小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ自分自身、恋愛に対してトラウマがあり、なかなか次の恋愛に踏み出せておらず、「月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった」という題名にとても共感して、読み進めた。
まず、それぞれの章の題名がセンスあって面白い。人によって色々な恋愛の悩みがあって、とっても素敵だと思う女性にもパートナーができないことがあるのだと思い、少し心の支えとなった。正直胸糞な男性も多かった笑
1番心がぎゅーっとなったのは、第6話の「ママがいない日の白胡椒チャーハン」。店長の娘さん雫ちゃんの言葉に涙が止まらなくなった。自分自身お父さんに人として、振る舞い方について不満があり、なかなか愛情表現をしてもくれないからあまり愛情 -
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今野敏『一夜 隠蔽捜査10』新潮文庫。
文庫化を楽しみにしていた。
勤勉実直、四角四面で、全く融通の効かないキャリア警察官の竜崎伸也が相変わらず面白い。今の世の中にこれだけ実直で信念を貫く男は居ないだろう。実直な人間が真っ直ぐな行動を取れば取るほど、傍目には面白く見えるのだ。
自分の父親がまさにそういう人だった。曲がったことが大嫌いで、上席に媚びを売ることもなく、ひたすら勤勉実直に働いていた。父親はかなり出世したのだが、上席のウケが良くなくて役員にはなれなかった。それでも最後まで幸せな人生を送ることが出来たのは、その真面目な性格への神様のご褒美だろう。
さて本作。途中で事件の真相が見え -
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ネタバレ前半は深刻なぐらい重い気持ちになりながら読んでいたが、最後まで読んでよかった。
ベロニカがピアノを弾いたり、あんな感じのことをしてる間、エドアードは何を思いながら黙っていたんだろう。
残酷とも開放的とも取れるオチだな、と思う。
いやでも、余命までの1週間にベロニカが体験した数々のことは、大切な経験として作用するはずだし……。
体験を今後にどう活かせるかが彼らの課題なのかもね?
マリーさんが、映画館から出るだけのときに、人生で一番の恐怖を覚えた場面。まだ印象に残っている。人から見たら何も大したことないと思われることでも、本人にしたら不思議なほど恐ろしくておぞましい……ということって、あるよね -
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世の中に潜んでいる人間を脅かす不可知な存在や現象(アノマリィ、小説ではアンノウン)を創作するWEBのコミュニティサイト「SCP財団」から生み出された小説で、そのアンノウンの中でも出色の出来栄えの「反ミーム」という属性のアンノウンたちの脅威と対峙する〈機関(WEBオリジナルではこれが正にSCP財団という設定)〉の「反ミーム部門」の人々の戦いの物語である。
反ミームとは、人間に認知された途端、その認知記憶を人間から奪ってしまうという、認知を拡散していくミームの真逆的な特性を持っているため、それが何であるかは視認も動画等の記録もとれるが、それを記憶に留めることができない、記録した文や動画が後から見 -
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とても読みやすくするする文章が読めた。エッセイなのかなと思って読みはじめたけどたしかにエッセイではあるけどこれは「日記」だ。お子さまのこととか仕事のこととか考えたこととかとにかく日常がそこに並んでる。日々のなにげないきらめきが愛おしく尊いなあ。なにげないからこそ尊いのかもしれない。だれもがみんななんとなく知ってたり体験したことのある情景がそこにあるから。
わたしは一時期日記を書いてたことがあるんですけど一回やめてしまったらそこから全然書けなくなってしまってそのままになってる。これを読んだら日記をまた書きたくなりました。覚えてられれと思ったけど全然ほとんど忘れてるからやはりメモは大事。日記はただ -
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面白かった〜!あっという間に読み終えた。
前作は面白いけど、唸るほどではなかったが、今作は良かった!
ヒロインは変わったものの、太郎や消防団は変わらない。
若いシングルマザーが川で遺体で見つかる。車も。そんな不穏な感じと共に胡散臭い新町長、盗作疑惑の美人作家と、今回も不穏な空気ぷんぷんさせて話が進む。面白い!
新人賞を太郎と美人作家で同時受賞なのに向こうばかりチヤホヤされていたり、でも美人作家自身は太郎を尊敬しているような口ぶりだったり、もやもやだけではないけどすっきりしないような感じ。
結果事件は解決するけど、いろいろ思うところはある、でも何故かすっきりする。
最高のエンタメだ。
きっ