地上の楽園

地上の楽園

2,530円 (税込)

12pt

差別も貧困も、なくならないのか?
今なお続く「在留外国人問題」に切り込む、慟哭必至の社会派巨編


在日朝鮮人帰還事業――
1959年に始まったそれは、人類史上最悪の「大量殺戮」への序章だった。
二人の若者がそれぞれ経験した「地獄」を描き、現代に通ずる差別の源流と、政治家・マスコミらが犯した大罪に迫る。



なんやおまえ、チョーセンやないけ――。
1959年大阪。在日朝鮮人への差別がはびこる街で、復興を遂げ平等を実現し「地上の楽園」と称される北朝鮮への「帰国運動」が過熱していた。
学問の道を志す高校生の孔仁学は、ヤクザの抗争に巻きこまれ窮地に立つ親友・玄勇太に「帰国」を勧める。
家族とともに北朝鮮へ行くことを決めた勇太だったが、帰国船内の食事の貧弱さや寝床の汚さに、「楽園」への違和感を覚え始め……。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    中央公論新社
  • タイトル
    地上の楽園
  • タイトルID
    2042765
  • ページ数
    480ページ
  • 電子版発売日
    2025年10月21日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    10MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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地上の楽園 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すごかった…。途中、読むのが辛い所もたくさんあったが、一方で先が気になって読み続けた。
    恥ずかしながら、こんなことがあったと初めて知った。
    他の人にも勧めたい一冊。

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    読むのが辛くて怖い。でも先を知りたい、とページをめくる手が止まりませんでした。
    戦後の在日朝鮮人帰還事業のお話。恥ずかしながら本書で初めて知りました。
    北朝鮮は「地上の楽園」というウソの情報を信じ、日本で差別に苦しんでいた在日朝鮮人たち9万3千人が北朝鮮へ渡る。しかし、たどり着いた地は、日本での貧し

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    この小説のレビューでちらほら見かけたとおり、「すごい」という言葉がピッタリな本。
    帯の「慟哭必至のエンタメ大作」は嘘じゃない。

    北朝鮮への帰還事業、在日本朝鮮人総聯合会の悪行を無知な私は知らなかった。
    知っていたとしても、帰国者がここまでの地獄を見ていたと知る人はどのくらいいるんだろう。
    帰国者は

    0
    2026年05月19日

    Posted by ブクログ

    労働力が欲しい北朝鮮と朝鮮総連、棄民したい日本政府の思惑が重なって推進された帰還事業。北朝鮮は地上の楽園であると信じて帰国事業の宣伝に邁進する高校生、地上の楽園を信じて帰国した人々を待ち受ける地上の地獄。帰国事業に翻弄された人々や当時の状況について描いた物語り。
    無責任に煽りそれを総括しないマスコミ

    0
    2026年05月10日

    Posted by ブクログ

    読書備忘録983号。
    ★★★★★。

    在日朝鮮人の帰還事業ですわ。
    いやはや凄いものを読んでしまった。
    月村さんヤバすぎ・・・。
    月村さん普及活動者としては出遅れ感満点ですがやっと読めました。予約するのが遅かった。

    なにを隠そう(実は隠すものすらない)!帰還事業知らんかったです。お恥ずかしい。
    1

    0
    2026年04月19日

    Posted by ブクログ

    戦後史の大きなピースである「在日朝鮮人の帰還事業」について、これほどリアルに書かれたものはこれまでなかったと思う。
    もちろんフィクションではあるが、実際に起きたことを元にしており、作中に登場して重要な役割を果たす政治家や実際にある書籍やその著者などについては実名で記してある。それらを元に調べて行けば

    0
    2026年04月17日

    Posted by ブクログ

    まるでノンフィクションかのような内容で、北朝鮮という国の恐ろしさがよく分かる。
    帰還事業に小泉純一郎の親父が関わってるってのは初めて知った。

    ネットフリックスあたりが映像化しないかな...無理か。

    0
    2026年03月26日

    Posted by ブクログ

    すごい小説だった。
    500ページ近いし、内容の98%が絶望と地獄なのにあっという間に読み終わった。
    「火垂るの墓」を観終わった感情と同じで涙で顔がぐしゃぐしゃに。(辛い、しんどい、切ないのオンパレード)

    フィクションであってほしいとここまで思った小説はない。残念だけどほぼほぼノンフィクションという

    0
    2026年03月21日

    Posted by ブクログ

    プロローグ

    とある、公園のベンチの片隅で本書を読み終えた
    思わず空を見上げるとドが付くほどの晴天

    一方で心は曇天且つ冷え切っている
    それはまるで、北緯38度線のようだ


    “北”へ送ったものと送られたものの物語が
    始まろうとしている


    そこに“約束の地”はあったのか!?

    この壮絶な物語の扉は

    0
    2026年02月23日

    Posted by ブクログ

    在日朝鮮人帰還事業。1959年に始まったそれは、人類史上最悪の「大量殺戮」への序章だった。大阪に暮らす二人の若者、孔仁学と玄勇太が経験する「地獄」を通して、日本人の差別感情と、政府・マスコミらが犯した大罪に迫った社会派小説。

    4冊目となる月村さんの作品はやはり裏切らなかった。一気読み!フィクション

    0
    2026年02月19日

地上の楽園 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    中央公論新社
  • タイトル
    地上の楽園
  • タイトルID
    2042765
  • ページ数
    480ページ
  • 電子版発売日
    2025年10月21日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    10MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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