ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • グラスホッパー

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    殺し屋シリーズ第一弾。3部作、直接の繋がりはないからどれからも楽しめるけど順番に読む事をお勧めします。 実はグラスホッパーは再読してこの点数です。最初はまあまあ面白い。マリアビートルを次に読み最高だった。AXで、あー奴は、業者仲間では有名なんだと納得やら。そんで順番に読み返し。今更ながら読書のある生活、幸せを感じております。また、読む余裕を与えてくれる妻に感謝。

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    2026年04月15日
  • スパイダー・ゲーム

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    連邦捜査官サンチェスの妹が殺されかけたことをきっかけに、サイバー犯罪専門家のヘロンとともに、クモの刺青のある犯人を追うというお話し。
    600ページを超える長編ですが、冒頭から面白くて一気読みでした。犯罪捜査ものですが、犯人の視点も描かれており、それぞれの状況と心情が読めるので、物語の展開が理解しやすかったです。ただ、警察側の事情が細かくて、やや読みにくい部分も。
    サンチェスとヘロンの背景が、物語の展開を邪魔することなく語られていくので、そこはさすがだと思いました。正義感のかたまりのサンチェスと、犯罪行為ありきでマイペースのヘロンが、今後どのような関係になっていくのかも楽しみです!

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    2026年04月15日
  • レゾンデートルの誓い

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    新しいアシスター2人の物語

    生まれてきた意味について考える。

    もし、親友が安楽死を望んだら?
    もし、人生で最も許せない人が安楽死を望んだら?
    もう、十分生きたと安楽死を望む人がいたら?

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    2026年04月15日
  • 苦役列車(新潮文庫)

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    主人公が限界社会人(10代)であるため、下品な表現や描写が多いが、それが男のリアルという感じで面白い。自分の浪人生時代を思い出した。(主人公は中卒で働いているので、自分の浪人生時代とは違うのだが、日々劣等感を持ちながら生き、友人の些細な発言が自分を馬鹿にしているのではないかと思ってしまうあたりに共感できた)

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    2026年04月15日
  • ブーニン―天才ピアニストの沈黙と再生

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    ブーニンのCDは、持っていても、その人については、全く知らなかった。この本が、その背景を教えてくれ、曲を聴くときに浮かんでくる思いを変えた。辻井母、山下洋輔らの逸話は、素晴らしかった。あと、彼を支える妻、調律師、プロデューサー等々。共産主義のソ連での芸術家の生き様。それと脱出劇。そして、病魔。様々な経験が今のブーニン。凄いぞ、ビズリーチじゃなくブーニン!

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    2026年04月15日
  • 殺し屋の営業術

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    読み始めたら、止まらないですね。

    どうやって人を騙すか、 というプロセスを読みながら、「騙されないためには?」なんて考えちゃいます。
    まあ、この様なセールスマンにかかったら、自分はイチコロでしょうけど。

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    2026年04月15日
  • 何者

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    2026年20冊目『何者』
    朝井リョウさんの描く人間の醜さの解像度が本当に高い。ラストで、主人公拓人のイメージがここまで一変するとは思わなかった。

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    2026年04月15日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    「ミステリーといえばこれ」と評されるにふさわしい、まさに原点にして頂点とも言うべき作品である。なぜこれほどの名作を今まで読まずにいたのかと、不思議に思わされるほどの完成度を誇る。

    物語は孤島と本土という二つの舞台を往還しながら進行し、それぞれの視点が巧みに絡み合うことで、終盤に向けて一気に収束していく。その瞬間に訪れる衝撃と感動は非常に鮮烈であり、読後も長く記憶に残り続ける。

    ミステリー初心者はもちろんのこと、海外ミステリーに親しんできた読者、あるいは本作を未読のままにしている人にこそ手に取ってほしい一冊である。とりわけそうした読者ほど、本作が用意した“真の驚き”をより深く味わうことになる

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    2026年04月15日
  • わたしを離さないで Never Let Me Go

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    ネタバレ

    クローンとは言えど、提供者という抗えない運命に生まれた彼らを思うと、どうしても「最初から真実を伝えるべきだ」というルーシーの考えに共感してしまう。でも同時に、「せめて子ども時代だけは普通の幸せを」というエミリ先生の想いも否定しきれない。どちらも人間的で、だからこそ苦しい。

    キャシーとトミーも、もっと早く愛し合ってほしかったと悔やんでしまう。気づいたときにはもう遅い残酷さが胸に残る。

    しかし結局、彼らと我々は与えられた時間の長さと扱いが違うだけで、誰もが終わりに向かっている。だからこそ、日々の中で大切なことや想いを分かち合いながら生きたい。何も知らない、伝えないまま終わるのではなく、不完全で

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    2026年04月15日
  • 僕が食べてきた思い出、忘れられない味 私的名店案内22

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    食の記憶は個人史と分かち難く結びつくものだが、麻生さんの筆致は、まるで自分の柔らかな思い出のようにして読者にもお店の体験をもたらす。

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    2026年04月15日
  • PRIZEープライズー

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    引き込まれた。あっという間に読み終わった。天才の描く文章。
     余韻がすごい。カインの直木賞への欲求をこんなに間近で感じることができて、充実感がすごい

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    2026年04月15日
  • スロウハイツの神様(下)

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    誰か解説してほしいくらい。
    一緒に誰か読み手がいればいいのに。と思う。
    多分、読み終わった直後にまた読み返したくなる。

    伏線あったか?、え?意味がわからん?
    え?どういうこと?????
    という結末が待っています。 あ、ハッピーエンドです。


    私は島は僕らともとても好きなので、
    話がつながっていてホカホカしました。
    うわぁとなりました。
    芹沢ひかるさんも出てきます。
    彼女の描写が客観的にどんなのか知れて良かったし、環と仲良くなれるのも納得です。
    辻村先生の小説は所々繋がってて嬉しくなります。
    あと
    辻村先生は、ダメな男にハマる女、その女がなぜハマっているか、それによっておこる状況、情緒をめっ

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    2026年04月15日
  • ファーストラヴ

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    とても良かったです。
    まっすぐな恋愛ものを好まないので「ファーストラヴ」というタイトルから読まず嫌いをしていましたが、「解説・朝井リョウ」を信じてよかった。
    途中ヤキモキさせられる場面も長いですが、法廷〜ラストシーンの読後感が良く、爽快感さえ感じる小説でした。
    なんでファーストラヴなんだろう。ファーストラヴってなんなんだろう。「ラヴ」の種類についても考えさせられる、家庭で子供が受ける親からの無償の愛がファーストラヴなのだとしたら、それを受けられなかった子供達は、歪な形で受けてしまった子供達は、どんな人生を生きるのだろう。。。
    島本理生、おもしろい。もっと色々読もう。

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    2026年04月15日
  • ツミデミック

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    あーおもしろかった!
    さいこう!

    これ以上の感想はすべて蛇足、というぐらいおもしろい。

    短編集の一遍一遍が決して弛まず、かといって不足もしない、緊迫感すら感じるほどの切れ味。

    どこか既視感があるな…と思い、かつての重松清の短編が持つ鋭さと同じだと気づいた。

    さすがに筆力では重松の方が高いが、作品の幅の広さは一穂の方が上。10年20年に一度出るか出ないかの希有な作家だ。

    比較的多作なのも嬉しい。
    今後もコンスタントに一穂作品を読めることは、本読みとして僥倖である。

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    2026年04月15日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    おばあちゃんとの暮らし、自然を感じ生きること、死ぬこと、日常をどう過ごしていくか、生きる上で大切なことがたくさん描かれていて、また何度でも読み返してこの世界に戻りたいと思わせてくれる本でした

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    2026年04月15日
  • C線上のアリア

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    嫁姑問題や介護の話かと思い読み進めていくと、途中でミステリーな展開に!後半の家事交換の場面は読んでいると、心がザワザワしました。
    そして、ノルウェーの森を久々に読みたくなりました。もちろん上下巻セットで。

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    2026年04月15日
  • コンビニ人間

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    ネタバレ

    1日で読破。
    とても10年前の小説とは思えないほど日本社会には変化がない、むしろ悪化しているとさえ...。

    人間社会の外側に立って、無機質に観察する主人公の古倉がとても好き。
    社会の「普通」からは外れつつも、それを自覚して学習して、苦手ながらも適応しようと努力したり、自分なりの美学を持って真面目にひたむきに働き続けるのは人として尊敬できる。
    「普通」ではなくとも、彼女は何も悪いことはしていない。

    30代後半で彼氏や夫といったパートナーが居ないこと、正職ではなくアルバイトとしてコンビニ店員を18年間続けていること、結婚、妊娠、出産、あらゆるプライベートなことに他人に土足で踏み入られても一切揺

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    2026年04月15日
  • 古本食堂

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    本屋さんでふと惹かれて購入していたのですが、なんとなく、古本=固いお話なのかな?と思い、読み始めたら、面白くてサクサク読んでました。

    兄の古本屋をどうするか…という所から始まり、そこから、親戚の娘との出会い、繋がり…
    周りの人たちとの繋がりや出会い。

    この古本屋さんどうなるんだろうと覗いているような、そわそわ…気になる。といった気持ちで読みました。

    古本と食べ物とのお話で、必ず食べ物と古本が出てくるのですが、食べ物も美味しそう…
    夜読むとお腹空きます。笑

    あと、本にも本当に沢山のジャンルがあるんだなぁと。本とは奥深いとつくづく感じました。

    話にも出てきますが、輪を1つずつ繋がっていく

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    2026年04月15日
  • 姉上、ご成敗ねがいます : 1

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    字が大きくて読みやすいし偽りの家族の進展も気になる。どのように成長していくのか、そして隠密の仕事内容にも興味深い。

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    2026年04月15日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    個人的に本作との出会いは、多くの場面で話題に上がっていて、興味を惹かれて映画を鑑賞したところ、その内容に強く心を動かされ、鑑賞後すぐに書店へ足を運び、本作を手に取った。

    映像で受けた衝撃や感動を、そのまま言葉で確かめたくなったことが、読書へと繋がったのだと思う。

    上巻は、「理解していく物語」であると感じた。

    物語は、記憶を失った主人公が目覚めるところから始まり、読者もまた主人公と同じように状況を一つひとつ把握していく構造になっている。そのため、最初は断片的で掴みどころのない展開に思えるが、読み進めるにつれて情報が繋がり、「何が起きているのか」が少しずつ見えてくる。この“理解の積み重ね”が

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    2026年04月15日