ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 島はぼくらと

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    ネタバレ

    今更高校生の話もと思いながら読んだのですが、裏切られました!もっと色々な側面で考えることの出来る内容で引き込まれる本です。そんな上手い偶然は現実にはないだろうと思いつつ、細かい伏線回収もありそれもまた魅力的です。
    初の辻村深月さんだってので、他もぜひ読みたくなりました。

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    2026年03月25日
  • 風と共にゆとりぬ

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    紹介されているエピソードが目に浮かぶ。表現の仕方や言葉の選び方が素晴らしいからだろうなと思う。思わず吹き出してしまう内容もあるので、人がいるところで読む時には要注意。

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    2026年03月25日
  • ネコの手を借ります。

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    ネタバレ

    表紙から猫好きの方にはたまらないでしょう。内容もめちゃくちゃハートフルで、愛猫ちゃんがきっと愛おしきなるようなストーリーでした。

    家族も長い間過ごしていると、いろいろなことがあり会話も少なくなる。そんな折にやってきた猫(犬や小鳥などの場合も)を通じて、家族が絆を深める…そんなことをよく聞く。

    この物語の主人公の青年、宗也は大学時代に脅迫神経症となり10年間引きこもりを続けていたが、保護猫として飼い始めた子猫(マリン)を世話することで外に出たり、家族とのコミュニケーションが復活できることになる。

    さらに保護猫との日々を描いたブログ『ネコの手を借ります』を運営することにより、猫好きな方との交

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    2026年03月25日
  • 何者

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    Twitterの「名前、@、◎日前、〜〜」みたいに投稿が表現されてて、すごい面白かった。ここまで登場人物を具体化して、その人に沿ったツイートを表現できることに驚いた。

    結局みんな「何者」かになりたくて、人生を生きている。みんなから見えるSNSでも、見えないSNSでも、現実の人間関係でも、「何者」かになるために演じている。
    その表現にイライラしたり、見栄を張ることでも演じている。その演じ方がみんな違うだけで、結局「何者かになる」目的にむけてみんながむしゃらに頑張っていることを忘れないでいたい。
    自分も、カッコ悪い自分を認めながら、理想の自分に向けてがむしゃらに生きる人でいたい。
    相手が紡ぐ言葉

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    2026年03月25日
  • 堕落論 アニメカバー版

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    安吾の言葉好きだわ〜
    もし、自分が戦後まもない時に読んでたら、絶対に安吾に傾倒してしまう
    あと、同じ無頼派の太宰、織田と違って最後まで生き抜こうとしているのが文に現れるのも好き

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    2026年03月25日
  • あしたの名医2―天才医師の帰還―(新潮文庫)

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    続編も手に汗握る展開がてんこ盛りまさに感涙の嵐、期待を裏切らない。
    海崎先生の登場でこんなにも物語が動くとは。厳しい教授を善ちゃんと呼ぶことで違った側面が見えてきたのも新鮮だったし、塔子さんの葛藤も素晴らしいかった。
    登場人物それぞれのキャラ立ちも最高。
    臨場感溢れる術場の描写と美味しい食べ物のコラボも健在。

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    2026年03月25日
  • 天神さまの花いちもんめ2 お稲荷さまの呵呵大笑

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    前巻に引き続きこの世の美しさや神さまの優しさに浸り、終盤に胸にくる本当に好きな作品。最初の10ページくらいでもう温かく優しい気持ちになってんのなんなの。御神徳宿ってるんじゃないかこの本。

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    2026年03月25日
  • リタとマッサン

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    ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝を夫人のリタの視点で描いた物語。ウイスキーよりワイン派だけど、これを読んでウイスキーにも興味が湧いた。しみじみと心に残る夫婦愛の物語だった。

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    2026年03月25日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    率直に言って凄く面白く、感動するストーリーであった。
    実際の箱根駅伝を想起させながら、しっかりと人間ドラマを分かりやすく且つテンポ良く表現されていた。
    誰しもが注目していなかった学連選抜チームが快進撃を見せる中、同時に取材が薄かったことが浮き彫りになる。そこでみせた辛島アナの実況が温かく選手に寄り添った内容でとても良く、一気に辛島ファンになってしまった。
    池井戸作品らしく、所々で嫌みな登場人物は出るものの駅伝の素晴らしさによって最後は良い終わり方になっていたのも良かった。
    ドラマ化も控えているようだが、是非とも原作に忠実に制作してもらえることを期待したい。

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    2026年03月25日
  • それでも旅に出るカフェ

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    カフェ・ルーズを舞台にした短編集で『ときどき旅に出るカフェ』の続編。今回はパンデミックという社会現象を織り込んだ話になっている。続編はないと思っていたのでちょっとうれしい。
    今回印象に残ったのは”感情労働”と”マンスプレイニング”。それに名前を付けると扱いやすくなる状況や現象があるが、どちらもそれに属する。こういったものを織り込んで小説にできるのが作家なんだな。そしてこの著者は短編でそれを入れるのがうまい。
    今回は短編10話で、基本的に1話完結だが、最後の2つはつながっている。そしてそれとは別の、お客さんがメールのやり取りができないフランスのお姉さんを心配して渡航する話、そこで話は終わってるけ

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    2026年03月25日
  • お祓いは家政夫の仕事ですか 霞書房の幽霊事件帖

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    ネタバレ

    やだ、なにこれ面白い!
    なのに泣ける!電車で後半は読むものではなかったー!涙を堪えるのがしんどかった。
    家政夫のバイトをしている秋生が新しく担当についた鹿住家はただの貸本屋を営んでいる家ではなく祓い屋だった。
    秋生自身、なにかあるんだろうなと思ったけどそんな悲しい展開とは!
    本橋家の家族が本に吸い込まれるときと秋生自身の家族の残滓が吸い込まれる時は泣きそうだった。
    おかしいと思っていても触れなくても、同じ事の繰り返しでもそこに家族がいるなら、どうかそのままでいてほしいと思ってしまうだろう。
    2回も失くすのは辛すぎる。
    でも、それだと前に進めない。大事な人の死を受けいれるのは時間がかかる。
    透の

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    2026年03月25日
  • 両手にトカレフ

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    いたたまれない物語。
    主人公のミアは中学生ぐらいか。
    依存症の母親のケア、次の食事、弟の迎え、学校で平然とすること、お金が足りていないこと、、、
    そもそも「打つ手がない」と悩むこともできない
    生命を維持することが直結する毎日。
    その上、ソーシャルワーカーが来ると、ろくな目に遭わない。
    偶然手にした「カネコフミコの自伝」
    現実から離れるための本だったが、フミコの世界と自分が重なる。
    という物語で、主人公ミアの壮絶な環境に胸が苦しくなるが、決して大袈裟ではない現実に気づかされ、惹き込まれます。

    自分だったらミアを守るための手は打てたのか。自分が当事者になれるのか。ゾーイと同様、「引き取る」ことは

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    2026年03月25日
  • ベラルーシ獄中留学記

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    面白くて一気に読み切ってしまった。著者が拘束され、その後解放されたらしいことはツイッターを通じてうすうす知っていたが、この件に関してのツイートはいっさいなかったため、ご本人がどう思っているのか意図が分からなかったところにいきなりの出版予告、それも同人などではなくメジャーな商業出版社からということでおおいに驚き、発売日に即購入した。文章からは著者の聡明さがとてもよく伝わってくる。KGB相手になかなか突っ張った著者が、日本のSNSやらマスコミにはおびえているところなどはいかにもいまどきであると思った。今後もぜひわが道を進んでほしい。ただし独裁国家の官憲には気を付けてね。

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    2026年03月25日
  • I

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    ネタバレ

    面白かった。いつも日付とか細かいことは覚えずに読むタイプなので、読み終えたときは?だったけれど、その後、いろいろ考えるのが楽しかった。おすすめです。

    これネタバレ厳禁ってあるので、ネット上でググってもいまいち考察なんかも出てこなくて。でも、確実に誰かとアレコレ語りたくなるやつ。

    読む順番自体は、あんまり関係ないかも。ポイントは、□年のところ。
    読んでいると、作中で人は確実に何人も死んでいるので、「殺すか」「救うか」という帯はイマイチしっくりこないかも。死人の数という意味では違うけど。
    読後感が「すっきりか」「どんよりか」の違いの気がします。

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    2026年03月25日
  • 新装版 夜中の薔薇

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    特に最後の方のインタビューや自伝エッセイ的な部分、観察眼がえぐい。同じ人を取材してもここまで魅力を語れると思えないし、男女のやさしさについての考察は信じられない色気がある。
    到達点というよりこれも世界観の一つなのだろうが、憧れはやまない。

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    2026年03月25日
  • 琥珀の夏

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    とにかく先が気になって、空き時間を全部使って一気に読んでしまった!わかりやすく悪質なカルト団体ではなかったところがより複雑な気持ちにさせられる…記憶を消してもう一度読みたい。本当に面白かった。

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    2026年03月25日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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     食材の栄養素に詳しい人素敵だなと思った。人をご飯で助けられる。
     シャールさんの作るご飯だけじゃなく、発せられる言葉にもたくさんの人が救われていた。
     ご飯の描写だけでこんなにもあったかく美味しそうなのだから、実際に食べたらとんでもなく美味しいんだろうなと思った。ただ美味しいだけのご飯じゃない。
     ドリアンさんのこと知ってたこともあり、ドリアンさんの解説がとてもよかった。

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    2026年03月25日
  • 噓つきジェンガ

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    どの話も先が気になってどんどん読み進めてしまった。騙されるなんて、騙すなんてと読む前は思っていたけど、追い詰められていたらなんだってしてしまうかもしれない。どの詐欺も手口の巧妙さに感心した。どんどん展開が加速していく感じがすごく楽しかった。

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    2026年03月25日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    初めてのSF小説
    映画が放映されるということで、先に小説を読んだ。
    終始、科学者と技術者の双方の視点で困難に立ち向かい解決していく物語に引き込まれていました。SF小説にはまりそう

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    2026年03月25日
  • ノーメイク鑑定士

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    短編が4作品。装丁もかわいいし、表題作の「ノーメイク鑑定士」もアンデル掲載で話題になってて気になっていたので即買い。
    結果、大正解。面白かった!!!
    このくらいの薄さの本って、読むのが遅い私でも1日で読めるのですごい満足感。所々にくすりと笑えるシュールな感じもツボでした。石田夏穂さんの他の作品も読みたくなります。すっかりファン。
    表題作の「ノーメイク鑑定士」と書き下ろしの「フットブレイク」が特に好きだなぁ。「フットブレイク」のマッサージに集中しすぎて椅子が回転したところは思わず想像して吹き出してしまいました。

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    2026年03月25日