小説・文芸の高評価レビュー
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友人に勧められていたが、3冊組のヴォリュームに圧倒されてなかなか手が出なかった。(ホラーでないのは、確認済みだった。)読み始めると、物語の続きが気になって、どんどん読んでしまった。神栖66という地域が舞台。たぶん、今の茨城県神栖市のどこか。孤立した地域、外の世界には悪鬼と業魔がいると教えられて育つ子どもたち。ファンタジーのようだが、どうも1000年後の世界らしい。わずか1000年で、世界の成り立ちがこれほど大きく変わってしまったのか。一方で冒険小説でもある。戦いに巻き込まれ、穴の中を逃げ惑ったかと思えば、雪の中での探索行も行う。そして、どうすれば戦いのない世界が作れるのかを考えるきっかけにもな
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ネタバレ長年下積みを積んできた大沢在昌に直木賞という栄誉を届けたのが、この新宿鮫シリーズの4作目にあたる無限人形だ。決して本作だけではないが直木賞の歴史を見てみると、シリーズものの中で獲得をしたのは極めて少数であり、本作はまさにその価値があると認められて受賞したことは間違いがない。
直木賞は、時にベテラン作家への功労賞的な意味合いがあったりもするのだが、本作を読んでみると、まさに一級のエンターテインメントに仕上がっていて、直木賞にふさわしい作品だとも思える。とはいえ、この作品で取れるのであれば、毒猿で取ってもよかったのではないかという気もしないではない。
本作は覚醒剤犯罪というこれまでとは少し色合 -
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ネタバレスカーレットの青春時代の終わり。わがままなお嬢様ではもういられない。戦争により自分を守ってくれる者たちがみんないなくなり、自分の肩に家族の命運が重くのしかかってきた。母が亡くなり、アシュリも生死不明、父はショックで呆け、レットも戦場に行ってしまった。
かつて自分に求愛してきた男たちもみんないなくなった。アシュリから頼まれた義妹メラニーとその子供、息子のウェイド、父と妹たち。スカーレットはその小さな肩にこれだけの人の命運を背負うことになった。
なんて気丈で強い娘だろうか。迫りくる戦火に恐れおののきながらも決して逃げずに、妻のメラニーを頼むというアシュリからの約束を守り抜いた。憎んでいたはずのメラ
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