ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    宙わたる教室は、本だけでなくTVドラマも見たお気に入りの一冊。 続編のコズミックガールも感動の一冊となった。 しんどい思いをかかえながらも前に進む生徒達。 若いっていいな! 頑張れって、応援しながら読んだ。前作の科学部のメンバーがでてくるのも嬉しい。 清々しく気分が晴れる一冊でした。

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    2026年06月15日
  • あの冬の流星

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    これが自分の立場だったらどうするだろう。と、ずっと考えながら読み進めました。
    きっと正解はなくて、自分たちで正解にしていくしかないんだと感じさせられた。
    同じ年頃の子どもをもつ身として、本当に究極のところをイメージしなければならなかった。
    家族にも勧めました。
    この本に出会えて、当たり前の日常が続くことがどれだけありがたいことなのか痛感させられる。

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    2026年06月15日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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     館シリーズ2作目。人里離れた場所に建てられた奇妙な館。そこには、亡くなった有名画家の作品が全て集められ、不気味な仮面を被った主人とその幼妻、お手伝いさんらがひっそりと暮らしている。そんな水車館にて、画家の愛好家たちが招かれる年に一度の集まりが開かれるのだが、奇妙な事件が2年も続いて起こってしまう……。
     過去パートと現在パートが交互に繰り返される構成、多くの情報量に、少なからず頭が混乱したものの、終盤の種明かし時には全ての要素が明快に整理されるため、爽快感・満足感とともに読み終われた。過去パートと現在パートで語り手の視点が変わることの意味が分かった時は、思わず膝を打った。

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    2026年06月15日
  • 手放す瞬間 子宮頸がん、リンパ浮腫と共に歩んだ私の10年

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    252ページ
    1400円
    2026年6月5日〜6月7日

    比呂さんの病気と共に歩んできた人生に、学ばせてもらうことがたくさんあった。リンパ浮腫になって、不安ばかりが募っていたけれど、この本や比呂さんのYouTubeを見て、情報収集することの大切さを学んだ。笑顔でいる比呂さんに勇気と元気をもらった。

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    2026年06月15日
  • 校閲ガール ア・ラ・モード

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    校閲ガールからの登場してきた人物のサイドストーリー
    仕事をしてた(ただの事務員だったけど)時を思い出しました

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    2026年06月15日
  • 渇愛 ~頂き女子りりちゃん~

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    なかなか感想が書けなかった。消化不良というわけではないけど、表現が思考がまとまらないというか。それくらい衝撃的な作品だった。

    「親ガチャ」という言葉。これを使う人間がどれくらいの意味、重みを持たせているかわからないけれど、玩具のガチャよりも可能性を定量化することは非現実的で。でも、確かに組み合わせの運みたいなものはあるとも思えて。
    翻って親からすれば「子ガチャ」だってあるし、その親だって親ガチャを経験しているわけだから、その言葉で本気で良し悪しを表現してはいけないと感じた。

    じゃあ祖父母の代から伝わる、時にありがたく時に忌まわしい運命というのか、自身を意味付けていく経験やそこから受ける感情

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    2026年06月15日
  • イクサガミ 地

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    苛烈化し加速度的に面白くなるバトルロワイヤルにページを繰る手が止まらない。
    黒幕も明らかとなり、物語が大きく動いたが、ここから話がまだまだ続くと思うと、興奮が止まらない。

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    2026年06月15日
  • ドストエフスキー全短篇 Ⅰ

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    ネタバレ

    ドストエフスキーによって、彼がシベリアに流刑される前に書かれた九篇が収録された短篇集
    良い気持ちになる作品は基本的に無いけど、ある種の滑稽劇(ファルス)が繰り広げられてるから面白くはある
    ロシア文学らしく感情/感動が大袈裟に表現される分、登場人物たちがどういったことにどう心動かされたのかが分かるし、それに同調する形でこちらも心動かされる
    ただ心が疲れてる時は読まない方がいいかもね、特に「白夜」とか大変なことになっちゃう

    内容で言ったら「弱い心」が一番好きだけど、文章として面白かったのは「九通の手紙に盛られた小説」かな、悪口の語彙がすごい

    好きな作品
    「プロハルチン氏」
    「ポルズンコフ」

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    2026年06月15日
  • キネマ探偵カレイドミステリー

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    破茶滅茶におもろい。ザ・エンタメミステリ!
    かなりの数の映画が登場するので、はじめから全部観てからまた読みたいな。ミステリにしてはライトすぎるけど、とにかく想像以上に面白かった。続編も読む!

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    2026年06月15日
  • 傲慢と善良

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    傲慢と善良。読み始める前と後で、言葉の重みが大きく変わる。愚かである自分は、これまでの人生傲慢であることを自覚出来ずに生きてきたのであろう。いや、そもそも傲慢でない人間なんていないのではないか。それは意思ではなく本能として人体に組み込まれているのではないだろうか。そういった説得力が、本書では力強く帯びているように感じられる。
    あらすじを見たとき、失踪した婚約者を追いかける男性を「傲慢」、失踪した女性を「善良」として物語が展開されるのかな、と軽く考えて読み始めた。失踪した彼女を追跡していくうちに、その意味するものが違うと徐々に明らかになっていく。一歩ずつ、知っていると思っていた彼女の知らない面を

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    2026年06月15日
  • 太陽の塔(新潮文庫)

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    唐突に訪れる、森見登美彦の文章を読みたくなる衝動…。
    ボキャブラリーが豊かで豪華で、新しい語彙を知れる楽しさと、こんなにもありありと情景を描き出せる日本語があるのか、っていう驚き。
    解説にもあったけど、内容自体は別にドラマチックではない。ほんのり切ない、冴えない京大生の自分語り。たまらん。四畳半シリーズ読み直さなきゃなあ。

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    2026年06月15日
  • キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    毎年春になると、書店で彼らの話を探してしまいます。

    今回はなんといっても花陽ちゃんの結婚!もうそんなに時がたったのかと、驚きつつも、幸せな気持ちでいっぱいに。

    縁が縁を呼び、毎回新たな繋がりが増えるこの物語は、核家族化・少子化が進む現代において、やっぱり家族の繋がりは良いなぁと私に思わせてくれる大切な小説。

    まさに歳をとるサザエさん。
    私も勘一同様に、かんなちゃん鈴花ちゃんの花嫁姿を見るまで、彼らと一緒に歳を重ねていけたらと思います。

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    2026年06月15日
  • 皇后の碧

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    最後のセリフと情景。もう取り戻せない過去の輝きが眩すぎて悲しかった〜…。八咫烏シリーズはなんでこうなるんだ!っていつも悲しいから、この世界が長く続きますように。

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    2026年06月15日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    探究心が学問に 
    すばらしい本。興味を行動にうつして極めていくって大変で、だいたい、まぁこれくらいで、となるんだけど、本当に知りたいことってこうやって自分の足を使って調べていくものなんだな、と感服。生物好きな子がこの本を読んで、鈴木先生の研究室に入るために東大を目指すとか夢があっていいなぁと思う。

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    2026年06月15日
  • 津軽(新潮文庫)

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    昭和19年という大戦末期に突入する時代、36歳の太宰治がこの作品を残したということに大きな意味を感じる。『お伽草紙』と同じく大戦の最中に、このように生き、文章を残すことのできたことに自分は太宰治という小説家の真価を見てしまいたくなる。クライマックスの、たけとの再会の場面は本当にぐっとくるし、解説の亀井勝一郎氏が太宰治の本質を本作に見ていることに深く、深く同意する。

    資料に詳しくあたって書かれたが故に注釈が多く読みにくかった点を除いて(それは仕方のないことではあるのから全くいいのだが)、35歳の今の自分にとって太宰治で一番好きな作品かもしれない。

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    2026年06月15日
  • クジラの彼

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    全部大好きです(⸝⸝o̴̶̷᷄ ·̭ o̴̶̷̥᷅⸝⸝)
    有川浩の書く男女の構図が大好き(⸝⸝o̴̶̷᷄ ·̭ o̴̶̷̥᷅⸝⸝)

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    2026年06月15日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ネタバレ

    "自意識過剰でプライドが高く、協調性もない。少数派のくせに一人で立つ勇気を持たず、出る杭のくせに打たれ弱くて、口が悪いのにナイーブで、それなのに多数派に賛同できない”

    こんなに誰にも理解されない自分を共感させる文章に出会ったことない。

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    2026年06月15日
  • 本が読めない33歳が国語の教科書を読む やまなし・少年の日の思い出・山月記・枕草子

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    かまどさんとみくのしんさんコンビの読書中継の第二弾。今回も、ものすごい読書体験をさせてもらった。
    本が読めないと題にあるが、読めないどころか誰よりも濃厚で新鮮な読書をするみくのしんさん。それを励ましながらも、尊敬して見守るかまどさん。読んだことがある本でも、みくのしんさんと読み進めると、今までにない新しく深い理解ができる。自分が日頃の読書でどれほど読み飛ばして勿体ないことをしているのか痛感させられる。

    今回は国語の教科書に載っていたものから、『やまなし』『少年の日の思い出』「山月記』『枕草子』が選ばれている。
    特に『山月記』のところが良かった。自分も以前、難しいと四苦八苦しながらも凄い一冊だ

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    2026年06月15日
  • 熟柿

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    ネタバレ

    作中で何度も出てくる"熟柿"…その意味を知ったとき、ああそういうことかと思った。

    私も、生みの母親は私が生まれてすぐに離婚して家を出ていって、母とはその後、私が20歳のときに一度きり会っただけで、母がどんな思いで過ごしてきたか、どんな思いで今過ごしているのか、この小説を読みながら考えてしまった。

    過去の罪を背負いながらも時を重ねてちゃんと生きているかおりがすごいと思ったし、息子の拓くんとの間に、いつか熟柿の時期が来るといいなと思った。

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    2026年06月15日
  • 砂の女(新潮文庫)

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    「彼の手のなかの往復切符には」

    砂は人を閉じ込め、飢えさせ、まとわりつき、狂わす。

    めちゃくちゃ面白い。
    描写が生々しくて気持ち悪くもなったけど、それが最高だった。読んでいるだけで口の中がじゃりじゃりしてくる。
    砂に閉じ込められて暴れる男と、既にその生活を日常として受け入れている女の温度差が良かった。
    砂の質感とか村民との会話とか、妙なところがリアルで怖い。

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    2026年06月15日