【感想・ネタバレ】神の光のレビュー

あらすじ

一攫千金を夢見て忍び込んだ砂漠の街にある高レートカジノで、見事大金を得たジョージ。誰にも見咎められずにカジノを抜け出し、盗んだバイクで逃げだす。途中、バイクの調子が悪くなり、調整するために寄った小屋で休むが、翌朝外へ出ると、カジノがあった砂漠の街は一夜のうちに跡形もなく消えていた──第76回日本推理作家協会賞短編部門の候補に選ばれた表題作を始め、奇跡の如き消失劇を5編収録。稀代のトリックメーカー・北山猛邦の新たな代表作となる、傑作推理短編集。/【目次】一九四一年のモーゼル/神の光/未完成月光 Unfinished moonshine/藤色の鶴/シンクロニシティ・セレナーデ

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

消失をテーマにした短編ミステリー集。
海外の時代背景や場所も含め、トリックのキーとしていて楽しめた。
大掛かりな仕掛けが大好きだし、ちょっぴり理系の要素も味わえる短編集だった。

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2026年03月25日

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特に表題作が良いですね。
その瞬間·その場所でしか使えない消失トリックを、完遂させたアイデアは見事!!

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2026年03月19日

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建造物や街が消失。その原因を解決する短編ミステリー5作品。色々な時代や土地が舞台で、ホラー要素と思えるところもあり、面白かった。謎解きは秀逸です。

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2026年03月07日

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ネタバレ

館消滅。狙撃手。建物中に建物。
神の光。カジノ。核実験。
未完成。
ポオ。糖蜜。酒。井戸。
鶴。折り紙。メタマテリアル。
夢。白い建物。酸性霧。

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2026年03月06日

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北山猛邦さん、初めて読んだ。
色々なミステリランキングにランクインしていて気になった本で、「消失」をテーマにした5つの推理短編集。

どれも世界観が分かりやすくて、短編なのに一気にストーリーに引き込まれた。
館が、街が、一瞬にして消失してしまうという一見ありえない話ばかりなのに、論理的なオチがありすっと物語が終わる感じが良い。
ホラーというわけではないが、どれも何だかゾッとしてしまうような話ばかりだった。

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2026年02月12日

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前評判通りのおもしろさ。ミステリーにありがちな文体の読みづらさもないし、ある程度予想できた上でその上をいかれる塩梅が自分にはちょうどよかった。それにしても、消失トリックだけで何をこんなに思いつくことがあるのか。一番好みだった消し方は「藤色の鶴」。

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2026年02月01日

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なんかのベスト1に押されていたので、著者のことも内容もよくわからないまま購入。あらすじと感想が良さそうと感じられたのは確か。

モチーフが「建物の消失」の作品ばかりの短編集だった。本格トリックなのだが、ゴリゴリ理屈詰めでいくのではなく、その設定や会話になんとも不思議な味わいがあり、楽しんで読めた。

最近流行りの、癒し系謎解き連作短編集(あれはあれで好きだが、最近多すぎ)とは異なるテーストの良い作品だった。

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2026年01月15日

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5編とも消失もの縛りいう離れ業的ミステリなのでそれだけで☆追加。お気に入りは「未完成月光」。原因の事象の歴史にも興味持ち調べてしまった。

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2026年01月07日

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 全編"消失"というシチュエーションのみを扱った本格ミステリーで、銃のスコープの中の屋敷、砂漠の街、ポオの遺稿に書かれた小屋、神聖な丘の頂上に建つ鳥居、複数の人間の夢に現れる白亜の館の五編が収録されていて、どれもが読み手の意表を突くトリックと幻想的な雰囲気が魅力的で外れ無しの短編集だった。

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2025年12月27日

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建物消失という壮大なテーマの五篇の短編集。
「その街は、たった一晩で姿を消した」という帯に猛烈に惹かれてまんまと買ってしまいました。
トリックが壮大すぎて、ちょっとそれは無理がないか?と思うものもありましたが、そういうのも自分の予想の範疇を超えているだけでもしかしたら不可能ではないのかもしれないと思わされるくらい、全ての作品がハイクオリティ。
そもそも建物や街を消すなんて、無理やりすぎるくらい大がかりな仕掛けがないとできないですしね。
というかトリック抜きにしても一篇50ページ程度でこんなに独自の世界観を作り上げられるのかというほど面白く、ゆっくりじっくり読もうと思っていたのに続きが気になって読む手が止まりませんでした。
表題の「神の光」と「未完成月光」が特に好きです。
すごく面白い本読んじゃった!という満足感でいっぱいです。

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2025年11月14日

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ミステリ短編集、全5編
連作短編集ではないけれど、全てのお話が「消失」というテーマで統一されています
(さらに言うなら、建物の消失、というところまで統一されています)

以下抜粋して雑感

『未完成月光 Unfinished moonshine』

収録作中で一番好きです
エドガー・アラン・ポオの未完成未発表原稿(とされている作品)の結末を推理する作品
ミステリとしても好きだし、作品が纏っている幻想ホラーのような雰囲気も好きです

私自身がポオの作品を読んだ事がないため、作中作として登場する未完成原稿が文体模写になっているのかどうかを感じ取れなかったのが悔しい……


『藤色の鶴』

収録作中で二番目に好き
ミステリとしてというよりは物語としての好みで二位です
だからと言って、ミステリとしてイマイチなわけではないですよ
……などと書きつつ、トリックについては賛否両論ありそうだなぁなんて思ったりもしています(笑
繰り返しになりますが、私は別に嫌いなネタではないです

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2026年03月24日

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5つのオムニバス作品
いずれの作品も「建物が消える」謎を解く。

5作品目の
シンクロニシティ・セレナーデ
が面白かった。

著者の作品はオムニバス作品しか
読んだことないけど長編もあるのかしら。

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2026年03月10日

Posted by ブクログ

「物理の北山」でおなじみの、北山猛邦さんが最近発売した本です。
「消失」をテーマにした短編が5つ収録されており、中には建物どころか街自体が消失してしまうという、今までで一番スケールの大きなトリックになっていました。

物語は面白くて引き込まれますし、一体どんな仕組みで消えてしまったのかが気になってしまい、ページがどんどん進んだ印象があります。
しかし、本格的にトリックを解こうと思ったら、おそらく世界史や化学、地球科学あたりの知識も必要になってくるのではないかと思います。

わたしは『神の光』では、あの消えた街は近代の優れた技術者が集結して秘密裏に作った施設で、夜になると地面がガガガーっと開いて地下に眠っていた街が出現し、朝になるとまたガガガーって地下に戻るのかと思っていましたが、全くの見当違いでした(^^;

この作品はトリックが難しいので、なかなか万人受けしないかもしれません(。-`ω´-).。oஇ
でも、こんなの思いつくなんて北山さんはやっぱりすごい方だと改めて感じることができる一冊でした。

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2026年03月02日

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面白かった。都市伝説や不思議な現象の話が好きなので、とても興味深く読めた。
どこまでがフェイクで、どこまで現実なのか境目が曖昧なのがよい。

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2026年02月26日

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北山猛邦さんの作品は、どうしてこうスッと入ってくるんだろうか。
そして不思議と童話を読んでいるような不思議な世界観を感じる。
文体が読みやすく、そしてイメージがつかみやすい。

『消失』がテーマにされた短編5本。
ただミステリー要素もありつつ、物理的な仕掛けもあって、また歴史的な学びもあって興味深かった。博識な方だなぁ。


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2026年02月10日

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消失トリックのみの短編集と聞いて読んでみた。
これはすごい。
そんなに何でも消せるかね?見事消えましたてな感じ。
圧倒されました。

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2026年02月02日

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消失をテーマにした5つの短編集

ロマンを感じた作品
この作品の雰囲気が好き
短編集なのにどの作品も強いインパクトが残る

お気に入りは表題作「神の光」と「藤色の鶴」
特に「藤色の鶴」の鳥居の消失トリックに惚れた!!
美しすぎて最高でした!!

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2026年02月01日

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どの作品も精巧に積み上げられたストーリーで、読み進めるたびにドキドキする。
特に表題作「神の光」と最後の「シンクロニシティ・セレナーデ」は出色。
本当はこれが真実なのではないかと思えてくる。

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2026年01月26日

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5本の消失トリックがけっこう凝ってるのも凄いが、文章としても結構バラエティに富んでおり、素晴らしい。この方の作品を読んだのは初めて。他の作品も読んでみたい気になったわ

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2026年01月25日

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作者の作品を初めて読みました。
作者について、何の予備知識もなく読み進めていて化学系か物理系の雰囲気で、少し理屈っぽくて読みにくい、、と思った一編目と二編目でした。
しかし、三編目からはその内容が怪しげとなり、四編は不思議へと変化していきました。
五篇目では、いよいよ本格ミステリー要素か強くなり最後は「そうだったのか」と思わせました。

読後に作者についての紹介文、「物理トリックに定評があり幻想的な独自の世界観」とあるのを読んで納得納得。

物理系や化学系のトリックは苦手で、幻想的や怪奇的な作品の方が好みですが、なんとも不思議な満足感で面白く読めました。

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2026年01月20日

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上質な消失トリックの詰め合わせ。
トリックは着眼点に驚かされるものが多く、技巧というよりも、意外性が光る。
短編集は賞レースには不向きな印象もあるが、各ミステリ賞にでもランクインしててすごい。

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2026年01月04日

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今年初レビュー。

戦時中のロシアで豪邸が一夜にして消える「一九四一年のモーゼル」、カジノのあった砂漠の街が一夜にして消える「神の光」、未完成の小説に出てくる小屋が忽然と消える「未完成月光 Unfinished moonshine」、2025年の未来、カスピ海の小国で一瞬にして消えた車輛や建物「藤色の鶴」、度々見る夢の中で霧に消える館「シンクロニシティ・セレナーデ」と5つの消失推理短編集。

どの作品も建物や街などが忽然と消えるミステリー。不思議な感覚で、まるで歴史小説を読んでいるよう。そして、そのネタバレがどれも感心させられ、知識が増えた気分になるものばかり。

「神の光」は第76回日本推理作家協会賞短編部門の候補に選ばれた作品とあって、なるほどな種明かし。作者の北山さんは初読み。なかなか知的な小説だった。

殺人事件がメインのミステリーばかり読んでるけど、こういうミステリーも心の栄養になるなぁ。

今年も昨年のように、たくさん読んで、たくさんレビューできればと思ってます。みなさんのレビュー楽しみにしてます!

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2026年01月01日

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ネタバレ

消失ものだけを扱った短編集。
様々な形や規模の建物が消えるのが面白い。
SFやファンタジーの要素を感じさせつつも、不思議なだけでは終わらない着地の仕方をしている。

好みの作品は「一九四一年のモーゼル」と「未完成月光」どちらも余韻が良い。

自称長年のファンとしては「本格・ミステリベスト10」で1位になったことがとても嬉しい。

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2026年01月01日

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建物消失ミステリーの短編が5編。ちょいファンタジー要素のある作品もあり、短時間で楽しめる。謎解きがスカッとするかというと、思わせぶりな雰囲気もあり、謎解き本格派な人より、普段は苦手という人の方がとっつきやすそう。

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2026年03月30日

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消失ものというめちゃくちゃそそられる題材に物理トリックで真っ向から挑んでいるところは良かった。
ただ短編集なのが惜しい。ドラマに余韻どころか呆気なさを感じてしまう。

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2026年03月11日

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ネタバレ

レニングラードの攻防中、狙撃兵が体験した館の消失事件。「一九四一年のモーゼル」

秘密のカジノで大勝ちした夜、泊まり込んだ小屋から外へ出ると、砂漠の街が消失していた。「神の光」

ポーの未発表原稿を手に入れた友人から、小説の中の少女の死と小屋が消失した謎の真相を解き明かすよう頼まれた小説家。「未完成月光 Unfinished moonshine」

2055年、1055年、1999年と時空を超えて続く消失事件。「藤色の鶴」

夢で見た消える館の謎を追うわたし。「シンクロニシティ・セレナーデ」

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2026年03月08日

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ネタバレ

消失に焦点を当てた短編集ということで、割と期待していたが、それまでに言及されていない歴史的背景などをヒントに提示してくるあたり、アンフェアに感じた。
そのヒントは一般常識として扱ってもよいか微妙な範疇で、浅学な人や理系がかわいそう。
本来目指すべきは「考えたら分かる」であって、「知ってたら分かる」ではないはずなので減点。

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2026年02月24日

Posted by ブクログ

消失系ミステリの短編集。荒唐無稽なトリックなんだけど、やろうと思えばできないことはない、という所をうまく押さえた話だった。
未来のための消失を書いたシンクロニティセレナーデが一番好き。未完成月光も京極夏彦風味を感じてよかった。

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2026年02月03日

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館が消える事象を集めた短編集。どれも話は違うが薄暗い不気味な雰囲気が漂う感じが好みだった。
程よく先が気になる感じだが、読み返すほどではないかなと思い星3つ

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

消失トリックと言われてピンとこなかったんだけど、館が街がお社が一瞬で消失するという不可能状況で統一されたミステリ短編集。どの作品もトリックありきなんたけど、それをどう語るかがミステリ小説の面白さのひとつなんだなということを再認識させられる。私自身物理トリックは「ふーん」で流すタイプなんだけど、本作は各作品とも楽しく読めました。

「一九四一年のモーゼル」→戦時下のロシア、狙撃手の監視下で文化財の館が一晩で消失
「神の光」→一攫千金を狙って潜り込んだ違法カジノが街ごと消失
「未完成月光 Unfinished moonshine」→ポーの未発表原稿とされる作品中、小屋が一晩で消失
「藤色の鶴」→千年前の日本で山の上の社が、ちょっと未来の異国で監視下の少女が、そして現代田舎のお祭りで鳥居が消失
「シンクロニシティ・セレナーデ」→白い屋敷が消失する夢を繰り返し見る主人公。同じ夢を見るという人物から接触があり…。この作品、夢についての仮説と屋敷消失のイメージが一致する「腑に落ちた」感覚が忘れがたいのと、全編通しての神秘的な雰囲気が好きで印象に残りました。

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2026年01月03日

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