ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 上流階級 富久丸百貨店外商部

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    なんだこれ、最高じゃないか。

    百貨店の外商のお仕事をテーマにした小説なんてそうそうないから好奇心で読みたいリストに入れてあったけれど、まさかこんなに心動かされる物語とは。

    百貨店の外商とは、ものじゃなくサービスを売る。
    お客様の人生に寄り添って助けになる。
    お客様を育てる。

    今の時代ではそんなお仕事をされている外商さんはもしかしたら一握りかもしれないけど、昔は確実にあったんだね。
    そんな一部を覗き見させていただいて、最後には涙を流さずにはいられないドラマまで。

    本当に素晴らしくて、感動して、大好きなお話しになった。

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    2026年08月13日
  • 後宮の呪術妃

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    ネタバレ

    後宮の呪術妃
    白川尚文の長編ミステリー。舞台は中国、漢の時代。「ファラオの密室」も面白かったが、今作は歴史ミステリーを背景に圧倒的な熱量で物語がえがかれており、雪花と翠玉二人の女性主人公の生き様を最後まで表現した作品だ。正直、「ファラオの密室」以上になるとは思わなんだがスケールも迫力も僕は今作の方が衝撃的で、恐らく久しぶりに大きな感動と余韻に浸っている。
     登場人物が魅力的で、雪花、翠玉はもとより、雪花の理解者と言える立ち位置にいる魏藘と明達についても最後の最後まで活躍し物語を彩る。
    ストーリーはとあるきっかけにより大きく見え方が変わる。単純に雪花が父の死の謎を追い敵討ちをするミステリーとなら

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    2026年08月13日
  • 渇愛 ~頂き女子りりちゃん~

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    私にしては珍しく!一気に読んじゃった!
    なんと2日!
    …と思ったら日付変わってるから3日間で!!
    私にしては早くない?!
    読むの早くなったのかな!

    りりちゃん、逮捕のニュースで存在を知った。
    あとは中田あっちゃんの動画。

    ニンゲンハフクザツカイキダネ

    タルヲシル

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    2026年08月13日
  • 禁忌の子

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    面白くて読む手が進みすぎて真夜中に4時間以上ぶっ通しで読んでた。時間遅すぎて切り上げただけだから夜中じゃなくて昼からとかならもっと連続で読めてたと思う。そんくらい面白かった。本が好きになりそう。

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    2026年08月13日
  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

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    読み始めから1時間半、もう読み終えてしまったというもったいなさと爽快感に包まれた。今作も成瀬は最高のキャラしてるし、彼女の周囲には魅力的なキャラクターがどんどん増えていく。もっと膳所に行ってみたくなる1冊。

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    2026年08月13日
  • 余命一週間の探偵として

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    あまりにも凄すぎる。

    タイトルからしてすごい。

    探偵こと主人公ジェットは、タイトルどおり物語の序盤で「殺される」。

    頭を3回も殴打されたことで、1週間後に死ぬかすぐに手術台の上で死ぬかの二択を選ばなくいけなくなるジェット。1週間の余命と闘いながら幼なじみのビリーとともに「自分の殺人事件」の犯人を探す…というストーリー。

    ビリーがね…もうね…ほんと…

    この作者の描くワトソン役の男の子、ほんといい。

    『自由研究には向かない殺人』シリーズのピップとラヴィも素敵かわいいコンビで、ジェットが余命1週間なのがほんとつらい。

    ストーリーの面白さもいいし、ラストもよかった。

    主人公はピップに似

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    2026年08月13日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    正味4時間。一気読みでした。
    切なくて苦しくて愛しくて愛しくて愛しくて優しい物語。痛みも迷いも間違いも全部受け止める。これからの生き方を問われます。

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    2026年08月12日
  • 国宝 上 青春篇

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    上巻を読み終わった今の段階でこの感想を書くか迷うところだけど…面白い!さすが、映画が大流行りしていただけはある。主人公がまさかそんな出自とは思いもしなかった。物語は青春篇、華やかな時代が流れて、立場が何度も逆転してようやく再会したところ。生まれ、環境、努力、天才、執念。これからどうなるのか。結局血なのか?歳は取るほど親に似てくるからなぁ。それが血の怖さと汚さ。早く下巻を読みたい!(気になるのは、結局、あの日のことは言わなかった…のか…な?)

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    2026年08月12日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった!
    「へぇ~」の連続!

    ・人間のみが言葉を持つという思い込み
    ・鳥が言葉を使う
    ・お互いに、別の鳥の言葉も理解する(ルー語からの気づき)
    ・複数の言葉の組み合わせ(ぼく・ドラえもん)
    ・日本と外国の鳥の言葉の違い(ジャージャーが蛇って日本語っぽい)
    ・シジュウカラのジェスチャー

    世界的にものすごい発見をしているけれど、その発見に至ったきっかけや考え方、それを証明する手法をこれだけ平易に、ユーモラスに表現できることに感動。これは中学生から読めるな!と考えていたら、既に中一の国語の教科書に載っているとか。著者によるイラストもかわいらしく分かりやすい。巻末には鳥の鳴き声が聴

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    2026年08月12日
  • ナイルパーチの女子会

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    BUTTERで柚木麻子さんに興味を持って手に取った2作品目。めちゃめちゃ面白い。頭イッちゃってる人たちで、読んでる間ずっとドン引きの顔してだと思う。でもなんか健気というか、そういえばわたしはこれまでどうやって友達を作ってきたんだっけ…友達って何…?と怖くなる

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    2026年08月12日
  • 猫を抱いて象と泳ぐ

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    ネタバレ

    チェスをする少年の静かで、切ないけれど暖かい話。
    リトル・アリョーヒンとマスターや令嬢やミイラなど、様々な対局者との間にチェスを通してあたたかい時間や会話がなされていて、本当に素敵だった。最後、ミイラに言いたかったことは言えなかったけど、きっと手紙でのチェスを通して伝わってたんじゃないかな。
    マスターが亡くなったり、令嬢がチェスを忘れていたり悲しいことは沢山あったけど、何故か自然と受け入れることが出来たのは、そこにチェスをさした時間があったからなのかもしれない

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    2026年08月12日
  • カフネ

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    本屋大賞で知ってからずっと読みたかった本
    人を縛る愛とあたためる愛、求めることと捧げること
    それらの強烈な感情が、"生活"の中で繰り返されていくこと
    "泣きながらご飯を食べたことのある人は生きていける"
    好きなドラマの好きな台詞
    その意味が少し深まって分かったような気持ちになった

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    2026年08月12日
  • カラフル

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    3年ぶりくらいに。何回読んでも素敵。
    カラフルなこの世界に飲み込まれつつも自分だけの色で生きていくのだなと、、でも周りに合わせて染まる必要も、自分だけの色を無理に作る必要もないなと、
    そのまんまでいいのかなって思った
    自分がそうだと決めつけている何かも、もしかしたらそんなことはなくって、違う考え方で、色で見れたら自分の生きる世界は変わるなと読んでて思った。
    また忘れた頃に読もう

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    2026年08月12日
  • 二人の嘘

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    ネタバレ

    最後の章のタイトルが『悲劇』だからこそ、ふたりの旅は永遠ではないのだろうなと思い、読んでいて切なかった。

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    2026年08月12日
  • 神様の御用人

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    ネタバレ

    《身近な人にも、神様にも、感謝の気持ちを伝えたくなるお話》
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    おすすめして頂いて読んでみたのですが、良彦と方位神様のテンポの良い掛け合いが面白かったです。また、良彦の困っている人には躊躇いなく手を差し伸べる優しさも、素敵だなと思いました。

    特に印象に残っているのは、一言主様のお話です。人に寄り添って下さる一言主様のお姿に感銘を受けるとともに、「そこにいるだけでいい」という良彦の言葉にもハッとさせられました。誰かが困っているとき、そっとそこにいるのも優しさだと気付かされました。
    また、私はお願いがある時にしか神社へお参りに行かないのですが、地元の神社へお礼参りに行こうと思い

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    2026年08月12日
  • 海の祭礼

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    ペリーが黒船に乗ってやってきて開国を迫られた。
    では、なぜ欧米諸国は日本に開国を迫ったのか。開国により、彼らは何を得ようとしたのか。あんなにもつまらなかった授業では語られなかった歴史の一端を知ることができる、一冊。

    北の果て、礼文島から始まり、アメリカ、長崎、下田、とあちこちに舞台を移しながら、鎖国していた日本はいかにして諸外国との交渉に当たったのかを知ることができる。

    吉田昭の小説は苦しく辛いものばかり読んでいる気がするが、この小説は苦難の中にも穏やかな瞬間もあり、万人にお勧めできる。

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    2026年08月12日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    さすが新潮文庫の50周年記念作品、7人の人気作家による短編集。
    ほとんど一冊は読んだことのある作家さんで、読み比べられるのが贅沢感と満足感で幸せな時間だった。
    短編だらサクッと読めちゃう手軽さの反面、もっとこの作家さんの作品に触れたくなり、次のページに行く前に他の長編作品の購入計画を考えたりして。
    こんな体験をも含めてすてきな「プレゼント」でした。

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    2026年08月12日
  • 赤と青とエスキース

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    ネタバレ

    青山さんの文章は上品で優しく、読みやすいのでサラサラと頭に入ってくる。

    きっとまた点と点がどこかで繋がってくるんだと思っていたけど、ずっと線だった…!
    最後まで読んだ後に、何度も戻って読み返した。

    蒼と茜=ブーとレイには全く気が付かなかった。
    ユリさんも理解あるオーナーで、レイと繋がりが続いていて良かった。

    ずっとブーとレイが中心の物語であるわけで、周りの変化や環境をナチュラルに種明かししていくような流れが気持ちいい。

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    2026年08月12日
  • カイロの死せる精霊

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    いやーー良いですねえーーー。
    ザッツエンターテイメント。
    「精霊を統べる者」の番外編というかスピンオフというかの3つの短編が収録されてます。
    書かれたのはこのファトマとシティの出会いを描いた表題作の短編「カイロの…」のほうが先らしいけど、「精霊を…」を読んでからのほうがむしろニヤニヤしながら読めるかも。
    物語的にも長編の「精霊を…」のほうが複雑だし世界観の完成度とかも高い気がするんだけど、こっちはちょい厨二感というか、漫画っぽいわかりやすい展開で、これはこれで楽しかった。いろいろ謎だったこともつながるし。
    2つめの短編、「ハーン・アル=ハリーリの天使」は、この世界で結構重要な「天使」っていう存

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    2026年08月12日
  • 激しく煌めく短い命

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    女性同士の愛の話である、と言うのは事前情報として知っていたが途中にもどかしいと感じる葛藤があったり切なかったりする中で。
    真髄はアツい人生論だった。「激しく煌めく短い命」、肝に銘じて生きたい。

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    2026年08月12日