あらすじ
辻本拓海は大物地面師・ハリソン山中と出会い、彼のもとで不動産詐欺を行っていた。メンバーは元司法書士の後藤、土地の情報を集める図面師の竹下、土地所有者の「なりすまし役」を手配する麗子の五人。彼らはハリソンの提案で泉岳寺駅至近にある市場価格100億円という広大な土地に狙いをつける。一方、定年が迫った刑事の辰は、かつて逮捕したが不起訴に終わったハリソン山中を独自に追っていた――。次々と明らかになる地面師たちの素顔、未だかつてない綱渡りの取引、難航する辰の捜査。それぞれの思惑が交錯した末に待ちうけていた結末とは? 実在の事件をモチーフに描いた新時代のクライムノベル。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
実際にあった積水ハウス地面師詐欺事件を元にした小説。
ネトフリで話題になってたけど、ネトフリに入ってないし、
映像だと怖さが増しそうで、私は小説で。
ネトフリ見てないので、先がどうなるのかエンディングまではらはらしながら読んだ。やはり読んでいく内に、凄惨な過去を持つ拓海に感情移入してしまってるから、捕まって欲しくない気もしてしまう。いやいや犯罪だしという葛藤。
人間、目の前のことしか見えなくなると、プロでも騙されてしまうんだろうし、それだけ騙す側もプロフェッショナルなんだろうな。
続編が小説でもネトフリにもあるらしい。
とりあえず生きててよかったのか!?
Posted by ブクログ
不動産って怖いなと純粋に思う。
大きくなればなるほど価値が高く、価値が高いほど、関わる人の人生を大きく変えてしまう。自分も家を買ってるから契約の感じとかがリアルにわかった。そしてなりすましも確かにやろうと思えばできちゃうよな。
拓海が個人的にはすきだ。ハリソン山中は怖いヤクザのボスって感じかいい。映像化したら流行るってはわかるな。
川井になりすましたのがバレそうになったところはドキドキしたなぁ。
最後、拓海が退場してしまうのはすこし残念。今後、ハリソンと戦う側で出てくるのを期待。
学んだことは悪いことはいつかバレる。しかし、本当の悪はその上をいく。そして一度その道を行くと死ぬまで貫くしかない。悪の道。自分は全く真逆の人生。悪に心から染まる人間ってどういう生い立ちなんだろう。きっと連鎖してるんだろな。そんな連鎖を断ち切れるような人間になりたいなと強く思う。
Posted by ブクログ
こんな詐欺集団に狙われたらひとたまりもない。
地面師ってこういう事なんだと初めて知った。
見つかる!早く出て!とハラハラしたし
ドラマ向きだなと思ったらネトフリで
トヨエツと綾野剛ですって?!ぜひ見たい。
ハリソン山中怖すぎて
拓海はこれからどう生きていくのか気になった。
拓海の父も嫁と孫まで道連れにするなんて
ひどすぎないか。
Posted by ブクログ
先にドラマを見た。一気見するくらい面白くて、小説も読みたくて買った。
ドラマはその場の緊張感が視覚と音で伝わってくるからかなりハラハラさせられた一方、考えてることが分からないから拓海たちが余裕そうに見える+人間味をあまり感じないんだけど、小説だとちゃんと緊張してるし考えてることが分かるので違った面白さがある。刑事側の話は辰さんが拓海を追いかける原作の方が個人的に好み。
あと、長井くんは免許証偽造に協力してくれてたんだし肝になる立場のはずなのにドラマでは影薄く感じたんだけど、小説だと人間性とか拓海との関係が仕事相手というより対人間としてちゃんと築かれてて良かった。他の地面師たちと違って、情が湧いた人物だった。
殺人がメインになる王道のミステリーとかも好きだけど、こういう知能犯の犯罪を題材にした作品も読み応えがある。