小説・文芸の高評価レビュー
-
-
Posted by ブクログ
2026年。
小市民をめざし互恵関係を結ぶ小鳩くんと小山内さんの謎ときシリーズ。高校1年の冬の話なのかな、小山内さん、マフラー、イヤーマフ、テブクロと完全防備。
「桑港(サンフランシスコ)クッキーの謎」卒業生の美術家の作品を巡る謎。
「羅馬(ローマ)ジェラートの謎」スーツ女性は何故ジェラートを食べないのか?
「倫敦(ロンドン)スコーンの謎」スコーン食べたくなった。調理実習の振り返りレポートはどう書けばいいのか・・・小市民的だ。
「維納(ウィーン)ザッハトルテの謎」ザッハトルテはプリンスマルコシリーズを読んで食べたかった。本場では食べてないけれど・・・
星の数はーーー冬季で完結したからもうないか -
Posted by ブクログ
ネタバレ20年近く前の作品、読んでよかった、最後の朝比奈あすかの解説も。ネットで何でも調べられる今でもこの構造は変わってないんだろう。角田さんは何人の人生を生きているのだろうと思う。あの頃の自分やママ友的な人が浮かぶ。かおりは自分の小舟に乗っているのは家族だけ、と気づき護も同じ船に乗り同じ方向を向いたからいい結果になるけど、気づいた真実に目を背けたくなる人もいるだろう。護の名前は後半まで出て無かった、そんな存在の夫が一番の理解者だったってことかな。名字と名前、子の名前が混在するので相関図を作って読んだ。読み進めるのはきついけど素晴らしい作品だった。
-
Posted by ブクログ
ミステリーとしても楽しめたが、人のあり方問われる力作。戦争の悲惨さと人間の尊厳、美しくありたいという「エレガンス」な生き方。とても真似できそうにない。永井荷風やパーマ屋さんはじめ登場人物も魅力的。「このぬらりとして得体の知れないものが文学なのだ」「味方を殺す為の戦闘機を作って、若者に死ねと言う国に未来はあるのか」「犯罪を見逃すのは、罪を許容することと同義。空から爆弾を落として罪なき人々を殺している行為を容認することと同じ。」「エレガンスは、自由に、思いのままに生きるのと同義。こんな世の中だからと諦めたり我慢したりしたら、自由を完全に放棄することになる」心しておかねば。
-
-
Posted by ブクログ
高校の演劇部。三年が引退して不安になる中、元舞台俳優の教師が入り、全国大会を目指す意識が芽生え奮闘する。
稽古して、劇を作り込み、地区大会、県大会を迎える様子がすごく臨場感あって、高校生のいわば初心者が、何も分からない所から、分かってきたから不安しかないもどかしさの中、徐々にのめり込んでいく、気持ちのよい青春な小説だった。
と思うのは、高校の時、演劇部だったのもあるかも知れない。当時、色々あったけど今思えばまさに青春だったなーと。この本読んで良かった!!
映画も観た。
舞台や大会の様子がわりとリアルで、やっぱり意識してそうしたみたいで、小説の前にイメトレできて、より楽しめた。
-
Posted by ブクログ
プラハに旅行した人から強くオススメされて買ってみた。
上巻だけで満足度すごい!
ボリュームも内容も。
巻頭の地図を元にグーグルストリートビューしてみて観光気分も楽しい!
エンタメ度も高いけど科学の話や心理の話も面白い。
精神分析を昔ちょっとかじった自分としてはユングっぽい話なので盛り上がっちゃう。
バーナム効果の話とか好き。
・あなたは自分自身に批判的な傾向があります。
・あなたは独立した考えを持った人であると自負しています。
・あなたは自分が正しい決断をしただろうかと迷うことがあります。
「当てはまる」って思っちゃうかもたしかに。
「ムクドリの群れを、たくさんの個体の集合としてではなく