スワロウテイル/幼形成熟の終わり

スワロウテイル/幼形成熟の終わり

1,012円 (税込)

5pt

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関東湾人工島の自治区に男女別で隔離されている人間たちは、人工妖精(フィギュア)と共に暮らしていた。その一体の揚羽(あげは)は、亡くなった後輩が葬式で“動く死体”(リビング・デッド)になってしまった事件の謎を追う。一方、自警団(イエロー)の曽田陽平は人工妖精の“顔剥ぎ”(フェイス・オフ)事件の痕跡を捜査していた。どちらも当初は単発的な事件だと思われたが、突如自治区を襲ったテロをきっかけに、これらの異変が自治区の深い闇のほんの一端であることを二人は思い知る……。人間に仕える人工妖精の愛と苦悩を描くアンドロイド成長SF第二弾!

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スワロウテイル/幼形成熟の終わり のユーザーレビュー

4.2
Rated 4.2 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    前回男性自治区側から追放されたはずの揚羽が何でいるのか疑問だったが、なるほど、その発想はなかった。
    でも、真白って寝たきりじゃなかったけ?
    なのにどうしてメスふるったりして暴れられるの?
    というかボクっ娘かわいい。
    顔が自らのアイデンティティになるのは人間も人工妖精も変わらなかった。
    個人的には椛子

    0
    2017年02月19日

    Posted by ブクログ

    一度読んだ記憶はあったんですが、買った記憶もあったんですが、4巻を買ったあとで2巻と3巻が見当たらないことに気づいて買い直し、ついでに読み返しました。
    SFなんでしょうけど、ミステリでもあり、ライトノベルのようでもあり、哲学や宗教にもよく触れるし、深みのある作品です(シリーズを通してそうなのです)。

    0
    2013年08月12日

    Posted by ブクログ

    パスカル曰く、人は考える葦、だそうだ。
    この言葉を使って、人工少女販売処で屋嘉比が洋一と陽平に「・・・お前は言葉を話す蘆で、お前の目の前にいるのも言葉を介し心を察する一人の人間だ」と言ったのが印象的だったのを覚えています。
    人とは考える生き物だと聞いたことがあります。言いかえると、人=考えるというこ

    0
    2013年03月17日

    Posted by ブクログ

    前作の背景説明は必要最低限に抑えて人工妖精ワールド全開。前半セリフ多し、後半アクション多し。「”海底の魔女”は対人無敗です。」これで”海底の魔女”は”アクアノート”と読ませる。全編に渡ってルビ多し。 前半伏線多し、後半予定調和多し。ちょっと詰め込み過ぎでは?最後に伏線が全て収斂していくので付いていく

    0
    2012年11月05日

    Posted by ブクログ

    前~中盤はルビが素晴らしい語りの応酬、荒事満載の後半戦~クライマックス。そしてラストの、どう見ても出来過ぎだけどこの展開からどうやったらそうなるんだっていう予定調和。 すごい。
    ライトノベル的なキャラクターの造り込みと、練りに練り込まれた台詞の読み応え。
    これはまた続きを読みたい。シリーズ的にこの後

    0
    2012年08月11日

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