感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年10月31日
1話目からビジュアルイメージの描写が素晴らしく、大変気持ちが悪い。そこから次は違う話か?と思いきや同僚の失踪というミステリー的な話が入る。よく分からないまま読み進め、一気読みするつもりは無かったがもやもやと嫌な感じがずっとあって、むしろ戻れない、止められない、と思いながら読み進めた。なんなの、、?っ...続きを読むてのが結構あるのでもう一度元気になったら読みたいと思う。いやだなあ、、
あと、以前梨さんが手がけてる映像作品を見たので映像が頭に思い浮かんだ。そういうの好きだよねー、って。そして個人的な話、村田沙耶香と今村夏子好きな人は好き。似たような要素が多いので。(地球星人、星の子など)
Posted by ブクログ 2023年07月17日
6をテーマにしたホラー短編集という体裁の、何か嫌な気分にさせるもの。作者お得意の「読者を読者の立場で終わらせない」感が伝わってきており、その中で読み進めていくと「ホラー映画にありがちな絶対悪い方向に進むと分かっているのに引き返さないモブ(そして痛い目にあう)」になったような読書体験になり、誰かに笑わ...続きを読むれてるような感覚になる。怖いかどうかは人によると思うが、とにかくとても嫌な気分になる本
Posted by ブクログ 2023年07月05日
・6月28日から読み終え、7月2日に読み終えました。
・や~なの。
・前作の『かわいそ笑』同様、書籍という媒体を活用しててすごい。すごい嫌。怖いというより"嫌"が勝つなー梨の話って…… キモくて嫌。キモ嫌です。
・どれもこれも嫌であんまり書くことないかも(なんなんだ)。怖さ...続きを読むで言ったら4話が一番怖かったかな~。動画の文字起こしって普通の文章より想像がしやすいから…… 緩急で言うならやっぱり3話だな。今回画像だったりテキストでの怖がらせ?がないなと思ってたけどしっかり仕込んでてよかった(嫌)。1P前でもう透けてたのもだいぶ嫌でよかったな。
・テキストのギミックは組版で大きく使われてるよね。上が不自然に空いたレイアウトってたぶんサブタイトルに「six」がないこととかかってるよなあ。
・あと珍しく、答え合わせがあったな~と思った。梨さんはじめ、最近の怪談(?)の流行りって「なんだかわかんない」って要素が大きいと思ってたから新鮮だった。まあ全部を明かすような感じじゃなくて、話の流れに合った上品な明かし方だと感じたな。
・それもあって、(散々嫌だのキモいだの言っておいてこれ言うのもおかしいかなと思うんだけど)なんだかきれいにまとまってるな~って思った。種苗のガイドラインが顕著なんだけど、言葉の選び方が丁寧というか、言葉遣いがやさしい。相手に対して丁寧に教示するときの綺麗さ……
・いやー、でもよかったな、おもしろかった。画像やギミックに怯えるため、ネット上で長文の怪談読むの向いてないから、こうやって書籍で出してくれるのはシンプルに助かる。また新作出たら読みたいのう。
Posted by ブクログ 2024年02月29日
一体何を読んでいるんだ。何を読まされているんだ。が最後まで続き、その先に待ち受けているのは生き地獄。いや、死に地獄。えっ、どういうこと?ひょっとして、そういうこと?100%理解できていない自信があるのに、生理的にゾクゾクさせられてしまう、この作者特有の筆致がクセになる。
Posted by ブクログ 2024年02月08日
5篇の短編が最後の一編で繋がる短編集。
不条理ホラー?
六道輪廻の棚の中で、気づいてしまったことによるもがきというか、仮定と妄想の上に成り立った救いを求める行動が何の意味もなく只々首だけを絞めていくという、答え合わせを一気に見せられるという恐怖。
人って勝手な生き物ね。が大元なのか、悪ってなんだろう...続きを読むが大元なのか、であるならば、今自分がいるここはどこで、何をしたら良いのだろうか。
死を救いとしたことで救いで亡くなり、それを諦めても死を選ぶ。
Posted by ブクログ 2024年01月18日
何ともじめっとする恐怖が続き、自分は今どこにいるのか彷徨うような感覚の中、行き着く先は地獄だった。という不思議な作品。直接的な恐怖はなくても終始嫌な震えに悩まされる。
Posted by ブクログ 2023年10月28日
ひとつずつの話は怖い、かつとても厭な話。そして通して読むとさらにさらに厭な話。すべての意味がきちんとわかるわけではない、理不尽さが個人的に好きです。
Posted by ブクログ 2023年09月08日
すごく怖いというわけではないのだが、ふと思い出して不気味に感じるお話が多かった。
特に最初の屋上遊園地の話は、最近好きなアーティストさんが屋上遊園地に関する曲を出してそれを聞く度に思い出すようになってしまって、良くも悪くも記憶に残る物だなと思った。
カルトじみたマルチの勧誘方法を載せている話の最後、...続きを読む突然現れた手書きの赤文字は昼間に読んでいたのに普通にドキッとした。
Posted by ブクログ 2023年07月31日
私の理解が悪く、考察見て何となく、、で、結果よく意味がわかりませんでした…
気味の悪い文章を延々と読んだ、というのが率直な感想です。
人によりかなり好み別れるんじゃないかと思います。
ホラー、ミステリー系のゾクゾク感やこういうことかっていう割とスムーズに答えがイメージできるような作品ではない気がしま...続きを読むす。