ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 未来

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    現実世界って救いようがないなあと思た
    個人で出来ることなんてたかが知れてるけど、ぼくらは個人でしかないからそのちっぽけな助力しかできない

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    2026年01月01日
  • 春琴抄

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    最近読んだSM文学の中では谷崎潤一郎「春琴抄」がいちばんよかったです。奔放な春琴もひたすらに献身的な佐助も危ういし、露骨なことは何も書いていないのに、文章が身体感覚と情緒に触れて、ぞわぞわするあたりがとてもよかった。女でサブミッシブ気質のひとには是非ぞわぞわしてほしいです。

    表向きは欲望する主と無欲な従者という構造でありながら、従者である佐助の献身が、主である春琴を依存させ、実質的には絶対的な支配権を持っていて。欲望の向きが権力関係を規定するのが興味深い。

    山崎ナオコーラによる解説
    「頭の中で好きな人を見る幸せを、こんなにも素晴らしく描き出した作品は他にない。」
    これも刺さる。

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    2026年01月01日
  • キャンプをしたいだけなのに

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    2026年1冊目。
    想像以上に面白かった!
    ナツさんのキャラがいい!
    ホラーであり、ミステリであり、とにかくサクサク読めます。

    雪中キャンプ編も積んでるので、お正月休み中に読めるといいな。

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    2026年01月01日
  • 最恐の幽霊屋敷

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    まず表紙が怖い…。そして内容も怖い…。
    でも久しぶりに気に入ったホラー小説。
    ホラー小説だけどミステリーも入っていて、ラストがえっ!そこで終わるの⁈と、その後を色々想像してしまう結末だった。

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    2026年01月01日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    直木賞と吉川英治文学新人賞の候補作品。
    素晴らしかった。
    「傲慢と善良」の前身となる作品と言えますね。

    幼なじみが仲の良かった母を刺し殺して逃亡した。神宮寺みずほは地元の友人や関わりのあった人たちに話を聞き、彼女の行方を追う。

    山梨県の田舎社会での、女性たちの価値観の描き方がとてもリアル。
    みずほと政美の会話、すごく好き。ヒリヒリする。
    ありさとの応酬も、映像が目に浮かぶ。

    そんな知人友人との接触を通して、最初は好きでも嫌いでもなかったみずほは「好きかわからないけど理解できる」になった。

    チエミに対しては、かなり嫌悪感を持っていたけど、印象が変わっていったのも、さすが辻村さん。

    謎め

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    2026年01月01日
  • エピクロスの処方箋

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    スピノザの続編。親しみの持てるさらりとした人間味のある登場人物達に変わりはなく、前作を思い出しながら読むことができました。

    やはり、夏川さんの「死」への向き合い方が、しんみりと心を揺さぶります。最先端の医療を突き詰めた人間が奢りを持つことなく、その無力さと人の死に対して向き合うことの難しさを語っている。

    ストーリーの背景となる京都の風景の描き方が、前作と異なり外国人観光客が多いことに触れています。やはり京都の現状、というか日本の「今」にも踏み込んでいる。

    日本の少子高齢化の波は否応なしに医療の分野にも押し寄せている。そして医療そのもの、人の生死に対する考え方そのものにも疑問を投げかける。

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    2026年01月01日
  • 石狩少女

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    ネタバレ

    札幌が舞台の小説が読みたくて、読んでみることとした。森田たまの半自伝小説。少女小説に分類されるらしい。主に北海道は札幌が舞台(後半は秋田?だったはず)。色々な男の人に好かれ、その度に面倒なことに巻き込まれがちだけど、それでも強く信念と自分というものを持って生きている悠紀子に尊敬の念を抱かざるを得ない。ファム・ファタールとはちょっと違うと思う。札幌の情景が美しく描かれていた。吾郎さんと悠紀子さんはやはり友情も混じった恋愛なのではないかと読みながら思っていたが、あとがきを読んだ限り、やはりそうらしい。

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    2026年01月01日
  • 祈りのカルテ

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    純正医科大学附属病院の研修医・諏訪野良太が、2年間の初期研修で、約1か月ごとに様々な科を回り、将来進む道を決める話。

    科によって雰囲気が全く異なるのですね。
    諏訪野が患者たちの秘密と嘘を暴いていくのが面白かったです。

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    2026年01月01日
  • 滅びの園

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    久しぶりの恒川先生作品です。
    第一章では不思議な世界に迷い込む展開から「夜市」
    や「スタープレイヤー」を思い浮かべましたが、第二章以降は全く違った切り口で進み、特に第四章からの怒涛の展開に引き込まれました。ラストは…いろんな感情が一度に押し寄せてあふれてきました。
    個人的にはプーニー災害対策本部の略し方か妙につぼにはまりました。
    とてもおもしろかったです。

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    2026年01月01日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画が人気だったから読み始めた。読んでいて胸糞悪い仕打ちを受けていても這いあがろうと自分を奮い立たせるのがかっこよかった。感情移入しやすい話だったと思う。

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    2026年01月01日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    前作の構造と同じハウスメイドが給仕する家庭内事件ものと思って手に取ったが、二重、三重の驚きと仕掛けが仕込まれている。前作が楽しめた人は確実に楽しめる。

    ミリーが少しずつ自分の感情をコントロールできるようになってきて、エンツォとの関係も進展しそうで登場人物のその後の成長もおもしろい。

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    2026年01月01日
  • 夜明けのすべて

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    栗田金属の社員がとにかく暖かい。
    そしてそれに気づけるようになった山添くんの成長に対しても年始からほっこりした。
    辻元課長が一番のお気に入りキャラで、山添くんと上司部下として相思相愛な関係性もよかった。
    山添くんが前職を辞める際、挨拶にも行けなかったと悔やむシーンがグッときた。

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    2026年01月01日
  • 猫を抱いて象と泳ぐ

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    主人公は、幼少期の中でデパート屋上で死んだ象のインディラ、バスのマスター、そしてミイラとの関わりを通じ、「大きくなること」への恐怖を感じ、成長を止めた。
    そこから、からくり人形「リトルアリョーヒン」の中でチェスを指すようになっていき。。

    主人公含め、全ての登場人物に名前があてられてないが、それが気にならないほど丁寧な作品だった。
    様々な登場人物との出会いの中でも、主人公のチェスへの思いは、「その人自身」で、「海を泳ぐ」と比喩されているのは、とても印象的だ。
    山崎努氏の解説にもある通り、静かで優しい世界だった。

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    2026年01月01日
  • 風のマジム

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    尊敬する先輩が高評価だったので。

    読み始めた瞬間吸い込まれ、没入してしまった。
    原田マハさんと相性がいい気がする。
    これは『本日はお日柄もよく』でも感じたやつ。

    内容は、主人公の『伊波まじむ』が沖縄ラム酒を作るために奮闘する、いわゆる王道のサクセスストーリー。
    ただ、本作はそれだけじゃない。

    沖縄の風景や人柄の良さを感じさせるし、主人公の頑張りやまっすぐさに心を打たれまくる。

    とにかくクソ泣いた。
    いきつけの飲み屋で読んでて、「これで涙拭いてください」ってキッチンペーパー渡されるくらい泣いたw
    家で読んでたら、声出てたやつだな。

    読みやすいし感情移入もしやすいから、読書苦手な方も是非

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    2026年01月01日
  • ザ・シークレット

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    引き寄せの法則を分かりやすく、実践的に教えてくれる本。本書に書いてある、一杯のコーヒーを引き寄せる話を参考に、実践してみると自分の思考が現実になり、引き寄せの法則は本当に存在するのだと実感した。引き寄せの考え方を意識すると、日常生活がより豊かになっていき、「秘密」を分かりやすく教えてくれたこの本に心から感謝したい。

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    2026年01月01日
  • 四日間家族

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    読み始めは、何だかなぁと思った
    夏美さんの事情がわかった辺りから
    加速度的に面白くなった
    それぞれの過去と向き合う様が心地良い

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    2026年01月01日
  • 世界99 下

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    ネタバレ

    上巻の最後に世界が再生されて
    クリーンな世界になったと思ったら、
    汚い感情を知らない世代のキャラクターが
    少数派の汚い感情の人間に性的な目で見られる場面が出てきて、性被害の事が分からずに自分を責めるのはとても恐ろしい事だと感じました…

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    2026年01月01日
  • 死んだら永遠に休めます

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    先の読めないテンポのいい展開。
    人によっては後味の悪い話かもしれない、でも総合的に見ればいい結末だったと思う。
    自分を正しく理解できる人なんていない。少し実際の自分がどうなのか見直したいと思った。

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    2026年01月01日
  • 青いスタートライン

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    佐渡で行われる遠泳の大会に出場する颯太くんの成長物語でした。最初は海で泳ぐことができなかった彼が、夏生くんの指導を受けるにつれて少しずつ泳げるようになっていく過程が丁寧に描かれていたように思います。誰かと競うのではなく、自分の決めた目標をやり切ること。逃げずに立ち向かおうとすること。その大切さを伝えているように感じられる素敵な作品でした。颯太だけでなく、夏生くんやあおいちゃんも悩んでいて、少しずつ大人になっていく姿も魅力的に映りました。嫌なキャラクターが一人も出てこないので、心地よく読むことができました。

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    2026年01月01日
  • 小説 サイダーのように言葉が湧き上がる

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    映画を見てすごく面白くて感動したので小説を読んでみました。
    共感できるところがすごくあったし、本当にレコードが見つかったときはマジで嬉しかった。
    告白のシーンはすごく感動した

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    2026年01月01日