ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 怖い話名著88 乱歩、キングからモキュメンタリーまで

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    戦前から現代まで、日本と海外のいろいろな怖い小説のさわりは、それだけ読んでも大満足。ホラー、ミステリーはもとより文芸作品まで幅広くとりあげられていて、完成度・実用度の伴ったブックガイドとしての決定版の趣き。著者の読書量の多さ、知識の豊富さにまず驚いてしまう。また、1冊につき一見開きという定型のレイアウトにぴったり収めつつ、ネタ晴らしを巧みに回避しながら思わず読みたくなってしまう紹介の仕方がうまく、文章力・構成力の高さに感心しきり。おかげで本書で紹介された小説を何冊も購入してしまうはめになった。

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    2026年01月01日
  • 桜のような僕の恋人

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    ネタバレ

    よくある恋愛小説って感じ。
    けど純粋で藁にも縋る思いの電気治療詐欺、助けたいのにどうしようも出来ない気持ち。
    切ない気持ちが伝わってきてポロポロと涙が溢れてきた。
    写真をもっとたくさん撮ろうと思った。

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    2026年01月01日
  • モモ

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    ドイツ人作家ミヒャエル・エンデの児童文学を手にとる。人にとって普遍的なテーマである『時間』を扱った作品。このような素敵な作品に小さい時に触れることができた読書好きの方々を羨ましく感じた。

    第一部の「モモとその友だち」ではファンタジー世界へ導き、夢を大きく膨らませるための助走がしっかりとれる内容で、登場人物の性格や子どもの純粋さをとても上手く表現している。

     そして人の話を聞くことで周りを幸せにするモモの特殊な力を哲学的な言い回しで記す。

    一一 友だちみんながうちに帰ってしまった晩、モモはひとりで長いあいだ、古い劇場の大きな石のすりばちのなかにすわっていることがあります。頭のうえは星をちり

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    2026年01月01日
  • 終わった人

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    笑った笑った。主人公の終われない哀愁が笑える。作者が主人公に使わせる日本語や語り口調も面白いし、ああこんな日本語あったなあ、この意味って何だったっけ、と思わせる。 日経の記事で当時大人気だったとあって初めて作者の作品を読んだ。その最中、先日お亡くなりになられたのも知る。何かご縁があった感じ。他の作品も読んでみたい。

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    2026年01月01日
  • イクサガミ 人

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    進次郎頑張ったし、甚六いい奴だし、ここまで読むと無骨の漢気にさえ感情移入。義兄妹とは言え、彼らの育った環境で培われた絆は私の心臓も一突き。残すところ一冊。どんな終焉になるやら、楽しみだ。

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    2026年01月01日
  • ガラスの海を渡る舟

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    寺地はるなさん作品2冊目。本作もみずみずしくも深くじんわり心に残る文章が多く、メモが止まらなかった。
    なかでも道のまっすぐで誰にとっても分かりやすい言葉に、ハッとする場面がたくさんあった。

    ガラス工房を営む兄妹。兄の道はコミュニケーションが苦手で、協調することができない。妹の羽衣子は、何事もそつなくこなせるが個性を見つけられずにいる。正反対のふたりの物語。


    「なんでも許されると思ってんのか、それは世間への甘えとちゃうんか、みんなお前よりがんばってんねんぞ」
    苦手なことがたくさんある道に対する、この言葉がずっと引っかかっていた。

    どうしてこの人は、道がどれほど頑張っているのか分かるんだろ

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    2026年01月01日
  • 億男

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    「お金は信用なんだ」宝くじで三億を手に友人に会いその友人と共に消えた三億円を主人公一男が友人の知り合いに会いながら探します。お金に関わり振り回され、虚しさを味わい、誰かを信用できないまま、それぞれの人生を聞き、一男のお金の答えと幸せも変わっていきます。チャップリンの台詞が引用されているのも良かったです。友人が言う「お金は信用なんだ」その友人がお金の先に観た答えが彼の答えなのかと思いました。お金について考えさせられるオススメの作品です。

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    2026年01月01日
  • 億男

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    「お金は信用なんだ」宝くじで三億を手に友人に会いその友人と共に消えた三億円を主人公一男が友人の知り合いに会いながら探します。お金に関わり振り回され、虚しさを味わい、誰かを信用できないまま、それぞれの人生を聞き、一男のお金の答えと幸せも変わっていきます。チャップリンの台詞が引用されているのも良かったです。友人が言う「お金は信用なんだ」その友人がお金の先に観た答えが彼の答えなのかと思いました。お金について考えさせられるオススメの作品です。

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    2026年01月01日
  • 覇権なき時代の世界地図(新潮選書)

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    JICA(国際協力機構)の理事長を務めた著者による、世界各地域の途上国を中心とした地政学的見解をまとめたエッセイ集である。選ばれている国々がユニークで、非常に興味深い内容であった。
    例えば、キリスト教徒が多数派のフィリピンにおいても、ミンダナオ島では「モロ」と呼ばれるイスラム教徒との間で内戦があったという事実は大きな発見であった。また、南米の中でも特にパラグアイに多くの日系人が移住していることも初めて知った。さらに、タリバンが復活する情勢下で、パキスタンがいかに地政学的な重要性を帯びているかも再認識させられた。現場の知見に基づいた著者の視点に触れ、他の著作もぜひ読んでみたいと感じた。

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    2026年01月01日
  • 白夜行

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    ネタバレ

    結局2人はどんな関係だったのか、2人の間にどんな会話があって、どんな想いを抱いていたのか分からないまま終わってしまった。
    雪穂の心の内や、数々の事件の真相がはっきりしなくて、最後までそれは一貫していた。
    一体何があったのか、どんな想いで雪穂と桐生が過ごしているのか凄く気になる。
    ずっと、この事件がどう繋がってくるのか緊張しながら読み進めた。面白かった。

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    2026年01月01日
  • 殺人出産

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    設定が思いつけない
    展開が大きくはなく回収も特にないが、それがより日常としてあり得るかもしれないを引き出しているように思えた。好みはありそうだが、短編にしてここまで常識を覆すテーマとして強い設定を思いつけるアイデア力に敬意、
    ずっと不思議な雰囲気がなんとも言えず好き

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    2026年01月01日
  • 方舟

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    ネタバレ

    めっちゃ面白かった。
    その作品の中で推しを見つけ、読み進める私にとってあのラストは衝撃的でした。
    もし、実際にこのような状況に陥った時にどのような行動をするかなぁと考えてしまいます。

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    2026年01月01日
  • 探偵小石は恋しない

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    ネタバレ

    第5章から実は!!実は!!!の繰り返しで、読む手が止まらなかった!
    恋愛×ミステリーっていう自分にはあまり馴染みのないジャンルだったけど最高に楽しめる作品だった

    2人とも幸せにな!!!!!!!!!!!!!

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    2026年01月01日
  • キリストの誕生

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    あくまでユダヤ教の一派、それも異端派として十字架にかけられたイエスはもういない。存命中に関わった人間と、人間としては関わりが無く信仰の対象として伝えられた人間とが発生する。見聞きしたか、聞いたかで神格化の度合いは異なってくる。発生発展展開の時代がやってきた。

    キリスト教がヨーロッパを席巻した後にも、宗派の違いで異端にされたり、火刑にされたり、戦争になったりってあったよなというのを踏まえると、人それぞれがキリスト教の中から信じたいエッセンスだけ抽出して、形作って固めて唯一無二にするみたいなことになるんだなって、解釈の違いってやつ?

    最初期にも解釈違いが起こってた上に、"総本山&qu

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    2026年01月01日
  • 死の仕事師たち 彼らはなぜ「人の死」を生業としたのか

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    ヘイリー・キャンベルさんめっちゃ推せる!!!
    アンソニー・マティック氏も素晴らしすぎ
    あとがきにくそほど感銘を受けたー!
    自分のトリガーと限界知っとくのほんと大事

    生まれて初めて目にする死体は、大切な人の死体であるべきではない
    死体を目の当たりにしたショックと、死別の悲しみのショックは別々に受けるようにしておくべきだ

    火葬で1番燃えにくいのが癌ってなんかすごい
    “その持主である人物よりも長く生き延びる肉の塊”

    人体冷凍保存の施術者の捉え方が意外(いい意味で)
    絶対生き返れるって盲信してるのかと思ってた
    もちろん自分の仕事に誇りを持ってるし、クライアントへのリスペクトもあるけど、だからこそ

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    2026年01月01日
  • 大人になったら、

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    ネタバレ

    2026年、新年1発目に大当たりを引いた気分です。
    「普通」ってなんなんでしょうね。
    「普通という幻想」を追い求めるのも仕方がない。
    でも「普通」のレベルは人それぞれ。
    ものすごく今の自分に刺さる1冊でした。

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    2026年01月01日
  • 津軽

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    ネタバレ



    大好きな本。

    ・p13 弟と太宰は仲が悪かったが、ふたりで故郷を離れて暮らすとお互いの気性が分かってきた。弟は修治の吹き出物を心配して薬を買いにも行ってくれた
    →私自身の兄弟関係にも重なるところがあると感じた。遠く離れた場所へ来ると、お互いようやく向き合う覚悟ができる。みたいなものかな。この弟は2、3年後に亡くなったとあるけど、何でも打ち明けて話せる相手がいるというのは自分で思っているより遥かに心を強くする気がする。

    ・p23 弘前で暮らすうちに「め組の喧嘩」の鳶の者の格好をしようとして、股引を求めて呉服屋に聞き歩いて、結局消防士用の赤線の引かれた代物を提示されて消沈して諦める
    ・p5

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    2026年01月01日
  • 読書からはじまる

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    本が好きでよかった。
    こんなに素敵な文と出会えて、そして、蓄えておくことができるんだから。
    本を読む、という素晴らしさに気づけた人生で本当によかった。

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    2026年01月01日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    朝井リョウさんの目の付け所すご〜い!
    私の生殖本能はおしゃべりなのかな?それとも寡黙かな?毎日本を読んでいるから博識なのかな?個体と同じで思慮が浅いのかな?


    そんな私自身は異性愛者で結婚もしているけど、子どもは可愛いと思えないから産まない選択をする。
    将来子どもを持たないため、自分が生活できるだけのお金を稼げれば良く、会社組織への貢献や維持拡大はまったく気にせず勤めている。社会とか知らね〜

    少子高齢化のこの時代はチャンスだ。
    経済的に苦しくて産みたくても産めないという大義名分ができるから。
    「子どもは可愛いし、経済的にも何とかなるから産んでみな」と言われるのもめんどくさいし反吐が出る。

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    2026年01月01日
  • 准教授・高槻彰良の推察12 破られた約束

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    ネタバレ

    このシリーズは、読みやすくて面白い。不思議な出来事が人によるものか、人ならざるものによるのか、毎回読んでいてワクワクする。そして今回は、高槻先生の謎に踏み込んだ話だった。なるほど。。と思いながら、気になる終わり方だった。次の展開が気になる!楽しみです。

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    2026年01月01日