あらすじ
名士アクロイドが刺殺されているのが発見された。シェパード医師は警察の調査を克明に記録しようとしたが、事件は迷宮入りの様相を呈しはじめた。しかし、村に住む風変わりな男が名探偵ポアロであることが判明し、局面は新たな展開を見せる。ミステリ界に大きな波紋を投じた名作。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「灰色の脳細胞」で有名なポアロシリーズ
小さい頃アニメで少し観たことはあったけど、
原作を読んだのはなんだかんだ初めてだった
騙されないように注意して読んでいたつもりだけど、
怪しい人が多すぎて混乱してしまい
気づいたらクリスティーの術中に
どっぷりハマっていた
これは結末を知った状態で読み直したくなる!
Posted by ブクログ
めちゃ面白かった
クリスティー作品で1番好きかも
ちょっとずるいかもってギミックが舞台設定やキャラ性格によって納得できるようになってたし、
この手のトリック今はそこそこ見るが、先駆けとなる作品やったんやろうなと
Posted by ブクログ
言わずと知れたアガサクリスティーのポアロシリーズの有名な一作。
以下ネタバレ含む。
解説でも書かれているが、一人称視点の小説ではなく実は手記だったという構成がお見事で、まんまと騙されてしまった。思わず読み返したくなる種明かしが秀逸であり、湊かなえさんが暁星で参考にしたと言った理由が分かった。
Posted by ブクログ
アガサクリスティは化け物だ。
叙述トリックの始祖となった作品だが、今年で100周年。
100年、嘘だと言って欲しい。本当に固定観念というものに囚われない人だったということだろう。
全編がシェパード医師の手記であった、というのも上手い設定で、ある種の小説の中の小説だった訳だ。
最終章の『弁明』だけは収録されていないはずだ。
たいへんな古典だから、何処かでネタバレを踏む前に読めて良かった。ちょっと冗長なとこあるけどね。
Posted by ブクログ
結末に賛否があるとのことでずっと読みたかったこちら。核心に近づくにつれて「おいおい…?」となり、ラストのポアロの推理に「それアリ!?」となって、解説を読んで「…じゃアリかー」となりました。
ミステリー好きにはピンとくるのでしょうね。私はそこを全く考えていなかったのでやられた!の一言。確認しながら読み返してしまった。
この方法をよく思いついたなぁ。コレ、ネタバレを踏む前に読めてよかったです。
冒頭でカボチャをブン投げてた隣人(ラストの一文がまた効いてる!)から、語り手であるシェパード先生のお姉ちゃん・キャロラインのウザチャーミングさなど、登場人物のキャラクターも楽しんで読みました。
Posted by ブクログ
ポワロシリーズ三作目(?)にしてこれ!
三作目にして引退してるところもちょっと面白い
和訳タイトルが秀逸
ドラマではやはり本のようにはいかないけれど、アクロイド邸が凝ってたり、最後の対決シーンがじっくり描かれていてドラマならではの面白さがあった
Posted by ブクログ
ミステリーでドラマティックでエンタメ。特に、推理のシーンに関しては、舞台を整えて、雰囲気を作って……と、ミステリードラマのような……映像的な盛り上がりがある。容疑者たちに緊張が走る、その空気を感じるようだ。
言葉遣いに「ん?」という違和感はあったが、たぶんそもそもの原稿が読みやすくて面白いのだろう、読み切らされてしまった(笑)
ああ、そして、ポアロが好きになってしまった。この小柄なベルギー人はキャラクターがしっかり立っていて、人をよく見ており、ちょっとお茶目だ。そして、何を考えているかは道中全然教えてくれないが、時に人を後押しし、口を閉じるべき時を知っている。
彼を信頼する一方で、私は犯人である人物を信用出来ず、ずっと疑っていた。そもそも犯行が可能だし、いい人なんだけど好きになれなくて。……だが、途中から「ふんふん、それで?」と物語を追うのが楽しくなったり視点を誘導されたりで、結局はクリスティーの手の平の上……(笑) ラストの一文には、探偵ものの犯人の切実な、ちょっと皮肉げな気持ちがこもっていると思う。
Posted by ブクログ
推理小説が好きでした。この作品を読んでから、良くも悪くも数年間本を読めなくなりました。
今年で発表から100年なんですね。
ぜひ一人でも多くの方に、イギリスのおばちゃんが100年前に書いた本で、めちゃくちゃに引っ掻き回される体験をして欲しいです!
読んで損無し
面白いです。良くできてます。
好みは分かれるかもしれませんが、
好みに合わなくても読んで損はないと思います。
読んだ直後は、損したと思うかもしれないけど。
私はまんまと引っ掛かったので、
二回読みましたが、
二回目も答え合わせとして楽しめました。
皆さん書いてますが、犯人が誰か知っていても楽しめます
疲れている時、ミステリー読みたいけど残酷なのは嫌だと思う時に繰り返し読んでます
ホント、クリスティは凄いです
Posted by 読むコレ
日曜夕方、独居中年の部屋から「ブラぁボォ!」との叫びと共にまばらな拍手が聞こえたとしても怯えることはありません、お隣さん。
恐らく彼はアクロイド殺しを読了しただけなのだと思います。
そんな侘しい話はさて置き、オリエントでは味わえなかった氏の真価を見た気がしました。
これは面白かった!
所謂フーダニットの真骨頂。
登場人物の巧みな使い方で真相を消臭した読ませ方にも唸らせられますが、それを終盤徐々に緩めて読者に嫌な予感を植え付けていく展開では頁を捲る奴隷と化すしか道はありませんでした。
今日という記念日を覚えておこう。
Posted by ブクログ
2026.10.20
作品名で検索したのを後悔したので、前情報は一切入れずに読んだ方が良いです
初ポアロ作品でしたが、サクサク読めてとても楽しめました
Posted by ブクログ
もちろん犯人を覚えていたので、手掛かりになる記述を拾いながら再読。わかって読むと、あちこち怪しいんだけど、これ初読のとき本当に気づけなかった。クリスティに感嘆。本当に記憶消してもう一度読みたい叙述トリック…!!
本筋とはずれるけれどポアロがシェパード先生に自死を促したのはかなりショックだったな…あまりポアロの性格上、そういう提案すると思えなくて。
Posted by ブクログ
一人ひとりが疑わしく、嘘をついている。
その嘘を解き明かしていくのが面白い。海外ゆえにわかる情報もあって「いや知らんわ!」ってなるところもあるけど、全般的にはトリックというか謎解きも一緒になって考えやすい。
終盤で明かされる本文のトリックやまさかの犯人。
まさしく「犯人はお前だー!」でびっくり。
翻訳文は苦手だけど、これは読みやすかった。
他のポアロシリーズも読みたいなぁ。でも33作は多すぎだよ…
Posted by ブクログ
中学生の頃夢中になって読んだアガサ•クリスティを再読しています。
ポアロが真犯人に伝えた言葉「別の逃げ道を選ぶチャンスをさしあげるつもりです」
これはポアロの優しさか、冷たさか。
どちらなのだろう。
Posted by ブクログ
語り手自身が犯人という大胆な仕掛けで有名な作品だが、私は序盤の語り口に不自然さを感じ、かなり早い段階でシェパードを疑ってしまった。翻訳の影響もあるのか、肝心な場面だけ曖昧に語る文章がかえって目立っていた。それでも、嘘を書くのではなく「書かないこと」によって読者を欺く発想は面白い。驚きよりも、文章そのものをトリックとして成立させた構造が印象に残った。
Posted by ブクログ
きっと学生の時に読んだ記憶がありますが、ほとんど覚えて無かったのと、「アクロイドを殺したのは誰か」を読みたくなったので改めて読みました。
改めて面白い!
語り手の視点だと思って読んでいると、ある段階で手記だと気がつくこの辺りが鮮やかで驚きました。
Posted by ブクログ
物語の書き手が犯人という構成を100年前にこんな高度に書いたというのが凄すぎる
翻訳の関係もあって地の分は読みづらいところがあったり、結末までかなり冗長に書かれていたりはあるが、各キャラの個性があって退屈せずに読めた。
推理には全く関係ないが「どこから見ても愚か者じゃないですよ。だだ-恋に落ちた愚か者というだけです」のところ何気に好き
Posted by ブクログ
有名すぎて犯人を知っていながら読んだんだけど、それでも面白かった。
必要な情報をうまくやつしてるなぁと。
お姉さんのキャロラインのキャラが素晴らしい
Posted by ブクログ
シェパード医師の視点で綴られる、村で起きた大富豪の殺人事件にまつわる物語。
エルキュール・ポアロは引退し、村で野菜を育てて生活しているところを事件解決に駆り出される。
真相は知らずに読んだけど、いろいろ前知識が入ってきていたので穿った見方をしながら読んでしまった。もしそれがなく、出版された当時に読んでいたら、自分としては大喝采だったと思う。
ポアロも何度も言っているけど、証言は疑ってかかる。この作品のみならず、重要なことですね。
同様に前知識があって読んだオリエント急行のほうが、ラストのカタルシスはすごかった。でもこれも語り継がれるだけあるなと思いました。
Posted by ブクログ
この本を読もうと思った理由は、ポアロシリーズのおすすめを調べたところ、どのサイトでも必ずおすすめに入っていたのと、前代未聞のトリックや賛否が分かれる作品と書かれていたので、ミステリー好きとして読みたいと思い、手に取りました。
アガサクリスティの作品のすごいところは、
無駄のないヒントと最後に1本線のようにきれいに繋がる伏線回収にあると思います。
ただ今回はいろいろと疑いながら読むといいと思います。
アクロイド殺しもすべての事柄が繋がったときに雷に打たれたような衝撃を体感できると思います。
自分のアクロイド殺しで好きなところは、なんと言っても殺人のトリックです。なので、ここはまだ読んだことがない人は、読んで自分と同じように衝撃を味わってほしいです。
おすすめは、メモをとりながらじっくりと読み進めることです。
あなたもアガサクリスティの世界に没頭してみてください。
Posted by ブクログ
面白かったけど…日本語訳の影響なんか、ところどころ言い回しに少し違和感。。
映画版の『オリエント急行殺人事件』と『ナイル殺人事件』はどっちも好きだったから、『アクロイド殺し』も映画で観たいなぁ、というところだけど叙述トリックもの?だからむずいか。
翻訳小説は、物語を追うことに意識が向いちゃって、文章そのものの美しさとか表現に感動する感じは少し薄れなーーもし原文で読めて、そのニュアンスまで理解できたらもっと面白いんやろうけど。
改めて、本は母国語で書かれた作品だからこそ味わえる魅力があるんだと感じました…。
★3.8くらい!
匿名
クリスティーの代表作
アガサ・クリスティーのチャレンジ精神の、一つの到達点。中心となるトリックは、一度読めば単純明快なんだけど、それを盛り上げる細工も上手くできてて、何度読んでもクライマックスはドキドキできる。
アイリッシュのファントム
ウィリアム、アイリッシュのファントム、レイディのお手本になったお話。
クリスティさんの良さ、ポアロのうまさが遺憾無く発揮されている作品。
アイリッシュの方も面白いです。お好みで。
Posted by ブクログ
「アクロイドを殺したのは誰か」が気になって、それなら原作を読まねば!と、初・アガサクリスティー。
結果としては、うん、ね。
でも、これが書かれたのは昔なわけでしょ?
それは斬新だったんじゃないかしら?
手記を読まされていたことも、犯人も。
そりゃあ犯人がなかなかわかるわけないわー!と。
もしや?と思いつつも、まさかねー。
そして想像しうる近未来も、まさかねー。
楽しくはあったけど、いかんせん最新のミステリーが進化しているから、特筆する驚きはなかったかな。
こういう良作がミステリーの基礎ならば、素直にありがとうです!
Posted by ブクログ
一本取られた、というのが正直な感想
一つの真実を追うのにこれでもかというほど、検証や考察を重ねていくが、読み進めるのがちょっとしんどかった
Posted by ブクログ
初めてのクリスティー作品でした。一番びっくりする犯人だとしたらこの人やけど動機もわからんしと読み進めていくと最後に種明かし。悪い人やん。
三谷幸喜で日本バージョンで作ってたドラマまた観たい。
Posted by ブクログ
序盤における描写に違和感があり、早い段階でこの仕掛けに気づいて犯人がわかってしまった。「ここからさらにどんでん返しがあるのでは?」と勘ぐったものの、予想通りの結末だった。これまでに本作の系譜を引く国内ミステリーを読んでいたからこそ見抜けたのだと思うが、それが100年前の作品であるというのには驚かされる。
ただ、翻訳の文体がどうにも体に合わず、なかなか読み進められなかったのが惜しい。全部舞台でのセリフのようで人間味が感じられないというか…。前半こそじっくりと細かい描写を追えたものの、途中から流し読みになってしまい、きっと原作の良さを半分も味わえていない気がする。
「犯人自身による手記」という叙述トリックの形式自体は非常に面白く賛成だが、個人的には犯人が自殺してしまうオチが残念に感じられた。しかもそれをポアロが暗に促しているように見える。事件を解決するだけでなく、犯人の死まで導いてしまうような探偵のスタンスは、どうも好きになれなかった。
Posted by ブクログ
ミステリー史に残る作品で、今のミステリーの土台を作った一冊なのだろうとは思う。ただ、自分にはあまりハマらなかった。
仕掛けは確かに上手い。伏線もかなりあり、犯人を示す叙述上の手掛かりは巧いと思う。ただ、犯行を成立させる細かな条件まで十分早く提示されているとは感じられず、「その情報が後から出てくるなら何でもありでは?」という感覚が残った。
自分は、後から振り返れば辻褄が合うフェアさよりも、最初に与えられた情報を積み上げて真相へ到達するフェアさの方が好きなのだと思う。
また、『medium』のような現代ミステリーを読んでいることもあり、仕掛け自体にはそこまで新鮮味を感じなかった。もちろん、1926年にこれをやったことや、後のミステリーに与えた影響はすごいと思う。
キャロラインは好きだった。噂好きでお節介だけど、優しさもあって印象に残った。
日本語訳も少し読みにくく、文章や会話が自然に入ってこない感じがあった。
歴史的な価値や仕掛けの巧さは理解できる。でも、それと自分が読んで面白いかは別だった。
10段階評価: 4点