ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • アルプス席の母

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    良かった、期待以上の青春、終わり方だった。

    あらすじは、
    秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。シニアリーグで活躍する航太郎が選び取ったのは大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て、父と約束した甲子園目指して、息子と菜々子が、大阪にいく。
    不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?

    栄光からの挫折、そして人として立派に終わっていくのだろう...。
    監督と選手の確執、親同士の確執もあるある...。
    終わり近いストーリーに涙がこぼれました。
    高校野球ファンだとさらにおもしろさが増すスト

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    2026年02月11日
  • アルプス席の母

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    「本当は女の子のお母さんになりたかった。」
    最初の一文で、物語に惹きこまれました。
    高校球児の母親からみた高校野球が、息子の自立、父母会、怪我、監督、チームメイトなどあらゆる面でリアルに描かれていて、まるで自分が体験しているかのような感覚になりました。
    母と息子のつながり、母と息子それぞれの成長に心動かされる作品で、甲子園がいかに特別なのか、そこを目指す高校球児とその母たちがどれほどの思いを抱えているのかを考えさせられました。
    物語の終盤は、特に熱い気持ちになりました。
    いつか自分が息子をもつことがあれば、また読み返してみたいと思いました。

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    2026年02月11日
  • 水中都市・デンドロカカリヤ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    どれも予想がつかない物語で一気に読めた。
    時代背景や当時の安部公房の状況を理解すると、きっと意図のようなものが読み取れるのかなとは思うが、面倒くさいので読んでありのままを楽しんだ。

    水中都市のフレーズで

    おれはおれにもうそれほど執着していないのだから、魚になってまでおれであろうとは思わない

    というのがとても気に入った。
    環境や社会が変化していくときに、いつまでも自分の信念に固執しないというしなやかさを感じて、自分にとっての希望の言葉になった。

    あとは鉄砲屋にスミレの香水というのが出てきて、わざわざ香水売場に出かけて行って2〜3嗅がせてもらったが、それらは女性らしさ全開の香りで全く好みで

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    2026年02月11日
  • 星を編む

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    ネタバレ

     凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」の続編です。

    ・北原先生の過去。
    ・櫂没後の編集者の2人、植木さんと絵理さんのその後の話。
    ・暁海と北原先生のその後の話
    の3つが描かれています。

     汝、星のごとくは展開がどんどん進んでいくジェットコースターのような印象がありましたが、星を編むは人間関係を現実的に生々しく淡々と描いているような印象でした。
    物語としては前作の方が好きでしたが、常に感情的に自分と置き換えて没入できるのは今作でした。

    「己の未熟さというものは、いつも他者との対峙から教えられる。」

    「誰もが誰かを想い、悪気なく身勝手で、何かが決定的にすれ違ってしまう。このどうしようもない構図

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    2026年02月11日
  • レモネードに彗星

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    友だちに「絶対に好きなやつ!」と推されて完全に「絶対に好きなやつ!」だった。短編のタイトルの並びを見るだけでも、イケてるバンドのアルバムを見るよう。ポップでエモくて、音楽とサブカルへの愛があって、ちょっと舞城王太郎みも感じる。

    「純粋個性批判」は『ゴーストワールド』のような甘酢があって、「新しい孤独の様式」は愛でしかない。ラスト「スカートの揺れ方」の読後感も最高。今後追いたい作家さんです!

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    2026年02月11日
  • I

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    誰かと話したい!
    答え合わせしたい!
    2通りの読み方でそれぞれ読むことでなんとなく全体像が見えてくる!

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    2026年02月11日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    広くて狭いこの世界で、色んな人が色んなことを抱えて生きている。今まで生きてきた自分の人生や生き方はどうだっただろうと振り返ると共に、明日からは大なり小なり今日までとは少し違った一歩を踏み出してみようと思わせてくれる作品だった。

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    2026年02月11日
  • 魔女の館の殺人

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    ネタバレ

    本格謎解きと本当の殺人事件が組み合わさったミステリー小説。
    映像記憶と推理力抜群の大学生コンビが脱出ゲームに参加するも、本当の殺人事件が発生。事件のカギは脱出ゲームの中にある。二つが同時に進行していく構成でとても面白かったです。謎解きは読者でも解くことのできるものになっていて主人公たちと同じ視点で謎を解くことができるのでとても楽しめます。またミステリー部分も伏線や展開が手堅く骨太で、十分に楽しめると思います。理人と詩文のコンビも喧嘩や凸凹具合がいいスパイスになっていて、続編があればぜひ読んでみたいです。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にして

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    2026年02月11日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    今村翔吾が最も情熱をかけて書き上げたと言われる所以がわかる。
    それほどまでに作品の端々から感じられる情熱。
    こんなにもずっと面白い作品があるのかと。
    このラストの為に今までのストーリーが組み立てられていたのかと思うと感動すら覚える。
    特に最後オールスターで臨む戦いは震えた。
    火消しの心意気が、熱量が若い世代へ引き継がれていく様も、幾つになっても火消しとしての魂は無くならないということも。
    最高だった。

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    2026年02月11日
  • 羆嵐

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    これは今年入って読んだ中で、ぶっちぎりナンバーワンの名作。
    とにかくいろんな人に読んでほしくて、身の回りの人に勧めまくっている。
    寒さが怖い!飢えが怖い!羆が怖い!
    怖いのに淡々としていて、よけいに恐怖!
    そしてクライマックスの緊張感といったら…
    読んでいる間は、自分の息まで白くなっている気がしてしまう。

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    2026年02月11日
  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ

     初めて本で泣きました。

     学生の頃から親に悩まされてきた2人の、恋して、すれ違って、別れて、それでも自分の中からはいなくならなくて、ただ、純粋な恋愛小説というよりかは、人間の本質や現実、生々しさを丁寧に描いている作品でした。

    現実の自分にも沢山当てはまることがありました。
    現状を理由に前に進めない自分、でも側から見ると可能性がそこら中に沢山あって、間に合わない事は何もない、そうとも思えました。
    私はこの作品を読んでずっと悩んでいた事に自分なりに答えを出して、行動しようと思えました。

     凪良ゆうさんの作品を初めて読みましたが、丁寧な文章と登場人物の台詞に込められている深い想いにすごく心を

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    2026年02月11日
  • 踊りつかれて

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    でた!
    2020年代最高の冒頭、宣戦布告!
    一気に引きずりこまれるやん!

    SNS時代の匿名性による恐ろしさ、誹謗中傷については考えさせられる。

    悲しい事や、辛いことが多いんだけど、これは愛の物語です。
    最終章は涙が止まりません。

    映画化希望(笑)

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    2026年02月11日
  • 魔法を描くひと

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    良い、読後感。
    装丁が素敵で、絵本のワンシーンみたい。
    表も裏表紙も読みながら、じっくりと眺めてまた読み耽る…を繰り返して。

    自由の国アメリカ

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    2026年02月11日
  • 新訳 紅楼夢 第5冊

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    ピークを過ぎた賈家に不吉な兆が現れ、どんどん侍女たちが失われていく冊
    晴雯の引き取られた従兄弟の嫁のキャラが岩波文庫の採用した写本と異なり、その一点だけでもある程度の救いや女性キャラの深みが感じられる

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    2026年02月11日
  • カフネ

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    自分の人生は他でもない自分のものだという、当たり前のようでいて忘れかけてしまう感覚を思い出させてくれる一冊でした。様々な人生を歩んでいる人たちそれぞれの生きづらさと、そんな時に何が救いになるのかを丁寧に描いている作品だと感じました。
    この本で知った愛についての学びや感情の動きを表現しきれない自分の語彙力を悔しく思うくらい大切な一冊となりました。さすが本屋大賞受賞作品!おすすめです。

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    2026年02月11日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    文章が好き。重い内容だからこそ、難しく書かれてなくてとても読みやすかった。心が苦しくて何度も泣きそうになった。

    キナコ、愛、絶対幸せになってね。

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    2026年02月11日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    自分と少し似た境遇が描かれてて前半は体調悪くなったけど、最後まで読んでずっと泣いてた。冒頭・中盤・最後の文章も思い出して泣いた。8人の繋がりを読み返してもう一回泣いた。どこかで誰かと助け合える時代が来ますようにと願った。

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    2026年02月11日
  • メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官

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    なんとなく犯人は予想できたのだが、動機や明かされる真実は想像を超えたものだった。

    今回も面白かったなぁ。

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    2026年02月11日
  • 神の蝶、舞う果て

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    やっぱり上橋さんの世界に浸れるのは幸せな事だと改めて思った。
    新作ではないって事は読み終わってから知りました。
    それでも、上橋さんのルーツを知れた、ここから様々な作品に繋がっていったのがとても伝わってきた。

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    2026年02月11日
  • θ 11番ホームの妖精 アクアリウムの人魚たち

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    前作に引き続き世界観とキャラクターが好きです。まだまた、謎が多く続編に期待してますが、この作品からすでに10年近く経っています。気長に待ちます。

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    2026年02月11日