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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北海道新聞文化面での連載(16年8月~20年2月)に加筆修正し、単行本化しました。笑ったり、考えたり、思い出したり、忘れたり。奇妙な星(地球)、おかしな街(東京)でのほのぼのとした癒されるエッセイ集です。ベスト・エッセイ(日本文芸家協会)にも毎年選出。
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Posted by ブクログ
笑ったり 考えたり 思い出したり 忘れたり 帯に書かれたこの言葉のとおりに、吉田さんのお話をゆったりとした気分で聞いている感じがしました。 もちろんコーヒーを飲みながら。 『奇妙な星のおかしな町で』というタイトルの付け方も吉田さんらしくていいと思いました。吉田さんのこだわりや話の広げ方が、おも...続きを読むしろくて休日に読むのにぴったりの本でした。 この星のこの街で書かれたエッセイは、心地よくて何度でも読みたいと思えるものでした。
装幀、小説で 夢を見せてくれるクラフト・エヴァング商會の吉田篤弘さんのエッセイ集は初めて読むのではないか。 ウィットに富んだ話にひかれる。
三浦しをんは人生において驚くほどなんら支障のない作品ってのもあるけってたけど、だからと言ってエッセイ読めばに支障が出るようなエッセイはきついだろう。ゆるゆると生きるエッセイはまた格別です。
この人の作品好きだなぁ、、 物語もあるけどどちらかというと吉田さんの「気づき集」のように思いました。 作家の脳内は本当に豊かで、大人がこんなこと考えているの面白いなと。日常にどれだけ疑問とか発見を見つけられるかが大事なのかなと思います。面白い。『月とコーヒー』に引き続き、この方の本はコーヒーが飲みた...続きを読むくなります。
うん… 好きだなぁ… それしか出てこん。 好きな作家の言葉、頭の中と同調しようとする行為 が 読書の醍醐味のひとつだと思った。 ひとつ5,6ページのエッセイ集。ページごとの文字数も少ないので、サクサクと読める。 著者の想像力の羽が自然と伸びていく様がいい。 小説でも出てきたフレーズが垣間見れるの...続きを読むもいい。夜のカバンとか。 引用 カバンの中には闇があるのだ。 カバンの中は基本的に、静かで、ほの暗くて、ひんやりとしている。つまり、自分が考える「夜」の条件をすべて充たしている。 そう思うと、なんだか愉快になってくる。 電車に乗ってごらんなさい。乗客のほとんどがカバンを持っていて、そのいちいちに「夜」が仕舞われている。 街を歩けば、あちらにもこちらにもカバンを手にしたり背負ったりしている人がいて、そのすべてに「夜」が宿されている。 持ち運びのできる「夜」というのは、いかにも未来的なものであろうと思ったのだが、じつのところ、何百年も前から誰もが手軽に持ち運んでいるのだった。 カバンの中に夜が仕舞われている… カバンから物を出す時に、静かな夜から物を出すんだって想像すると、何ともいえない気持ちになる。 薄明るい夜のカバンもあると思うけど… それもいい 特に最後の2つが、特に、良い余韻を感じた。 「旅先で読む本」 引用 自分の経験からすると、旅先で読んだ本は、ときに香ばしい山椒のようである。決して大きな変化をもたらすわけではないけれど、ピリリとした印象的な影響をその後の人生に与えうる。どうしてなのか、理由はいくつも考えられるが、おそらく、自分が日常の外へ出ていることが大きい。本はいつもどおりの本なのだが、自分が外へ出ていることで、一冊の本のその佇まいからして、いつもと違って見える。 仮に、その本が何度目かの再読であったとしても、それまで、さして感じ入ることのなかった文章が、いちいち抜き書きをしてしまうほどになる。なにより、いつもより、ずっとゆっくり読んでいることに気づく。 本も、時にいろんな場所で読むのがいいよなぁ と思った。 家での読書と、喫茶店、旅先での読書… 確かに違う 作家の役割として、新しい感じ方の提示 があると思う。 吉田篤弘さんは 確実に 幸福感を伴う、温かく「新しい」視点を感じさせてくれる作家さんです うん コーヒー飲もうっと
こころがちぢこまっている。 時勢は回復に向かい、様々なものが雌伏の時を終えて飛び上がろうとしているのに、私には何もない。 帯電するような微かな恐れが身を包んでいる。 自室で読書することもできず、一冊片手に外に出る。 記憶にあったすてきなのみものは時を経て好みでない味に変化している。 それでも何か、...続きを読む枷がすこし軽くなったような思いがする。 奇妙な星のおかしな街で、もう少し生きてみる。
この方のモノの見方(見え方?)、表現力、ほんとに面白いです。『天国の探偵』が読める日を楽しみにしています(^^)
スルスル読めるエッセイ本。何気ない日常を送る作者の頭の中をのぞかせてもらっているみたいで、読んでいて楽しかった。
吉田篤弘さんのエッセイ。 想像力の方向がチャーミングで素敵だなと思った。「月とコーヒー」のような素朴で可愛らしい世界観の物語はこの想像力から生まれたんだなーと納得。
奇妙で愛おしいこの世界。吉田さんの視点で日常のいろいろを面白く描く。 幸福な時限爆弾、私もたくさん仕掛けておこう。
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奇妙な星のおかしな街で
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吉田篤弘
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