【感想・ネタバレ】アクロイド殺しのレビュー

あらすじ

名士アクロイドが刺殺されているのが発見された。シェパード医師は警察の調査を克明に記録しようとしたが、事件は迷宮入りの様相を呈しはじめた。しかし、村に住む風変わりな男が名探偵ポアロであることが判明し、局面は新たな展開を見せる。ミステリ界に大きな波紋を投じた名作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

噂に違わぬど傑作。
ミステリ作品の技法として、当時の読者からすると、かなり先進的、なんなら反則スレスレぐらいに感じたんだろうなと思う。しかし、そのグレーなラインこそが当時の読者を魅了し、よりクリスティー作品に引き込んでいったんだと考えられる。
そんな擦られまくった技法の作品を今読んでも面白いと感じれるのは、やはり、「ポアロの魅力」と「圧倒的構成力」だと感じた。
過去に数作『ポアロ』シリーズを読んだが、最初の頃は「理屈っぽいウザいオジサン」的な印象が強かったが、このシリーズを読めば読むほどポアロの理屈っぽさが論理的な推理を生み出し、その度に脳に強い刺激を受けていることに気付いた。今作も終盤の推理パートは、パズルが完成に少しずつ近づいていくかのような気持ちよさがある。
また、中盤にポアロが主要な登場人物に「あなた達には、それぞれ秘密があり、意図的に隠している」という旨を伝えるシーンがある。ここから謎解きにアクセルが掛かるとともに、物語的にも重要なシーンなのが、見事だなと感じた。

Wikipediaで調べるとクリスティーの生涯作6作目であり、『ポアロ』シリーズとしては2作目らしい。
この飛び道具を6作目に持ってくるのも、ポアロが隠居するためにカボチャ農家になるという設定も、「なんちゅうタイミングで書いてんねん」となった。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これも有名な一冊。ミステリーに興味あるなら早めに読んでおいた方が良いと思います。トリック的にも。

途中からもしやと思ったがやはり。文章だからこそ面白いので映像にしたら魅力半減でしょう。麻雀シーンは一回手止めてくれと思うなど。
キャロライン姐のその後を思うとちょっと複雑。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

クリスティ作品はランダムに読んでるので、「これ読んでたかなあ、覚えがないなぁ」と思いながら読んだ。途中から、「全くトリックとか分からんけど犯人この人じゃね」という気がしていた。正解だった。記録を見返すと、児童向け翻訳で読んだことがあるものだった笑
ポワロさん、キャロラインには好感を抱いていたんだろうな。ラルフ・ペイトンとフローラは似た者同士だから、やっぱりその2人が結婚しなくてよかったと思う。しっかり者のアーシュラとブラント少佐に上手く支えらないと何処かで道を踏み外すんじゃないかなw

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

 そういえばミステリが好きと言いながら、アガサ・クリスティーの本をちゃんと読んだことなかったなーと思って、古典を読もうシリーズ。
 わかりやすくてスラスラ読めた上で、マジでラストで驚いた。このパターンはここから始まったのか。こりゃ女王だわ。
 これから著者とかクイーンとかの作品が膨大に残っているかと思うと、楽しみすぎてクラクラする。

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2025年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

めちゃくちゃおもしろかった!!!
いわゆる叙述トリック物で、そもそも「アクロイド殺し」自体が犯人の書いた小説、という体になっている。
善良でポアロの相棒的立ち位置だと思っていたジェームズが最後の最後に悪人の顔になる瞬間がとても気持ちよかった。気のせいか、文体も少し悪そうに感じた。これは私がジェームズを悪人だと認識したからかもしれないけれど。
真相を知ったあともう一度読み返したいなと思った。

真相を知らないヘイスティングス視点で語られていた前作までとは違い、語り手が犯人を完全にわかっている状態で進むので、ヘイスティングスの様にポアロの言動1つで容疑者がコロコロ変わるという事がなかったなと読み終えて感じた。
語り手が誰かを考慮した内容作りがとても良かった。

現代ではありきたりな手法として使われる叙述トリックだが、発売当時は少なかったのだろうし、その時代を生きた人間として本作を読めたらとても楽しかっただろうなぁ、と発売当時の人が少し羨ましくなった。

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

叙述トリックが巧妙で『そして誰もいなくなった』に通ずるトリックが垣間見えた。クリスティーは読者の視点、思考を操る魔法使いだ。

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

犯人がわかったとたん、本を放り出してしまいそうなほどの衝撃を受けました。
これだから、アガサ・クリスティは最高!

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読者という第3の立場から気付けば舞台上に立たされ、ポアロにナイフを向けられる感覚にゾクゾクする。終始うざったい口のうるさい女もアクセントとなっていて、私が死んだ後1人で生きていれるのかと罪悪感を持つことができてとても良かった。自死を勧める結末も現代では考えられなくこの時代の感覚も併せて感じられる。記憶を消してまた読みたい本。

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2025年09月05日

Posted by ブクログ

クリスティ作品の中では最も好きな作品です。
発表当時、フェアかアンフェアかが相当問われたようですが、この手のひっかけ(トリック?)が現代にも多数受け継がれてきているようになったことをみても、フェアと見るべきなのでしょう。
かく言う自分は初読のとき、例の箇所で「あれ?」と感じてはいたものの、見事に騙されました。これを読んだ当時は、相当数の推理小説を読んでいたにもかかわらずです。それだけの衝撃を受けました。
文句なく名作かと。

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2025年08月30日

Posted by ブクログ

これはアリというか、フェアでしょ。解決の前に明示されているし、よく考えると違和感を覚えるようになっている。

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2025年08月07日

購入済み

素晴らしい

とても面白かったです。

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2020年12月04日

A

購入済み

読んで損無し

面白いです。良くできてます。
好みは分かれるかもしれませんが、
好みに合わなくても読んで損はないと思います。
読んだ直後は、損したと思うかもしれないけど。
私はまんまと引っ掛かったので、
二回読みましたが、
二回目も答え合わせとして楽しめました。

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2020年06月17日

nao

購入済み

皆さん書いてますが、犯人が誰か知っていても楽しめます
疲れている時、ミステリー読みたいけど残酷なのは嫌だと思う時に繰り返し読んでます
ホント、クリスティは凄いです

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2019年09月27日

Posted by 読むコレ

日曜夕方、独居中年の部屋から「ブラぁボォ!」との叫びと共にまばらな拍手が聞こえたとしても怯えることはありません、お隣さん。
恐らく彼はアクロイド殺しを読了しただけなのだと思います。
そんな侘しい話はさて置き、オリエントでは味わえなかった氏の真価を見た気がしました。
これは面白かった!
所謂フーダニットの真骨頂。
登場人物の巧みな使い方で真相を消臭した読ませ方にも唸らせられますが、それを終盤徐々に緩めて読者に嫌な予感を植え付けていく展開では頁を捲る奴隷と化すしか道はありませんでした。
今日という記念日を覚えておこう。

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2014年08月17日

Posted by ブクログ

いくつかクリスティーを読んでみてこちらが一番好きだった。引退してカボチャ作ってるポアロもチャーミング。脳内でポアロはケネスで再生される。

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2025年12月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ポアロシリーズ ③

大富豪のロジャー・アクロイドが刺殺される。
ロジャーの友人であるジェイムズ・シェパード医師と、私立探偵を引退し、からまつ荘でカボチャ作りにいそしむポアロ(ただし、カボチャ作りには飽き飽き)が捜査に乗り出す

これも、ですが約100年前に書かれたってことが、すごいなぁ。面白いもの

ロジャー・アクロイドの死で利益を得る者。謎の人物。ワクワクします。
風のように広がる村の人々の噂話。詮索が好きだけど人がいいキャロライン。クスッとしてしまう。

ジェイムズ・シェパード医師が書く、この事件についての手記の最後の言葉が大好きです。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今読むと、こういう感じね。となるが当時はかなり衝撃的だったのではないかと思う。
犯人も予想しやすいのだが、それでも面白いのはすごいと思う。

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2025年11月13日

Posted by ブクログ

当時としては、型破りな推理小説だったのだろうか。解説を読んでいると、冒頭から手のひらの上だったんだなと思う。
釈然としなかったので2回読んだが、確かによくできているミステリーだった。
最近のミステリーも(このミスとか、)犯人を意外な人にしたかったら、ここまで緻密に書いてほしい。

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2025年11月13日

Posted by ブクログ

アガサ、ポアロ、第3作目。羽田詩津子訳
読み始めると真相にはやく行き着きたくて一気読み。すぐに結論に持っていきたがるヘイスティングズと似てるかもーと、今回ポアロのセリフ内でしか登場しない友人に心を寄せる。
今回の語り手は第一発見者の1人である医師シェパード。文章は淡々と事実が羅列まとめられ、今までと違い大人が書いた読み物に感じた。所々引っかかる表現があって、半分くらい読み進めると、姉キャロラインとの会話などからも犯人の目星がなんとなくつき始めてしまった。あー、残念。1人1人容疑者を礼儀正しく排除していく名探偵ポアロに敬意を表する。頭がよくやさしい外国人ポアロに誰もが心を開いていく過程が好き。


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2025年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

完全に騙された。
笠井さんの解説を読んで、頭の中が大パニック。
まさか最初から騙されていたなんて、思いもしなかった…。

初めて海外作家のミステリー小説を読んで、やっぱり言い回しとか登場人物の名前とか、どうしても難しいと感じてしまった。
途中で読み進めるのがしんどくなって、読んでいる途中でネットでネタバレを調べてしまったので、途中からは犯人がわかっている状態で読み進めることに。
ネタバレを調べていなければもっともっと衝撃を受けただろうなと思う。

他にも色々な作品にチャレンジしてみたい…!

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

当時賛否両論巻き起こったのも頷ける。一人称の小説だと思わせておいて、その実犯人の手記だったとは。だから全てを語っていなくても全然問題ないし、読者はまんまと騙される。勘が鋭い人なら語り手の医者に違和感を抱くんだろうな。騙された方の自分は悔しい。序盤の電話の件は違和感あったけど、医者が犯人だと確信は持てなかった。
こんなのズルじゃんと思わなくもないけど、よくよく考えたら途中で医者が手記を書いてるの明かされてるし、気づいてないだけで伏線は精密に張られていたのではないかと思う。もう一度読み返したらまた新しい発見がありそうな推理小説だった。

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

早川書房のフェアでつい手に取ってしまいましたが、アガサクリスティーはやっぱり面白い!ゴリゴリのミステリー最高。

文中でちゃんと手がかりが提示されてるのになぜ分からんのか!?自分よ!

犯人は当てずっぽうでもなんとなく分かるんですが、トリックとかは分からんのです…悔しい。この作品には賛否あるようなのですが、面白かったので大好きです。

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

集中力と記憶力がいる小説だった。事実と虚構を自分でも疑いつつ、しかもポワロの一歩先をいく推理についていくので精一杯だった。というかほとんどついていけてすらいなかった。人物関係も複雑で、数分単位の時間のずれも気にしなくてはいけないのが大変。こんな複雑な設定と展開を描けたアガサクリスティの脳みそが知りたい。オチは予想はしていた。こういうパターンもあるだろうなと。ただそれ以前に自分は内容を50%くらいしか理解していないだろうと思った。ミステリーは、メモをとりつつ、吟味しながら読んだ方がいいのだろうか。それとも今回のようにスラっと呼んでもいいのだろうか。この気持ち悪さとどう対峙するべきか気になった。真実は一つしかなくて、しかも全ての謎に必ず意味がある作り方は素晴らしいし、この作品はその作り方の限界に達したものなのではないかと思った。濃度もすごいし、ポワロが完璧なのがいい。

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2025年09月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「そうきたかー」というのが正直な感想。言語化できない第六感でなんとなく予期していたけど、シェパード先生が犯人だとは…!
確かに語り部(ワトソン役)は『推理小説の十戒』のルールに反するだろうと思ったけど、手記ならこれはクリアしているし、なんだったらかなりヒントがちりばめられていたのだ。にしても…アガサ・クリスティはやはりすごい。見事に騙された。コレだから読書はやめられない!
あー!やっと1冊読み終えたー!!!!

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2025年10月11日

匿名

購入済み

クリスティーの代表作

アガサ・クリスティーのチャレンジ精神の、一つの到達点。中心となるトリックは、一度読めば単純明快なんだけど、それを盛り上げる細工も上手くできてて、何度読んでもクライマックスはドキドキできる。

#ドキドキハラハラ

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2024年08月14日

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アイリッシュのファントム

ウィリアム、アイリッシュのファントム、レイディのお手本になったお話。
クリスティさんの良さ、ポアロのうまさが遺憾無く発揮されている作品。
アイリッシュの方も面白いです。お好みで。

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オーディブルにて視聴。
初アガサ・クリスティ作品でした。
「ここにいる全員が隠しごとをしている」と言ってからのひとりひとり回収していく展開がとても綺麗だと感じました。
自分があまり翻訳文章に慣れておらず、特に音声で聴いたせいで完全に理解しきれなかった部分もあり悔しいです。
次に読むときは本で読んでみたいです。

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2025年12月05日

Posted by ブクログ

物語を楽しむ、より自分で挑むな話
姿勢を間違えたのと、やはり古さと翻訳独特の受け入れ難さあり、
自分にはまだ早い

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

物語の書き手が犯人という、当時には衝撃的なオチだったが、さまざまなミステリの手法が使い尽くされている現代のミステリファンとしてはさほどの驚きは感じられなかった。容疑者として挙げられた数名の確たるアリバイが明かされていくにつれ、あ、もうこれはこいつ1択じゃないの?と思い始め、中盤以降には確信に変わってしまった。
クリスティやエラリー・クイーン、森村誠一など過去のミステリの名作を読むと、その当時は画期的だったんだろうなという感慨深さと、これを超えるトリックを編み出した後世のミステリ作家たちへ畏敬の念を感じる。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

レビューでは、名作なのか評価が色々ある作品だけど読んでみました。
犯人の動機もすっきりせず、もうひとつかなと感じました。

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2025年10月13日

Posted by ブクログ

題名は知っていたけど内容を全く知らなかったので、ハヤカワフェアついでに読んでみました。

登場人物はそれぞれキャラクターに個性があるので覚えやすかったけど、和訳にすると不自然な点も多く、読みながら脳内変換をして読むのに少し疲れました。

トリックは現在では使えないものや、時代の違いを感じる点も多々あったけれど、小説と思っていたものが犯人の手記だったというのが当時は斬新だったのかな?

探偵の相棒が犯人パターンは、現在だとよくある話だとは思う。

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

古さを感じさせない斬新な仕掛けがなかなか面白い。 正直序盤で勘づいてしまったものの、事件の整理の仕方や会話劇は楽しくてスラスラ読める。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

そし誰、オリエント急行とならんで名前をよく聞くのに、オチを知らないため読んでみた。
他の後続ミステリを読んでしまっているため、驚きは少なかったが、ミステリ的教養として読んでよかったと思う。
あと、どうしても和訳&登場人物の名前がカタカナなので、頭に入りづらかった

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2025年09月30日

Posted by ブクログ

フェア・アンフェア問題については、私はありだと思う。ちゃんと伏線があったのにあまりにも自然で気付かなかった。最後にポアロが犯人に伝えた提案は、現代では受け入れられないけれど、それが誰かの救いになることもまた事実なのだ。

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2025年08月30日

Posted by ブクログ

とんでもない結末
でもすごすぎるせいで模倣されて今はもっと練達された作品が有象無象にあるのでこれでなくてもと思う
面白いんですけど、クリスティー読んだこと無くて現代小説は読めている、みたいな人がこれから読むと多分つまらないと感じるような気がする
クリスティーはもっと今読んでもすげぇのいっぱいあるんで
すごいせいでつまらなくなるってなんかね
しょうがないのだけれども

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2025年08月09日

Posted by ブクログ

当時としては斬新なトリックだっただろうが、あまりに衝撃的だったからか、後続の他の作品でも使われる手法になってしまったので、現在読むとイマイチ新鮮味を感じられないのが残念。ただ、同様のトリックを使った作品が他にもあるのは悪い事ではなく、その結末にどうたどり着くかの「過程」を楽しむのも一つの手だと思う。

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2025年08月08日

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