それでも世界は回っている 1

それでも世界は回っている 1

1,815円 (税込)

9pt

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ロングセラー『月とコーヒー』に連なる
〈インク三部作〉開演!
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・


いいか、よく見ろ。
終わりが来ても、
このとおり、
何度でもよみがえる。


「奇妙な惑星」博物館の保管室に
勤務する十四歳のオリオ。

師匠のベルダさんと二人、
世の中のあらゆるものを記録し保管すべく
作業に勤しんでいた。

そんなある日、ベルダさんが死んだ。
自殺か、病気か、事件か。

原因がわからぬまま、
オリオは保管室の責任者を
引き継ぐことになる。

ところが――。

ベルダさんが記録に使用していた
万年筆のインク、
〈六番目のブルー〉の在庫がない。
あれなくして記録作業はできない。

幻のインクを求めるオリオの旅が始まった。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    徳間書店
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2024年07月29日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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それでも世界は回っている 1 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一日の終わりに読むことを楽しみにしていたのに、止まらなくなってあっというまに数日で読んでしまった
    積ん読から2巻を探し出さなくては…

    スピンのカラーが美しい、いや、あたたかくて懐かしいような触れたくなるような青色でうれしかった

    0
    2025年07月31日

    Posted by ブクログ

    始めて読む作家さん。
    読みやすくて、すーっと文章が入ってくる。そして、あーそうだなぁ~って大切な言葉もすーっと入ってくる!

    0
    2024年12月10日

    Posted by ブクログ

    万年筆のインクを集めている。
    昨今、たくさんのメーカー(や個人)がご当地インクやコンセプトインクなど、とにかく数えきれないほど出しており、まさに百花繚乱の状態だ。

    中でも人気はやはり青系インクなようで、たぶんバリエーションは一番多いのではないか。
    水のように澄んだライトブルーから、夜の底のように深

    0
    2024年11月03日

    Posted by ブクログ

    最近疲れて本読めないなぁと思っていたところ、この本に出会い、面白くて読みやすくて読み終えることができました。休息が大事、寄り道も大事、という言葉に励まされました。明日からも頑張れそうです。私が何をしようが、世界は回り続けているのだから。続きも読みます。

    0
    2024年10月26日

    Posted by ブクログ

    文章から優しさが感じられて、はっとする言葉や寄り添ってくれる言葉に安心感を抱きながら読むことができた。ストーリー展開もわかりやすくて、続きが気になる。
    館長の言葉がとても心に残った。この先より良く人生を歩んでいくためには休養が必要で、そうして私が一息、あるいは長い旅に出てから戻っても世界は何ひとつ変

    0
    2024年10月16日

    Posted by ブクログ

    落ち着いた深い紺色の表紙で、少し小ぶりなせいか、手にしっくりくる感じの本です。

    〈奇妙な惑星〉という名の博物館で、その保管室のベルダさんの助手として働く14歳のオリオさん。ベルダさんが使っていた〈六番目のブルー〉のインクを求めて、叔父さんとの旅が始まったところまでの物語でした。

    マリオが淹れたコ

    0
    2024年10月11日

    Posted by ブクログ

    吉田篤弘の作品の中でもこれは好きかな。夜のとばりに落ち着いた気持ちになりたいときにはぴったりの夜話だと私は思う。読んでいて心地いい。

    0
    2023年03月19日

    Posted by ブクログ

    ぜひ大事に少しずつ読んでもらいたい。
    一気に読んでしまったのでちょっと後悔、、。
    それくらい素晴らしい本。

    0
    2022年05月10日

    Posted by ブクログ

    歯ざわりの良いビスケットのような物語だった

    かじかんだ心を不思議な暖かさで解き放ってくれる、素敵な。

    0
    2022年02月13日

    Posted by ブクログ

    吉田篤弘さんの本、いつも感じることだけど今回もまた。
    会ったことのある人達なのに新鮮。いえ、会ったことないかも。でも知ってる人だしなぁ。誰だったかしら、私の気のせいかしら、昔からの友達みたいだけれど初めましての挨拶もしなきゃ。そんなこんな、モヤモヤではないうっとりに近い感想。
    読み終わりたくないけれ

    0
    2022年10月16日

それでも世界は回っている 1 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    徳間書店
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2024年07月29日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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