ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ぬすびと

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    #ぬすびと
    寺地はるな
    双葉社

    ーーーーー

    もう二十年も昔のことーー。

    「何を今更?」

    そんな風に思うかしら。

    でもね、

    大人になればわかる。

    一年も、十年も変わらない。

    鮮明な記憶ほど、
    大切な記憶ほど、

    時は止まり、昨日のことのように、
    いつだって鮮明に覚えているの。

    傷も。
    宝物も。

    ーーーーーー

    若く無鉄砲だったわたし、鳴海。
    美しく慎ましかった奥様、彌栄子。
    気難しい性格を持った、その息子の栄輝。

    若かりし頃に断絶されてしまった絆。

    栄輝から掛かってきた1本の電話を境いに
    20年の歳月を経て、再び邂逅する。

    ーーーーーー

    『ぬすびと』『泥棒』

    この言

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    2026年05月05日
  • むかしむかしあるところに、死体がありました。

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    おもしろかった!!
    昔から知ってる日本昔話をもじったストーリーだけど、よーーーくできてた。
    竜宮城で密室殺人が起きたり、鶴の恩返しの裏ではあんなことが!というようなストーリーで読みやすいし、子どもの頃から知ってる話だからストーリーが頭に入りやすい!!
    これはいろんな人にお勧めしたい

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    2026年05月05日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    最近読んだ本の中で一番面白かった。

    森博嗣の作品は初めて読んだ。

    私は理工系出身なこともあって物語の内容がスルスル入ってきた。

    理工系の専門用語がわからないと、すべてがFになるというタイトル回収の美しさ、トリックの精巧さに感動するのは難しいだろう。

    驚きと高揚感で何度も鳥肌が立つ作品であった。
    これがシリーズ一作目らしいのでこのシリーズはすべて読んでみたい。

    森博嗣という「おもしろい」作家に会えてよかった。

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    2026年05月05日
  • 『魔女の宅急便』が生まれた魔法のくらし 角野栄子の毎日 いろいろ

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    ずっと手元に置いておきたい本⭐︎
    えいこ先生みたいな可愛いおばぁちゃんになりたい!!
    最後のおいとちゃんっていうお話がとっても良かった
    !!!

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    2026年05月05日
  • こぼれ桜 摺師安次郎人情暦

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    またまた沁みました。ええですね梶よう子さん、安次郎の叔父を許す場面と長五郎を同席させない判断と見事です、てーへんだー1と2とすっかり忘れているので読み直すと読み直すきっかけくださってありがてぇ

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    2026年05月05日
  • それは令和のことでした、

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    ニュースやネットを賑わせる令和の問題課題がこれでもかとギュッと詰まった短編集。
    キラキラネーム、フェミニスト、小児性愛者、冤罪、ひきこもり、高齢者詐欺、毒親、教育虐待、貧困、不法滞在、性的マイノリティ、未成年喫煙、ヤングケアラー…と本当に盛りだくさん。1話に複数のテーマが盛り込まれている。
    他人事ではない問題にミステリー要素を含めることで読み応えのある1冊になっています。

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    2026年05月05日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    そして誰もいなくなった、をオマージュした感じの作品かな。めちゃくちゃおもしろかったな。
    人に薦められて読んでみたけど、ド集中して読めた作品。めちゃくちゃおもしろかったな~。
    本島と離島の側面で描かれてるというのは、他にはなくてそこが新鮮で良かった。
    トリックも巧妙で素晴らしかったです!

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    2026年05月05日
  • 謎の香りはパン屋から2

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    やっぱりこのシリーズは好きだ。
    この重すぎずちょっと笑える部分がある
    日常系のミステリーは、気持ちが楽で読みやすい。
    主人公もその周りのキャラクターも個性豊かで実際にこういう店があり、こういう人達が働いてそうな気がしてくる。もしあるなら行きたいなぁ

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    2026年05月05日
  • 茜唄(下)

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    平家物語特有の耽美な世界観が美しい!
    壇ノ浦に行ってきましたが、義経と知盛が向かい合う銅像がありました。現実世界にその名残りを感じられるのが歴史小説の魅力であるなと。

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    2026年05月05日
  • あなたの木陰 小さな森の薬草店

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    この世界はこんなにも美しく輝くのだな。
    緑を育んで花を育てる醍醐味がギュギュッと詰まっている。
    物言わぬ生き物の声に耳を傾ける萩尾エリ子さんの世界、優しい気持ちに満たされます。
    折々に可愛らしく小さなハーブの花束の写真とその花の内容、説明にふんわり。
    私もリンデンバームの木を植えたい(と思ったら30mにもなるそう…沈)。
    「妖精を見つけるには、気づかないふりをしてパッと振り向くとよいそうです。」

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    2026年05月05日
  • 変な地図

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    栗原さんが終始主人公のお話。
    YouTubeの変な地図の宣伝動画もセットで見るとおもしろい。
    栗原さんおもしろすぎる!!
    雨穴さんシリーズもフィクションなのかノンフィクションなのかわからないくらい、リアルで没入感やばい
    まじでおもしろかったな~
    栗原さんの祖母の自殺の原因を調べるだけの旅のお話がまさか、こんな大きな大きな物語になるとは、の驚きがすごい
    いろんな人に勧めたい

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    2026年05月05日
  • 変な絵

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    最高!最高!!最高!!!
    考えた結末と全くの予想外の展開にゾクワクげとまらない!!!
    ミステリーのなかで一番好きかもしれない!!!
    あの絵はそういうことで?あの絵もあの絵もそういうことなの!!?
    え!!ここで繋がっちゃうの!!??
    まさにワンピースのように伏線の回収がうますぎた!!!
    そして結末よ!!!
    いやー、最高!!
    これこそ、記憶を消してまた読みたい本、ですな

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    2026年05月05日
  • 火喰鳥を、喰う

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    こーれはすごかった…
    不思議な不思議な世界観から生まれたホラーミステリー。
    結末もそういう展開になるのかと…
    息を飲んだ、という表現がふさわしい、そんな話。
    墓石の削りあとという、不可解な事件から始まり、戦時中に亡くなったと言われた大伯父の日記が発見され、そこから主人公や回りの人間に怪異が起こる。
    場面展開が秀逸。
    合間に挟まれる主人公の夢魔とか、最後の最後の数ページでぐるっと逆転するというか
    物語の一つ一つのタイトルが日にちで、この一連の事件が真夏の8日で起こった出来ごとということで、濃密な話だな~と、感じた。
    まさかまさか、最後怒涛に、ね

    戦時中のパプアニューギニア占領中の生々しい感じの

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    2026年05月05日
  • 東京貧困女子。―彼女たちはなぜ躓いたのか

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    日本はそれまでの人生をいくら順調に過ごしてきたとしても、一度何らかの事情でレールを踏み外してしまうと、元に戻るのは非常に難しい社会になってしまいました。
    自分は一度外れかけたものの、底まで転がり落ちる寸前で踏みとどまって戻ってきた経験があるので、彼女たちの苦しみは深く理解できました。
    この本でインタビューに答えていた女性たちの中には、愚かな選択をした結果、想像を絶する貧困に転落し、家庭崩壊にも繋がってしまったような人もいました。
    しかしほとんどの女性はそうではなく、ただ真面目に生きていただけの人、普通に大学に通い、普通に就職したかっただけの人、実家の複雑な環境や暴力などの問題により高校すら卒業

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    2026年05月05日
  • 君のクイズ

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    26年5月に映画上映ということと、映画予告、そして読者のレビューとかみてかなりおもしろいと言われているので、購入。
    薄い目の本やから2時間くらいで読めるかなということで、広島行きのバスのなかで読破。
    うんうん、みなさんの言っていた通りおもしろかった~!
    クイズ番組に出場した主人公の対戦相手が、まさかの0文字回答し優勝してしまう。そこから主人公は相手の優勝が納得いかす、なぜ0文字回答ができたのか探っていく。最後の回答はああ、クリーニング小野寺よ
    なんだその回答は!?
    でも、実際に山形にあるのよ
    そのクリーニング屋さん
    クイズ番組の例だったり、CMだったり、全てが現実にあるものが物語のなかに登場す

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    2026年05月05日
  • ハケンアニメ!

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    初の辻村深月作品。
    自分は加屋子のように逞しくないけど、自分の信じた道を行き、かっこいいなと思った。
    信頼に応える王子監督との相棒感もとても良い。
    その他のエピソードもそれぞれの仕事への情熱や相手への信頼、思いやり、愛情がとても心に響く。

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    2026年05月05日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    下巻はずっと面白かった。SFでバディものって…こんな展開を書けるアンディウィアー本当に天才とおもう。すごいすごいすごい!
    希望と絶望の浮き沈みが激しくて、どうなっちゃうのって読んでたけど、終わり方もよかったし、ロッキーかわいいし、2人が言い合ってるところが本当に尊い…

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    2026年05月05日
  • 世界99 上

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    ネタバレ

    最後10ページで訳がわからなくなった。早く下巻読みたい。おもしろかった。

    ・ケア・奉仕に使われる女性
    ・ウエガイコクとシタガイコクの差別
    ・痴漢、性加害
    ・遺伝子による差別
    ・何かの考えを信仰しているかのようなそれぞれのコミュニティ

    自分のキャラはそこまで変わらないように思うけど(思ってるだけでそんなことはないのかもしれない)、地元コミュニティ世界①、金持ちスピ系世界②、意識高い系世界③も、なんとなく自分も見たことがあるように思った。作中に出てくるほど顕著に違う世界を自分で目の当たりにしたことはないけど、なんとなく予想ができた。

    小早川さんと繋がって嬉しかった感覚、すごく伝わってきたのに

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    2026年05月05日
  • 流浪の月

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    この本を読んでいるときに感じた既視感は朝井リョウの「正欲」だった。
    題材に近しいものがあるからかもしれないが、ノーマルとされるものから外れる悲しさと疎外感、怒り、苦しみ、などが描かれ、アンチテーゼを突きつけられる感覚が似ていると感じたのだと理解。
    解説で、この物語が何を描いているのかが分かりやすく整理されていた。
    他人が嫌がることはしない、が自分が嫌だと思わなければ他人にもして良いということではない、というのは大変耳に痛い。
    優しさでしたことは批判の対象にならない、という自分勝手で無責任な振る舞いを自分もしたことがあるはずだ。
    常に他者の背景を読み取って行動をする、発言をすることは不可能に近い

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    2026年05月05日
  • 杉森くんを殺すには

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    自分のことを「ぼく」と呼ぶなら男の子だと思ってしまうし、「ミトさん」と呼ぶ相手を兄だとは思わないし、他にも色々、『こういう表現が出てきたらこういう意味だ』とミスリードさせられることの連続で、自分の中にどれだけアンコンシャスバイアスがあるのかを気付かされる作品だった。

    大人になる前にこれを読める10代が羨ましい。
    多感な時期にこの作品に出会えたら、その後友達との関係で辛いことがあった時に支えになりそう。

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    2026年05月05日