【感想・ネタバレ】月曜日の抹茶カフェのレビュー

あらすじ

3年連続「本屋大賞」にノミネートされた青山美智子さんの最新文庫本。川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日にだけ「抹茶カフェ」を営むことに。ついていない携帯ショップの店員、妻を怒らせてしまった夫、恋人と別れたばかりのシンガー、時代に取り残されたと感じている京都老舗の元女将……。思い悩む人々が誰かの何気ない言葉で前向きな気持ちになっていく――。人は知らず知らずのうちに、誰かの背中を押している。――これは、一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12ヵ月の心温まるストーリー。『木曜日にはココアを』のおなじみのメンバーも登場する、シリーズ続編がついに文庫化です。
※本書は2021年9月に刊行された単行本『月曜日の抹茶カフェ』を文庫化したものです。

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Posted by ブクログ

月曜日の抹茶カフェから始まった1月。この始まりからいくつものつながりが生まれる1年を追うことができた。私も入りたい素敵なつながり。

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2025年12月02日

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「木曜日にはココアを」→「いつもの木曜日」に続けて読んだら、色んな点が繋がっていって心に染みわたった♡この流れで読むのオススメです!

「木曜日にはココアを」を読み終えた時は、まさにココアを飲んだ時のように甘くてほっこり癒される感じだったのに比べて、

本書は“抹茶”を飲んだ時のように少し苦味もあるんだけど、それもひっくるめて味わい深いな〜と思える(人生ってそういうもんだよな)読後感だった。

私は毎晩寝る前に読んでたんですが、幸せな気持ちになったからか?すごくぐっすり眠れました。安眠効果もあるかもしれません笑

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2025年11月28日

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「木曜日にはココアを」とも繋がるもうひとつの物語。
作中にもある"さかのぼっていくと、繋がっている手がどこまでも無数に増えていくんだ。どの手がひとつでも離れていたら、ここにはたどりつけなかった。どんな出会いも、顔の分からない人たちが脈々と繋いできた手と手の先なんだよ(182頁より)"という一文に、これが縁という事であり、青山さんが書く作品そのものだよなと再確認することが出来た。

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2025年11月22日

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優しくて儚いご縁の物語。
前作とはじまりの舞台は同じでも、人と人とが紡ぐ縁、生活、人生、それぞれの輝く場所が違う。
良いところも悪いところも、友情、愛情…人の情が包んでくれる。
読み終わる頃には、抹茶をいただいた後のような温かい気持ちになります♡

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2025年11月12日

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人と人の縁を繋ぐ素敵なお話⋈*.。

青山美智子さんのお話は、読んだ後に必ず心が温かくなる。
普通の日常を書いてるのに、少しだけ泣きそうになったり。

毎日忙しくてイライライライラしていたけど、今日は空が青いな。って思える余裕ができた。
そんな気持ちにさせてくれる余韻が残る一冊。

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2025年11月06日

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ネタバレ

1年間をいろんな人の視点を通して、縁が繋がっている作品だった。
最後の再会のところドラマチックで憧れるなあって思った。
青山美智子さんの作品は個人的に言葉が刺さることに気づいたので他の作品も読んでみたい。

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2025年11月05日

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前作の登場人物が出てきたり、今作の登場人物が別の章で出てきたりして、いろんな人たちが繋がってるのも楽しかったです。
みんないろんな縁があって、たくさんの人に育てられて今があるんですね。
とても温かい本でした!

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2025年11月03日

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『木曜日にはココアを』と繋がる作品になってます。

どの章も素晴らしかったですが、最後の章が、
人の縁についてエアメールになぞらえて語られる文章が素敵でした。

人と人との縁って強い繋がりだと思いがちですが、脆弱であり、そうだからこそ、ひとつひとつの交わす言葉や顔を合わせる時間や思いやりの積み重ねによって続いていけるものだと感じさせられました。

けんごさんも仰る通り、『頑張れ』という言葉以上に、ずっと心に響く物語でした。

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2025年10月30日

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今回もとても深いお話だった。
自分にも何か問いかけられているような諭されているような不思議な感覚。
優しいお話だけど心に響きすぎてずっと読んでいたい。

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2025年10月24日

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木曜日を読んだらなんと月曜日もあるじゃないか!
って事で一瞬で読み終わりました。
読み終わるのが寂しかった...

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2025年10月21日

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縁、それは繋ぐもの

運命より明確で

偶然より自分の意思に左右される

針で刺した指のような
金木犀の香りのような

無意識に通り過ぎこができない

縁のお話

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2025年10月18日

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面白かったです。
ときめきと優しさがたくさん詰まってました。
青山先生の言葉は本当に優しい。

先生の恋のはじまりの言葉たちがすごく好きです。

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2025年10月07日

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続編とは知らず先に読んじゃった。。!
ただ、この巻だけでもストーリーが成立しているので十分楽しめる◎

東京と京都を繋ぐ、あるカフェからはじまる12編の連作短編

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2025年10月05日

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抹茶がどんどん濃くて味わい深くなっていくような、どの物語も深みのある感慨深いお話。人と人とのつながりがこんなにも美味しくて、時に甘く酸っぱく広がっていくのだと教えてくれた一冊です。

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2025年09月24日

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青山美智子さんの小説は、スっと心に入ってくる。
現実をちゃんと提示されつつも、考え方を少し変えるだけで、ありのままの自分で居ていいんだって思わせてくれる優しいメッセージが自然と感じれて、お気に入りです。
「ご縁」私も大切にちぎれないように努力しようと思えた。
マーブルカフェ的なものが近所に欲しくなる

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2025年09月05日

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5章の皐月のお話が好き。
嫌味ばかりのツンケンしたお婆ちゃんは実は…という話でうるうるしちゃった。

「おばあちゃんが、嫌い、大好き、疎ましい、恋しい、背を向けたい、甘えたい。」
家族に抱く感情ってまさにこれだなぁと。

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2025年09月02日

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前作はまだ読んでいませんが、文句なしに心温まる1冊。
1つ1つのお話はとても短いけれど、どれも繋がっていて、1つ欠けたら未来が変わっていたかもしれない。日常って小さな奇跡の連続なんだなと思う。

マスターが言っているように
誰かを幸せにしていることに本人が気付いていないのが1番いい。
自分に起こるいいことも悪いことももしかしたら、誰かの幸せのきっかけになっているかもしれない。そんなふうに思って毎日生きていきたい。

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2025年12月07日

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やっぱり青山美智子さんの作品は、読みやすさだけじゃなくて、心の温度をそっと上げてくれるところがすごい。どの物語にも “人生の中で長く持っていたい言葉” があって、読み返すほど大切なものが自分の中に積み重なっていく。

今回もたくさんのことを教えてもらったけど、その中でも特に強く響いたのは──
“ささいな言葉でも、人の人生を動かすきっかけになりうる” ということ。

誰かが何気なく言った一言が誰かを救ったり、前に進む勇気になったり、世界の見え方を変えたりする。
そしてそれは、自分が放つ言葉にも同じだけの可能性が宿っている。

だからこれからは、相手の言葉も、自分の言葉も、軽く扱わず、大切に抱きながら生きていきたい。
人との縁をもっと丁寧に、もっとあたたかくつないでいける自分でいたい──この本はそう思わせてくれた。

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2025年12月07日

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木曜日にはココアを 月曜日の抹茶カフェへ繋がる縁がとても宝物の1冊です。誰かと何か場所が違えど繋がる縁。私も大切に育てて生きたいと思う。

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2025年11月30日

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自分が出会ってきた人たちとのご縁をありがたく感じられるあたたかい物語。巡り巡って人は繋がってるんだなと感慨深い気持ちになった。
青山先生の作品はいつも前向きな気持ちにさせてくれる。
個人的には光都ちゃんとタヅさんのお話が1番心に残った。タヅさんの前で紙芝居を読み始めるシーンは心打たれた。あと古本市の話も好き。

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2025年11月28日

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木曜日にはココアをを読んでからこれを読んだのですごく良かった
縁ってぞんざいに扱ったらすぐに切れてしまう脆いものなんだなってだから自分の行動改めて大切に扱っていきたい
あと、さいごのお話で縁って一枚一枚の膨大な積み重ねで最初の一枚が見つからない時は
その人に対してちゃんと誇れる自分でいたらまた会えるっていうのがすごく良かった
その人に対してちゃんと誇れる自分がどうか常に自戒の念を持ちたい

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2025年11月27日

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「木曜日にはココアを」の続編だが、先に読んでしまった…連作短編集なのでとても読みやすく1日で読み終えました。和菓子屋の祖母と孫のお話が1番印象に残っています。お互いに想いあってるのに素直に慣れない関係がもどかしくて切なくなりました。

人と人とのご縁は不思議なもので、そのひとつひとつを大切にしていきたいと思わせてくれた作品です。

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2025年11月24日

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ほっこり優しい、人とのご縁のお話。
ただただ優しいだけでなく、確かにそうだなって気付かされることもあって、前向きになれます。
誰だって生きていれば、大なり小なり不具合が生じることはあるけれど、自分なりに不具合を解消したり、アップデートしていく。
ありのまま、自分らしく生活できたらいいけれど、それが意外と難しい。

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2025年10月18日

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ネタバレ

エースキースと繋がっている部分があってとても嬉しかった
名前を聞いて、もしかして…?と思って読み進めると、やっぱりあの方々
久しぶりに会えたような感覚になって嬉しかった

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2025年10月18日

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ほっこり。あったまる。
1年を通して、ある人からある人へ、どんどんご縁が繋がっていく短編集。

1話ずつに核心をつかれるような素敵な言葉があるだけじゃなくて、その月ごとにその季節を感じられるようなものがあって、じんわり心が暖かくなった。

季節、食べ物、考え方、表現方法などなど、日本文化ならではじゃない?って思う部分も多くて、そこも個人的に大好きポイントでした。

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2025年09月29日

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『人は必ずどこかで繋がっている』をテーマに、普通の日常の生活を豊かに表現された作品でした。

『普通』は宝物、そんな風に思わせてくれて、心が熱くなりました。
登場人物の経験や感情は、ほとんどすべて自分の経験の中にあって、自分の中の『何か』、『どこか』を突かれている感じがして、色んな事を考えたり思い出したり。
なんだか、恥ずかしいくらいに泣いてしまいました。

改めて、自分や周りの人を大切にしたい気持ちになれる本です。

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2025年09月17日

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短編なのにどこか繋がっていて、人の縁も巡り巡って繋がっている。
自分の行いが遠く遠く回り道をして誰かに影響を与えている。どこかほっこりする話だった。

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

いやはや、すっかりハマってしまった青山さんの小説。
青山さんの書いている文章が、僕の心に入っていくのが分かる。
まだ全部が読み切れていないが、もし、長編を書いて無ければ、是非、長編を書いて欲しい。
今の文体も好きですが。

25/04027 16冊目

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2025年10月04日

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心温まる,大切な縁が繋がっていく。前作も読んでいたので楽しめた。
おばあちゃんの話には弱い。孫とのも違いが解消して、愛されていたと気づけて良かった。イソギンチャク探偵関係の話が刺さる。正義そのものでありながら毒を持つ予盾。私も自分は善人なの今悪人なのか悩まされることがあり、イソギンチョク探偵を読みたくなってしまった笑。

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2025年10月16日

Posted by ブクログ

時々ハッとするような、そして確かにそうだよなぁと気付かせてくれる。
どれも素敵なストーリーですが、個人的にお婆さんの話と古本屋のおじさんの話が特に印象的でした。

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2025年09月25日

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