小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ翻訳ファンタジーでは今一番派手に売り出されているフォース・ウィングシリーズの3巻。全5巻予定とのことで折り返し。
結界の力を失いかけたバスギアス大学の死闘。母を目の前で亡くし悲嘆に暮れるヴァイオレットだったが、闇に溺れたゼイデンを治すため、またアレシアの結界修復を行うため、遠い昔に飛び去った七種目の竜を探しに海を越えた島々へ向かうが…
1巻と同じく、とんでもないところで終わった2巻の続き。思ったより早く読めて良かった。
今作も終盤の戦闘は非常に良く。容赦なくメンバーが死んでいきそうでハラハラしながら読み終えた。なお今作は、感情が高まったらヴァイオレットの生気を吸い取ってしまいそうという、ゼ -
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ネタバレ読んですぐには全てを飲み込むことができなかったけれど、、、
実際に起きた宗教と政治絡みの事件で、語られる愛は親子のものだけだとすっかり思い読み始めたが、これは恋愛小説だ。
帯にある、守りたかった星は何なのか、ずっと考えながら読んでいた。
題名が「暁」と「星」である、と言う感想を見て、整理しきれていなかったものがスッと入ってきて、涙が止まらなかった。
これはふたりの物語なんだ。
また、あまり言及している感想を見かけないが、暁の母もまた、人間の不器用さを表しているのではないかと思った。
伝えなければわからないことだらけだ。
手段は間違っていたように思うが、そこには確かに誰かを思う気持ちがあ -
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ネタバレ知らない価値観を知ることで、知らなかった時に
どれだけ無自覚だったかを思い知らされるような作品。かといって、知っている価値観が増えると、もしかしたらこれは誰かを傷つけるかもしれないと考えすぎて深い関係を避けてしまうこともある。
様々な価値観がリアルに表現される中で、
それぞれの主張を聞いているうちに納得していく自分もいて、自分がこのストーリーの世界にいたら、おそらく誰の意見にもあたりさわりなく
共感するふりをするか、ほっておいてほしいと言われればほっておくんだろうなと思った。
登場人物のうちの一人に、そんな態度をとりそうな子がいた。自分の学生の頃のようだと思った。でも、物語が進むにつれて -
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劉慈欣のファンとして、読まない手は無く
楽しみに取っておいたが、ついに積読消化
本作ももちろん、私を圧倒的な世界に没入させてくれました
期待値が高いにも関わらず面白いのは、何故だろう?
それは
「球状閃電」の謎を徐々に解き明かしていく、ミステリーの部分があるからだと気づきました
三体シリーズ然り、現実でも起こり得そうな不可解な現象のベールが徐々に明かされる構成により、最後のページまでノンストップで読んでしまうのだと思います
こんな、量子の解釈の仕方もあるのか、、、読み終えるまでに何度圧巻したか数えきれません
堂々の星5
スピンオフなので、どのタイミングで読んでも構いません
また -
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ネタバレ私はこの作品を読み終わったとき本当にほっとしました。
「婚約者が忽然と姿を消した」というあらすじを見て、ミステリーやサスペンスが苦手な私は、話が重くないといいなと祈ったわけですが、最後まで読んでみて、一つを除いては、誰も嘘をついていなかったことに驚いた。「善良ぶって、実は傲慢だった」のではなかったこと。結末よりも、裏なんてなかったという事実が、とんでもないハッピーエンドでした。
架は素直な人間で、だから「傲慢で善良」だし、真美が言うように、そのどちらにも気づかない「鈍感」がゆえに、「とても優しい」。きっと絶対に2人は幸せになれる。
誰もが自分の中に傲慢と善良を持っていて、片方しかない人間な -
Posted by ブクログ
ネタバレ『方舟』に続く傑作ミステリ」として紹介されていた本作だが、その期待に違わず、『方舟』に負けない面白さだった。本作では、犯人による〈十の戒律〉によって犯人を特定すること自体が禁じられており、読みながら何度も推理を巡らせた。しかし物語は、こちらの予想を軽々と裏切る展開を見せ、思わず唸らされる。
さらに驚きはそれだけにとどまらず、物語の根幹を揺るがすようなどんでん返しが待ち構えており、ページをめくる手が止まらなかった。『方舟』と同様に、再読することで登場人物たちの言動がまったく違った意味を帯びてくる構成も非常に巧みで、二度三度と味わえる作品だと感じた。夕木春央さんの作品は、緻密に作り込まれた構成力が
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