ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • あの日、小林書店で。

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    小説であり、実在の人物、書店が出てくるノンフィクション。
    タイパ・コスパ・メリット・デメリットの世の中で忘れかけてた厚い人情の記録でもあり、骨太な小説としての面白さもしっかりあった。

    いまの人間関係って、どうしても真っ先に損得の話になりがちじゃないですか。
    「これをやったら自分にどんな得があるか」「誰と繋がっておくのがコスパいいか」。みんな頭のどこかでそういう計算をして動いている気がする。

    でも、この作品が描いているのは、そういう計算とは真逆にある「人と人との繋がり」の話

    主人公の理香の素直さと仕事に対する姿勢が本当に素敵。
    自分がやらかした失敗をちゃんと受け止めて、それを引きずって終わるんじゃなくて、次の仕事にちゃんと活かして人間関係もきちんと構築していく。自分以外を巻き込んで作り出す成功に喜んだり、失敗しても腐らずに次はこうしようとか、泥臭く工夫して前に進んでいく姿がものすごくリアルで、どんなビジネス書や小手先の自己啓発本を読むよりも、ずっと「働くこと」の芯を突いている気がした。

    帯にも書いてある通り、小林書店はもう閉店してしまっています。文庫版ではその閉店時の様子が載っていて、このシーンがまた本当にもうこみ上げてきてダメだった。

    自分と、仕事とか自分に関わる人と真っ直ぐ向き合わなきゃって背筋が伸びる、じわじわと胸に熱が残る、作品でした。

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    2026年09月22日
  • 総長さま、溺愛中につき。⑩ 一途すぎる由姫ファン、登場!? ドキドキの新学期

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    ネタバレ

    新学年編、スタート!!...から、いきなり波乱万丈な日常の始まり(汗)
    noble&fatalのトーナメント戦や、旧生徒会での旅行など読んでいて楽しかった!
    ルカくんの過去に共感できたなあって感じました。やっぱり痩せたあとって食べるの怖くなっちゃうよね...
    ルカくんが由姫ちゃんに惹かれていく過程も読んでいてドキドキしました。そうだよね、あんな心がきれいな女の子に惹かれないほうがおかしいよね( *¯ ꒳¯*)ドヤァ
    次巻をチラッと読んじゃったからちょっと知ってるけど、浮気騒動がどうなるか気になる...!

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    2026年09月22日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    ネタバレ

    「ありがとう」と言われる仕事は多いけど、「おいしい」と言われる仕事は少ない
    言われてみるとまさにそうである

    人間にとって「食」ほど大事なものはない
    30歳が近づくこの頃、強く感じる
    仕事が忙しい、子育てが大変、生きているだけで精一杯
    そんな中でも、おいしいものを食べる、その一瞬だけで心が救われる瞬間がある
    不思議なもので、おいしいと感じるだけでなく、蓋をしていた、忘れていた、奥底にあった想い出まで蘇るのだ

    家庭料理、外食、惣菜、ファストフード、その他全て、食に貴賤は一切ない
    これからも私は、私の食べたいものを食べられるだけ、存分に作り、存分に食べて生きていく

    生に必須の行為が、気持ちを、心を満たしてくれるなんて、人間はなんてラッキーなんだろう

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    2026年09月22日
  • 旅猫リポート

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    ネタバレ

    動物が感じるという終わりの匂い
    小説だと文字から、文章から、人間でもそれを感じてしまう

    終わりに近づいていく物語でも、その終わり方がどうか幸せであるようにと、願い続けて、読み進む

    私を知る人が、私を愛してくれていることを、忘れないように

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    2026年09月22日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    恋愛関連の内容を理解できないくらいの年齢で読んだけど、
    最初の届きますか、届きませんっていうフレーズから印象的で、文章のリズムが良くて好きです。心情の描写が細かくてイメージしやすい

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    2026年09月22日
  • 痴人の愛

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    ナオミが家を出ていってからは圧巻だった。

    ナオミは、いつか譲治を捨てるのだろうか?
    歳を取り互いに老け込んだ時、ナオミを見ているのは譲治だけであろう。
    どう転んでもナオミは譲治にしか愛されないし、譲治はナオミしか愛せない。
    なんともお幸せな二人である。

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    2026年09月22日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    登場人物が増えていき、周りの人々を巻き込んでいく成瀬のことを次第にみんな好きになっていく様子がとても良かった。1巻、2巻と続いて最終巻と来たが、最終巻が1番色んな人との出会いが多く、成瀬の世界が広がり、大人になったのだなと成長を感じた。
    最後は普通に泣けました。。

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    2026年09月22日
  • 同じ星の下に

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    家では虐待されており身代金を期待できないような貧しい家の子どもをなぜわざわざ誘拐するのか。終盤で明かされるその理由は、確かに当事者であったらそのような行動を起こさずにはいられないだろうという納得するとともに、心が揺さぶられました。
    とてもいい小説でした。

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    2026年09月22日
  • 多類婚姻譚

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    大好きな凪良ゆうさんの新刊!
    凪良さんの作品は、現実を生きる人間が必ず直面する恋愛、結婚、仕事、家族…といったものへの向き合い方が繊細に描かれていて、自分と境遇は違うのに感情移入できる。本作もまさに、スッと入ってくる文章なのに軽くなくて、グサグサに心を抉られます。
    短編集だけどひとつひとつの話の登場人物が大手食品会社勤務という共通項で繋がっているという設定も面白かった。
    特に好きなのはBeautiful Dreamer
    最初は花織に対してあまり良い感情を抱かなかったのに、物語終盤、福岡のお父さんと電話で話してるシーンで勝手に涙が溢れてきて、読み終わる頃には花織には絶対幸せになってほしい、という心の底から応援するような気持ちに変わっていた。アラサーの頃の自分自身に重なる部分も所々あって痛々しかったけど、、そこも含めてずっと心に残る作品。
    他の物語も、懸命に自分の結婚や恋愛や仕事や家族と向き合って、色々なことに折り合いをつけつつ前向きに生きている主人公たちの姿に胸を打たれた。

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    2026年09月22日
  • 殺し屋の出世術

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    シリーズ第二弾。
    前巻と変わらずの大当たり作品。

    鳥井が語り、仕掛ける営業術、目まぐるしく変わる状況と緊張感、どんでん返し、逆転劇、回収される伏線…、いやぁ、読んでて気持ちよかったなぁ!
    あと、読み終えた後、
    「自信持って生きていこう」
    と思えるようになりました(笑)

    次巻も買わせて頂きますっ。

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    2026年09月22日
  • かがみの孤城

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    めっちゃ良かったです!!
    ファンタジーと聞いてたから、、子供が読むような話かと思ってたから、、と手に取ることはなかったですが、
    もっと早く読むべき素晴らしい1冊でした…!

    子供がいる私の視点では、
    こころがお母さんと話す夏までの頃の
    ため息をつくお母さん、子どもの返答を待たずして念押しするような話し方をするお母さんの姿に自分を重ねてしまいました。大人が正しいのよ、と子どもに押し付けている。昔は自分がそう思っていたはずなのにいつの間にか自身がそんな人になってるのでは?と気づかされました。

    途中から気付く箇所は有りましたが、
    最後のつながりまであっぱれ!賞をとったのも納得です。
    子どもが大きくなったら読んでほしい1冊です

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    2026年09月22日
  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

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    成天に続いて成瀬のその後を描いた物語。相変わらず変わり者の成瀬だが、次々と周りの人を魅了し、新たな場所で様々な出会いを見つけていく様子がとても面白かった。

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    2026年09月22日
  • 魚服記(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    滝の描写、山での生活、父から聞いた大蛇になった男の話など、最後まで面白かったです。
    水の中に入りたい願望が投影されているのかと作者の生涯につなげてしまいそうになりました。

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    2026年09月22日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    成瀬という少し変わった少女の冒険物語。次々に目標を見つけていく成瀬を見ていると自分まで前向きな気持ちになる。

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    2026年09月22日
  • 一瞬の風になれ 第一部 イチニツイテ

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    スポーツ物語によくある、大きな挫折が描かれていない!純粋に、陸上競技というスポーツの良さ、魅力を伝えるのがテーマなのかな。

    陸上といえば陸王が思い浮かぶが、ライバルとの衝突やスポーツ倫理に反するシーンが陸王の方がよりリアルだった。
    汗臭い青春を、全身で感じるための小説だ!

    チームベストを更新した、あのリレーのシーンは、本当に走っている側の目線で読めて楽しかった。

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    2026年09月22日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    まいが持つ学校のグループに対する考えにとても共感した。
    学校だと、グループに居るために興味のない話にも相槌を打たないといけないしめんどくさかった

    おばあちゃんに謝れず、おばあちゃんは亡くなってしまったので思ったことはすぐに伝えるのが大切だよなと思った

    自分で決めることの大切さを学べた

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    2026年09月22日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    成瀬と島崎の名コンビ始まりの物語。成瀬のような幼なじみがいたら、何があっても、心強いにちがいない。相方の島崎や西浦の気持ちがよくわかる。これからも、私はずっと、成瀬のことを好きでい続けるんだろうなと思う。

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    2026年09月22日
  • オリエント急行の殺人

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    アガサ・クリスティの代表作『オリエント急行の殺人』に、いよいよ挑む気持ちでページを開いた。
    乗客たちの証言をどれだけ丁寧に読み解いても、犯人の姿は容易には浮かび上がってこない。しかし、雪に阻まれて立ち往生した列車の中に、犯人は確実にいる——この閉塞感と緊張感が、物語を一気に引き込んでいく。
    序盤のある場面から、すでにトリックの一端は推理することができた。にもかかわらず、最終的な結末はまったくの予想外だった。ただの謎解きを超えた深い余韻を残す結末。
    改めて実感したのは、アガサ・クリスティのミステリーが、単なる巧みな論理の積み重ねではなく、極上のヒューマンドラマであるということだ。人間の心の機微や、正義と復讐の狭間で揺れる感情が、鮮やかに描き出されている。
    読み終えた後も、その余韻が長く心に残る一冊だった。

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    2026年09月22日
  • 天使と悪魔(上)

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    映画『天使と悪魔』を視聴してから読んだ。
    映画との違いに驚きつつ、映画で(???)となっていた部分が氷解してゆく気持ちよさも味わった。
    科学的考証については知識がないからわからないが、スリリングかつ合理的な話の筋になっていて、なるほどこれと比べたら映画の評価が落ちるのもやむなし、といった感じ。
    映画は映画でおもしろかったけどね。

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    2026年09月22日
  • サバイバー!!(13) 決断せよ! 緊迫の全校S組大作戦

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    リリコちゃんが落ちちゃうかもって時はドキドキしたけどプロの連携プレーがすごかった!
    またいつものメンバーが揃ってホッとした

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    2026年09月22日