ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ラストナイト

    Posted by ブクログ

    読み終わった後漠然と「じゃあどうしたら良かったのか」という気持ちが浮かんだ。
    憤りにも似た、何故?が今も心の中にある。

    色んな人の視点で事案を見ていくと、やっぱり娘の気持ちは当たり前だと思うが、なんだか悲しくなった。
    世の中には本当の悪はたくさんあるのに、こんな方法でしか愛を貫けない片桐が悲しくなった。

    なんだか上手く言えないが、ふとした時にしか分からない人への優しさを見逃さないで生きていきたいと思った。

    0
    2026年05月06日
  • 赤い月の香り

    Posted by ブクログ

    意識してない時にふと香ってきた匂いで記憶が蘇る経験が何度かあって、匂いは思い出せないのに匂いを嗅ぐと記憶が蘇るのが不思議だなと。そういうなんとも言えない表現がすごく繊細に描かれててとても良かった

    0
    2026年05月06日
  • 探偵小石は恋しない

    Posted by ブクログ

    本屋大賞ノミネート作品
    伏線と回収が素晴らしかった
    最初から伏線だらけ、ここまでのもの中々無いと思う
    表紙が今時なので、そこまででは無いと思ったが良い意味裏切られた
    読者が考えながら読み、答え合わせをしていく
    ヒントも与えながら最後はスッキリと終わらせてくれた
    良い作品に出会えてよかった

    0
    2026年05月06日
  • 言語化するための小説思考

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とあるYoutubeを見て、小川哲さんの思考が気になり読みました。笑

    小説を書く際に考えていることを、ここまで一般人にもわかるように解説してもらえるなんて、、、うっかり小説書けちゃいそうな気になってしまいます。困るー笑笑

    おもしろいと判断する基準について、読者それぞれに法律があって、それが一致する、もしくは近い作家さんを探し当てることができれば、おもしろい作品に出会いやすくなる(ニュアンス)という件が非常に腑に落ちたところです。

    普段読みながら「ないわー」と思ったり「都合が良すぎるー」って思ってしまうのは、その物語がおもしろくないからではなく、自分の小説法を違反してるからなんだなと納得し

    0
    2026年05月06日
  • 汝、星のごとく

    Posted by ブクログ

    自由は気持ちいいけれど、自由で居続けるには力がいる。

    この映画を早く見たい。


    ⭐︎大金を無心する
    親や親戚など近しい関係の人に対し、遠慮なく金銭をねだったり、借りようとしたりする行為。

    0
    2026年05月06日
  • 霊応ゲーム

    Posted by ブクログ

    大人になれば全てが良くなる。という言葉を信じられる子供なんているわけない。目の前の息苦しい思春期だけが人生の全てで、他に選択肢なんて無く、あらゆる感情がインフレし、恐ろしい事件がたくさん起こるのだが、刹那性と必死さ、純粋さが、サイコホラーやミステリーというより青春小説っぽい美しさがある。

    やっぱりリチャードがとても魅力的なキャラクターだった。孤高だが一度気を許すと独占欲が強く、支配的、残酷、カリスマに溢れ、邪魔をするやつは自ら手を下すことなく破滅させる。しかし根底にはお母さんに置いて行かれたことが受け入れられない小さな子供のままの、依存先を求める消化不良の幼さが潜んでいる。ヤンデレの極地。ギ

    0
    2026年05月06日
  • 恋する失恋バスツアー

    Posted by ブクログ

    職業柄、最初から小雪ちゃんの状態はわかったし、精神不安定な人も思考回路もわかってるし、ほぼほぼわかっていたけど、楽しく読めました。

    天草龍太郎は旅行会社で働いていて、「失恋バスツアー」を主催しているちなみに昨日彼女の小雪に振られたばかりだが、彼女はカウンセラーとして仕事でツアーに同道している。5泊の落ち込むところまで落ち込もうがコンセプトの地味なツアー。型破りな人達が参加していて、リスカ何本もあるモモちゃんは要注意。ほかも全体にすごい。

    ある場所で、イノシシに襲われたが、サブローさんが傘で驚かせて追い払ってくれた。テレビで見た方法というが、命知らずだと思っていたら、癌で余命8ヶ月あたりらし

    0
    2026年05月06日
  • 人間失格

    Posted by ブクログ

    太宰治の文章なのか、主人公の葉ちゃんの言葉なのか、慣れるまで時間がかかったが、途中からのめり込んでいく感覚になった。
    そして、密かに、人間失格であろう葉ちゃんに恋をしてしまっているような気分にもなる。
    自分を作り上げ、人間を演じ、人間を怖がり、
    色々な人たちと出会い、それでも、やはり人間失格な葉ちゃん、に、会ってみたいとも思えた。
    太宰治自身と葉ちゃんの手記の混ぜ混ぜしたこの物語に、戸惑いつつ、最後にどう持っていくのか、すごく興味を持ち続けて読み終わりました。
    わたしは、好きな本です。

    0
    2026年05月06日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     単行本で読んだ作品を、文庫本を買って再読するというのは初めての経験だった。
     成瀬との久しぶりの再会が嬉しい。そしてこう思った。やはり成瀬は最高である。
     成瀬は自分を貫く。しかし決して傲慢ではなく、他者を思い遣ることを忘れない。

     彼女と出会った人たちは彼女の人生の一部となると同時に、その人の人生の一部に成瀬がなる。お互いに影響を与え、素晴らしい相乗効果を起こして幸せを生み出す。
     成瀬がいるだけで、彼女の周りは幸せに溢れる場所となる。膳所から世界へ⋯祈りに満ちた言葉だと思う。この幸せが広がれば自ずと平和が訪れる。そんな気がする。

     巻末に収録されたエッセイは紀行文ながら小説風で、成瀬

    0
    2026年05月06日
  • Red

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    周囲から羨ましがられるほどの夫、最愛の娘、理解のある姑、それなのに塔子の結婚生活は幸せなようでどこか満たされない。

    塔子は「誰よりも早くしがらみから抜け出したかった」から彼女の女友達の誰よりも早く結婚したが、彼女はまだ自らの欲望の形も分からず、その欲望を伝えることもできない、未熟な女性だったのかもしれない。

    そんなとき、かつての交際相手である鞍田と再会する。
    塔子を求める鞍田の情熱は、塔子は大人の女性へと成長させていく。

    0
    2026年05月06日
  • 異国の味

    Posted by ブクログ

    日本、特に東京では世界各国の料理を味わうこと
    ができます。

    しかも日本風にアレンジされたものや、最近よく
    聞く本場の味をそのまま再現した「ガチ系」まで、
    様々です。

    しかし、フト振り返って見るとそのように一般に
    浸透しているのは一部の国の料理であることに
    気づきます。

    ドイツ料理なんて言われてもジャーマンポテト
    くらいしか思いつかないですし、ましては世界
    の三大料理の一つと言われるトルコ料理なんて
    全く見かけません。

    この差って何なのでしょうか。

    それを紐解いたのが本書です。

    単なるイタメシブームから完全に日本人に定着
    したイタリア料理のアドバンテージはどこに
    あったのか。

    なる

    0
    2026年05月06日
  • 人文知は武器になる

    Posted by ブクログ

    新たな事業やビジネスに投融資していくうえで、事業会社・経営者だけでなく、投資家や金融機関の定性視点とスピリッツが大事。
    関係者の一判断軸として、人文知の理解はAI活用するうえでの問題立案力において、ますます求められてくる。

    0
    2026年05月06日
  • 儚い羊たちの祝宴

    Posted by ブクログ

    何度も読み返した一冊です。
    他作品でもそうですが、米澤穂信先生は読者を愕然とさせるような、心の隙を突くのが上手ですね。
    じんわりと心の昏いところに残り続けるお話が楽しめます。
    一番好きな短編集は?と聞かれたら、こちらを挙げると思います。

    0
    2026年05月06日
  • 咲良は上手に説明したい!

    Posted by ブクログ

    テクニカルライターになりたい!

    仕事で、前任者の文書を「わかりにくいんだよ!」って言いながら、直すタイプです。項目立てするのも得意!
    こんな職業、あったんやなぁ。もっと早くに知りたかった。

    コミカルで、わかりやすくて、読みやすかった。

    0
    2026年05月06日
  • 新編 銀河鉄道の夜

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら『銀河鉄道の夜』を初めてしっかり読んだ。久しぶりに圧倒される傑作に出会った感覚。読後は暫く放心に陥ってしまい、新たな本を開くのもテレビを観るのも音楽を聴くのも憚られるほどだった。このような瞬間があるから、読書というのは堪らない。

    0
    2026年05月06日
  • 回樹

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めっっっっっちゃ好き……
    不滅がめちゃくちゃ好きだ〜って思いながら読んだら奈辺がそれはそれは良くて、回祭を読んで回樹が二度沁みました。
    あとがきに回樹が百合SFとあったので、あちゃんと百合小説として受け取っていいんだ…!と思ったんだけど律が「生まれる子供が男だったらヤだな、」と溢した場面がもの凄く印象的で、それってかなりクソデカ感情として初露のことが好きなのではと胸を締め付けられたので純粋に百合として受け取っていいんだって喜べた。名前のついた関係性でなかったときに無闇に沸いたりできない?気がして…。
    女性同士で付き合って子どものことを考えたときに、どのカップルも同じように思うわけではないけれど

    0
    2026年05月06日
  • ラブカは静かに弓を持つ

    Posted by ブクログ

    すごく良い作品だった。
    武器はチェロ、潜入捜査官との触れ込みで大いに騙された。
    すごく心温まる物語で、橘さんの性格から会社から命じられたことはあまり向いていないように感じたが、音楽、チェロを愛する心が伝わった。
    最後に一歩勇気を出して話しかけたことで少しずつ信頼を取り戻していけるのではないだろうか。
    何かに夢中になるってことは素晴らしい!

    0
    2026年05月06日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    お決まりの手順でひたすらお茶を点てる。それを続けることで見えてくるものとは? 著者自身も「言葉で言えないこと」としながらも、自分の25年及ぶお茶の稽古の経験から得られた貴重な気づきを伝えてくれているのがこの本だ。

    副題には『「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』とあるが、本文中「しあわせ」という言葉は出てこなかったのでは? そんな大雑把な言葉では終わらせられないような機微だが大切なことが書かれているように思う。例えば自然と人間、あるいは、自分自身の心のありようについて。貴重な経験をほんの一部でも疑似体験できることに感謝せざるをえない。

    とはいえ、書かれている内容自体は全く難しくない。あくま

    0
    2026年05月06日
  • 時の子供たち 下

    Posted by ブクログ

    Google Geminiにオススメされて何となしに読みましたが、とても興味深かったです。
    時々、文章がまどろっこしい感もありましたが、予想外の結末に「なるほどなぁ」と思わず唸っていました。

    0
    2026年05月06日
  • しゃぼん玉

    Posted by ブクログ

    とても感動しました。実写化されているみたいなので映画も見てみたい。
    人は環境で変わるものなんだなと強く思い知らされました。

    0
    2026年05月06日