小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「これからわたしが書こうとしているのは、わたしが創作した話ではなく、わたしの身に実際におこった出来事であり、登場する全ての人物、団体はマジで実在する」
40代を目前にした著者、南綾子氏のほぼ実録婚活小説。笑っちゃうぐらいおもしろくて、涙が出るほどつらくてしんどい話だった。
世の中にある”だいたいこういうもん”という規範とそこから外れる人たちへ向けられる嘲笑。かつて自分が嘲笑ってきた立場に自分が迫ると、どうにかして、時には自分をすり減らしてでもそこから逃れようともがいてしまう。
本当に結婚という制度が人にかける呪いはしぶとい。結婚が、誰かからの唯一の承認みたいなものだと思っている人が多く、誰かか -
Posted by ブクログ
20260713読破
最初のシーン麗子が婚約者のプロポーズに対して文句をいうところから始まった。
この時点で、かなりクセ強キャラの主人公ということがわかった。
事件の謎を追っていくにつれ、麗子がお金以外のことも見えるようになったり、家族との仲を見直したり色々成長する。
かつ、学んだ中の1つが事件の犯人を見つける鍵になるというのが面白い。
また、法律についていろいろ書いてあるがわかりやすくその分野のことを知れるため面白い!
自分を殺した犯人に遺産相続する→犯人選考会というように突拍子もないのに、ビジネスとして殺人犯として仕立て上げるメリット・デメリットを提示していったりする設定と現実の差が面白 -
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Posted by ブクログ
学校の先輩にオススメされてこの本と出会いました。
ものすごく気持ち悪くて悲しい話、読んで苦しんでみてほしいと言われとても期待しながら読みました。
結果として私の人生最高の一冊になりました。
この本の世界観に圧倒され、恐怖し、自分の中に新しい視点と価値観を与えてくれました。読む前には戻れないとはこういうことを言うのだろうなと思いました。
上巻を読み終わってすぐに自分の世界を書き出してみました。
この本が訴えている問題について自分なりに結論を出したり、自分自身についてもまた深く考えさせられました。
これから下巻を読んでいこうと思います。とても楽しみです。
私にとってのピョコルンはGemini -
Posted by ブクログ
「光のとこにいてね」
このフレーズは作中に3回出てくる。それぞれが別離の場面で果遠から結珠に対して発せられる。「(私はそこにいられそうにないけどあなたは)光のとこにいてね」 暖かくしていてね。幸福でいてね。あなたは胸を痛めなくていい。そんな祈りがギュッと詰まっていて胸がいっぱいになる。なんていじらしい言葉なのだろう。
出会った時は果遠が鼻血を出していたが、物語終盤では結珠が出していたり必死に追いかけていたりして、これまでの立場を逆転させたような展開が心地よかった。ずっと二人一緒にいてくれや。
一方、彼女たちのいちばんになれなかった人のことを考えると苦しい。
「理性的な彼女にはけ口として選ば