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「変な怪談を聞きに行きませんか?」会社の部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントでとある怪談を聞いた日を境に、高山カレンの日常は怪現象に蝕まれることとなる。暗闇から響く湿り気のある異音、ドブ川のような異臭、足跡の形をした汚水──あの時聞いた“変な怪談”をなぞるかのような現象に追い詰められたカレンは、藁にもすがる思いで「あしや超常現象調査」の二人組に助けを求めるが……選考委員絶賛、創元ホラー長編賞受賞作。
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Posted by ブクログ
怖いけど面白かった。最初のカレン視点での心霊現象がまず怖い。 私たちが普段意識しないような、けどそこにいると思うと恐怖を覚えてしまう影の空間が周りに多いということが自覚できた。読んでる途中に聞こえた水道の「ポタッ」って音にも怯える始末。 ホラーを論理的に突き止めるところも面白かった。摩訶不思議なも...続きを読むのには摩訶不思議なもの、で止まらない展開。個人的には太村と鳥居の関係が知りたかった。火事で死んだのなら水系で出てこないよね。火事が起きたから汚水の中に逃げ込んで溺死とか? 登場人物もキャラが立っていて良い。しょぼい(でもちゃんとした)超能力者、やけに伝手のある元刑事と会社員、会社員の部下(新卒5年目)。いやーみんな発想力がすごいね、私なら最初からお手上げです。
2025年版このホラーがすごい!で一位獲得! ホラー界で第注目の一作。 “光を絶やさないでください” 同僚の誘いで大学の怪談会に参加したカレンは、奇妙な少女に怪談にてそう告げられた… その後、身の回りの暗い場所で”ばしゃり”という音が頻繁に鳴るようになり、怖すぎて家中を電気の光で満たすようになる。 ...続きを読むそれでも、怪異は勝手に電気を消してきたり、謎の緑の水を発生したりと、次第に現象はエスカレートしていく。 にっちもさっきもいかなくなった結果、助けを求める先は、YouTubeでみつけた「あしや超常現象調査」 •暗闇の誰もいない部屋や箪笥の中で”ばしゃり”という音がしたり、家の床がドブのような匂いの水浸しになったり、電気が突如消えたり…怪異が徐々にこちらとの距離を近づけてくるので、暗闇が本当に怖くなります。 •ホラー作品なのでもちろん怖い要素はありますが、背筋さんの「近畿地方のある場所について」みたいな恐怖特化型ではなく、出てくるキャラクターがコミカルなので、笑える作品でもありました。 •芦屋晴子は「この怪異はどんな条件で起きているのか?」というのを、怖い感じることなくむしろグイグイ突っ込んで検証していきます。 ホラー作品として読んでいたのに、伏線も散りばめられていて、回収の仕方が非常に独特でした。 今の世の中のジャンルでいうと、ホラーミステリー?という言葉で表現するしかありませんが、怪異や超能力など科学的に証明されていない事象を解決方法に使おうと試みる展開は、今まで読んだホラー作品にはなかったのでとても斬新で面白かった! 次作も出ているので、とても気になります。
真相に近づいたと思ったら遠ざかる…そのもどかしさにページをめくる手が止まらなかった! 怪異の謎を追う課程の面白さはもちろん、ここで伏線回収くるのか!って衝撃に「うおおおお!」って鳥肌たちそうだった。 そしてこのバディ…推せる。 満足度100点満点! 「ポルターガイストの囚人」も読みたい!
【ずっと面白いまま続いて終わる!映画化されて欲しい!】 ホラー初めての方、邦画を観るのが好きな方もとてもおすすめ! 普段ホラー漫画はあまり読みませんが、めちゃくちゃ面白いと薦められて読みました。結果すごく面白かった! まず晴子さんがかっこいい。そしてついていく越野くんが素直。ガタイがよくてツテ...続きを読むのある倉元や、ESP能力者だけどとても人間的な犬井、どのキャラクターも立ってて、会話や映像が頭の中に流れていくようでした! 単にホラーではなく、読めば読むほど新しい謎が出てきて、それを主人公がスパっと解決するのではなく、本当にもがいてもがいて、ただ前に進むしかない、というのもとても読み応えがありました!
面白くないところがない。 怪奇現象はもちろんあるが、その解決に向けての手順が論理的でホラーミステリに近いと感じた。クライマックスの解決手順も鮮やかで感心してしまった。 ホラーとしては、怪奇現象やその描写もヒヤリと恐ろしく緊張感があり、バックストーリーも含めて読み応え抜群だった。 文体のリズ...続きを読むムや描写も読みやすく、本を読まない人にもおすすめできる。ホラー(ミステリ)の新定番になりうるポテンシャルがあると思う。
オカルト研究会を中心に、怪奇音、超常現象が語られるホラー・ミステリー。超常現象は信じるか信じないかではなく、科学的に向き合うものであるとのメッセージを感じさせる。
導入の引き込みが上手くてさくさく読める。魅力的な女上司晴子さんと、少し自分に自信がないながらも危機的状況での発想力がある越野。これはかなり良いバディ感。 当たり前のように超能力者が関係者として出てくる環境設定でありつつ、霊現象に対して人為的視点も考慮しながら理性的に向き合う姿勢はおもしろい。 続編で...続きを読む「ポルターガイストの囚人」が出ておりこちらも期待大。
怪談のことが自分の家で起きて、はるこさんが家に来てくれて防犯カメラをつけて一個だけピントが合わないのが怖かった
最初単なる怪奇現象から始まり、じわじわとホラー展開されていくのかと思いきや、あしや超常現象調査により常に現実的で地道に調査をし、怪奇現象の元凶を解き明かしていくストーリーだった。 登場人物はそこまで多くなく、また個性的で内容が入ってきやすかった。伏線もしっかり散りばめた後に回収されたので読みやすい。...続きを読む 固定観念に振り回されず、目の前に起きている事象を一つずつ分析していくあしやたちの姿は、少し珍しく感じた。 人は音や水、光など目や耳で日常的に聞いているものでも恐怖を感じるのだと思った。 現実的な部分も幽霊とか得体の知れないものが起こす非現実的な部分とで程よく構成されていて、じわじわとした恐怖を感じた。
キャラが魅力的!! ホラー強めなのかなと思って読み進めてたらミステリー要素の方が強かった。 ガッツリ怖いものみたい人にはお勧めできないけどすごい面白かった!
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〈あしや超常現象調査〉シリーズ
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上條一輝
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