ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    自由に生きているけど、悩んでいる。
    自分のやりたいことをやってみたいと思ったらやってみる。
    成瀬みたいな生き方は面白いと思う。でも、現実ではなかなか周りの目を気にしたりしてやらなかったりする。
    成瀬はやりたいことをやってみる。自由な生き方がいいなと思ったし、志がしっかりしていた。
    でも、成瀬なりにやってる途中でやめてしまう。なんや感やで周りの目も気にしている。
    人間味がないような人間に見えたが、心の中でモヤモヤしている。そういう弱さがある意味、人が寄ってくるのかも。成瀬みたいなやつでも、人間味があるって。人間って自分と似たところに仲間意識見たいのができるのかもしれない。

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    2026年08月12日
  • 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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    点と点が時代を越えて線に繋がる傑作長編。

    作中作の中に作中作が現れる
    マトリョーシカ型【5層構造】の立体迷宮ミステリ。

    物語の中に物語が重なる異様な読書体験の果て、全てのピースが噛み合って現実の真実が姿を現す。

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    2026年08月12日
  • 夜市

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    この作品を読んで恒川光太郎さんの大ファンになり、他の作品もほぼすべて読みましたが、私の中では今なおこの『夜市』を超えるものに出会えていません。

    日本ホラー小説大賞を受賞した表題作「夜市」は、妖怪たちが怪しい品々を売買する異世界の市へと迷い込むファンタジーホラーです。単に怖いだけでなく、どこか不安でいて美しく幻想的、そしてノスタルジックな世界観に心地よく浸ることができます。

    また、同時収録されている「風の古道」も素晴らしく、個人的には夜市よりも好みでした。「よくぞこんな世界を生み出したな」と感嘆させられます。2作とも、夏の終わりに読みたくなるような、しっとりと心に染みる名作です。

    読後は切

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    2026年08月12日
  • 【写真詩集】これもすべて同じ一日

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    幼いころ、祖母の家に銀色夏生さんの書籍が大量に置いてあったのでいくつか読みましたが、その中でも特に好きな作品の一つです。

    言葉がすべて心地よく、流れるように穏やかで素直に心に入ってきます。日常のふとした瞬間や心の揺らぎが透明感のある写真と言葉で綴られており、読むたびにすっと胸に染み渡ります。

    詩集はそれぞれの感性によって受け取り方が変わるため、万人には刺さらないかもしれませんが、そうした違いも含めて魅力的な一冊です。

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    2026年08月12日
  • 炎と水 中村哲と名もなき人たちの旅

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    ネタバレ

    【炎と水】 山岡 淳一郎 著

     本書は、著者による現地や関係者へのインタビューをもとに、外部から中村哲を浮かび上がらせたノンフィクションです。中村哲の考え・活動に加え、当時の経済・政治動向、関係者の経歴や証言などが多数盛り込まれ、多角的に見ることができます。

     医療から井戸掘り、そしてクナール川の灌漑活動と、後半に向けて盛り上がってきます。クナール川の水をガンペリ砂漠に引き込み、人口は3万人から15万人に増え、ここでとれる食料は今や65万人の生活を支えるに至ります。因みに、並行して見たドキュメンタリー映画「良心の実弾~医師・中村哲が遺したもの」では、このビフォー・アフターが映し出されますが

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    2026年08月12日
  • 羆嵐
    小説・文芸
    4.4
    (52)

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    面白かった。
    この作品だけではなく、他の作品も読んでみたいと思った。
    そういう作家との出会いは久しぶりだ。

    20年以上読み続けられている作品には、まずハズレがないなぁと実感。

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    2026年08月12日
  • 三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚

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    読んでいてたくさん感情を揺さぶられた1冊。
    面白い、というのは大前提で悲しさも寂しさも、喜びも楽しさも愛おしさも怒りも全部詰まっていて、読みながら死者であるお客さんに寄り添いながら読むことができました。
    可愛らしいお話も、悲しいお話も、全部面白くて大好きです。
    野村美月先生の作品が好きな理由がたくさん詰まった1冊、また何度でも読みたい作品になりました。

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    2026年08月12日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    芥川賞受賞作で話題になっていたのに、タイトルと表紙のデザインが自分好みじゃなくて、勝手にご飯ものの自己啓発的な小説だと思って未読だったことを後悔するくらい面白かった。まさに食わず嫌い(笑)
    職場にも食べ物にも、じわじわと迫ってくる「断れない」圧力。 「よかったらどうぞ」から始まる、あの逃げ場のない感じ。 おいしいはずのごはんが、だんだん怖くなってくる。
    登場人物も、みんなクセが強く少しずつおかしい。 でも厄介なのは、誰か一人が「悪い人」というわけじゃないこと。 それぞれの目線で見れば、それぞれに理由があって、別に間違ってもいない。これもある意味、「多様性」なのか?(多様性苦手〜)
    とはいえこの

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    2026年08月12日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    読み終わった今余韻がすごくて色々語れる(笑)。けど、結論面白い、の一言に尽きる!大人になった時、自分もこんな会話ができると楽しいだろうなあと思った。

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    2026年08月12日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    アンディ・ウィアーの『プロジェクト・ヘイル・メアリー』下巻です。

    地球人のグレースと、エリダニ人のロッキー。

    グレースとロッキーは、タウ・セチ恒星系にある惑星「エイドリアン」の調査を開始します。アストロファージが大量に繁殖しているにもかかわらず太陽が減光していない理由は、そこにアストロファージを捕食する天敵となる微生物が存在しているからでした。

    二人はこの微生物を回収することに成功し、「タウメーバ」と名付けます。これさえ持ち帰れば、地球もロッキーの母星エリドも救うことができます。しかし、ここで致命的な問題が発覚します。タウメーバは「窒素」に極めて弱いという性質を持っていたのです。このまま

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    2026年08月12日
  • バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架

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    ネタバレ

    吸血鬼をすっかり分析して解決かと思いきや、さいごにまさかのブラム・ストーカー?らしき人物がチョロリ……

    気になる終わり方するなぁ…。
    この先が楽しみ!

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    2026年08月12日
  • 硝子の塔の殺人

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     作者のミステリー小説に対する知識と愛をしみじみ感じた。中盤までは純粋にクローズド・サークルものとして楽しめた上、プロローグ場面まで進んだ後は予想を超える展開に驚きっぱなしだった。知念先生の「名作家」ぶりにあっぱれ!

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    2026年08月12日
  • 殺し屋の営業術

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    ネタバレ

    さすが「江戸川乱歩賞」受賞作
    突拍子も無い設定ながら、数数のどんでん返しありでいっきに読んでしまった。
    スーパー営業マン
    こんな人いそうだなぁ
    裏の世界も時代が反映されていて、読んでいて楽しい。
    この物語は続くのだろうか?
    続いたら面白いと思うんだけど

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    2026年08月12日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    家族との関係や形について思い悩んでいる主人公の十和。
    ちょうど多感な年頃を迎えていた。そんな彼女が中学受験というある意味人生初の"試練"に立ち向かうなかでさまざまな経験を通じて成長し、彼女自身が悩んでいる"家族の幸せの形"ということに自分なりの答えを見つけていく物語である。

    早見氏の作品である"店長がバカすぎて"シリーズの
    武蔵野書店や、お馴染みのメンバーも登場しとても面白い作品であるし、また読みやすい。

    それに"中学受験"というものを題材にし、このような作品に仕上げるところに早見氏のセンスを感じた
    。素直にす

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    2026年08月12日
  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

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    読みやすい
    成瀬の芯の強さに憧れる
    人の目を気にせず生きたいものだ
    いつか大津に行って近江神宮詣ってミシガンに乗るぞ!

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    2026年08月12日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    途中で(辛くて)読み飛ばしてしまったところがあったが、最後は「なるほどー!」と思わず声がでてしまった。
    登場人物は基本的にみんないい人で、最後はすっきり、読みやすい作品で素晴らしかった。

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    2026年08月12日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    大分の田舎町での出来事。
    虐待、ネグレクトにあっている少年と、家庭内DV、ネグレクトにあっていたキナコとの出会いからそれぞれの人生を振り返りつつ進んでいく。
    田舎あるあるの筒抜け感、老人コミュニティの情報の早さと噂が謙虚になる。
    付き合う前と付き合った後とで豹変する男性に、平気で愛人になれと言う無神経さにもドン引きしました。

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    2026年08月12日
  • 流浪の月

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    文と更紗の抱える傷と世間とのズレの中で生まれた絆が読んでいてとても素敵だった
    恋愛感情とは関係なくお互いの不安を埋め合える存在は素敵だと思った

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    2026年08月12日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    世界観が好き,おばあちゃんが無理に過剰に主人公の問題?抱えてることをききだしたりしなを聞き出したりしないところとか、そういう姿勢が好き。

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    2026年08月12日
  • 古くてあたらしい仕事(新潮文庫)

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    フリーランスとして働いていると、「しっかり稼ぎたい」という焦りと「自分のやりたいことや価値観を見失いたくない」という思いの間で揺れることがよくあります。

    本の中で描かれている起業時のリアルな思いや期待と不安は、今の自分の心境と近く深く共感しました。効率や規模ばかりが求められがちな時代だからこそ、自分の得意なことやこだわりをブレずに持ち続けることの大切さを教えてもらいました。

    誰のために、何を届けるのか。仕事の原点を改めて教えてもらった気がします。自分の価値観やこだわりを大切にしながら、目の前の仕事一つひとつに向き合っていこうと思えました。

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    2026年08月12日