スワロウテイル序章/人工処女受胎

スワロウテイル序章/人工処女受胎

1,012円 (税込)

5pt

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男女別の自治区で性別の違う人間と共に暮らす人工妖精たち。その一体である揚羽は、全寮制の看護学園で同室の連理や義妹の雪柳らと学園生活を謳歌していた。人間に害をなす人工妖精を密かに殺処分する“青色機関”の一員という裏の顔を持つ揚羽は、学園内の連続事件に死んだはずの科学者・不言志津江の陰謀を見出す。それは揚羽の人生に今後降りかかる過酷な運命の予兆でもあった。人気シリーズの前日譚たる連作中篇集。

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スワロウテイル序章/人工処女受胎 のユーザーレビュー

4.5
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    Posted by ブクログ

    スワロウテイル前日譚。
    今は黒の五等級や末梢抗体と呼ばれるようになった揚羽にも普通の学生時代があったという話。
    全寮制のお嬢様系看護学校で学生生活を謳歌している揚羽と現在の揚羽の違いが辛い。
    まさか三十年前にあんなひどい実験が行われていたとは…。
    自治区も思ったより闇が深いのかもしれない。
    真白の為

    0
    2017年02月19日

    Posted by ブクログ

    これまでを読み、ここ359ページに到達したとき、私の中で清々しく何かが砕けた。『痛いから』そう、痛いんだ。痛かったんだ、ずっと。

    0
    2014年01月15日

    Posted by ブクログ

    時系列的には1巻の前にあたる、連作中篇集です。この巻単独でも楽しめるのではないでしょうか。
    テイストとしては、1巻や2巻よりもライトノベルに近い印象です。女学校が舞台だからですかね。とはいえ、内容の深みはむしろこの3巻のほうが上回っているようにも思います。
    ラストシーンは感動しました。この感動をより

    0
    2013年08月12日

    Posted by ブクログ

    「きゃ、やだ、くすぐらないで!こら、揚羽ったら!」
    「よいではないか、よいではないか、はっはっはっ、鶴のように鳴くのう」
    「お姉様、お声がいやらしくてお素敵です!」
    「もう!やったわね、揚羽!パジャマを引っぱがすわよ!」
    「あっ・・・あ、それはだめ!や、ちょっ、ちょっと連理、見えてる、見えちゃう!」

    0
    2012年12月17日

    Posted by ブクログ

    連作中編。それぞれに完結する中編を重ねながら1つの大きな物語を形作る構成は見事です。難しい言い回しで煙に巻かれている感じは若干ありますが、圧倒的なテキスト量と、それでいて不思議に読みやすい文体で、実にSFらしい小説だと思います。

    0
    2012年11月13日

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