小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
読後の興奮がまだ鎮まらずにいる。読み始めはなかなか乗れずにいた。ちょこちょこ読んで4日目くらいから、完全に引き込まれた。何だこれ。甘く切なすぎる。
高校時代をつまらなく過ごしてしまった自分には主人公二人が眩し過ぎて、熱すぎて、湯当たりのような状態が続いた。心から羨ましい。
こんなにも愛し、愛された経験をした人は、もうその後どうなったっていいじゃない。私が久遠なら、幸せなうちにもう人生を終わらせたいと思うだろう。
ここまで愛し合った二人って、ドラマや小説では大抵、何かしらのつまらない理由で離れるよね。女性が、「自分の足で立ってみたい」とか何とか可愛くないよくわからない理由つけたりして。この二 -
Posted by ブクログ
私も職場についてみもざのように、今の環境に不満を持って、でも自分から行動を起こさずに愚痴ばかり言ってしまうこともありました。
でも、「キッチン常夜灯」の物語の世界に入り込むことで、
「生き方も仕事も、自分の身の丈に合ったものに」
「ひたむきに仕事と向き合っていれば、いつかは与えられた仕事に相応しくなれるかもしれない。どうとらえるかは、やはり人それぞれ」
「性別なんて関係ない。やりたいことを、自分のできる限り思う存分やればいいんです。人生は一度きりですから」
こんなシェフの言葉や美味しくそして丁寧に作られた料理に、自分の考え方を変えて行動する大切さを学んだり、常連さんとの関わりや、優しい堤さん -
Posted by ブクログ
ネタバレ読んでて苦しくなっちゃうほど、激しい共感を覚えました。そして面白かった。
P45
「人よりも少し先に気づくタイプの子供だった。」
いろんなことに気がつけるから、逆にやらない人に対してなぜ?と思ってしまうんだよね。
本当色々見ててしまうから、疲れる。
P53
座り込んでいるお爺さんに声がけをできたこと、全校をした事に対して「本物である感じがした」
やっていることは素晴らしいんだけど、家に帰って改めて、いいことやったなーって気持ちよくなるの、わざわざ自分で感じちゃうところ、わかります
「人が無意識でやってる事、
わたしは全部痛いくらい意識している。」
「彼氏の前でももちろん会社でも、1人の時 -
Posted by ブクログ
ネタバレ夫婦仲が冷え切っている斯波要と美佐子を主人公にした小説。ベタベタな恋愛小説や、あるいは逆につねにケンカするなど険悪すぎる恋愛関係を描いた小説はよくあるが、この「離婚しそうでしない宙ブラリンな状態」を描いた作品は個人的に記憶になく、なかなか新鮮に感じた。なにせ、物語の冒頭から夫婦仲が冷め切っており離婚に向かっている様子が描かれているにもかかわらず、終盤になってもなかなか具体的に進展せず、けっきょく作中では離婚せずに終わってしまうのである。ぶじに離婚が成立して大団円を迎えると思っていたため、そうはならずに虚を衝かれたような思いがしたが、しかしあるいはコレもまた「恋愛小説」なのかもしれない。そして、
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