小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレラストで女性警官に撃たれ、手紙で締めるのが、著者らしい。
最初どちらが撃ったのか分からなかったが、トランシーバーを銃と誤認した警官が撃ち、娘の元へ無事帰ったで、何のフォローもないのは気になる。
黒幕が悪徳検事だっただけに、警官の誤射も警察ぐるみで隠蔽はないか警察も大丈夫かと。
自由研究シリーズ後のノンシリーズだが楽しく読めた。
コレでデビューシリーズだけでなく、実力を知らしめられた感じ。
あとがきの、まずはオリバーを殴ってから。話はそれから…は同意。
まさにそう思いながらクライマックスのページを進めた。
主人公の名前がレッドフォードでレッドフォードと言えば一番に思い浮かぶのがあの男性俳優。
レ -
Posted by ブクログ
ネタバレなんとなく、主人公の魂は真本人だろうなぁと薄々思っていたけど、本当に「やり直す」事が出来てよかったと思った。
過去に起こったことは変えられないけど、色んな視点で見ると色が変わって見える
母も父も兄も、同じ血が繋がっていたとしても結局相手の事を理解するには、理解しようとする事が大切で表面上の行動や自分で見た景色だけじゃ分からない事も多くある
自分自身の事だってよく分からない事があるから、自分以外の事なんて余計に分からないよね
でもみんな全員が綺麗な色を持ってるわけじゃないって、本当にそうだなぁと思った。色んな色を見て、受け止めて相手を理解していきたいね。 -
Posted by ブクログ
子の成長と、母子の葛藤を描いた素晴らし〜い作品でした。泣ける、笑える、ほんと嘘のように青い空な作品。
TVとかで、高校野球のほかにも駅伝やフィギュア、水泳などなど、楽しみに見始めるくせになんとなくモヤっとしてきてリモコンの消すボタンに指が伸びる。
観戦するための知識もなく、さらには運動部の経験が希薄な(逃げ出したとも言う…)私にカメラの向こうの死ぬ気は伝わりにくいんでしょう。ごめんなさい。
だからと言いたいのは、こういった作品に感謝の言葉しかないということです。コミックスの『バトルスタディーズ』もすごく良かった。甲子園が、少年野球が生優しい世界なんかじゃないということが嫌でもわかります。
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Posted by ブクログ
ノーベル文学賞を受賞した作家の本という事で読んでみる事に。喪失と寂しさを抱えた一人の女性が静謐な筆致で姉の事を想像しながら心の隙間をそっと埋めようとするとても優しい文章だった。
冒頭の母が最初に産んだ子供、つまり私の姉が生後たったの数時間で亡くなる描写に涙が止まらなかった。
「一人で子供を産んで産着を着せる。か細い声で泣くその手のひら程の赤ん坊を抱いて何度となくそうささやきかけた。初めは閉じていた赤ん坊のまぶたが1時間で嘘のようにぱっちりと開いた。その黒い瞳を見つめてまた呼びかけた。
「死なないでお願い」さらに1時間して赤ん坊は死んだ。死んだ子供を胸に抱いて横たわり、その体が次第に冷えていく -
Posted by ブクログ
問答無用で高評価です!
マルマルモリモリで一斉を風靡した著者さん。読者の方は、その印象が強いはず。私もその一人です。
数年振りの著者様をテレビでお見かけし、読書好き(高学歴だということも笑)だと知りました。どんな本を読むのか気になっていたところ、それに合う本を見かけたので拝読。
内容は、完璧としか言いようがない。
恐らくは、この本のみでは紹介できない数多の本があるという印象。ジャンル問わず読まず嫌いをしないのが凄すぎた!私自身、古典文学や海外文学が苦手で読むことはありません。著者さんの探究心なのか読書欲なのか不明ですが畏敬の念を感じるばかりでした。
YouTubeの対談でもイヤミス -
Posted by ブクログ
2026/01/20
中学生作家の小説が文庫で存在すると知って即購入しました。
とてもじゃないけど中学生が書いたとは思えないほど完成されている小説なのではないかと思います。
主人公の田中花実は小学六年生で母子家庭で育っている一人娘。小学生ながら色々と自分でも考えられる年齢になってくる花実は聞いても全然教えてくれない父親のことについて考えすぎたり、友だちとの約束と自分の家の事情との間であくせくしたり、母親と共に身の回りに起こる日常を小説として読むことができます。
貧しくても底抜けに明るく過ごす花実の母親や、それを小学生ながらにどう見つめているのかという描写も面白いです。
またこの家族を際立たせる -
Posted by ブクログ
2026年 今年最初の本(1~2月の本)
テーマは、人体の謎であり誰もが経験する身近な「夢」。澤村伊智作品らしい、正体不明の恐怖を予感させる『ばくうど』という名と、その『悪夢』というタイトルに惹きつけられる。物語の中心にあるのは「子供たちが見る夢」の謎。
章をおうごとにどんでん返し的な衝撃をぶつけられ、「もしかしてこういうことなのでは?」という自分の想像をはるかに上回る面白い展開の連続!529ページといういつもより多いページ数だったにも関わらず、面白さのあまり、体感サクッと読めた!
澤村伊智の長編作品でよくある印象だけど、最後の結末を知った上で、読み返したくなるストーリー構成。いつか必ず -
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Posted by ブクログ
とにもかくにもマチ先生が素敵な人すぎて最高。
小説だけじゃなくて色々な物語に触れてきたけど、自分にとっての憧れる人物NO.1かもしれない。
ほぼ日の糸井さんが言う「やさしく、つよく、おもしろく」というフレーズが好きなんだけど、まさにそれを体現している人なんじゃないかなって思う。
マチ先生の土台には果てしないやさしさがあって、やさしさを大切にするために才能と努力で手に入れた圧倒的な強さ(技術)があって、そしてその上に相手に受け入れてもらうためのユーモアまで持ち合わせている。
でも、完全無欠のパーフェクトマンかと言えば、そうじゃない。
目の前の一人ひとりであったり、目の前で起こる事象にとにかく真剣 -
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