あらすじ
『本の話はどこまでも 青山美智子さんが答える33の質問』語り手:青山美智子、聞き手:根津香菜子
『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』本屋大賞5年連続ノミネート! 人気作家の熱すぎる本への熱い思い
デビューのきっかけ、小説執筆のモットー、装丁へのこだわり、本屋大賞への思い、図書館の思い出、本から得たもの……33の質問を通して浮かび上がる作家・青山美智子。
そして、本好きなら思わずうなずく言葉の数々。
「イマジネーションや想像力は、生物として与えられた武器」
「『好き』をねじまげない。否定しない」
「私は究極のSFを書いていると思っている」
「私の作品と出会ってくれる『あなた』は100年後の人かもしれない」
「本はチームで作るもの」
「『なんかそう思う』という大切な感覚」
「図書館で働いていた経験があったから書けた『お探し物は図書室まで』」
「旅や出張に行くときは、必ず『そのとき本』というのを用意するんです」
「サイン会で私が一番嬉しいのは『仲間に会えた』こと」
「本がなくても死ぬわけじゃないけど、本があったから生きてこられた」
○語り手 青山美智子(あおやまみちこ)
1970年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。帰国後、出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。デビュー作『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞。他に『鎌倉うずまき案内所』『月曜日の抹茶カフェ』など、著書多数。『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』の5作が5年連続で本屋大賞にノミネートされている。
○聞き手 根津香菜子(ねづかなこ)
雑誌編集部のアシスタントや朝日新聞記事の執筆・編集を経て、フリーランサーに。学生時代、入院中に読んだインタビュー記事に胸が震え、ライターを志す。現在は、役者への取材をメインに活動。幼いころから美味しそうな食べものの本を読んでは「これはどんな味がするんだろう?」と想像するのが好きな食いしん坊。
○著者の言葉
青山美智子「はじめに」
本について話しました。
これは、そんな本です。
本が好きな人と、お茶を飲みながら語り合う。
そのひとときを一冊にまとめていただきました。
実際に、インタビューが行われたのはルノアールの一室でした。
お茶をお代わりしながら、いろんな角度から本のことをずっと考えずっと話し続けるという楽しい時間でした。
だから普段着姿のカジュアルな気持ちが、そのまま文章になっています。
時にテンション高めになっているところもあると思いますが、そこはどうぞ笑って見守ってやってください。(一部抜粋)
○根津香菜子「まえがき」
今回のインタビューは数日にわけて行い、なかにはほぼ半日取材という日もあったのですが、青山さんのお話はどれも興味深く、私にとっては新鮮で、学びと発見ばかりでした。体は疲れているはずなのに、帰り道はいつもどこか楽しい気持ちと温かさに包まれていました。(中略)
私も本に助けられた経験があります。つらい時や悲しいときは、いつもそばに本がありました。「この時、この本との出会いがあったから今の自分がいる」と思える本と出会えたことは、この先の人生を歩んでいく力になると確信しています。 (中略)
この本が「作家・青山美智子」の軌跡を知る一端に、そして、青山さんの作品や、広義での「本」への興味を持つきっかけになってもらえたら嬉しいです。 (一部抜粋)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
青山美智子さんの本は あと2冊くらいは読んでないけど
一番 青山さんのことを知ることができて
大好きな一冊となりました。
インタビュー形式なので
青山さんの性格が
丸っと出ている気がして
作家さんなんですが
穏やかなイメージで
キツさを感じることがなく
この本読んでよかったなと感じました。
漫画本の
陸奥A子先生 岩館真理子先生なんか
読んだ読んだ(笑)
詩とメルヘンの話は出た時
若い頃
詩とメルヘンに投稿して
佳作をいただけたことを思い出しました。
そして
一番
メモした言葉
「書かずにはいられない」
書くことが好き
ここが 読んでいて
読者側からも 喜びを感じます。。
青山美智子さんを知りたい方にはおすすめ
このように
作家さんの 自伝的なのが好きかもしれない。。
Posted by ブクログ
優しさに溢れていました。コンスタントに新作を発表されていて、すごいなあと思っていたけれど、そのための努力と今までの土壌と、何より書くことが大好きだという気持ちがあるからこそなのですね。小説家ってすごいなぁ。
Posted by ブクログ
日々、数え切れないくらいの様々なジャンルの本が世に送り出されている中でも、それらに埋もれることなく独自の世界を築いている(と個人的には思っている)青山美智子。
青山美智子のスタイルと言えば連作短編集だが、なぜそのスタイルにこだわるのかについて知ることができ、今後より一層彼女の作品を興味深く読むことができるだろうと思った。
また、本屋大賞との向き合い方については、自分も特に知りたい点だったので、インタビュワーが深く掘り下げてくれていてありがたかった。
そして、人生の最後に読みたい本についても答えられていたのだが、自分も同じ問いをされたら何と答えるだろうと考えてみた。
結論は、まだ答えられない、というものだったので、答えを出せるように、これからも本を読み続けたいと思う。
Posted by ブクログ
青山さんのこれまでや、本を作る過程までの裏側が見えてとても興味深かったです。30年の月日は長いですが、最適なタイミングでデビューが決まったのだろうなと感じました。そこまで続けられる“好き“の力もすごい。
Posted by ブクログ
本への情熱やこだわり、既刊の裏話、どんな風に青山さんの作品を読んで欲しいのかなどなど、青山さんにまつわることがたくさん知れるので、ファンにはたまらない一冊だなと。
これまでは、なんとなく青山さん作品は好きだな〜と思って読んでいたけれど、本作を読んでその理由がわかった気がする。
「究極のSFを書いていると思ってる」というのがなんだか新鮮で面白かった。
これまでの作品を読み直したいと思った。
Posted by ブクログ
大好きな青山さんのあれこれをたっくさん知ることができて光栄でした…涙
あの作品の裏話、お仕事への思い、過去のお仕事の思い出、さまざまなご経験から今までの作品が生まれたと思うと、47歳デビューという一見遅く見える作家のスタートも、青山さんの人生だなあなんて思ってしまうのです。
今後も全ての作品を読みます!
そして既刊もまた読み直します♡
Posted by ブクログ
青山美智子さんの本をもっと読みたいって思っていまう本。
とても興味深く1日で一気読みでした。小学生から100歳以上の人も安心して読める、みんながハッピーエンドになるのが青山美智子さんの本。だから、読んでいて落ち着くんだなと納得。どこにでもあるような話。主人公以外もみんな主人公。新しい発見もありましたが、今までの青山美智子さんの小説の伏線回収のような納得の本でした。
Posted by ブクログ
インタビューに答える青山さんのお話は、『お探し物は図書室まで』の読み味のように柔らかく、あたたかい飲み物をいただいているような心地よさでした。
特に、著作に込められた思いや、連作短編についての感覚が興味深かったです。
あと、本の締めがとてもかっこいいです。
Posted by ブクログ
文芸サークル『お茶会』、とっても羨ましい…
やっぱりどこか、リアルで同じような熱量で語れる人をずっと探している自分がいる…
常に“ダメ元”、などといった考え方も参考になった。
また、『小説を書く上で結末をしっかり書くのではなく、読み手に想像させる形で終わらせている』というのは実際に青山さんの作品を通して感じたし、そこが魅力なんだと思った。
Posted by ブクログ
大好きな青山美智子さんが『本』のことについてお話されている作品。
本のこと、青山さんご自身のことなどについて根津香菜子さんが問いかけ、それに青山さんが答えていくという内容の作品でした。
知らなかったこと、今まで思いもしなかったことなどがいっぱい。
青山さんの作品に対する想いとか周りの方々や読者の方に対する感謝の気持ちがすごく伝わってきました。
海外で出版された際のお話はすごく興味深かったです。
普段はあまり読まない物語以外の作品でしたけど、すごく素敵な『本』でした。
これからも全ての『本』を大切にしていきます。
ありがとうございました!
Posted by ブクログ
大好きな青山さんのこれまでの本との関わり方についてたくさん取り上げられており、本当に誠実な方なのがよく伝わってくる内容。
なぜ短編連作なのか等、青山先生のことが詳しく掲載されたてこりオススメです。
Posted by ブクログ
青山美智子さんの作品に共通する優しさとか、なぜ連作短編が多いのかとか…ファンなら是非知りたいと思う質問の答えがこの本にあった。
純粋に本が好きな方なんだということが伝わってきて、それがすごく嬉しかった。
ライターの根津さんとのインタビューは、お茶を飲みながらされたようで、そのリラックスした雰囲気が伝わってくるよう。私もその場に居合わせたかったなぁ。
一番印象に残ったのは、「客観視」を大事にされているという話。
同じ出来事でも、人によって見え方が違う。確かにその事を念頭においているだけでも、世の中が少し平和になる気がする。
青山美智子さん、やっぱり好きだわ♡と再確認した。
Posted by ブクログ
青山美智子先生の本は心が少し疲れたなと、思うときに手にすることが多いです
「あの本、読みました?」で青山美智子さん回を見てからますます素敵な方だなと、思うようになりました
小説を読んでいるとき、作家さんのお顔を思い浮かべることってなかなかありませんが、青山さんの本を読むと何故かお顔を思い浮かべてしまいます
そんな素敵な青山美智子さんのステキ!が、いっぱい詰まった本でした
Posted by ブクログ
デビューのきっかけや小説執筆のモットー、本から得たものなど、初めて知る話も、そう言われてみると確かにそうだな、と納得する話が多かった。そして、青山先生の本に対する思いには同じ本好きとして思わずうなずく。「本がなくても死ぬわけじゃないけど、本があったから生きてこられた」…これに尽きるなあ。
Posted by ブクログ
好きな作家の青山美智子さんが普段どんな感じで物語や小説と向き合っているか、また幼少期から作家になるまでの事や本屋大賞の常連になった作品の裏側などをインタビュー形式で解説された本。優しい物語が生まれる理由と青山美智子さんの人となりが少し垣間見れた感じで面白く読みました。
本や物語が本当に好きな方なんだなあと改めて感慨深いお話しをとなりで聴かせてもらった気持ちになりました。
Posted by ブクログ
⭐️本の話はどこまでも
青山美智子という作家としての背景がたくさん知ることができてファンとしては大満足だ!人生で最後に読む本は『木曜日にはココアを』。大切にしているのは「登場人物が途中で誰も死なない」こと。読者と作家は本を通じてマンツーマン!(これは感動!)。
「本はチームで作るもの」。自分は作家として「職人肌」。「紙の本を残したい」。
青山さんの作品は読破したと思っていたが、アンソロジーもたくさんあったのだな。
少しずつ読んでいこう!
Posted by ブクログ
本好きな人と語り合うのは何より楽しい。
私も青山さんとお茶をしながら、うんうんなるほど、、と本についてのお話を聞いているような気持ちになれました。
聞き手の根津さんの、聞き方や受け答えが分かりやすく、自然だったからだと思う。
どういう本に出会ってきて、どんな風に書かれているかなど興味深い話がたくさんありました。
既刊の裏話的な話も面白かった。
Posted by ブクログ
青山さんのインタビュー対談
ご本人の執筆ではなくあえての対談であることが、珍しいような執筆で読みたかったような少し複雑。
とはいえ、対談の様子からも青山さんの人柄が伝わってくる。
想像力の大切さ『優しさも悪意も、思いやりや不安も、全部「想像力」』という言葉が心に残り、自分の日常にも取り入れはじめました。
青山さんの作品はほぼ読んでいますが、この本を読んで再読したくなりました。
Posted by ブクログ
大好きな青山さんの素直な言葉たち。どれも強くて優しくて、前向きで、そして本への愛に満ち溢れている。一読者として関われていることに誇りを感じます。
Posted by ブクログ
いつも本を読み終わると幸せな気持ちになる青山美智子さんの作品。
こんな苦労や想いが込められてるのを知って、また違う作品が読みたくなる。
ハッピーエンドで終わる日常は究極のSF作品っていう言葉がすごく深くて印象的だったな。
Posted by ブクログ
大好きな青山美智子さんの本にまつわるインタビューの本。
青山さんの面白い小説がどのような考えで作られているか知れるのは良かった。小学生から100歳以上まで面白いと読める、ハッピーエンド、誰1人死なせない、という価値観のもと作られているんだと知れて良かった。こどもと青山さんの小説をともに読んで感想言い合えたらいいなと思った。山本文緒さんの小説すきなのも、一緒で嬉しくなった。
Posted by ブクログ
そうですよね、と頷きながら、お話するようにすらすら読めた作品。懐かしい学生時代を思い出して、本って、すごいものだと、改めて感じられた文章だった。
Posted by ブクログ
青山美智子さんは こんな風に本の事を考えてるんだな〜と丸わかり?の一冊。作品を読んでイメージ通り、本をとても愛し大切にしてることが伝わって なぜか時々泣けます。