ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    おかえりシャールさん✨️
    『マカンマラン』開店10周年、スピンオフの台湾での旅のお話。
    お馴染みのメンバーたちの心の葛藤。

    でもやっぱり今回は台湾でのご飯や景色が魅力的だった。
    もともと歴史には疎くて、台湾の日本の歴史について無知だったが少しだけど勉強になった。

    それをふまえて、やっぱり珈琲農園は行ってみたい。
    絶景と珈琲とコーヒーチェリー。
    うん。絶対いい。

    旅に行きたいな。

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    2026年06月16日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    イギリス社会の分断と人種差別が根強く残っていることに驚いた。エッセイ形式で読みやすいため、非常に良かった。何かあるたびに欧米を見習えという人にこそ陥っている。
    息子の素直さと友達が差別を受けた時の思いやりに感動した。幼い子どもとは思えないほど思いやりにあふれ、知性を感じる発言の数々。イギリスの道徳教育、みかこさんの教育の賜物だと思う。素晴らしい。
    P.43の親子のやり取り、「馬鹿と無知は違うこと」というやり取りやp.95のsympathyは可哀想な立場の人や問題を抱えた人、自分と似たような意見を持っている人々に対して人間が抱く感情のことだから、自分で努力をしなくとも自然に出て来る。だが、emp

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    2026年06月16日
  • ママがロックンロールしてたころ

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    「主人公の男の子と十年間音信不通だったお母さん(末期がん)が、サイドカーで旅をするロードノベル」かと思いきや、悩めるギター小僧の雌伏と再生を描く物語。
    東山彰良は、ロックンロールを文字化させたら当代随一!!

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    2026年06月16日
  • TRUE Colors 境界線の上で

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    ネタバレ

    どうしてお母さんになるのが確定なの?
    どうして女の子は甲子園に出られないの?
    どうして私の好きな人は男の人なのに、男の人と付き合ってるの?
    どうして女の人が家事をするの?
    どうして男なのに痴漢に遭うの?
    5テーマで主人公が変わる話でした。オムニバスってやつですかね。主人公の内面の言語化が異常に上手いな、という点でリアリティに欠けますが、テーマは分かりやすい。そしてテーマ自体はとても生々しかったです。

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    2026年06月16日
  • カラフル

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    自分が高校一年生のときのことを思い出すと、まったく何も考えていなかったし、将来なりたいもののカケラさえ見つかっていなかった。同級生の男子は、呆れるほどエロでアタマいっぱいみたいで、面白かったんだけど、すごく、子どもっぽかったしなぁ(笑)。
    阿部さんの本に出てくる高校生は、いつも、大人っぽいですね。

    でも、大学生でもない、中学生でもない、高校生という時期に、こんな風に真っ直ぐ、もがいて、人とぶつかって、お腹から出た言葉を交わせる人たちがいたら、すごくステキだと思う。本当に、目が醒めるようにカラフルで、感動しつつ読みました。
    そして、かなり後半、お母さんが出てくる辺りは涙なしには読めなかった。

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    2026年06月16日
  • 世界99 下

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    あまりにもグロくてリアルで見てられないんだけど確かにこの世界にある現実でもあって、人によっては価値観が破壊されてしまうんじゃないかってくらいダメージを与えそうだし、逆に救われる人もいそうな、そんな作品だと感じた。
    自分はどんな視点で世界を見ているだろうか、とかそういうことを考えた。

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    2026年06月16日
  • 宙ごはん

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    ヘビーな人生の人間が美味しいご飯を食べて立ち直っていく物語。最近幸せ系の小説を読んでなかったけどすごい良かった!感動して涙した。

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    2026年06月16日
  • 白雲去来 金椛国春秋外伝

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    ルーシャン、橘など魅力的な登場人物が多い作品であったので、外伝も十分面白い。
    最後は次世代の続編まで期待できそうな話だった。

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    2026年06月16日
  • 澄んでゆけ住まい

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    やっぱりこの方の文章好きだなぁ。
    読み始めてすぐ有難い気持ちになって、噛みしめるように読みました。やさしく、しゃんとして、日々を澄ませていきたい。

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    2026年06月16日
  • スター

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    かつてのスター像は、誰が見てもスターと認めざると得ない何か1つのことに特別秀でた、そんな人だった。じゃあ、現代のスターって?

    往年のスターに憧れたショウゴとチサ、自分の価値基準で物事を選び取るコウ、要領よく時代を乗りこなす泉。そして、バズや数字を優先する現代的な大人たち。
    プラットフォームの変化によって、自分が信じてきた価値観が通用しなくなっていく中で、ショウゴは「正しいこと」や「質の高さ」だけでは作品を世に残せない現実に苦しむ。

    印象的だったのは、最終的にショウゴが他者の価値観を否定するのではなく、それぞれに異なる基準や居場所があることを理解したうえで、それでも「越境しますよね、素晴らし

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    2026年06月16日
  • さよならの力 大人の流儀7

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    若い時に弟亡くしてるのでよく理解出来た。愛別離苦、愛する者と必ず別れが来る。ただ、自分より若い人はこたえます。別れが教えてくれた事も多いですが、あれ以上辛い事はまだありません。息子は幸い病気知らずです。勉強出来なくても良いから私、より長く良い人生歩んで欲しい。

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    2026年06月16日
  • 或る集落の●

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    大好きなタイプの小説です。
    一話ずつ話が分かれている様ですが
    実は亀の刺青の男に係る人々の話。
    時代が違ったり、主観が変わったりしていますが
    話の中に亀の刺青の男に関わるちょっとしたヒントがあります。
    何度も読み直してしまいました。
    はっきりとした答えが無いため最後は想像に
    なってしまいますが、読み終えた後相関図を
    書きたくなるそんな小説です。

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    2026年06月16日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    読みながら「自分だったらどうするだろう」とこれほど考えたのは久しぶりだった。
    自分には理解できないと投げ出すのも、理解できないけど目を瞑って受け流すのも簡単で、それなのにそうせずひたすら対峙し理解しようとする新夏の一所懸命さは、読んでいてとにかく胸が痛かった。
    でも、だからこそ啓久は、親や周囲の人に無力化され続けて怒ることすら諦めていた莉子のために怒ることができたんじゃないか。
    最後、莉子に怒るべきだと伝える啓久の様子に、私自身が少し救われたような気がした。

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    2026年06月16日
  • 雲を紡ぐ

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    人間関係から不登校になった美緒。その美緒が自分の道を探す成長の物語…かと思っていたら、視点は父母、そして祖父へも移り、壮大な家族の物語へと広がっていた。手仕事を大切にする人々と、岩手の美しい風景。心を動かされる一冊でした。

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    2026年06月16日
  • テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン)

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    テクノ封建制というタイトルに興味をそそられて読んでみた。
    そのような見方で今世の中で起きているニュースを見ると、いくらか腑に落ちるところがあった。
    現在が資本主義の転換点であるのかは後の歴史家でないとわからないが、私にはモノの見方お金の流れを教えてくれる良書であった。

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    2026年06月16日
  • 八九六四 完全版 「天安門事件」から香港デモへ

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    共産中国の体制を是としないのは前提としつつも、天安門8964にさまざまな形でかかわり、そして四半世紀経った2010年代を生きる者たちの声を、客観的にしかしできるだけそれぞれの心・生き様を理解しようとしながら記録しようとしていた。
    そして本書の多くのインタビューがされてからさらに十年、彼らが戦った民主化の夢はさらに遠く、そして中国はさらに強くなった。

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    2026年06月16日
  • 本日は、お日柄もよく

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    強く心に残り、深い余韻が残る作品でした。読後もしばらく放心状態となり、登場人物たちの思いに何度も胸を打たれました。感情を大きく揺さぶられ、ラストは心から幸せな気持ちになれる見事なハッピーエンドでした。
    この作品の魅力を一言で表現できるだけの文才が私にないのが残念です。
    今年読んだ作品の中では、まだ半年とはいえ間違いなく最も印象深い一冊であり、何度も涙を禁じ得ませんでした。
    さらに、著者の原田マハさんが私と同世代で、偶然にも同じ大学の出身であることを知り、二重の驚きでした。もしかすると在学中に同じキャンパスですれ違っていたかもしれませんが、学部も異なり、この本を読んで初めてその事実を知りました。

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    2026年06月16日
  • この限りある世界で

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    篤志面接官を初めて知った。少年院や少女院の子供たちに真摯に向き合う姿勢が素晴らしかった。人にはその行動に対する様々な動機が存在する。その動機が複雑に絡まり合って、最後一本に繋がっていく物語の面白さと、驚きがあった。

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    2026年06月16日
  • 少女

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    『死』ってのは、この世から、退場するってこと。
    ひとり失けたからって、世界は何も変わらない。

    嫌なヤツがひとり退場したからって何も変わらない。
    ましてや自分が退場しても何も変わらない。

    世界は終了なんてしない。
    果てしなく続くんだ。

    たとえ生まれ変わったとしても、途中参加でしかない。

    『少女』 / 湊かなえ

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    親友の目を目撃したことがあるという転校生の告白を、
    ある種の自慢のように感じた由紀は、
    自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。

    自殺を考えたことのある敦子は、
    死体を見たら、死を悟ることができ、
    強い自分になれるのではないかと考える。

    ふたりとも相

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    2026年06月16日
  • たゆたえども沈まず

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    セツナイ…生きているうちに、なんとかならなかったの…そう思いながら、上野で開かれている大ゴッホ展へ行ってきました。史実が土台にありながらも、創作箇所が多々あるようですが、ゴッホ兄弟の壮絶な生き様を理解できました。
    また、1800年代後半のパリの素敵な風景が文字通り目に浮かぶようで大変引き込まれました。

    いつか必ずアムステルダムのゴッホ美術館や、ゴッホ兄弟のお墓、タンギー爺さんが所蔵されているというロダン美術館を訪ねてみたいなあと思いました。

    戦国モノばかり好んで読み漁ってきたわたしですが、とんでもない作品に出会ってしまったなあ…そして、読み終わってしまったなあ…と、今寂しい気持ちでいっぱい

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    2026年06月16日