ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ボヴァリー夫人

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    ネタバレ

    小説自体は読むのは三度目(新潮文庫の生島訳と河出文庫の山田訳は既読)。この翻訳はとても読みやすかった。

    読み終えるのに1ヶ月ほどかかった。中盤の農業共進会までに5日くらい、その後しばらく放置してたまに少し読み、ロドルフと懇ろになって以降最後までを3日で。
    集中すればもっと早く読めただろうが結果的にはこのペースでよかった気がする。エマの死後、シャルルの回想に現れる、まだ結婚する前のエマを彼と同じように懐かしむことができたのは時間が空いたからこそ得られた効果だったと思うから。

    覚えているところと、すっかり忘れていたところがあった。
    中盤まではよく覚えていた。ロドルフの逃走やレオンの尻込みは、忘

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    2026年04月15日
  • 十戒

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    方舟のあとにすぐ読みました
    衝撃度合いは方舟のほうがあった気はするけれど、物語として全体的に十戒のほうが好きかもしれない
    とにかく面白かったし一日で読み切ってしまいました

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    2026年04月15日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    私も音楽に助けられてきて、音楽を聴いている時間は一番自分らしくいられる、誰からも否定されない時間だと思ってる。だからこそ、この一冊はとても身近な話に感じられた。

    息子の新も、母親のくすかも、
    真っ暗な世界の中で音楽があったからこそ、
    そしてその人がいたからこそ、少しずつ希望が見えていく。
    その情景がとても繊細に描かれていて、きっと誰もがどこか共感できる感情や経験なんじゃないかと思った。

    昔バンドマンに恋をしていたことがあって、その頃の気持ちを懐かしく、そして少し恋しく思い出した。

    新の視点とくすかの視点が交互に描かれ、
    青春、恋愛、そして家族愛がぎゅっと詰まっていて、読んでいるうちに心が

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    2026年04月15日
  • 掬えば手には

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    凄く爽やかで温かく優しい
    この本の文字からはそんな感覚がずっとある
    自分には何もなく平凡だと思っていても
    人を助けるのに躊躇がなく
    当たり前のように動ける
    それが特別とも思わずに

    この作品を読むと
    人に優しく人を助けることに
    肯定的に動きたくなる

    皆が読めばきっと世界は少し良くなる

    そう思わせてくれるような素敵な物語

    登場人物の今後も
    きっと素晴らしく優しく広がって
    物語を紡いで行く姿をまた読みたいと感じました

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    2026年04月15日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    タイトルの「赤と青のガウン」というのは
    オックスフォード大の博士課程を修了したときに
    身に着けることができる礼服のこと。

    タイトルの通り、
    オックスフォード大での
    聴講生としての1年間、
    大学院生としての5年間の計6年間の留学生活を
    綴ったエッセイとなる。

    冒頭にたくさんの写真と一緒に
    エッセイの一節が引用されているのだけれど、
    その部分だけでも言葉にならないいろいろな感情が呼び起こされた。

    やっぱり、どんな時代でも、
    特別で、それでいて隣に寄り添ってくださる存在が、
    皇族なのだと感じた。

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    2026年04月15日
  • 人間失格

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    葉三の感覚が分からなくもない。

    人には人の苦しみがあって、他人には理解されないものだと再度認識した。

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    2026年04月15日
  • 失踪者

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    知らない世界を垣間見れるミステリー。
    臨場感溢れる描写、浮かび上がって来る謎。なにより幸せだったころの二人の様子が、心の結びつきを感じでグッときました。
    その分切なさも倍増ですが、ラストで真相が明かされた時、まさかこんな展開になるなんて、と驚きと寂寥感と納得感で、しばらく余韻に浸るほど。
    山より海派の私でも山に行きたくなる魅力に溢れたミステリーでした。

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    2026年04月15日
  • わたしは今すぐおばさんになりたい

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    こんな感想ではどなたの何の参考にもならないと思いますが、とにかく最高に面白かったです!題材や表紙から日常系のほのぼの作品だろうとそれはそれで楽しみに読み始めましたが、最後は続きが気になって夜更かししてガーッと読み切ってしまいました。恐らく世間的にはスタンプが溜まりきったであろう私でも、2人の前向き?で日々を生き抜いて行く姿がとても素敵だなと思いました!あ〜面白かった!

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    2026年04月15日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あぁ…こんなおばあちゃんになりたい。
    こんな生き方をしてみたい。

    仕事・家事・育児に追われて毎日秒で過ぎていく毎日。
    こんな暖かい暮らしをしてみたいと素直に思いました。

    人生において大切な言葉を忘れないよう、たくさんメモしました。
    またもう少し歳を重ねたら再読したい。

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    2026年04月14日
  • ガラスの殺意

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    いやぁ泣いたー。切ない(涙)
    数十分で記憶がなくなるなんて、本人も周囲の人もどれだけ辛くて大変か、すごくよく分かった。

    並行してあるのは、桐谷刑事の親の介護問題。
    子供には絶対迷惑をかけたくないと思っているけど、もし認知症になったらこうやって迷惑かけてしまうんだろうか。考えただけで恐ろしい。

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    2026年04月14日
  • 店長がバカすぎて

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    ほんっっとに面白かった!
    主人公のピリピリしながらから回ってる感も、
    ちょっと変わってるけど憎めない店長も
    どの登場人物も愛おしく感じました。

    書店のお仕事についても触れていて
    本好きとしては普通に興味深い内容でした。

    実際にこんな店長がいたら私も主人公みたくなるんだろうか?(笑)

    続き、はやく読みたい!

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    2026年04月14日
  • 傷を愛せるか 増補新版

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    正直で、誠実な優しさに溢れた本だと思いました。特に弱さを抱えたままの強さでは、自分の弱さは敵ではなく、自分そのものであり、それらを認めて力を抜くことで自分らしさみたいなものが見出せると感じました。着飾ったり、見栄を張ったり、隠そうとする部分も少し外に置くことで違う見え方や感じ方、新たな発見につながっていくのかなと思いました。この本に出会えてよかったです。

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    2026年04月14日
  • 瞬きすら許さない

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    読み始めは、なんだか入り込みにくく、一旦閉じて別の本に向かいました。また、開いて良かったー。

    AIに不信感を持つ45歳の女性警視と、偏見や先入観のないAI捜査官がコンビを組むことになったので、ベテランの人間の勘と、AIの分析がぶつかってしまう。そのあたりの関係が興味深く、重たい雰囲気を少し変えてくれる。中盤から一気読みでした。
    このコンビの続編、続々編、早く読みたい。

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    2026年04月14日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    少し喧嘩してしまった友人から借りた本。

    最初は黒幕についたりしていたが、
    そうではなくてハラハラする場面を楽しんだり
    何より、青柳周辺の人間関係から沁みるものがあった。

    絶体絶命の状況のなか、僕の味方になってくれる人は誰なのか、僕が味方として信頼して助けを求められる相手は誰なのか。考えさせられた。

    最近、地元の友達と価値観がズレてきたように感じるけど、だからと言って切らないくてもいいか。

    そして、
    キャバ、痴漢は死ね、大変良くできましたスタンプ。
    これらが沁みる。

    僕は友達と仲直りするところから。

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    2026年04月14日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    以前、話題になっていたので存在は知っていたが未読だった。勝手に、小説だと思っていた。
    イギリスで子育てをする著者の、ノンフィクション作品。息子はアイルランド人と日本人のハーフで、英国の品のいいカトリック小学校から、元底辺中学校に進学。人種差別や貧困、ジェンダー問題などに直面しながら成長する様子がリアルに描かれていて、とても心に響いた。息子くんの視点で表現される世界の面白さは、俵万智さんの子育て短歌に通じるものを感じる。子どもの視点や発想は、そのままの鮮度で作品になる。そしてタイトルの良さも格別。
    英国と日本の教育の違いも、知らないことばかりで面白い。ところ変われば常識もこんなに変わる。しかし英

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    2026年04月14日
  • ひまわり

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    なんでこの本が本屋大賞にノミネートされなかったの?!
    こんなに素晴らしい作品なのに!!
    それが読んで一番最初に思ったことです。

    私は激しく心を揺さぶられた。
    朝宮ひまりという人には、リスペクトを抱かずにはいられない。

    33歳まで、大手商社で総合職として世界を飛び回りながらバリバリ働いていたひまり。
    それが事故に合い一変し、四肢麻痺の脊髄損傷者となってしまう。

    もちろん辛くて悔しくて堪らなかっただろう。
    それでも、ひまりは人に苛立ちをぶつけず、前向きに明るく過ごすように心がけ、気難しい相手にもフラットに対応して周囲の好意を得ていく。
    だから、ひまりが困難に直面するたびに周りの誰かがヒントを

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    2026年04月14日
  • 人間失格

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    人生で初めて文豪の作品を読んだが、表現力の豊かさに衝撃を受けた。圧倒的な重厚感がたまらない。人間の醜さや弱さが正直に描かれていて、絶望という名の救済に飲み込まれた。別作品だと話のテイストが違うと聞くので『斜陽』や『女学生』も読んでみようと思う。

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    2026年04月14日
  • 婚活マエストロ

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    とても読みやすい本だった。登場人物がそれぞれ個性があって読んでいて楽しかった。私の中の婚活はアプリなどのイメージで婚活パーティーは新鮮だった。実際あるのかはわからないけれど、たくさんの人と時間制限のある中で話すのは大変そうだなと思った。久しぶりにサイゼリヤに行きたくなった。

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    2026年04月14日
  • 凍りのくじら

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    高校生ぶりに読んだ。人間として成熟してきたからかわからないが、あの時以上に感動したかもしれない。この作品は辻村深月の中でもかなり思い入れが強い。そして特別な作品だと個人的には思っている。アイディアやストーリーを含め、なんだか到達できそうもないところまで行っているような。それでいて読み終わった後に深く息を吸って顔を上げて空を見上げられるような。そんな不思議な暖かさや自信を与えてくれる作品だと思う。

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    2026年04月14日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    最初から最後まで面白かった。
    どの登場人物も魅力的で、映画で端折られ名前が出なかった人々のスピンオフが読みたくなる。
    ヤオ船長、イリュヒナ、ストラット、ディミトリ、ロッケン博士、ハッチ──特に少ししか出ていないハッチのキャラクター性が好きなのでもう少しどういう人なのか知りたいし、エリドに着いたばかりのグレースとロッキーの話や、本編後のふたりやエリディアンたちの話も読みたい。

    ロッキー視点のプロジェクト・ブリップAとかどうですか?
    序盤ホラーになりそう。

    ところで『きみは洩れやすい宇宙のぶよぶよの塊』はだいぶ悪口だと思うよ、ロッキー。

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    2026年04月14日