【感想・ネタバレ】悪い夏のレビュー

あらすじ

26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。同僚が生活保護の打ち切りをチラつかせ、ケースの女性に肉体関係を迫っていると知った守は、真相を確かめようと女性の家を訪ねる。しかし、その出会いをきっかけに普通の世界から足を踏み外して――。生活保護を不正受給する小悪党、貧困にあえぐシングルマザー、東京進出を目論む地方ヤクザ。加速する負の連鎖が、守を凄絶な悲劇へ叩き堕とす! 第37回横溝ミステリ大賞優秀賞受賞作。

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ネタバレ 購入済み

凄く面白かった!

これぞ、最悪のピタゴラスイッチ!
凄く面白かったです!山田というキャラが好きです。
私だけですかね?最後ら辺の5人のやり取りがシュール過ぎて笑えてきたのって。
映画もあるみたいなので観てみようと思います!

#泣ける #ドキドキハラハラ #ダーク

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2026年06月30日

Posted by ブクログ

タイトルからして、暗い気持ちになりそうだったので、積読歴が長かった一冊。ところが読みはじめて、ストーリーのテンポの良さと、登場人物たちのどうしようもなさがかえって面白くて、ぐいぐい引き込まれました。内容的にこう言うのもなんですが、ラストまでの盛り上がり具合が最高だと思いました。
ただ、佐々木くんだけは可哀想だったなと思います。善良に生きていても、こんな風に関わる人によって人生を踏み外してしまうこともあるかもしれないなと、妙なリアル感もありました。

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2026年06月23日

Posted by ブクログ

染井為人作品は何冊か読んでいるが、本作が一番面白かった。他人事なら笑えるのに、自分事になった瞬間に悲劇へ変わる。その残酷な現実を見事に描いている。生活保護行政に携わるケースワーカー佐々木の純粋さを軸に、受給者、反社会的勢力、貧困家庭など様々な人間の思惑が複雑に絡み合い、物語は一気に転がり始める。登場人物は皆どこかで見聞きしたことがあるような生々しさがあり、フィクションとは思えない。救いを期待しながら読み進めたが、待っていたのは徹底して苦い結末。その容赦のなさも含めて強く印象に残った。

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

「まとも」でいる方が、ここでは異常だ。

俺以外、全員狂ってる。
この真夏の地獄から、誰か俺を救い出してくれ。

[登場人物全員クズ]
クズ度と狂気の連鎖がエグすぎて一気読み。

タイトル通り、本当に最悪で最高の読書体験だった、、、!

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2026年06月11日

Posted by ブクログ

どうしてこんなにも
落ちぶれていってしまったのか。
いつからこんなに。
どこかで踏み止まれなかったのか?
どこかで気付けなかったのか?
止めることはできなかったのか。
もっと、自分のことを大事にできなかったのか。

映画とはまた違った、ドロドロの内容でとても面白かった。
人間の怖さ、弱さがぎゅっと詰まっていて、こんな世界もあるのかと思うと怖くてたまらない。
とことん落ちぶれていく姿は見ていて苦しかったけれど、目が離せなかった。

生活が苦しくて本当に生活保護が必要な人、働きたくなくて不正受給をする人。
あの親子を思い返すと胸が痛い。
本当に必要としている人に、どうか、救いの手を出せるような世の中になってほしいと思った。


2026.5.24(日)

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2026年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 メチャクチャ胸糞悪い作品だった。クズがクズを呼ぶ、クズ大戦!そんな小説だった。
 文自体はとても読みやすいが、読むごとに高まる『これから胸糞悪くなるぞ〜』と思わせる展開には気が滅入ってしまった。(作者の狙い通りだとは思うが)
 そして本作は、ムードをキッチリ上げて、ドーンと下げるという胸糞作品の王道をこれでもかと綿密に描写し切っており、その上、最後の最後に数多く出てきたクズの末路をコンパクトに締めているのが見ていて気持ち良かった。

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2026年03月31日

Posted by ブクログ

今の日本のような貧困社会では情報弱者は生き残れないという印象が残った
心中を図った母子こそが救われる社会であって欲しい
30年くらい前の日本人がこの作品を読んだらどう思うのかな
油汗と欲望に満ちたギラギラした瞳を思い起こす悪い夏の物語り

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2026年06月23日

匿名

購入済み

人間の転落をさまざまと見せつけられた感じでした。
前半はたんたんと進んでゆくが後半のスピードは凄かった。話の展開がすごく引き込まれましま。
真っ当に生きてても、最悪な人間達に関わったら人生真っ逆さまってあるんだろう。でも全力で争わなくては引きずり込まれる。子供の美空だけが可哀想でした。

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2024年06月06日

匿名

購入済み

一気に読んでしまった‼️

寝しなに読み始めたら一気に読み終わってしまいました。
すごく面白かったです。
この作者の方の本がもっと読みたくなりました。

#ドキドキハラハラ

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2024年06月01日

購入済み

サイコー

夢中になって読みました。

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2022年08月19日

Posted by ブクログ

読みやすくすいすい進んだけど、後味が悪い終わりだった。誰も幸せにならない、暗くなるだけの結末。山田が1番まともだったのか、という感想。もっと気分が上がる作品が読みたい!!

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気読み。
仕事柄、福祉事務所や生活保護受給者との関わりが少なからずあり。ヤクザなのか悪い友人なのか受給日に保護費を取り立てられている人や、一部屋を何分割かにしてやっと寝られるような狭小施設に住まわされて食事が出るけど自由に使えるお金はない人の事が頭に浮かんだ。
病気で働けないも色々で、身体的障害が無くても精神的理由で就労出来ません、家族も支援できませんって。ケースワーカーは大変だなといつも思っているから、真面目な佐々木君の幸せを願いましたが。
みんな踏み外し捲って最後圧巻でした。
ケースワーカーさんはこのお話どう思うかしら。感想を聞いてみたい。

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2026年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こ、、これは、、辛い、、。無理かも、、。
ずーっと嫌な雰囲気がある。
すでに、悪い夏感がでているが、きっと何処で誰かだけは、、明るい夏の中にいてくれるのだと信じて、、最期まで読みました。
悪い夏でしかない、、。
読み終わって、放心状態、、。辛い。
この本に☆なんてつけれないよ、、。
と、思いつつ、のめり込んで読ませる文章力と登場人物の個性、そういうのはすごくよかった?ので、☆4だけど、。ただ、、本当にこれは、、。辛い

佐々木だけは、真っ当だったのだから、、最後は明るい夏に戻してやって欲しかった、、。
愛美と美空と3人で幸せ でよかったじゃん、、
こんなに酷い夏にしなくてもよかったじゃん、、。

そして、最後、、
佐々木の代償が1番ひどい、、人を殺した、自殺に追いやった、ヤク中、、病院にも通えてはいないだろう、、。ただ、一人好きになっただけなのに、、。
それも、高野を放置した罪か?山田に上から目線で話すその態度なのか?
そんな、、他の人の方がひどいじゃん、、佐々木が辛すぎる、、、

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

賞を取った小説と聞いて買った一冊。

クズばかり出てくる話だった

一つの出来事ですべてが失う。なんか身近にもありそうな話でもあった。

読んでて胸糞悪くなるし、いい事でてこないし、本当にクズしかでてこない

でもなんか続きが気になる内容でもあった。

主人公だけでなく、他の登場人物が最後どうなった
がわかれば、少しは読み終えた後気分が良くなったかもと感じた小説でした。

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2026年06月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【Audible】話が進めば進むほど悪い方にしかいかないまさに転落人生。一瞬だけ幸福感に満たされる時間はあったものの、そこからの振り幅がえぐくて佐々木守が不憫で仕方ない。ただただ公務員の枠の中で、真面目に生きてただけなのに。
人生はこうやって、関わる人間によっていかようにも転じてしまうことが有り得てしまう。
でもその中で自我を持ってどこで線を引くか、どこで思い留まるか、どんな選択をするか、で枝分かれする。これはたったひと夏の出来事。
関わった人たちが異質すぎた故、はあるけど、でも他人との境界線が曖昧な現代じゃ全然ありえる話。

終盤のアパート全員集合のシーン、ひっちゃかめっちゃか過ぎて、読者後書きで触れているチャップリンの名言「人生は近くでみると悲劇だが、遠くからみたら喜劇である」の部分のようで、なんかしっくりきて笑っちゃった。

そしてラストの、自室に籠る佐々木守へケースワーカーが玄関の外から投げるセリフ。まったく違う世界へ閉じ込められてしまった感が重々しく伝わって寒気がした。
この緩急がたまらない。
今回も染井為人×大久保多聞 最高でした

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2026年06月09日

Posted by ブクログ

とにかく救いがない。善良な人が堕落してしまうのは、読んでいてキツいものがある。不正受給などといった福祉制度の悪用よりも、受給したくても門前払いされてしまうケースの方が実際は多いのだろう。一家心中は読むだけでも心が鬱々とする。それでも展開が面白すぎて頁を捲る手が止まらず、気がついたら呼吸が浅くなっていました。

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

いやー、日常に潜む影 見えてないけどありそうな、人ってそうだよなぁとも思える面白い話だった!結構好き!

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2026年05月20日

Posted by ブクログ

 ケースワーカーとして働く地方公務員の佐々木。ある日、同じ職場のケースワーカーが不審な動きをしているという話を聞き、調査をすることに。そして1人の生活保護受給者と出会ったことから、人生の転落が始まる。

 どうしようもなく救いのない話。読み進めれば読み進めるほど次々と悪い方に話が進んでしまい、皆が不幸になっていく。
 でもその転落する様子やその先の展開が気になり、読む手が止まらない。普段は小説をゆっくり読む自分が、この本は駆け抜けるように1日で読み終わってしまった。
 なるほど確かにこれは物語として読む分には“喜劇”だが、自分の身に置き換えれば救いようのない“悲劇”としか言うほかない。

 人生の落とし穴はどこに潜んでいるか分からない、そしてもし足を踏み外せば奈落の底まで転がり落ちるのはあっという間。そんな恐ろしさに背筋が凍るような思いをした。
 また、生活保護の不正受給者により本来救われるべき本当の弱者が割を食うという現代社会の課題のようなものについても考えさせられた。

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2026年05月20日

Posted by ブクログ

染井さんの本の中で初めて読んだ本です。
私達は今この平和な世界で暮らしている一方で苦しんでる人たちがこんなにいるんだなと最初は思いました。真面目に働いてる人でも悪い人に関わっていくとこんなにも人生を変えてしまうんだなとすごく怖くなりました。
人は簡単に変わらないと言いますが、1番簡単に変えてしまうのは人間なんだなと思いました。
父にもこの本をすすめたら、染井さんの本が大好きになって気づけば全部の作品読んでいました。

染井さんの本の中で1番好きかも

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

横溝ミステリ大賞優秀受賞作(2017年)。
福祉事務所のケースワーカーという地味な主人公ながら、導入からその過酷な働きっぷりに引き込まれます。次々に登場するキャラクターは良くも悪くも強烈な個性の持ち主で、どんどん転がるストーリーの中でそれぞれが存在感をイキイキと発揮してくれます。
デビュー作とは思えない上手な展開と文章力ですが、最後はちょっと無理やり片付けた感があるかなぁ。初めて読んだ作家ですが、他の作品も読んでみたくなります。3.7
※知らずに原作の映画は観てました。

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

 生活保護というキーワードをモトに、貧困に苦しむ親子や不正受給であぐらをかくババア。それらとかかわるケースワーカーを中心にストーリーは展開される。
 貧困ビジネスで一儲けを企むヤクザも交じって物語は想像を超える展開を為していった。

 改めて言葉にすると、お腹いっぱいなかんじなんだけど、読みやすかった。

 上述した人々がうまい具合にストーリーにからんで、読み応えがあった。テーマを深掘りしてる感じがとてもいい。

 最後にあいつをギャフンと言わせてくれたら、もっと評価が上がったように思う。スカッとしただろうからね。

 面白かったけど、笑えない話だったな。

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

善人がほぼいなくてクズばかり。気分が落ち込むけれど、面白くて一気読みしました。生活保護の不正受給の闇が深いと思いました。この国のシステムを変えなければどうにもならないのかな。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

生活保護受給というテーマを軸に物語が広がる。ケースワーカーの日常かと思いきや、どんどんシビアな展開に…闇落ちしていく感じ…本当にこの人の作品好きすぎる。全ては繋がっているのに、全当事者が何だか他人事で、起きている事象に興味がない感じ。こんなにまでも人は思考停止するのかな。奇妙だけど雰囲気があってよかった。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ケースワーカーである主人公が、ひょんなことから社会の闇に巻き込まれ、自分がかつて軽蔑していた生活保護受給者の立場へと転落していく物語。立場の逆転を通して、福祉や貧困の現実が容赦なく描かれており、非常に考えさせられる内容だった。

物語としては、すべての登場人物がどこかで繋がっており、それぞれの視点が絡み合いながら進んでいく構成が見事で、自然とページをめくる手が止まらなくなる読みやすさがあった。

一方で、題材の重さゆえに気分が沈む展開も多く、読んでいて苦しくなる場面も少なくない。特に、主人公が薬物の禁断症状によって正常な判断ができなくなり、本来支援すべき母子家庭に対して十分な対応ができず、結果的に自死を招いてしまう場面は非常に胸が痛んだ。

エンタメとしての面白さだけでなく、人間の弱さや社会の歪みを突きつけられるような作品であり、読後もしばらく考えさせられる一冊だった。

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

市役所で働く、生活保護受給者の家を回るケースワーカーが主人公の話し。主人公がヤバい女に恋に落ちたばかりに、人生がめちゃくちゃになって行く様がすごくリアルに描かれていた。
自分も何かの間違いをきっかけに、一気に奈落の底へ落ちてしまう事もあるような気になり、少し恐ろしく思ってしまった。

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2026年03月26日

Posted by ブクログ

一体何を読まされてるんだこれは、という結末だった。主要な登場人物は皆余さず問題児。好感や共感を覚えられる人物は皆無。嵌められて転落して行く主人公は気の毒だが、そもそもチョロすぎる…。同僚の不祥事の渦中の人物なんだから接し方には気をつけないとダメでしょうよ。特段魅力のある人物でもなし、何で好きになっちゃうかなと呆れたか気分になった。それでもまあ家族ごっこが出来ていた間は微笑ましい気持ちにはなれたのだけど、やっぱり相手が悪すぎたんだろうなと。言っても詮無いことだけどなんだかな…
後書きには他人事なら笑えるがといった記載があるが他人事でも笑える要素は一切無かった。強いて言うなら不倫の同僚がコントやってたなと言う感じ。何なら胸糞悪い描写の方が多かった。

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

四年ほど前に、駅中の本屋さんで購入したことを覚えている、あの頃も夏であった。とても暑い夏だった。最近の夏はいつでも暑いので、暑い夏といっても、いつの、どの夏かだったかは、昔よりも薄れていると感じます。とにかく、読んでいた頃も、作品の内容もジメジメしていた印象が残っています。ですが、その後に、名作の「正体」と出会うことになります。

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2026年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 ケースワーカーの佐々木は同僚の脅迫行為を見つけたことから闇に飲まれていく。

 なんというか、とにかく辛い。平易な読みやすい文章でするっと話が入ってくるし、展開の紆余曲折がスピーディで飽きさせない一気読み作品です。ラストの設定を全部詰め込んだドタバタ感は「無茶苦茶」にも感じた”ちょっとやりすぎ”を感じますが、とはいえうまいこと織り込んだなあという感じ。

 問題は、さすがにあんまりにもバッドエンド過ぎませんかというこの辛い読後感…「ひきこもり家族」などではまだしも希望を持たせるエンドだったのに比べると、もう地獄の底にたどり着いたら二重底の地獄が待ってましたみたいなしんどさでたまんねぇなこれってなりました。

 また、古川母子をあれだけ描いておいた割には話の本筋に特にかかわらせなかったのは何なのかという疑問も残りました。さらりでよかったじゃんあれ、と。最終的にパズルのピースが余っちゃった感じだったのでしょうか。男色を疑われる上司も別に何も生かされず、投げっぱなし感。

 なにしろ、ハチャメチャでもいいからもうちょっとホッとする終わりにしてほしかった…なんだかんだ言ってもええ感じに終わるよね?ね?と思いながらこのラストはキツかったです。

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2026年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読んでいて、本当に苦しかった。
ほとんどの登場人物に、えっ..どうして..なんで..と
誰か事態を好転させてほしいと願いながら読み進めました。
でもこういう事が現実にあるかも知れないという臨場感がこの本にはあって。
生活に追い詰められ、精神的にも苦しい、八方塞がりの状況になると人間は思考を放棄するのかなと考えさせられました。
読み終わりしばらく呆然としてしまい...さくらももこ先生の本で気持ちを立て直しました。笑

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

知り合いの読書家さんから勧められて読みました。たしかに、社会問題と絡めたストーリーは「知ってよかった」と思えるものだったし、ドキドキハラハラ一気読みできた。が、すごく救いようのない結末。
その結末の直後のページのあとがきで、著者が「これは悲劇だが、喜劇でもある」と書いていたのはかなり悪趣味なのではないか。フィクションとはいえ、「そういう人がリアルにいる可能性がある」と捉える人が少なくないはずの作品で、不幸な人、救われない人に対して「喜劇」と言い切る感性ってなんなんだ?人の悲しみ、やりきれなさをエンタメと言い切っていいんか?

実用書類はやけにいい子ぶるというかモラルを気にしすぎるというか(不要で冗長な注釈ばかりだったり、少しでも議論を呼びそうな話題には「著者の個人的な考えです」とわざわざ書き添えたり、踏み込んだことを書けなかったり、言い切り表現をどこまでも避けてたり…)な傾向のある版元なのに、ラノベ、漫画、エンタメ小説となると途端に品が悪くなる。私はそういうの嫌だなと思う。完全に私個人の感覚ですが。

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

ケースワーカーが主題の物語であるが、基本的に文章の空気が重い。中盤以降、登場人物全員が不幸に見舞われるので平等ではあるが、悪い意味での完全燃焼感が強い作品。子供含めてあまりにも救いがなさすぎる。唯一の良心は課長の嶺本。

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

生活保護受給者、ケースワーカー、ヤクザ等が登場するアウトローな話。誰の身にも訪れるかもしれないと感じてしまう不幸な話。軽い気持ちや出来心で人生が狂う危険性を感じた

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何気なく書店で手に取った1冊。
タイトル通りじとーっとジリジリする夏のうなだれるような暑さのように読んでて暗く苦しい気持ちになった。とにかく主人公が可哀想としか言えないが、人生ってひょんなことでこの主人公みたいに転落することもあるのかも。愛美が最後に自分の命よりも娘だけは守ろうと身体が動いたことにやっぱり母親は母親なんだと安心した。佐々木が生活保護を受ける側になっててラストが何とも言えんなぁ。

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2026年04月08日

Posted by ブクログ

正体がよすぎたのでそのあとすぐに買った2作目!
しばらく積読にしてあったやつ。
出てくる人みんなワルとクズってその通りだった。佐々木がかわいそうすぎるよ、、

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2026年03月17日

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