ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    どの章も惹き込まれるストーリーだった。
    登場人物は特に晴子と芙美が好きだったな。
    晴子はおばあちゃんが自分の元にいなくなっても自立していこうという姿勢が感じられて応援したくなった。自分をいじめてきた奴に馬乗りになって殴るなんてかっこよすぎる!
    そして魚のチョコレートグラミーに例えるなんて、なんてロマンチックなんだろう。
    芙美は口が悪い時はあれど、あんなに優しい嘘をつけるなんて。誰にでも出来ることではない。あの人柄はおおらかを超越していた。

    連作短編小説、いいなぁ。
    章と章が少しずつ、ゆるやかに繋がってる。
    個人的に晴子のその後がちょっとだけでも知れて満足!
    町田そのこさんの作品、もっともっと

    0
    2026年08月12日
  • 正欲(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「正欲」ってこういうことを言っていたのか!と驚きつつ、今まで正欲を押し付けるばかりで、いろんなものを壊してきたなぁと振り返る…

    0
    2026年08月12日
  • 殺し屋の出世術

    Posted by ブクログ

    今回も前作に引き続き、面白かったー!
    グロい描写は苦手なのだけど、そんなの気にならない程展開が楽しく読み進められました。
    殺し屋やアンダーグラウンドの世界の話なのだけど、実際の営業術で使えそうなノウハウも出てきて勉強になりました。

    0
    2026年08月12日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこさんの本を初めて読みました。
    あまりにも良すぎて・・・!!
    私はこういう物語を求めていたんだな、と気がつきました。今までなぜ読もうとしなかったのか…
    後悔してます。

    『おいしい』ものを食べて、心を癒してくれる小説って世の中にたくさんあると思うんですけど、この物語はそれだけじゃなかったなと思います。
    うまく言えないんですけど…
    『おいしい』ってある意味魔法です。
    どれだけ特別で幸せなことなんだろう。
    もちろん魔法なんて使えるわけないし、
    献立を考えてから買い出しして作って盛り付けるという激務がなければ料理は出来上がらないんですけど、この激務のあと、たったひとこと『おいしい』がどれだけ

    0
    2026年08月12日
  • 流浪の月

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    重かった、わたしにとっては傷口を抉られるようなしんどさもあって読み進めれば進めるほどつらい描写もあったけれど、2人の思う気持ちがどこまでも真っ直ぐでよかった
    普通って常識ってなんなんだろう、それぞれの解釈が違ってそれが誰かを傷つけて誰かを救って、みんな見たいように見て言いたいように言う
    それでも真実はひとつでそれは当事者以外わからないことなのかもしれない
    安易な決めつけによる言葉を発する前に理解したいと傾聴すること、もしかしたら自分の解釈は違うのかもしれないという想像力を持ち合わせていたいと思った

    0
    2026年08月12日
  • 時をかけるゆとり

    Posted by ブクログ

    涙がこぼれるほど笑いながら読んだ。最高、読んでよかった。母にまつわるエピソード好き。女性は歳をとるほど面白くなるのは本当にわかる。
    朝井リョウの人生あまりにも青春すぎたな、素直に羨ましい。。主人公すぎるじゃん。
    痔怖い。尻を大事にしよう。

    0
    2026年08月12日
  • 殺し屋の営業術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルに惹かれてずっと読みたかった作品。営業として超一流の主人公がある日突然裏社会へ引きずり込まれてしまう展開には初っ端からハラハラした。常に命の危機に晒されながらも今まで培った営業ノウハウを駆使して窮地を切り抜けていく主人公の様子は見ていて痛快だったし、鴎木という強力なライバルとの対決を通して顕になっていく主人公の異常性には鳥肌が立った。相手の策略を読み切ってさらにその上を行こうとする頭脳戦がとても面白く、ラストの主人公は本当に恐ろしかった。何度でも読み返したい作品。

    0
    2026年08月12日
  • 舟を編む

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。大きな事件はないが、登場人物が個性的で、文章も好きだった。辞書について考えたこともなかったが、一つ買ってみようかなとも思った。言葉という存在にも改めて考えさせられた。

    0
    2026年08月12日
  • 裏切り 上

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    ミステリーとして面白いのはもちろん、登場人物がそれぞれに抱えている人生の問題がいちいち身につまされた。けれどなぜか、そこから希望が湧くという変な反応。
    作者の力なのか、私が今おかれている状況のせいなのか、それはわからない。
    もしかすると、自分に問題があるとわかっていても、前に進んだり後ろに戻ったりしながら少しずつ少しずつ生きていけばいいんだという説得力かもしれない。

    0
    2026年08月12日
  • 一次元の挿し木

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前半はちまちま読み進めて、後半はほぼ一気読み。
    グイグイ引っ張っていくような「読まされる」文体だった。読みやすいのとも違う。目がどんどん先に先に進んでいこうとする。
    風景描写がとても綺麗。紫陽花の迷路、廃美術館のある山城の風景が頭の中に自然と浮かんだ。
    人物の見た目に関する描写もすごくイメージしやすく、読み終わってからドラマを見たら「イメージとちがう…」ということがほぼ無かった。京一が佐々木蔵之介で嬉しかった笑

    まさかのタイトル回収系で驚いた。
    一次元の挿し木って、そういう意味か…。一読してから改めてみると、タイトルがめちゃくちゃネタバレというか…クローンのことをそう言い換えられるセンス、ヤ

    0
    2026年08月12日
  • アーモンド

    Posted by ブクログ

    感情がないということが、感情が「ある」私には想像し難かった。ユンジェが「感じる」ためには、命を差し出すことが必要だった。感じることは生きることだ。

    0
    2026年08月12日
  • 月は誰のもの 髪結い伊三次捕物余話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この巻は長編の体を取っているが、いくつかの話が折り混ざっている

    江戸の大火で家を焼け出されてからの10年が描かれている、という共通のテーマがあるのみの長編だ

    今日を刻む時計でお吉が急に現れ、それも十歳になっている
    そこに至るまでの年月を描いている

    お文の父親とのこと
    お吉が生まれるときのこと
    龍乃進が自堕落になっていた時に割りない仲になっていた小勘、本所無頼派の一人次郎衛との再会
    お文と伊三次の別居(火事の影響で)の間のこと

    いやいや、盛りだくさん
    心が動きまくる1冊

    世の中の嫁姑に違わず、いなみもきいに色々思っていたのだと苦笑もしたが、きいはそこがいいところだと
    まあそれはきっとい

    0
    2026年08月12日
  • ゴーストハント3 乙女ノ祈リ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    他の本も読もうと思いつつ、結局このシリーズに戻ってきてしまって結局ほとんど一気読みだ。
    だってどんどん面白くなるんだもん!
    今回は麻衣が普通の高校生らしく楽しく過ごせてたのでなんか嬉しかったし。1巻の解説にもあったけど、明るくて優しい、普通の女の子だからすごく好きなヒロインです。
    たぶん読者はみんな、ロマンティックな秘密を期待したろうに、かるーく裏切ってくれたとこも良き。といいつつ、ナルって意外と麻衣のこと見てたんだなあーってわかっただけでもときめいたわ。
    ああー、いい夏だあー。Insatiable にはまった時以来の夏の読書最高!

    0
    2026年08月12日
  • 探偵という快楽

    Posted by ブクログ

    まだ未発表作があったなんて…
    もっと評価を受けて良い作家だと思っている。

    打海文三の書く女性はどの作品も活き活きしていてちゃっかりしているが憎めない。
    暗くなりそうなストーリーに適度に色を入れてくれる。
    時代背景が今とは合わないので、話に入り込めない人はいるかと思うが敬遠せず読んでもらいたいと思う作品。

    『時には懺悔を』が映画化されるので、それは楽しみだ。

    0
    2026年08月12日
  • 奇跡のバックホーム

    Posted by ブクログ

    プロ野球選手という大きな目標を掲げたうえでそこに至るまでの段階的な小さな目標を立て、それを一つづつ達成していく
    感動してやる気が出てくる本

    0
    2026年08月12日
  • チップス(上) ハゲタカ6

    Posted by ブクログ

    ハゲタカシリーズのファンなので、久しぶりに読めて幸せ。
    相変わらずおもしろい。
    早く下巻を読みたい。

    0
    2026年08月12日
  • ファイア・ドーム 上

    Posted by ブクログ

    文句なしで名作だと思いました。
    言葉の1つひとつが吟味されたうえで選択されて、この作品が出来上がっていることがわかります。

    0
    2026年08月12日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

    Posted by ブクログ

    ランナーズ・エッセイの金字塔。
    単行本は2007年刊。書きおろしだが、一部は1983年~99年に雑誌等に発表したエッセイにもとづく。
    2005年、56歳までのランナーとしての自分を振り返る。ハワイ・カウアイ島、ボストン、東京、神奈川・大磯、サロマ湖、新潟・村上……走る者の心のなか、そして作家としての自分の日常と絡めて描き切る、小説よりもよっぽどおもしろい。
    そしてなんといっても、添えられている写真(12葉)がいい。初めてのフルを走り切ったギリシアのマラトン、そこで撮った写真もある。

    0
    2026年08月12日
  • 鎌倉茶藝館

    Posted by ブクログ

    季節を彩る鎌倉の木々や草花の描写がちりばめられていて、読んでいてなんだか心洗われるような。

    そして季節に合わせた着物の着こなしの表現が、なんとも美しい。上質な布の質感にまでこだわる描き方が素敵。

    さらにはお茶の馥郁たる香りや味わいが漂ってくるような、芳しさがいたるページに。

    そして何と言っても、大人の恋にきゅーん。

    これまでとこれからを見つめる40代の葛藤と、
    五感が刺激される文章に、いろんなときめきがあった。

    0
    2026年08月12日
  • フーガはユーガ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前半の親父の虐待、ワタボコリの虐めなど辛くて読むの辞めようとかなと考えた。途中のめり込み一気に読んだ。結末が途中の下りから大きく期待したハッピーエンドかと思わせるながら少し余韻を残した寂しい終わりかた。これが大作家、人気作家のテクニックかも知れない。双子ではないが若い時の弟を亡くした私は、最後の場面、もうこれは優雅と変わるだろ。涙の再会だろうと思い。アレー、入れ替わりせんのかーい。やられた。でもこれだから良いんでしょうな。最高でした。

    0
    2026年08月12日