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Posted by ブクログ
言葉が出ない
プロローグからエピローグまで一気に読んでしまった
冒頭では主人公と思われる人物が、かつての友人が集団リンチされた末に遺体となった写真を見るシーンから始まる
物語が始まると2人の少女が主軸となり描かれている
舞台は訳ありの人間が集う汚らしいシェアハウス
社会の底辺と呼ばれるような人間ばかりが住み着いている
そこへ同時期に流れ着いた2人の少女が出会い、心を通わせながら親交を深めていく
家庭環境に恵まれず家出をしてきた少女2人
1人は現状を打破するために前へ進み、もう1人は社会に巣食う深い闇へ取り込まれていく
終盤は読むのが辛くて苦しくて悲しくてやるせなくて、こんなのどうすれば良かったんだろうって眉間に皺を寄せながら読み進めました
書評で想像力について「読書におけるそれは、他者の体験や感情を我が事として受け止める力であり、それを私たちは別の言葉で優しさと呼ぶ」と書かれていて、それにも深く胸を突かれました
Posted by ブクログ
「弱さは罪じゃないっていうけれど、そんなの嘘よ。馬鹿は罪、弱いのも罪」
地獄のようなプロローグから始まる貧困の中で生きる2人の家出少女の物語
1人は善良な人たちと出会い、シェアハウスから抜け出すことができ、もう1人は悪党に囲まれ、あまりにも悲惨な最期を遂げる対比をそこまでに至る過程を通して描かれる。
死ぬことになった少女は自分は頭が悪いからと深く考えることをせず、流されるだけ流され、逃げ出さなかった。
死ぬことになった結果はこの少女だけでなく、もしかしたらもう一方の少女にも起こり得たかもしれない、運の要素を大きかったかも。けど、やっぱり自分の身は守るためにも考えて決めなければならないときもあると思う。倫理観がおかしい人たちに囲まれているなならばなおさら、と思った。
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