小説・文芸の高評価レビュー
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友人からのオススメで拝読。
紹介文を読んだだけでは話の内容があまり想像できず、自分が芸術分野に精通していないこともあって、人からの薦めでなかったら決して自分では手に取らないようなジャンルの本である本書を最後まで読み切れるか不安な気持ちがあったが、いざ読み進めると驚くほどページを捲る手が止まらなかった。「芸術」という一見敷居の高いテーマを扱いつつも、ミステリー要素とドラマチックな展開が絶妙に絡み合い、知識の有無にかかわらず物語の世界へと引き込まれる感覚があった。作中には数多くの美術用語や作品が登場していたが、決して置いてけぼりにされることがなく、むしろ、物語の流れの中での自然かつ丁寧な説明によっ -
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面白かった~!!
『高慢と偏見』殺人事件というタイトルですが、実際にはオースティン・オールスターズ総出演です。
以前『高慢と偏見、そして殺人』を読んだとき、登場人物たちに違和感を覚えましたが、この作品はその不満をきっかけに書かれたということで、確かに人物造形に違和感はありませんでした。
『高慢と偏見、そして殺人』では容疑者となったウィッカムが、今回はみんなから憎まれて殺されます。
事件は『エマ』の主人公たちが開いたハウスパーティ(夏の休みに1カ月ほど滞在して上流階級の皆さまたちが親睦を深めるもの)に、呼ばれもしないウィッカムがやってくることから起きるのですが、そのパーティの招待客が、オーステ -
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ネタバレこの方は初読。最近ゴールデン街由来の本を読むことが多くて、
たどり着きました。
どうもデビュー作らしいんですが、とんでもない才能ですね。
バーの主人と謎の美女、反社組織との巻き込まれ戦い。
この辺は非常によくある設定だけど、
区長が新宿区の独立国化を目論むとか、
2対30で重火器で殺しまくるとか、結構、とんでもないストーリー。
文体やリズムもこの人独自のものでワクワクする。
「二十年を経た夫婦仲のような」枯れすすきとか、
笑える比喩も続出。ノリツッコミもうまいし。
残念なのは魅力的なサブキャラが、
意外と出番なく終わってしまうこと。
主人公の親父さんとか。530ページもあるのに、
もう少し -
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ネタバレ本当は、昭和100年を迎える去年に読みたかったんだが…。
ようやく読み終わった〜!
本はかなり分厚く、なんと548頁もある。
硬派な警察モノ。
最初は、長いと思ったが、読んで後悔なしの1冊!
昭和、平成、令和。
実際の出来事も織り交ぜながら、それぞれの時代の警察の姿が書かれていて、一気に世界観に引き込まれる。
事件の真相を知るため、一気読みしてしまった!
想像より読みやすい◎
特に、鎌田と湯浅の凸凹バディが良かった!
やっぱり泥臭い捜査と丁寧な捜査ノートが事件の解決の鍵になる。
未解決の「佃島一家殺人事件」を巡る昭和から令和の50年にわたる物語。
三世代にわたる捜査資料が、事件を解 -
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近頃はなんでもかんでもハラスメントと言われ、
ちょっとしたことで会社をやめられ、
高い初任給は我らおじさんたちと遜色ない。
我ら就職氷河期は、大卒でも仕事がなく、
やっと入ったらハラスメントなんて言葉はなく、
上の言うことは絶対ーで、給料なんて上がらない、
貧乏くじをひいて、やっと上に立てたら、
下の顔色を伺い続けないと。
と言われてますが、
実際、僕の職場の若手、みんなすごく良い子で、
仕事も一生懸命だし、
飲み会もガンガン来てくれるし、
なんなら僕と2人で富士山登ってくれる。
…あまり実感ないんですよね。
で、この本では、自らがいわゆるZ世代にヒアリングした内容、
過去からの離職率のデ -
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ネタバレ※いい感じに書き終わったところで違うボタン押してしまい…
全部消えてしまったので悲しみに浸りながら再度書いています…。
本好きのインスタグラマーさんの投稿を見漁っているときに、
たまたま見つけて、装丁に一目惚れして、
その日の仕事終わりに本屋で買って帰った一冊。
これにasoさんから出ているfogのブラックがなかなかいい味出る…。
中身は結構シンプル。
誰かの恋の悩みを喫茶「雨宿り」の金曜日の夜に
エピソードと。思い出のごはん1品で埋葬する。というお話。
(エピソード毎に埋葬品のレシピが書いてあります!)
この本、30分くらいで100ページくらい読むみたいな
スピードで読み進めていまし -
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ここ最近で一番読んでよかった本。
自分のことも肯定してもらえた感じ。
好きなものに触れるだけでいいんよな。
前半は本好きには共感するというかわくわくする少年時代の描写が続く。
いくらでも本が読める髭先生のお屋敷。いいよなあ。
後半から突然のリアルと交錯しながらのSF的展開が。
読むだけでもいいんだ。意味は嘘ででも増えていく。内側が広がっていく。自分の内側の話なんだ。
どんどん広がる内側、これ読んだら広がるよって、自分は誰かに伝えたくてブックレビューを書いているのかもしれない。
実は20代後半から30代前半は全く本が読めなかった。仕事に追われてまったくそんな気になれなかった。あの時って、自分の -
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多分5回目、さすがに面白すぎる。
SFあるあるなのかもだけど、初読の際は専門用語多すぎて読み進めるのに時間かかったけど、今では単語も全部スムーズに頭に入るから、ストーリーとテーマを追える感覚がある。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』
『一九八四年』
は一生好きって言い続けるSFな気がする。
ただ、入りはアニメ『PSYCHO-PASS』で、ガチのミーハー笑
何がこんなに好きなんだろうか?
訳者あとがきにて
「つまり、ディックは、感情移入を人間の最も大切な能力と考えているのです。」P323
とあるように、親切とかをやや重んじて生きてきたから、それがテーマの小説が気になるのかなと今は考え -
Posted by ブクログ
表紙から癒し系短編集なのかと思いきや…!
ゾッとするお話、あっと驚くお話など色々な世界を味わえる素敵な短編集でした。
絶対にまた読み返したい大切な一冊になりました。
「ネオンテトラ」は妊娠を望みながら、夫と表向きは円満な夫婦として暮らす女性のお話。ある日親から怒鳴られている近所の男子中学生と出会い、コンビニで会うようになることで話が進み…。
ラストには度肝を抜かれました!
「魔王の帰還」はある事情で高校を移った弟・鉄二と、ある秘密を抱えて離婚することになったと実家に戻ってきた姉真央のお話。
キラキラした夏の日々が描かれて、前向きになるお話でした。
「ピクニック」は幸せそうな家族のピク
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