ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ザリガニの鳴くところ

    Posted by ブクログ

    湿地でひとり生きるカイアの姿が切なくて、孤独や人とのつながりについて考えさせられた。自然の描写が美しい一方で、物語が進むほど謎が深まり最後まで引き込まれる一冊。

    0
    2026年10月07日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

    Posted by ブクログ

    面白いです
    こんなお店近くにあったら行ってみたいです。食欲減ってる時とか良さそうあとやる気もアップしそうですね

    0
    2026年10月07日
  • エミリの小さな包丁

    Posted by ブクログ

    ⭐︎印象に残ったフレーズ⭐︎

    ・常識とは? 誰かが勝手に作り上げた幻の縄

    ・世界は変えられなくても、気分は変えられる

    ・人生にも時合いはある


    ・わたしはわたしの人生を創る神様

    0
    2026年10月07日
  • 遠い山なみの光〔新版〕

    Posted by ブクログ

    自分が大事にしていると"思っている"価値観も、他者との関係性の中で定義されるキャラクターも、確立されているように見えて根底には大きな揺らぎを抱えている。
    一度は軽薄とか、奔放とか、協調性に欠ける、なんて他者のことをジャッジしたかと思えば、気づくと自分がそちら側にいたり。そもそもそのジャッジ自体がどうだったのかと自分に問えるようになるのは、自分自身がそのジャッジに散々苦しんだあとだったり。

    悦子とさちこの会話がとても印象的で、個人的にさちこのセリフに心がチクリと痛んだ。自分の子育てや選択を誰かに責められないように予防線を張ったり、相手に伝えているようで自分に言い聞かせているかのような内容で、母親として共感もした。

    0
    2026年10月07日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 比翼のマグル・ガル

    Posted by ブクログ

    読み始めた当日に読み切ってしまった…!!
    正直、リチャードと正義の関係性が変わってからなんとなく苦手な気持ちがあった。最初の相棒的な空気感が好きで…と思っていたが、おめでとう…まじで末永くお幸せにと今は思っております( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )

    これで完結だと思うと寂しい気持ち…続編とかできたら絶対読む!

    0
    2026年10月07日
  • 鹿の王 4

    Posted by ブクログ

    鹿の王の在り方は、私はさみしい。孤独の英雄と讃えるのも、愚かと貶すのも、残された者がさみしさを紛らわせる方便のように思えた。だからこそ、ユナたちが追ってくれたのが嬉しかった。彼らの手はきっと届く。その奇跡は、連綿と続く命の連鎖のなかに、自然の営みとして溶けるのだろう。

    0
    2026年10月07日
  • 赤と青とエスキース

    Posted by ブクログ

    5つの短編が一枚の絵で繋がる。エスキース…下絵と訳される絵が様々な人たちを繋いでいく。時間の経過と共に変わる呼び名で、「誰が誰?」と少々混乱するも読み返す楽しみ。全編通して「子ども」が出て来ない。結婚、家族、子ども…そう言うものとは違う側面から生きるとは?人生とは?と向き合った物語。

    0
    2026年10月07日
  • 傲慢と善良

    Posted by ブクログ

    久しぶりにハッとさせられる小説に出会った。
    時期もあるんだろうけど登場人物の気持ちが分かりすぎて本当に今読んで良かったなと思う。
    心理描写がとても上手。私のことかと思った。
    また時間を空けてよみたい。
    自分の傲慢さを自覚させられた。

    0
    2026年10月07日
  • マチネの終わりに(文庫版)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み出したら止まらなくなってしまい、2日ほど睡眠を削って読んでしまった。
    深く自身と芸術、歴史、文化、思想に向き合う2人が運命的に出会い、引き離され、最後には再会を果たす。軽薄さのない恋愛の崇高さと切なさに憧れを持った。
    洋子のような側から見れば完璧な女性のうちにも、凡人のそれと同じく嫉妬や後悔など様々なものが渦巻くものなのだろうと想像できるようになった。また、1970年代からの社会情勢、とくにイラク戦争についての己の無知を恥じ、教養のない女性はセクシーじゃないというフィリップの考えにもどきっとした。

    再会のその後は描かれていないが、共に生きていく関係となっていることを願わずにはいられない。この2人が友人としてでも恋人としてでも関わっていくことで早苗との関係は遅かれ早かれ破綻するだろう。しかし2人が完全に縁を切るということも想像のつかない選択肢であるように思う。

    0
    2026年10月07日
  • かがみの孤城 下

    Posted by ブクログ

    読み終わった後に、胸の奥から暖かさが広がってくる。
    この人が描く生きることへの希望は、いつも地に足ついていて、それでいて少しのファンタジー要素が鮮やかに彩りを与えている。
    読んでいる途中の違和感を頼りに色々考察するも、いつも想像の少し上の展開が待っていて楽しい。
    比較的読みやすく、素敵な内容だった。

    0
    2026年10月07日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    習慣と信頼。
    私の周りには信頼できる人、してくれる人はいるのでしょうか。
    自分を自分と何を持って証明できるのか。
    ひとまず、痴漢は◯ね、という言葉でこんなにグッと来る日があるとは思ってもみませんでした。

    伊坂幸太郎作品は世界観に入り込むのに難儀することが多いけど、入り込んでからはスラスラとページが進みますね。

    0
    2026年10月07日
  • キツネ狩り(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    確かに。こりゃべらぼうに面白い!
    右眼に3年前の光景だなんて、設定でわかるよ。面白いに決まってるじゃん。

    0
    2026年10月07日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『僕だけは信じてるから。僕には君が必要なんだ』
    優しかった彼の声が、どこか遠くで聞こえた気がした──。
     
     
    第68回(2015年)日本推理作家協会賞の長編及び連作短編集部門受賞作。最近で言うと『アルプス席の母』や『店長がバカすぎて』シリーズ、あるいはドラマ化されていた『ザ・ロイヤルファミリー』など、人気作を次々と刊行している、早見和真氏の代表作。

    もうね、なんでこんな面白い作品を積んだままにしてしまったんだろうと激しく後悔。
    とある確定死刑囚の女性『田中雪乃』を描いた作品ですが、まぁ没入感が半端ない。
    不遇な人生を送ってきた雪乃の孤独感や自己肯定感の低さ。そして、物語終盤で明かされていく核心部。これはとんでもない社会派ミステリー作品ですわ。

    雪乃の過去を知る登場人物たちが、懐古しながら描き出していく客観的視点の『田中雪乃』像が、あまりにも純粋で、そして誰かに自信を必要だと言ってもらいたくて…。

    いやー陳腐な感想になりますけど、素晴らしい作品でした。この作品を読めて本当に良かった。
    ・
    ・
    ・
    ・
    ・
    正義は一つじゃないかもしれないけど、真実は一つしかないはずです──。

    放火殺人で死刑を宣告された田中幸乃。彼女が抱え続けた、あまりにも哀しい真実──極限の孤独を描き抜いた慟哭の長篇ミステリー。

    田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪により、彼女は死刑を宣告された。凶行の背景に何があったのか。産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人など彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がるマスコミ報道の虚妄、そしてあまりにも哀しい真実。幼なじみの弁護士は再審を求めて奔走するが、彼女は……。

    筆舌に尽くせぬ孤独を描き抜いた慟哭の長篇ミステリー。

    0
    2026年10月07日
  • 黒革の手帖(下)

    Posted by ブクログ

    どこから罠にはまっていたんだろうか。それに気づかなければいけなかったけど、もう手遅れだ、、、と元子破滅に追い込まれていく。テンポよく スラスラ読めた。

    私の人生 小説・有吉佐和子の悪女についての次ぐらいに好きかもしれない。面白い。再読したい。

    0
    2026年10月07日
  • 四畳半タイムマシンブルース【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったです。SFと森見さんの筆意外と合うな〜と思いました。
    森見さんらしく、可愛い女子に片想いする主人公と、そのろくでもない友人たちと、ぐだぐだ言いながらも楽しい青春のひとときが、描かれていきますね。
    予想通りの展開もありつつ、どう動くか予想できないキャラが次々起こすトラブルでスルスル読めちゃいました。

    タイムマシンでも過去は変えられない、タイムマシンがあっても取り戻せない過去がある、って言う解釈も良かったですし好きです。良かった〜!

    0
    2026年10月07日
  • Dear ママ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【68ページ〜72ページにかけて】私は感情が揺さぶられるようなことが大嫌い。とにかく 心の平和を死守していたい。きっと映画を他人事として楽しめる人は心底 ポジティブだったり 自分に 揺るぎない自信があったり 、
    「私の人生ではなく これは作り物」と割り切れたりして どんな時でも自分自身は大丈夫と言ってあげられるんだろうな。
    それって脳の思考回路がそう作られているからだよね 、羨ましいぜ!!
    私なんて 不安要素を1 投入されたら 動揺。
    2で崩壊。3で破滅に向かっていく。それを立て直すのに本当に一苦労。
    これは私の直すべき 脳の癖 なんだってわかってからも全然治らないよ。
    (中略)
    そんな私のめんどくさい 脳の癖が出来上がってしまった理由も今ではちゃんとわかっているの 小さい時にずっと不安だったり 怖がらされたりして恐怖を植え付けられてきたから とにかく私の幼少期は恐怖でいっぱいだった。
    (中略)
    そういった過去の事実は受け入れながらも そのせいだけにして何も変わっていけず永遠に ネガティブな脳の癖とともに人生を送るつもりはないから、
    常に少しずつでも新しい脳の回路を作ってそれを 癖つけようと試みているし、
    これでも本当にマシになったんだから!

    ↑
    という箇所を何度も何度も読み返した。

    普段の ひなのちゃんの明るい様子からは全く想像のできない ひなのちゃんの内面。

    0
    2026年10月07日
  • 団地のさんにん

    Posted by ブクログ

    『団地のふたり』から生まれた絵本。 団地の仲良しなっちゃん、ノエチともう一人の親友そらちゃんの小さい頃のお話。三人で不思議な体験したのね。三人の性格がそれぞれ違ってて可愛いなぁ。

    0
    2026年10月07日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

    Posted by ブクログ

    誰もが胸に秘めている青春の1ページを思い起こさせてくれる。大人になり社会に揉まれながらも現実を受け止め試行錯誤の日々を送る我々にとって、曇天の空から差す一筋の光のような読後感
    ※爆泣きするため家で読むことをおすすめします!もちろんティッシュも忘れずに

    0
    2026年10月07日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

    Posted by ブクログ

    失礼ながら"池井戸潤が青春小説…?面白いのかな…?"と疑いつつ、ドラマ化するということで読んでみた。結果、疑ってすみませんでした。さすが池井戸潤先生。ただの青春小説ではない。学生サイドにスポットライトを当てた若年層メインの物語かと思いきや、テレビ側や監督側、要は大人サイドの話も重層的に描かれており全年代に刺さりそうな一冊。

    0
    2026年10月07日
  • たゆたえども沈まず

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最高に感動しました。
    数年前に京都でゴッホの「花魁」を見た時の衝撃がよみがえりました。
    数ヶ月前に神戸で多くの作品を見たことがきっかけで読み始めましたが、作品を見てから読んだのが良かったのか、読んでから作品を見たらもっと感動したのか?
    今から2月のゴッホ展が楽しみでなりません。

    0
    2026年10月07日