奇妙な星のおかしな街で

奇妙な星のおかしな街で

1,870円 (税込)

9pt

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北海道新聞文化面での連載(16年8月~20年2月)に加筆修正し、単行本化しました。笑ったり、考えたり、思い出したり、忘れたり。奇妙な星(地球)、おかしな街(東京)でのほのぼのとした癒されるエッセイ集です。ベスト・エッセイ(日本文芸家協会)にも毎年選出。

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奇妙な星のおかしな街で のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年05月07日

    こころがちぢこまっている。
    時勢は回復に向かい、様々なものが雌伏の時を終えて飛び上がろうとしているのに、私には何もない。
    帯電するような微かな恐れが身を包んでいる。

    自室で読書することもできず、一冊片手に外に出る。
    記憶にあったすてきなのみものは時を経て好みでない味に変化している。
    それでも何か、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月11日

    この方のモノの見方(見え方?)、表現力、ほんとに面白いです。『天国の探偵』が読める日を楽しみにしています(^^)

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    Posted by ブクログ 2023年08月21日

    奇妙で愛おしいこの世界。吉田さんの視点で日常のいろいろを面白く描く。
    幸福な時限爆弾、私もたくさん仕掛けておこう。

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    Posted by ブクログ 2021年07月06日

    高温多湿の梅雨の末期に
    ようやく家に戻ってきて
    風呂場に飛び込んでシャワーで
    ひと汗流す
    それから
    冷蔵庫の氷をコップに入れて
    とにかく冷たい飲み物をこさえて
    一口飲んで
    ほっ と している

    冬だったら、
    寒風の吹きすさぶ中
    ようやく家に帰ってきて、
    とりあえず外套とマフラーをはずす前に
    ストーブ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月15日

    穏やかな気持ちで読めるほのぼのエッセイ。

    私の好きなポイントはなんと言っても装丁。
    原稿用紙調なのがとてもいい…!
    使われている色もイラストもとても好みだし、可愛らしいカバーを外すとシックなブラウンの装丁になっているのも素敵。

    個人的にはインテリア感覚で、所有欲を満たしてくれる本。

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月04日

    北海道新聞に連載されていたエッセイ。
    本文にノートの様な罫線があるデザインが面白い。

    よく考えないと奇妙であることに気付けない、というのは正にそうで、何となく忙しなく生きているとそこに注目出来ない。

    「まわれ、洗濯機」のコインランドリーの風景が好きだ。
    「幸福な時限爆弾」はそれが無いと日常に耐え...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月19日

    落ち着いた夜に読むといい本。エッセイ。 デザインとかが素敵な本。言葉を慎重に選んでいるかただなと感じました。

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    Posted by ブクログ 2021年04月17日

    久々にエッセイ読んだ。

    日々の、何気なく見過ごしていたり思い過ごしていることに気づき、言葉で表現している。

    まさしく“見えない”ものを言葉にしてくれている。

    なんとなく、あぁ私もそんなこと思ったことあるな、と改めて感じること部分も割とあった。

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    Posted by ブクログ 2020年09月22日

    現実から3cmくらい浮いているような、
    5度くらい見える世界がズレているような世界を物語る人が、
    目を向けるところをちょっと教えてくれるようなエッセイ。
    「自分にご褒美」→幸福な時限爆弾
    台所の時計→ある人にとっての標準時刻
    なんて感じ

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年01月28日

    毎日1話ずつ読んだ。全篇滋味深く心に沁みわたるようなエッセイだった。一番最後の「見えないもの」は2020年1月に書かれており、「見えない敵をどれだけ可視化できるかが、人間の営みの重要な課題で、敵を可視化することで、命という曖昧なものに輪郭を与えてきた。」という一文にうなった。
    あとがきの、見えないも...続きを読む

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