ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 春までのセンセイ

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    まず三十二人すべての生徒にスポットライトが当たるという作風がとても良い。誰ひとり脇役ではなく、人それぞれの背景や思い、悩みなどが語られる。

    加賀美先生だからこそ
    与えられる・伝えられる32人への教え。

    'お前ら、人が死ななくてもちゃんとやれよ。人が死ぬからがんばるんじゃない。誰かが死ぬから毎日が尊いわけじゃない。余命を聞いたから周囲の人間が大切になるんじゃない。それでも当たり前のように日常が過ぎていくことが尊いんだ。いまのみんなにはわかると思う。平凡だと思う毎日を、今日1日だけでいい。大切に生きてください。'

    終盤に加賀美先生から発せられるこの言葉の説得力が半端ない。

    作中で語られた我行我素、わたし自身もこの言葉をこころに留めておきたいと心から思いました。

    文句なしの⭐︎5です。

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    2026年09月23日
  • 鶏まみれ

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    凄まじい本です。著者の日々の生活にまつわる労働と感情と行動と思索、そのそれぞれと直結した言葉が、読んでいる自分のいる場所を揺さぶってきました。「知らなかった」では収まりのつかない「知ろうとしてこなかったこと」「見ようとしてこなかったこと」「考えようとしてこなかったこと」が次々と襲いかかってくる感じ。そして食とか、格差社会とか、外国人問題とか、高齢化のこととか、ジェンダーのこととか、労働問題とか、教育のこととか、いのちとか、生産性とか、この本棚でもちょいちょい気になっているテーマがこの一冊の中で絡み合ってくるのです。著者の身体と思考の重なり合いから生まれるつぶやきのような文章がページをめくるごとにどんどん積み重なっていきます。その言葉が生まれるのは夫と庭先養鶏の延長としての養鶏場を始めようとしている家庭という場所と、食鳥処理衛生管理者資格取得のために働き始めた食鳥処理場の二つの現場から。記される文字も家庭の言葉は明朝体、工場の言葉はゴシック体で分けられています。明朝がプライベート、ゴシックがパブリックって感じですが、それぞれの違いと触発が絡みあい、まさに「鶏まみれ」になっていくのです。「鶏まみれ」は「命まみれ」であり、そして「血まみれ」なのです。この本のP174〜175に気になってしょうがない箇所があります。
    『ある本のなかにこんな一節を見つけた。
    「穢れとは何か。人の死にまつわる穢れがあり、女性の月経・出産にかかわる穢れがあり、そして、 敵の肉や皮革処理がもたらす穢れがある」
    (赤坂憲雄『東西/南北考 いくつもの日本へ』より)
    私の目はこの2行に釘づけになった。出産を撮影し、狩猟の撮影しながら肉を食べ、ときには 死に関わる撮影もする私にとって、この符合は思ってもみないことだった。穢れを撮ってきたつ もりはまったくない。急に胸騒ぎがしてきた。
    (『山と獣と肉と皮』より)
    また、でてきた。』
    この引用はゴシックなのですが最後の『また、でてきた。』だけ明朝なのです。現代社会の不可視化領域「穢れ」がこの本で自分を揺さぶるテーマなのではないか?と考えています。どうでもいいけど、この本の読書中に初めて全国チェーンの極安焼鳥店で食事をしましたが徹底的にシステム化されたオペレーションと味に「生き物」と「食べ物」の分離を感じてしまいました。この本で語りかける言葉は日常生活にかなり揺らぎを与えているようです。

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    2026年09月23日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

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    読むのがものすごく遅い私が半日で読みきってしまうくらい、ページを捲る手が止まらない。
    すっごく面白い。

    何よりも楽俊の存在が大きすぎる。
    怪我の手当をしてくれて、世界のことを教えてくれて、一緒に旅をしてくれて、そんな親切さを疑っていた陽子に腹を立てるでもなく、信じてくれて嬉しいと言ってくれる、道徳心の塊のようなネズミ。
    楽俊との出会いで一気に物語が動き出した。
    あまにも出来すぎた人格のせいで下手したらストーリーを進めるためのご都合キャラになりかねないのに、全くそんなことなく物語に溶け込んでる。

    たった2巻ではあるけれど、陽子の苦悩と側で見守ってきたから、再会した慶麒が陽子の成長ぶりに驚いているのをみたときは、なぜか自分まで誇らしい気持ちになった。

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    2026年09月23日
  • しろとくろの偏愛

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    「わるたべ」シリーズで千早さんのこだわりについて知っておくと、かなり面白い!かわいいイラストと共にさくさく読めました。読むと唾が出てきてしまいます。お餅食べたいな。チョコは洋菓子用語が多いから知りたくなる!

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    2026年09月23日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    全巻を通して、とにかく没入感の凄い物語だった。長い作品ではあったけれど、それを感じさせないほど世界に引き込まれ、読み終えたあとの満足感も大きい。

    下巻では絶望的な状況がこれでもかというほど続く。追い詰められていく登場人物たちの心情や、その場の空気まで伝わってくるような風景描写には凄まじい臨場感があり、読んでいるこちらまで息苦しくなるようだった。

    中でも、真理亜と守の最期はあまりにも救いがなさすぎて辛かった。物語が終わってみれば、幼なじみだった5人のうち3人が犠牲になっている。その事実を改めて考えると、本当にやるせない。

    そして何より印象に残ったのが、人間とバケネズミの関係だった。

    もちろん、野弧丸が行ったことは到底肯定できないほど残虐だった。それでも、人間がそれまでバケネズミをどのように扱ってきたのかを考えると、単純に「野弧丸が悪だった」とは思えなかった。

    人間はバケネズミの生殺与奪の権利を握り、自分たちの都合次第でコロニーそのものを消滅させることさえできる。そんな圧倒的な力を持つ存在に支配される側からすれば、生き残るために反逆を企てること自体は理解できる。

    それにもかかわらず、人間たちは「バケネズミが自分たちに逆らうはずがない」と高を括り、彼らをぞんざいに扱い続けた。

    先史文明が滅びてから1000年もの時間が経っても、圧倒的な力を手にした者が弱者を支配し、その反発によって再び争いが生まれる。結局、人間は歴史から何も学んでいないのではないか。そんな人類の愚かさを感じた。

    そして最後に明かされる、バケネズミの正体。

    彼らが「呪力を使えない元人間」だったという事実を知った瞬間、それまで見てきた世界の意味が一変した。

    自分たちの社会を維持するために、同じ人間だった者たちを人間ではない存在へと変え、支配する側と支配される側を作り上げた。その事実には、人類の愚かさというより、もはや絶望すら感じた。

    誰が善で誰が悪なのか、簡単には割り切れない。
    平和な社会を守るためなら、どこまでが許されるのか。
    人間とは何なのか。

    壮大な物語を楽しませながら、最後にはそんな問いまで突きつけてくる作品だった。

    読み終えた今、この長い物語を最後まで読んで本当によかったと思う。

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    2026年09月23日
  • 十戒

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    ページ数は結構あるのに(私的に)
    続きが気になってスラスラ読めました!
    予想通りでもあり意外な結末に驚きましたが
    1本のドラマや映画を見たような感じでした
    方舟はこれから読む予定ですが面白かったです!!

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    2026年09月23日
  • クララとお日さま

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    「私を離さないで」を読んで深い感動に打ちのめされた私は、「クララとお日さま」が「私を離さないで」に共通した点があることに嬉しさを感じながら読み終えた。
    AIと人間を扱う小説や映画はすでに数多くあるが、AI側の視点に立った小説は異彩を放っている。
    綿密に計算された語り口はカズオ・イシグロ・ワールド全開だ。見事に「私を離さないで」と同類の感動を与えてくれた。

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    2026年09月23日
  • 乱反射

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    一人ひとりの些細な行いが、偶然にもつながり、悲しい事故を引き起こしてしまう。関わった人々は、正面から向き合う人もいれば、関係ないと目をそらす人も。私ならどうするだろう。

    個人的には、運転が苦手で車庫入れを諦めた彼女に、心から同情した。周り(家族)の無責任な発言に、自分の意見を通せず流されがちなところが、似ているからかも。

    この本を読んで、会社の敷地の倒れそうな木を手当てした。“気づいたならそのままにしない”と、心に決めました。

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    2026年09月23日
  • ファイア・ドーム 上

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    4.5
    たまらん!おもしろい!
    読むのが止まらず、夕方から読み始めて夜中まで読んでしまった!
    25年前との関連は?まだまだ前半やからもっと解き明かされてくいくのが待てない!
    はやく後半読まねば

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    2026年09月23日
  • BUTTER

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    ネタバレ

    いっぱい書きたいことがありすぎて頭がぐちゃぐちゃになりながら書きますのでご了承ください
    まずは柚木麻子さんの作品を初めて読ませてもらって
    ひとつひとつの比喩表現がとても豊かで、しかもその数が恐ろしくてそれだけで読んでいてお腹が満たされました。

    題名の通りバターを物語の中で重要なポイントになっていますが、あの旨味をほんとに口のなかに感じながら読んでいるようでした。私自身、影響されてエシレバターを買い、カルトカールを焼きました。今年のクリスマスケーキにはウェストのものを予約するつもりです。

    もうひとつ気に入っている点としては、
    出てくる女性がみんな生き生きとしていたことです。
    日々いろんな感情を感じながらも、折れそうになりながらも踏ん張って楽しいことを探して回復して生きていく姿がかっこよかったです。

    あとは個人的にこの人モテるなと思う人たちとカジマナがすごく印象が被ってて面白いなと思いました。
    生命力があって、自分が楽しいと思うことしか基本やりたくないという姿勢で生きてる
    自分勝手だし振り回されるし傷付けられるけど
    なぜか魅力的だなと思っていたんですよね
    この人に好かれていたいと思ってしまう
    カジマナの取材録を通して私の周りのモテる人たちへの解像度が上がった気がしています。

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    2026年09月23日
  • ブティック

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    M&Aブティックは、企業の未来を救う灯台

    ニュースでよく耳にする『M&A』。企業買収・合併。
    経営を学ばなかった自分にとっては無知の世界。
    なんとなく買収・合併されたら、一企業がなくなるか名前が残るかというぐらい。

    『ブティック』は企業同士が、10年後、20年後…中長期目線で
    企業の未来を救うM&Aブティックにいる、秋都、栞、坂崎。
    そして一企業を抱える取締役社長の葛藤が描かれていた。

    企業の取締役たち、光島商船、内藤エレクトロン、そして立野マイナリー…。
    M&Aで企業、従業員を救うのか。そういった時の創業者・社長の腕が試される部分。
    中長期目線で企業の未来を組み立てられる、悩んだ挙句なぁなぁと現在地のままでいる…。
    そういう彼らを見た時に、自分はその人の元で働けるのだろうかと思ってしまう(かも)。

    買収される側する側それぞれに「見え隠れしてるリスク」が存在するんですよね。
    法律に反していれば、合併したあとに炙り出され負荷が重くなり暴かれれば企業価値が下がる。
    経営にしても何にしてもなだらかな線で進まない…と改めて思う。

    一歩間違えれば沈む。大きな船を運行してるような感覚。
    大きな船をなだらかにし、時間をじっくりかけて着地点まで案内するのが
    M&Aブティックなんだと思った。

    M&Aブティックという企業そのものがあるとは知らなかった(銀行が行ってるのかと思ってた)のと
    同時にM&Aブティックの役割。彼らが買収前の調査分析を行う役目も大変だった。
    創業者・取締役の葛藤がありながら秋都、栞、坂崎たちがサポートし霞んだ未来に光を灯す。
    ボリュームのある物語だったけど、2日間で一気に読み終えた、非常に面白い作品でした。

    これから、買収・合併と続くであろう日本の企業。
    未来の光が見えることを願いながら。

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    2026年09月23日
  • 正欲(新潮文庫)

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    太宰治のような脳の底を舐められるような作品。
    「水」に設定したから社会的な大問題作にならなかっただけで、「水」ではない性癖なんて掃いて捨てるほどあるし、そんな中でも社会はいろんな癖を持った構成員で成り立ってるし、同時に排除してるし。さらには癖のないことに違和感のある宇宙人もいる。

    自分の好き、と、周りの好き、に上手く向き合うことが楽しく生きるコツなんだと思った。

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    2026年09月23日
  • 双頭の悪魔

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    ネタバレ

    有栖川有栖氏初読み。最高傑作との呼び声高い本作を選んだが、評判通りの面白さで、700頁近い大作もサクサク読めた。
    実は推理小説を好きになったキッカケが、子供の頃に読んだ『エジプト十字架の秘密』だった。なので「読者への挑戦状」が出てくるクイーン系の論理的推理小説は大好物なのである。
    探偵江神がラストで犯人相手に延々と謎解き語りをするシーンはいささか冗長に感じだが、二つの殺人事件が鮮やかに結び付いた瞬間には「これぞ推理小説」と拍手喝采であった。
    あと、著者はこのタイトルが気に入っていると「あとがき」で言っていたが、正直私は合っていないように感じた。

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    2026年09月23日
  • みんな、普通で困ってる

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    自己啓発書は読まないと決めている。 誰が書いたかより、何を書いてあるかが大切。 若者向けかもしれないが、若者にどれだけ伝わるか。 伝わるとは、受け手にその能力があるからかも。 今の自分が引っ掛かる文節は、読み返して、自分を俯瞰したい。 挿絵ならぬ、挿し「写真」、やっぱりプロ! 飛行機の窓からなんて、分かる! 自分に甘く、人にも優しく(特に立場が弱い子どもには)。 写真家の幡野さんだから書ける「処世術」満載でした。 

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    2026年09月23日
  • 青のナースシューズ

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    フレンドさんのレビューを読み、落ち着いたら読もうと決めていた作品✨
    藤岡陽子さんは初読みです♪♪

    ネタバレしないように書きましたが、カスっていたらごめんなさい_(._.)_

    なんせ" 泣かさる "ということだったので、連休中に読むことにしたのですが…ホント、何度も泣かさりました。(;´Д⊂)ヨンデヨカッタ-

    素直で優しく、家族想いな主人公・成道の、何事にもひた向きに頑張る姿勢や、その考え方に胸を打たれました。

    『でもさ、努力って消えないんだ。頑張ったことは、一生自分の中に残る。生きる力になっているんだ』の成道の言葉に共感♪♪

    私にも、昔めちゃくちゃ頑張ったことがあって、それが大きな"自信"となり、今でも自分を支える力になっていたりする✨

    どんな職業でも、「こうありたい✨」と、高みを目指して頑張っている人って、ステキだなぁと思います✨

    弟の事故のシーン。自分を責め、母親にも責められ、砕かれ乾いてしまった成道の心を、手塚先生の言葉が優しく潤していく。

    『あぁ、この人は自分のことを思ってここまで足を運んでくれたのだ』

    胸の奥底に長い時間閉じ込められていた成道の思いを、ゆっくりと丁寧な言葉で母親に伝える…… このシーン泣かさるけど大好き✨✨✨

    他にも、藤岡さんが紡ぐストーリーや共感できる言葉の数々が、色んな摩擦ですり減った心に沁み込みました♡(˘︶˘)♡

    ソコソコ年齢を重ねると、努力したり、頑張ったりって気恥ずかしかったりするけど、そんなこと関係なく、理想とする人生の実現のためにチョット色々頑張ってみようかなぁ…と、思わさった一冊✨

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    2026年09月23日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ

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    スープ屋しずくシリーズ7作目。
    朝活フェスが単純にいいなぁと思ったし、今まで以上に朝の時間の良さが伝わってきた。シリーズの中で1番一貫したテーマみたいなものがあったように感じて、読み応えがあったなぁ。
    朝活フェス当日の第5話はかなり不穏な展開で、ヒヤヒヤハラハラもあって良かった。

    今回は秋刀魚のスープが気になった。このシリーズは本当にスープ欲を高めてくれる。
    そして、理恵さんの決意のおかげでようやく麻野さんとの関係に進展がありそう。ずっと期待していたので次が楽しみ!

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    2026年09月23日
  • 謎の香りはパン屋から2

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    ネタバレ

    普通では気にならない言動から推理して真相あかしていくのが相変わらず良かった。特にカツサンドの失敗を前提に物事へ挑んではいけない。が印象に残った。三作目も期待です

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    2026年09月23日
  • 屁理屈と哲学

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    ネタバレ

    たかだか数百キロバイトの文字情報から、読者が豊かな世界を感じとり、およそ言語では表現できないような感動をする。そんなことが可能になるのは、読者がそれぞれの豊かな人生を歩んできたからだ。有限な文字の並びの中に自分の人生を投影し、無限の世界を誤読するーそれこそが文章を読む喜びであるとも言える
    このあとがきの文章がこの本を表してるように感じました。

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    2026年09月23日
  • 白夜行

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    さすが東野圭吾と言える作品。長年に渡る2人の男女の愛の軌跡。助け合って生きる様が痛快に描かれてある。最後に衝撃の真実が暴かれるが、何とも哀しかった。

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    2026年09月23日
  • ブティック

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    ヒリヒリするようなビジネスの勝負の世界。『半沢直樹』にも通じるような、プロフェッショナルたちがプライドと情熱をぶつけ合う熱量にぐいぐい引き込まれる。
    駆け引きや逆境が続く展開のなかで、根底に貫かれているのは「誠実さに勝るものはなし」という極めてシンプルで強いメッセージだ。小手先の策略ではなく、誠実に向き合う姿勢こそが道を切り拓いていくプロセスに胸が熱くなり、読み終えたあとの爽快感と心地よい余韻がたまらない。
    仕事への熱量を取り戻したいときや、骨太でスカッとする人間ドラマに没頭したい人に心から薦めたい。

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    2026年09月23日