小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ両親がなくなって使われなくなった空き家、離婚して使われなくなった空き家。いろんな空き家が出てきます。
サロンとしてお茶会をひらくマダム、火葬待ちの安置所としてのビシネスを立ち上げるビジネスマン、空き家を傷まないよう管理する不動産会社。
重松作品なので、空き家にまつわる家族の物語になります。親の介護が終わり親の家を相続することになった人、相続しなかった人にささる作品です。
両親が長年住んだ家、子供である自分が一時期住んでいた家、その家が空き家になったとき、人によって思い入れが違います。
親を看取った様に、空き家も看取ってほしいという著者の願いが込められているように感じました。
先月母を看取り、相続を考えないといけない自分自身にとってはとても現実的なテーマでした。
追っかけセブンの皆さんがすごすぎます。つらい時期があればこそかもしれませんが、このような70代がある意味理想です。うらやましい。
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優しく逞しく前向きな気持ちになれる、大好きな本のひとつになった。
今まで読んだ本は店主目線のものや短編集的にいろんなお客さんが出てくるものだったが、1人の客目線で『常夜灯』に来るまでの日常と美味しい料理を添えた『常夜灯』での夜中の時間を過ごせるのが読みやすく楽しく一気読みした。
シェフや堤さん、ほかのお客さんの仕草やキャラクターの描写も素敵で、声も表情も寒い冬の中での温かな空気感も自然と頭の中で再現された。
あと料理名や食材名が知らないものばかりでいちいち検索したので、Googleの検索履歴が美味しそうになった。
フレンチは難しそうだけど、今日の夜ご飯は数少ない自分で作れそうなオニオングラタンにする。 -
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甥に本を読んでほしくて、朝読タイムはあるらしいので(朝読は全国共通の言葉なのだろうか?)中学生でも読みやすい本をネットで調べていたらこの本が取り上げられており、丁度、昔読んでたけど伊坂幸太郎また読みたいなぁと思っていたので、買って中学生でも読めそうか確認のためそして個人的欲求の為に読んだ。
子どもの頃を回想する短編集なので子どもに刺さるのかは分からないが、スポーツをやってることもあり、興味を少しでも持ってほしいと思った。
子ども時代には価値があり、だがそれが人生の全てでもなく、大人も子どもも同じなのだと言うことを分かってほしいなと思った。
私はここまでの印象深い小学校での出来事がないので、なんだか侘しさを覚えた。 -
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ネタバレ【不幸の手紙】
もし私が小学生の時なんかに不幸の手紙が回ってきたら回しちゃってただろうなぁ......
小学生の時はあんまり気にしてなかったけど怖い話を無理やりし続けて習い事をやめさせた上に引きこもりにもするってだいぶひどい。
【ニンゲン】
挿絵が好きな回。ハムスターかわいい!
元ネタは知らないけど、人間に懐く動物が理解できないから怖い、っていうのが面白い。
【ラッコのクッキー】
初めて呪いのマークを回収せずに解決した回?
初めて読んだ時は結構びっくりした。
【首なしライダーのヘルメット】
最後友達のために、って助けに行っちゃうのが悲しい......
途中で利用してたんだ、って気付けてたしリスクを承知で助けに行くのはめちゃめちゃいい子だと思うから助かってほしかった。
【幻の地下線路】
ダメって言われると入りたくなっちゃうよね〜〜〜!!!
洞窟って何かロマンがある。
【顔のない子供】
初めて読んだ時衝撃だった!!!!
最初に過去が出た回かも?
コミカライズでもこのあたりの話は大好きです。 -
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大好きな恩田先生の作品!三宅香帆さんもとんでもなくおすすめしていたので読みました!
私の中で忘れられない読書体験になりました!そして、人生で特別な本になりました!
演劇オーディションのお話。
サラブレッドの響子と大学で芝居を始めたばかりだから異才を放つ飛鳥が中心となって話が進みます。
舞台で芝居をするシーンが何度もあるのですが、その没入感がすごい!!!もう時間を忘れて読みました!
『六番目の小夜子』の呼びかけのシーンや『中庭の出来事』の芝居のシーンで夢中になって読んだ思い出がよみがえりました!
舞台を観劇しているかのように情景が頭の中で浮かびました!臨場感のある心情描写もよかったです
響子や飛鳥だけでなく、周りの巽や神谷の視点もあることで二人の女優のすごさが際立っていた気がします。
『ダンデライオン』と『チェリーブロッサム』をどうかどうか書いてくださいという気持ちでいっぱいです。 -
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ネタバレ面白かったです。
さすが名作。
ある程度前情報を持っていたため、犯人がこの中にいる!ってのはわかったが、誰が犯人なのか、どんなトリックだったのかはわからなかった。
(絶対この中の誰かは死んでないんだなーと思いながら見てたけど、まさかのあそこが死んでないとは思わなかったし、死んだことにするためには医者を仲間にしないといけないのに全然死なないから「え、これ無理やない?医者が犯人か?」ってミスリードされてしまった笑)
まぁ、海外の作品は誰が誰かわからなくなるので、正直登場人物は最後まで「えーと、この人はこの人かな?アセアセ」としながら読んでいたところはあったが笑
それはそれでも面白かったと思う。
私は十角館の殺人を先に読んでいたこともあり、なるほどこれはオマージュだねってのがわかったし、ミステリーの原点を読めたって点ではとてもよかったと思う。
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ネタバレ2026/09/22 1回目読み終わり
7月の夏休み期間からちょこちょこ読みはじめて今日読み終わった。
またとんでもない作品を読んだなという気持ちである。
中盤からは読むのが辛かった。こんなにも露骨に気持ちが悪く、グロテスクで、読むのやめたくなるような作品はなかなかないのではないかと思う。
世界99の世界観が大丈夫な人は読んでも大丈夫だと思うが、読書初心者や綺麗な作品が好きな人には絶対に勧められないなと思う。
最後の文章を読んだ時、へ?ええ?ん?どうゆうこと?というのが正直な感想で、解説を読んでようやく物語全体を理解し改めて恐ろしくなった。
記憶が新しいうちに2回目を読もうと思う。
ただ蒲生稔の狂気を見たくないとも思う。 -
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人生の後半をいかに生きるかについて語る本(やその他の読み物)は、自分が還暦を迎えた時に複数読みましたが、その読書リストに一冊加わりました。そして今回のこの本を読んで改めて思うのは、その各著者の還暦迎えるまでの人生前半の生き方は、本当に人それぞれなのですが、還暦迎える頃に辿り着くそのあとの人生をどう生きるかについての考え方って、皆ほぼ同じなんだなということです。そしてそれらを自分なりに一言にまとめてみると、生活の様々な事柄について自分の考えで優先順位をつけなおすことかなと思っています。でその優先順位の付け方や、高い優先順位を付けた事柄を実践する方法は、やはり人それぞれに違うんだろうなと思っています。著者の一田氏は自分とは同じ年だからか、男女の違いはありますが、考え方には共感できる部分が多かったです。ライターさんだけあって、文章の表現力は上手ですね。
この本も含めていろいろ読んだあとで、自分が今考えていることを感想として書いておきます。
上手に「くだる」について
人生の後半を、「下山」や「下り坂」に例える考え方は、数年前に武田鉄矢氏が何かのTV番組で語っているのを観て、そういうものなのかなと思って納得していたのですが(氏によるとずっと登山を続けると最後は遭難するそうで、その例えが上手だなと思いました)、いざ自分が還暦を迎えた今思うのは、自分は一生山を登っていたい、上り坂を登り続けていたいなということです。もちろん、その傾斜は緩やかで良いし、上る速度はゆっくりで良いんですけど、上ることをあきらめたくないという思いが強いです。仕事は続けたいし、好きなことに時間使いたいし、新しいことを学びたいですが、自分にとっては、それは「下る」ではなく「上る」ことだと思っています。この感覚は、還暦迎えるまで、好きなことを仕事にして頑張ってきた人と、決して好きとは言えない仕事を生活のために頑張ってきた人で違うのかもしれません。(著者の一田氏はどちらかというと前者かなと思います。自分は後者。)自分の人生はこれから、という人間にとっては、後半の人生は決して「下り坂」ではないのではないかと思います。
改めて自分の人生について考えさせてもらえたので,本の評価は5点満点です。
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