あらすじ
ドラマ化された美味しいミステリー最新作!
京都にある看板のない食堂には、思い出の料理を捜し求め、悩める人々が数多く訪れる。食堂の主人・鴨川流と娘のこいしが、今回も温もりあふれる接客と料理でもてなします。
第一話 ビフテキ……認知症の父が交わした約束
第二話 春巻……身勝手で淡い思い出
第三話 チキンライス……おばちゃんに謝りたい
第四話 五目焼きそば……あの頃に戻れたら
第五話 ハムカツ……料理人の原点
第六話 ちらし寿し……親の心子知らず
第7巻となる今作では、流と深い関わりのある
“あの人”との過去も明らかに!?
ますますボリュームアップした料理の数々に癒やされてください。
(2020年6月発行作品)
感情タグBEST3
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う~~ん、やられた。
美味しいもの、懐かしく思い出す料理、心震える話。食に纏わる人の想いが、心に、しみじみと染みる。高知の人が、訪ねてきて、高知のお酒です。って、亀泉が出てきた!これこれ、亀泉は、私も、一押し。話とは、全然、関係ないけど……(笑)
Posted by ブクログ
シリーズ7冊目でストーリーの展開は
基本的には一緒なはずが、少しイレギュラーな
展開なんかも入れつつも安心して読める作品。
一つ一つの料理が食べた人の心の奥に残って
いてその料理を食べることによって作った人の
その時の気持ちがわかる。なんかそういう点が
読んでいてほっこりしたり感動します。
ブフテキの話で思い出のブフテキを食べる
事により認知症の父が少しシャキッとしたり、
その後の話が気になる春巻きの話。お互い
ちょっとしたことですれ違ったチキンライス
の話。星の評価に悩むシェフのハムカツの話。
どの話もよかったけど最近こいしのいい人?
浩が出てきていないことが気になる・・・
そして毎回流が依頼人につくるおまかせ料理が
毎回食べた事がないような品々でこれが食べら
れるのであればすぐにでも京都に行きたい!