ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 方舟

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すごく面白かった
    そして苦しかった、

    私が本屋に行った時、「方舟」の帯に「読んでない人が羨ましい」とあった。それが目を惹き購入した。

    最後の会話でこれまで前提として考えられていた地下建築という設定がひっくり返る展開には心を掴まれた。そして柊一の視点で物語が進んでいたからこそ、麻衣と一緒に、死という闇を受け入れる選択肢があったけど捨てるという描写が麻衣の孤独だけでなく、外へ出た柊一も孤独であるという展開で終わると思えた。

    しかし麻衣の全容の告白のあと「もういいかな」や「じゃあ、さよなら」が捨てる選択肢(麻衣とともに孤独になることを選んだ)をとった柊一に対して、耐えられない量の絶望を与えてい

    0
    2026年07月13日
  • 告白

    Posted by ブクログ

    それぞれの人物の告白という形で進んで行くストーリー。愛情表現、受け止め方により動く心と行動。一気に読み進めた。

    0
    2026年07月13日
  • おかしのずかん

    Posted by ブクログ

    色鉛筆で描かれた世界各国の美味しそうなお菓子の図鑑&絵本。
    ケーキが大好きな我が子は大喜びで食い入る様に観ていました。
    お菓子同士の関係性も書いてあったり、ふわっと知識も入ってくるとても良い作品でした。

    0
    2026年07月13日
  • 犯罪者 上

    Posted by ブクログ

    7月中旬からプライムビデオで放送されるのでその前に読んでみた。長編だが話の進み方が早いので止め時を失うが終始面白い。

    0
    2026年07月13日
  • 生きる言葉(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    子供が生まれ、現在育休中。自分は中学国語の教師。残り半年の育休で思いっきり読書したいと考え、意気込んだ最初の一冊目として、この作品を選んだ。

    読んでよかった。
    読みながら自分の子供に伝えたいこと、生徒に伝えたいこと、自分の心の中で大切にしたいことがどんどん見つかった。
    また文章中に、俵さんがおすすめする作品、影響を受けた作品が出てくるため、次に読みたい本が決まる。読書欲が高まっている。

    言葉を使って生きなくてはいけない私たちにとって、大切なことが詰まっている本。忘れそうになったとき、何度でも読み返したい。

    0
    2026年07月13日
  • 傲慢と善良

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私のように恋愛経験が乏しいくせして、自分を守る言い訳と他人を値踏みする目ばかり鍛えている人は心して読んだ方がいい。
    婚活、ひいては人間関係における「傲慢と善良」に関して思い当たる節がありすぎて、お願いですからもうそんなにクリティカルに痛いところをつかないでください現実を突きつけないでくださいごめんなさい……と思わず読む手を止めてしまうパンチラインばかり。自己嫌悪にも似た嫌悪感を真実に抱き始めたころに第二部、語り手は架から真実に移る。彼女の胸の内や失踪事件の真相が明かされるにつれ、彼女に自分を重ね、次第に「どうか救われてほしい」と思わされる。石母田おばあちゃんに「大恋愛」だと言ってもらえたとき、

    0
    2026年07月13日
  • 見えるか保己一

    Posted by ブクログ

    保己一を、ただ聖人として書いていないのが良かったです。
    綺麗な上澄みの部分だけでなく、濁った澱まで欠かさず描ききった作者の技量に感服しました

    0
    2026年07月13日
  • 「また、必ず会おう」と誰もが言った。

    Posted by ブクログ

    中学生の頃に母に勧められて以降ずっと本棚にしまっていたこの本を20歳となった今ようやく読んだ。
    読んでみて、もっと早く読めばよかったと一瞬思ったが、この物語で主人公が出会った人々に言われたことは、ほとんどこれまで母に言われてきたことだった。
    他人の親は良く見えるものだと作中でも言われていたが、その通りだと思う。
    私も自分の親が嫌いな訳では無いけど、他人の親が言っているのと同じことを自分の親に言われるのでは全く違う受け取り方をしてしまったり、めんどくさくて聞き流したりしてしまう。
    人との出会いを通して成長できるのは、礼儀や知識を身に付けるからだけでなく、自分が置かれている環境を他者と比較すること

    0
    2026年07月13日
  • 難事件カフェ2~焙煎推理~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大好き似鳥鶏さんの本!
    最初の女の人の正体が分かったとき、鳥肌が立って最初から読み返した。
    叙述トリックっぽいところも多く、
    なんで気づけなかったんだという気持ちと、とっても楽しく読めているという気持ちの半分半分だった。
    良い!
    3話目は、真実が、怒った事件が思っていたより残酷で、
    でも残酷なまま終わらせないでいてくれてありがとうという気持ち。
    まだ三は出ていないようだけど、
    切実に待ちたい!

    0
    2026年07月13日
  • ファイア・ドーム 上

    Posted by ブクログ

    重たいテーマが始まったと思った。でも読み始めると、ものすごい勢いというか渦に巻き込まれていく。辻村深月さんの言葉の力になすすべもなく、飲み込まれていく感覚。

    0
    2026年07月13日
  • キネマの神様

    Posted by ブクログ

    私のとっておきの一冊は、原田マハさんの『キネマの神様』です。
    原田マハさんの作品は『本日は、お日柄もよく』に続いてまだ2作目ですが、この作品でも何度も感動の波が押し寄せ、涙なしでは読めませんでした。読後は、しばらく放心状態になるほどの余韻が残りました。
    登場人物は現実には私の周りにはいなさそうな人たちなのに、不思議と身近に感じられ、「どうか皆が幸せになってほしい」と願いながらページをめくりました。その願いが叶った時には、物語の結末だけでなく、自分の心まで救われたような気持ちになりました。
    本を閉じた後、「なぜこれまで原田マハさんの作品を読んでこなかったのだろう」と本気で悔やみました。一冊の本と

    0
    2026年07月13日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    おもしろかったです。
    私自身小説を読むばかりで、自分で書くのはもちろん、こうして感想を書くのもものすごく苦手です。なので、「読むだけじゃ駄目なのか」がすごく刺さりました。
    前半の、2人と髭先生の物語はとても素敵で、後半はやや難解でした。。途中で時間を開けたくなくて一気に読んでしまいました。結末はじーんとして、読後感も良かったです。

    0
    2026年07月13日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    趣味でやっている俳句が、最近詠めなくなってきた。十七音を連ねてみても、ちっとも詩になっていないのだ。
    スランプかなあ、と首をひねっているところへ、良い縁があってこの本を、今度はレイチェル・カーソンと対話するような気分で再読した。

    冒頭の、一歳八か月の甥のロジャーを毛布にくるんで、嵐の夜の海岸に降り、とどろく波を前に、二人で大笑いするシーン。以前読んだ時は感銘を受けてしるしをつけた。しかし今回は、前回ほどは響かない。先を読んでみても、自然の描写はどの箇所も同じように響きが薄かった。理由は分からないが、自分の今の気持ちが自然から少し離れてしまっているのかもしれない、と感じた。

    この本は、そんな

    0
    2026年07月13日
  • 殺し屋の営業術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。
    登場人物も鳥の名前が関わってくるので 覚えやすかった。
    主人公の鳥井の表の世界での営業術は凄いのに それに対して自分自身は喜びを感じていない。
    ひょんな事で裏の世界にいったことで 法も秩序もなく 無理難題なノルマを達成させなければならない時に心から楽しめてる。
    数学が得意な子が 難題な問題にワクワクするような感覚と似たようなものがあるのか。
    最初、ただ命乞いのための営業術を使うのかと思っていたけど違ったのも面白かった。
    出世術もあるみたいなので 読んでみようと思う。

    0
    2026年07月13日
  • 芙蓉の人

    Posted by ブクログ

    富士山頂で冬を越す。

    想像しただけで「そんなことできるの?」と思ってしまう。

    明治の時代にそれに挑んだ野中夫妻、特に妻の野中千代子さんについての小説。

    現代の女性像とは違い、封建的な時代だった当時、親族や世間の目を省みずに夫を助けるために富士山に登った千代子さんの姿は、とてもかっこよく映った。

    結果的に千代子さんがいたことで夫の到さんは大いに助けられ、後年「あれは千代子がいたからできたこと」と言ったそうだ。

    前例がなくとも信念を持ってやり通すことの美徳を感じる。

    また、新田次郎さんは『剱岳 点の記』以来2冊目だが、本当に自然の過酷さがリアルに描かれていてゾッとする。

    こうした山に

    0
    2026年07月13日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    箱根駅伝は私も家族も見るので、家族で読んでこのネタで盛り上がりました。ランナーの皆さんの日々の練習ぶり、他校との距離感または優越感と劣等感、心理戦、リアリティに溢れていて、いつもながら三浦しをんさんの丁寧な取材ぶりが光る傑作と思います。

    0
    2026年07月13日
  • ゾウとクジラ

    Posted by ブクログ

    お互いに弱っている時に出会ったクジラとゾウ

    それぞれの思いやりがお互いを助けられるんだなぁと思います

    陸と海の大きな動物の心の優しさが伝わる絵本

    0
    2026年07月13日
  • 新訳 ドリアン・グレイの肖像

    Posted by ブクログ

    これまで読んだ19世紀文学の中で、一番サスペンシブなエンタメとして楽しめた。しかし、文学的な深みもきっちりあり、世紀末の頽廃的な審美性を押し出しながら、リアリズムとロマンチシズムを見事に融合しためっちゃいい小説だった。

    0
    2026年07月13日
  • ひみつのしつもん

    Posted by ブクログ

    初めて岸本佐知子さんのエッセイを読んだ。想像力がとにかく豊かで、自分も「変わっている」とよく言われるが、自分なんかよりはるかに上をいく変人っぷり。何気ない日常の出来事に独特の想像を膨らませ、まったく予想もしないエピソードへと展開していくのがたまらなく面白かった。他にも何冊もエッセイを出版しているそうなので、全部読みたい。

    0
    2026年07月13日
  • 愚か者の島

    Posted by ブクログ

    たいへん読める小説であり、このての話の中でも狂う感じがドラマになっている余韻をよく溜め込んだものとなっている。二カ所端折らなかったらもっと長編になっていただろう。K島でのやりとりと、島の持ち主とのやりとりであるが、あまり長くなりすぎるのでみたいな所だろう。

    0
    2026年07月13日