小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ湊かなえさんの作品の中で1番好きな作品です。
母親とは、母性とは何かを考えさせられます。
誰かにとっての母親でも、その人は誰かにとっては子供である事には変わりませんが、守られる、愛される子供側から、守る側の親になるのは、子供ができたら当たり前なのか?どちらかにならなくてもいい、子供愛し守りながら、自分も愛されていいと思います。ですが主人公にとっての大好きな母親は亡くなってしまいます。主人公からみた子供、子供から見た母。目線が違えばこんなにも違った風景が見えてくるのかと驚かされます。
何度読んでも最後、娘の名前が呼ばれる所は、悲しく切ない感情になります。 -
Posted by ブクログ
朝井さん…
面白かったですが、何度も絶句させられました。
もう笑いを通り越して、切なくなる時も。
ご本人もこれは、と思われたのか高い倫理観を持っている方はこの章をとばしてください、と前置きする章がいくつかあります。
私は全部読みました。
怖いものみたさ?笑
私エッセイってたぶん読むの初めてなんですが、作家さんって皆さんこんなにも自分を曝け出すものなんでしょうか(褒めてます)。
とても人間味のあるエッセイで読みごたえ充分でした。
また3部作の中でも何度か登場しますが、改めて「おわりに」でさくらももこさんのエッセイが大好きだと書かれていて、そちらも読みたくなりました。 -
匿名
ネタバレ 購入済み刺さる側と分かっていながらも
かなり最悪な読後感だった。
でも、かなりおもしろかった。
昔ドルオタもしていたし、今もライブに行きやすくなるために上京して、私物グッズ入りガチャに6万使って、推しの音楽や言葉を勝手に人生の救済にしている時点で、自分の中に“信徒性”があること自体は前から自覚していた。
ライブ後に「神」と何度言ったかわからないし、作品や言葉を拡大解釈して、勝手に巨大な感情を抱いてしまう感覚も覚えがある。
ただ一方で、“推し”という言葉を安易に使いたくない気持ちもずっとあった。(現時点でドルオタではないから)
周りから見れば十分推し活をしている側なのに、「ただの消費や疑似恋愛とは違う」という意識でどこか斜に構 -
Posted by ブクログ
ネタバレ晴斗が、悪い道入ってなくてよかった。そしてちゃんと幸せになってよかった。本当に最後までハラハラしてしまった。
人を投資に駆り立てて儲けようとする人たちは、人が安心して納得したいたら儲からない。あなたはこのままではだめだ。日本もこのままではだめだ。将来は不安だ。あなたはもっと稼いで投資しなければいけない。
不安を煽りたてられ、少し勉強して分かった気になってしまう自分のことだと思ったら。詐欺にひっかかるのは、自分だけが得をしたい、自分だけが賢い、と思ってしまうからだなと反省した。
晴斗の、聖書の話が心に残った。
自分が持つ能力を自覚して他者を助けるために使う、そのために、自分にあるものは何かを -
Posted by ブクログ
永遠に夜明けが来ない程の深い暁闇が続く前半と
明けない夜はないと言わんばかり輝く金星のような後半
それぞれが混じり合い、闇を掬い、未来へと繋がる
そんな美しく、儚く、それでいて温かな作品だった
世の中にはごまんとある愛の形だが、本作品においてはある種どこにでもあるような家庭的な食べ物がその象徴となっており、複雑に思われがちな形をシンプルで誰にでも掴める、けれど儚く脆いものだということを表現しているのかなと思った
単なる復讐ではなく、暁なりの星の守り方、愛の形
それを独り占めすることはできず、守った星と半分こして、2人は新たな夜明けを繰り返す
これから2人が歩む世界は明るいことばかりではない -
Posted by ブクログ
ネタバレあっという間に読んでしまった。
蘭花が美波とも留利絵とも仲良くて、分け隔てなく人と接することができる人って良いな〜と思ってた。見た目とかキャラで友だちが選別されていくのって本当にある。留利絵が蘭花と仲良くて鼻が高い気持ちもわかる。学生時代、そういうのあったな。
茂実が家に来て、留利絵が外に出てくれた時、留利絵に連絡せずに美波に電話してたのは、え?てなった。それは絶対おかしいやろと。
蘭花が賢くて優しい人ではあるけど、ちょっとズレてるとこがあった。
奈々子さん怖い…。なんで?て思ったけど、支配と洗脳みたいなものなのか。あとあとわかった茂実への指示が最低でした。最後バレて、どうなったんだろ。