小説・文芸の高評価レビュー
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SNSの拡がりや、あるべき論が蔓延することで、コミュニティが細分化され、境界から少しでも外れると、自分の居場所がわからなくなったり、意にそぐわないと攻撃や無視されることに恐怖を抱きながら、生きることに疲れ果てた人たちがたどり着く夜のカフェ。
一生付き合わなければならない病を背負ったカフェのオーナー、2作目も健在でホッとするストーリー。
カフェにたどり着き、オーナーの沁みるコトバと、身体に染み渡るマクロビオティック料理、しがらみや、見栄や、虚勢、生臭いことを脱ぎ捨て、ありのままの自分でいていいことに気づき、前を向き始めた主人公たち、今回も心地よい。
そんなオーナーも、本当のことを何も話せな -
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東野圭吾さんの作品はこれまで読んだことがなかったのですが、今回、訃報をきっかけに初めて読んでみました。
まず、手に取ったときはその本の厚さにびっくり。これは読み切れるかな……と思ったのですが、読み始めてみると不思議なくらいするすると読み進められました。
ただ、さまざまな登場人物の視点から物語が描かれていくので、途中から「この人は誰だったっけ?」となることも多く、頭の中で人物や出来事を整理するのはなかなか大変でした。
それなのに、物語の中心にいる二人の主人公の心理描写はほとんど描かれない。二人が何を考えているのか、なぜそうするのかを、周りの人々の言動や出来事から想像するしかない。その構成が -
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クライマッークス!
はい、紆余曲折しながらもジミッチーな捜査で全ての元凶ミシェルに迫る猟奇犯罪捜査班
だがしかーし!
誰かを必死に守ろうとする者は時として自分の身に迫る危険にあまりに無防備になってしまう
比奈ちゃん危ないっての!
ほんともうレスキューの基本からやり直してほしい
そして現実世界に於いても目覚ましい進歩を遂げる科学技術だが、「倫理」を顧みない者たちは躊躇せずに恐ろしい計画に利用し実行に移してしまう
それはまさに「人」を創るという神の所業だ
優秀な科学者ほどに神の存在を信じるようになると言う
神は「人」を土より創り出したと言われるが、まさしく「人」を構成する元素はすべて -
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読者からの話しの種をもとに、有川 ひろが大輪の花を咲かせる10編の短編集
久々の有川作品でしたが、何だか懐かしいテンポの良い彼、彼女の会話から、一気に有川ワールドへと引き込まれて、気が付いたらあっという間に読み終えてしまいました❗️
恐らく有川さんの好きな物が沢山詰まった作品で、ちょっと引いてしまうそうになる話しもありますが、大多数の方は何らかの推しがいると思いますので、自分の推しを微笑ましい目で見るように読むことができるのではないかと思っています❗️
好きな話しは、『SNSの猫』、『我らを救い給いしもの』、『Mr.ブルー』、『清く正しく美しく』、『ゴールデンパイナップル』の5編で、特に -
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ネタバレ女子校のクラスで二人一組にならなかった人は死ぬというデスゲーム。一人一人のエピソードがあってすごい没入感があった。いじめって私は遭ったことがないし、したこともないって思っているけど友達が言ってる悪口に共感して話を盛り上げたことはたくさんあると思って心がざわついた。今クラスで5人組みたいになってるからもしうちのクラスでこのゲームが行われたらどうなるんだろうとかを考えたら怖くなった。うちの学校はあのクラスほどじゃないけどある程度のカーストはあるのかなって思うから自分を三軍だと思って嫌な気持ちになってる人がいるのかもしれないと思った。
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息子におすすめを聞かれ、本棚を掘り返す際に15年ぶりの再読。
8年後、小惑星の衝突で地球が滅亡すると判明した世界。
人々は暴動や略奪、自殺で自暴自棄になり、それから5年後の仙台のとあるマンションが舞台。
あと2年で世界が終わるのに子どもを授かった夫婦、妹の仇を討とうとする兄弟、妻に先立たれ死を考える夫など、住人たちの日常がオムニバス形式で描かれる。
解説にもあったように、死がちらつくことで、生きる意味や幸せの輪郭はかえって鮮明になるのかもしれない。
スイカに塩を振ると甘みが際立つように。
「あと2年で世界は終わる」という抗いようのない絶望があるからこそ、誰かと笑うことや食卓を
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