小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ友達のオススメ。
スポーツジムに集まる愉快な面々を中心としたコンポジット小説。主に「スナックひばり」のママ、通称ゴンママを通じて登場人物達が救われていく様子が描かれている。
自分の心に残った短編は、最終編「権田鉄雄の阿吽」だった。最初に述べたように、人々の背中をそっと自らの言葉で押してきたゴンママだったが、最後の短編では一転してゴンママ自身も人生に苦悩していることが露わになる。そこが自分としては印象的であり、より言動に深みを持たせる要因になっていると思った。後、個人的に過去自分が救った人物に、後々自分が救われる展開が好き。
読み終わった後、読んでいる自分自身もどこか救われた気分になる小説。オス -
Posted by ブクログ
ネタバレ傷跡のメッセージを読んでから知念さんの本を読みたいと思って手に取った1冊。
こちらもとても面白かったしすごく読みやすかった!
それぞれの事情を抱えた患者さんの真実に近づく様子が興味深かった。一人ひとりと向き合うというところが私は好きで、でも病院だとどうしても流れ作業になってしまうところもあると。実情も交えながら、でも理想も追いたい。病院で働いてる人たちには本当尊敬しかなくて、自分には絶対に出来ないお仕事No.1だと思っているから、そこにさらに想いを持って働く様子が描かれていて好きでした。
どんな仕事でも、人に寄り添うってとても素敵なことで、病院ならではの寄り添いができるってさらに素敵だなぁ -
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Posted by ブクログ
タイトルからはどのような本かは全然予測することはできていませんでしたが、ミステリーということで、なんか挿木が関連するミステリーなのかなと思って読んでました。遺伝子分野に関わる研究のミステリー系になるかなと思います。主人公と妹の関係を中心に、その周りの関係者を囲んでいくミステリーになるかなと思います。現実世界では考えられないことが出てきたり、ファンタジーも含めたようなミステリーになっているかなと思います。読み進めながら、いろいろな考え方や見方をしていくことで、ちょっとどんでん返しみたいな感じにはなっているかなと思います。最後はハッピーエンドみたいな感じになったのかなと自分的には思いますが、すごく
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Posted by ブクログ
怖い。静かに、寒気が立ち昇るような冷え冷えとした感じがする。これは何かと思ったら冬である。雪がわんさかと降り、静かに歯を食いしばるでもなく過ぎるのを待つしかない悪夢の季節だ。
田舎の最低で最悪のところがこれでもかと描かれているが、誰も彼もが悪人ではない。窮地には手を差し伸べてくれるし、話も聞いてくれる。
そういうところが嫌なのである。読みながら、放っといてくれ、と叫びそうになった。
島から出たい、なのに出ていけない。オリバー・ストーンの『Uターン』のような悪夢の群像劇だが、映画がノワールならこちらはミステリだ。そのくせ心まで凍りつかせる。ああヤダ……。 -
Posted by ブクログ
優子、森宮さん、梨花さん、泉々原さん、水戸さん、早瀬くん
この作品の登場人物ひとりひとりが大好きでたまらない。
幼い頃から親が変わると同時に苗字や環境も変わってきた優子。いつどんな状況でも自分を不幸だと思わず、相手に対して感謝の気持ちを忘れない真っ直ぐな心を持った子だったからこそ、周りも温かくて素敵な人たちばかり集まるのかな。
森宮さんと優子の思わずクスッと笑ってしまうような会話のキャッチボールがとても心地よくて、穏やかな気持ちにさせられた。
たくさんの両親から愛情をもらって育った優子が、受け取った家族のバトン。
このバトンがいつまでも続いていきますように。
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