あらすじ
精神科ひとすじ30数年の医師が、総合診療医として「へき地」に着任!? 50代半ばからの転科・転職活動はハードルの連続。医療スキルを再研修したり(必須!)、車の免許とり直したり(わかる)、武術習ったり(え?)……? 数年かけたよこ道、より道、まわり道の果てに、たどりついたのは北海道の「恐竜の町」。慌ただしくも魅力的なドタバタをつづるセカンドキャリア・ストーリー!
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Posted by ブクログ
楽しく読めました。
60歳を過ぎると安定を求める人が多い中で、地位を捨て、見ず知らずの土地へ行くポテンシャルの高さに驚きました。
何かを覚えることも難しくなってくる年代で、一念発起して取り組む姿は励みになりました。
科学が好きで、医者になったのは成り行きだったことにも驚きました。
驚きの連続。
人ごとではない
題名に惹かれて買いました。お母様のエピソードは不謹慎ですが笑ってしまいました。でも人ごとではありません。ご自身の色々なエピソード、大変だけど何歳になってもチャレンジして、叶えていける生き方は、素晴らしいと思います
Posted by ブクログ
精神科医でありカルチャー系の著書も数多い筆者。61歳にして大学教授を辞めて北海道でへき地医療に携わる。
行き当たりばったり偶然の連続の波乱の展開。これだから人生は面白いのだろう。キッカケとなる2つの死も結果としてプラスに。
60歳過ぎてもまだまだ人間には新たな可能性がある。勇気づけられる一冊。、
Posted by ブクログ
今が一番若い、という言葉がよぎった。
少女時代に熱くなった科学(この場合、地学や古生物学や宇宙)を追究できなかったという思いは、一時期キズになっていたかもしれないが、なお熱を持って行動を後押ししてくれる。
勇気づけられた。
私にはその行動力はないけれど、諦めない、ということだけはできるのかもしれない。
それにしても、やっぱり小林先生はかっけーな。
Posted by ブクログ
行き当たりばったりな行動でも、無駄な経験はない。
人生、何歳からでも挑戦できることを示してくれた一冊だった。
著者と同じく、私も運動神経がかなり悪い。
(体育の授業では、怪我をするからと言われ、先生のお手伝いをしていたくらい…。)
言い訳をしつつも、35歳で運転免許証を再取得するってかっこいいなと思った。
穂別野外博物館、行ってみたいなー。
Posted by ブクログ
そう、決心すれば何でも出来るんてすね。
人生は一度きり、ちょっと思い付いたことも、子供の頃からの憧れも
何でも試してみたら良いですね。
もちろん誰もが香山さんのようにはいかないでしょうが
ジタバタしているとなんとかなるかもしれません。
先のことなど分からないのだから
前向きに変かを楽しみながら
生きていきましょう!
Posted by ブクログ
精神科でも医師、2010年、父が小樽の自宅で死んだ際、死亡診断書を書いた。その2年後、母に肺がんが見つかって体の不具合が進行して母は東京に来ることも著者が同居することも拒み…2019年、電話で「もうダメかも」というのに驚き翌朝始発の新千歳便で駆けつけたが…玄関口で倒れそのままこときれた…警察に保険金殺人でないかと疑われるうっとうしさ/それと中村哲の死で「生きたいように生きなければ」と思った/1年のサバティカルの冒頭3ヶ月を失効した運転免許再履修に費やした。
理系研究者となりたかった欲求を診療所近接のカムイサウルスのある博物館で癒やす
Posted by ブクログ
最近話題のリスキリングの
例として興味深く読んだ。
細心、万全になろうとすれば
するほど、何もできなくなるの
キモは押さえた上でのエイヤ!は
大事かもしれない。