小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「医療では、人は救えないんだよ」
この本の表紙に書かれた
医療小説とは思えない一文。
本書は、映画化も決まった前作、
「スピノザの診療室」の続編だ。
主人公は、京都で働く
39歳の内科医・雄町哲郎。
大学病院で医局長を務めていたが、
妹を亡くしたことをきっかけに、
小さな病院で働いている。
身寄りのない患者。
複雑な事情を抱えた患者。
さまざまな人との関わりを通して、
“生きること”や“死ぬこと”の意味を
静かに問い続けていく。
医師の仕事は、
患者を治すことだけではない。
病状が進む人の苦痛を和らげ、
残された時間を少しでも穏やかにすること。
家族と過ごす時間を守ること。
派 -
ネタバレ 購入済み
少女の頃に、読んでも、年取ってから読んでも、素敵な物は、素敵。ジョディという孤児の女の子が、学資を援助してくれた、名も知らない人(あしながおじさんと呼んでいる)宛の手紙という形で、話が進み、最後に、ハッピーエンドになる。なんて、素晴らしいんでしょう。
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Posted by ブクログ
舞台は浅草の洋食バー高野、
集団就職で群馬から出てきた郷子は
就職先の工場から逃げ出して、浅草の洋食バー高野の女将に拾われる。
戦後の昭和のハイカラな洋食や浅草名物あんみつなど
昔懐かしさおりまぜながら
高野バーで働く人々やお客さまとしてお店に訪れる人々との関わりの中で郷子は自分を見つめ、自身の生き方を、模索ながら成長していくお話。
以下、読後感想
単なる昭和浅草の洋食紹介の気楽な話かと思いきや
かなり深いです。
団塊の世代が子供の頃の生活の苦しさ、戦後から立ち直っていく、人々の力強さや明るさなど、その時代の背景や考え方を垣間見る。
皆が、とは言わないが、その時代の多くの親達が当たり前と信 -
Posted by ブクログ
ネタバレAudibleで聴きました。
ちょうど新聞小説「カンパニュラの祈り」も読んでいたため、二つの作品に登場する医師たちの「死」との向き合い方を、どうしても比べながら聴くことになりました。
「カンパニュラの祈り」では、臓器移植によって誰かの命を救おうとする一方で、移植元となる患者の命を軽んじ、結果として明らかな殺人行為に踏み込んでしまう医師が描かれます。
一方、「勿忘草の咲く町で 安曇野診療記」には、死期が迫った高齢患者に対し、過度な延命処置を行わず、本人の生命力が尽きるのを静かに見守る医師が登場します。周囲からは陰で「死神」と呼ばれていましたが、彼は、わずかな延命のために治療薬や輸血用血液を大 -
購入済み
不朽の名作。少女の頃に読んでも、年取ってから読んでも、変わらない。この後のアンの物語も、ずっと全部、読んだけれど、また、最初の話を読んでも、やはり、感動する。
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ネタバレ大学に入学するために一人暮らしを始めた椎名、ブータン人と同居をする琴美の2人の視点で描かれる。椎名は現在、琴美は二年前という時間軸で進んでいくため、前半は2人の間に多少の伏線が張られつつも先が見えない状態が続いていく。そして、物語の終盤で一気に前半のモヤモヤが回収されていく。完全に一気読み作品。恥ずかしながら、前回初めて伊坂幸太郎作品に触れて、その時のあまりの読みやすさから早くも2作品目の本作を手に取った。作品としての満足度だけじゃなくて、事件をきっかけに変わっていく登場人物とか、ところどころ散りばめられるブータンの考え方が印象的でとても良かった。
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夏目漱石と正岡子規は、明治22年高等中学校の同級生として出会い、子規が明治35年,35歳で亡くなるまで変わることなく続いた。漱石が子規に送った俳句と、子規の添削など、その間に交わされた2人の手紙を年代順に収録したもの。
旧字体や、漢文、俳句などが多くあり、始めは少し読み難く感じるけど、2人のやり取りにそのうち気にならなくなる。
巻末の「解説」から読む方が理解しやすいかもしれない。
漱石が子規に送った手紙の方が圧倒的に多く、子規の全て取っておく性格なのかと思って読んでいたが、晩年、子規が、「読み返してくれるな。誰にも見せるな。読んだら処分してほしい」みたいなことを書いている手紙があり、もしか -
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老竜ディドウスと 翼を痛めている子供の竜チューダを連れて 医師団まるごとでガナラージャに行きます。
このチューダというチビ竜がなかなかおてんばです。ガナラージャは竜たちが子育てをするところで
美しい黒や銀色の竜がいます。チューダにしたら お姉さんのような竜もいる。
リエーデという美しい竜は てんかんをもっている。
何千年前 竜人と呼ばれる人たちが 竜の体内に
治療のための建築物をつくり 副交感神経を刺激することで てんかんの発作を抑えようとしていたあとがみつかる。経絡の治療からの延長にみつけた治療法らしい。
作者の庵野ゆきさんは二人の名前で片方はお医者さんです。手術のシーン 治療など