ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 生きるぼくら

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    1年ぶりに2回目読み直しました
    2回目でも人の暖かさ、ひとりじゃない、
    人は変われると言うことが素直に心に響きました。
    泣きたい時にピッタリです笑

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    2026年08月12日
  • 赤と青とエスキース

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    エスキースとは、本番の絵を描くための設計図のようなものだ。下絵ともいう。

    そこには、これから描こうとする完成形がある。
    こうしたい、こうなるはずだ、と自分なりの理想を描く。

    けれど、エスキースはあくまで下絵だ。

    実際に描き始めれば、思ったように線が引けないこともある。予想していなかったことが起きて、最初に思い描いていたものとは違う形になることもある。

    たぶん、生活も同じなのだと思う。

    自分にも、働く前に思い描いていた仕事の姿があった。「こんなものを作りたい」と思って会社に入った。

    けれど、実際に働き始めると、ときどき分からなくなる。

    これは、誰のために作っているのだろう。

    自分

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    2026年08月12日
  • チンギス紀 十一 黙示

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    ようやく、チンギスが一人の女を選んだのか?

    という感じ。

    息子たちも成長してるようだしまたまた、面白い

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    2026年08月12日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    スパイ小説と思って読んだら違った。いやスパイ小説だ。私が思っているのとは違うけどスパイが主人公だ。
    私も大人になってから音楽教室に通ったことがある。私は不器用なので個人レッスンにしてもらい、3畳もないような防音室で講師からレッスンを受けた。あんな密室でスパイ活動だなんて私には絶対できない。と、まあ状況が把握できるだけに主人公にヒヤヒヤと感情移入をしてしまう。途中で「さっさと任務放棄しろ」「そんな会社辞めちまえ」と檄を飛ばしてしまった。小説なのにね。
    実際にモデルとなった事件があったようで潜入調査員の精神的犠牲はいかほどかと察せずにはいられない。
    良い本でも内容を忘れてしまうこともあるが、この本

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    2026年08月12日
  • まっくら 女坑夫からの聞き書き

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    石牟礼道子さんが文体に影響を受けたと聞いてからずっと読みたいと思っていた1冊。上野英信の「追われゆく坑夫たち」と双璧をなす。女性の坑内の作業を禁止されてゆくことを進歩と考えていた自分の浅薄さを痛感した

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    2026年08月12日
  • 超人計画

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    ネタバレ

    00年代の孤独感というか寂しさみたいなものが感じられてよかった。当時はまだ物心がついていなかったのでその雰囲気がなんだか新鮮だったり…。
    レイちゃんが死んでしまう場面は、流石に息を呑んだ。こういうところは流石滝本氏だなと思った。

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    2026年08月12日
  • 雨月物語

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     お盆でございます。
    何年かに一度、このころになりますと読みたくなる物語がございます。
     はい。雨月物語でございます。

     特にわたくしは「浅茅が宿」が好きでございます。
    下総の国 葛飾の郡、真間というところの1455年辺りのお話でございました。
     勝四郎という夫が、秋には戻るという言葉を残して京へ商ひに出たのを待ち続けた妻 宮木(みやぎ)の悲しいお話でございました。
     折しも夏には戦が始まって、村人が里を捨てて逃げてしまっても、夫が秋には戻りますからと言って、里に残った宮木。。。
     
     雨月物語とはよく言ったものでございます。
    そぼ降る雨の夜にお読みくださりませ。
     上田秋成さんが切なくも不

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    2026年08月12日
  • 川が流れるように

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    ネタバレ

    自然、歴史、人生、時の流れ、スピリチュアリティ…そういうものを感じる壮大な物語だった。

    ヴィクトリアの選択、人生がどうなっていくのか、とても興味深く、先行きが見えないハラハラする展開に手に汗握り、応援し、最後まで自分ごとのように感じながら読んだ。

    ウィルとの思いがけない出会いは、ヴィクトリアにとって人生のギフトだったと私は思う。
    様々な試練を、自分だけがわかる感覚や学び、培ってきた知恵により選択し、次への一歩を踏み出し、信じて奮闘してきたヴィクトリア。彼女が人として成熟していくのを感じた。

    人は亡くなっても、大切に思う人にはその人の生きた証や言葉が残っていくのだなと、あらためて目に見えな

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    2026年08月12日
  • 思わず考えちゃう

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    普段生きてて感じるモヤモヤとか疑問とか、こう言うのあったらいいのになあとか。そういうのって、なかなか人に出しにくいからこそ、ヨシタケさんが紡ぐこの言葉たちは、柔らかい発想のお陰で心の奥をそっと優しく癒してくれて好きです。心配事を吸わせる紙、私も欲しい!

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    2026年08月12日
  • ババヤガの夜

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    とても読みやすくあっという間に終わった。
    題名からは内容がイメージできず、期待せずに読んだけどスピーディーな展開で映画一本見終わった感じの満足感。


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    2026年08月12日
  • 車輪の下

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    ネタバレ

    校長の「疲れきってしまわないようにすることだね。そうでないと、車輪の下じきになるからね」という言葉が印象に残る。
    読み終わってから思うと、この言葉がハンスの人生そのものだったように感じる。ハンスはずっと頑張っていて、期待に応えようとして、勉強もして、周りから認められようとしていた。でも、そのうちに何のために頑張っているのか分からなくなって、自分自身がどんどん疲れていってしまったんだろうな。
    特に印象に残ったのが、楽しく人が集まっている飲み会のような場面から、最後にハンスが川を流れていくところまでの落差。さっきまで人間らしい楽しさがあったのに、そこから一気にあんな終わり方になるのがあっけない。

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    2026年08月12日
  • 地底世界 サブテラニアン 上

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    危機また危機の連続! 面白いじゃないか。クリストファー・ハイドの『大洞窟』を思い出したよ。あちらはSF要素はなかったけど。

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    2026年08月12日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    第二次世界大戦の独ソ戦の中で戦う1人の少女のお話でした。
    自分がもし戦争を生きる人間だったら彼女たちのように強く生きれただろうか。
    人の命を奪うことに何も感じなくなる罪悪感と戦争という魔の空間に飲み込まれていく描写が何ともいえない気持ちになった。
    一番最初にセラフィマの復讐の相手としてイリーナがでてきたが、イリーナはセラフィマを狙撃兵として、ただの自分の駒として動くように仕向け、罪悪感を感じさせないように、誘導していた事実を知ったときは思わず泣いてしまった。
    戦争という残酷な中でも、人を愛してその人のために戦う、決して美化してはいけない部分だと思うが、人にはそれぞれ信念があってそれに従って行動

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    2026年08月12日
  • PRIZEープライズー

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    賞という事、編集者や編集担当者との関係、小説家のプライドなど、大好きな小説の事を色々知ることができた本です。斬新な表紙でしたが、こういう事にも意味があるんだな、と、読み終えた後は、違う視点から見る事ができて幅が広がりました。
    小説→賞 が好きな読者にはたまらないですね。

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    2026年08月12日
  • 傲慢と善良

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    これほどまでに刺さる本は久しぶりでした。
    「こんな過去や好みを持った自分を理解してくれる相手、みたいなものを求めすぎて、逆に相手もそういう物語を持っているかもしれないということの方は疎かになる」

    一体私は自分にどれだけ高い点数をつけているのか、自分を振り返るきっかけになりました。

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    2026年08月12日
  • 紋切型辞典

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    私は大好きです。すごく面白かった。
    ひとつめの、アイスクリームからして面白くて皮肉に満ちていて楽しい。
    フランスロマン主義視点を思いっきり皮肉った言葉の数々が愉快すぎて読むのが止まらなくなった。
    アンブローズ・ビアスの悪魔の辞典も絶対読まないとな。

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    2026年08月12日
  • ペンギンは空を見上げる

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    子供社会の現実を垣間見た思いでした。
    大人社会よりも生きにくそう
    舐めていました
    甘く考えていました

    そんな子供達の小さな社会で
    超然としてとても大人のように見えるハル君
    小学6年生
    状況を俯瞰して眺められ、冷静に周りの人たちを観察できる
    でも物語が進むにつれて、家族との関係や懐いてくる友達に距離を置こうとするハル君に少しずつ違和感を感じていきました
    喉の奥に刺さった小骨の感触がどんどん増していくように

    そして、最後にハル君が抱えていた大きなハンデを知る事になる

    ペンギンは羽はあっても飛ぶことはできない
    首を宙に向けて思いっきり伸ばして
    憧れることしかできない
    でもハル君が自分の心にまで

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    2026年08月12日
  • 三日間の幸福

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    人生とはこうも面白いものか、と思う1冊。
    三十年より、3日間の方がよほど人生であり愛だったっていうのが凄く良いです。
    結末も個人的に大好きな終わり方で、大満足でした。
    共感も寂しさも沢山詰まった素敵なお話でした。後書きも素敵。

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    2026年08月12日
  • アンマーとぼくら

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    幼くして生みの母と死別したリョウが、不思議な時間の中で「おかあさん」とともに沖縄を廻る3日間の物語。

    新しい家族の在りように戸惑う主人公の心理描写を通じて、どうしようもない子供のような父・カツに対する読者の認識も、時系列で進む回想を交えながら変化していきます。

    主人公のモノローグや、おかあさんとの軽妙な掛け合いはさすが有川節。
    笑わせるところでは笑わせ、泣かせるところではしっかり泣かせてきます。
    脳裡に立ち上がってくるように細緻な、沖縄の風景やグルメの描写も本作の魅力です。

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    2026年08月12日
  • ラブコメ今昔

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    突っ走り系広報自衛官の女子が鬼の上官に情報開示を迫るのは、「奥様のナレソメ」。双方一歩もひかない攻防戦の行方は?(『ラブコメ今昔』)。出張中新幹線の中で釣り上げた、超かわいい年下の彼は自衛官。遠距離も恋する二人にはトキメキの促進剤。けれど…(『軍事とオタクと彼』)。「広報官には女たらしが向いている」と言われつつも彼女のいない政屋一尉が、仕事先で出会ったいい感じの女子。だが現場はトラブル続きで…(『広報官、走る!』)。旦那がかっこいいのはいいことだ。旦那がモテるのもまあまあ赦せる。しかし今度ばかりは洒落にならない事態が(『青い衝撃』)。よりによって上官の愛娘と恋に落ちてしまった俺。彼女への思いは

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    2026年08月12日