小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレカジマナに飲み込まれた。彼女に人生を掻き回される登場人物たち、特に里佳の考え方が変わっていく様子は読んでいて怖くなった。一番怖かったのは自分は大丈夫だと思っていた里佳がカジマナに裏切られて怪我をするシーン、あのシーンはものすごい衝撃だった。死んでいった男性たちを追いかけ、カジマナに飲まれていき傷を負う、死には至らないところが男性と女性のコントラストがはっきりしていて、物語の構築が秀逸。内容は多層的でバターのように重い話だが、嫌な脂っこさがなく、スッキリしていて内容が渋滞していないところが読みやすさを生んでいるのではないか。食事のシーンも触れないわけにはいかない。料理の描写の言語化には度肝を抜か
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Posted by ブクログ
まず、生殖器の視点で書かれるもの物語って凄いですよね。それだけで衝撃的。
私が共感した部分
拡大・発展・成長のみを良しとする社会の在り方の是非。これはずっと私自身も息苦しさを感じていました。
現状維持ではもはや衰退の捉え方すらされる、だから自身の成長・企業や社会の発展への貢献度、そんなものが常に眼を光らせている日常。この前を向くことしか許されない視野の狭さに嫌悪感と疑問を抱いていました。
そして、幸福感の置き所。
結局、今の成長・発展ベースの社会ではどうしても幸福自体も他者の反応に依存してしまう。だけど、本当の幸福感って自分軸であるべきってこと。自分を喜ばせるのって、やっぱり自分なんですよね