籘真千歳の作品一覧
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Posted by ブクログ
ラノベのようなスタイルをとりながら、重厚なテーマと複数の読み方を持つ、何度でも再読したい一冊です。
「限りなく人間に近い機械」というありがちな設定に、男女隔離を余儀なくされた世界に第三の性として作られたという存在理由を加えたことで、テーマに大きな深みが生まれた気がします。
特に印象的なのは洋一と置名草の美しくも残酷な物語です。精緻なSF的要素に見える置名草の体質や背景は、単なる無味乾燥なSFガジェットではない、人間の思いが届くものとして描かれています。このあたりに全編を通じて暗示される人工妖精と人間双方の悲哀が詰まっている気がします。
何より、結びは冒頭の一節だけでなく主人公への解答として機能
Posted by ブクログ
途中で引用されているbad apple!!にこんな解釈もありか、と思った。
久しぶりに聞きたくなった。
祝福された真白が全ての存在を呪い、拒絶された揚羽が全ての存在を受け入れたのが印象的。
最後に怒涛の超展開が続いて、消化不良を起こした。
結局揚羽って生きてるの?死んだの?
揚羽って何人もいるの?
疑問ばかり増えたのが残念だった。
麝香の存在もご都合主義の塊のようにしか感じなかった。
エピローグの洋一って一巻の少年?
今度こそ幸せにしてあげてほしい。
そういえば一巻からここまでで八年たっていたのに今更気づいた。
それから、毎回巻頭にあった百人の村の話が好きだった。