ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • さがしもの

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    本をテーマにした短編9編

    "本とのつきあいかた"はいろいろある。
    その人と本との個人的なおつきあい、どのようにして出会い、どのようにして蜜月を過ごし、どのように風変わりな関係であったか。

    そんな短編集で、どのお話しも素敵でした。

    旅のお供として
    移動時間にゆっくり読めて、くつろいで昼寝したりして、

    そして家では、静かな夜のひそやかな音を感じながら読むのにもオススメ。

    好きな本になりました。

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    2026年10月05日
  • 傲慢と善良

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    婚活ガチ勢だった自分にはぶっ刺さった!
    婚活している人の内面を見事に言語化した小説。
    前情報無しに読んでいたので、ずっとミステリー小説だと思って読んでいたが、最後の最後で恋愛小説だということに気づいた。
    恋愛で苦労してこなかった人にはピンと来ないかも。。

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    2026年10月05日
  • さいはての彼女

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    ★4.5

    私はひとり、座席の肘掛けに頰杖を突いて、人生の真昼でもなく黄昏でもない、けだるい午後三時あたりを、いまこうして旅をしている。

    ─────────────────

    やっぱり原田マハさんの文章が好きだ!
    ひとつひとつの情景描写が好きだ


    『さいはての彼女』『風を止めないで』 ★★★★☆
    人間って自由であるべきだよなーって
    純粋に旅に出たくなった
    「それから……それから、どこまで走るんだろう。ずっと遠く、きっとさいはてまで、走っていく予定。」

    『旅をあきらめた友と、その母への手紙』 ★★★★★
    読み終えて、今、私は紅葉を見に行かないといけない、って直感の使命感を感じた

    『冬空のクレーン』 ★★★★★
    冬の、張り詰めた、でも澄んだ空気を、読みながら吸ってる感じ

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    2026年10月05日
  • わたしは今すぐおばさんになりたい

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    途中までは楽しい気持ちで読み進められたものの、後半はいじめの話が結構エグいのと、会社も女の人生いろいろあるよな…と感じずにはいられなかった。でも最後はとても明るい終り方で救われた。みんないろんな思いを抱えながら働いているよね、ととても共感できた。

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    2026年10月05日
  • 楽園

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    ネタバレ

    いやあ、夕木春央先生恐るべし

    とにかく、最後の展開で絶望に突き落とされる。
    自分自身が逃げられなくなったのかと錯覚するほどの引き込み方。
    でもこの絶望感を味わうために先生の作品を読んでると言っても過言ではない。

    いやーー、なんとも「気持ちのいい気持ち悪さ」でした。

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    2026年10月05日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    面白かった!!怖かった!!すぐに読んじゃった~
    主人公のミチオくんがかなり歪んでるからこそ、この叙述トリック(?)文章による仕掛けが成り立つんだなと思う。
    人って分からないし怖いわ。子供の生育環境がいかに人格形成に影響を与えるか、って考えてしまう。

    岩村先生、キモすぎるしいつか必ず裁かれて欲しいけど殺人に何も関与してなかったのは驚いた。絶対何かしら関わってるだろ!って思っちゃった!でも本当に暴かれて欲しい。
    最初から3歳がこんなにスラスラと喋れるはずがないとは思っていたから、ミチオくんは自分の無意識と会話しているんだろうなと思ってた。ミカちゃんにも自分が言って欲しいことを言わせてるし、Sにも真相から目を背けるためのことを言わせてるんだろうなと。トコお婆さんとかスミダさんのことは全く予想してなかったから驚き!おもしろい!こわい!

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    2026年10月05日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    文庫本されたので読み始めました
    独自の世界観を持った新監督の元いよいよレースが始まる下巻に続きます
    ドラマ化されたので放送前に読み終わりたいです
    下巻が楽しみです。

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    2026年10月05日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    有名な作家さんのお話を一冊で読めるすごくお得な本だった。プレゼントにまつわる話かなと思ったら作家さんたちが今書きたいものを書いた作品で、どの話も特徴があっておもしろかった。お気に入りは伊坂幸太郎の「ウッドペッカー荘事件」と町田そのこの「きっとあの日の光と同じ」と米澤穂信の「無明」の3作品で読みやすかった。

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    2026年10月05日
  • タイム・アフター・タイム

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    けっこう分厚い本だから読むのに時間かかるなぁ と思ってたけどスイスイ読めてしまう本だった。タイム アフター タイムってタイトル通り、過ぎ去りし日々と現在が交錯されていて感動したり泣けてきたり励まされたり、飽きずに読めました。自分自身のタイム アフター タイムを思い返して色んな感情が湧き出てきた

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    2026年10月05日
  • 本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件

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    ネタバレ

    面白かった。
    内容自体は結構王道?なミステリーだった。
    速読が何に関係してくるんだろうと思っていたが、速読というより本のサイズが重要だったのか。
    文章の全体的にコミカルさがあって読みやすかった。人物名や地名に遊びを感じて面白かった。

    ただ、最初に犯行を語っていた2人組が誰だったのか。片方は老人だったから新垣だろうけど、本の中での犯人は永見と決まっていた。これもミスリードというか、もう一捻りあるんだろうか。
    →と思っていたが、他の方の感想で「クソガキ→クソ垣」だとわかった。なるほどなー。確かに自分も最初該当箇所を読んだ時、「クソガキなのに年寄りだからって?」と引っかかった文章だった。おもしろ。

    このサイズでしっかり中身も詰まっていて面白かった。全部の本がこのサイズであって欲しい。

    あと「蓼食う虫も好き焼き」の最後がどうなったのか、普通に気になる。

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    2026年10月05日
  • これが最後の仕事になる

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     文庫版になって初めてこの本のことを知りました。

    「これが最後の仕事になる」という一行の後は、各作家独自の世界が広がっています。
     1編6ページなのでスキマ時間に読みやすく、飽きたらブックマークして、他のことをしながら読み進めることができます。飛ばし読み・つまみ食い読みもできます。
     わたしは、病院の待合室で読んでいましたw

     文章構成のお手本としてもオススメです。
     オチがある作品は落ち着きます。オチだけにw

    〔作品紹介・あらすじ〕
     最初の1行は全員一緒。
    1編6ページ、24種の「最後の仕事」。
     早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
    ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。

    著者一覧(掲載順)
    小川哲
    五十嵐律人
    秋吉理香子
    呉勝浩
    宮内悠介
    河村拓哉
    桃野雑派
    須藤古都離
    方丈貴恵
    白井智之
    潮谷験
    多崎礼
    真下みこと
    献鹿狸太朗
    岸田奈美
    夕木春央
    柿原朋哉
    真梨幸子
    一穂ミチ
    三上幸四郎
    高田崇史
    金子玲介
    麻見和史
    米澤穂信

    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第三弾。

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    2026年10月05日
  • 現代人のための 読書入門~本を読むとはどういうことか~

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     本好きなので、読書について書かれている本が好きだ。ということで、購入してみた。

    本を読むということについて、丁寧に、「無理をしなくてもいいんだよ。楽しいだけでいいんだよ」と語りかけてくれるような、優しい本だった。

    私が本を読み始めたのは、50歳を過ぎてから。子どもの頃から本を読む習慣があったら、もっと人の気持ちがわかる大人になっていたのではないかと、ずっと後悔していた。

    そんな私を、この本は慰めてくれた。

    筆者は、読書は子どもの頃から続けている人だけのものではなく、いつからでも途中参加できる。そして、大人になってからでも成長し続けることができる、と語っている。

    んー。泣けるわー。

    そうだよね。大人になってからでも、本を読むことを楽しめる。そして、人として成長するのに遅すぎることなんてないんだ。

    50歳を過ぎてから読書を始めた私に、「今からでもいいんだよ」と背中を押してくれた一冊。

    時々読み返しながら、これからも本を楽しんでいきたいと思う。

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    2026年10月05日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    中学生の頃の自分の存在の軽さや重さ無敵感を思い出した 感覚が研ぎ澄まされる聖域のような空間を忘れずにいたい でも未だに嫌いな人は嫌いなままなんだな

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    2026年10月05日
  • キッチン常夜灯 満月のキッシュロレーヌ

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    最新刊!ついに5巻目ですよ…!
    今度はルーキー、新入社員の高石あかりが主人公。自分の新入社員時代を思い出して、思わず泣いた。前作の主役いつきさんがマジでいい店長してる。

     そして、歴代主人公が集結する場面もあり、ここまでシリーズを読んできたいち読者として目頭が熱くなりました。やっぱり常夜灯シリーズは私のバイブルです。ラストには新たな繋がりの予感も!?これから先も常夜灯の世界を覗けることを祈っています。

    ただ…常夜灯のメニューを食べて、あるいはシェフとソムリエの言葉で前向きになる、立ち直るというパターンは定番化してきた印象。さぁ…これからのシリーズ展開、いったいどうなる。

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    2026年10月05日
  • 寝てる場合じゃねえんだよ

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    コミカルな文体の中にしっかりと潜むクソデカ感情に興奮しました。
    面白かった〜…!!
    竹宮ゆゆこ先生の言葉選びがすごく好きなので、遺憾無く発揮されている言葉の数々に笑いと涙が込み上げます。
    普段、ボーイズラブ作品やボーイズラブに近い作品に触れることが少ないのですが耐性のない人間でも問題なく楽しめます。
    ふたりにはずっと仲良くしてほしいなぁと思います。

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    2026年10月05日
  • スター

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    ネタバレ

    ものづくりにおいての質や価値について考える材料を溢れてしまうほどに与えてくれた作品だった。作中では、多様な視点からやって来た多様な意見や思想が尚吾や絋の中でぶつかりあったり混ざったりしていた。要は、彼らのように考え続けることが大事なのだろうと思う。

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    2026年10月05日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    息子と同い年の主人公成瀬ひかるが繰り広げる物語の最終章。
    決してミステリ作品ではないけれども、第1作からの伏線を見事に回収していて、ほんとスッキリと読み終えることができた。
    続編も読みたい気持ちもあるし、その後のことはご想像にお任せするのもいいし、そんな風に感じさせるのもこのシリーズの素晴らしいとこかなと。
    装丁がざしきわらしさんであったことも、いい相乗効果をもたらしてるなとも。

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    2026年10月05日
  • 春までのセンセイ

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    自分が過ごした中学校生活を、追体験しているようでした。
    あの年頃の女子のいざこざがリアルで、一軍だとか、容姿のコンプレックスだとか、とてもリアルに書かれていました。
    加賀美先生の、「今日も1日だけがんばってください」という言葉を、アラサーの私も意識して生きようと思います。

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    2026年10月05日
  • 王国

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    湊かなえ先生の本はいくつか読みましたが、それがどれも後味が悪い印象で、これまであまり手に取ることは正直なったです。
    この本はタイトルと帯でミステリーにプラスしてファンタジー的な要素があるのかと興味を持ったので、読んでみました。
    各章ごとに登場人物の個人ごとのストーリーが展開されていて、時系列を追うのが少し難しいと感じました。
    だが、ラストに向けてそのストーリーが一つに収束していく事で、1人の人を中心に個々の心にあるしこりが溶けていき、なんとも温かい気持ちになりました。人を思うってすごいなって。
    残されたものも残していったものも、幸せに生きていくために、いろんなものを抱えて生きて来たんだなと、久しぶりに涙腺が緩くなりました。
    素敵なストーリーでした。

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    2026年10月05日
  • 星を掬う

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    ネタバレ

    認知症は、記憶や感情を自分の中の深い海に沈めるものかあ。そんでもって、それを水面から意図したものを掬い上げることはできない。
    なんか、認知症とかに関係なく、歳をとって思い返した時に掬い上げてくる記憶や感情がきらきらしたものでありたいなと漠然とながら思いました。

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    2026年10月05日