ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • イクサガミ 天

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    Netflixで放映していることは知っていたので、手に取った一冊。今村さんの火食鳥シリーズが大好きなのだが、また違った面白さが満載。

    時代物のデスゲーム。「こどく」という遊びをクリアすれば大金が入るという、至極明快なストーリーが良し。

    序盤は様子見だった参加者が、徐々にその強さを見せていく。登場人物の背景も然りと書かれており、感情移入しやすい。謎多き過去を抱えている主人公の愁二郎と、非力な少女双葉の組み合わせも絶妙。

    この先、強者同士がぶつかる日がくると考えるとゾクゾクしてしまう。

    次作が楽しみでしかない。

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    2026年03月23日
  • 夜更けより静かな場所

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    ネタバレ

    読みやすいし複雑な心理描写はないが、心に刺さるフレーズが何度も出てくる。

    ・生活において遭遇するのは答えの出ない問いばかりだ。(中略)その問いが心のなかで落ち着く瞬間がある。
    ・わたしの生活は出会った人たちとの痕跡でできている。

    いまの私のステージで特に響いたのはこの2つのフレーズ

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    2026年03月23日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    主人公格であるスズキタゴサクや類家の独特のキャラクターやその他の主な登場人物にもそれぞれの陰や劣等感のようなものがあり、それらが相俟って、ストーリーがスリリングに展開されるので、とても引き込まれました。

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    2026年03月23日
  • 世界はきみが思うより

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    読みやすかった。寺地さんの本は2冊目なのだが、1冊目は感想も書いているのに思い出せない。大丈夫か?自分。

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    2026年03月23日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    珍しく時代物を読んでみた。
    ある人がやり遂げたあだ討ちの話を聞いて歩いている。だから人の語りで物語は進んでく。最初は言葉が読みづらかった。
    何故、誰が聞いてるのか気になるけど最後まで分からない。
    最終章で全てが分かると、すごーく納得。
    仇討ちではなく、あだ討ちなのが理解できた。
    おもしろかった。

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    2026年03月23日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    大好きなんだけど読み返すのにかなり勇気がいる。高校生の時は止まらず読み進められたけど今一気読みはできないだろうな
    自己責任で片付けるにはあまりにも周りの流れが強すぎた 結局自分で気づかないとどうしようもない

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    2026年03月23日
  • きいろいゾウ

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    終盤ムコさんが、当たり前にボタンを直してもらおうと考えてたところがお互いの愛を感じてすごくドキドキした

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    2026年03月23日
  • 博士の愛した数式

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    流石の記念すべき第1回本屋大賞受賞作品、心温まる素晴らしい小説だった。野球や数学はあまり詳しくないが、気にせず読み進められた。今後素数を見つける度に博士のことを思い出すと思う。

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    2026年03月23日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    めちゃくちゃ面白かった。
    当時就活生だった女性が、10年前の大手出版社社員による性的搾取を告発した。現実に日々Twitterで起こりそうなことを克明に色々な立場から分析した思考実験のような話で、どの登場人物の言うこともわかる気がする。
    芥川の方は各自のエゴにより出来事が歪められてどれが真実かわからなくなる話だったのに対し、こちらは事実関係には齟齬がないものの、時代の価値観の急激な変化とSNSにより出来事の意味合いが歪められた話だといえそうだ。木戸(50代後半)、長岡(43)、五松(35)、橋山(33?)、横山(28)、安住(23)、越山(17)のそれぞれの世代の立場が際立って面白い。
    (被害者

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    2026年03月23日
  • 神の目の小さな塵 下

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    復刊本当にありがとうございますm(_ _)m
    古書価格で一万円以上していた時に買わなくて本当によかった

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    2026年03月23日
  • 世界99 上

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    ネタバレ

    2週間くらいで読み終わった!
    さすが村田さんの小説,今回も面白い。
    キーワードとして,呼応,トレース,の2つが挙げられる。
    主人公の空子(名前からして空っぽ…)は,他人に呼応し,振る舞いをトレースすることで生きてきたので,自我がなく,感情がない。
    ピョコルン,という謎の生物が登場し,後にキーとなる。また,ラロロリン人という,迫害されるべきか否かわからない人種が出てくる。後々,ラロロリン人は完全なる悪として扱われ,下巻へと続く。
    結婚すると,女は男に飼われ,家電・性処理道具として消費されることを母を通して気付いた空子は,1人で生きるか葛藤するが,結局結婚する。
    大人になると,空子は色々な世界を行

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    2026年03月23日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    夢と現実世界がリンクしているという、とても面白い設定の話でした。
    相変わらずサクサク読めて、没入感もちょうど良かったです。
    コロナを意識した話かと思ったらたまたまだったという、これまたびっくりでした。

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    2026年03月23日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    ネタバレ

    俵万智さん初読みです。知ったきっかけは、あちこちオードリーにゲスト出演された回を見たことです。その番組内で息子さんの子育ての話を生き生きと語られる様子に強く興味が引かれました。それまでSNSや友人からは子育ての大変さについてはよく聞かされていたものの、楽しさについてはあまり聞いたことがなかったので、ポジティブに物事を語ってくれそうな予感を直感的に感じ取ったのだと思います。実際、読んでみるとその直感は的中していました。元来私は前向きすぎる方が苦手ですが、そんな私の心にもスっと入ってきてくれる人柄が滲み出ている本です。

    特に印象に残ったのは小倉百人一首の1つの「忘れじの行く末まではかたければ今日

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    2026年03月23日
  • 金田一耕助ファイル3 獄門島

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    トリックも動機も素晴らしいの一語に尽きる。衝動殺人以外、動機も重要なミステリの要素。乱歩はこの動機を批判したが横溝正史の長編ミステリの動機は、やむをえないものがおおい。

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    2026年03月23日
  • 獄門島 金田一耕助ファイル 3 アニメカバー版

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    トリックも動機も素晴らしいの一語に尽きる。衝動殺人以外、動機も重要なミステリの要素。乱歩はこの動機を批判したが横溝正史の長編ミステリの動機は、やむをえないものがおおい。

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    2026年03月23日
  • 神様の暇つぶし

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    ネタバレ

    生々しく濃密で、じっとりと重い余韻が残る本。
    30歳も歳の離れた男性、しかも全さんみたいな容姿の男性を好きになることは絶対にないから藤子に共感はできない。できないのに、いつのまにか惹かれてやまない様子だったり触れたいって思う瞬間だったり、酔っ払ってクダ巻いてしまったり、捨てられたときの虚無感や絶望感は痛いくらいに刺さってしまって心えぐられた。
    全さんのそこはかとない色気や根底にある人間としての温かみ、写真家としての才能。たしかにこういう男性って実際存在しそうだし好きになったら破滅だな…などと思った。
    食と性ってよく同一で語られるけど、よりこの作品でそれを感じた。出てくる食べ物が美味しそうで、お

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    2026年03月23日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    孤独。胸が締め付けられた。自分の居場所があるということが、どれだけ素晴らしいことなのか実感した。

    今ある関係、コミュニティを大切にしながらも、新しい関係も構築していきたい。「ひとつのコミュニティに依存しすぎない」ということを忘れない。

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    2026年03月23日
  • 星を掬う

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    自分の困難は自分のせい。その困難を乗り越えられるのも自分だけ。人のせいではない。

    10代までは、人生でうまくいかないことは全部全部親のせいにしてた。親の用意した道を何も疑うことなく、そのまま進む。成功するのがあたりまえ、間違えれば親のせい。どんだけ楽な人生を歩んできたのだろう。そして、どれだけもったいない人生を歩んできたのだろうか。
    20代になってから、自分で選択して“生きている”という実感がある。失敗を恐れずにいろいろなことに挑戦したい。

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    2026年03月23日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    ジブリ作品を一つ読んだような気持ちになった。
    今感想を書いている自分もそうだけど、今の世の中はネットに頼って生活をしている。人間関係も学校や職場だけでなく、ネットにまで広がりを持ってきている。そんな中で社会から離れて森の中で生活しているまいとおばあちゃんを見て癒されるというか、心が落ち着くというか、まさにジブリみたいな世界観で見た後に気持ちがすぅっと晴れるような感覚になった。この作品の大きなテーマともなる生と死だけど本来生と死は相対的に表現されることが多く、私自身も死んだことがないからそう思ってしまっていた。だけど、この作品は死ぬことで生と近づけることを教えてくれた。それが真実なのかはわからな

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    2026年03月23日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    面白い!成瀬の視点、成瀬の友達の視点、成瀬を見守る?人の視点で、成瀬の成長と行動を追うことができる本。成瀬の考えと行動がふふふとなる面白さに、まーまた成瀬の友達がいいキャラで、楽しく読めました。

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    2026年03月23日