小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレとあるYoutubeを見て、小川哲さんの思考が気になり読みました。笑
小説を書く際に考えていることを、ここまで一般人にもわかるように解説してもらえるなんて、、、うっかり小説書けちゃいそうな気になってしまいます。困るー笑笑
おもしろいと判断する基準について、読者それぞれに法律があって、それが一致する、もしくは近い作家さんを探し当てることができれば、おもしろい作品に出会いやすくなる(ニュアンス)という件が非常に腑に落ちたところです。
普段読みながら「ないわー」と思ったり「都合が良すぎるー」って思ってしまうのは、その物語がおもしろくないからではなく、自分の小説法を違反してるからなんだなと納得し -
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大人になれば全てが良くなる。という言葉を信じられる子供なんているわけない。目の前の息苦しい思春期だけが人生の全てで、他に選択肢なんて無く、あらゆる感情がインフレし、恐ろしい事件がたくさん起こるのだが、刹那性と必死さ、純粋さが、サイコホラーやミステリーというより青春小説っぽい美しさがある。
やっぱりリチャードがとても魅力的なキャラクターだった。孤高だが一度気を許すと独占欲が強く、支配的、残酷、カリスマに溢れ、邪魔をするやつは自ら手を下すことなく破滅させる。しかし根底にはお母さんに置いて行かれたことが受け入れられない小さな子供のままの、依存先を求める消化不良の幼さが潜んでいる。ヤンデレの極地。ギ -
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職業柄、最初から小雪ちゃんの状態はわかったし、精神不安定な人も思考回路もわかってるし、ほぼほぼわかっていたけど、楽しく読めました。
天草龍太郎は旅行会社で働いていて、「失恋バスツアー」を主催しているちなみに昨日彼女の小雪に振られたばかりだが、彼女はカウンセラーとして仕事でツアーに同道している。5泊の落ち込むところまで落ち込もうがコンセプトの地味なツアー。型破りな人達が参加していて、リスカ何本もあるモモちゃんは要注意。ほかも全体にすごい。
ある場所で、イノシシに襲われたが、サブローさんが傘で驚かせて追い払ってくれた。テレビで見た方法というが、命知らずだと思っていたら、癌で余命8ヶ月あたりらし -
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単行本で読んだ作品を、文庫本を買って再読するというのは初めての経験だった。
成瀬との久しぶりの再会が嬉しい。そしてこう思った。やはり成瀬は最高である。
成瀬は自分を貫く。しかし決して傲慢ではなく、他者を思い遣ることを忘れない。
彼女と出会った人たちは彼女の人生の一部となると同時に、その人の人生の一部に成瀬がなる。お互いに影響を与え、素晴らしい相乗効果を起こして幸せを生み出す。
成瀬がいるだけで、彼女の周りは幸せに溢れる場所となる。膳所から世界へ⋯祈りに満ちた言葉だと思う。この幸せが広がれば自ずと平和が訪れる。そんな気がする。
巻末に収録されたエッセイは紀行文ながら小説風で、成瀬 -
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日本、特に東京では世界各国の料理を味わうこと
ができます。
しかも日本風にアレンジされたものや、最近よく
聞く本場の味をそのまま再現した「ガチ系」まで、
様々です。
しかし、フト振り返って見るとそのように一般に
浸透しているのは一部の国の料理であることに
気づきます。
ドイツ料理なんて言われてもジャーマンポテト
くらいしか思いつかないですし、ましては世界
の三大料理の一つと言われるトルコ料理なんて
全く見かけません。
この差って何なのでしょうか。
それを紐解いたのが本書です。
単なるイタメシブームから完全に日本人に定着
したイタリア料理のアドバンテージはどこに
あったのか。
なる -
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ネタバレめっっっっっちゃ好き……
不滅がめちゃくちゃ好きだ〜って思いながら読んだら奈辺がそれはそれは良くて、回祭を読んで回樹が二度沁みました。
あとがきに回樹が百合SFとあったので、あちゃんと百合小説として受け取っていいんだ…!と思ったんだけど律が「生まれる子供が男だったらヤだな、」と溢した場面がもの凄く印象的で、それってかなりクソデカ感情として初露のことが好きなのではと胸を締め付けられたので純粋に百合として受け取っていいんだって喜べた。名前のついた関係性でなかったときに無闇に沸いたりできない?気がして…。
女性同士で付き合って子どものことを考えたときに、どのカップルも同じように思うわけではないけれど -
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お決まりの手順でひたすらお茶を点てる。それを続けることで見えてくるものとは? 著者自身も「言葉で言えないこと」としながらも、自分の25年及ぶお茶の稽古の経験から得られた貴重な気づきを伝えてくれているのがこの本だ。
副題には『「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』とあるが、本文中「しあわせ」という言葉は出てこなかったのでは? そんな大雑把な言葉では終わらせられないような機微だが大切なことが書かれているように思う。例えば自然と人間、あるいは、自分自身の心のありようについて。貴重な経験をほんの一部でも疑似体験できることに感謝せざるをえない。
とはいえ、書かれている内容自体は全く難しくない。あくま
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