小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
どの章も惹き込まれるストーリーだった。
登場人物は特に晴子と芙美が好きだったな。
晴子はおばあちゃんが自分の元にいなくなっても自立していこうという姿勢が感じられて応援したくなった。自分をいじめてきた奴に馬乗りになって殴るなんてかっこよすぎる!
そして魚のチョコレートグラミーに例えるなんて、なんてロマンチックなんだろう。
芙美は口が悪い時はあれど、あんなに優しい嘘をつけるなんて。誰にでも出来ることではない。あの人柄はおおらかを超越していた。
連作短編小説、いいなぁ。
章と章が少しずつ、ゆるやかに繋がってる。
個人的に晴子のその後がちょっとだけでも知れて満足!
町田そのこさんの作品、もっともっと -
Posted by ブクログ
瀬尾まいこさんの本を初めて読みました。
あまりにも良すぎて・・・!!
私はこういう物語を求めていたんだな、と気がつきました。今までなぜ読もうとしなかったのか…
後悔してます。
『おいしい』ものを食べて、心を癒してくれる小説って世の中にたくさんあると思うんですけど、この物語はそれだけじゃなかったなと思います。
うまく言えないんですけど…
『おいしい』ってある意味魔法です。
どれだけ特別で幸せなことなんだろう。
もちろん魔法なんて使えるわけないし、
献立を考えてから買い出しして作って盛り付けるという激務がなければ料理は出来上がらないんですけど、この激務のあと、たったひとこと『おいしい』がどれだけ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半はちまちま読み進めて、後半はほぼ一気読み。
グイグイ引っ張っていくような「読まされる」文体だった。読みやすいのとも違う。目がどんどん先に先に進んでいこうとする。
風景描写がとても綺麗。紫陽花の迷路、廃美術館のある山城の風景が頭の中に自然と浮かんだ。
人物の見た目に関する描写もすごくイメージしやすく、読み終わってからドラマを見たら「イメージとちがう…」ということがほぼ無かった。京一が佐々木蔵之介で嬉しかった笑
まさかのタイトル回収系で驚いた。
一次元の挿し木って、そういう意味か…。一読してから改めてみると、タイトルがめちゃくちゃネタバレというか…クローンのことをそう言い換えられるセンス、ヤ -
Posted by ブクログ
ネタバレこの巻は長編の体を取っているが、いくつかの話が折り混ざっている
江戸の大火で家を焼け出されてからの10年が描かれている、という共通のテーマがあるのみの長編だ
今日を刻む時計でお吉が急に現れ、それも十歳になっている
そこに至るまでの年月を描いている
お文の父親とのこと
お吉が生まれるときのこと
龍乃進が自堕落になっていた時に割りない仲になっていた小勘、本所無頼派の一人次郎衛との再会
お文と伊三次の別居(火事の影響で)の間のこと
いやいや、盛りだくさん
心が動きまくる1冊
世の中の嫁姑に違わず、いなみもきいに色々思っていたのだと苦笑もしたが、きいはそこがいいところだと
まあそれはきっとい -
Posted by ブクログ
ネタバレ他の本も読もうと思いつつ、結局このシリーズに戻ってきてしまって結局ほとんど一気読みだ。
だってどんどん面白くなるんだもん!
今回は麻衣が普通の高校生らしく楽しく過ごせてたのでなんか嬉しかったし。1巻の解説にもあったけど、明るくて優しい、普通の女の子だからすごく好きなヒロインです。
たぶん読者はみんな、ロマンティックな秘密を期待したろうに、かるーく裏切ってくれたとこも良き。といいつつ、ナルって意外と麻衣のこと見てたんだなあーってわかっただけでもときめいたわ。
ああー、いい夏だあー。Insatiable にはまった時以来の夏の読書最高!
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。