彩り豊かになること請け合い。少々古風に見える文体も、慣れてしまえば苦もなく読み進められた。
    奇妙な(というより心底阿呆な)登場人物たちのちょこまかとした活躍と言い回しの滑稽さが相まって、忘れられない読書体験になった。
    好きな一節は「恋に恋する男たちの、分けへだてない不気味さよ!」

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    2026年04月12日
  • 本屋のない人生なんて

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    「本が売れなくなった」と言われて久しいです。

    街の本屋も猛烈な勢いで消えていっているとも
    言われています。

    しかし一方では個性的な本屋を営んでいる人も
    少なからず存在します。

    「目利き」により、ベストセラー本に頼らない
    「良い本」を並べる店や、カフェを併設するなど
    本を中心に置いて、そこから広がるライフスタイル
    を売る店なども新たに生まれています。

    そんな独立系の個性的な本屋を訪れて、本屋と人生
    の関わりについて語られた内容を一冊にまとめた
    良質なノンフィクションです。

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    2026年04月12日
  • つぎは、ごめんね駅

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    『ごめんね』が口から出てこない。

    そんな時は是非この絵本を読んであげてくたざい。

    ✾つぎはごめんね駅
    ✾さく:齋藤孝・え:たかゆらすずな
    ✾SUNMARK

    何かがあって『ごめんね』って伝える場面。

    でも、『ごめんね』という言葉が口から出てこない。

    言えない。

    言いたくない。

    子どもたちのなかにはそんな気持ちがあるんだよね。

    そして大人は見守りつつ、どうしたらいいのかな?と悩んだりすることもあると思います。

    そんな時にどうぞこの絵本を読んであげてください。

    きっと、何かが変わっていくきっかけになると思います。

    ⇒⇒⇒

    小春とぺんたは仲良し。

    でもぺんたが小春のだいじなリ

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    2026年04月12日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    やっぱり好きです店長シリーズ!!
    伏線回収がスッキリするんです、、!
    店長と桃田さんの共通点にはそんなことあるかよ!って思いながらも笑い、問題。を読んでた身としては十和ちゃんの話がつながって、裏側が見れた気持ちに。
    最初はシリーズ1.2を思い出すのに苦労しますが、あーこんな感じだったかも!店長やっぱり飛んでんな〜と。もうさらばしちゃったから、続編はなしですかね。店長が書く作品読んでみたいです

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    2026年04月12日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    面白かった!
    なかなか「安心」という感じになかなかならず、それでも科学者と技術者が人種?を超えて協力し合う様は心が温まった。

    1回別れたあとの合流で、まっさきにお互いのことを心配し合える友情を育めたのは嬉しかった。
    なかなか想像がつかない姿形があったので映画の予告編を観たら、とてつもなく映画が観たくなった。

    思っていたラストとは違かったし、もっと賞賛されて欲しいとも思ったが、すごい幸せな終わり方だったと思った。

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    2026年04月12日
  • 【電子限定SSつき】ものがたり洋菓子店 月と私 ろくばんめの幸福

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    ネタバレ


    シリーズ6作目。
    いやまぁそりゃ甘い雰囲気なるよね、と予想していたら、あららら?
    でもそう思いきや「きゃー!」となったり。

    こじらせまくってる令二くんの登場多めだったんですが、私はおおらかな大人ではないので、正直な気持ち、「たいがいにせえよ?」(口悪い)って思っちゃいました。
    自分が苦しいことがひとを傷つける理由にはならない。
    身勝手な理由で傷つけられるほど理不尽なことはない、とどうしても考えてしまう。それがたとえ子供がしたことだとしても。


    そして、語部さんも結構グサグサ来ていたんですねぇ、と恋愛以外での人間らしい一面を見たなと感じました。

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    2026年04月12日
  • チーム解消を希望します!~特異事案捜査係の怪異事件簿~

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    蓮水先生のバディもの⟡.*
    妖×刑事×バディ、といういつもは変わったテイストのお話でしたが面白かったです!!
    1つずつお話が事件ごとに分かれていたので読みやすかったですし、問題児だけどめちゃくちゃ強い怜くんと真面目お人好しな闇を抱えた絢斗くんの仲がすこーしずつ縮まっていく様子も楽しく読みました(*´艸`*)♡
    これは喧嘩するほど仲が良い奴ですね!!

    怜くんのツンケンしながらもちゃんとその行動には意味があって見えにくいけど誰も傷つけたくない優しさにギャップ萌えでした!
    この分かりにくさ、違和感に気づいてそれをちゃんと疑問に思いながら接してくれる絢斗くんじゃないとただの暴君ですよねww
    身体的に

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    2026年04月12日
  • 逆ソクラテス

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    さよならジャバウォックを読んで、他にどんなの書いているんだろうと古本屋に寄ったらこれが目に入り面白そうということで手に取ったのですが、個人的に刺さりまくって楽しかったです。
    短編ということもあり、すらすら読めたのはもちろん、どこか共感できるところがあるというか、題名にもなっている逆ソクラテスの話は個人的に思う部分がかなりあって、気持ちが入って読んでしまいました。
    なかなか小学生が題材になっているものを少ないのでは?と思いつつ、最後まで読んでいたら作者本人からこのジャンルは稀です、この作品を読んで私の他の作品を読もうとしたらギャップありますとおっしゃられていて、確かに、全然違うなと思いつつ、こう

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    2026年04月12日
  • 目には目を

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    ネタバレ

    すごくおもしろかった。
    少年院がテーマになったお話でタイトル通り目には目を!なんだけど、それが奥深くて…
    まさか調べてた人がお母さんだったとは思わなかった。
    そして罪を犯してしまった少年の罪の償い方も切なかった。
    でもそもそもが償うという構図になる行動があってはいけなくて。
    だけどそうなってしまった時にどうするか?をよく考える本となった。
    何かが足りてない、何かが満たされてない
    そんな環境のせいにしてはいけないのだけど
    それでも環境のせいにしてしまいたくなったり
    少年院の中での関わりだったりつながりだったり
    なんともスッキリできない感じなのだけど
    興味深く読めた。

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    2026年04月12日
  • 水車小屋のネネ

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    姉妹の絆、まわりの人の優しさがとってもしみる一冊でした。
    ストーリーのなかで優しさの連鎖が繋がっていくように現実もたくさんの優しさで溢れたらいいなと思いました。

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    2026年04月12日
  • 行成想歌

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    行成の実直さ故の不器用さがとても丁寧にかかれている作品だと思いました。どうにかしたくても自分の力や置かれた状況ではどうにもできないこともあって、そんななかで全力を尽くそうとする行形の姿に対してなんとも言えない思いを抱きながら読みました。綺麗だけど納得感のある結末なのがとても良かったです。

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    2026年04月12日
  • お前の作る飯が食いたいんだけど。

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    ネタバレ

    カクヨムで無料公開されていた期間に一気読みしました。クッソ面白いんですよ!!!
    まず、飯がうまそうだ。
    次に、『多希の作る』飯がうまそうなんだ。
    下宿のみんながいいヤツなんですよ。読んでいて不快になるような登場人物が一切出てこないところが、ほんとに現代社会に疲れ切っている我々にはありがたーい飯ほどうれしいことでして。
    この、ずっと付かず離れず、焦ったいブロマンスが最高にうまい。おいしい。とってもおいしい。
    心が満腹なんですわ…
    書籍化おめでとうすぎるんだよ。

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    2026年04月12日
  • 星を編む

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    前作のおまけストーリーながらも、これをもって本当に物語が完成した感じ。

    あんなに冷静で論理的な北原先生が、シングルファーザー?不倫?という疑問が解けてスッキリ。

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    2026年04月12日
  • ポトスライムの舟

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    津村さんの初期作品、意外と初めて読んだ。やっぱり津村作品は良い。

    『ポトスライムの舟』
    働いて得たお金で世界一周するのを選択肢として持つこと。食べられない観葉植物を、お金をかけずに工夫して育てること。できる範囲で友達を助けること。
    結婚にこだわらず、手に届く範囲で楽しみを見出し、遊び心を持ってコツコツ働く。それでいいじゃないか、と少しも押し付けがましくなく言ってくるような一編で、すごく好きだった。
    出てくる人みんなが普通の人で、それぞれ悩みもありながら日々を過ごしているのもいい。

    『十二月の窓辺』
    パワハラの描写がしっかりあり、津村作品にしてはいろいろな事件が起こる、メッセージ性の強い作品

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    2026年04月12日
  • 珍獣に合鍵

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    とっても読みやすい。
    そして、ハッピーエンド!
    嫌なやつは嫌なやつだし、嫌なやつか?と思ったやつも良いやついたし
    良い意味できれいに、丁寧に、まとめられてる。
    なのでサクサク進む。
    映画化とかもしやすそう!

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    2026年04月12日