ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • たぶん、恋しい

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    一番最後の『たぶんそんな感じ』が一番好きでした。認知症になった大叔母が口笛(というか指笛)を吹くようになったのか?の謎がとけて、ホロッとしました。

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    2026年08月12日
  • きみは赤ちゃん

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    高校生くらいまでは、自分が結婚して子どもを産んで…ということに疑いはなかったけど、大学を経て教育関係の仕事に就いてからは、「結婚も子どもも、自分には無理やなあ。」と思うようになった。収入のこと、健康のこと、生活のこと、政治のこと、いろいろひっくるめた世界のことを考えるとそもそもこの世に生命を生み出す責任を負う覚悟はないなと。でも最近、一生一緒に暮らして行けたらいいなと思えるもう5年以上付き合っているパートナーとの結婚の未来が見えた途端、職場や友人の妊娠が心のど真ん中に腰を下ろした。自分の気持ちに書くと、どれだけ子どもが欲しくなっても、引き返せることではないのだから自分のために、子どものために産

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    2026年08月12日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    スズキタゴサクの卑屈さに共感した。
    物語の中盤からかなり引き込まれた。
    綺麗事を受け入れるのにも勇気やメンタルの強さが要ると考えた。

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    2026年08月12日
  • ルカの方舟

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    昨日6時から墓参り雨の前に終わった 合計3時間ですか1人でですか、ご先祖さまいつもありがとう。
    いやあ地質学に天文学に色々ありすぎて追いつかないて、あとサスペンスに 夢がありまくりの45億年前の火星から地球に送られた生命の素 ゾクゾクする。しかし理系の考え方 いやいや伊与原新さんは夢の架け橋です

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    2026年08月12日
  • 脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人”でなくなるのか?

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     身近に認知症の人がいる人のための「心の処方箋」のような本。

     認知症が進行していく母を観察する「脳科学者」の視点と、母とともに過ごす「娘」の2つの視点が、淡々と綴られている。
    「その人らしさ」とは何か。
     著者は「その人らしさ」をかたちづくるのは認知的な要素だけではないことに気づいたという。

     身近な人が認知症になったら、とても心穏やかではいられなくなると思うけど、正しい知識を得て、「この人がこういう行動をとるのは、脳のこの部分の、こういう機能がこういう理由で弱くなるからだ」と思えたら、心の平穏を少し取り戻せるかもしれない。

     できないことを悲嘆するよりも、ちゃんとそこにある「その人ら

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    2026年08月12日
  • 本日は、お日柄もよく

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    大好きなお話、何度も読みたくなる。
    言葉の持つ力を信じて自分も人を感動させたいと思える、、!お仕事小説でもあるので、明日からの仕事を頑張ろうという気持ちにもなれる素敵なお話、、!

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    2026年08月12日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    ネタバレ

    「そんなときは書店にどうぞ」がとても面白くて、瀬尾さんの小説が読みたいと書店に行ったらちょうど新刊が出てて、夏らしい爽やかな装丁にも惹かれて選んだ一冊。

    おもしろくてどんどん続きが読みたくなるとても好きな物語だった。こういう物語でありがちな、きれいで感動的なストーリーじゃないところが良いし、それは主人公のリリーのキャラがきっとそうさせるのかなぁと感じた。リリーと周りの人物達の関係がすごく良くて、特に大家のばあさんとの掛け合いが面白かった。嫌な人が出てこないのも良い。心の中が少しずつじんわりじんわり温かくなる。
    料理を作るという共通点から「カフネ」を思い出した。

    いつ出てくるかなぁと思ってた

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    2026年08月12日
  • 復活の豚かつ 食堂のおばちゃん⑲

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    19巻。一子の夫は以前ホテルで副料理長をしていてその頃からタルタルソースは自慢の品だった。違う場所で食べてもあの味だと思い出せるほど美味しくてオリジナリティのある味でそれを一子が夫亡き後もずっと守り続けているってすごい事なんだな。
    1.サンドイッチ屋さんどこに出店するか2.昼と夜使い分け出来るんじゃないか?3.神田明神で結婚式4.カキフライにはタルタルソースもポン酢も合う5.願掛けはトンカツ大願成就はエビフライ

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    2026年08月12日
  • 巨匠とマルガリータ(新潮文庫)

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    4年前、ロシアとウクライナの戦争が始まったタイミングで読んだ「タ暮れに夜明けの歌を」(奈倉有里)のなかで紹介されていて、(素晴らしい名著です)必ず読みたい!と思いながら時は過ぎ。。カラマーゾフの兄弟を読んで、亀山郁夫先生の講座聞いて、スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチの本をいくつか読み、この度新訳が出たタイミングでやっと読むことができた。まだ戦争は終わっていない。

    これは...これはこれは…!!

    大好物なものだらけ。モスクワを舞台に、悪魔達が暴れ回る。首がとび、人々の気が狂い、書類は消えて、ネコは酒を飲む。。
    「そう、要するにこれが地獄です。」
    並行して語られる、ナザレの人イエスの処刑の物

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    2026年08月12日
  • DANGER

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    バレエ界のイイ話を連載するために企画された、あるバレエダンサーの生い立ちを追うルポルタージュは、いつしかソ連参戦後の満洲とシベリア抑留の壮絶な理不尽さに主題が移っていく。特に翠たち看護隊員がソ連兵の標的になる描写は悲惨極まりない。そんな中でも、一臣のバレエ経験、バレエの底しれぬ魅力が一臣と翠のかすかな希望の縦糸になっていく。またその記憶が、聞き手である若者世代の果耶と一平に受け継がれ影響を与えていく。登場人物それぞれの心の動きと決意が伝わってくる、文章の力に圧倒された一冊でした。

    また、この物語における「現代」は1990年代前半で、一臣も知っている限りを話す決意をしてくれるが、先の戦争の従軍

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    2026年08月12日
  • 白夜行

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    ネタバレ

    "白夜行"を意味通りに受け取るなら、主人公は亮司より雪穂だったのかな。
    二人とも普通にクソ野郎だとは思うけど、それ以上にクソな大人達のせいで歪んでしまったと思うと俺は責められねぇ...。

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    2026年08月12日
  • 国宝 下 花道篇

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    喜久雄、俊介、その周囲を人々の生き様を描く表現力が素晴らしい作品だと思いました。

    歌舞伎に掛ける二人の人生に感動以外の言葉が出て来ません。
    夢を追う姿勢が学ぶものしかありません。

    作中で、演じる歌舞伎と喜久雄、俊介の人生が重ねられてるんだろうなと思うと、
    古典に詳しい人の方が作品の解像度が高いんだろうなと思う。
    自身の教養の足りなさが悔やまれます。

    どうすれば、このような表現が出来るのか、
    作者が作品に掛けた熱量が凄いと思いました。

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    2026年08月12日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    穏やかな自然とまいの心の機微が繊細に描かれている。料理や庭の手入れ、洗濯など基本的な生活の積み重ねを通した豊かさを教えてくれる。群れに馴染めない自分が弱いのか、という問いに対する、サボテンや蓮の花、シロクマの喩えが昔この本を読んだ10代の頃からずっと私の背中を押し続けてくれている。

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    2026年08月12日
  • 風車と巨人

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    がん研究の教授の不正疑惑と、彼を追うドキュメンタリー番組制作者。
    自分の信じることが正義なのか、
    正義のためなら何をしてもいいのか、
    不正を正当化してでも伝えたいこととは‥

    2人の、何かに取り憑かれたかのような執念。
    自分の正しさを疑わず、正当化し続ける姿に引き込まれました。

    普段からネットニュースやテレビの番組などでの視聴者を煽るような書き方、印象を誘導するような番組や記事に違和感を感じることがありました。
    その違和感の正体が少し見えた気がする‥
    きっと、こういうことは実際にあるんだろうなと思わせるストーリーでした。

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    2026年08月12日
  • 怖い話を聞かされた

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    帯に「知ってしまったこの恐怖は、誰かに伝えるしかない」と書かれていたので、伝染系の話かなと躊躇しましたが、「はじめに」にあるように「誰かの怪談を聞いたという体験談もまた、怪談そのもの」と捉えて、「怪談を聞いたという体験を語っている怪談ならではの奇妙なうねり」を楽しむ一冊のようです。怪談実話系だと、どれも著者が「聞いた話」となると思うが、この本は、著者が聞いている体験者や情報提供者も誰かから話を聞いているか、ある情報を聞いていたりする。つまり人から聞かされて怪談となっている話が収録された一冊です。
    個人的に印象に残った話は、意外な登場に驚く「イケメン」、怪談なのかわからないが不気味さの残る「チー

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    2026年08月12日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    予想をかなり覆し、最後まで飽きることなく読みました。皇族の方ですが、気さくでさりげない文章からそのお人柄も伺え、紀行文的な感じも受け、面白かった。
    お父様のことも全く知らなかったので、とても新鮮でもありました。

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    2026年08月12日
  • 君の地球が平らになりますように

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    ネタバレ

    ・君の地球が平らになりますように
     陰謀論にはまった男とそれを受け入れる女
    ・『彼女と握手する』なら無料
     永遠の愛を求めた女とそれに応えようとする男
    ・転ばぬ先の獣道
     結婚したくない男と結婚を諦めきれない女
    ・大団円の前に死ぬ
     ホストに狂った女と(その姉)と貢がせる男
    ・平らな地球でキスは出来ない
     陰謀論にはまった男とその男から離れた女
    ・ミューティレーション
     陰謀論にはまった男と同じくはまった女

    どれも地獄。しかし面白い。

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    2026年08月12日
  • 大河の一滴

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    著者の肉声がありありと聴こえてくるように書かれており、すっと心に文字が入ってくるような本でした。
    生きるヒントがみつかるような本でしたー

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    2026年08月12日
  • 白色光の影を浚う

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    不器用な態度、揺るぎない味方。これだけでもお釣りが来ましたが、練り込まれたストーリーからはもう100パーセント還元。初めてもう一回支払いたくなった作品です。

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    2026年08月12日
  • 戻り川心中

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    大正から昭和初期を時代背景とした男と女の不思議な短編ミステリー5選。
    いずれもスッと素通りしてしまえば何ら謎はないのだが、小さな綻びや引っかかりから真相が分かる。
    あの時代特有の仄暗くて湿っぽい感じがひしひしと感じられ、じっくり読みたい1冊。

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    2026年08月12日