月とコーヒー

月とコーヒー

1,980円 (税込)

9pt

人気作家が腕によりをかけて紡いだ、
24篇の「とっておきのお話」。

生きていくためには
必要ではないかもしれない。
でも、日常を繰り返していくためには
はならないものたち。


喫茶店〈ゴーゴリ〉の甘くないケーキ。
世界の果てのコインランドリーに通うトカゲ男。
映写技師にサンドイッチを届ける夜の配達人。
トランプから抜け出してきたジョーカー。
赤い林檎に囲まれて青いインクをつくる青年。
三人の年老いた泥棒。空から落ちてきた天使。
終わりの風景が見える眼鏡──。

全作品、原稿用紙10枚程度。
寝る前の5分間、この本をめくってみてください。
必ずお気に入りの1篇が見つかるはずです。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    徳間書店
  • ページ数
    336ページ
  • 電子版発売日
    2024年07月29日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

閲覧環境

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月とコーヒー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私にとって、肩の力を抜いて心地よい時間をすごすのにぴったりな本が、吉田篤弘さんの物語です。

    実はこの本は、読むのがもったいなくて今までとっておいた本です。装幀は、クラフト・エヴィング商會。味のあるイラストがまたとてもいいんです。

    本を開くと、寝る前に一話ずつ読むのにほどよい長さの短編が、24編紡

    1
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    これは地球?それとも他の星?
    掴みどころのないようなキャラクターたちだが、どうも魅力的でならない人たちが紡ぐ短い物語。
    この短さがなんとも良い空白と余韻を残してくれる。
    お気に入りの音楽を聴きながらでもいいし、家の中、外から聞こえてくる音に耳を澄ませながらでもいい。
    日常と非日常の間を行き来しながら

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    ここから展開が変わる?と思ったら「ここで終わるの!?」とびっくりもしたけど、なるほど『一日の終りに読む短いお話』というだけあって、ひとつひとつの話がちょっとした時間に少しずつ読むのにちょうどいい長さかもしれないですね。この『少しずつ』ってのが心地よい。
    一つ一つがほっこりするお話たちばかりで、秋の夜

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    短い時間でさらりと読める、ほっこり温かな短編集。
    架空の国の架空の街を舞台にした、大人のための童話みたいな雰囲気の話が多いです。
    休憩時間やティータイムにリラックスした気持ちで読んで癒されるような本です

    9月にオーディオブックが出るらしい。
    寝る前にゆったりした気分で聴くのよさそうだなー。

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    朝や夕方のちょっとした時間に読めるファンタジーのあるお話で、
    いつも楽しく読めました。ちょっとふしぎで、ちょっとすてき。
    作者のあとがきにもあるように、もうすこしふくらませられそうなのに、
    ここでおわりなの!?という終わり方のお話も多いけど、そのあっけなさがまた好きでした。

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ

    不思議な世界観
    物語が簡潔に終わることはないのだが、それがまたよい、心地よい想像の余地がある
    個人的好みは、「空から落ちてきた男」と「熊の父親」

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    合うものが、なかなかみつけられなかったけど。
    みつけられて、からは、ワクワクしました。

    ショートショートな短編集。

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    とある本がキッカケでもう10年近く本が読めずにいましたが、この本を紹介している方のSNSを見て「もう一度読んでみよう」と思い、短編集ならいいかな、と思って読み始めた本です。

    短編集なので好きな話、そうでもない話とありますが、それでも心癒されたお話もたくさんあり、気に入ったお話もあり、また本を読もう

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    短い話がたくさん。
    今どこかで起きているかもしれない日常の延長で、何かが起こるのかな?というようなところで終わるので想像の空白が大きくて、寝る前に1節読んでぼんやりその話について考えながら寝る…みたいなのが楽しい。

    0
    2025年10月16日

    Posted by ブクログ

    静かで、優しくて、でも核心を突くような、24この世界。
    心をほぐしてくれる、不思議で、おもしろい世界。

    0
    2025年10月06日

月とコーヒー の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    徳間書店
  • ページ数
    336ページ
  • 電子版発売日
    2024年07月29日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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