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「変な怪談を聞きに行きませんか?」会社の部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントでとある怪談を聞いた日を境に、高山カレンの日常は怪現象に蝕まれることとなる。暗闇から響く湿り気のある異音、ドブ川のような異臭、足跡の形をした汚水──あの時聞いた“変な怪談”をなぞるかのような現象に追い詰められたカレンは、藁にもすがる思いで「あしや超常現象調査」の二人組に助けを求めるが……選考委員絶賛、創元ホラー長編賞受賞作。
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Posted by ブクログ
登場するひとたちが,物語を進めるために置かれているのではなく,その世界で,ちゃんと息をしているように感じられる こういう,アニメと映画のあいだにあるような空気を描ける作家なら,きっと,なにを書いてもおもしろいのでしょう 出来事だけではありません. この世界に,もう少しいたいと思えること. それこ...続きを読むそが,この作品のいちばんの醍醐味です
とても読みやすく、テンポよく読むことができました。 ホラーとしては、人によってはそこまで怖くはないかもしれません。どちらかというとミステリ寄りのような気がします。 とても面白く、2部作目もすぐ読みたいと思った作品でした。
不気味で気味が悪い!奇妙な音や謎の存在が襲いかかってくる臨場感がありありと感じられる…! 一体どんな経歴の方が書いてるんだと著者近影を確認すると…オモコロのライターさんでしたか!納得の表現力でした◎ 個性的で明るいキャラクターとサクサク進む展開で、ホラー苦手の民でも最後まで読めました!!続編も楽しみ...続きを読む!
ホラーとミステリのバランスが良いエンタメ小説。ちゃんと怖かったし、キャラクターも立っているがポップすぎない。文章も上手くグイグイ読める
上條一輝さんの『深淵のテレパス』を読んだ。仕事中にも本の続きが気になって、休憩時間にもたまらずバッグから取り出して読み進めた本は久しぶりだった。純粋にエンターテインメントとして面白くホラーとしてのじっとりと湿った怖さもしっかりある、万人にお勧めできる素晴らしき一編だった。大好き!
序盤から漂うのは、まるで『仄暗い水の底から』を思わせる陰湿で不気味な空気感。まさに「古き良きJホラー」の風格を存分に堪能できる一冊です。 ここに「あしや超常現象調査」のメンバーが絡むことで、物語は一気にエンタメ性の高いオカルトミステリーへと昇華します。ホラー小説にありがちな大雑把な力押しや、難解な...続きを読む説明による破綻がありません。骨格が非常にしっかりしており、強烈な個性を持つキャラクターたちが登場しながらもリアリティの枠を踏み外さないため、最後までストレスなく作品世界に没入することができました。 あえて余白を残すことで恐怖や余韻を際立たせる手法は成功していると感じる一方で、個人的には「もう少し説明や深掘りが欲しかった」と思える部分もあり、やや消化不良感が残ったのも正直なところです。 とはいえ、ホラーとしての雰囲気づくりとミステリーとしてのロジックのバランスが絶妙で、完成度の高い満足感のある作品でした。
登場人物たちのキャラや台詞回しが楽しくて良い。 映画を見ているように情景が浮かんで読みやすかった。 もう少しホラー強い作品も読んでみたいなと思いました。
大学で行われる怪談会に、部下に誘われ参加したカレンが、怪現象に襲われどんどん精神を病んでいく。怪現象とは、異音、異臭で、この謎解きをあしや超常現象調査に依頼し、助けを乞う。 怪談を話した、桐山楓は通常のクラブ活動には参加せず、怪談会にしか現れない。すでに数回お話をして、怪談会の時に、桐山楓に話しかけ...続きを読むられた相手は皆、一月後に行方不明になっていた。この謎を解き明かしていくと、旧日本軍の登戸研究所に行き着く。 ホラーとしてはそんなに怖くなかったですが、どんどん追い詰められていく内容は、先が気になる面白さでした。
ベタだけど、暗闇に潜む怪異は日常生活でも少し気にしてしまうくらいには怖さを感じられる描写で情景が浮かんだ。 先にポルターガイストを読んだので、その前談に繋がる話で登場人物のそれぞれの背景で新たに見えるものもあり面白かった。
よく考えられた作品だと思った。怪異のホラーストーリーだかそこまで怖さはない。ミステリーのように少しずつ怪異の原因を突き止めていくのがおもしろい。若干先が読めてしまうところはあるが、最後まで飽きずに読めた。
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上條一輝
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