【感想・ネタバレ】殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロスのレビュー

あらすじ

自身の身代わりとなった親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならないメロス。しかし妹の婚礼前夜、新郎の父が殺された。現場は自分と妹しか開けられない羊小屋。密室殺人である。早く首都へ戻りたいメロスは、急ぎこの事件を解決することに!? その後も道のりに立ちふさがる山賊の死体や、荒れ狂う川の溺死体。そして首都で待ち受ける、衝撃の真実とは? 二度読み必至の傑作ミステリ!

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Posted by ブクログ

タイトルからしてもう面白い。

メロスは脳筋やし、一部の登場人物名も面白すぎる。

メロスや登場人物とのやり取りで、腹筋なくなりかけたくらい笑った部分もあった。

小説読むのが苦手な人におすすめしたい。

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

SNSで話題になっていて購入。
登場人物のネーミングに毎回のように笑わされ、ストーリーのテンポ感も非常によくサクサク読み進められた。難しく考えずに面白いものが読みたい!という時にぴったり。

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2026年02月14日

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メロスの言動が常に面白いし、何より教科書に載っていた物語がここまで斬新な推理小説になると思わなかった。
あと、ネーミングセンスが素晴らしい。

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2026年02月14日

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まず、こんな教科書にも載る名作をミステリーにするということがすごい。
それからおもしろい。登場人物の名前も含めて。
こういうおもしろさがあっていいんだなーって思った。
おもしろくてスルスル〜っと読めるのにちゃんとミステリーで、わたしはとても好きな作品だった。

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2026年02月13日

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ゆるくおもしろいやつだった。妹がイモートア、その婿がムコス、笛吹がフエニスとか名前でふざけてんなあwって思いながら読んでたら第三話で堂々とそこに言及してくるのが悔しかった。走れメロスの文章を散りばめているのも不意打ちで笑ってしまう。全体通して走れメロスをベースにおふざけしているので、謎解きとかサスペンスとかしっかり求めてる人にはあわなさそう。さっくり読めるやつ希望の時にオススメの本。

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2026年02月11日

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ユーモアに名付けた登場人物、史実に脚色とこれはこれで面白い新解釈。そのようなタイトルで映像化したら良い。キャスト次第で見るとしよう。

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2026年02月11日

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ネタバレ

ずっと面白くて吹き出しながら読んでしまった。コメディでありミステリでもあるけど(ギリギリ…)、一番はテンポ感で引き込ませる本だった。

ストーリーはタイトルの通り。太宰治「走れメロス」のパロディで、身代わりとなった友を助けるために王都へと急ぐメロスだけれど様々な事件が起こり走っている場合ではなくなってしまう…という…本当にタイトルまんまだな…

白眉はテンポ感。メロス冒頭の「メロスは激怒した」とか「腕をぶるんと振り、」とかあの独特の文章のテンポ感でずっと行く。ずっとあのテンポ感を守ってるのすごすぎる。言葉遊びとか音の遊びとかも入ってるし、シリアスなシーンもあるけど、終始あのテンポが崩れない。
あのテンポを可能にしているのがメロスのキャラクターなんだけど、このメロス…とんでもない脳筋だった。二言目には「つまりフィジカル。フィジカルである」と言い出すフィジカル信者。朴訥で単純で邪悪に敏感で脳筋のメロスがあの独特のテンポ感で艱難辛苦を乗り越えていくのだから面白くないわけがない。

「すなわち、これは、叙述トリックである――」は笑った。いい加減にせーよ。主人公のキャラクター性とこのテンポ感によってぎりぎり許せるけど!

●あらすじ
身代わりとなった親友を救うため、メロスは推理した――!
自身の身代わりとなった親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならないメロス。しかし妹の婚礼前夜、新郎の父が殺された。現場は自分と妹しか開けられない羊小屋。密室殺人である。早く首都へ戻りたいメロスは、急ぎこの事件を解決することに!? その後も道のりに立ちふさがる山賊の死体や、荒れ狂う川の溺死体。そして首都で待ち受ける、衝撃の真実とは? 二度読み必至の傑作ミステリ!
(KADOKAWAサイトより引用)

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2026年02月06日

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めちゃめちゃ面白かった。
こういう箸休め的な本が欲しかった。
「とりあえず殴っとく」フィジカルで攻める脳筋メロス。
時折、急にハンドル切って作者がこちらに語りかけてくるので「あ、え、自分に語り掛けられている…?」ってびっくりする。
いちいちメタ的な要素がある。
ツッコミ所が多すぎて、いちいち笑っちゃうのでなかなか読み進まなかった(笑)
推理パートに入る口上?が、最初の方は「うるさ!」だったのだが、中盤辺りから「来たー!」とだんだんクセになってくるから不思議。

ミステリー(?)としては「たぶんこう言う死因だろう」がなんとなく想像できたし、恐らく本作のメロスよりはアレコレ真面目に推理できたと思う(まあ彼は全て拳で解決しようとしていたけど)。
が、最後の殺人事件は想像できなくて「いやそうはならんやろ」と「なってるやろがい」が同居していた。
また箸休めしたくなったら読むと思う。

公式書籍ではないが、ネット上に転がっている某羅生門系の話が好きなら好きだと思います。

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2026年02月02日

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登場人物の名前ずるい
こんなん笑うわ
名前がカタカナだと覚えられなくて苦手なんだけど
これは違った。面白い。

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2026年01月26日

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メロスの熱血脳筋ぶりにやや辟易しますが、全体的には面白い!
途中の盗賊のくだりは

そんなのアリかよっ‼️

とツッコミを入れますが、最後の方でもっと

そんなのアリかよっ‼️‼️

が出ますw

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2026年02月18日

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ネタバレ

登場人物のネーミングセンスがよすぎて、読むのが楽しかった。

ミタンデスが後半で再登場して、その時も目撃者として出てきて、ある意味感動した。

ドタバタコメディだけど、予想を裏切ってくる展開が盛り込まれてたから小説としておもしろい。

あと、王の耳とか実際に残ってる場所がでてきたり、プラトンの考え方が反映されてたりして、ちょろっと勉強にもなった。

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2026年02月10日

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メロスは激怒した。
わ、書き出し一緒だ。

すごい。色々すごかった。
カタカナの名前は読む時覚えるのが一苦労だけれど、この作品はそれがない。
妹はイモートア。山賊の頭はゾクノボス。

死因はお分かりだろう。ダボクデシスにキラレテシス。

いい意味で、何も考えず読める本。

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2026年02月09日

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全力で大真面目にふざけている
そんな印象を抱きつつも、読み進めて行くと小ネタやら元ネタやらが随所に仕込まれていてウィットに富んだうまい構成になっていた。
そして本作のテイストだからこそ許されるのだろうが、登場人物達の名前が良い。登場人物が多く、なおかつ外国名だとなかなか覚えられないのだが、圧倒的にわかりやすい上に大きく世界観を壊すこともない。
また読みながらピース又吉のYouTubeチャンネルでやっていた走れメロスを読む会を思い出した。
誰もが知る古典作品だからこそ現代人ならではの切り口で楽しむことが出来るのだと本書を読んで改めて感じた。

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2026年02月08日

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親友を救うために3日間走り続けるメロスが、行く先々で事件に巻き込まれるお話。

圧倒的なフィジカルを持つ脳筋メロスと愉快なキャラクターたちがとにかく面白い。目撃者の名前は「ミタンデス」、怪しい人物は「アヤシス」他、その特徴、役柄に「ス」をつけただけの覚えやすいネーミングもあって読みやすい。

普段本を読まない人とか、子どもにもオススメできる読むのが楽しい作品。

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2026年02月07日

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SNSでバズっているのを見て、本書を知りました。
『走れメロス』を元に、筋肉が全てを解決するという考えの脳筋メロスが、イマジナリーフレンドのセリヌンティウスと共に事件を解決しながら、何とか期日までに王様のもとに向かうお話です。
元々の原文が混ざりつつ、現代の要素や、当時の史実なども含まれたりと面白い小説でした。登場人物の名前も色々と楽しかったです。
原文を読んだのがかなり前なので、読み比べても面白そうだなと思いました。

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2026年02月06日

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走れメロスの物語を基盤として、あらゆる殺人事件が巻き起こる。推理どうこうではなく、とにかくクスッと笑えるところが良かった。
メロスが脳筋なところも面白く、彼を支えるイマジンティヌスの二人組という構図が良かった。小説のメタ的な要素を加えた叙述の形式も楽しめた

メロスのポンコツな感じとたまに言う名台詞が、どこか毛利小五郎を想起させた

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2026年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

五条紀夫『殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス』は、一見すると大胆なパロディとして読者の笑いを誘うが、その実、文学そのものへの深い理解と敬意に裏打ちされた、極めて誠実な作品である。太宰治の「走れメロス」という国民的作品を下敷きにしながらも、単なる戯画化に終わらず、物語という形式そのものを問い直す視点が、全編にわたって貫かれている。

物語は軽快なテンポと鋭いユーモアで進行するが、その背後には「信頼とは何か」「正義とはどこに宿るのか」という普遍的な問いが静かに横たわっている。メロスが置かれた状況は滑稽でありながら、彼の選択や行動は、原作が内包していた人間の倫理や覚悟を、別の角度から鮮やかに照らし出していく。その構造の巧みさは、読後にじわじわと効いてくる。

また、本作はミステリとしても確かな完成度を持ち、笑いと謎解きが相互に損なわれることなく成立している点が印象的だ。パロディでありながら緊張感を失わず、読者を最後まで物語の内側へ引き込む筆致は、小説としての技量の高さを雄弁に物語っている。

読み終えたとき、最初に感じていた「ふざけた設定」という印象は、いつの間にか「よく考え抜かれた一作」へと変わっているだろう。本作は、名作を解体することでその価値を貶めるのではなく、むしろ新たな光を当て、文学が持つ可能性を広げてみせた作品である。笑いの奥に確かな思索を宿した、知的で誠実な一冊だと強く感じた。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

走れメロスをモチーフにして創作した小説は他にもあるが、この小説は今まで読んできたメロスの小説の中で一番笑って楽しみながら読めた。
スピード感もあって、クスッと笑いながら読みたい時におすすめの小説。

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

メロスの世界を面白おかしく楽しめる小説。

メロスの世界でこんなミステリーがあったら面白いが凝縮された小説でした。
ミステリー感もあり一番はコミカルな世界観が面白かった。

とにかくちょっとおふざけ感もある小説で、今までない小説だったので新鮮さもありました。登場人物の名前もユーモアがあって好きです。

他にも名作を面白おかしくした小説が読みたくなりました。

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2026年01月23日

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もうギャグですね、全体的に。
ネトフリとかで今後実写化しそう()

ギャグですが、推理小説としても十分楽しめました。

個人的に…文体が合わなかったのか
読み終わるまでにすごい時間がかかりました…
なんか読み進めるのが大変でした。

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2026年02月19日

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面白かった!
色々な事件に巻き込まれるメロスが不憫で、頑張れと応援したくなる!
最後のオチで、メロス気付けよ!笑と思わずツッコミたくなる!

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2026年02月19日

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タイトルからしてふざけた内容だと思ったが、中身もやはりふざけていた。しかし、きちんとした推理による事件解決や、ところどころで古代ギリシャの豆知識が差し込まれ、テンポよく読み進めてしまった。
名作文学の大胆アレンジだが、元の要素と追加した内容のバランスが良く最後まで楽しめた。

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2026年02月14日

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文豪太宰治の代表作、走れメロスのパロディ作品。

とにかく笑った!登場人物たちのネーミングセンス最高。
文体のテンポも良くサクサク読めて、言葉遊びも秀逸。

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2026年02月14日

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2026/02/06 オーディブル
名前がその通りでクスっとしちゃう。
とりあえず殴って黙らせようとする笑

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2026年02月06日

Posted by ブクログ

まあまあ面白かったです。

太宰治の「走れメロス」が有名で誰しも名前だけなら聞いたことがあると思います。私自身も超ざっくりとメロスが友人のために走る物語としかわかっていませんでした。

本書はそんなメロスの物語を現代風な言葉を使ってわかりやすく、エンタメ要素を強く押し出した内容にしているので最後まで飽きずに読むことができました。

現代社会ではなかなか見られないほどの正義感と純朴さを持ち、圧倒的な肉体の強さを武器に大暴れするメロスは男の中の漢でした。こんな人を友人に持てたら絶対に飽きない人生を送れると思います(^^)

気軽にメロスの物語を知りたい人にはおすすめです!


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2026年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正義5割、筋肉5割。圧倒的フィジカル。

「走れメロス」をミステリー仕立てにしたパロディ作品。
原作のメロスも「単純な男」として描かれているが、その単純さが「迷いのない正義感」と「野生のフィジカル」という極端なスペックとして爆発。
本来なら知略や論理が必要な場面でメロスが最終的に見せつけるのはぐいっと突き出された拳。野生の威圧感。脳筋ミステリというジャンルがここに爆誕。

セリヌンティウスの命がかかっている切迫した状況と、目の前の事件を解決せずにはいられない野生の正義感。原作への最高のオマージュであり、最高のツッコミ待ち作品だと思う。

登場キャラクターのネーミング。
妹の婿はムコス。義父はギフス。怪しいやつはアヤシス。
しかもちゃんと?元ネタの元ネタたる「熱海事件」まで持ち出して、オサミス(太宰治)、カズオス(檀一雄)、イブセマス(井伏鱒二)……。笑うわこんなん。

太宰治が檀一雄を熱海に置き去りにしたあのエピソードを、メロスとセリヌンティウスの関係性に重ねつつ、あえて殺人ミステリーに放り込むセンス。
そのくせちゃんと友情とか描いてんの。ずるい。

でもなぁ、最後、イマジンティウスの件だけは強引では!?どんなだよ!って突っ込みたい。けど読み返しもせずにくどくど言ったら拳がぬって出てきそうだから、ここで筆をおくとする。
面白かったよ!!

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

終始茶番が繰り広げられる、そんなオチでいいのか!もっと詰めれただろ!とはなった
小ネタが面白かったし、メロスのいた時代のことについて結構裏どりしてあった。そこはほぅ〜となった。コメディなのにそこはミステリーだからか力入れるんですね

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

しっかりふざけた小説だったな〜〜これ漫画ならより面白かったな

全体的にハチャメチャで(人名が特に)(地の文に作者登場する)何でもあり。でも「走れメロス」をパロディする所はめちゃくちゃ緻密に練られていて、おふざけとのギャップがすごい。

でも最後のイマジンティウスのオチだけはちょっと納得できなかった、、、
二度読み必至では無かったかも、、、

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

言わずと知れた『走れメロス』をベースにした、ギャグ漫画…ならぬギャグ小説。一応、メロスが駆けていく道中で殺人事件が起きるので、ミステリ要素もあるけど、それよりもテンポのよいノリと勢いを楽しむのが吉!登場人物の名前がいちいち面白かったり(逆転裁判っぽい)、古代ギリシアなのにアラフォーとかの現代語が飛び出したり、クスッと笑いながら軽く読めた。ずっとテルマエ・ロマエの画風で脳内再生されていた。漫画化してほしい。笑

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

走れメロスのパロディ小説。ミステリーというよりは、勢いとコミカルさで読者を楽しませてくれる。登場人物も海外のようにカタカナだけどもわかりやすくしているのもよい。走れメロスを詳しく知らなくともあらすじだけでも知っていれば楽しめる作品だと思う。ただ、読み終えた後には走れメロスや芥川龍之介の他の作品も知りたくなりそう。

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2026年01月24日

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