ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 小さな場所

    Posted by ブクログ

    東山彰良の台湾に棲む僕の話。なんか東山さんの話は底抜けに明るい。内容はすごく悲惨だったりするのに、僕の性格が明るいのか、もう最初から明るい気分になれてしまうのだ。澤田瞳子さんが旅に出ているようだと評しているけど、それは賛成。

    第1話 ニン姐さんはよくうちの食堂に食べに来てくれる彫り師で、フィギュアショップの2階に店がある。一見さんはお断り。ニン姐さんは黒猫の白猫という名の猫を飼っていた。女の子がニン姐さんを探している。

    第2話 孤独さんは探偵だ。孤独さんの部屋には本がいっぱいある。孤独さんは野良犬を呼ぶ。ある土地公廟のご本尊が家出した。

    第3話 フオ先生は郷土教学の先生だ。クラブのステー

    0
    2026年09月01日
  • 世界99 下

    Posted by ブクログ

    どんな本だったか簡単に説明できないほど複雑だった。やっぱりこの本に書かれてることはありえない話のように見えて、数十年後の地球をのぞいてる感覚になる。最後もただ人間から汚い感情は無くならないよねっていう簡単な結論でないことは分かる。だが、これを説明できない自分が悔しい。多くの人に読んで欲しいけど、この本について語り合う自信もない笑

    0
    2026年09月01日
  • しおりのカチューシャ

    Posted by ブクログ

    しおりは、全校集会のまゆかさんのコーディネートに憧れました。特に憧れたのが黄色い色に星の付いたカチューシャ。お手伝いでお買い物に行くことになりました。スーパーの2階のかわいいもの屋さんでまゆかさんと同じカチューシャが
    ありました。今貯金箱の中にあるのは700円です。あと2回お手伝いをしたら買える!
    そう思って2回お手伝いするが…

    面白くてとってもおすすめします^_^
    ぜひ読んでみてください〜

    0
    2026年09月01日
  • 月曜日の抹茶カフェ

    Posted by ブクログ

    茶道を習っている私に抹茶という言葉がひっかかり、『木曜日にはココアを』の続編でもあるとのことで選択。

    読後感がいい。今テレビで『ひよっこ』の再放送を見ているのだけれど、人と人の縁が次につながっていく、そんなところがこの本の内容と似ているように思った。自分のちょっとした言動がもしかしたら誰かの人生に影響を与えているのかもしれない。

    「人でも物でも、一度でも出会ったらご縁があったってことだ。縁っていうのはさ、種みたいなもんなんだよ。小さくても地味でも、育っていくとあでやかな花が咲いたりうまい実がなったりするんだ。種のときは想像もつかないような」マスターのこの言葉が心に残った。

    文体がとても読

    0
    2026年09月01日
  • スピノザの診察室

    Posted by ブクログ

    大切にしたい名言があり過ぎて、メモしきれない。
    もう一度、じっくり読み直さねば。

    辻さんといい、鳥居さんといい、出てくる患者さんそれぞれ、「いるいる、こんな人!」って笑えてしまう。
    夏川草介さんが、実際に出会ってきたリアルな患者さん達がモデルになっているんだろうな。

    私もマチ先生にあやかって、
    今度、長五郎餅を買いに行こう。

    0
    2026年09月01日
  • あやつられ文楽鑑賞

    Posted by ブクログ

    文楽はまだ一度も観たことがないが、そのおもしろさが文章からとてもわかりやすくかつ刺激的に伝わってきた。チケットを購入したが、とても楽しみ!

    0
    2026年09月01日
  • 藻屑蟹

    Posted by ブクログ

    すごく面白かった。怖かった。
    権力、金、弱いゆえの当然の権利に、本流に巻き込まれてしまう。
    自分の気持ちを大事にしたいと思いながらも金を前にしては何も反抗できず流されてしまう様子、特にATMに記帳することに平静を保ったふりをしながら朝から何も手につかない、車をわざとゆっくり走らせる描写などはリアルでよく分かる心情だと思った。
    原発そのものも、その裏も、ここまで人を変えてしまうのって、恐ろしいと思った。
    語彙力小学生笑

    0
    2026年09月01日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

    Posted by ブクログ

    3冊の中で1番好き。京大の達磨研究会最高!私が行ってた大学とよく似ていて、昔を思い出す。今まで出て来た人たちが、上手く絡み合って、成瀬を盛り上げてくれるところ好き!
    いつなでもこの物語を読んでいたいと思った。

    0
    2026年09月01日
  • くもをさがす

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まずは著者が、現在もお元気そうに過ごしている姿を見て嬉しく思います。

    日本ではない海外で、癌を罹患し治療を行うとことがどれほど大変で怖いものなのかと考えさせられた。
    読み進めていく中で、日本の医療の治療方針や医療従事者の方の接遇などがいかに素晴らしいものなのかと思った。

    私の父も癌を罹患したが、とてもオペ当日に退院出来る状態ではなかったなと思った。

    そして日本とはまた違うのが、友人や隣人が様々なサポートを本当に沢山している所が、心が温まり、
    人との絆がとても強く素敵な文化だなと思った。

    いつか、子供が大きくなった時に読んで欲しい1冊でした。

    0
    2026年09月01日
  • 水滸伝 十九 旌旗の章

    Posted by ブクログ

    終わった。
    旅だったと思う。読書ではなく。
    宋江と武松、それに李逵。彼らの旅路に同行していた。いろんな人との出会いと別れがあった。みんなそれぞれ事情を抱えていた。それでも生きたいと願っていた。宋江はそんな暗闇から抜け出せないでいる彼らの足元を照らす小さな光だったのではないか。
    旅は終わりを迎えた。『楊令伝』という次の旅が待っているけれど、一旦一休みしようと思う。
    宋江と李逵を失った武松の気持ちが落ち着くまでは。

    0
    2026年09月01日
  • 藍を継ぐ海

    Posted by ブクログ

    2024年下半期の直木賞受賞作。「夢化けの島」「狼犬ダイアリー」「祈りの破片」「星隕つ駅逓」「藍を継ぐ海」の5編を収める。どれも巧妙な構成と大きなテーマで心に残る。著者の伊与原新は東京大学大学院理学研究科で地球惑星科学を専攻したという経歴を持つ。科学的な知見と人間の心を深く見つめる視線が稀有な物語を生み出している。

    0
    2026年09月01日
  • 一次元の挿し木

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドラマを見つつの原作を読もうと。原作も内容的に面白かった。
    最後の物語のたたみかたはちょっと急かなという感じがあったけど
    それでも面白かった。主人公の悠より、義父という設定の京一が
    会社経営をしつついろんなことを対処しているのでスーパースキルを
    持っているんじゃないかと思って、むしろ牛尾より怖かった。

    Part2 二次元の挿し木??で解明してほしいところ
    ・テセウスの剣の鑑定結果(何かが塗られていたのか)
    ・紫陽の体調がなぜ復調できたのか(牛尾の血の活用??)
    ・牛尾が無尽蔵に出してくる苛性ソーダの精製、補充方法のカラクリ

    0
    2026年09月01日
  • 宮廷神官物語 四(角川文庫版)

    Posted by ブクログ

    某国宮廷モノ大河ドラマを彷彿とさせる展開に笑うた。
     やはり見えやすい悪役の陰で暗躍する人物が登場しましたね〜
    今後の展開が楽しみ。
    しかし、底意地の悪い人って、国は違えどいつの世も必ず居るよなあ。
    職場にも学校にも…あれは何なんだろう。

    0
    2026年09月01日
  • 肉は美し

    Posted by ブクログ

    人間以外の動物が謎のウイルスに感染し、肉が食べられなくなった世界。動物性タンパク質を摂取するため、「人肉食」と呼ばれる人間の肉を食べることが合法化されている。

    主人公は食肉処理工場の管理職として働いていたが、人間が人間を食べることが当たり前となったこの世界に、どこか後ろめたさを感じていた。そんな中、家畜化された人間のメスとの出会いをきっかけに、さまざまな葛藤を抱えていく。

    内容は非常にセンシティブでグロテスク。割と耐性があると自負していた私でも、思わず目を背けたくなるような描写が多かった。読むなら、体調の良いときのほうがいいのかもしれない……。

    ただ、単にグロテスクなだけの作品ではなく、

    0
    2026年09月01日
  • ブラッディダイスの殺人 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みながら調べた言葉
    ・BMG:Browning Machine Gun
    ・ペニー硬貨の色:赤銅色
    ・トップハットなしのスナイドリー・ウィップラッシュ
    ・オヒョウ:大きなカレイ
    ・ペストリー:パイ状・サクサクとした食感に焼き上げたお菓子やパン
    ・ブルース・スプリングスティーン
    ・グーニーズのママ・フラテリー
    ・フェドーラ帽:中折れ帽
    ・バーガンディ色:暗い紫味の赤色
    ・ドクター・フー(10代目)
    ・アミティ島のクイント:映画「ジョーズ」の舞台と登場人物
    ・ボーダー花壇

    0
    2026年09月01日
  • 最後の皇帝と謎解きを

    Posted by ブクログ

    聞き慣れない用語が多かったが、時代設定が魅力的だった。各話の謎がちょっとずつ繋がっているのも良かった。

    0
    2026年09月01日
  • 殺し屋の営業術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったー! 凄腕営業マンの鳥井が殺し屋の営業に転身し、2億円(最終的には3億円)のノルマ達成に向けて無双する。「ノルマを達成できなかったことがない」と豪語する鳥井なので、最終的には3億稼ぎきるエンドは見えているようなものだが、それでも揺さぶりに揺さぶりをかけられるジェットコースター的展開に一気読みだった。こんなにもいろんな障壁が立ちはだかるのに、一点一点突破していく鳥井、かっこいい。裏社会のルールとか何も知らないので、余計に予想外の方向に物語が転がっていくのが面白い。最後のピンク・ダイヤモンドでノルマを達成する瞬間は痺れた。途中でやたらとピンク・ダイヤモンドを強調し過ぎではと思って読んでい

    0
    2026年09月01日
  • 流浪の月

    Posted by ブクログ

    「ウチに来る?」「行く」

    9歳の少女と19歳の青年。
    少女にとって青年は唯一の居場所。
    青年にとって少女は自由の象徴だった。

    怠惰で豊かな2か月は、世間からは
    児童性愛者による誘拐事件だった。

    15年後の再開。事実と真実の違い。
    ふたりはそれでも軽やかに生きてゆくのだろう

    0
    2026年09月01日
  • 傲慢と善良

    Posted by ブクログ

    最初は真美に嫌悪感を感じたが、後半になると共感する部分も多く応援する気持ちになった。相手の立場にならないとわからないことが沢山あると感じたし、時ぶん自身も目に見えるものだけで判断することはしないように心がけたいと感じました。最初のドロドロした雰囲気から知らないうちに曇りが晴れてきて、ラストは清々しかったです。

    0
    2026年09月01日
  • 君の名前で僕を呼んで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前に最初の10分で見るのをやめていた同名の映画、あらためて最初から集中して観た。あんまり良かったので、ジェームスアイボリー監督の脚本はどんな原作を元にしているのか、気になって本を購入(原著のほうが安かったので原著)。読み始めたら止まらなくて、1週間で一気に読んでしまった。

    延々と続く17歳の少年エリオの思慕の独白。
    恋する相手と一緒に過ごしたイタリアの小さな街の昼と夜の2週間、最初で最後のローマ旅行(別れへ向けての駆け落ち)、そして彼は自分の人生から消え去り、夏の数週間は置物のようになってしまっても、想いは消えない。15年後に思い立って彼を突然訪問したときも、40代手前になった彼の手にそばか

    0
    2026年09月01日