ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 聖母

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    “思い込み”の怖さを実感した。

    素人考えではあるが、3つの軸で進んでいる。1と2、2と3の関係性は序盤からある。あまり描かれていない1と3の関係が重要であるのだろうという予想はできるものの、どういう展開になるのかは最後までわからなかった。

    最後まで読むと、いくつかの自分の予想とは全然異なる衝撃の結末であった。想像もしなかった展開に面白さを感じるとともに、思い込みの怖さを感じた。

    ふらっと立ち寄った書店で、前情報もなく手に取った本だったから、あまり期待していなかったけど、素晴らしかった。読み進める手が止まらなかった。

    衝撃の強さから★5

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    2026年03月24日
  • 方舟

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    こわ。
    中々読み進める事が出来ず、方舟平面図を見ながら読んでいきました。殺○がある度に、ちょっとずつ面白くなっていって。最後の展開にビックリしました。想像を超えてきました。私だったらあの時どうしてたんだろうと思いますが、きっと主人公と同じだと思いました。

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    2026年03月24日
  • ひゃくはち

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    ようやく読んだ早見和真氏のデビュー作。
    なぜ今更読む気になったかというと、大人になってからというもの、青春を感じるのが堪えるからである。やりとりがむず痒くて文句を言いたくなってしまう。いや、本気でぶつかっている様子が羨ましいのかもしれない。著者の泣かせどころに私は素直に泣く。そういうのが上手い人なのだ。改めて好きな作家のひとりだと思える作品だった。

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    2026年03月24日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    「今の自分は、否応なしに突きつけられて何度も間違えたり失敗したりした取捨選択と、「そうせざるを得なかった」の成れの果てでしかない。」
    ああ、もう本当にその通りだ。金原ひとみさんが、生きるために苦しみながらも、書くことを続けてくれて、「今の自分」で居てくれて、本当に良かった。
    『蛇にピアス』で芥川賞を獲って、同時受賞だった綿矢りささんとふたりで並んでいる姿を見たときから、なぜこの人はこんなに苦しそうなのに飄々としているのかと、ずっと気に掛かっていた理由や覚悟が、ほんの少しだけ分かった気がした。

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    2026年03月24日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    ずっと大事にしていたい本の一冊。
    この本はゆっくり大事に読みたくなるような温かい話だった。

    海野雫は33歳という若さにして癌を患い、余生を過ごすために瀬戸内海の島にあるホスピスへ移住する。

    仕事や社会に疲れた先で、この「ライオンの家」のように、自由な生き方ができる場所が最期に残されていたらどんなに良いかと思われる。

    やはり今作において1番心を動かされたのは毎日のおやつの時間だ。
    入居者はおやつをリクエストすることができ、ランダムに選ばれたおやつを毎日食べることができる。
    ここで重要なのが、どんなおやつでも再現してくれるところだ。余命わずかな中食べたいと思うものにはそれぞれ思い入れがある。

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    2026年03月24日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    二人の王妃(承前)/亡国カストナ/凶兆と秘史/血を受け継ぎし者たち
    終章

    戀……「恋」の旧字体

    古くからの因縁や
    前王のしたことが
    この結果をもたらしたのか

    今となっては古い、古い時代の
    二人の純粋な恋のお話でした

    あぁ でも 悲しいなぁ

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    2026年03月24日
  • ライオンハート

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    林檎の木の下で語られる物語が切なくて好きでした。
    ミレーの「春」、とても美しいですね。
    時を越え、空間を越える記憶のはじまりの物語が歴史の一部と重なるのもよかった。

    不思議な話だけど面白かったです!

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    2026年03月24日
  • 眠れない夜は体を脱いで

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    ネタバレ

    おおん!いいすね!
    始めの話はまあいいか大概
    でも合った
    余計な言葉がないのもいいし、主人公の男の子は可愛くて親しみが持てる
    こうゆう大人に出会いたかったな、私がもうその先生より歳いってるから私は大人の方の立場にならないといけないけど

    うんうん、だいぶおもろいね
    合気道楽しそう…
    「なんなの、あんたはやっぱり変な子だね、お母さんよく分かんないよ、勝手にしなさい、と呆れながら放り出した。思えばこの人は、自分が思う正しさを、理解の出来ない変わり者の娘に一度も押しつけようとしなかった。」
    いいなあ

    読み終えて総合的にめっちゃよかった!
    思いがけずいい作家さん見つけられた

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    2026年03月24日
  • 生殖記

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    思っていたのと違った。けれどそれが良かった。
    人と極力関わらないようにしようとするけれど
    嫌ってるほどじゃなく、何も考えていなさそうで
    「冷たい」と思われないギリギリの線で人とコミュニケーション取れるところが凄いと思う。

    最後好きだな。
    途中で「牛タン!」とそれにばかり気持ちが持っていいかれた。

    結局のところあの後、残りの牛タンは美味しく頂けたのだろうか。

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    2026年03月24日
  • イクサガミ 天

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    ありきたりな設定かと思っていましたが魅力的な人物が多く、どんどん成長していく姿が読んでいてとても面白く感じました。

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    2026年03月24日
  • ペンション・ワケアッテ

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    まさに暖炉の火のような、キャンプの焚き火のような暖かさに包まれた作品。楓さんと小吉さんの人柄が素晴らしく、登場人物たちを光の中へとそっと押し出す。本当はどうすればいいか、みんな気が付いてるけど、最後の一押しが足りなくて人生にもがいてる。他人は助けたり手伝う事はできるけど、行動や思考を変えるのは自分自身でしかない。辛い過去があって立ち止まる事も多いけど、それでも続く人生に少しの炎を灯してくれる一冊。

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    2026年03月24日
  • カフネ

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    ずっと気になってた本屋大賞作品。
    孤独な食卓が、誰かの存在によって彩りを取り戻していく。
    美味しいものを「美味しい」と思えることが、どれほど元気になれる第一歩であるか。
    読んだ後は心が温かい気持ちでいっぱいになれると感じた一冊。
    ほぼ文句ないけど、「終幕」の展開は少し突飛だなと思ってしまった。「カフネ」の仕草で締めるのは好きだったけど。
    まあ、その突飛な展開を含めても文句なしに星5かな。

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    2026年03月24日
  • 古本食堂

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    想像していたのと違ってた〜!

    兄が亡くなって相続した神保町の古書店を未経験なのに再開させる。
    『食堂』と言ってもこの古書店に食堂があるわけではない。
    でも、近所の美味しそうな食べ物が沢山でてきて思わず神保町に行ってみたくなってしまう。

    お話は古書店を継いだ妹の『珊瑚』と曾姪孫?の『美希喜』の目線で交互に進む。

    これから美希喜が店で正式に働くことになるようでますます面白くなりそう!続編に期待!

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    2026年03月24日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    就職を機に何十年も住んでいた地元を離れるという状況の自分にぴったりの本だった。普段考えないような、まちのことだったり、親のことだったり。誰かに守られて、けど守られたくなくて、そんな葛藤が本当にじーんときた。物語の重なる繋がりも鳥肌で、ぜひ読んで欲しい1冊!

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    2026年03月24日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

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    15歳でここまで書ける文章力があることがすごいです。
    とても分かりやすい文章でした。

    オーストリア研修はとても楽しかったようで生き生きと書かれており、自分も読んでいて楽しくなりました。

    そしてお母様のサポートやアドバイスが素晴らしいです。

    20歳ぐらいになったら、また是非本を書いてほしいですね。(その前に書いてくださってももちろんいいんですけどね。)
    応援しています。

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    2026年03月24日
  • カフネ

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    「人を敬え、皆戦っている」 ギリシャの哲学者プラトンの言葉を思い出しました。皆自分の想像もつかないことで悩み、傷ついているんだと実感しました。
    料理(相手を好きな感情)は荒んだ人の心を少し癒やし、前を向くきっかけを与えると思いました。
    ストーリーも面白く感動しました。ありがとうございました。

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    2026年03月24日
  • 夜明けのハントレス

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    相手が凶悪な人喰いグマとかじゃないのがむしろリアル。ハンターとしてだけでなく人としても成長していくのが伝わってくる。次は中堅ハンターとして後輩を育てる話も読みたい。

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    2026年03月24日
  • 奈良千夜一夜物語

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    奈良を舞台に、童話や都市伝説を基に面白くほっこりできる話。随所に出てくる奈良の各地にも心惹かれるし、奈良という土地に対するあったかい眼差しや、登場人物たちに対する著者の愛情も感じられるかな。
    特にメリーさんがお気に入り。信頼しあってる兄妹っていいですね。

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    2026年03月24日
  • 空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集―(新潮文庫)

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    奈良少年刑務所詩集、寮理子編
    少年刑務所の受験者たちが書いた詩。
    心に優しく響く言葉ばかりだった。
    自分の気持ちを素直に詩に書き出すと罪を犯したとは思えないくらい、心に残る素敵な詩ばかりだった。
    自分の気持ちを詩という形で表現したくなった。
    「いわたさんの一万円選書」の一冊。

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    2026年03月24日
  • 明治のナイチンゲール 大関和物語

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    2026年春の朝ドラの原作とのことで読んでみた。
    黎明期の明治の看護師教育、医療のあり方についても伺い知ることができたことが収穫。
    朝ドラはかなり脚色されるようなので、ドラマ視聴後に再読してみたい。

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    2026年03月24日