小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
知らない世界について想像力を掻き立てられた後の満足感はやっぱりいいね。
さて、『ともぐい』は熊小説ではあるけど、歴史を扱った小説でもある。時代は明治時代で、日露戦争に突入する以前の北海道におけるある地域で生きる主人公を描いた物語。
日露戦争といえば、日本がそれに勝利し、本格的に西欧列強の仲間入りを果たした画期となった戦争として有名で、それ以前には日清戦争に勝利を果たしている。ただ、この戦争で勝利してしまったがゆえに、日本は西欧的な帝国主義へと本格的に歩を進めてしまう。
日露戦争以前の日本は、ロシアとの戦うかどうかに関する様々な論戦が活発に行われたり、日英同盟を結んだり、対ロ -
Posted by ブクログ
登場人物の理解において、様々な国の宗教や歴史が重要な要素となっており、その点が難解だった。読み進めるのにも時間がかかった。文章として頭で理解しても、腹には落ちてこない…そんな状態のまま読み進めたが、6割ほど超えたあたりから、腹落ちせずともそれぞれの人物に感情移入出来るようになった。
宗教の違いという壁はそのままに、「遺跡の発掘」という共通点で村田たちが交流し、人間同士として認め合っていく様子に温かいものを感じた。本当の意味での多様性がここに在ると思った。
だからこそ、この結末には涙が出た。でも、これこそリアルだとも思った。まるでノンフィクションのよう。村田という人物が実在し、その人から直接 -
Posted by ブクログ
息をもつかせぬ圧倒的スピードで進むにも関わらず、誰も振り落とさない徹底した安全管理
JRか!
JR東海か!
日本が世界に誇る新幹線か!
N700Aか!
あのこうシュッとした顔のやつか!
はい、そうなんです
新幹線と言えばまずわいはあの圧倒的な安全性を挙げたいって違うわ!新幹線の話違うわ!野宮有さんのデビュー2作品目『殺し屋の出世術』の話だわ!
いやマジでえげつない
本当にこれデビュー2作品目なの?
凄すぎない?
もう本当に次から次へと急展開です
急発進、急ハンドル、急ブレーキの連続なのに、絶妙のタイミングで状況説明(種明かし)を、しかもスピードを緩めずに挟み込んでくれるので「話について -
Posted by ブクログ
ある雪の降る冬の夜、中学3年生の律希、湊、七海の3人が、祠の前でひとりで震えている4歳の少女に出会い、その時は交番に連れて行って、そのことで警察から感謝状まで受け取ったけれど、半年後のある日、高校生になっていた彼らは、児童虐待のニュースに当時のことを思い出し、不安を感じながら、あの時、少女に何が起きていたのか真実を確かめるため、3人であの時の少女を探し始めるという物語です。
3人が少女を探している中で、ある時、彼らに投げかけられた大人からの言葉、
「他人様の家のことに首突っ込むことないの。面倒なことに巻き込まれたくないでしょ。」、「下手に正義感なんて振りかざして、もし間違ってましたなんてこ