センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

雨のそぼ降る森、嵐の去ったあとの海辺、晴れた夜の岬。そこは鳥や虫や植物が歓喜の声をあげ、生命なきものさえ生を祝福し、子どもたちへの大切な贈り物を用意して待っている場所……。未知なる神秘に目をみはる感性を取り戻し、発見の喜びに浸ろう。環境保護に先鞭をつけた女性生物学者が遺した世界的ベストセラー。川内倫子の美しい写真と新たに寄稿された豪華な解説エッセイとともに贈る。(解説・福岡伸一、若松英輔、大隅典子、角野栄子)

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センス・オブ・ワンダー(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「わたしは、ものごとを不思議に思うことを忘れてしまったのかもしれない。」

    この本を読んで、わたしは焦りにも似た悲しい気持ちを抱きました。

    センス・オブ・ワンダーとは、「神秘さや不思議さに目を見はる感性」のこと。

    この本は、センス・オブ・ワンダーを持っている子どもよりも、わたしのような大切な感性

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    幼かった頃の冒険した時のワクワクした記憶、初めて本気の恋をした時の公園の匂い、高校の通学路でいつも聴いていた曲、など様々な思い出が蘇りました。
    視覚、聴覚、嗅覚それぞれでの思い出ってなんかすごく覚えているものですよね。
    初めてアリに触った時、潰してしまわないかと不安になりながらも足が何本もある驚きや

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    Audibleにて。「子どもにどのように自然に触れさせるか?」これから世界を知っていく子を持つ親として、いま読んでおくことができてよかったと思える1冊だった。
    本書を読む前は、都会に住んでいると、ザ自然な場所はなかなか無く(あっても作られた自然なことも多い)、スマホ、テーマパークなどの人工物なエンタ

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    職場の上司が退職する際、私に渡してくれた。

    子どもの頃の五感がいかに大事なのかが、再確認できる。
    私は仕事柄常に子どもといるが、小さい子どもは特にタブレットやスマホを欲しがる。
    だから、必ず一回は外に出て、風を感じたり生き物の声を聞いたりしている。
    暑くて外に行きたくないと言ったり、面倒だから外に

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    心がとても綺麗になる1冊。
    五感で楽しめるのでとても面白い。
    自分にも子供がいたら是非自然と触れ合いたいなと思う。
    ページ数も少なく、読みやすい。
    写真もとても綺麗で思わず見とれてしまうぐらい素敵。

    0
    2025年07月20日

    Posted by ブクログ

    自然いっぱいの田舎で育った子どもの頃、山に行くと木漏れ日の神秘的な感じに言葉が出なかったり寝る前に窓を開けると星が綺麗でずっと見ていたくなったり、本で覚えた草花や昆虫を庭で見つけて嬉しくなったのを思い出した。これが私のセンスオブワンダーだと思う。

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    リアルじゃなくてもリアルを感じ取れた気になってしまう現代人が読むべき本だと思う。海や森の息遣いが聴こえてくる。レイチェルカーソンを初めて知った。本に出会えば出会うほど、無知なことを実感する。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    自然を尊敬し、愛おしみ、楽しむ著者の生き方を少しでも見習いたい。訳によるものも大きいと思うが、瑞々しい感性が伝わってくる。
    生物学者の福岡伸一さんのセンスオブワンダーも良かった。動的平衡。

    沈黙の春を読み直したい。

    0
    2025年04月24日

    Posted by ブクログ

    生涯忘れることのない、「センス・オブ・ワンダー」。
    生活に追われ、次第に忘れていく感覚を少し呼び戻してくれる一冊。

    海外作品のため鳥や植物、虫などの名前がピンと来ず。それが想像できるとなお良いのだけれど。
    また川内倫子氏の写真が日本感が強くて合っていない。

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    自然を科学的にアプローチするのが生業のはずの生物学者が、こんなにも文学的に自然を表現できるんだと驚く。とにかく自然への眼差しが優しくて慈愛に溢れている。言葉のひとつひとつから優しさや愛情を感じさせる。行間からは自然への畏敬がにじみ出てくる。時代を問わず、性別を問わず、誰の心にも届く言葉の力を感じさせ

    0
    2025年10月29日

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