【感想・ネタバレ】鴨川食堂はんなりのレビュー

あらすじ

“食いもん”と“幸せ”は、よう似とります。

連続ドラマ化もされた美味しいミステリー最新作第五弾!
もう一度あの「食」に出会えたら、彼の本当の気持ちがわかると思ったんです――。京都にある看板のない食堂には、思い出の味を求めて今日も迷い人が訪れる。元彼と別れた原因の親子丼、亡き息子の優しさが詰まっていた焼売、妻と息子が好きだったのに、どんな味だったか思い出せないきつねうどん。夕食を家でとらない元夫が毎晩食べていたおでん、遭難しかけた際におばあさんが食べさせてくれた芋煮、ひとめぼれした彼が完成させたかったハヤシライス。盛りだくさんなメニューを鴨川流・こいし親子が今回も見事に捜し出します。

優しさも特盛!
辛くて泣き出しそうな日は、ぜひご来店ください。

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感情タグBEST3

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どんな人でも心を開いてしまう鴨川食堂。
相変わらず美味しそうなお料理の数々!
季節ごとに食べに行きたくなっちゃうな。
シュウマイの話,最初はイケすかないと思っていたけど,泣けてしまった。

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2025年01月31日

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鴨川親子がなす、ほっこり温まる美味しい物語。

1話目…情報に振り回される女性
2話目…息子を不慮の事故で亡くしたおばあちゃん
3話目…身内を次々と亡くした男性
4話目…完璧な主婦になりたかった女性
5話目…超論理的な男性
6話目…美しい未亡人
がそれぞれ思い出の食を捜してもらう物語

流さんの料理が本当に美味しそう!

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2024年12月30日

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切ないお話が多かった。家族や親しい人が亡くなって探したい食のお話。これからまた歩き出すための思い出。
ちょいちょいこいしと依頼者がかみ合わない場面があるな。物語だからそういう細かい設定のことまで自分の中で考えてなかったからの違和感で、普通に仕事をしていたら、そういうしっくりこない感じは往々にしてあるのだろう。

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2021年08月31日

ネタバレ 購入済み

良いなぁ。

良いなぁ。どの話も、深くて良い。料理と一緒に、心に染みる。他人との関係が、上手くいく、いかない。ほんのちょっとした、ボタンの掛け違い。そのきっかけとなった、料理に、再び巡り会う事で、こんがらがった糸がほどけるように、気持ちもほどけていく。皆のその後の人生に、幸有れと、思わずにはいられない。

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2021年08月02日

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今回もめちゃくちゃ面白かったなあ…。

今回は、「死」がどこかによこたわってたよね。
死ぬのは怖いけれど、残されるのもつらいなあ。鴨川食堂での思い出の味が、その人の未来につながったらいいな。

毎回おんなじことを思うけど、基本的な筋も見せ方も展開もほぼ同じなのに、ここまで毎回魅せてくれるのはほんまにすごい。

依頼内容やその切り口が違うというのもあるし、奇をてらう展開を求めていないっていうのもあるけど、予想できるオチに、作中の人物がどう対応するのか、どう受け止めるのかがすごく面白いんやな。

続編も読みたい。でもこのシリーズは、さくさく読めるけど、少しずつ味わって読みたいねんな。それもすごいよな。

それにしても、流さんはどうやって依頼の料理をみつけてくるのか毎回不思議やし(いくら刑事をやってたからって、そんな!?)鴨川流さんとこいしちゃんというネーミングセンスがすごいなと思った(今更!?)。

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2021年02月17日

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二冊目まで読んでいて、三冊目だと思ったら、間にあと二冊も出ていた!
とても好きなシリーズ。いつもながら、初回来店時に出る松花堂のような料理がすごく食べたい。丁寧でしかもなかなかのこだわり高級食材。
それがちょびっとずつ入っていて、ワインまで出る。あー、たまりません。
話も丁寧で料理と同じく味わい深い。食を見つけた経緯を書かず、数週間後にその料理を食べるところまでとぶところがすっきりしていてよい。その後に経緯を伝えてくれるので、料理を味わう登場人物のように落ち着いた気持ちで読める。

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2018年08月23日

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シリーズ第6作。基本的には同じパターンを辿るのだが、本作では少しバリエーションが増した感じで、幾分か新鮮な印象。版を跨いだストーリーはとぼしいので、その辺が食い足りない感じは変わらないが。京都には特に馴染みは無いけれど、古都の佇まいや京言葉の空気感は楽しい。

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2025年11月07日

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今回は非科学的な話とかもありいつもと少し風味が違う、それもいい。芋煮の話も良かったけど最後の書き下ろしのハヤシライスは涙腺緩みっぱなし。すごくすごくいい話だった。

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2023年02月22日

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いつものパターンなのに、どの話を読んでもいつも心が温かくなる一冊。
食べ物にはそのときの人の感情を思い出させる力がある、というのをひしひしと感じさせられる。

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2021年12月30日

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ネタバレ

シリーズ第五作。今作も面白かった。親子丼・別れた彼氏、焼売・死んだ息子、きつねうどん・死んだ妻と息子、おでん・別れた夫、芋煮・幽霊?、ハヤシライス・死んだ恋人。

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2021年04月19日

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お任せで出てくるご飯のおいしそうな感じ、こいしと鴨川食堂を訪れる人との掛け合い、こいしと流のかけあい。食探し。どれも安定の面白さでした。

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2019年08月21日

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シリーズ第5巻もええ話がいっぱいでした。もうショーケンでの続編(ドラマ)があり得ないのが悲しい・・・

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2019年05月19日

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私は今のところ探して欲しい食べ物はないですが、
そのうち出てくるのかもしれませんね。
今回は、ウルウルくる場面もあって、電車で読むのは厳しかったです。

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2019年02月03日

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「鴨川食堂」シリーズ第5弾!
今回も、様々な地方から、食に対する複雑な思いを抱えたお客様が訪れる。
求められるものも、ただ懐かしいというものではなく、今までにないような変わった依頼もあって、流さんも二週間が期限ではだんだん難しくなってきた。
こいしは相変わらず、つけつけと思ったままのことを口にするが、ずいぶんとお客様の気持ちに寄り添うようになったなあと感じる。
謎解きも詳しく描かれるようになり、流が依頼人にかける言葉も温かい。


第一話 親子丼
外食はインスタ映えが大事!
並んででも名店で食べたかったのに、フツーの食堂に連れて行った彼氏とは別れたが…

第二話 焼売
気難しい老女が、自分基準であの日食べなかったシュウマイに残す未練とは。

第三話 きつねうどん
依頼人の、あまりにも運のない人生に言葉を失う。
後悔するか、小さくても幸せを見出すか…

第四話 おでん
長年連れ添った夫婦でも、なんと心の内に抱く想いの様々なことか。
かけ違えたボタンはかけ直せる?

第五話 芋煮
意外な結末!
正反対の幼馴染はこれからも仲良くやっていけそう。

第六話 ハヤシライス
切ないお話だった。
大人の恋。

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2018年06月28日

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食を探してもらうより、鴨川食堂の
おまかせを食べたいのは、私だけじゃないはずだ。
なんとなくあの辺だろうなとわかるので
行ってみたら面白そうな気がする。

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2023年01月07日

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ネタバレ

基本的なストーリーの展開は一緒なんですが、
毎回少しずつ変化をつけているので安心して
読みつつも読者に飽きさせない感じに
してくれているのかな?今回探す食材は
「親子丼」「焼売」「きつねうどん」
「おでん」「芋煮」「ハヤシライス」
今回はちょっと不思議な話の「芋煮」には
おやっ?と思いまいたがその話も基本的には
ほっこりする話でした。「おでん」の話に
出てくる元夫・・・わたしも奥さんに
言われたら同じように外で食べてたかもwww
「焼売」に出てくる依頼主はちょっと頑固
だったんですが、息子が生きた証明というか
そういったものを確認したかったのかも・・・
毎回思うことですが、鴨川食堂みたいなお店
京都のどこかに実在していればいいのにと・・
一度でいいから鴨川食堂で食べてみたいww

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2021年06月19日

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ネタバレ

鴨川食堂第5弾。
親子丼、焼売、きつねうどん、おでん、芋煮、ハヤシライスの6編。

食探しをしている依頼主に老人が多かったからか、死別のエピソードが多かったような。
こいしは聞き上手なのか…?よく依頼者とピリつく空気になってる気がするが…おでんのおばさんの恐縮した態度からの変わり様もすごいけど。
日外食で高級料理が食べられるようになっても、死ぬ前に最後に何が食べたいか思い浮かべるのはそういう料理じゃない、誰か大事な人が作ってくれた思い出の料理なんだろうな

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2019年12月31日

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一度ドラマを見てしまったおかげで、流れさんのセリフを読んだら萩原健一氏のヘンテコな関西弁がどうしてもよみがえってきて困る。
お約束のワンパターンは読んでいて安心できるから良いけど。

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2019年10月11日

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こんなれた感じになってきた。。
パターンはいつも同じ。
そこに驚きはあまりない。
そんなうまいこといくかいな⁈と、ツッコミを入れたくなることも多々ある。
でも、その決まったストーリー展開が読みやすいのは確か。
ハラハラドキドキしないで済むから、さらっと読めるのかもしれない。

別れの原因になった親子丼。
亡き息子の優しさが詰まったシュウマイ。
妻と息子が好きだったのに、とんな味だったか思い出せないきつねうどん。
夕食を家でとらない元夫が毎晩食べていたおでん。
遭難しかけた時に見知らぬおばあさんが食べさせてくれた芋煮。
一目惚れをした彼が完成させたかったハヤシライス。

いろんな思い出がつまった料理たち。
いくつかを読んで思うのは、素直に生きた方が良い。っていう生き方。
覆水盆に返らず。後の祭り。後悔先に立たず。
分かってはいるけれど、それをうまくできないのが人間なのかもしれないけど。

探し出した食。
味だけではなく、必ず分かることが一つ。
その食を通して、その人の優しさを知る。

食事って、単に食べることだけではなく、その人となりがわかるものなんだよね。
そして、それは、記憶にも残る。

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2019年07月27日

Posted by ブクログ

こなれてきた感のあるワンパターンなストーリー運び、サラサラ読めて難しい読書の息抜きによい。京都旅行のお供にもオススメ。一つ選ぶなら焼売かな、親が子を思う気持ちを描く作品は個人的には反則と思うほど弱いので。。
ところで、今までシリーズ全てを読んできたがあまり思い出せないことに愕然となる。
紋切り型のストーリー運び故丁寧に読んでいないことの査証かもしれない。

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2019年06月23日

Posted by ブクログ

今回は思い出の食捜しというより、思い出の人の食捜し?(^^;)まぁ私の好物ばかりだから良い♪でも食捜しの依頼前に流が作ってくれる「おまかせ」の方を食べたいな~(^q^)こいしは食捜しの聞き役なのに、相変わらず いけず な気がする(--;)

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2018年12月14日

Posted by ブクログ

別れが原因になった親子丼、亡き息子の優しさが
詰まっていた焼売、妻と息子が好きだった
きつねうどん…。鴨川食堂には、今日も人生の
迷い人が訪れる。美味しいミステリー第5弾。

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2018年12月01日

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再読3回目。
このシリーズの安定感。これだけ続いても、ほとんど劣化してなくて、本当によろしいですね。美味しくて、温かくて、ほっこり。

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2018年05月04日

Posted by ブクログ

20180414 エッセイはよく読んでいたが小説は初めて。食にまつわる人生の一場面を再現する事でクライアントの生き方まで伝ってくる。さりげなく京都のガイドブック的な記載も四季で楽しめる様になっている。息抜きに良い本。

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2018年04月15日

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