ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    今回はペットボトルロケット。宙わたるの時のメンバーも応援してくれて青春まっしぐら。定時制だったり、科学だったり、難病と闘う子達だったり…。伊与原さんのような素晴らしい作家さんによって、こういった世界が世間に知られ新しい未来が拓ける事を願ってます。

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    2026年06月15日
  • Row&Row

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    村山由佳さん著「Row&Row」
    「PRIZE」2026年本屋大賞3位、おめでとうございます。
    今回の本屋大賞は非常にいい作品が多く「熟柿」も含めて上位3冊はどれが本屋大賞でも納得できるほどだったと感じている。

    本作品は「PRIZE」以前に執筆された作品だが興味深かったので購読。

    物語自体は凡庸で簡単に言ってしまえば不倫が絡む夫婦物語。
    性描写も多く、官能小説顔負けの物語でもある。

    ただ本当に凄かったのは登場人物達の心理描写。圧巻だった。
    夫婦間に元々あった細かな互いへの違和感が夫の不倫を機に細かな一つ一つが繋がっていき大きな亀裂となって深い溝を作っていく。
    それに至る互いの心理

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    2026年06月15日
  • 赤と青とエスキース

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    ネタバレ

    それぞれの短編自体は短くてすらすら読めるが、実は繋がってたなんて…と後からびっくりした。今近くにいる大切な人をもっと大事にしたくなる本です。私にとっては、今の彼氏から遠回しに好意を伝えるために紹介されて出会った本です。

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    2026年06月15日
  • 狼がやってきた日

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    昭和に起きた石油危機について書かれた、渾身のルポルタージュ。

    素晴らしく濃密な本だった。
    40年以上前に書かれた本だが、今読んでも色あせない多くの学びがある。

    まず驚いたのは、現在の社会状況と重なる部分が非常に多いこと。
    人間の行動なんて、時代や社会が変わっても、そう変わるものではないのかもしれない。

    特に大衆がパニックに陥る心理については、多くの共通点があるように思う。

    オイルショック下では、多くの企業や役人が、大衆やマスコミに吊るし上げられた。
    だが後の検証で、そのほとんどは的外れな批判であることが分かっている。

    結局のところ、「諸悪の根源」という手頃な生贄を欲していただけ、とい

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    2026年06月15日
  • 普天を我が手に 第三部

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    第一部から続いた物語が完結。
    昭和元年生まれの竹田志郎、矢野四郎、森村ノラ、五十嵐満の4名それぞれが生きた昭和。
    戦争体験を胸に自分たちの力で新たな国をどうやって作るのか、奔走していく姿に熱くなる。
    現代が当たり前に平和で飢えのない時代に感じるが、そんなことはない。それを目指して二度と戦争しなくて済む、そして豊かにしようと生きた人たちの命のもとに自分たちが生きられることを再認識した。
    2人のシロウの演説には本当に感動した。

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    2026年06月15日
  • 風と共にゆとりぬ

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    確かにすごいネガティヴ感を感じた。でもネガティヴな人は人前であんまり踊ったりしなそう。全体的に人としておもろい。

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    2026年06月15日
  • 二十歳の原点

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    二十歳になって、周囲との関わりを求める一方で、おのれの内面を観察していく中での、希望、絶望が描かれている。心に響く。(1988年以来の再読)
    1969年頃の大学紛争に対する積極的な参加姿勢がビリビリと伝わってくる貴重な伝記でもある。

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    2026年06月15日
  • もう怖いのは締め切りだけ ある翻訳家の取り憑かれた日常

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    読んでしまった今年もこの密な日記エッセイを。「いろんな出来事(ほぼ義父母のこと)を全て記録し、原稿にして換金することで、魂の浄化を行なっている」姿があっぱれだけど。著者の心身の疲労度がすごく心配。休んでいいんですよ!村井さん。読んでお腹いっぱい大満足。

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    2026年06月15日
  • 普天を我が手に 第三部

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    第1部から第3部まで、1500ページを超える長編を読み終えた。
    登場人物を美化しすぎ、盛りすぎ、様々な事件を無理矢理に物語にしている点など、ちょっとやりすぎではないかと思うところも多々あった。
    しかし、全体を通して、昭和の歴史を振り返ってみるには、大変興味深いところもたくさんあり、エンターテイメント小説としては大変よくできていると感心した。

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    2026年06月15日
  • ずうのめ人形

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    見事にミスリードされて、たった一行で逆転。
    そうだったの⁉︎と読み終わってからもう一度要所要所を見直したくらい。久々の面白さだった。
    いまだに余韻が消えない。
    琴子はほんの一瞬しか出てこなくて残念だったけど、続編が琴子メインだそうなので楽しみ。
    惜しむらくはインタビュアーが「なるほどですね」と。
    この言葉大っ嫌い。
    校正で引っ掛からなかったの?それともインタビュアーのアホさ加減を出すためにワザと?

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    2026年06月15日
  • 月の立つ林で

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    第三章のお天道様で私はギャン泣きでした。
    人の親になったことも出産したことも無いけれど、もう涙が頬を伝ってまるで主人公になったような気持ちになりました。題材はありふれた景色ですが、あたたかみで溢れていました。
    読んで良かったです!

    作中でハッとさせられた文面を
    「あたりまえのように与えられ続けている優しさや愛情は、よっぽど気をつけていないと無味無臭だと思うようになってしまうものなのよ。透明になってしまうものなのよ。それは本当の孤独よりずっと寂しいことかもしれない」

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    2026年06月15日
  • モモ

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    ネタバレ

    漫画やらSNSやら、最近よくこの本のタイトルを目にするようになって。ずっと読んでみたかったけど、読んでこなかったお話のひとつ。
    のめりこむには<時間>を取り戻すことが必要なんだと思う。
    時間の花の描写がうつくしくて、うっとりとした。

    浮浪児で、何も持っていないけれど、人の話を聞いてあげる というすばらしいことができるモモ。そのモモが、みんなに奪われた時間を返してあげる。ゆっくり歩けば歩くほど早く辿り着くことのできる家。ひとつひとつの設定が胸にしみいってくる。とても啓示的なお話だから、メタっぽくとらえてしまうと入り込めないのかも。

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    2026年06月15日
  • 逆境に生きる子たち トラウマと回復の心理学

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    圧倒的な事例の多さと具体的な生きざま。スーパーノーマルという言葉は逆境体験の過酷さをポジティブに塗り替えすぎかとも思ったが、なんとか生きのびてきた生へのまっすぐな肯定の言葉でもあるか。100人いれば100通りのレジリエンスがあり、しかしそのどれもに共感する点がある。負けないでとか相談してねとか、無力な言葉を言われるずっと前から、子どもたちは考え行動しているのである

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    2026年06月15日
  • 家族

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    これは読んではいけない系?でも、文章が軽くサクサク読んでしまうけど、内容は怖い。半分も読んでないけど、もう5つ星。あとで追記する。

    えええ〜っひどい〜ことが、起きる。もう、逃げられない。これはイジメ?どこまで行くの?1人の女に、マインドコントロールされる人たち。もう、読みたくないけど、やめられない。それから、そして、どうなるの〜的な感じで。

    マインドコントロールされて、自分を無くしてしまう、その時の境界線とは?

    「ピンクばばあ」と警察から揶揄される、厄介な女。人の心をあやつる天才。暴力と、それから、えげつない言葉遊びによって。

    読んで、どっと、疲れました。しかし、同作者の本を、もっと読

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    2026年06月15日
  • 木山千景ノ怪顧録 弐

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    螺鉢の章、遂に帯刀燈が木山千景を木山ではなく、千景と呼んで嬉しくなり、ニヤニヤが止まらなかった。2人の師弟関係が一気に深みを増した。

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    2026年06月15日
  • 風のマジム

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    まじむさんの目的に対するひたむきな姿、それを支えるおばあを始めとする多彩な人々 そこに様々な困難が立ちはだかるものの、強い信念と仲間の助けでどんどん乗り越えていく様は痛快でした 特に最終審査の啓子さんの下りは胸が空く思いがしましたね〜酒好きな私はラムはコーク割りくらいしか飲んだことはありませんでしたが、挑戦してみようと思います 素敵な本でした。

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    2026年06月15日
  • 水俣 天地への祈り

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    とても大切な本。
    悲劇に材をもとめるかぎり、それはすなわち作者の悲劇でもあることは因果応報という石牟礼道子の言葉。
    水俣はのさり、チッソは私、人は自然の中で1番うつくしい、水俣は人とともにもだえるもだえ神。
    何にでもおをつけ敬う日本人、人の命は重い、人権は重い、なのに思う通りにならないから苦しい。
    豊かな生命のなかで生きてきた人間と、人間の発展による苦しみをどう引き受けるのか。

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    2026年06月15日
  • 鬼談百景

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    怪談が読みたくなる季節になってまいりましたということで、小野不由美さんの名人芸99話を堪能。日本らしいじめっとした怪談で、じわじわと怖い。
    全てこんなことがもし起こったら…と想像できてしまい不気味(時々いい話やちょっと面白い話もあるけど)。意味のわからない、釈然としないエピソードも多く、そのこの世の理では理解できない奇妙さに実話階段の良さを感じた。
    一番怖かったのは「雨女」かな…。一人暮らしだったら最後まで読み通せなかったかも。

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    2026年06月15日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    後半は箱根駅伝のライブ感がたっぷりの内容。放送局の舞台裏もわかって面白かった。選手、監督の人間模様も読ませてくれます。TVドラマの放送も楽しみです。

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    2026年06月15日
  • サマー・ランサー

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    この本は自分が小説にハマるきっかけになった本です。今でもたまに読み返しては、懐かしんでいます。青春だなあ、、

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    2026年06月15日