小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
★4.5
私はひとり、座席の肘掛けに頰杖を突いて、人生の真昼でもなく黄昏でもない、けだるい午後三時あたりを、いまこうして旅をしている。
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やっぱり原田マハさんの文章が好きだ!
ひとつひとつの情景描写が好きだ
『さいはての彼女』『風を止めないで』 ★★★★☆
人間って自由であるべきだよなーって
純粋に旅に出たくなった
「それから……それから、どこまで走るんだろう。ずっと遠く、きっとさいはてまで、走っていく予定。」
『旅をあきらめた友と、その母への手紙』 ★★★★★
読み終えて、今、私は紅葉を見に行かないといけない、って直感の使命感を感じた
『冬空のクレーン』 ★★★★★
冬の、張り詰めた、でも澄んだ空気を、読みながら吸ってる感じ
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!!怖かった!!すぐに読んじゃった~
主人公のミチオくんがかなり歪んでるからこそ、この叙述トリック(?)文章による仕掛けが成り立つんだなと思う。
人って分からないし怖いわ。子供の生育環境がいかに人格形成に影響を与えるか、って考えてしまう。
岩村先生、キモすぎるしいつか必ず裁かれて欲しいけど殺人に何も関与してなかったのは驚いた。絶対何かしら関わってるだろ!って思っちゃった!でも本当に暴かれて欲しい。
最初から3歳がこんなにスラスラと喋れるはずがないとは思っていたから、ミチオくんは自分の無意識と会話しているんだろうなと思ってた。ミカちゃんにも自分が言って欲しいことを言わせてるし、Sにも真相から目を背けるためのことを言わせてるんだろうなと。トコお婆さんとかスミダさんのことは全く予想してなかったから驚き!おもしろい!こわい! -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
内容自体は結構王道?なミステリーだった。
速読が何に関係してくるんだろうと思っていたが、速読というより本のサイズが重要だったのか。
文章の全体的にコミカルさがあって読みやすかった。人物名や地名に遊びを感じて面白かった。
ただ、最初に犯行を語っていた2人組が誰だったのか。片方は老人だったから新垣だろうけど、本の中での犯人は永見と決まっていた。これもミスリードというか、もう一捻りあるんだろうか。
→と思っていたが、他の方の感想で「クソガキ→クソ垣」だとわかった。なるほどなー。確かに自分も最初該当箇所を読んだ時、「クソガキなのに年寄りだからって?」と引っかかった文章だった。おもしろ。
このサイズでしっかり中身も詰まっていて面白かった。全部の本がこのサイズであって欲しい。
あと「蓼食う虫も好き焼き」の最後がどうなったのか、普通に気になる。 -
Posted by ブクログ
文庫版になって初めてこの本のことを知りました。
「これが最後の仕事になる」という一行の後は、各作家独自の世界が広がっています。
1編6ページなのでスキマ時間に読みやすく、飽きたらブックマークして、他のことをしながら読み進めることができます。飛ばし読み・つまみ食い読みもできます。
わたしは、病院の待合室で読んでいましたw
文章構成のお手本としてもオススメです。
オチがある作品は落ち着きます。オチだけにw
〔作品紹介・あらすじ〕
最初の1行は全員一緒。
1編6ページ、24種の「最後の仕事」。
早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。
著者一覧(掲載順)
小川哲
五十嵐律人
秋吉理香子
呉勝浩
宮内悠介
河村拓哉
桃野雑派
須藤古都離
方丈貴恵
白井智之
潮谷験
多崎礼
真下みこと
献鹿狸太朗
岸田奈美
夕木春央
柿原朋哉
真梨幸子
一穂ミチ
三上幸四郎
高田崇史
金子玲介
麻見和史
米澤穂信
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第三弾。 -
Posted by ブクログ
本好きなので、読書について書かれている本が好きだ。ということで、購入してみた。
本を読むということについて、丁寧に、「無理をしなくてもいいんだよ。楽しいだけでいいんだよ」と語りかけてくれるような、優しい本だった。
私が本を読み始めたのは、50歳を過ぎてから。子どもの頃から本を読む習慣があったら、もっと人の気持ちがわかる大人になっていたのではないかと、ずっと後悔していた。
そんな私を、この本は慰めてくれた。
筆者は、読書は子どもの頃から続けている人だけのものではなく、いつからでも途中参加できる。そして、大人になってからでも成長し続けることができる、と語っている。
んー。泣けるわー。
そうだよね。大人になってからでも、本を読むことを楽しめる。そして、人として成長するのに遅すぎることなんてないんだ。
50歳を過ぎてから読書を始めた私に、「今からでもいいんだよ」と背中を押してくれた一冊。
時々読み返しながら、これからも本を楽しんでいきたいと思う。
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Posted by ブクログ
最新刊!ついに5巻目ですよ…!
今度はルーキー、新入社員の高石あかりが主人公。自分の新入社員時代を思い出して、思わず泣いた。前作の主役いつきさんがマジでいい店長してる。
そして、歴代主人公が集結する場面もあり、ここまでシリーズを読んできたいち読者として目頭が熱くなりました。やっぱり常夜灯シリーズは私のバイブルです。ラストには新たな繋がりの予感も!?これから先も常夜灯の世界を覗けることを祈っています。
ただ…常夜灯のメニューを食べて、あるいはシェフとソムリエの言葉で前向きになる、立ち直るというパターンは定番化してきた印象。さぁ…これからのシリーズ展開、いったいどうなる。 -
Posted by ブクログ
湊かなえ先生の本はいくつか読みましたが、それがどれも後味が悪い印象で、これまであまり手に取ることは正直なったです。
この本はタイトルと帯でミステリーにプラスしてファンタジー的な要素があるのかと興味を持ったので、読んでみました。
各章ごとに登場人物の個人ごとのストーリーが展開されていて、時系列を追うのが少し難しいと感じました。
だが、ラストに向けてそのストーリーが一つに収束していく事で、1人の人を中心に個々の心にあるしこりが溶けていき、なんとも温かい気持ちになりました。人を思うってすごいなって。
残されたものも残していったものも、幸せに生きていくために、いろんなものを抱えて生きて来たんだなと、久しぶりに涙腺が緩くなりました。
素敵なストーリーでした。
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