ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 怪蒐

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    ネタバレ

    自分にしては珍しく、事前情報なしでタイトルと表紙に引かれて購入したのたが、大当たり。
    各話、味の違うテーマのホラーで、こんな感じの話が続いてゆくのかと思いきや、終着にむけて全部つくり込まれていて見事だった。
    それにしても主人公が死んだ目でドSの雇用主と(仕方なく)関わり続けていくのがメロい。
    ラスト、明かされる謎とともに主人公の印象がガラリと変わって、そこも驚かされた。とても好きなホラーだった!

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    2026年05月06日
  • きみは赤ちゃん

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    きみは赤ちゃんは赤ちゃんが産まれてからの気持ちとか色々綴られていてすごく共感できる部分があり過ぎていったところは懐かしく、まだこれからのところは参考になるし、いつか何年後に見たときはまた違う気持ちで読めるんだろうなって思う。

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    2026年05月06日
  • 黛家の兄弟

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    静かな佇まいの小説だった。わりとこうなるかな、というのは想像できたけど、最後まで読ませる力量はさすが。

    神山藩筆頭家老の黛清左衛門が倒れた。その後は出仕もしている。兄壮十郎から、黒沢家への使いを頼まれる。長兄の栄之氶は靖姫と近々婚儀をあげる。三男の新三郎には黒沢家のりくに婿入りする。

    義父の黒沢は早く新三郎に目付の仕事を教えようと、裁きの座に同席させたりする。そうこうしているうちに兄の荘十郎が家を出る。

    家老の漆原の息子が、夜の街で悪さを働いている。訴えるものがいないため、現場を押さえるために、目付たちが交代で街に出かける。漆原に新三郎は斬られる。そこに荘十郎が現れて助けてくれたが、捕縛

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    2026年05月06日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    ものすごく、泣いてしまった
    心にそっと寄り添ってくれるような、頭の凝りを少しほぐしてくれるような。

    今の自分に刺さるところが多すぎて、ダメージ食らって1回本閉じたり、泣いちゃったり、感情が忙しかったな〜〜
    「足りていない」って感覚わかるなあ と思った。
    夏希さんの章に1番共感したかもしれない。まず相手の顔色を伺ってしまうとか、理由がわからないまま人生うまくいかないより理由があってうまくいかない方がマシ、とか。
    わたしも、わたしを誇れるようになりたい。

    月がきれいな夜や何気ない日常の中で自分のことを思い出してもらえたり、思い出す相手がいるって本当にすごく幸せなことなんだと思う。

    あと出てく

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    2026年05月06日
  • 晴れの日の木馬たち

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     倉敷の倉紡記念館を訪れた時に、大原孫三郎さんのことを知った。
     あの時代に「福利厚生」に心血注いで、社員の教育のために学校を作り病院も作り結果的に倉敷を発展させたことがあまりにも世間に知られていないことがもったいないと思っていた。
     そんな時、岡山出身のマハさんの「晴れの日の木馬たち」出会った。大好きなマハさんが書かれた孫三郎さんは愛に溢れた経営者そのもので、主人公すてらの物語は私たち読者の想像を軽く裏切り(もちろん良い意味で)ながら、どんどん私の心を揺さぶっていった。
     涙を堪えて一気に読んだのに、ハチマキさんのくだりで、なぜか涙が溢れてしまった。
     素敵な物語。こういうのを本を読む醍醐味

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    2026年05月06日
  • カフェーの帰り道

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    直木賞受賞作 という事で知った作品だったけど、装丁の雰囲気そのままに とても上質な読み心地で 思いがけずめちゃくちゃ好みだった!

    大正から昭和の戦後にかけて 。
    上野にある「カフェー西行」を舞台に 女給として働く女性たちを描いた5つの連作短編集。

    ここの店主が穏やかでおおらかでとても良き。
    そんな店主のもと、その時々で 個性豊かな女給たちが生き生きと働く何気ない日常の姿が愛おしかった。

    100年も前のお話だけど、女性の根本的な部分て 今もあまり変わってないな〜ってとこも面白かった。
    ただ 戦争前後という時代を苦労して生きてきたからこその 健気さや強さがこの時代の女性にはあったのかなと感じ

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    2026年05月06日
  • 華岡青洲の妻

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    何となく読み始めて
    時代背景の知識もないのに、ぐいぐいと引き込まれる。
    流石としか言いようのない
    再読したくなる貴重な作品でした。

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    2026年05月06日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    壮大な、深淵なるスペースオデッセイ。
    キューブリックの映画は、難解だったけど、この小説は最高でした。
    宇宙の闇と光、哲学的な描写は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に通じるものがあると、思いました。
    2001年ははるかに過ぎたけど、今読んでも、新鮮で文学としても色褪せない。

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    2026年05月06日
  • 最後の一色 下

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    上巻はこの下巻の「最後」のために存在していたんだということを思い知らされました。それにしても著者の文献研究量とそこから広げられた想像力の凄さに、本当に驚かされます。ひさしぶりのに心震える歴史小説を読みました。

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    2026年05月06日
  • ありふれた家を建てる

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    椹野道流さんのエッセイ、再び。
    独り言のような、でも話しかけられているような、今にも会話が聞こえてきそうな文章についつい引き込まれてしまい、一気に読んでしまった。凄く読みやすい、とうと失礼かもしれないが、疲れているときでもすんなり読めるのでついついページを捲る手が進む。
    個人的には、壁紙の匠のくだりが本当に好きだった。そういうこだわりを持ってはられた壁紙だと思うと、感慨深く壁が眺められるだろうな、と思うと共に、自分の住んでいた子供部屋の壁紙が凄く好きだったので、その壁紙も親が拘ってくれたかな、と懐かしく思い出した。

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    2026年05月06日
  • 呪いの☒☒

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    ネタバレ

    芦花公園さんのお話が良かったです。
    少し前に色々あった、その一件を目にしてたから、この作家さんのお話は読まないでおこうって思ってました。
    でも良かった、背筋さんや他の作家さんのお話もなんとも言えない気持ちになってそれはそれでほんとに良かったけど、芦花公園さんのお話はその中でも異色で。

    主人公の日記(だと思う)の合間に、過去の社内チャット、上司や他部署からのネットでの注意喚起のような文章が入るという形式。
    だから混乱しそうにもなるけど、そういう体裁だからこそ、この主人公の今に至った経緯が徐々に露わになってきて、いたたまれなくなりました(泣)
    人によったら自業自得じゃないって主人公のことそう思う

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    2026年05月06日
  • さみしくてごめん

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    本屋さんをウロウロしていて衝動買いした一冊
    今までも何度か目にしていたけど手に取らなかった本
    なのに今回は何故かとてもとても読みたいと思った
    さみしいのかな?私



    「読みたい」という直感は当たっていたようで、とっても面白かった。
    著者は哲学者らしいが、本書は(哲学的)エッセイになるのかな?
    クスッと笑えたり、爆笑したり…
    急に涙が溢れたり…
    夢中になって読んでしまった。


    著者の永井さんは学校などで〝哲学対話〟という問いを深める授業をしているそう。
    その授業で
    「さみしさだけは、誰とも共有できないんです」
    と発言する女子高生がいた。
    嬉しい、楽しいは共有できる。
    でも、さみしさは共有でき

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    2026年05月06日
  • 任侠書房

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    ネタバレ

    任侠書房
    今回は梅之木書房の立て直しである。組長自ら社長となり代貸の日村も役員として奮闘する。倒産寸前の出版社が本当に甦るのか半信半疑であったが、日村以下組員の斬新なアイデアと思い切った行動で徐々に書房の前途が明るくなる。不思議な現象であるが当初敬遠していた社員も新しい経営陣になびいていくのだ。赤字倒産間近の出版社が黒字経営も見えてくる。そんな中舎弟の真吉が警察に連行され、代貸日村の命を賭けた救出作戦は感動もの。どんでん返しの結末は『あっ』と思わせる。次作が楽しみだ。

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    2026年05月06日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    これは流石凄い!直木賞と本屋大賞W受賞は納得

    社会人ピアニスト明石と日系ペルー人のマサル、突如現れた異色の異端児風間塵。そして栄伝亜夜
    4人の天才ピアニストが奏でる超大作
    音符が目に見え、頭の中で音楽がなっているような不思議な感覚。全然、音楽には無知で興味が無い私でものめり込んで先が気になって、グイグイグイグイイッキ読みです。
    すごいなぁ誰かの影響を受け成長するってのがいいなぁ~どんなことでも影響し合える関係って必要
    高めあえるって有難いことって改めて思った!
    それぞれの流れ、それぞれのスタイル、それぞれの成長の先に、この4人が再度交わる時が楽しみ、まだまだ先が読みたい最高の作品でした

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    2026年05月06日
  • クラインの壷

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    どれが現実か分からなくなる!
    仮想現実の行き着く先を先取りしたミステリーホラー。
    先の読めない展開と、そうだったのか!と思った途端に覆る展開に、頭の中がどっちが現実?と常に混乱。主人公と一緒に仮想現実世界に入り込める臨場感たっぷりの小説!

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    2026年05月06日
  • 傲慢と善良

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    ひたすら解説を読み漁りたくなる。
    人の評価によって、人の意見によって、自分が形成されているのは私と一緒。
    他人の評価なんてどうでもいいのに。

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    2026年05月06日
  • 悪人 新装版

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    出会い系サイトで会ったばかりの女を、本気で愛せる男なんておらんですよね?

    どんな出会い方であれ、自分の穴を埋めてくれる存在の為に尊厳も命もかけて愛そうとした主人公かっこいい。殺された女はアホに描かれてるけどそんなアホにも愛する両親がいたんだなっていうのが悲しかった。

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    2026年05月06日
  • 青のナースシューズ

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    誰かの役に立てる人になりたい。
    それは、自分も誰かに支えて貰っているから。
    そう気付かされる。
    最後は、爽やか。空に向かってジャンプ。
    登場人物たちの、それからが知りたくなる終わり方だったなー。
    続編があること、期待します。

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    2026年05月06日
  • 異常殺人―科学捜査官が追い詰めたシリアルキラーたち―

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    とても面白かった!
    ポールの葛藤や私生活、地道な捜査が多くて興味深かった。
    凄惨な事件の捜査をする人はかなり感情のコントロールが上手い人だと思っていたけどポールはかなりの葛藤があり、すごい。
    レストランで事件の話をするのはやめましょう笑

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    2026年05月06日
  • かがみの孤城

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    1つ1つの言動、行動で色々考えてしまうこと。学校が世界の全てであり、そこで失敗できないこと。共感が止まらなかった。
    子を持つ身として、親や教師目線も考えてしまい、色々考えさせられてしまった。
    学生時代に読んでいたら、また受け止め方が変わっただろうなと思う。

    自分の子供に勧めるかは、、、棚に上げておこうと思います。

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    2026年05月06日