少女葬(新潮文庫)

少女葬(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

一人の少女が壮絶なリンチの果てに殺害された。その死体画像を見つめるのは、彼女と共に生活したことのあるかつての家出少女だった。劣悪なシェアハウスでの生活、芽生えたはずの友情、そして別離。なぜ、心優しいあの少女はここまで酷く死ななければならなかったのか? 些細なきっかけで醜悪な貧困ビジネスへ巻き込まれ、運命を歪められた少女たちの友情と抗いを描く衝撃作。『FEED』改題。(解説・大矢博子)

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少女葬(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    伊沢綾希
    小泉淳平
    三津子
    峰岸
    関井眞美
    リカ
    ユウちゃん
    宇田川海里
    国井
    長谷川陸
    長谷川季枝
    ナナ
    サキ
    ヒロキ

    トモユキ
    若月
    小松
    細貝
    伊沢ふみ子
    星野圭
    関原
    森内
    前原

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    とにかく息が詰まり途中ページを進めるのも躊躇するようなシーンもあった。
    ただ2人の少女が些細なことで切り裂かれ対比して描かれていく様は本当に見事だった。想像力も掻き立てられる素晴らしい構成だった。

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    えぐい。おもしろくはない。
    けど、すごい続き気になってしまった。めっちゃ一気読み。
    上下のない人間になりたい。

    0
    2024年04月05日

    Posted by ブクログ

    冒頭で凄惨な少女の死に様が出てくるので、単なるグロテスクな物語かと積ん読にしていたが、とんでもなかった。
    「あかんもんは、あかんのよ。それだけ」
    二人の少女の先行きを変えたそれぞれの出会い。
    出会いをきっかけとしてそれを自分の人生としていくことを、この物語の少女に自己責任と切り捨てるのはあまりにも酷

    0
    2023年12月05日

    Posted by ブクログ

    互いに過酷な過去を持つ者同士で、同じ環境化で過ごしていたのに、出会った人やタイミングよってこんなにも変わってしまうのだなと思った。一人の少女はどんどんと絶望に進んでいって、もう一人の少女は希望に進んでいく。それが同時進行に繰り広げられている描写がとても面白くもハラハラした。
    本当に大切なものや存在を

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ


    冒頭
    壮絶なリンチの果てに殺害された少女の拡散された画像を見つめる少女…

    家出娘や訳ありが集まる不衛生な無法地帯のシェアハウス
    少女たちもそんな生活から抜け出したいが、中卒で家出状態では就職もできない
    信用できない人間などいない生活のなかで絆を深めていく二人
    一人は伊沢綾希
    もう一人は関井眞実

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    読み終わったあと、呆然としてしまった。

    最初のくだりが最後にはこう繋がるのかと
    伏線回収がとても良かった!

    少女を取り巻く環境はどのような影響があるのか
    教えてくれる1冊だったと思う。

    付き合う人の違いや住む場所の環境など、
    それによって
    全く違う人生を歩むことになるんだなと
    改めて感じた。

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    2025.07.10
    主人公のひとりはなぜ「あんな危ないところ」に住んでいて、無事に生きていけたのか、そして、もうひとりはなぜ「あんな目にあうのか」
    その差、その運命を分けるのは何なのかを考えている。

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

    貧困、シェアハウス、痛ましいリンチ。こんなのに未成年の子供たちが関わる話を、櫛木節で見事に震え上がらせてくる。精神的に幼い少女たちの友情や事件につながる喧嘩も生々しくて読んでて辛い。がしかし!

    どうも自分は転落系というか、読んでて鬱になる小説が好きらしい。この本を読んでて確信した。もしかしたら自分

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    私は貧困というものがいまいちイメージ出来ない。現実で起きていてもおかしくないはなしだというのは理解はできる。著者の作品を読むたびに、恐怖と絶望を感じる。

    0
    2025年01月03日

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