ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • おむこさんは殺人鬼

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    読後感は後味が良く、すっきりとした心になる。
    ライトで読みやすくこのような作品をもっと読みたいと思った。

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    2026年10月05日
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

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    弔堂の店主と客との話がとても深く、客たちの気持ちをほぐして行く、京極夏彦ワールド全開の傑作小説。京極夏彦の書斎をテレビで拝見したが、凄いの一言、正に地を小説にしたんだろうなという印象です。

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    2026年10月05日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    最初は、田村カフカくんがなんでそこまでして家出したいのか不思議でしょうがなかったけど、ジョニーウォーカーの場面を読んで、たしかにこれはきついと思った。
    ずっと静かな文体で、綺麗で、落ち着いた世界を読んでいると思っていたら、ジョニーウォーカーの家での場面に差し掛かって食欲が無くなるほど嫌な気持ちになった。
    この場面を読みながら食べていたマックのポテトが半分くらい食べられなくて捨てた。
    猫の心臓とか、頭とか、おいしそうに、楽しそうに切ったり食べたり、急にむごくてね…笑。

    前半は登場人物たちの繋がりが分からなかったけど、後半にかけてだんだん繋がってきて読むのが楽しくなってきた。
    後半も楽しみ。

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    2026年10月05日
  • 夜明けの花園

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     「麦の海に沈む果実」をはじめとする理瀬シリーズの短編集。理瀬や黎二、麗子、聖、ヨハンといったお馴染みのキャラクター達の過去または学園卒業後の知られざるエピソードが展開されていて、理瀬シリーズのファンとしてはどの章も大好きで、何度も読み返してます。
     黒を基調としたザ・ゴシックミステリな雰囲気の表紙も素敵です。

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    2026年10月05日
  • ノーサイド・ゲーム

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    池井戸節の効いたいい話だった。
    しかしラグビー協会とはこんな団体なのだろうか。
    取材して書いているのだろうからしょうもない団体、または団体だったのは本当なのだろう。
    どこかの県のドンみたいな話だった。
    ラグビーには興味は持てないが、企業スポーツはプロと違って奥深い。
    参加団体減らして2部にするとか、自分と交わることはないだろうが、スポーツ団体の運営も大変で面白いのだろう。
    そして、スカッといい話だった。

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    2026年10月05日
  • けんぐゎい

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    女の内から起ち上がる濃密な文体に酔う
    優男の亭主は誰彼構わず精を放つくせに己の分身を認めない
    男の内を現すような空疎な様は哀れで滑稽である
    吊るされるが良い
    主人公は使われる肉から、自ら思い動く主体へ変わりゆく
    作者の語りに乗るが良い

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    2026年10月05日
  • 正欲(新潮文庫)

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    「自分が想像できる”多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな」

    多様性尊重ためには「対話」が必要だけれども「対話」できる得る事柄は社会的・集団的倫理から排除されないことのみ。結局はマジョリティの想像の範囲内。
    マジョリティが自身の考えが集団で共有している倫理の範囲内(正欲)であることか確認するために、同じもの同士で話し、違うものを腫れ物として扱う。

    マイノリティ同士での「繋がり」に居場所をつくることとなる。

    現代は障害や性別などの多様さを当たり前のものとし始めている。
    これまで不利益を被ってきた人々が救われているのは事実であろう。
    しかし、障害や性別にカテゴライズされないもの、つまり性癖や性格、価値観などはいかがなものか。
    自身の「正欲」が「正欲」であると過信してないだろうか。その過程において他者を排除してないだろうか。

    多様性、素晴らしい考え方であるが、とてつもなく複雑で困難で、汚い部分に触れることとなる。
    理解しようとする過程に価値があり、その困難な手続き(対話・衝突)を支え得る寛容な姿勢が必要であろう。

    この本に出逢えてよかった。

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    2026年10月05日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    成瀬のマンホールが大津市に出来たというニュースをきっかけに読んだら速攻でハマった!ちょっと変わった成瀬から目が離せなくなる。いそうでいないかな?いるのかな?笑
    あと40半ばの自分にすごく響くことがたくさんあって感動もあった!
    1ヶ月で成瀬シリーズ読んで気づいたら聖地巡礼してた。
    なのでとてもこの本と出会ってよかったと思えた!

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    2026年10月05日
  • 殺し屋の営業術

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    絶対に映画ばえする一冊。
    天才サイコパス営業マンが、殺しの営業としてイキイキと営業術を使って敵を欺き二億を稼ぎ出す。
    ラスト、ピンチをひっくり返す怒涛の展開に目が離せなかった。

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    2026年10月05日
  • 試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

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    大人の女性の恋愛短編集

    あらすじにある通り、恋に悩める様々な女性が登場する連作短編集。あるセレクトショップを訪れ、新しい服を着てオーナーの言葉を受けることが、一歩前進する力をくれる。
    描かれる恋愛エピソードのどれもが解像度が高く、胸に強く響く。

    個人的に最も印象的だったのは、35歳の女性が9つ年下の同僚に惹かれるエピソードだ。自分は恋愛対象ではないと思いながらも、年下同僚の一挙手一投足に心が揺れ、綺麗に見られたくてオシャレに目覚めていく様子に思わず胸がキュンとする。

    なお、著者の尾形真理子さんはコピーライター出身とのこと。
    その実力は本作でいかんなく発揮されている。各エピソードのタイトルや、物語を締めくくる印象的な一言などが、読者のハートをグッと掴んで離さない。

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    2026年10月05日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    なんてくだらなくて楽しそうな毎日なのだろう。私も大学生やればよかった気がしてくる(笑)
    (大学受験をナメている訳では決して無い)
    著者の行動力に羨ましさを感じる。
    お腹の弱さに親近感を覚えてこの本を手に取ったことを思い出した。


    眼科医プーさんとのエピソードは次巻に続きがあるらしい。大変楽しみ。フランス産飴(笑)

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    2026年10月05日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    普通に面白い
    なぜか読んでこなかったシリーズ

    個性的な四人組って良いなあとすごく思った。
    嘘発見器、演説、スリ、体内時計
    バランスも良いし
    なんか個人個人でもエピソードが作れそうなぐらいキャラも濃い。伊坂節

    まだ続編もあるみたいなのですぐ読みます。もう読み出してます

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    2026年10月05日
  • リカバリー・カバヒコ

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    いい話ばかりですぐに読み切ってしまいました。
    何か超自然的な話かと思っていましたが、カバヒコをきっかけに自らの力で立ち直っていく、そのような感じがしました。
    ちょっとしたきっかけで人は立ち直ることができるのだと教えられているようでした。
    文句なしの☆5。

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    2026年10月05日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    私は食べることが好きだから二谷の食事に対する嫌悪感には全く共感できなかったけど、二谷が芦川に感じていた愚かさとか嫌だと思うのにかわいいとは思ってしまう気持ちはなんとなく理解できて、許せることと許せないこと、価値観がひとりひとり違うのって当たり前だけどすごく面白いなあと思った。

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    2026年10月05日
  • 時をかけるゆとり

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    4.5
    おもしろーーーい!
    もう笑った笑った(笑)
    学生時代の、絶妙に覚えがあるようなエピソード
    みんな近しいことやってるんやなぁと思いつつ、それをありのままに書いてこんなにおもしろいなんて(笑)
    続編も早よ読みたい!

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    2026年10月05日
  • 野火

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    「病気は治癒を望む理由のない場合何者でもない。」
    かっこいい、、、
    「私はその痰に含まれた日本の結核菌が、熱帯の陽にあぶられて死に絶えて行く様、小気味よく思い浮かべた。」わろた

    48「私は自分が生きているため、生命に執着していると思っているが、実は既に死んでいるから、それに憧れるのではあるまいか。」

    166「出生の偶然と死の偶然の間にはさまれた我々の生活の間に、我々は意志と自称するものによって生起した少数の事件を数え、その結果我々の裡に生じた一貫したものを、性格とか我が生涯とか呼んで自ら慰めている。」

    三九 死者の書 ここから分からなすぎる。再読

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    2026年10月05日
  • ブティック

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    4.5
    なんだかんだで初めての池井戸作品!
    一気読みしてしまった!
    おもしろい!!
    他の作品の雰囲気からもぜったい嫌な終わり方はしないと思えたので、深夜にも安心して読めました(笑)
    M &Aなど全くの素人でもわかりやすく、読みやすかった!
    他の作品も読んでみます!

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    2026年10月05日
  • 新 本所おけら長屋(四)

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    これだけシリーズが続いていて、マンネリになっていないのが凄い。
    テンポが良い。
    今回も笑いと共にホロリとさせられました。

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    2026年10月05日
  • ファイア・ドーム 下

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    ネタバレ

    速斗と一樹もいなくなり、焦った
    佐村美冬は、桜木透真に連絡をし、何か手掛かりをしらないか問い合わせる。透真は車であった事もあり、
    動き出す。
    一方、速斗達は、ミヤが巽の車に連れて行かれる所を目撃。そして、誤ってボールを蹴ってしまい、巽に、見つかる。急いで廃校となっていた学校へ逃げ込む。
    鍵を閉める。巽はサッカーボールを使い窓を突き破る。
    透真がそのサッカーボールの音を聞き、廃校になった学校へ向かう。そして、巽を追い詰める。
    巽は逃走してしまうが、速斗達は、鍵のかかっている教室から音を聞こえるのが分かった。そして、その僅かな声で光汰朗という事が分かり、透真達の力を借り、光汰朗を、救出する事ができた。
    暫くして、巽は逮捕。事件解決と思われたが、光汰朗から、誘拐したのは、巽ではなく、本間先生だという。本間先生は美術の非常勤の先生で、美冬も信頼していた先生だ。本間も姿をくらましていたが、
    新沼忠治が紗英が発見された笠蔵ダムがある笠山で本間を発見した。本間は逃げたが、大声で声をかけた。
    「孫を殺さないでくれて、ありがとう!」
    自首をする事になる。
    本間が捕まり、誘拐の原因が明らかになる。
    当時、田村晋也くん(10)が分からなくなった。
    そこに、新沼紗英の誘拐事件が起き、殺害された。
    新沼紗英の身も蓋も無い噂話や、当日たまたま父親の

    車にのり出勤したり、事件後、すぐに紗英の車を廃車にし、父親はグレードの高い車にたまたま乗り換えた。それが、田村晋也君を轢き逃げし、親子共々で隠したのではないか と噂をよんだ。
    噂を鵜呑みにした、本間の動機がそれだった。
    当時の報道にも問題があったと思われた。
    そして、さらに事件は明らかになっていく。
    久我隆太が田村晋也くんを轢き逃げしたというのだ。
    ただの注目されたいだけの妄言かと思っが、果樹園の中に1本だけたる楡(ニレ)の木の麓にランドセルを隠したと証言したのだ。透真達は、状況を写真や動画に収めつつ、ランドセルを掘り出した。
    事件の全貌が見え、久我亮太の犯行が明らとなった。
    久我は金銭に困っており、借金の返済に行くところで田村晋也くんを引いた。そして、車に連れていった。
    折角だから、誘拐した事にして、身代金を奪おうと思った。しかし、名前も学校も分からない。
    そこで、百貨店の受付嬢、新沼紗英を誘拐する事にした。
    いかにも粗忽な久我だった。
    紗英の腹を殴り、竦(すく)ませていたが、この時まだ晋也くんはまだら生きていた。
    紗英は
    「この子どうしたの、助けてあげて!」と叫んだ。
    結果的に、紗英は絞殺。晋也くんは衰弱死。
    新沼忠治達は、紗英の最後の言葉を聞く事ができた。
    本間先生の誘拐理由は、噂話を信じ、少しでも晋也くんが救われるように という事だった。
    報道内容、噂話の身勝手さ、人の感情移入
    色んな事を考えされる作品だった。


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    2026年10月05日
  • 背表紙の学校

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    タイトルと表紙の絵に惹かれて読み始めたものの、
    作者はロシア文学者らしくロシア作品が多く引用されている。
    優しい語り口だけど論文のようで私には難しかった。

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    2026年10月05日