【感想・ネタバレ】鴨川食堂のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年06月03日

思い出の食を探す探偵事務所、事務所は食堂の奥の部屋。
目立たない看板を掲げる食堂の、積極的に宣伝をしない探偵事務所。
強い意志と縁が無ければ行き着けないが、それでも依頼人が訪れる。
人情味あふれる親子が探し出す味にホッとする物語。
続編もあるようですね。

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Posted by ブクログ 2022年04月07日

警察官を退職した父とその娘が二人でひっそり営む京都の食堂。看板も暖簾もないそんなお店に、思い出の味を求めてお客さんがやってきます。料理を通して思い出を辿るお話しです

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購入済み

良いなぁ。良いなぁ。

2021年07月31日

こんな、懐かしいような、ほの苦いような、ちょっぴり鼻の奥がつんとして、ふふふっと笑いたくなるようなお話が、良いなぁ。この作者の京都の風景と料理が、絶品なんだけど、そこへ、昔の思い出が加わって、物凄く、味の有るお話になる。次が、楽しみ。

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Posted by ブクログ 2020年09月27日

鴨川流さんはちょいちょい名言が出てきて、それがすごい胸に刺さって…。
京都弁もすごい落ち着くというか、ほっこりするというか。
でも、こいしちゃんの性格なのか、京都の人がそうなのかわからないけど、ズバッと思ったことを言っちゃうんだな~と思った(笑)
初めて来た人が食堂で出る食べ物の説明。すごい美味しそ...続きを読むうで食欲が沸き出てくる!よだれがもう…(笑)

1度でいいから、京料理を食べてみたいなぁ~

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Posted by ブクログ 2020年04月18日


好きな京都にもなかなか行けないので、京都気分を感じたくて読んだ作品。

親子の掛け合いがとても良くて、ところどころに京都の名所が出てきて充実した時を過ごせた。

食を探す探偵的要素が、とても良かった。

特に、とんかつと肉じゃがの話が良かった。

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Posted by ブクログ 2019年10月23日

食の雑誌の一行広告「食、捜します」の一文から縁のあった人だけが出会える食堂。
捜す食は有名店のグルメなお料理のみならず、お袋の味だったり、幼少期や青春時代の思い出の味だったり。
どのお話も食堂の店主・流と、探偵事務所の所長・こいしの温かな愛情が伝わってきて、とても幸せな気持ちになれた。
昔の幸せだっ...続きを読むたときの味を、もう一度味わいたくなる一冊。

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Posted by ブクログ 2023年05月13日

定期的に再読したくなる作品です。
温かい世界観で、京都弁にも引き込まれました。
京都、憧れます☻ 
食やお酒の知識も増えるかも?
おいしそうなお食事が沢山出ていました。

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Posted by ブクログ 2022年11月09日

初の柏井さんでした。
ちょっと京都弁(関西弁?)が気になりましたが、
1話1話楽しめました。
とんかつ が特に良かった!

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Posted by ブクログ 2021年10月19日

探して欲しい味を再現してくれる食堂。
お父ちゃんとこいしの京都弁がリズミカルで読み進めやすい。
出てくる料理の描写が細やかでとっても美味しそう!

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Posted by ブクログ 2021年09月17日

京都の風景と心のこもった美味しい料理の鴨川食堂、思い出の料理を探してくれる鴨川探偵事務所。
私の思い出の味も探してもらいたくなりました。

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Posted by ブクログ 2021年04月07日

思い出の料理を作ってくれる食堂を描いたグルメ推理小説。シリーズ第一作。鍋焼きうどん、ビーフシチュー、鯖寿司、とんかつ、ナポリタン、肉じゃが。手軽に読め、面白いが、心が揺さぶられるなんてことはない。星4.5。

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Posted by ブクログ 2020年12月27日

思い出の料理を探し出し再現してくれる鴨川食堂。依頼人のこれからの生き方に元気を与えてくれる料理。私だったら初デートで食べた海老ドリア。

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Posted by ブクログ 2020年12月01日

看板のない食堂、縁がある者だけが行き着く事が出来る、、、ある小説を彷彿させるが、実は依頼者の「食」を探す探偵もの。兎に角食べ物の描写が細かく、食レポの方も参考にされたら如何かと思うほど。味と共に香りや温度までリアルに迫る。「肉じゃが」では涙が。

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Posted by ブクログ 2020年09月13日

食を捜してくれる探偵さん、流さんのお料理はどれも京都らしさがぎゅーっと詰まってて美味しそう。盛り付けも丁寧で、並べた器も素敵。こいしちゃんも感じがいいので、いいお店見つけちゃったと通いたい気分。依頼人の思い出の食を捜して旅先で食材を集めて来る部分はさらっと書かれてるだけですが、場所も時代も一瞬変わっ...続きを読むてまた京都に戻ってくるのが面白い。食堂は東本願寺を背に正面通を東に行ったとこに、暖簾も出してないそうなので、トラねこのひるねちゃんを目印に。

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Posted by ブクログ 2019年05月22日

鴨川食堂と言いながら、東本願寺の近くである。「正面通の東洞院を東」と京都通ならば、割とわかりやすい住所を明らかにしている。私もこの前の旅で歩いた辺りだったので、とてもイメージが湧いた。鴨川食堂は看板も出していない二階建てのしもた屋だ。実際、根を詰めて探しても現実にその店があるはずもない。想像上の店に...続きを読む、気のいいアラサーのお嬢さんと食の名人で僅かな情報から思い出の食を探り当てる流という料理人がいる。

京都を知り尽くしてると自他ともに認める作者が、小説という形で「美味しいもの」を表現している。ここに出てくる京料理のほとんどは、かなり京都に通い詰めてそれなりにお金も落とさないとたどり着けないものばかりなので、私は反感を覚える。一方で思い出を再現する表題の料理は、「鍋焼きうどん」「ビーフシチュー」「鯖寿司」「とんかつ」「ナポリタン」「肉じゃが」と普通手の届くものばかりだ。上手いことバランス取っていると思う。

流料理人の推理は、あらかじめ結論が出ているものを探すわけだから、何の驚きもない。ただし、京都の食文化をきちんと伝えたいという情熱は感じた。最後まで読んで、辛口だった評価が、だんだんと豊かな風味を帯びてくるのを認めざるを得なかった。

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Posted by ブクログ 2017年09月09日

再読4回目。
好きなタイプ!読んでて疲れない長さで、展開にもあまり無理がない。美味しそうなものがいっぱい出てくる連作もの、大好物です。

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Posted by ブクログ 2023年10月21日

お噂はかねがね☆ドラマも作成されたのは知ってましたが未視聴です。
6編の短編集ですがみんな、過去に思い出のある食を探してほしいとやって来ます。中でも、ビーフシチューが良かった☆初恋の甘くてほろ苦い思い出が良い。
看板も暖簾もない食堂、そして料理専門の探偵事務所。不思議です。思い出の食以外に、最初に出...続きを読むすおまかせの食事も京都を感じる料理で美味しそうです。
懐かしの食、実はわたしもあるんですが、こんな風に探して再現してくれる食堂があったら訪ねてみたいな☆

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Posted by ブクログ 2022年04月14日

■ Before(本の選定理由)
読者評価の高いシリーズ物。
どんな話なのだろう?

■ 気づき
ラノベ系の印象。店の主人は警察上がりで、フィリップ・ノワレのような探偵スキルで依頼人のオーダーに答えていく。
第一話は物語の切り口も斬新で面白かった。第四話にもなると同じ味で飽きてくる、もっと推理の過程...続きを読むや苦悩を全面に出すパターンも読んでみたかった。

■ Todo
シリーズ物で、もっと評価の高い刊もある。
悩ましい、もう一冊だけ我慢してみようか。

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Posted by ブクログ 2022年02月03日

気楽に読める感じが良き。
シリーズも読み進めていきたいな。

舌の思い出を再現してくれる場などない。貴重なお店かもね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年12月12日

思い出の味を探し出して、再現してくれる食堂。
亡くなった母や妻が作った料理、幼い頃の旅先で食べたけどそれがどこだったか思い出せない、など、依頼者のおぼろげな記憶をもとにレシピを見つけ出して再現してくれる料理人。
連作短編集で、全話「依頼者から話を聞く場面」と「再現した料理を食べる場面」の2部構成。再...続きを読む現した料理を食べながら、どうやって探し当てたか説明してくれるけど、探している場面は書かれていないので、あっさりしたイメージ。
料理人、依頼者とも詳しい人物像は描かれていなくて、会話から職業などを推測するだけなので、ちょっとフワフワした印象でした。

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Posted by ブクログ 2021年10月06日

思い出の味を探してくれる探偵さん。
思い出の味を再現してくれる、板前さん。
思い出の味を忘れずにいてくれた人々。
のお話しです。


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Posted by ブクログ 2021年10月04日

テンポが良いのでさくさくよみすすめられる。
めちゃくちゃ面白い!!みたいな感じではないけど、すっと読める楽しい読みものといった感じ。★3と4の間くらい。

自分は関西出身で、京都にはまぁまぁ土地勘があるため時折描写される四季の特徴をよんでふわっとなった。
そして何よりお料理か美味しそうすぎる!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月30日

食を捜してもらうという今まであまり
読んだことのないジャンルの作品。
依頼人が「鴨川食堂」を探して訪れ
食事をし、依頼の食を記憶をたどりながら
説明し後日再現した食を提供される・・・
どの話もこのパターンで進められて
いくのですが、それぞれの依頼人が
捜してもらった食にまた出会うことで
これまでより...続きを読むまた違った思い出の食に
関する感じ方になっていくのが
食ってすごいもんだなと改めて思いました。

ただ文体が京都の訛りのせいが読みづらく、
「鴨川食堂」の世界にあまり
入り込めなかった気がします。
「鴨川食堂」はシリーズ化され続刊も
たくさん出ているので数冊読んだらどっぷり
「鴨川食堂」の世界にはまると思う・・・

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年05月24日

探している<食>を見つけます。

鴨川食堂・鴨川探偵事務所は知る人ぞ知る食堂。ここではもう一度食べたいものを探してくれる。心温まる京都の物語。

京都が舞台の小説はたくさんあるが、これは少し毛色が違うかもしれない。いわゆる京都らしい要素である舞妓さんや寺社などは前面には出てこない。食堂で出てくる料理...続きを読むは京都らしさを感じるが、探す料理の方は鯖寿司はともかく、とんかつ、肉じゃが、鍋焼きうどん、ビーフシチュー、ナポリタンなど、ザ・京都の料理というわけではない。

しかし京都らしい小説である。ご縁を大切にするところ、さりげない気配り、本物を妥協しない、など京都らしさが散りばめられている。さすが京都生まれ京都育ちの著者だと思った。

舞台に馴染みがあるので、特に某商店街のお店など実際に知っているお店が出てきて驚いた。

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Posted by ブクログ 2020年10月07日

思い出の料理を探して、再現してくれる食堂の話。料理にはその人の人生が反映されているんだなと思った。食べることは生きること。人には思い出の味が必ずあって、それがあるから、生きていけるんだろうなと思った。

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Posted by ブクログ 2020年08月04日

話としては佳作だと思うのですが、京都独自の癖というのが何となく私の評価を下げてしまっている。悪くは無いんですけどねぇ。

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Posted by ブクログ 2020年06月01日

知り合いの中学生に勧められて読んでみた。
京都に住んでいた頃を思い出す。
知っている地名がたくさん出てきて、それだけでも楽しい。
最初は、ゴテゴテの京都弁…で読みづらいかな?と感じたけれど、読み進めていくうちに気にならなくなった。
話の一つ一つがあっさりしているので、読みやすい。

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Posted by ブクログ 2020年05月24日

6編の短編。思いでの食事を探す鴨川食堂の鴨川親子。数少ない情報から そのときの食事が思い出と共に再現されていく。全編、優しい京都弁で綴られていて、ほのぼのとした気持ちにさせられる。

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Posted by ブクログ 2020年02月29日

思い出の味の料理そのものより、一見さんに出す京都のいわゆるおばんざい定食の方が美味しそう~。

しかし刑事時代は全く家庭を顧みず、妻が亡くなってからせっせと仏壇の世話する旦那になられてもねぇ、現在平日ワンオペ育児中の身からすると、そこに夫婦愛は感じないな…。でもそれも世代の差で、男は仕事・女は家庭っ...続きを読むて価値観で育っていたら奥さんもそこに鬱憤はなかったのかなぁ。私だったら生きてるときにこっちにももっと尽くせよと思っちゃうけども。

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Posted by ブクログ 2019年10月09日

*鍋焼きうどん
*ビーフシチュー
*鯖寿司
*とんかつ
*ナポリタン
*肉じゃが

まるで、メニューみたいな目次。
もう一度食べたいあの料理を探して欲しい。
鴨川食堂は、食の探偵事務所でもある。
私自身あんまりぱっと思い付く料理がなかったこともあり、味覚という記憶はどこまで忘れずにいられるものなのか...続きを読む?という疑問はあったが、それぞれの思い出の味に対するエピソードが良い。

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Posted by ブクログ 2019年08月16日

食堂を訪れるさまざまな客にまつわるドラマそのものや人間模様といった点は味わい深いものがあるのですが、ストーリーの展開が、客が食堂を訪問~こいしに説明~流が再現し客が味わう、という固定化されたものばかりなのがちょっと残念に思いました。シリーズもので本作が初回作品ですから2作目、3作目では「食を探す」と...続きを読むいうテーマは維持しつつ新しいストーリー展開があるんですかね、とりあえず2作目(鴨川食堂おかわり?)は読んでみようと思います。

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