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Posted by ブクログ
「きゃ、やだ、くすぐらないで!こら、揚羽ったら!」
「よいではないか、よいではないか、はっはっはっ、鶴のように鳴くのう」
「お姉様、お声がいやらしくてお素敵です!」
「もう!やったわね、揚羽!パジャマを引っぱがすわよ!」
「あっ・・・あ、それはだめ!や、ちょっ、ちょっと連理、見えてる、見えちゃう!」
「連理様、お手つきがおいやらしくてお素敵です!」
人工妖精達の学園生活を描きながら、最終章はハードSFらしく締める。設定にもすっかり慣れたところで、近未来東京人工妖精ワールド全開、秘密の花園も絶好調です。ハードSF、しかしながらラノベ風味満載、読んでて楽しいわ~、まだまだ続いて欲しい!今回は可愛い挿絵も入ってて電車でおっさんが読むには少し恥ずかしい、(別に誰も覗きこまないけれど)でも読まなきゃ判らない面白さです。
Posted by ブクログ
相変わらずの面白さとクオリティを持つシリーズ三作目。
女学園×SF×ミステリ×必殺仕事人の素敵な融合。七色の蝶が舞い四季をめぐる情景、コメディとシリアスのバランスのある会話、SF的な謎の解明、物語の感動、と満足度高し。
鏡子さんの独自な価値観をもった罵倒も健在(笑) 今回は連作短編集だから謎の解明と戦闘場面が何度も楽しめる。
不可解な謎を提示し、丁寧に伏線を張り、推理し、と、綺麗にミステリの構図を物語の進め方に用いている。ミステリの文法が藤間千歳という作家には身体に染み込んでいるんじゃないかな。
あと、風気質[マカライト]のトリックスターぶりは物語を動かす上でも魅力的なのだと今回判明。
好きなミステリ作家が誰なのか作者さんに訊いてみたいかも。
あと、SFとしての大ネタと事件の黒幕が重なるのが独特。
現在、新作を楽しみにしてる国内SF作家さんの一人。
国内SFミステリの書き手としても藤間さんが有望株だと思う。
それと、瀬名秀明の『デカルトの密室』と読み比べても良いかもしれない。
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