小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ついに最終巻。
どういう結末を迎えるのかという期待感より、もう終わってしまうという寂しさのほうが勝った。そんな感じで読み始めた。
最終決戦、東京。ついに残り9名。
気になっていた幻刀斎VS京八流の結末は、朧流の真髄に迫ることで、その歴史と深さに胸打たれた。単なる殺し合いではない、ここにも譲れない想いと、物語があった。
他の強者達もそれぞれの背景があり、この物語は只のデスゲームではないことに改めて気付く。そして最終局面でさえ際立つ双葉の存在。彼女がいなかったら、また別の結末が待っていたことだろう。
蠱毒の目的も明かになり、首謀者川路とそれを阻む前島の攻防も結末を迎える。この知能戦も目が離せ -
Posted by ブクログ
筒井康隆『不良老人の文学論』新潮文庫。
91歳の筒井康隆が創作秘話、畏友交流、文学的信念などを綴るエッセイ&書評集。
高校時代から大学時代に筒井康隆の作品を読みまくっていたが、ユーモラスでぶっ飛んだ小説とたまにシリアスなSF小説を書く変わった作家だなと思っていた。その後、何時の間にか文豪と呼ばれる偉い作家となり、文庫本の解説や様々な文学賞の選考を務めていたことには驚いた。
筒井康隆の宗教観と『エディプスの恋人』や『モナドの領域』の創作秘話が語られる。様々な宗教から得た知識と考察から独自に宇宙論を構築していたようだ。
筒井康隆は小松左京の知識力を畏怖し、大江健三郎や開高健を尊敬し -
Posted by ブクログ
ガリレオシリーズはドラマや小説で何度も楽しんでいましたが、この作品にはなぜかずっと触れてこなかったため思い切って読みました。
結論、なんでこんないい作品に今まで触れてこなかったのかと後悔しまくりました。大好きです。
献身という言葉は、身を捧げることだろうとわかった気になっていましたが、
「他人やある物事のために、わが身を犠牲にして尽くすこと。」とWeblio辞書に書いてありました。
腑に落ちましたが、石神は自分を犠牲だなんて思ってはいないだろうなと思います。
ただ明るく陽のあたる場所で幸せに生きて欲しかったんだろうなと。
わたしはこれからの人生でそう思うような人に出会えるのかなと、読み終
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