【感想・ネタバレ】同じ星の下にのレビュー

あらすじ

中2の沙耶は、明晩、両親が自分の殺害を計画していることを知っていた。だが下校中、児童相談所職員を名乗る男の車で誘拐される。監禁下のやりとりで男にやさしさを感じ、ふと彼女は男がじつは本当の父親ではないのかと疑う。一方、男は「身代金目当ての営利誘拐である」と警察に犯行声明を送り粛々と計画を進める。彼は一体誰で何が目的なのか?

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Posted by ブクログ

両親から虐待受けていた中二の沙耶は 自分を押し殺し
日々、一人で耐えていた。。
両親が自分を殺そうとしている事を知り、自ら児相に電話をする。

そして下校途中、児相の職員と名乗る人物に
車に乗るよう促され、助かった!と思ったのもつかの間。。
渡辺と名乗るその男は、沙耶を誘拐し身代金を要求するという。

厳しく監禁されながらも、
徐々に渡辺さんは沙耶にとてもやさしくなっていく

おいしい食事や看病など
虐待だけで生きてきた沙耶は、今まで経験したことのない、
心温まる日々を過ごしていた。
当たり前の普通の温もりがこんなにも温かいという事をかみしめながら…

誘拐したにもかかわらずなぜこんなにも優しいのか…
貧乏極まりない、借金だらけの我が家に 
なぜ身代金を要求するのか…
この男はいったい何者なのか…

この人がお父さんならいいのに、とまで思わせる。

謎が気になり読み進めるも、渡辺さんのやさしさに
読んでるこちらもほっこりしてしまう。

が、身代金受け渡しの日がやってくる…


タイトルにもある
同じ星の下。


なんらかの間違いから道は ずれていってしまう。。
そして人生は不平等になってしまう。

けれど人の温かい心が 絆となって紡がれていく
心温まる作品でした。


渡辺さんの痛みは どれほどのものだっただろうか…
沙耶と出会えてよかった…

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2026年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

過去の罪をひとりで背負い続けた男の贖罪の話だと思った。今まで自分の犯した大きな過ちを打ち明ける勇気さえ持たなかった男が沙耶を偶然見つけ動き出す。
そうだよね疲れたよね、彼はずっと神様に許しを乞うてたんだろうな。その為には自分の犠牲が必要だったんだと。他にも別の道があったんだろう、だけどそれでは彼自身が許せなかった。、沙耶を助けると同時に自分の救済が自己犠牲そのものだったんだろうな。

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

真相が予想外だったので驚いた。
誘拐された有乃が語る虐待は、淡々と語られるが故に
辛さが増す気がした。
有乃が言うように、この星は不平等があふれている。
それがタイトルにつながったのも、なるほどな。
「隠れた名作」という販促フレーズだったが、まさにその通りだった。

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2026年04月08日

Posted by ブクログ

誘拐犯と人質の二人だけの空間には、心温まる描写が多く、不思議な安心感の中で読み進めることができた。明らかに身代金目的ではない誘拐犯の優しさの理由が気になり、引き込まれるように一気に読み終えた。あと、クロワッサンが食べたくなった。

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

主人公は中2女子。ある日学校帰りに誘拐されてしまう。
ところがその誘拐犯との日々がただただ温かく愛おしい。2人の空気感や料理の描写がとても素敵で。
ラストに誘拐の真相や2人の関係性が明らかになるが…涙。
続きが気になり読み進めるが、あまりにこの物語が好きすぎて終わるのが寂しくて、そんな作品だった。これはもう超オススメです!

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2026年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この本がブクロクの「話題」上位に入っていたのがきっかけで読んでみようかなと思った。
タイトルから連想すると、温かいストーリーかと思っていたが、思った以上に感動させられてしまった!

最近ブクロクの皆さんの紹介もあって、素敵な本に出逢い、「思った以上」の作品を読むことが出来て、My reading lifeが充実しています(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠✧⁠*⁠。

本作は、両親からの虐待にあっている中2の少女が、児童相談所に電話したことから展開していく。

少女が学校の帰り際に誘拐されたことで、少女は今まで味わったことのない経験を誘拐犯宅で経験する。
足枷を嵌められて逃げられないけれど、毒親たちといる生活とまったく異なることに戸惑いながらも誘拐されたことをありがたく思えるほどの扱いに感謝する。
誘拐された1週間で、初めてのことばかりを体験するうちに、もう元の家には帰りたくない、このままここで暮らしたいとまで思ってしまう。
なぜ誘拐犯はここまで親切にしてくれるのか。


これ以上はほんとにネタバレで読む気が削がれたら残念なのでこの辺で。

実はこの作品はミステリーでもあり、事件で当然警察も出てきます。
犯人の深層心理にも触れます。

投獄中の5年の間に何があって、この先どうなっていくのかもっともっと詳しく知りたい・・・
と思うように終わってしまいましたが、最終のほうでは涙が溢れ、Macで読んでいなくて良かったと思うほど感動しました。

これもイチオシに入れちゃいます!

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2026年03月16日

Posted by ブクログ

誘拐されて、犯人に思い入れするストックホルム症候群的なやつかな?と思って読み始めたが、予想を大幅に裏切る結末で、凄く良かったとしか言いようがない。
とりあえず刑期を無事に終えて良かった。

中学生の有乃紗耶は、児相の職員渡辺を名乗る人に誘拐された。片足に足枷をつけられているが、大事に扱われている。トイレもお風呂も問題なし。晩御飯や朝ごはんもなかなか豪勢だ。

北海道警察に身代金要求の投函物が届く。2000万円。沙耶は家では虐待を受けていた。DNA鑑定で父が血が繋がっていないことも知っていた。熱が出たが、渡辺さんは雑炊を作ってくれた。ポカリとかも用意してくれる。

警察の捜査で沙耶の部屋に手斧があったことがわかり、クラスメイトの証言で痣があったこと、児相の証言では、3ヶ月前から虐待がなくなって恐ろしい、夜釣りにいくことになっているが、両親に保険金がかけられているのではとも。実際3ヶ月前に500万円の死亡保険にかけられていて、そろそろ何かあった時に保険が降りる時期が来ていた。

身代金引渡し方法の指示がきた。この家での生活にもタイムリミットがくる。クリスマスがやりたいと沙耶が言い出したら、足枷を取ってオーブンでケーキを焼かせてくれた。鶏も焼いて、すっかりクリスマスである。

翌日タッパーに残り物を詰めてくれた。荷造りして、身代金の受渡しである。船に乗った。父と母が埠頭に2000万円の札束を並べた。燃やせば沙耶を助けると渡辺がいう。しかし父母には燃やせなかった。借金になるからだ。渡辺がライターを投げて燃やした。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかったあああ!ちょっとラストがうまくまとまりすぎてる感はあったけど。

ふたりの暮らしが絶妙な距離感を保ちながらもあったかくて、終わらないでほしいなって、沙耶と同じ気持ちで読んでた。
あと、渡辺さん好きです。←

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2026年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

皆さんの評価が高かったので手にとった作品。
いや〜、予想以上に面白かったです。まったく想像していなかった結末でした。
テンポもいいし、ミステリー要素もあり、私好みの作品。

虐待の相談を児相にしたことがきっかけで誘拐されてしまう主人公沙耶。
誘拐犯を本当の父親ではないかと怪しむ沙耶だったが、この展開はまったくの予想外。
すべてがエピローグに詰まっている。

逮捕され収監されていた5年の間にすべてを知った沙耶とその周りの人たち。
その事実を知ったときの苦悩と葛藤は計り知れないものだったと想像します。
そしてそれを受け入れるだけの時間が5年間にはあったということでしょう。

特に沙耶の両親はその事実を知ったときどのように感じたのか。大学に進めているので何らかの変化はあったと想像できるが、渡辺さんが最後に沙耶に渡した封筒絡みで進学が叶ったとも考えられる。そしてその封筒に真実が書かれていた?

読後にこれほど想像が働く作品も私自身珍しい。それほどのめり込んだし素晴らしい作品だった。

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

言葉に尽くせない酷い扱いを受けてきた被害者が誘拐されて始めて人並みの幸せに触れたり、一般的な誘拐犯と被害者の関係ではあり得ないことがおきてて、興味がそそられすぎて読む手が止まりませんでした。
この関係の謎は最後の最後で明かされますが、想像してなかった真実すぎてすごく驚きました。
また、主人公の、被害者少女へもすごく感情移入しちゃいました。ミステリと感動、両方味わえてとても素晴らしい作品でしたよ。
本当にお勧めしたいです!

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

感動しました。文句なしの名作。

文章が読みやすくて心地よさを感じました。誘拐事件を題材にした物語ですが、落ち着いた雰囲気で優しさに溢れています。多くの方にお勧めしたい一冊です。

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

物語は児相を名乗る男に誘拐されるところから始まる。

最初は怖い話なのかなーとか想像してて、話が進むにつれて、なぜ誘拐したのか、真実が暴かれていくという内容でした。

特に、クリスマスのシーンから最後の真相がわかるところは本当に泣けました。

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

あらすじだけで面白そうと思ったので購入。すごく好き、面白かった。
誘拐されたけど誘拐犯が優しいというコントみたいな設定だと思った。
誘拐犯と人質で異質な関係なのに心が温まり、お互いのやりとりも微笑ましくずっと一緒にいてほしいとすら感じてしまう。
でも誘拐捜査のピリつきや人質のクズな両親で現実に引き戻され、そもそも誘拐した渡辺さんは何者なのか、展開が気になりすぎて一気読みした。
まだ1ヶ月そこらの浅い読書歴なりに、こんなにも面白いと思える小説があるんだと気づいたきっかけになった大事にしたい1冊。

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2026年02月27日

Posted by ブクログ

本を読んでこんなに泣きそうになったのは初めてかもしれない。

話のテンポ、ストーリー、どれを取っても素晴らしく、ぜひオススメしたい一冊。

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2026年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全く読めない結末。
途中あれこれ考えたけれど、伏線も回収されないのでは?と思ったりもしたが、確かに沙耶の言うとおり、これで良かった。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

誘拐犯と人質という関係であるにも関わらず、同居した五日間の中で、互いに不器用ながらも相手のことを思いやり関係性を築いていく過程が、心温まった。その反面、人に思いを伝える、喧嘩をする、ご飯を一緒に食べるなど、生活する中で至極当たり前と思われることでも、育った環境によっては当たり前ではなく、「感覚が麻痺」してしまう場合があるため、精神的・肉体的虐待の恐ろしさを知った。
また、沙耶が両親に向けて殺意を持っていたことが明かされたが、それを実行する前に渡辺さんと出会うことができて本当に救われたのではないかと思う。

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

初めての作家さん
失礼ながら期待以上に面白かった
ムダを省いた展開にテンポが良くすらすら読めた
あわよくばエピローグはもう少し厚みが欲しかった

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どうして渡辺さんが沙耶を誘拐したのかが本当に分からなくて、その理由が気になって気になってあっという間に読んでしまった。

あまりにも沙耶が可哀想で、でも強くて、良い子だから、余計に辛かった。私達にとっては当たり前に過ぎていく毎日でも、沙耶にとってはただ耐え凌ぐだけの日々。親の顔色を伺いながら、寂しく1人だけで乗り越える日々。そんな中で起きた誘拐。不自由なはずなのに自由で、恐ろしいはずなのに温かい。初めて感じる人の優しさ。

そして初めてクリスマスを楽しんだ沙耶の幸せな表情が思い浮かぶほど、読んでいて私も幸せだった。渡辺さんがくれたマフラーは形に見える人の温かさ、幸せ、愛されてる証、全てを表してくれていた気がする。

誘拐最終日渡辺さんと沙耶、そして警察官の前で娘の命よりもお金にしか目がなかったもはや親とも人間とも言えない金の亡者となった2人。正直、まだ中学生の沙耶にここまで辛い思いをさせるのは酷だと思ったけど、これからの沙耶の人生を考えて早くに見切りをつけさせるための誘拐だったことには納得した。

でも渡辺さんの誘拐理由には本当に驚かされた。本当なら幸せな日々を歩むはずだった沙耶。その人生を狂わせてしまった罪滅ぼし。でも5年後渡辺さんと再会した沙耶が渡辺さんに感謝の気持ちを伝えるんだけど、あまりにも泣ける。あんなに辛い思いをしたのに助けてくれてありがとうと言えるのはやっぱり沙耶が良い子すぎるからだろうな。

渡辺さんは色んな人の人生を変えてしまった大きな罪を犯してしまったけれど、それでも寄り添ってくれる人がこんなにもいるのは渡辺さんの人柄や誠意が感じられたから。これからも祈り続けて欲しい。そして皆んなの幸せをその目でずっと見守り続けて欲しい。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

犯人の動機が何なのかそれがこの物語の全てだが、ずーっとただただおもしろい。
「誘拐犯と人質の適切な距離感」にホッコリもキュンともさせられてしまった。
クリスマスのシーンはほんとにいいなあ。2人のこれからの幸せをただただ願ってしまう。
あとストーリーに出てくる料理がとても美味しそう。

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2026年03月20日

Posted by ブクログ

『神なんていない』
『神様は沈黙する』
『祈りなんて藁なのに』
14歳が語るには、痛々しすぎる言葉達だ。

児童相談所職員を騙る渡辺さんに、誘拐されるところから始まる一週間の軟禁生活は、これまでに過ごした事の無い温かな一週間だったんだろうな。

親からの愛や、選択の自由、放課後のひと時、看病、クリスマスのプレゼント、子供が当たり前に享受されるべきものが、全て奪われて。
変わりに受け取っていたのは、暴力と、心を殺す術。
信じられなくもなるだろう。
祈りなんて無駄だと思うだろう。
読んでいる間、とても心が痛かった。

渡辺さんのおかげで身体も心も救われた沙耶は、きっと強く5年間を生きてきて、これから先もきっと強く生きていくんだろう。
その5年間に何があったのか、燃えた二千万だったり、沙耶の両親の進退だったり、警察の2人だったり、気になる事は多くて、不完全燃焼感は否めないけれど。
希望のある終わり方だったから、ある意味これで良かったのかな。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

誘拐がミステリのサブジャンルであることをはじめて知った。真相を知る楽しさよりも、悔しい、胸糞悪い、不憫、温かい、美しい、といった風に情緒が揺さぶられる体験が印象的。読んで良かった。
値札シールが貼られ、読み古したアンネの日記とカミュの異邦人、遠藤周作の沈黙が並んでいる女子中学生の書棚なんて悲しくなるから見たくないよ。

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2026年02月22日

Posted by ブクログ

最初から、謎解きのようで真相を知るためにドンドン読み進めることができました。
ただ、最後がまとめられすぎていて、少し残念。
散らばっていたものが、ぎゅっと窮屈な箱に入れられてしまった感じ。(あくまでも個人的な意見ですm(_ _)m)

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

かなりのご都合主義はありつつも、彼がクリスチャンである(なった?)ということで動機としてはまぁありではないでしょうか。ラストは泣けました。

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2026年02月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

虐待をうけていた中学二年生の沙耶と彼女を誘拐・監禁した渡辺。沙耶を虐待していた彼女の両親と捜査する警察たち。
このふたつが、沙耶視点と刑事・進藤視点で交互に描かれ話が進んでいくんだけど、被害者と誘拐犯とは思えないほど穏やかで優しい時間にほろりとした後に、胸糞わるい言動のオンパレードのヤバ親に怒り狂ってしまったから情緒が忙しかったです。
真相は……うん、まあ、そっかあ、なるほど、結構無理くりですね……といった感じでしたが……読みやすかったし文体も結構すきだったので満足です。
わたしは渡辺さんみたいな話し方をする大人がだーーーーいすきです。
大人だけど自分が救われたいだけの身勝手な祈りをする人間臭さも可愛いと思っちゃった。
あんなの全然優しくないね~!特に身代金2000万の末路とか!

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

引き込まれるストーリーと読みやすい文章であっという間に読み終えた。

誘拐という方法以外に沙耶を救う方法はなかったのか…。

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

同じ星の下に生まれたはずなのに、
ふと道が分かれてしまう。
この物語は、シンデレラストーリーというより、
小公女ストーリーの方が近いかもしれないかな。

虐げられ、家族の屋根裏で身を潜めるように生きる少女。
けれど彼女は、自分を憐れむことなく、
堅実に生きている。
誰しも「助けてあげたい」と思わされる存在。

そして帯にもあるように、
最後の最後に「同じ星の下」という言葉の重さが
加わります。

130ページ、彼女の本棚には
カミュ『異邦人』、遠藤周作『沈黙』、
『アンネの日記』が並ぶ。
中学二年生の本棚としてはあまりに重い。
作者はそこで、
「もし自分が彼女の父親なら、
生きるのが辛いことがあるのではと
ひどく心配するだろう」
と書く。
ああ、この作者はきっと優しいお父さんなのでしょう。私は同じような本棚だったのに、
誰も心配してくれなかったんですよ。

読後、噛みしめるような温かさが残った。
“号泣、必須”。
その言葉は、あながち宣伝文句だけではなさそうなのですが、やはり泣く事はなかったです。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とてつもなく苦しくて、切ない。

痛みに麻痺してしまう感覚というものは、過酷な環境で生きる術を身につけたことのようにも思う。だが、その環境に慣れてしまうことはあってはならない。自分の生き方は、他人に決められることではない。ましてや子への虐待など、生まれた命を大切に思えない親は勝手すぎる。子は親のために存在するのではないのだから。
当たり前だが、誘拐は許されるものではない。彼女が救われる形として、他に何か方法はなかったのだろうかとも思う。だが、もし渡辺さんの立場で、あの名前と再会したとき、そして、彼女を救うまでの時間が限られているとき、他にとれる手段が思いつかないだろう。
誘拐という深刻な事態にあるのに、誘拐犯と人質の関係と思えないような場面に心が解けてしまう。
もちろん誰も悪くなかった、ということはない。償うべきことはあるのかもしれない。それでも、こうして彼女が救われてよかった。
そして、自分の命に意味を感じなくとも、誰かのためになるのならば、そのためにもう少し生きようと思えること、そこにはとてつもなく大きな愛があった。

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2026年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

よかった。最初は誘拐と2人のやりとりがあべこべな感じがクスっとしてそれが楽しくて早く読みたい、という感じだった。ラストは意外な展開だったけど、ラストよりも途中のクリスマスディナーまでが、とてもよかった。全部知ったあとだと、渡辺さんの心を考えるとうるっときた。

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

ずっと気になっていたこちら。誘拐というミステリーと虐待の社会派がきれいにマッチしていた。途中、中だるみしつつ基本的に先へ先へと進められた。渡辺さんの正体は、イヤミスっぽいとんでもないグロテスクなものか、沙耶にとっての救いとなる神的なものになるかどっちかだと思っていたが、それにしても最後までなぜ沙耶を選んだのかわからなかったけど最後に明かされてすっきりして終われてよかった。イヤミスも好きだけどこういう感じのミステリーもいいなあ

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2026年03月30日

Posted by ブクログ

今まで読んだことのない類の小説のように思えました。特に、終盤がとても好きで想像していなかった方向に物語が展開していくので読むスピードが速まりました。
ただ、物語前半の単調さが少し長かったように思えたので星3をつけます。

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2026年03月04日

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