ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 藩邸差配役日日控

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    時代小説で自分好みの作家といえば、今は、青山文平と作者の両者が個人的なツートップ。
    「神山藩シリーズ」同様にこちらも絶品。時代物の良い作品は、その世界の空気を現代に連れてきてくれる。若い世代でも読む人がもう少し増えるといいなあと思う。
    これは文庫購入だったけど、続編の『星月夜』は出たばかりなのでそちらは単行本で購入しようと決めました。

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    2026年03月24日
  • 青天

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    インド出張の直前、あと30分程度で搭乗窓口が開く、そんな時に、セントレアの保安検査後の搭乗窓口前にて、飛行機の中で読む電子書籍を考えていた。そんなに時間はないし、今売れている本から読むものを探そうと思っていたら。、以前に読みたいと思っていたこの本を見つけて、すぐに電子書籍で購入した。

    オードリーのオールナイトニッポンリスナーである私は、読まないわけにはいかない。ここ最近は、若林(呼び捨てでごめんなさい)が喉の不調でラジオに出ていなかった。出ていないと気になるのか、この本はすぐに読みたいなとラジオを聞きながら考えていた。
    以前「ななめの夕暮れ」というエッセイを読んだ時から、若林のなんともいえな

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    2026年03月24日
  • 百年の時効

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    今年一番読み応えを感じた本。長さに見合った内容でもあり、4者4様の刑事の執念が胸に迫ってきました。良質な刑事ものを読みたければオススメできます。「幻冬舎だし、広告はすごいけど中身は?かも」という期待を見事に裏切ってくれとても良かったです。

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    2026年03月24日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    やっぱりハゲタカシリーズは面白い。一気読みしてしまった。鷲津だけじゃなく、成長した前島やアントニーの活躍もエモい。

    鷲津は慈善事業はしないと言うが、なんだかんだで社会にとって最善のおさまりになる。社会正義だ社会貢献だと耳障りの良いことを云々かんぬん言っている裏には見栄や承認欲求があっていろいろこじれて争いになっていく。結局のところシンプルな鷲津のような考えが社会をよくするのではないかと思う。小説だから誇張もあるだろうけど、事実は小説より希なりという。米中の覇権争いや国際情勢がこじれないことを祈りたい。

    カリスマのあとは必ず翳りが出るとか部下に考えることを求め気づくまでアドバイスしないとかビ

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    2026年03月24日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    まごうことなき星5。誰がなんといおうと星5作品。

    人類のみならず、地球上のあらゆる生命体を守る最大のミッションを遂行するとあり、途中まで映画『アルマゲドン』の位置づけだと思い読んでいた。
    それには変わりないのだが、本作は圧倒的に『地球外生命体との友情を描いた物語』だと、私は思う。

    絶望を希望や喜びに変える場面が多く、感受性の高い私は振り回されっぱなしだった。グレースが地球に帰還できると分かった瞬間の感動ったらもう…!
    本当は私も誰かとフィストバンプしたかったが、感動の波がくるたびに、ガッツポーズをしたり天を見上げたりしてやり過ごした。

    グレースにはロッキーが、ロッキーにはグレースがいたか

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    2026年03月24日
  • すべてが円くなるように

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    14年ぶりに来日するフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をぜひ観に行きたい!と思ってたこのタイミングで、マハさんの新作品が読めたなんて幸せ♡

    真珠をテーマにした7つの短編集。
    短編なのが淋しくもあるけど、人の想いがギュッと詰まった温かいお話。あっという間に読み終えてしまった!

    人に個性があるように真珠も個性があって、それを選りすぐるのは人の手。しかも自然光のもとで選別し、真珠同士のバランスを確認しながら並べ替え同じ輝きを放つようにマッチングされていく。
    まさに職人技ですね。

    人工でない限り世界でただ一つの真珠。
    フェルメールの絵画の少女の真珠もあの小さな一つのイヤリングが放つ輝きも、母親

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    2026年03月24日
  • なめらかな世界と、その敵

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    短編集だと肩の力を抜いて読んだら見事にやられた。読者の予想を1回、2回と裏切ってくる仕掛けの深さ
    が見事だった。途中で「短編集ならそろそろオチかな」と思ったところから更に話が展開し、何度も驚かされた。

    想像だが、これまでのSFをよく研究されていて、「(古い)SF短編はネタの核心を明かしたら終わり」「感情描写に振った短編では科学的な驚きは無いか、アッサリ」あたりのあるあるをメタっているように感じた。SF短編集を読み慣れている人ほど騙されやすいかも?

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    2026年03月24日
  • 護られなかった者たちへ

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    生活保護制度がテーマ
    貧困だが生活保護の申請で受給されない申請者、職員どちらも辛い
    重く辛い悲しい話しで読み進めるのに時間がかかった。
    最後はそうだったのか‥と‥

    宮城県警シリーズ①で東日本大震災以降
    笘篠誠一郎、蓮田刑事が登場

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    2026年03月24日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    この甘酸っぱすぎる物語がたまりません!

    名作すぎて中々手が出ませんでしたが、今回読んでみて本当に良かったです。

    ベースとしては、主人公である先輩 と 黒髪の乙女 の恋物語ですが、その間に起きる事件が奇想天外、摩訶不思議。それがとってもオモチロイ、!
    ※オモチロイは黒髪の乙女の口癖。
    とってもクセになる。

    また、黒髪の乙女はとっても鈍感で不思議ちゃん。事ある毎に〝なむなむ〟と御念仏を唱える様子も愛おしい。だが無類のお酒好きで、酒豪というのもすごく良い。

    私はまんまと森見登美彦ワールドにハマってしまいました…
    読んだことのない方には心からオススメします。

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    2026年03月24日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    とにかく読みやすくて、一気に物語の世界に引き込まれました。
    主人公の成瀬は、確かに独特で個性的ですが、決して「理解不能な変人」ではありません。彼女なりのロジックと誠実さがあり、どこか「滋賀のどこかに本当に住んでいるのでは?」と思わせる絶妙なリアリティがあります。だからこそ、彼女の突拍子もない挑戦を笑いながらも、いつの間にか自分も成瀬のファンになり、彼女の背中を全力で応援したくなる。そんな不思議な共感に満ちた一冊でした。

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    2026年03月24日
  • 詩集 美しいとき

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    この方の言葉は本当に心にスッと染み入るよう。
    飾らず、まっすぐ、本当に大切なひと言を探し続けてるんだなと感じた。
    人と比べずに、ただ私という人生を輝かせて生きなさい、というメッセージを感じた。

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    2026年03月24日
  • ぼくたちと駐在さんの700日戦争1

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    これぞ男子校、これこそが青春!
    下ネタと、無駄に高いプライド。その二つだけで構成された学生たちの生態が、面白すぎてページを捲る手が止まりませんでした。駐在さんという「国家権力」に対し、全力でおバカな嫌がらせを仕掛ける彼らの姿は、もはや神々しさすら感じます。知的な教養や複雑な伏線なんて、この爆笑の前では無力。ただただ笑って、元気になれる。そんな「純度100%のバカ」を愛するすべての人に贈りたい、最高にハッピーな一冊です。

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    2026年03月24日
  • 探偵小石は恋しない

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    読みやすいテンポ感と個性的な登場人物も良かったが最後まで読み終わった時の纏まりと満足感が特に良かった。

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    2026年03月24日
  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    傑作!進む道は違うが似ている2人。それぞれの人間性や夢への熱量と苦悩に胸を打たれ、2人の人生の交差が絶妙でワクワクしたり悲しくなったり、最初から最後までぐいぐい惹き込まれながら読みました。
    あと、この時代の著名作家がちらほら出てくるのがたのしい。

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    2026年03月24日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    島では「ヴァンが1番怪しくない?
    風邪で寝込むって、なんでもできるじゃん。」
    と思い、
    本島では「守須が怪しくない?
    この状況で絵を描きに行くって、、」
    って思ってたのに2人が繋がらなかった!!
    悔しい!!
    まさかそんな力技やと思わんやん!
    なんか島と本島が遠いと勝手に思ってました。

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    2026年03月24日
  • 私たちの世代は

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    そしてバトンは渡されたと夜明けのすべてに続いて瀬尾まいこさん作品は3作目です。

    コロナ化の2人の女の子の話が同時に進んでいって成人して就職するまでの話でしたが、W主人公で話が行ったり来たりする構成だったので読んでいてどっちの話だったかわからなくなってもう一回戻って読むことが序盤何回かありました。それはそれで物語を噛み締めながら読めてよかったのかなとも思います。
    中学生の蒼葉が冴を庇うシーンが印象的で、「大事なものも未来もないから何でもできるよ」と冴に嫌がらせをしてきた子に言うのですが人生への諦めというか自分で選べない親に対する諦めというか…ここが1番心がキュッとしました。
    あとは心晴のささや

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    2026年03月24日
  • 拷問依存症

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    ネタバレ

    内容は前作よりも難しかったがゾッとする怖さと絶望感が興味深いシリーズだと感じた。
    1作目以降は悪への制裁をする殺し屋としての真千代に慣れすぎていたが、やはり底知れない人だと感じた。架乃ちゃん......完全に洗脳されているんだと思ったが高比良さんとの電話でそうでもないのかも?と
    思ってしまって、ただただ次作が楽しみである。

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    2026年03月24日
  • 憧れの作家は人間じゃありませんでしたEX

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    このシリーズでは初のEX、嬉しい。
    そして、なぜか私の中では、「山路目線のお話が読める」ことになっていた。まじでなぜだ。確かに、山路が本当はどういうやつなのか、とか興味津々ではあるんだけど。
    とはいえ、子供時代の夏樹の話もよかったし、高良のところにおしかけ女房がきた話は楽しかった。
    夏樹の前任者正木の同期、広野の話もよかった。正木が、どこかで元気にしていてほしい。
    で、はれて恋人になったはずのあさひと御崎禅、ラブラブモードに突入はいつのことやらw
    しかーし、映像化、キャストもいい感じなんだけど(特に、山路が山本耕史!)Prime Videoって知ってがっくり。いつか地上波でもやってほしいなぁ。

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    2026年03月24日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ネタバレ

    登場人物の印象がまんまと、コロコロ変えられてしまって、やられたー!という感じ。楽しい読書時間だった。
    印象が良い→悪いはよくあるけど、悪い→良いって新鮮だった。

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    2026年03月24日
  • PRIZEープライズー

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    常にピリピリとした緊張感や怖さがあり、ミステリーでもないのに、先が気になって気になって、どんどん読んでしまった。

    残り僅か50頁も満たない所でも、まだ結末が読めない。
    結末がAでも、Bでも、Cにもなりそうなドキドキ感...。
    物語に引き込まれました。

    また、本1冊出すのがどれだけ大変なのかも垣間見ました。
    こうやって気軽に本が読める事は有難い!

    現時点での本屋大賞2026年個人的ランキング
    1位 エピクロスの処方箋
    2位 PRIZW(プライズ)
    3位 イン・ザ・メガチャーチ
    4位 暁星
    5位 殺し屋の営業術
    6位 ありか
    7位 探偵小石は恋しない

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    2026年03月24日