【感想・ネタバレ】ありかのレビュー

あらすじ

愛はここにある。
幸せはここにいる。

「これまでの私の人生を全部込めたと言い切れる作品を描きました」
――瀬尾まいこ

母親との関係に悩みながらも、一人娘のひかりを慈しみ育てる、シングルマザーの美空。
義弟で同性のことが好きな颯斗は、兄と美空が離婚した後も、何かと二人の世話を焼こうとするがーー。

「子育てをしながら自分が受けた恩を思い知って、親に感謝していくのだと思っていた。それが親になった途端、さっぱりわからなくなった。この日々のどこに恩を感じさせるべきところがあるのだろう」
(本文より)

本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』、ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式招待&日本アカデミー賞優秀作品賞原作『夜明けのすべて』など、人々のかけがえのない関係性を紡ぎ続けた瀬尾まいこが描く、あなたの小さな、でも確かな支えとなる感動の物語!

大丈夫、忘れているだけ、見えていないだけ。 柔らかく折り重なった言葉が語りかけてくる。 そう、希望の鳥はすぐそばにいる。
――津田健次郎(声優・俳優)

今、部屋で一人涙をこらえるあなたに読んでほしい。
しんどい人生をそっと優しく肯定してくれる傑作です!
――三宅香帆(文芸評論家)


【著者紹介】
瀬尾まいこ(せお・まいこ)
1974年大阪府生まれ。2001年、「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年作家デビュー。2005年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞、2019年『そして、バトンは渡された』で本屋大賞を受賞。2020年刊行の『夜明けのすべて』は映画化され、ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品されたほか、数々の映画賞を受賞するなど、大きな話題となった。他の作品に『図書館の神様』『強運の持ち主』『優しい音楽』『あと少し、もう少し』『傑作はまだ』『私たちの世代は』『そんなときは書店にどうぞ』など多数。

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Posted by ブクログ

瀬尾さんの作品の中でナンバーワンを更新した
後半はもう、1行1行にフワッと出てくる涙を押さえながら読んだ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
シングルマザーの美空(26歳)は、一人娘のひかり(5歳)とふたり暮らし
保育園に送り、パート勤めをし、迎えに行き、食事やお風呂、そして寝かしつける

慌ただしい日々の中で、唯一潤いを与えてくれるのが、義弟の颯斗くん
彼と過ごす水曜日が、美空とひかりの楽しみになっている
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
決死で暮らしは楽では無いものの、質素に、丁寧に子育てをしている美空
そんな中、いわゆる毒親の母親との関係は、時々美空の心を悩ませ不安にさせる

保育園ママの三池さん
パートの仲間の宮崎さん
お姑さん
颯斗くんの彼氏の林田さん
みんな良い人達

深く人と関わることを苦手としている感じの美空が、少しづつ心を開き、彼らの手助けもとても温かくて心地よい
三池さんなんてとてもカッコイイ

(三池さんが、初めて話した日に家に入れて手料理を振る舞った時は、マルチな鍋を買わされるんじゃないかとドキドキした笑)

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
母の愛情が欲しかったのは、子どもの時の私で、今の私ではない。今母にしてもらいたいことはない。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈本文より

母の呪縛から逃れられない美空が、子育てを通して強くなっていく
応援したくなる物語だった

そして、もう一度子育てしたいなぁって気持ちになった

映像化あるだろうな
配役を誰にしようかな
(妄想中です)

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

母と娘 
泣きながら(ここでなぜ泣く?)
場面場面で心動かしながら読みました。
5歳のひかりちゃんが読み手にいろんな角度から方向から優しい熱いひかりを届けてくれます。だから、悪役の居ない(?)いい人しか登場しないけれど奥深くてメリハリのある小説になったのでしょうね。おりしも、本屋大賞ノミネート作発表。ノミネートもごもっともの一冊でした。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

すごく良かった。美空さんの周りの人達が温かく、読んでいる私も応援していました。お母さんとの関係も最後は強く言えて良かった。美空さんの成長を感じた。

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

さらっと書いてある文章の中に目頭の熱くなるような、心が揺れるような文がいくつもあった。中でも、子育ては終わりの連続で成長の嬉しさと寂しさがある。そして、その寂しさを乗り越えるための強さがある。といったところが印象に残っている。母に買ってもらった娘の服もあっという間にサイズアウトした時、寂しいなと思ったなあ。成長を願う気持ちとその寂しさがかけがえのない今を実感する要素なのだと思った。全ての登場人物に最終的には救いがある、瀬尾まいこさんの本が大好きだ。

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

美空さん目線で読まさりました✨

毒親とまではいかないまでも、毒を溢す親はいる。「親の機嫌を損ねないように」「親に気に入ってもらえるように」…毒は少なからずこどもの成長に影響を与える。

毒とは無縁に育った人間の口から出る「被害妄想じゃないの?」的な言葉は悪意はないとしても思った以上に心を抉る。

颯斗くんや三池さんのように、美空さんに寄り添い『絶対的な味方』という立ち位置の人間が居てくれたことに救いと温もりを感じた。
「くそばばあ」の連発や「やばいばばあだ」の言葉に、胸がスカッと✨

人との繋がりを大切にしたいと思わさる一冊✨

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2026年02月02日

Posted by ブクログ

母娘の愛ってのはとんでもないんだよな。
子供のとんでもない愛おしさ、尊さを感じれられる。
また、親の大変さを自身の記憶から思い出せて涙が。。。

こんな素敵な作品はないよ。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

夫と離婚して1人で5才の娘ひかりを育てている美空

『ひかりがいない人生なんて考えられない。
私のすべてだと迷いなく言える』
この気持ちが最後までブレない。

前半の美空はあまり人に頼ろうとはせず、
自分ができる範疇だけでなんとか2人で生きていこうとゆう切迫感を感じた
2人だけの暮らしは時間と気持ちの余裕がない、、、
『大きな不安と底知れない安らぎ。ひかりの小さな体にはその二つが詰まっている』

毎週水曜日は義理の弟の颯斗君が、
ひかりのお迎えと夕飯の用意をしてくれる、
この親子に心の安らぎを与えてくれる

颯斗君は、ひかりのことが可愛くてサポートを惜しまないし、
保育園のカースト1軍保護者の三池さん(実はとってもいい人)、職場の先輩の宮崎さん、など
自分のことを助けてくれる人が周りに現れる
でも、それは美空が真面目に生きている賜物なのだ

周りのサポートもあり、
途中から美空の本来の性格が開花してくる
ひかりからは『ママはかわいい、ママ大好き』
颯斗君からは『姉さんおもしろい』
と肯定してもらい、後半の美空は生き生きしてきた

実の母は自分本位の毒親で、
読んでいて“もし自分の母親にこんなこと言われたら悲しい”と辛かった
毒親との対峙はハラハラしたけど、
美空は自分の言葉で気持ちを伝えることができる強さを持っていた

颯斗君が言ってくれた言葉が素敵でした
『ひかりのこと幸せにしてるじゃん。
誰かを笑わせるって、誰でもいいから自分以外の人を救えるって、一番存在意義があることだと思う』

シングルマザーで大変だけど、
信頼できる人が近くにいて、
自分達らしく生きられるなら、頑張れる。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ほぼ一気読みしました。
心温まる、はありきたりだけど、
悲しい結末じゃなくてよかった。

こどもたちのかわいい会話
こどものほっぺのふわふわ
心を元気にしてくれるかわいいもの、おいしいもの

三池さんも、職場の宮崎さんも、みんな率直でいい人だなぁ。私も素敵な「余計なお世話」をやけるような人になりたいと思っている。大人になったからこそ、できる気がする。

一人の時間が好きだし、楽だけど、
知り合いや友達が増えると、楽しいことや助かることが増える は真理だなぁ。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

瀬尾まいこさんの作品読む度にですが、
ほーーーんとうに優しい気持ちになるな。
毒親(なのかな)の出てくる作品は、
どうしても暗い気持ちになるから得意ではないけど
こちらは今の母娘に焦点が当たってたし、
美空さんもひかりも颯斗くんもめちゃくちゃ優しくて
ママ友も職場の人も、颯斗くんの恋人も、
皆あたたかい人たちで……全く暗い気持ちにさせてくれないので安心して読めました!!!!
颯斗くんいいなぁ〜〜〜瀬尾さんの描く青年好きなんですけど、『君が夏を走らせる』の大田くんとか、『春、戻る』の"お兄さん"を彷彿とさせるような子だった。

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

親と子供、その関係はいつまでも続くけど、その関係が良好のまま続くとは限らない。美空の子供としての関係はモヤモヤさせられました。
でも、ひかりとの関係はいつまででも続いてほしいなぁ。子育ての悩みや不安はつきないけど、周りのいろいろな人に助けてもらいながら、人としても親としても成長していくんだと思ってます。
子供が小さい時は、生活するのがいっぱいいっぱいで、つらいけど、楽しみもたくさんあるよなぁと思いました。
 颯斗くんの立場でここまで関わってくるのはなかなかないかもしれないけど、子ども好きなら「まぁいっかぁ」と思います。

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2026年02月06日

Posted by ブクログ

身近な人たちの適度な距離感と温かさが心地良すぎて、実母との場面はもはやホラーのようで手に汗を握り、目を逸らしたくなる落差が凄まじい

美空とひかりの関係性はあくまで穏やかで親としての子育ての泥臭さはほとんど語られない
一方で、娘として母に支配され続けてる美空の葛藤から、ひかりにはただただ愛を注ぎたい、というのが痛々しいほどに伝わってきた

周囲の人の関わり方が理想的すぎて、全部の子育て世代がこうあればいいのになぁ

親子でも相性が悪いこともあるしそれでも簡単に切ることの出来ない血縁関係とは反対に、血の繋がりは重要ではなく情や友愛で繋がる関係性を丁寧に書きつつ、夫としてはどうしようも無かった人間が、しんどい弟に光を当てた兄であり、かけがえのない存在と出会ったきっかけにもなっていることも語られていて、人間だじゃなくて人間関係も一面だけでは語れないことにも気付かされる

『運命の相手は恋人とは限らない』
本当にね、そのとおり。

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

いろいろな家族がある、好き嫌いや相性が悪い親子もある。子供を通して広がる社会。子供とともに成長する親。しかし、どの物語も父親は頼りないものが多い。
毒親と言ってもいろいろなタイプがあって、DVやネグレクトじゃない毒親はいる。毒親に育てられても、違う子育てもできる。親に洗脳されるのは当たり前、その洗脳について自分で考えて、自分の考えを少しずつ変えていくことが成長なのかな?大変だけど。周りに助けてくれる人がいれば。
LGBTQ+が普通に主な役割として出てくる。シングルマザーなんて、ウヨウヨ。

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

すごく暖かくて幸せが詰まった物語。
少し自分がひねくれてる時期に読むとイライラするくらい暖かかった。
ただ美空さんがいい人すぎてすこしムッとした。
あんな毒親ほっといたらいいのに……
本の感想と外れるけど親と縁を切ろうと思っても難しい日本の法律って改めるべきだよなぁ。
普通の家庭の人はそこにたどり着かないだろうし。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

子育てが終わりの連続という言葉にドキッとさせられた。そうだよね、初めては鮮明に記憶の中で輝いているのに、終わりはいつの間にか過ぎ去っている。それが最後とはわからないままに。
そんなことを考えてちょっとセンチメンタルな気持ちになってしまったりもしたけど、瀬尾さんらしいあたたかさと優しさがギュッと詰まった良書だった。「育ててやった」ではなく、たくさんの幸せを与えてくれた存在として、子どもと向き合っていきたいと思った。

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

湊かなえの「母性」を読んだ時も思ったけど、やっぱり母性って女性だからといって全員に搭載されているわけではないよね…?
母性というか、産んだ子どもを必ずしも愛せるわけではなさそうよね…??

瀬尾まいこの本は悪い人が出てこないから安心感を持って読めるところが魅力の1つだと思ってて、でも主人公の母親めっちゃ毒親だよね…?ついに悪い人が出てきたか…
と思ってたけど、完全悪ではないよな
愛情0ではなかった。
雑に言うと子育てに向いてなかった人
人間的に未熟で弱い人。これは言い過ぎか…?

よくいる「子どもは可愛いわよ〜!子育てはみんな不安なんだから怖がらなくて大丈夫」みたいに子どもを持つことをやたら勧めてくる人達は、たまたま愛情を持てた人であり、その発言はやっぱり結果論なんだろうな
前々からこの説を推してたけど、根拠が増したなぁ

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

子どもたちのことをとことん甘やかしたくなった。
日々に流されてゆっくり話が聞けなかったり、感情的になったりしてしまうけど、どんなわたしでも無償の愛をくれる子どもたちの偉大さ、懐の深さに感謝!
美空さんのように穏やかに大切に、子どもたちや大切な人と関われるようになりたい。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

世界を変えるのは、賢い大人じゃなく、笑っている子どもだ。

​「そして、バトンは渡された」を彷彿とさせる、温かな読後感に包まれる一作です。シングルマザーの美空と娘のひかり、そして義理の叔父・颯斗。彼らが織りなす軽妙で楽しい会話は、読んでいるこちらまでその輪に加わりたいと思わせるほどの魅力に溢れています。

​親子関係だけでなく、対人関係に疲れを感じているすべての人に手に取ってほしい快作です。子どもがいる人はかつての日々を愛おしく思い、そうでない人は「子どもがいる未来」の尊さを感じるはず。

「子どもは幸せになるのが仕事」という真っ直ぐな一文は、選挙中の候補者全員に意識してほしいものです。
​映像化への期待も膨らむ、まさに「ココロが穏やかになる」作品です。

​■引用
・​すごくない子どもなんていない。子どもがいなけりゃ未来は真っ黒だよ。明日は子どもにかかってる。じじいやばばあじゃなくて、子どもが作るんだよ。子どもは想像もつかない未来そのものだよ。
・​​誰かを笑わせるって、誰でもいいから自分以外の人を救えるって、一番存在意義があることだと思う。
・​赤ちゃんは泣くのが仕事ってよく聞くけど、子どもは幸せになるのが仕事みたいなものかもね。
・​ほんとうの自由は、好きな人を好きになって、会いたい人に会って、その気持に戸惑わずに従うことだ。
・​幸せはあちこちにある。ルリビタキやハクセキレイみたいな大きさで、うっかり見落としたり、するりと抜け落ちたりするものなのかもしれない。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

全体的にとてもキラキラしていて眩しい小説だった。
もし子育てするなら、こんな風に過ごせたらいいなと思った。

登場人物も素敵な人ばかりで、だけど考えてみたら自分の周りにもこんな風に助けてくれる人がいるなと思い、改めて感謝しなきゃいけないなと思った。

人の温かさ、助け合いの有り難さをとても感じられる話だった。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

子どもを育てるって、自分の幼少期をもう一度なぞる行為だよね。

いい人ばっかりで、しんどかった。
私は人と関わるのが苦手なので…「関わることが大事」みたいなテーマはしんどい。そうは思えないから。子どものことも、そんなふうには愛せなかったから。

でも、少しだけ救われた気がする。 
子どもは「いろんなものを連れてくる」「いろんなものを見せてくれる」「いろんなものを与えてくれる」のは共感。そうやって、私の人生を複雑にしてくれる。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

親子の物語。
主人公の美空さんの優しさが愛しくて、でも危なっかしくもある。時々そわそわするけれど、娘のひかりちゃんの純粋さと可愛さに終始ほっこりしていました。
荒井良二さんの装画がぴったりな優しい一冊でした。

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2026年01月16日

Posted by ブクログ

温かいお話だった。そう感じるのは瀬尾まいこさんの本だからか、言葉が全体的に優しく感じる。
こんな風に気づいて人間関係をつくっていけたらいいのに、と。願望でもあり、ただ、これは自分の思い込みかもよ、一歩踏み出してみてよ、会話してみないと始まらないよ、気づいてよ、ってことかな…
色のトーンがとても素敵な装丁デザインがまたよかった。

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2026年02月02日

Posted by ブクログ

子育てで困るのは、自分が病気になった時。
誰か助けてくれる人がいるっていいよね。助けてくれるって、ありがたい。
頼るって大事。

一方で、物語に登場した優しいであろう人たちとの関わりは、私はちょっとしんどい。
誰だかよくわからない人から与えられる優しさが怖い。
許容範囲は、義母まで。義弟はアウト。
この感性は、私が変わり者だからかな。

子育てに正解はないけれど、私は、子供を病院に連れて行く時は、入院であろうと手術であろうとはっきりと子供に説明する。誤魔化しや半分騙すようなやり方が好きじゃない。だから、手術直前まで子供に黙っててあげて、美空は優しい母でしょって雰囲気がただようあたりから、物語との距離感ができてしまった。

私の子育て方法、強すぎるんかもしれん。

そして、ひかりちゃん、育てやすい子やね...。実に子供らしい...。
と、心の中がざわつく。

感性のズレを感じつつも、子供への愛情は、すごく共感できるところがあって良かった。

ただ、どんなに愛情持ってても、私の子供達は、もっとちゃんと育てて欲しかったと思うかもしれない。将来、毒親認定されるかもしれない。

きっと、美空のお母さんは、あのくらいでは引き下がらないよね。




母親の物語は、誰のどの作品でも私はテンションが下がることを再認識した。

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

シングルマザーの美空と、ひとり娘のひかりの話し。

瀬尾まいこさんの本は優しくて、読後あったかい気持ちになるな
義理の弟楓斗とその恋人林田さんが好き。2人の話しを読んでみたいです。

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

瀬尾さんの他作品と同じく、最後は温かくハッピーエンドで終わる優しい話。
ただ、主人公の周りがあまりにもいい人ばかり過ぎる…。颯人君の同性愛の設定は必要??
最近よくLGBTの男性が出てくる作品を目にするけど、ちょっと冷めちゃう。残念。
女性主人公と恋愛関係にならない、でも主人公にめちゃくちゃ協力的な男性キャラクターにする為の設定?としか思えなくなってしまって勿体ない…。
LGBTが嫌いなのではなく、LGBTという特性が物凄く便利に使われすぎてる事が多い気がする。何故いつもLGBTのキャラは主人公に無償でとことこん奉仕するのかが分からなくてモヤモヤする。

ひかりちゃんも可愛いしいい子なんだけど、こんな聞かれたくない話の時に限って1人で遊んでくれる都合のいい幼児は居ないんじゃないかな…ひかりちゃんも都合が良すぎる…。

最後の毒親との対決も、毒親はそんなアッサリ引き下がらない!!と思ってしまってモヤモヤ。

軽いトーンで優しい、疲れた時にサクッと読むのに向いてるのかな。
瀬尾さんは「私たちの世代は」など、優しい人が居て温かくなれる素敵な話も多いんだけど、今作はなんだか全然響かなかった。私とは相性が良くなかったのかな。

赤ちゃんは泣くのが仕事、子供は幸せになるのが仕事。この台詞はいいなと思いました!

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2026年02月06日

Posted by ブクログ

瀬尾さんが描く毒親の話と聞いて、毒親本を読み漁っている者として読むのを楽しみにしていました。

結論から言うと結局恵まれてるパターンだったので、まぁそうか…と。瀬尾さんはそんな暗い世界を書く作家さんではない。温かく優しい世界を見せてくれる。それが心地良くもあり、非現実的でもある。

瀬尾さんは「人に恵まれている」と話されていたので、瀬尾さんにとっては現実なのかもしれないが。

ラストの主人公と母親が対峙する場面、お金にはかえられない人間関係を手に入れた主人公とすぐに消えてしまうお金を手にした母親の対峙が物悲しい。

どうやってそのお金を稼いだのかをわざわざ話す主人公は強くなったとはいえ母親に褒められたい、認められたい気持ちが潜在的にあるような気がした。

母と娘は本当に難しい。

主人公は苦労もたくさんしているのに、それでも恵まれてると思ってしまう自分に読みながら嫌気がさした。毒が回ってる自分に。






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2026年02月03日

Posted by ブクログ

ありかって、自分の居場所ということなんだね
子育てってめちゃくちゃしんどいけど、無条件に自分を求めてくれる存在って、自分を全肯定してくれるようで、貴重な居場所ができた感じがするね
でも、子供も育っていつかは親離れ、子離れして、いずれその居場所がなくなるような不安も常にある
変わっていくことは避けられないから、今、この瞬間を大切にする事で、その時の寂しさも乗り越えられる気がするし、目に見えない絆も生まれる気がする
そんなことを教えてくれる本でした

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2026年02月02日

Posted by ブクログ


大人目線と子ども目線で胸を締めつけられる。

子ども時代全然幸せじゃなかった。
あの頃はその選択がいいと思っていたことも、自分が親となり、くめる気持ち。
“母親という重し“に押されそうになりながらも、
何も持っていなかったと思っていた美空が、何者かになれた。と思えるほど、どんどん強くなっていく。
周りには自分を強くしてくれる人も、強くなりたいと思わせてくれる人がいる。
ひとりで生きているわけじゃない。
すごく幸せなこと。

ひかりが笑っていたら元気になる。
ひかりを笑わせている。
それがひかりを幸せにしている。
美空も幸せなのだ。

「おやすみ、ママ、ラビュー」
こんなこと言ってたよ。
みたいな話に将来なるのだろう。なんて思いながら。

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2026年02月02日

Posted by ブクログ

私は美空の母に近い行動をとっていたと思い、心が痛くなるお話しでした。

子どもが小さく大変だと思っていた頃に、この本を読んでいたら、もっと優しく接してあげられたのかな…その頃に本を読むなんて時間はないだろうけど。

本当は美空の様に子どもと接していたかった。もっと愛情を注いであげたかったと自分の子育てを反省してしまいました。

義理の弟の颯斗や三池さん、宮崎さん、周りに素敵な人達がいるのは美空が素敵だから、素敵な人達が集まってきたんだろうな〜

成人になった息子達にイラッとくる時があるけれど、昔できなかった気持ちを思い出して接してみようと思える作品でした。

子ども達が大好きだから

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

瀬尾まいこさんの物語には
いつも温かな光が差し込んでいるような
安心感があります♡


物語の中で印象的だったのは
「何気ない日常の交流」です
劇的な事件が起きるわけではなく…

誰かと食事をしたり
言葉を交わしたりする中で
主人公の固まっていた心が
少しずつ解けていく描写が
とても丁寧で 読んでいて私自身の心も
軽くなりました



表紙の絵にあるような…
明るく でも少し歪んだ形をしている
椅子やピアノは完璧ではないけれど

そこにあるだけで価値がある
「日常の断片」を表しているように感じました!



どこか遠くにある理想の場所を目指すのではなく
今の自分が立っている場所を
「ここが私のありかだ」と受け入れること…

そんな想いを
タイトル『ありか』に込めたのではないかな…と
想像しました



もしいま どこにも自分の居場所がないと
感じて悩んでいる人がいたら…
ぜひこの本を手に取ってほしいです!!

「今のままのあなたで大丈夫だよ」という
優しいメッセージがきっと届くはず♡♡

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

ほっこりする内容もあったけれど、ストーリーの展開が遅くて途中読み飛ばし気味になった。
実の母親以外はいい人すぎて、現実にこんな人達いるのかなと疑問。

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2026年01月13日

購入済み

単調かな?

 とても読みやすい本でした。
ひかりちゃんとの日々、義理の弟さんとの不思議なやりとりなど。最後まで一気にサラサラと読み進める事ができました。
 今まで閉ざしていた心に、いざ開けてみると意外にもスッと馴染めるものであったり、強引にこじ開けられても、それが不思議に心地よかったりと、主人公の心の動きが、手にとる様に理解できました。
 もう一つの話として忘れられないのは、母親とのかかわり。世の中にこの様な親が本当に存在するのかと、少し違和感を覚えました。苗字が何回も変わったり、これは筆者の体験なのでしょうか?
 ただ、時間の流れがやや単調すぎて、所謂、話のクライマックス?山?って箇所を見つける事ができません。それなりの感動が薄かった様に思いました。
 

#癒やされる #じれったい #共感する

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2025年06月16日

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