ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 護られなかった者たちへ

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    映画も良かったけど、やっぱり小説版が好き。この視点は本当は誰?犯人は本当にこの人?最後までドキドキしながら読めて贅沢な読書体験。生活保護についても考えさせられた。

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    2026年05月25日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    ネタバレ

    カジマナに飲み込まれた。彼女に人生を掻き回される登場人物たち、特に里佳の考え方が変わっていく様子は読んでいて怖くなった。一番怖かったのは自分は大丈夫だと思っていた里佳がカジマナに裏切られて怪我をするシーン、あのシーンはものすごい衝撃だった。死んでいった男性たちを追いかけ、カジマナに飲まれていき傷を負う、死には至らないところが男性と女性のコントラストがはっきりしていて、物語の構築が秀逸。内容は多層的でバターのように重い話だが、嫌な脂っこさがなく、スッキリしていて内容が渋滞していないところが読みやすさを生んでいるのではないか。食事のシーンも触れないわけにはいかない。料理の描写の言語化には度肝を抜か

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    2026年05月25日
  • 生殖記

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    まず、生殖器の視点で書かれるもの物語って凄いですよね。それだけで衝撃的。

    私が共感した部分
    拡大・発展・成長のみを良しとする社会の在り方の是非。これはずっと私自身も息苦しさを感じていました。
    現状維持ではもはや衰退の捉え方すらされる、だから自身の成長・企業や社会の発展への貢献度、そんなものが常に眼を光らせている日常。この前を向くことしか許されない視野の狭さに嫌悪感と疑問を抱いていました。
    そして、幸福感の置き所。
    結局、今の成長・発展ベースの社会ではどうしても幸福自体も他者の反応に依存してしまう。だけど、本当の幸福感って自分軸であるべきってこと。自分を喜ばせるのって、やっぱり自分なんですよね

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    2026年05月25日
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具

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    私もこんな暮らしがしたい。緑に囲まれて、土をいじって庭を改造しながら生きる。磐梯山の麓でふんだんな水と田んぼに囲まれてあ〜自分ってちっせーなー磐梯山の形かっけ〜な〜って思いながら年取って死んでいく。えいと1つ気合を入れて仕事辞めて移住すればいいだけなのに、なんで何年も夢を見たまま遠い地でサバイバル生活をしてるんだろう〜

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    2026年05月25日
  • お探し物は図書室まで

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    2025.7.9完読
    仕事に生活に悩み迷っている人を勇気づける素敵な本。正にこれからの生活・夢に迷ってる私にはこの言葉がグッときた。
    「いつかって言っている間は、夢は終わらないよ。美しい夢のまま、ずっと続く。
    かなわなくても、それもひとつの生き方だと私は思う。無計画な夢を抱くのも、悪いことじゃない。日々を楽しくしてくれるからね」p82
    「何が起きるかわからない世の中で、今の自分にできることを、今やってるんだ」p45

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    2026年05月25日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    時系列の切り替えや、抽象的表現や客観的表現で、読書を思い込ませるテクニックに脱帽です。
    他の作品も読んでみたくなりました。

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    2026年05月25日
  • 嘘 Love Lies(新潮文庫)

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    物凄い内容…なかなかに重い話でしたが読めました。事件からの展開や内容がありえない。まぁ小説だからこんな話もありか。皆んなお互いがお互いを想いながら、複雑に絡み合って生きている…。

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    2026年05月25日
  • 新釈 走れメロス 他四篇

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    笑った、笑った!
    誰もが知っている太宰の名作のリメイク(?)
    信頼しないことが信頼していることになる。
    こんな友情も良いですね。

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    2026年05月25日
  • 鬼の跫音

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    数年に一回、時間がたつとふとまた読みたくなる大好きな短編小説。
    登場人物は「S」が共通して、どれも全く異なる人物。だけど何か似た雰囲気を感じる。
    どの物語も引き込まれて、ヒトコワ好きにはおすすめです。

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    2026年05月25日
  • 過疎ビジネス

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    後輩に勧めまくるぐらい面白かったです。ジャーナリスト、地方自治体、自治体向けコンサルの関係性が俯瞰できること自体も大変勉強になりました。

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    2026年05月25日
  • 食堂かたつむり

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    小川糸さん2冊目。小川さんは本当に起承転結がしっかりしていて飽きずに読める。途中頓挫しかけても、また戻ってくる。なんだかジワジワはまる系である。料理(食)を通して人と自分と分かち合いながら生きていくの人間らしくていいです。珍しい食材や調理法が面白かったり、お客さんの人間模様も色々あって良かった。

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    2026年05月25日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    久々に良かった恋愛小説だった。切なく続く関係と新たな結婚生活とか。お金、親、病気色々考えさせられる。タイトル通り星のように流れる展開で久しぶりに一気読みした恋愛ものでした。

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    2026年05月25日
  • 食べる本 読むダイエット

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    作家の高橋源一郎が書いた読む『ダイエット』本。食べるという事に対して、左右上下中からと、とにかくあらゆる視点で書いているのである。まさに読んで栄養となる本。
    深い考察があり、食べるとは、その時の人生、哲学だったりもして、生きる意味、宗教的意味合いも加わってくる。味も記憶も、その時の味の感じ方も、生き方で変わってくる。ただ食べる人だけでは、もちろんダメなのかもしれない。
    とにかく深いのであり、奥さんに感謝しなければいけないのかもしれない。

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    2026年05月25日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    ネタバレ

    著者の鈴木さんは、鳥を研究しすぎて鳥に似てきたと周りから言われたそうな。
    他の研究者も、研究対象の動物に似ている人が多いそうな。
    説1. ペットが飼い主に似ると言われるように、自分と似た容姿に親近感が湧き、研究をするという説。
    説2. 研究対象を観察するあまり、食べ方等が似てきて骨格が変化するという説。
    鈴木さんは、この両方が主な要因と考えているそうな。
    さすれば。
    イケメンのことを常に観察していれば、自分もイケメンに近づくということではないだろうか。
    美女たちよ。ヂヂヂヂヂ

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    2026年05月25日
  • 皮膚の下の頭蓋骨

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    女探偵コーディリアが主人公の第2段。
    イギリスの架空の島コーシイ島を舞台にした壮大なミステリー。
    舞台設定、登場人物、城にまつわる不気味な伝説など、少し理解できない話もあったが、その場にいるような感覚で引き込まれた。
    前作同様、最初は文章が読みにくくてしょうがなかったが、途中から気にならなくなるから不思議だ。
    犯人は最後の方までわからないが、急にすべてが明かされる。
    コーディリアは若く、賢く、勇気ある探偵だ。
    かっこいい。

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    2026年05月25日
  • 青い絵本

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    最初ページを開いた時は「スカスカだな」と思った。行間が思いの他取り過ぎてるのだ。タレント本に多いパターンで桜木紫乃さんどうしたの、と不思議だった。
    五篇全ての作品を読み終えて知った。この行間は計算されたものであったのだった。いずれの作品も読みごたえがあったが、表題の「青い絵本」にはより深い感動を覚えた。

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    2026年05月25日
  • カフェーの帰り道

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    昭和の世相や女性の生きづらさがよくわかる立ち上がり、そこから戦争に向かう中で、不便さ、窮屈さが増しながらも、周りの人たちと手を取り合って生きていく様が力強くそして逞しく感じました
    対照的に変わらず続くカフェの、流行りすぎずかつ穏やかな佇まいがなんともいえずほっこり
    タイ子さんのタバコ土産の件が大好きです!

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    2026年05月25日
  • 悲しみの秘義

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    なんだ寄せ集め系か
    と最初は思った。
    とんでもなく間違いだった。
    悲しみにそっと寄り添ってくれるような素晴らしい言葉選びと表現。
    何かあった時にまた戻って来たくなる。
    間違いなく★5

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    2026年05月25日
  • 焼肉で勝負! 食堂のおばちゃん⑩

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    食堂のおばちゃんシリーズ第10弾!

    第1話 小学校の親子対象にはじめ食堂では料理教室をすることになった。

    第2話 後藤が亡くなって1年。片付けられずにいたところ、空き巣に入られた。

    第3話 後藤のおうちを二三の同級生の京子が借りることになった。小学生の親子料理教室には15組が参加。

    第4話 はなちゃんがストーカー被害に遭っている。なんと上司の丸橋が犯人だった。

    第5話 週刊星雲から取材を受けることになる。

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    2026年05月25日
  • 扉の向う側

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    ヤマザキマリさんが世界中で出会った魅力的な人たちとの思い出。
    偶然の出会いから大きく人生が動いたり、扉をあけることの大切さが伝わります。
    挿画も大変素晴らしいです。

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    2026年05月25日