ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 時間移民 劉慈欣短篇集Ⅱ

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    劉慈欣の骨太短編集。
    毎度、このアイディアだけで長編いけちゃうんじゃないの?と思うような、豊富な想像力と大きなスケールの短編が多くてとても満足できた。
    「朝に道を聞かば」「思索者」「鏡」「フィールズ・オブ・ゴールド」がとても好き。とくに思索者の男女の距離感はよかったなあ。三体のときは、程心と雲天明の関係性がなんかキモくて、劉慈欣って恋愛書くのめちゃくちゃ苦手なのか?って思っていたけど、この短編読むとただロマンチストなんだなと思った。
    あと「天使時代」のイータ博士が強キャラ感強くて良かった。

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    2025年12月31日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    上下巻でボリューミーだったけどあっという間に読み終わった!思った以上に人が死ぬしトリックももしかして……?と思いつつ謎が解かれた時はヒントをいくつも見落としてた!って気づかされる。もうなにが狂ってるのか狂わされてるのかわからなくなってしまうね……。
    個人的には館シリーズで一番好きで面白い!と思った作品。
    実写ドラマ化が決まっているのでどう表現されるのか楽しみ!

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    2025年12月31日
  • 鎌倉茶藝館

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    ネタバレ

    茶藝館なる存在を知らなかったので興味深く読みました。
    しかし、私なら絶対に紫釉さんを選ぶ!
    なぜこんな魅力的な人ではなく元カレの息子に惹かれて行くのか理解できませんでした。

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    2025年12月31日
  • インシテミル

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    映画を観たのをキッカケに一度読んだきりだったので再読。映画は合わなかったけど原作の面白さすごいなー!ミステリー読んでたら当たり前に通じるものが通じない人たちも新鮮だし、空間の作り方が気味悪くてハラハラした。
    どこまでも重さが残ってる感じがする。
    クローズドサークル系好きなのでぞわぞわワクワクしながら読めた一冊。個人的にはかなり好きの部類。

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    2025年12月31日
  • 生きるぼくら

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    引きこもりと米作りという事から単に引きこもり脱出の物語と予想した。とんでも無い。これがなぜ直木賞じゃ無いのか?原田マハさんはすごい作家だ!

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    2025年12月31日
  • 羊と鋼の森

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    ネタバレ

    外村のひたむきな姿勢に打たれた。
    職場の引き出しに入れようと思う。

    羊のフェルトでできたハンマーが鋼の弦をたたき、ピアノの音が出る。

    ピアノを弾くので、心に響いた。
    全体的な雰囲気が、通奏低音のように薄暗い霧の中にいるようだった。

    2025.12.30 再読
    調律とともに再読した。
    いくつか刺さるフレーズがあり、時を経て再読するとまた深みを増すと思った。コンサートピアノと家庭用ピアノは別物だという記述に目が留まる。
    ピアノに謙虚であること、真摯な姿勢で一音に向き合う姿勢はまさしくプロだと感じる。
    背筋が伸びる思いがした。と同時に、ピアノにも真剣に向き合いたいという気持ちが湧き上がってきた

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    2025年12月31日
  • 深淵のテレパス

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    越野草太が犬井陽の語る今回の事象に関する推論を聞いて感じたとおり、まさに「出来の悪い作り話だと思ってしまう」ものの、そうであっても面白い。ゆるぎなく突き進む芦屋晴子さん、超常現象なんのその、観測者として徹底した検証姿勢が素晴らしい。能力を持ちながら孤独の中にいる仲間たちから信頼を得、彼らを率いるマネジメント力には脱帽です。あなたの存在が、このおどろおどろしい物語を読み進めるのに勇気と希望を与えてくれた。それにしても、あれほどの体験をふまえてなおこの事件についてオカルトを排除して考える客観主義、徹底してる。

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    2025年12月31日
  • 硝子の塔の殺人

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    開始早々、変な小説だなと思いました
    誰しもが冒頭を二度読んだと思います
    何より面白いし、後半250ページは3時間ぐらいかけて一気に読めるぐらい没頭できた
    知念さんがXで言ってたように十角館の殺人などの王道ミステリーを読み尽くすとさらに面白いらしい
    あと、地味に初めの方にある人名と職業が書いてあるやつ助かる

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    2025年12月31日
  • ひとりでこの世に

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    思いつくままに我が心の有り様を残せるって…。気持ちを表す豊かな表現力。僅かに変化する感情。日々の何気ない自然の変わりようを詳らかに。何と楽しき事か。言葉数が少ないだけに、いっそう際立つ。もっと素直にありたいと思わせる作品。

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    2025年12月31日
  • ルポ 入管 ──絶望の外国人収容施設

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    コロナ禍から排外主義の加速を感じる今日この頃だが、「剥き出しの生」の露呈する入管をめぐる一連の問題に、ひずみが集中していると感じた。

    治安や秩序という具体性を欠きかつ主権を振り翳せる言葉を用い、戦争の反省もなく在日朝鮮人排除や単一民族神話を無批判的に流用しているという点で、かなり問題がある。

    民主主義や法の矛盾(例外状態において応答責任に応じない、盲目的な追従)は人間の醜さを嫌というほどに見せてくれる。入管側への取材は困難かもしれないが、職員一人一人の心情にもいつか迫ってみたい。

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    2025年12月31日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    舞台のメインは台湾〜
    興味がでて検索ポチっと^ ^
    雪が降るー!高い山ー!ビックリー!
    神隠しー!暖かな人達^ ^。
    行ってみたい!

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    2025年12月31日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    二代目山の神、東洋大の柏原さんのファンで、あの走りに勝る選手がなかなか現れず長らく箱根駅伝を見ていなかったが、今年は見てみようという気になった。上巻は本戦がまだ始まってなく、主となるチームは特定の大学ではなく連合チームだが、それぞれのランナーの熱い思いがひしひしと伝わってくる。駅伝同様、疾走感のあるストーリー展開に胸を打つ描写。さすが池井戸潤先生、見事な読みごたえだ。

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    2025年12月31日
  • 愚かな薔薇 上

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    おすすめ作品、お借りしました!
    「麦の海に沈む果実」を思い出させるような、少年少女たちが閉鎖的な空間で未知と出会い、大人の陰謀めいたものに巻き込まれる話かな〜
    菜智と同じく読者は、「さとばらってなに?」「なんのために外海に行くの?」「自分の両親はどうしてそんなに噂されてるの?」と疑問ばかりだったけど周りに聞いていくうちに明かされる衝撃的な事実。
    まだまだ上巻だから何も分かってないけど、気になるのは帰ってくる舟がどんな悪い知らせを持ってくるのか?ということと、なぜ忠之が奈津を殺したのか?
    ミステリーの謎解きが不得意な私は、下巻でもただ話の流れに身を任せて、真実が解き明かされていくのを見ていきたい

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    2025年12月31日
  • 和菓子のアン

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    和菓子の魅力を存分に伝える作品。バイト先の店員との関わりも、お客様の残す日常ミステリーの解決も、すべてが心地よかった。
    参考文献に載っていた和菓子の本を手に取ってみたい。

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    2025年12月31日
  • 熟柿

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    読んでいて本当に胸が痛むことが多かったけれど、2025年の年の瀬に読み終えることができて本当によかったです。

    【熟柿】
    熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機(適切なタイミング)が来るのを待つこと

    読み終えた時に主人公の17年間と熟柿の言葉の意味を重ねてみて、心が深く抉られ、だけど最後はそっと毛布で包んでもらえたような気持ちになれました。

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    2025年12月31日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    上巻よりも全体的にスケールが大きくなり、中東に向けて巨大タンカーを運航したり、世界規模の戦略を打ち出していく。
    その過程で様々な困難に出会うが、主人公の破天荒だが機転の効いた方法で立ち向かっていく。
    自由を愛して統制を嫌った男の闘争の物語。

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    2025年12月31日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    読み終わった後に熱い気持ちがたぎる。
    自分の利益、会社の利益よりも日本の利益を第一に優先し、人のために働く。
    主人公からは漢気が感じられる。

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    2025年12月31日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    ネタバレ

    あっちの世界とこっちの世界の物語。
    2つの世界の不思議な関係性。
    ほっこりする幸せなお話。

    伊坂氏好きの方はもう少しごちゃごちゃ&わちゃわちゃが好きかもしれません。(私はこれぐらいが好みです)

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    2025年12月31日
  • 重力ピエロ

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    「家族」や「血のつながり」は色々な要因で多くの人を縛り付けるものだと思う。それは本書のような強固な絆であることもあれば、呪縛のようなものになってしまうこともある。ただ、そんな枠組みも考え方ひとつで、すべては自分次第になる、そう考えればそこまで気負いするものではないのかもしれない。

    春の内面や考え、思想をもっと掘り下げてほしいと感じなくもないが、そこをやり始めるとこの読後感にはならないだろうし、そういうのをある程度排するのが伊坂幸太郎の良さとも感じる。

    あとはとにかく、軽快でウィットに富んだ会話が心地よいので、伊坂幸太郎節を浴びるにはぴったり。

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    2025年12月31日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    官能的でもあって驚いた。一つ一つ事が進み、埋められていくのが面白い。描写がとてもリアルで素晴らしい。猫ちゃんに幸あれ。

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    2025年12月31日