ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    【エッ!?こんな感じのオッサンが!?何者?】

    最初に映画を観て、その勢いのまま小説も読破。(映画から原作まで追いかけたのは人生でまだ2作目w)

    スズキタゴサク...どこにでもいそうな冴えない中年男。しかし、その見た目とは裏腹に、警察も市民も手玉に取る異様な知性の持ち主。自らの欲望に忠実で、人間の醜さを一切隠そうとしない姿は、不気味

    実際の爆弾も恐ろしい。しかし、本当に恐ろしいのはスズキという存在そのものが”爆弾”。

    読み終えても、この男が気になって頭から離れない。過去にどういう生き方をしてきたのか...続編も読むの決定です!

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    2026年07月14日
  • 小説

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    ネタバレ

    感想を言葉にするのが難しい本。
    今までにない読書体験。
    何にかわからないけど、泣けた。

    "わたしの内側が増え、
    そしてそれはわたしと混ざり合って益々1人の人としての意味が増える"
    この概念は、わたしの心の何かを刺し
    わたしも内海と同じように救われた気がする。

    本が好き。でも絶対書けない。創り出せない。
    消費?しているような罪悪感?のようなものをうっすら感じて、
    何も生み出せない自分に、ほとほと嫌気がさす。
    こんなに無価値で生きている意味ってなんだろう?
    日々に追われながら
    溜まっていく澱に絡め取られそうになっていたので、
    きっとこの本は、ホラ!読んでごらん!と、
    神様か

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    2026年07月14日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    主人公が宇宙船で目を覚まして自分の置かれた状況を認識し、プロジェクトを進めていく部分と、主人公が宇宙船に乗るまでの話が交互に出てくる構成。
    真のSFオタクには、宇宙船の構造や宇宙旅行の相対論の部分も受けるでしょうが、そんなところは読み飛ばしても、十分楽しめる、どんでん返しにつぐどんでん返しの巣t-リー。
    お勧め度高し!

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    2026年07月14日
  • 嘘(PHP文芸文庫)

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    現実を嘘で塗り替えた物語。とても良かった。
    ずっと不穏だったけど、なんとか着地。

    父孝蔵は認知症だ。仏像を彫り続けている。介護保険の認定が一ヶ月ほどでおりれば公的施設の空きを待って施設に入れられる。それまで千紗子は同居するしかない。

    福祉課に勤めている久江が見に来てくれて、近所でいっぱい飲んだが、久江が飲酒運転で男の子をはねてしまった。千紗子と久江は男の子を家に連れて帰る。少年の身体には虐待の跡があった。

    バンジージャンプをして行方不明になっている9歳洋一くんのニュースが流れた。千紗子は虐待される家に返すわけにいかないと世話をする。本当かどうか少年は記憶がないという。買い物から帰ると少年

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    2026年07月14日
  • わたしは今すぐおばさんになりたい

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    職場にいるよく知らない平凡そうなおばさんの裏側。
    とくに派手でもないけど、話が尽きない友人がいて共通の趣味があって、食欲があってもりもり食べて、心身共に健康的で幸せそう。
    おにぎりが食べたくなる。

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    2026年07月14日
  • 名探偵にさよならを

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    三部作完結編。期待通りの優しい終わり方だった。最後は泣かせられるかな?と思っていたらその通りでした。

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    2026年07月14日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    シャールさんのことばってどうしてこうも心に響くんだろう。
    秋の夜長のトルコライスが今回は1番刺さったかな
    自分も完璧主義な母に育てられ、自分も完璧主義なところがあると主人に指摘されるので、肩の力を抜く方法を忘れてしまうときあり
    たまには自分を甘やかしてもいいって大切なことないだと気付かされた
    冬至の七種うどんは初めて知ったので、ぜひ真似してみたい

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    2026年07月14日
  • 三国志 三の巻 玄戈の星(新装版)

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    三巻。光の矢(張衛、張魯、鮮広 vs 劉焉、劉璋/呂布 vs 袁術、戟を矢射抜く)。
    情炎の沼(劉備の決断、曹操、典韋、麋竺 vs 張繍、鄒氏)
    原野を駆ける生き物(呂布 vs 袁術)
    海鳴りの日(曹操、夏侯淵、郭嘉、于禁 vs 呂布の死、赤兎との別れ)
    滅びしもの遠く(袁紹 vs 公孫瓚)

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    2026年07月14日
  • 君と歩く季節の中で ヌークの旅日記

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    とても素敵なお話で、季節の移り変わりが明度や彩度で表現されていて、春夏秋冬の香りすら呼び起こされるような素敵な本です。

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    2026年07月14日
  • パリの86歳はなぜ、毎日が楽しそうなのか

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    日本に暮らしていると、たくさんの持ち物を老後に持つ事が不幸のような記事が
    多い。ユミさんの本を読んで、そういった観念が無くて自由でいいのだ、と思った。
    好きなものに囲まれて自由に生きて
    あー楽しかったと思う人生終盤にしたいです。お茶目で可愛らしい方でとても好感が持てました。

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    2026年07月14日
  • 生を祝う

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    第一印象は『今の日本の問題を全部鍋に入れて煮詰めて料理完成!みたいな話』と思ったんですが、実はそれが正解かどうかなんて誰にもわからない大博打であるという、当然なはずなのに忘れていた事実を突きつけられたような気持ちになる作品。
    好き嫌いは分かれるかもしれないけれど、私は好きです。

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    2026年07月14日
  • ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけど

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    内容の概要はラジオ、ポッドキャストで一度は聞いたことがあるないようだったのだが、文章で読み直すのも面白い。

    一点、初めてがっつり聞く情報(そうだろうなあとは思っていた)は、しっぽりが子持ちで離婚して戻ってきたということ。そうだよねー。だって、昔よく行ってた喫茶店で、お腹の大きい彼女と来ているところに一度遭遇したんだもんね。

    昔の著作から今の著作、ラジオまで続けて聞いていると、その人の人生そのものを一緒に味わっているようだ。それが面白いとかではなく、コラムニストやエッセイストという職業のせいでもあるのだが、人生を切り売りしている作家さん、その分知人のような気分になっていることもあり、そんなに

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    2026年07月14日
  • 時計は二度凍らない

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     文章を読んでいても分かりづらいところが何ヵ所かあり、何度か読み直すことがありました。しかし、登場人物がどれも魅力的であり、話の展開も先を読めず引き込まれました。動機などはあっさりと語られすぎてて納得できないところもありましたが、読んでいてとても楽しかったです。

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    2026年07月14日
  • それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー

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    ショックだった。自民や国民民主が原発村の支え手、いや村そのものであることは知っていたので、それがショックなのではない。
    政権が再生可能エネルギーから原発回帰に変換したのも不思議でもなんでもない。
    最大のショックは政治に対してでも、こんな政治家を選んだ国民に対してでもない。よりによって朝日新聞の二枚目の舌がとてつもなく醜悪な裏切りの舌だと知ったことだ。
    本書のあとがきを読むのは苦しかった。

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    2026年07月14日
  • 硝子のマンション

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    (Audibleで聴取)
    マンションで暮らす住人一人ひとりに人に言えないような事情があり、実際に行動することはないとしても、それぞれが、とんでもない願望や妄想を隠し持っていることがあるのだろうと思いました。

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    2026年07月14日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    三島屋変調百物語シリーズ

    ろくめんさまの賭場の里
    水神に愛されてしまった船頭
    むらを荒らした「ひとでなし」(ゾンビ)

    今日も三島屋の黒白の間は不思議でいっぱい

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    2026年07月14日
  • 銀翼のイカロス

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    元総理大臣や現総理大臣の顔がちらつく。影の黒幕のくそジジイ政治家の顔も浮かぶなあ。よくぞ政治とカネの問題に切り込んでくれた!と拍手を送りたい。お決まりのスカッとする展開はありつつも、銀行も無傷ではいられなかった所に現実味がある。シリーズを重ねる毎にギアが上がっていく疾走感がたまらない。

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    2026年07月14日
  • 海と毒薬(新潮文庫)

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    短い小説だったのですぐに読み終わった。過去に潜る、誰かの心理に潜る、といった方がいいのか。人間それぞれがいかに個性的で異なる存在であるかを、戦争・人体実験という危機的状況のなかで表現している。

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    2026年07月14日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    どろどろして苦々しくて、その中にふと仕込まれている温かさと、愛。
    毒なのか、愛なのか。
    それぞれの視点から事実をいくら読み解いても、真実はわからないものですね。
    登場人物たちは皆、本当のことを言っている(言いたくないもの、忘れい事実はあえて言わない人もいる)ように思います。けれど、違う人の言葉で、違う形が浮かび上がる。

    短編のミステリーなんて、そんなに深みが出ないのではないかとこれまで敬遠していましたが、さすがは湊かなえさん。どれもこれも味が濃い、それでいて、くどさはなく、腹の奥底に響くような苦みすらある。けれどもう一度味わいたくなるのが毒。

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    2026年07月14日
  • スピノザの診察室

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    マチ先生が本当に京都にいらっしゃるのなら、私は京都に引っ越して主治医になってもらいたいです。
    マチ先生を取り巻く原田病院の先生やスタッフの方たちや、花垣先生や南先生なども、みんないい人たちばかりでした。
    単なる医療系小説ではなく、読み終わって、温かく豊かな気持ちになりました。
    下鴨神社、賀茂川などの京都の街の風景や、マチ先生が好きな阿闍梨餅、長五郎餅、出町ふたばなどがでてきて、まるで京都を旅しているようにも思えました。
    映画化決定したそうで、誰がマチ先生を演じるのでしょう。とても楽しみです。

    「エピクロスの処方箋」もすぐに読みたいです。

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    2026年07月14日