【感想・ネタバレ】地面師たちのレビュー

あらすじ

辻本拓海は大物地面師・ハリソン山中と出会い、彼のもとで不動産詐欺を行っていた。メンバーは元司法書士の後藤、土地の情報を集める図面師の竹下、土地所有者の「なりすまし役」を手配する麗子の五人。彼らはハリソンの提案で泉岳寺駅至近にある市場価格100億円という広大な土地に狙いをつける。一方、定年が迫った刑事の辰は、かつて逮捕したが不起訴に終わったハリソン山中を独自に追っていた――。次々と明らかになる地面師たちの素顔、未だかつてない綱渡りの取引、難航する辰の捜査。それぞれの思惑が交錯した末に待ちうけていた結末とは? 実在の事件をモチーフに描いた新時代のクライムノベル。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

Netflixでドラマ化され、話題だったので気になっていた作品。
土地を介して集団で罠に落としていく地面師たちの用意周到さとギリギリを攻める策に聴き始めたら止まらなくなった。最後のつながりに驚き、次へと繋がる余韻も残し、良い作品でした。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

Netflixのドラマがあまりにも面白くて手に取った。原作も臨場感溢れて期待通り。辰さんが亡くならなくてホッ。キャストがピッタリすぎて、読みながら俳優人が目に浮かんだ。大根仁監督のあとがきも良かった。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

ドラマ未視聴。
青柳さんの転落劇にはついニヤっとしてしまったけど、調達部門の仕事をしたことがあるので身につまされる思いをしながら一気読み。
自分もルーティン化されてる箇所の再点検をしたくなった。
時間や権力争いなどの心理的圧迫があると騙されるリスクが上がるし、日頃から自己肯定感や満足感の外部依存を断ち切っておかないと奴らはちょっとした隙に巧妙につけ込んでくるのだなと思った。

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2025年11月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

実際にあった積水ハウス地面師詐欺事件を元にした小説。
ネトフリで話題になってたけど、ネトフリに入ってないし、
映像だと怖さが増しそうで、私は小説で。

ネトフリ見てないので、先がどうなるのかエンディングまではらはらしながら読んだ。やはり読んでいく内に、凄惨な過去を持つ拓海に感情移入してしまってるから、捕まって欲しくない気もしてしまう。いやいや犯罪だしという葛藤。
人間、目の前のことしか見えなくなると、プロでも騙されてしまうんだろうし、それだけ騙す側もプロフェッショナルなんだろうな。
続編が小説でもネトフリにもあるらしい。
とりあえず生きててよかったのか!?

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

Netflixで話題だった地面師たち、間違えてファイナルベッツを読んでしまったので、やっとこちらを読みました。
ハリソン怖すぎですね。取引の時はちょっとドキドキ。ストーリーは単純と言えばそうなんだけど、登場人物たちがしっかり書かれていて、楽しめました。
映像も見てみたくなりました。トヨエツと綾野剛、ぴったりな感じ。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

超超話題作。映像を見る前に原作を…と読んでみたら想像以上に面白い!びっくり。当たり前だけど、流行るものはそれだけの面白さがあるのよね。流行りものにはどんどん乗っかっておけばよかった…とちょっと後悔。
実写版キャストの相関図を見ながら読み進めました。相関図見るだけでも実写版と違ってる部分が複数あったので、映像を見るのが今から楽しみです。
流行りのセリフは本の中にはなかったので、実写版オリジナルなのかな?

⚫︎拓海の魅力
主人公(なのかな?)の拓海。今は裏稼業の人間なのに、しっかりと悪いことをしているのに、そこに至るまでの悲しい経緯があるせいで読み手のこちらが同情・感情移入してしまう。嫌いになれないどころか、なんとか無事でいてくれと思ってしまう。拓海のおかげでこの地面師ワールドにすっかり没頭できる。こういう人物を読者と物語の架け橋として登場させたのがさすがだと思った。
過去の事件が次第にハリソン山中と繋がっていく過程で、事実が残酷すぎて目を背けたくなるのに目が離せない。
拓海が信頼して家族に紹介した男が全ての原因だった。きっかけを作ったのは詐欺師に騙されて父親を紹介してしまった拓海という事実。残酷すぎてどうしようもなさすぎて、拓海はよくこの本の中で自死せずにいてくれたと思った。

⚫︎犯罪の緻密描写と没頭感
地面師たちの用意周到で抜かりない手順や要領の良さに圧倒される。
描写が細かくわかりやすく、没頭感が半端じゃない!地面師たちの悪事が明るみに出て計画が失敗すること、そして関係者が検挙されることが正しいことだとわかっているのに!
いざ想定外のハプニングが起きるとどうしよう?!うまく逃げ切らなければ!と焦ってしまうほどのめり込んでる自分に驚いた。

⚫︎石洋ハウス青柳へのざまあみろ感
この事件の被害者石洋ハウスの超当事者の青柳、この人がとにかく人望がなく横柄で嫌なやつなので、地面師詐欺にしっかり騙されて取り返しのつかない事態になってるのをざまあみろ、と思ってしまう。詐欺師たちを擁護するという意味ではなく、青柳が痛い目見たことに対してとてもスッキリしてしまった。ライバルの須永さんもだいぶ感じ悪い人だったけど、彼の感覚は正しかったんだよな…

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2025年09月20日

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スリリング。まさに解説の大根 仁さんと同じように、積水ハウスが地面師に騙されたことは知っていたが、なぜ騙されたのか?を知りたい欲求に、見事にこたえてくれる小説だった。テンポが早くていいし、登場人物もキャラが固まっていて、すごくいい。なぜか読み始める気があまり起きなかったけど、読んだら、一気。読みたい、読みたいとページをめくった。面白かった。

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2025年08月23日

Posted by ブクログ

地面師★5
大ヒット納得のおもしろさ。バレるかバレないのかみたいなドキドキ感を味わえる。臨場感たっぷりでこっちまで緊張してくる。何が面白いってこれが実話ベースってこと。実際に地主の代役を立てて大掛かりに積水ハウスを騙した地面師たちがいるがすごい。「事実は小説よりも奇なり」である。地面師側も非常に頭が良い。やはり賢いやつが勝つのが世の常であると思い知らされた。
家族を無惨な形で失い欲を失った辻本拓海に金、女に溺れる竹下、いつ死ぬかわからない危険な橋をわたることで生を感じ悦びを得るイカれきったハリソン中山など皆同じプロジェクトで手を組んでいるが目的が違うところも面白さを引き立てている。拓海が家族を失うきっかけをつくった詐欺事件の首謀者がハリソン中山であったは衝撃だった。
NetFlix化されているのは本作のみで小説ではあと2作出ているので読むのが楽しみだ。

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2025年07月26日

購入済み

面白い!

これがデビュー作とは信じられないほど後ろへ引っ張る力がある、読後感も良い

#ドキドキハラハラ #ダーク

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2024年10月06日

Posted by ブクログ

ドラマの役者が強烈で、読みながら映像が脳内再生されます。ドラマほどハラハラしないものの、拓海の心理描写は本の方が丁寧で感情移入しやすい。一方、青柳や辰さんのキャラや本人確認場面の緊張感はドラマの方が際立っており、原作も面白いけれど脚本家はすごい。ハリソンは生きているので続編があれば面白い。拓海くんは無念を晴らして欲しい。大好き度❤️

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2025年11月29日

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ハラハラしたり ビクビクしたり 変に入れ込んで本を閉じたり 2~3行だけとりあえず読んでみたり 結構翻弄された感があった   読みながら自分はどの人に感情を移入してたのか? 

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2025年11月28日

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2019年初版。Netflixでのドラマ化が、脚光を、浴びた作品の原作。私、学生時代に先輩の司法書士事務所でバイトをしていました。当時はバブル前とはいえ不動産取引は多くて、取引がブッキングすることもありました。補助者の私も先生が到着するまでの場繋ぎや書類のチェックなどをやったことがあります。その時に感じていたのは、売主は本物なのかなあということです。銀行の応接室や不動産会社の応接間に、売主・買主・それぞれに関係する不動産業者。緊張感を思い出しました。

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2025年11月20日

購入済み

詐欺の話もここまで大きくなると

Netflixが見れないのでYoutubeの映像を断続的に繋げて、それでも恐ろしい話だと興味をもった1冊。拓海が話すと綾野剛が、後藤が話すとピエール瀧が、ハリソンが話すと豊悦が浮ぶのはしかたがないにしても、積水ハウスの事件が本当にあったとは言え、犯行者側の視点でここまで描けるのは凄いと思った。なによりも資金と計画の決定権をもちながら、決して舞台の表にでてこないハリソンの周到性。人格はサイコパスなのに紳士然とした出で立ちと邪気のない笑顔で人に近づく。とても小説の話だけのようには思えないリアリティ。

#怖い #ダーク

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

出張中の飛行機で読んだ。
一気読みできる犯罪エンターテイメント。
積水ハウスの時もやはり「早く買わないと!」と焦った中での詐欺事件だったのだろうか。やはり人間慌てるとろくなことにならない。

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

"地面師"の世界と圧倒的ヒューマンドラマ、
そこにあるものは決して綺麗なものではなく、
されど痛ましほどの現実である。

意地、誇り、地位、
あるいは縁故、自由、呪縛。

理性と感情を巡る戦いは圧倒的スケールとダイナミズムによって形作られる。


解説でも語れている事件、
2017年6月、東京五反田にあった廃旅館「海喜館」をめぐる

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

犯罪者集団はどこまで行っても犯罪者集団なんだなぁと、思ったね。どこまで行ってもハラハラドキドキ。地面師とはこういうことなのかと。騙し騙されの話はなかなか面白かったです。ラストもう1つひねりがあればなぁと思いましたけどね。でも大満足ですね。面白かったです。

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2025年10月01日

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オーディブルで。
Netflixでドラマも見たが、原作のが面白かった。特にハリソンのイカれた具合が原作の方が際立っていてよかった

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

面白かったです

YouTubeのショート動画を先行してみてしまったので、配役などがそのまま主人公たちに反映してしまったけど、それでも楽しく読めました

映像は見ていないのでわからないけど、映像の方が細かい描写があるのか?いつか見て比較してみたいです

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2025年09月16日

Posted by ブクログ

詐欺集団に大企業が騙されていく様子、面白かった。
積水ハウスの事件も知らなかったので、こんな犯罪があり、騙されてしまうとは驚きだった。
詐欺メンバーは、いっときはお金を得て幸せを感じるかもしれないが、皆人生暗転している。

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

スリリングでドキドキしながら読みました。どうやら実際にあった事件がモチーフみたいですね。最後は捕まって終わりかと思いきやこんな展開に!?というラストでした。人間模様もそうですがギリギリの駆け引きがとても秀逸です。

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

YouTubeでやたらショート動画が流れてきているものの、Netflixには加入していないので、せめて原作をちゃんと、、、という想いで読みました。
勿論面白いんですが、Netflixのドラマを観ていない人でも分かるような有名なシーン・セリフが無かったので、ドラマ化する上でかなりエンタメ感が増しているのだろうと推察します。
続編も予約しているので、Netflixのドラマの続編が解禁される前に読みたいと思います!

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2025年07月24日

Posted by ブクログ

面白かった。
単純だけど、そう表現するしかない
地面師という言葉があることは知っていたけど、積水ハウスの実際の事件も知らないまま
この本を手に取り、読破した
怖いと思う反面、素直にスゴイと思った

スゴイ話だと素直に思った

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2025年07月19日

Ryu

購入済み

話題のNetflixオリジナルドラマの原作で、実際の積水ハウス地面師詐欺事件を題材にしたフィクション小説。面白くて一気に読んでしまった。傑作。
ただ、実際の事件とは登場人物や流れなどかなり改変されているので、実際の事件を知りたい方は「地面師」がおすすめ。そちらも読んでおくと、この人物のモデルはあいつか…とか分かってより面白い。
さらに、本書も「地面師」も地面師側から書いた本なので、被害者側の事情が薄く、「何でこんな内容で騙されたのか?」という疑問が湧いてくると思う。そうした場合は、「保身」を読むことをおすすめする。積水ハウスの内部事情や内紛など積水ハウス側から書かれたものなので、これで全体像が分かる。

#ドキドキハラハラ #ダーク

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2024年08月15日

Posted by ブクログ

架空の土地取引を行う詐欺師集団、地面師を描いた話。

詐欺師集団の用意周到な準備から、大胆不敵な実行に至る過程まで、どこを切り取っても面白い。
特に、石洋ハウス相手に詐欺師たちが本人確認をする時の一部始終には手に汗握り、自分もその場にいるような臨場感を味わえる。ドキドキとヒヤヒヤが同時にやってきて、一息つく間もない!

マジメに生きてきて、真っ当な道を踏み外したことのない人こそ、対局にある人間の思考回路や生き方を垣間見れて面白いのでは?と思う。

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

ストーリーとしてはなるほど面白いと言えば面白かったけど、クライマックスの盛り上がりがそこまで大きくはなかったというか、もちろん地面師側が用意周到なのはあるんだろうけど、まあ数字詰められた積水ハウス側責任者が見誤って引っかかっちゃったんだな、という話でした。実際の事件も、それおかしくない?ポイントがあったとかなかったとか、でも社内的に社長案件にしてしまったため止められる人がいなかったとか、あるある。立場が上で扱う金額が大きければ大きいほどStopもかけづらい、ちょっと違うけど第二次大戦に突入した際の日本と同じ構図だなー、とか思いました。

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんな詐欺集団に狙われたらひとたまりもない。
地面師ってこういう事なんだと初めて知った。
見つかる!早く出て!とハラハラしたし
ドラマ向きだなと思ったらネトフリで
トヨエツと綾野剛ですって?!ぜひ見たい。
ハリソン山中怖すぎて
拓海はこれからどう生きていくのか気になった。
拓海の父も嫁と孫まで道連れにするなんて
ひどすぎないか。

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ネトフリのドラマで一躍有名となった、本作。
100円で文庫が売っていたので、買って読む。
古本屋で本作が2冊並んでおり、何故か上下巻だと思い込んで2冊買い、帰宅後、上下巻ではないことに気付く。まぁ、一冊200だったと思えば良いのだ。

で、だ。

地面師の話。
「疫病神」シリーズで洗脳され、脳内がヤクザの物語を欲しているのか、ヤクザ絡みの物語を読みたい。

読んでから気付いたが、本作はヤクザではなく詐欺師達の話だった。

地面師という詐欺があり、大企業がそんな詐欺師達にやられる、というお話だが、実際に積水ハウスが地面師に騙された事件があったとのこと。

解説も大根仁監督だし、ネトフリのドラマも見たいが、まずはネトフリに加入しないといけない。

星は3つ。3.5だな。

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2025/09 オーディオブック
ファイナルベッツから聞いたので、こっちの方が面白かったなーとめちゃくちゃ思った、、
キャラが全員立ってる〜主人公がちゃんと人らしく人情もあるタイプなので読めた
しかしタクミは、自分の事件の真相に自分でたどり着いたわけではなかったのかー。老刑事のおかげやなー。ハリソンに対峙するのにその老刑事に教えてもらったからっていうのはあんまり胸熱にはならなかったけど。刑事がいいやつ。仲良くなった火傷青年が最後まで逮捕されなくてよかった。

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったけど一つの推理小説を読んだくらいな軽い気分。心に響くというような作品ではない感じ。

地面師が大きい詐欺をやってのける話。たくみと山中以外の仲間の過去や状況はほとんど説明されず、それも珍しい。
たくみは過去に地面師詐欺にあい、それが原因で自暴自棄になった父親が家に火をつけたことで妻と子供を失った。その後ハリソンに出会い地面師となるが、実は父親を騙したのもハリソンであり、初めから目をつけられていたという事実を知る。

地面師たちのやりとりを見ていると事の重大さとは裏腹にドタバタの喜劇を見ているような滑稽さがあり、またハリソン山中も最低最悪なやつにも関わらずそれだけでは収まらない最強感というのか…なんとも不思議な世界観でした。
ハリソンの性的趣向を語る部分は嫌悪感MAXで耐えられない…
ドラマでは刑事が無惨な殺され方をしてたのでいつ殺されちゃうのだろうかとハラハラしたが小説では無事だったのでほっとした。
たくみは賢そうに見えてハリソンの策略に気付けないなど結局人がいいんだろうか。昔同じような詐欺にあっているのだからもう少し疑っても良さそうだけど、と思った。

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

不動産関係に無知なので、サラサラ読むとよく分からないけど、それなりに迫力は伝わってきて面白かった。地面師ならマンション程度なら簡単に騙して売れるんだろうなぁと思った。内容的にはシンプルで、もう一捻り欲しかったかな。

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2025年09月03日

Posted by ブクログ

ときどきどぎついシーンはあるけど、裏社会を覗き見る面白さは十分、そしてこれが実際にあった事件(をモチーフにしている)というところで深みがあった。大企業ならチェック機能が強そうだけど、やっぱり人間が判断してるわけだし、焦ってたらそうなるのか…。

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2025年08月27日

Posted by ブクログ

強化週間最終日 あとの詰み読はまた次回
これもとっくに旬を過ぎてるが
一気に読めました 今頃この本話題にするのは
まあ如何なものか これで映像はもういいか

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2025年08月26日

Posted by ブクログ

以前から気になっていた作品。帰省中に父から拝借して読みました。

地面師グループの1人である拓海、老刑事の辰、石洋ハウスの取締役・青柳、この3人視点で物語は進みます。

なぜ地面師になったのか、地面師とはどのように詐偽を働くのか、石洋ハウスはなぜ騙されたのかが分かりやすく書かれていました。
半分以上は拓海の視点で構成されていて地面師達の動きを追う形なので、予定外の事態から騙していることが明るみに出てしまいそうになるシーンはこちらもハラハラしてしまいます。それほど読み手を引き込む作品でした。

一方で、ストーリーの主軸とはほぼ関係のない部分で女性を軽んじているというか、馬鹿にしているというか、そういった性描写がされたことと、地面師グループを率いるハリソン山中のサイコパスさが不愉快極まりなかったのでその分はマイナスでした。

続編を読むかどうかは迷うところ。

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2025年08月26日

匿名

購入済み

期待が大きすぎたのか、あまり面白くなかったです。
登場人物の誰一人として共感できる人がいなかったせいなのか、緊迫した場面でもハラハラというよりは、イライラしました。

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2024年10月28日

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