センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

小説・文芸
737円 (税込)

3pt

雨のそぼ降る森、嵐の去ったあとの海辺、晴れた夜の岬。そこは鳥や虫や植物が歓喜の声をあげ、生命なきものさえ生を祝福し、子どもたちへの大切な贈り物を用意して待っている場所……。未知なる神秘に目をみはる感性を取り戻し、発見の喜びに浸ろう。環境保護に先鞭をつけた女性生物学者が遺した世界的ベストセラー。川内倫子の美しい写真と新たに寄稿された豪華な解説エッセイとともに贈る。(解説・福岡伸一、若松英輔、大隅典子、角野栄子)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    999112
  • 電子版発売日
    :
    2021年08月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    13MB

閲覧環境

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センス・オブ・ワンダー(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読前は、子どもの成長には、自然体験が大切だと、漠然と頭の片隅にイメージだけがあった。読後は、「センスオブワンダー」というイメージが、くっきりして、まるで筆者の幼い甥との体験談を聴いているような感覚に陥った。そして是非、同じような四季折々の自然体験を我が子としたいと思った。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    センスオブワンダー→驚く感性。
    自然の美しさ、あるいはその精妙さに対して驚く感性。神秘さや不思議さに目をみはる感性。
    誰もが自分のセンスオブワンダー体験を持っている。
    作者は、環境保護に先鞭をつけた女性生物学者。
    『沈黙の春』は、自然破壊に警告を発した先駆者として、その後の全世界に大きな影響を与えた。
                   本の紹介より。
    私のセンスオブワンダーって何かな?と考えを巡られせてくれる本でした。

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    甥っ子が小さかった頃は、一緒に普通の道を歩いているだけでさまざまな驚きと発見と感動に満ち溢れていたのに、いつの頃からか「これ見てー!」と発見を報告しても、それが何か?って顔されるようになって淋しかったことを思い出した。
    私たちはせっかく五感を持っていながら、その実、何も見たり聴きたり感じたり出来ていない、自覚出来ていないことを改めて思い知らされた。 

    これからはしっかり目を見開き、耳を澄ませ、
    「もしこれが、いままでに一度も見たことがなかったものだとしたら?もし、これを二度とふたたび見ることができないとしたら?」と、問いかけよう。

    五感で感じてこその人生の醍醐味なんだから。
    もっと味わい尽くそう。

    0
    2026年08月18日

    Posted by ブクログ

    自分が好きな感性を持つ人がこぞって好きな本と紹介するので、読んでみた本です。

    心がゆっくりとほぐれて癒されていくように感じました。もっと自然の音を聴きたい、自然に触れたい、そう思うような本でした。

    海の音が聴きたくなってたまらないです。
    こんなふうに自然の神秘さに気づくことができたら、
    人生幸せに生きて死ねるだろうなと思いました。

    0
    2026年08月10日

    Posted by ブクログ

    こんな感性を持った人間になりたい、そう節々から思わせられる文章だった。

    自然は40億年かけて現在の形になったとか、たしかに考えてみればとんでもないこと。

    これを読む機会をくれた大学の先生に感謝

    0
    2026年08月06日

    Posted by ブクログ

    『センス・オブ・ワンダー』を読んでまず感じたのは、これは自然について学ぶための本ではなく、「感じる力」を失わずに生きることの大切さを教えてくれる一冊だということだった。

    本書は、海洋生物学者であり『沈黙の春』の著者として知られるレイチェル・カーソンが、自然と向き合う喜びについて綴ったエッセイである。夜の森を歩くこと、雨の音に耳を澄ますこと、海辺で貝殻を拾うこと。そこには壮大な自然描写や専門的な知識が並ぶわけではない。むしろ、日常の中にある小さな驚きや美しさに目を向けることこそが、人を豊かにすると静かに語りかけてくる。

    この作品が描いているのは、自然保護の必要性だけではない。知識は感動のあとからついてくるものであり、何よりも大切なのは世界を見て「なぜだろう」「美しい」と心を動かされる感性なのだということだ。私たちは大人になるにつれて、物事を理解することや効率よく答えを見つけることを優先するようになる。しかしカーソンは、名前を知らなくても、理由が分からなくても、まず驚き、感動することに価値があると語る。その考え方は、情報を集めることばかりに慣れた現代だからこそ、いっそう新鮮に響いた。

    印象的だったのは、本書が子どものための本であると同時に、大人のための本でもあることだった。子どもはもともと「センス・オブ・ワンダー」を持っている。だから本当に必要なのは、その感性を育てること以上に、大人自身が失ってしまった感性を思い出すことなのかもしれない。読んでいて何度も考えたのは、日々の忙しさの中で、私たちは世界を「見る」のではなく「処理する」ようになってはいないかということだった。季節の移ろいや風の匂い、木漏れ日や雨音に足を止める時間は、決して無駄ではなく、自分自身を取り戻す時間でもある。

    ページ数は決して多くない。それでも、一つひとつの言葉には静かな説得力があり、読み終えたあとも心に残り続ける。自然の中へ出かけたくなるだけではない。普段見過ごしていた景色をもう一度見つめ直したくなる。その小さな変化こそが、この作品の何よりの魅力なのだと感じた。

    『センス・オブ・ワンダー』は、自然を愛するための本ではない。世界に満ちている小さな驚きや美しさに気づく感性こそが、人を豊かにし、生きる喜びの源になることを教えてくれる作品である。読み終えたあとに残るのは、自然への憧れだけではない。今日という一日の中に、見逃してしまっている「驚くべきもの」はまだ残っているのではないかという静かな問いだった。

    #2026年28冊目

    0
    2026年07月26日

    Posted by ブクログ

    「センス・オブ・ワンダー」=「神秘さや不思議さに目をみはる感性」

    読んでいて心の奥まで響く作品。
    心の中に広がる自然の大きさに感動する。大人になり見えなくなっていたこの感覚。自然を愛する生物学者の紡ぐ詩的表現は細かい描写を用いずとも直線的に心をつかむ。

    何に魅せられたのかは読み進むうちに明らかになった。知ることは感じることの半分も重要じゃない。

    一 子どもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子をはぐくむ肥沃な土壌です。美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、思いやり、憐れみ、賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります…消化する能力がまだそなわっていない子どもに、事実をうのみにさせるよりも、むしろ子どもが知りたがるような道をひらいてやることのほうがどんなにたいせつであるかわかりません。
     
    一 人間を超えた存在を認識し、おそれ、驚嘆する感性をはぐくみ強めていくことには、どのような意義があるでしょうか…地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。

    この感覚は中村天風やリチャード・ドーキンスで感じとった自然の雄大さと同じもの。畏怖と感謝の念

    0
    2026年07月15日

    Posted by ブクログ

    福岡伸一さんの解説込みで評価しました。
    レイチェルカーソンさん
    科学者でありながら、人間を超えた存在を認識し、おそれ、驚嘆する感性を持つ人
    自然から感じ、心動かし、他の生き物に愛情・畏敬の念を持つ。
    それさえ出来れば、生活の苦しみから抜け出し、内面的な満足感と生きる喜びを知り、死の間際まで生き生きした精神力を保てるだろう。
    知識は大事、ただ、感じる事はもっと大事。
    雨の日も自然は休まず営まれ、晴れの日には無い発見がある。夜空を眺めよう。虫眼鏡で覗いてみよう。鳥の渡りを観察しよう。色んな自然の香りを感じよう。自然の音に耳を澄ませよう。潮の満ち干。春を待つ固い蕾。
    そうしていると、死に臨むに際し、この先何があるか、好奇心を持てる生き方に辿り着けるかもしれない。
    ここから福岡伸一さん
    レイチェルカーソンは、大人になると、美しいものや畏敬すべきものへの直感力をにぶらせるというが、福岡さんは、こう分析する。
    生物は、性的成熟を経て大人になると、苦労が多くなる。
    パートナーを見つけ、食料を探し、敵を警戒し、巣を作り、縄張りを守らなくてはならない。
    そこにあるのは、闘う生存競争。
    遊んでいるヒマは無い。
    遊びを通じて得られるセンスオブワンダーは曇ってゆく。
    なるほど。57歳になり、生存競争から卒業した私、センスオブワンダーをもう一度磨いてゆこう。
    そして最後に、福岡さんが引用したレイチェルカーソンの友達への手紙に、涙している自分に気付く。
    それは美しい文章。
    そして、それに対する福岡さんの感想も強く心に迫る。
    とてもいい本でした。
    さて、私の明日は標高1,400メートルの渓流での釣り、思い切り自然を感じよう。

    0
    2026年05月19日

    Posted by ブクログ

    子育てのバイブルの1冊になった。
    子供とともに自然にわけ入ることの素晴らしさを教えてくれる。
    解説エッセイもいい。

    0
    2026年04月21日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの再読。
    私にとって、この本は「知ることは感じることの半分も重要ではない」という言葉に凝縮されている。
    日頃頭でっかちな自分を再認識させてくれる本。しかしなかなか態度の修正までは出来ないんだけど...

    0
    2026年09月23日

センス・オブ・ワンダー(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    999112
  • 電子版発売日
    :
    2021年08月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    13MB

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  • 【閲覧できる環境】
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