小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
クリスマスのとある本の交換会で送った本。送ったら再読したくなった。
クリスマス前のデパート。おもちゃ売り場で働くテレーズは一際輝きを放つ女性キャロルと出会う。この出会いが素敵なんだ!人混みのなかでも一瞬でバチっと合う感じ。
そこからお家に遊びに行ったり、車で旅に出かけたりと親しくなっていく。
キャロルの夫とのすったもんだもあり、一度は縁を切った2人だったが…。
終わり方もいいんだよな。余韻に浸りまくってる。あと数日浸れる。テレーズの成熟しきっていない精神面は30代になった自分でも共感できる部分がある。
作品中の「古典とは時代を超越した、人間の業を描くものだと思います」を噛み締めた。
テレー -
購入済み
問題を一文字も読み上げていないのに、クイズに正解してしまったのは何故?というシンプルな謎を解いていく。
ミステリーというよりはクイズのことを深く知れる面白い作品でした。
昔友達にクイズをしてる人がいたので主人公とその友達を重ねて読みましたが、本当に似ているところがたくさんあり、特にクイズをやっていると恥ずかしくなくなるというのはなるほどな〜と思いました。
クイズ番組を見る目が変わる作品でした。 -
Posted by ブクログ
いろんなテイストの香りがする物語。
朗読・メディア化するなら、絶対に津田健次郎様を出して下さい!!笑
洋館に住む、天才的に嗅覚を持つ調香師の家政婦兼事務員として働く女性を中心となる物語。
登場人物たちは心に何かを抱える人ばかり。
調香師が作る香りによって、それぞれ選択をしていきます。
いろんなテイストの香りを感じられる一冊です。
温かみ、妖しさ、清涼感、危うさ…
恋愛物なんじゃないの?と敬遠していた自分を叩きたい(笑)
ミステリーのような、恋愛のような、人間物語のような。
登場するハーブや植物から想像できる香りから、「危険な匂いがする…」的な香りまで感じられる読書体験が楽しかったです。
調 -
Posted by ブクログ
『ちゃぽん』この音が聞こえたら、ああ、もうダメだ…と思わせるホラー感と闇の深い大きな存在が見え隠れする上手い描写が惹き込まれました!
関わるな、と言われると知りたくなってしまう人間の心理をつついてくる所が手が止まらなくなります。
ミステリーのトリックのドキドキとは違った、サスペンス寄りのハラハラ感を全体的に感じました!
『クローン』もののミステリーは他にも色々作品はあると思いますが大体は倫理観についてをメインにしてるものかと思います。そこをメインというより人間ひとりひとりの関わり方が多い気がしたのでそこが面白いと思える部分だったんでしょうか…?
どこまでも悲しい運命にしかならない紫陽が悲しすぎ -
Posted by ブクログ
「散る椿は残る椿があると思えばこそ見事に散っていけるのだ」
。゚(゚´Д`゚)゚。
みんみんの本棚から
気づいたら葉室麟さん全部★5やないか!( ゚д゚ )クワッ!!
いやもう本作も、読み始めてすぐに傑作だと分かっちゃいました
分かっちゃうの
わい分かっちゃうの
なんならもう最初の二文字で分かっちゃったもの
…
「目次」
お遊びはここまでだ!(キラーン☆)
もうね
散る椿よ
そして残る椿よ
どっちも悲しいのよ
どっちも悲しいけれど、そこに確かな絆があるの
確かな絆があるから、残る椿も散る椿も美しいのよ
美しき武士たちの物語に刮目せよ!(ババーン!)