殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

814円 (税込)

4pt

自身の身代わりとなった親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならないメロス。しかし妹の婚礼前夜、新郎の父が殺された。現場は自分と妹しか開けられない羊小屋。密室殺人である。早く首都へ戻りたいメロスは、急ぎこの事件を解決することに!? その後も道のりに立ちふさがる山賊の死体や、荒れ狂う川の溺死体。そして首都で待ち受ける、衝撃の真実とは? 二度読み必至の傑作ミステリ!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「走れメロス」のミステリー仕立てオマージュ。

    第一章から引用
    ”メロスにとって力とは、十里の路を走り抜く脚力と、敵対者を屈させる腕力。つまり、フィジカル。フィジカルである。”
    この一文を読んだ時、この本のことを理解した。原作からの引用部分と、そこからのちょっとのズレが絶妙で、読みながら爆笑した。メ

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    こんなミステリーがあるのか!というのが読み始めた第一声。読み進めるたびに吹き出して笑ってしまう作品。

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白い。メロスの二次は数あれど、メロスに推理させる発想はなかったな。そりゃあなかなか辿りつかない訳ですよ。メロスの人間みが増してるのも良い。古代ギリシア舞台のミステリになってるのも味。

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    名探偵コナンの世界観で考えてもらうと、毛利小五郎が屈強な肉体を手に入れて殺人事件を解決している。
    上記を前提にするととても読みやすくなると思います。

    文字での表現よりも映像化されるとさらに面白くなりそうな作品。

    ムロツヨシと佐藤二朗さん出演で映像化されてたら観に行きます。

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ笑えるユーモアミステリーでした。紀元前5〜600年前後なのに、見張り番のシフト表とか出てきたり、現代のものがちょいちょい出てきて笑えました。

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    もうタイトルが気になりすぎる。
    とても疾走感のある書きっぷりと、ネーミングセンスの素晴らしさ。説明の爽快さでどんどん読める。
    言い回しは太宰風なので難しい言葉だけど、それすらネタに見えるので雰囲気で読める。
    毎ページ毎ページ笑ってしまうところがあり、メロスはずっと真面目なのに面白い。
    とにかくフィジ

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    ゲラゲラ笑いながら突っ込もうと思ったけど突っ込み所はあっても文句の付け所はない『走れメロス』への愛に満ちた推理小説

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

     名作「走れメロス」の行間を埋めるかの如く、シチュエーションにマッチした殺人事件を配置しているのが巧みだ。本格ミステリとコミカルのバランスが絶妙で、楽しい読書時間を過ごした。映像化するなら、福田雄一監督がピッタリじゃないかなと思った。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    メロスを構成する要素は、正義半分、フィジカル半分!
    所謂、正義感の勢いで行動する筋骨隆々の野生男子が本作の主人公メロス!

    そんなに殺人事件に巻き込まれるか?ってぐらい巻き込まれますw

    バトル系のアニメを見てる感覚で読み進められるし、セリヌンティウスが人質になってる事を忘れてないか?と読者がメロス

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    読者への挑戦状もあるのでミステリに分類しようか迷った。
    走れメロスのパロディーのような本作、読んでいるとところどころ吹き出しそうになる。
    重い本が続いた後に読むと、気持ちが軽くなって次の本を読む活力になるような作品。
    読書経験が少ない、これから本を読んでいきたいと思っているような人におすすめしたい。

    0
    2025年10月24日

殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

五条紀夫 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す