小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
村山由佳さん著「Row&Row」
「PRIZE」2026年本屋大賞3位、おめでとうございます。
今回の本屋大賞は非常にいい作品が多く「熟柿」も含めて上位3冊はどれが本屋大賞でも納得できるほどだったと感じている。
本作品は「PRIZE」以前に執筆された作品だが興味深かったので購読。
物語自体は凡庸で簡単に言ってしまえば不倫が絡む夫婦物語。
性描写も多く、官能小説顔負けの物語でもある。
ただ本当に凄かったのは登場人物達の心理描写。圧巻だった。
夫婦間に元々あった細かな互いへの違和感が夫の不倫を機に細かな一つ一つが繋がっていき大きな亀裂となって深い溝を作っていく。
それに至る互いの心理 -
Posted by ブクログ
昭和に起きた石油危機について書かれた、渾身のルポルタージュ。
素晴らしく濃密な本だった。
40年以上前に書かれた本だが、今読んでも色あせない多くの学びがある。
まず驚いたのは、現在の社会状況と重なる部分が非常に多いこと。
人間の行動なんて、時代や社会が変わっても、そう変わるものではないのかもしれない。
特に大衆がパニックに陥る心理については、多くの共通点があるように思う。
オイルショック下では、多くの企業や役人が、大衆やマスコミに吊るし上げられた。
だが後の検証で、そのほとんどは的外れな批判であることが分かっている。
結局のところ、「諸悪の根源」という手頃な生贄を欲していただけ、とい -
Posted by ブクログ
ネタバレ漫画やらSNSやら、最近よくこの本のタイトルを目にするようになって。ずっと読んでみたかったけど、読んでこなかったお話のひとつ。
のめりこむには<時間>を取り戻すことが必要なんだと思う。
時間の花の描写がうつくしくて、うっとりとした。
浮浪児で、何も持っていないけれど、人の話を聞いてあげる というすばらしいことができるモモ。そのモモが、みんなに奪われた時間を返してあげる。ゆっくり歩けば歩くほど早く辿り着くことのできる家。ひとつひとつの設定が胸にしみいってくる。とても啓示的なお話だから、メタっぽくとらえてしまうと入り込めないのかも。 -
Posted by ブクログ
これは読んではいけない系?でも、文章が軽くサクサク読んでしまうけど、内容は怖い。半分も読んでないけど、もう5つ星。あとで追記する。
えええ〜っひどい〜ことが、起きる。もう、逃げられない。これはイジメ?どこまで行くの?1人の女に、マインドコントロールされる人たち。もう、読みたくないけど、やめられない。それから、そして、どうなるの〜的な感じで。
マインドコントロールされて、自分を無くしてしまう、その時の境界線とは?
「ピンクばばあ」と警察から揶揄される、厄介な女。人の心をあやつる天才。暴力と、それから、えげつない言葉遊びによって。
読んで、どっと、疲れました。しかし、同作者の本を、もっと読
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。