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Posted by ブクログ 2022年06月06日
鴨川食堂第7弾!続いているなぁ。こいしちゃんの将来とか気になるけど、この物話が続いていってほしい気もする。
いよいよ大道寺さんも鴨川食堂のお世話に?お父様の病気が思い出の味で一瞬クリアに?思い出はいいものもあれば後悔もある。人の一面だけで判断してはいけないか、依頼人から学べる流さんはえらいな。
Posted by ブクログ 2022年01月23日
前巻を読んでからちょっと間があいたな~。
このシリーズは、見事にパターンが同じなので(いい意味で)続けて読むとさらっと読み飛ばしてしまうな、と、思ったのでゆっくり読むことにした。
結果、今回もめちゃくちゃ面白かったな~…。
茜さんが登場するのはちょっと意外^^
この人は、なんか、まぼろし的な存在な...続きを読むのかと。笑
どの話もよかったな。みんな、過去がなかったことにもならないし、望む形にやりなおせないかもしれなくても、きっかけが生まれる瞬間っていうのがそれだけでいいなと思う。
なかなか、普通に生きてたら、変わろうと思うためのきっかけすらないもんね。
変わろうって思わなくてもいいくらい現状に満足できていて、そんなきっかけすら必要ないっていうのが一番望ましい人生かもしれへんけど、なかなか、そうもいかんもんな。
何かが起こっちゃって、そこから次へ進むためのきっかけを食事で掴む、って、いいなあ。
美味しいもの、懐かしく思い出す料理、心震える話。食に纏わる人の想いが、心に、しみじみと染みる。高知の人が、訪ねてきて、高知のお酒です。って、亀泉が出てきた!これこれ、亀泉は、私も、一押し。話とは、全然、関係ないけど……(笑)
Posted by ブクログ 2021年06月06日
シリーズ第七作。面白い。今回は、ひるねの出番が少なかった。美味しい料理とともに各話にアルコールが出てくるが、今回気になったのは、シャトー酒折のワイン『甲州ドライ』と、古代米の酒『伊根満開』。
Posted by ブクログ 2020年10月11日
毎回話の流れは同じだけれど、流さんとこいしさんのやり取りが家族愛に溢れていて、描かれる食事がなんとも美味しそうなので、欠かさず読んでいる作品。シリーズの中でも今回は一番ほっこりする話が多かったように思う。特に五目焼きそばは泣けた。
Posted by ブクログ 2020年07月10日
「鴨川食堂」シリーズ第7弾。
食堂担当のお父ちゃん・鴨川流と、探偵事務所担当の娘・鴨川こいしが、食の謎を解いてくれる。
ただし、こいしは話を聞くのが仕事、捜査は元刑事のお父ちゃんである。
すっかりお馴染になったので、自分も鴨川父娘と一緒に、今度はどんなお客さんだろう、と待ってしまう。
というか、京...続きを読む都駅あたりから憑依して、いっしょに食堂まで付いて行くのである。
今回は、今までにも増して深いお話が多かった。
まず、「食捜します――鴨川食堂――」の広告を載せてもらっている雑誌「料理春秋」の編集長・大道寺茜さんが、お父さんを連れて登場したことに驚いた。
思い出の中に埋もれてしまった食が、依頼人の心の中であるべき位置に納まる…というお話も多いが、今回は、「まだやり直せる」「ここから未来に向える」という例が多かった。
しかし、取り返しのつかないこと、と悲しみを深めてしまうことも…
そんな人たちに語りかける流の言葉が限りなく優しい。
第一話 ビフテキ
元教育者だった父も、8年前に妻を亡くしてから徐々に恍惚の人となる。
食に興味を失って行くが、ある日野球中継を見ながら「うまいテキが食べたいな」
在りし日の母と、父が金婚式に向けて交わした約束は、本当?
第二話 春巻
臆病な癖に自尊心が強い、ちょっとイラッとする男、65歳。
そんな性格が災いして、初恋の人とは別人と結婚した。
幼なじみの家に遊びに行くたび、お母さんが出してくれたおやつとは。
第三話 チキンライス
行きつけの食堂のおばちゃんが、あんな男とは別れなさい、と出してきたチキンライスは、良く知るケチャップライスではなかった。
15年かけて、やっと人生をリセットする。
第四話 五目焼きそば
一度だけ夫の主張に逆らって、食べたい店に入った。
運命の分かれ目だったのではないかと、そうではないのに悔み続けてきた。
辛い話だけれど、一番心に沁みた。
第五話 ハムカツ
料理のあり方に悩む、ふたつ星シェフ。
料理人ならでは、他のお客さんたちとは流の料理に対する目の付けどころが全く違っていて面白い。
第六話 ちらし寿し
結婚を前にした、こいしと同年代の女性。
2人暮らしの、あの日の父の気持ちを測りかね…
毎回食捜し終了後、亡き母の仏壇に報告する親子だが、今回は、依頼者と同じ父と娘二人暮らしということもあって、この先どうだろうな~、と読者は要らぬ心配もする。
まだこのまま続けてほしい。
Posted by ブクログ 2023年03月18日
今回の作品は誰もかなり好きだったなぁ。食べたくなったのは小樽の五目焼きそば。いつも料理に合わせるお酒にも興味はあるんだけど初めてメモった「伊根満開」飲みたい…!!
Posted by ブクログ 2022年06月12日
すっかりおなじみのパターン。だけどなぜか飽きない。全くバラバラの短編のお話かと今まで思ってたけど、なんか、この巻では出版社の人とか、繋がりが出てきた!
Posted by ブクログ 2021年07月06日
まず表紙を見て「こ、こいしちゃんの目がっ!」と驚く(@_@)そして食事の前に食捜しの話をしたり、こいしちゃんが流さんの食捜しに同行したり等々…いつものパターンと微妙に違う(-_-;)これは何かの前触れなのか?気になる~(゜゜;)でも最後に私の好物のばら寿司と笹寿司が登場して、嬉しくて気になっていた事...続きを読むを全部忘れた( ̄▽ ̄;)もう今はどうやって寿司を手に入れるかしか考えていない(*゜Q゜*)
Posted by ブクログ 2020年06月21日
気がつけばシリーズ第7弾
いつ読んでもおまかせで出してくれるお料理がおいしそう。
今回は、料理探し半分、食べたことのない料理を何故その人が食べ誘うとしたのか…、また、料理にまつわる人探しも割合を占めていた気がする。
茜さんが、想像していた人物と全く違っていてびっくり。
Posted by ブクログ 2022年03月07日
シリーズだと知らずに最初にこれを読んでしまった!
おまかせ料理が全部美味しくて、話の流れは同じだけど絶対見つけてきてくれるって安心して見れるからこれはこれでいい
Posted by ブクログ 2021年08月04日
シリーズ7冊目でストーリーの展開は
基本的には一緒なはずが、少しイレギュラーな
展開なんかも入れつつも安心して読める作品。
一つ一つの料理が食べた人の心の奥に残って
いてその料理を食べることによって作った人の
その時の気持ちがわかる。なんかそういう点が
読んでいてほっこりしたり感動します。
ブフテキ...続きを読むの話で思い出のブフテキを食べる
事により認知症の父が少しシャキッとしたり、
その後の話が気になる春巻きの話。お互い
ちょっとしたことですれ違ったチキンライス
の話。星の評価に悩むシェフのハムカツの話。
どの話もよかったけど最近こいしのいい人?
浩が出てきていないことが気になる・・・
そして毎回流が依頼人につくるおまかせ料理が
毎回食べた事がないような品々でこれが食べら
れるのであればすぐにでも京都に行きたい!
Posted by ブクログ 2021年02月13日
鴨川食堂第7弾。
ビフテキ、春巻、チキンライス、五目焼きそば、ハムカツ、ちらし寿しの6編。
チキンライス、五目焼きそばの話が良かった。
おばちゃんの懐の深さが沁みた。他人とこういう温かい関係を築けるっていいよね。
Posted by ブクログ 2020年10月15日
安定のフォーマット。
当てはめる物語を考えるのは簡単ではなさそうで、いくつかのエピソードに若干の無理を感じる。
お任せで出す料理は今回もとても美味しそうで、そんなお店があれば行ってみたいと思わせる。
Posted by ブクログ 2020年10月14日
シリーズ7作目になると完全に安定。今回の6作も、それぞれの依頼人のバックグラウンドが面白い。ただ、ここまで続くと目新しさがなく、惰性的になっている。ショーケン亡くなったので、もうドラマはないんだね。でも、脳内では今でもショーケン
Posted by ブクログ 2020年07月13日
いつもよく歩くところにある(多分架空の)食堂が舞台なので、京都駅からのルートの描写を見てると面白い。ミステリーのような謎解きの要素と、本当によだれが出てきそうになる料理の描写で、すごく豊かな物語になってる。