ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 方舟

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    かなり読みやすい作品です。
    犯人特定まで一気に読み進めてしまい「え、これで終わり?」と正直物足りない気持ちにすらなりました。
    しかし、エピローグでの急展開でグッと引き込まれ最後には満足感で満たされました。
    素直な展開で終わって欲しく無い方にはかなりオススメ出来ます。

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    2026年06月15日
  • 病に至る恋

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    『恋に至る病』が好きなので、色々な目線から見た寄河景を描いたこのスピンオフ集も楽しく読めました。
    母親から見た景の姿がかなり異様なものとして描かれてて、ますます景という存在の底知れなさが深まった。

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    2026年06月15日
  • 死ねばいいのに

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    私の語彙力でどれだけ言葉を尽くしても、何もかも軽くなりそうで何て言っていいかわからない。
    ただ、もう、続きが気になって気になって、1日で全部読み切ってしまった。
    私の読書タイムは大抵職場のお昼休みで、毎日20分程度でちょこちょこ読み進めるので、そこそこ異例のことだった。
    これをミステリと言われるのはなんだか違和感があるな。じゃあ何だと言われても何も思いつかないんだけど、心理小説ってことになるんだろうか。

    面白いっていうのとは違うような、でもめちゃめちゃ面白かったような。。
    京極夏彦作品を読むのはこれが初めてだったが、あんなクセ強おじさんの書く小説なんてどれだけクセ強だろうかと身構えていたのに

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    2026年06月15日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    思わず一気読みしてもた。
    もちろん娘は「可哀想」なんだけど、ただ毒親だから母親は殺されても仕方ないとか娘は悪くないとかいう括りもできない。

    邪推でしかないんだけど、見栄の張り方とか完璧主義で監視に固執する様子からお母さんも定型ではなく、苦しんでたんじゃないかな。
    あと結構娘に同情的な意見多いけど、逃避行動とはいえ平気で嘘をつく倫理観とか、どこまで矯正して社会復帰できるかは気になるところ。もちろん娘にはこの先自分の人生を大切に幸せに生きてほしいけども。

    そして、どれだけ母に虐げられても感謝の気持ちは残ってるし恨みきれないのが家族のしがらみの良いところでもあるし悪いところでもあるなあ。家庭内の

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    2026年06月15日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ネタバレ

    結論としてはめちゃくちゃ面白かった。
    6人の展開は最初の時点で予想できたのだが、インタビューという形でどんどんと候補者が絞られていき、結論としては予想通り、だと思わされてしまった。とても見事な裏切りをされてしまい痛快だった。
    またどんな人間でも「良い」とされる面だけではなく、人としての多面性を持っていることを物語の構成と面接で巧みに表現していてとても感心させられた。

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    2026年06月15日
  • 神様

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    居心地のよい空間。
    みたいな文章で、大好きだし、気持ちよく読めるのに、読んだ端から内容忘れていくような感覚になる。
    なので、いつも新鮮な気持ちで手に取れる本。

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    2026年06月15日
  • 息子と狩猟に(新潮文庫)

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    表題作とK2を舞台にした小説が、二つ収録されています
    発売当初にも読んで、今回、再読した
    当時は、著者の「サバイバル家族」のような実録エッセイを期待していたのですが、よく下調べをせずに買ってみたら、小説で肩透かしを食らった気持ちで、読みました
    だからか、表題作へ気持ちが入り込めず、そういう風にはならないんじゃないのかなぁと、少し距離を置いた感覚で読んでいたことを覚えています
    それが、久しぶりに読んでみたら、実に面白かったです ちょうど他に、ホラーの面白い小説を読めた直後だったので、初めて読んだ時とは違い、小説に入り込んで読めました 登場人物の経歴も、小説の中では、その人物が歩んだ歴史として、そ

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    2026年06月15日
  • 暁星

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    ネタバレ

    常に重い話だが、最後に少し救いも感じられる
    2部構成で異なる視点から話があり、徐々に背景が分かっていき面白い
    星の詩的な表現がよかった

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    2026年06月15日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    成瀬シリーズの3作目です。本作もそうですが過去作同様、登場する人物が成瀬にキツイ言葉をかける描写があります。ですが成瀬は気にすることもなく自分の考えを相手に伝えつつ、うまく問題を解決していきます。私もこのようなことが無意識にできればいいのですが、、、

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    2026年06月15日
  • 書店を守れ!

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    おもしろかった。書店を守ろう!守らねば!!という熱い気持ちだけで書き進めてるわけではなくて、そもそも書店って本当にいるの?業としてそもそもどうなの?本当に守る必要があるの?と熱い信念と客観的で冷静な視点がバランスよく散りばめられていて不思議な読書体験だった。熱と冷を交互に使い分ける感じ、時代小説作家ならではなのかな?(歴史上の熱い戦いと、戦略で失敗して無惨にも敗北した事実を冷静に書いていく感じ。)

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    2026年06月15日
  • かくりよの宿飯 十三 あやかしお宿の社員旅行。

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    シリーズ集大成!楽しく読ませていただきました。シリーズものが終わってしまうと、寂しく感じてしまいます。また、ひょっこり続編出て欲しいな。

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    2026年06月15日
  • 悪い夏

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    染井為人作品は何冊か読んでいるが、本作が一番面白かった。他人事なら笑えるのに、自分事になった瞬間に悲劇へ変わる。その残酷な現実を見事に描いている。生活保護行政に携わるケースワーカー佐々木の純粋さを軸に、受給者、反社会的勢力、貧困家庭など様々な人間の思惑が複雑に絡み合い、物語は一気に転がり始める。登場人物は皆どこかで見聞きしたことがあるような生々しさがあり、フィクションとは思えない。救いを期待しながら読み進めたが、待っていたのは徹底して苦い結末。その容赦のなさも含めて強く印象に残った。

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    2026年06月15日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    伊与原新さん、このシリーズは胸が熱くなります。
    前作『宙わたる教室』から読むことをお勧めします。前作は教室に火星を作ろうをテーマでした。読んでいながら、どんなものだろうとずっと思ってました。ドラマで実写されると、こんなイメージだったんだ!と腑に落ちました。自分の想像が浅かったなぁと思ってます。

    今作はペットボトルロケット。新メンバーの科学部が試行錯誤します。おじさんの私からすると本当に応援したくなります❗️
    前作メンバーも出てくるのが嬉しいところです。

    中学生・高校生が読むといいかなぁ。
    とにかく好きな作品です❗️

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    2026年06月15日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    とにかく展開が楽しく愉快でそして元気になる。母親には「そういう子なので」と言われるほど、どこまでもストレートな成瀬。それでいて嫌味なところが全くない。いい意味での天然キャラなのだろう。その成瀬も最終章では弱い一面を見せつつ、島崎に頼るところがまたよい。本作が完結版とのことであるが、是非とも大学を卒業して社会人になるところまで話を続けてほしい。

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    2026年06月15日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    やっぱり成瀬が好き!成瀬シリーズが人気の理由を考察してしまうと、何だか嘘っぽく(説明くさく?)なってしまう。ただ、単純に成瀬が好き!

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    2026年06月15日
  • さみしくてごめん

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    答えがないこと、無理に答えを出さなくていいことの方が多いのかもしれない。という発見をした。
    後半のエッセイも面白い。けどよくわからない。
    世界にはよくわからないことがある、
    あっていい、という発見をする。

    帯の「ことばが馬鹿にされ、ことばが無視され、ことばが届かないと思われているこの世界」というのを見て、あぁ私のさみしいはここにあるのかも、と思う。
    指一本でいいねできて、エモいでなんとなく伝わる世の中で、その中身の熱量にはどのくらい差があるのだろう。
    最近は読書量が増えてインプットが多すぎて、
    釣り合いを取ろうとして書きたいも溢れてる。
    頭の中でずーっと何か考えてるけど、それを上手に伝えられ

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    2026年06月15日
  • まいにちが嵐のような、でも、どうにかなる日々。

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    文章を書く人がいる。
    それを本にしてくれる人がいる。
    表紙のデザインを作る人がいる。
    販売してくれる本屋さんがある。
    本屋さんに行ける元気な体と買うお金がある。
    自分が文字を理解して、読める心身状態にある。

    病院が絡む本を読むと、ついつい健康なのは当たり前ではなくて、
    そんな奇跡の連続なのだと考えてしまいます

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    2026年06月15日
  • 法医昆虫学捜査官

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    みんみんの本棚から

    『法医昆虫学捜査官』シリーズ!

    まぁ待て
    待て待て
    今言うから
    今説明するから

    言った
    確かに言った
    「なんでウジ(蛆)ボールなんて気持ち悪いもんの出てくる小説読まなあかんねん!」て

    言った
    言ったけども
    わいそもそも虫ってそんな苦手じゃないし
    むしろ得意分野だし
    大自然の子だからね
    小さい頃から「蟲と共に生きる!」みたいなところあったし
    姫姉さまみたいなところあったし

    それにほら、最近『藤堂比奈子ちゃんシリーズ』読んでるし
    あっちにも法医昆虫学者出てきて、なかなかの描写で迫ってきたんで、少し慣れたっていうか、成長したって言うのかな?
    そう成長したのよ!

    あれよ

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    2026年06月15日
  • おいしくて泣くとき

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    職場の方にお勧めいただきました。出会えて良かった作品でした!(映画未鑑賞)
    二つの時代が交互に描かれ、少しずつ近づいていき、最後に見事につながる構成がお見事です!
    背景や人の思いが丁寧に描かれていて、物語が進むににつれて少しずつ心がほどけていくようでした。
    「自分で考え、自分で選びながら生きる人は幸せになれる」たしかに!
    何よりエピローグが素晴らしい!散りばめられたピースが最後にピタリとはまり、「そうやったんか!」と思わず膝を打ちそうになる読後感でした。
    ぜひ大切な人にも読んでほしいと思える一冊です。

    石丸くんも幸せになっててくれー

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    2026年06月15日
  • 楽園のカンヴァス

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    本当に素晴らしかった。
    史実とフィクションの絡め方が上手く、エンタメ作品としてもクオリティがとても高くて読んでいて何度も鳥肌がたった。この作者は絵画の魅力を文章で表現する技術がとんでもなく高いと思う。
    また私はピカソやルソーなどの著名な芸術家が具体的にどういう理由で評価されているかをあまり知らなかったが、本書での既存の「美」という価値観を大きく変えたという説明がとても分かりやすく、読むだけで美術に対する造詣が大きく深まる一冊だと言えるだろう。
    間違いなく星5の名作。人に積極的に勧めたくなる一冊だ。

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    2026年06月15日