【感想・ネタバレ】お探し物は図書室までのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

登場人物たちの幸せを願いたくなる本。
各話の主人公たちが別の話にも出てきてくれるので嬉しい。
皆それぞれ小町さんを見て色々なものを思い浮かべているのが面白い。
私も小町さんの付録が欲しい!

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2024年05月19日

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これからの人生でお守りになるなと感じた1冊。
どのお話を読んでも、落ち込んでつらい時は心が安らいで、ハッピーな時に読んでも気分が朗らかになると思う。
特に

あと、それぞれの主人公が小町さんと対面した時、小町さんのことをどういう風に形容したのかが個性が出て面白いなと感じた!

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2024年05月18日

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短編集で読みやすく各々が心温まるお話。どの章にも刺さる言葉があり、うるっとしてしまった。元気を出したい時にそっと背中を押してくれるような、もう少し頑張ってみようかなと思えるような、人に勧めたい1冊。

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2024年05月17日

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一つ一つの言葉が優しくて、じんわり響く 登場人物の環境や本への関わり方もそれぞれだけど、どの主人公も多くの人が人生で出逢うであろう境遇の中にいて、共感性が高かった
綺麗事のような言葉も、出てくる本や登場人物の感情に乗せて書かれているせいか、すごく説得力がある

大きな卵と出会ったそのとき、彼らはもうすでに、どこかで習得していたのだ。カステラの作り方を。
→いつかやりたいことに出会った時、それを実現できるように、今は目の前のことを愚直にやって、新しいスキルも身につけていく

「僕はあのとき、運命のタイミングを見逃さなかった」

自分が持っていない属性や状況にある周りの人ばかりを羨むこと=メリーゴーランド

自分はまだ結婚もしてないけど、3章の母親の葛藤辛かったな。子供と自分の人生(仕事)の両立ってほんとに難しい。

自分が中心だと思うから、「やらされている」と被害者意識を感じてしまう
→抗えない選択を与えられた(と思い込んで)ことで、自分が身動き取れなくなってしまってるからこそ、周りに責任を求めるってことかな

「どんな本もそうだけど、本そのものに価値があるんじゃなくて、あなたがどんな読み方をしたかっていうところに価値がある」

「向こうから勝手にやってきた話じゃなくて、夏美が動いたから周りも動きだしたんだ」

自分のやりたいことをやるんだから、やりたいことができる確率は100%

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2024年05月20日

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心が温まる短編集でした。
こんな素敵な司書さんがいたら毎日図書室に通ってしまうと思います。
登場人物それぞれの悩みにそっと寄り添ってくれる司書さんの言葉、選ぶ本がとても魅力的でした。
1冊の本に人生が救われることがあることをしみじみと感じました。

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2024年05月14日

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すっごく好きな小説でした。
特に、夏美さんのところが好きです。
内容的はすごくリアルだし考えさせられるけれど、それをふわっと包み込んでくれるような優しい本でした。
人生に迷った時に、小町さんのような人がいてくれるなんていいな。もちろん小町さんは素晴らしいけど、登場人物の今の自分を変えたいという思いが新たな道の発見に繋がったと思うので登場人物も素敵だなと思いました。
日常の欠片のようなところに実は大切なことが詰まっているということを教えてくれる本です。

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2024年05月14日

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サクッと読めて、じんわり温かくなる本。手元にずっと置いておきたいなと思える本です。羊毛フェルトも作ってみたくなる…。

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2024年05月12日

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すごく読みやすく、前向きになれる話だった。
今の自分と照らし合わせる部分もあり、心に響く内容だった。

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2024年05月08日

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そうだ、その通り、頑張れ、と応援しながら読んでしまった。社会とは?自分とは?を考えさせられる奥深い内容をわかりやすい言葉で伝えてくれる良書。

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2024年05月05日

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おまけのフェルト、につられて読み進めていくつちに、大きなプレゼントを頂いたような読後感。
愛犬を亡くしたとき、代わりに枕元に置けるような、愛犬の姿を刺し込んだフェルトをプレゼントしてくれた娘にも、早速薦めたくなった本❗️

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2024年05月04日

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ネタバレ

自分の仕事に誇りが持ててない時、夢が実現できないことを嘆いてる時、ワークライフバランスやキャリアで悩んでる時、残りの人生を考えてしまう時。人生の色々な場面でこの本に出会えたら優しく背中を押してくれそう。
司書が単に役立つ本を紹介するだけではありきたりであるけど、小さな付録が絡むことで主人公たちが見つけるそれぞれの解が一気に立体感を帯びる。この辺りの手法が見事。ずっと手元に持っておきたいと思わせる一冊。

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2024年05月01日

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青山美智子さんの作品にまたほっこりさせていただきました。

町の小学校の隣にあるコミュニティハウスの中にある図書室の司書の小町さんが、探している内容の本と、何故か「?」と思える本をおすすめしてくれて、更に手作りの羊毛フエルトの「付録」まで。

小町さんの選んでくれた本で、人生のモヤモヤや悩みを乗り越えて前に進んでいく。

印象に残ったのは、三章の夏美さん。

子どもが生まれてから、やりたいことがやれない、こんなはずじゃなかった。
育児は、想像以上に手ごわいと言う夏美さんに、小町さんは「お産は大イベントだったでしょう。でも、お母さんも大変だっただろうけど、子どもは生まれてくるときに相当な苦しみを耐え抜いてこの世界に飛び出してきた」と。
そういう考え方があるんだ~と、心に残った。


「嬉しいとか幸せとか感じるたびに、私がんばって生まれてきたかいがあったって、噛みしめてる」

「人生で一番がんばったのは生まれたとき。その後のことは、きっとあのときほどつらくない。あんなすごいことに耐えたんだから、ちゃんと乗り越えられる」

この先、何かに悩み迷うことがあったら思い出したい言葉。

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2024年05月01日

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短編各々の主人公が心に秘めた悩み事を胸に、司書官へ本の相談をする。探し物の本+1冊(付録つき)、その人に合った本を薦めてくれる。
その1冊(付録つき)を薦められた理由がわからず、主人公が自分で考え、自身だけの答えを見つけ、前を向いていく。
心が温まったり、前を向かせてくれたり、気持ちの良い小説だった

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2024年04月27日

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全然司書さんとは程遠い仕事をしていますが、こんな司書さんみたいな人になりたいなと思った本でした。
読み進めると、登場人物の皆さんが繋がっていく感じが好き。自分の変化や影響は意外とまわりの人へ広がっていくんだろうな〜と思いました。

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2024年04月27日

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ココロにすーっと入ってくる小町さんのコトバ
ココロに刺さる小町さんのコトバ
私にはたくさんあった。

ひとりの司書なのに、初めて見た時の印象が5人とも共通なところや、それぞれの反応なところが面白かった。

この本に出てくる本が読みたくなっり、詩の楽しみ方も新たに知れた。

前向きな気持ちや、あたたかい気持ちになれた本。

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2024年04月24日

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ネタバレ

心温まる作品
久しぶりに一気読みしました。

・書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値がある。
・何かを始めるときにはそれが後から役に立つかどうかなんて、考えたことない。ただ、心が動いたら、それだけでトライする理由になると思う

とても心に響きました。

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2024年04月23日

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今更読みましたが、なるほど、これは本屋大賞とってもおかしくなかったと思う作品でした。
5編の中編の巧みな構成、読み手の心をくすぐるそれぞれのリンク、人々の人生が浮かび上がる物語。
一気に読んでしまったので、物語の世界に濃く関われました。人との繋がりでそれぞれの次の人生を開いていく、希望の物語です。

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2024年04月17日

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タイトルからなんとなく敬遠していたけど、悩んでいる時に読みたくなる作品だなと思った。
元気をもらえる、素敵!

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2024年04月14日

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『大した仕事ではない』のではなくて、『大した仕事をしてないだけ』というフレーズ。
身につまされる言葉で、かなり印象に残った。
仕事を通して人と人のつながりが温かく感じられるストーリー。

仕事に関して、何かしらの不安や不満をもっている方に読んでもらいたい一作でした。

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

優しい気持ちになれる優しいお話ばかりでした。
羊毛フェルトもやってみたくなりました。
付録貰いたいです。

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2024年05月19日

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ほっこりが売りかと思いきや、案外「社会」とか「信用」とか生きることについて確信めいたこと書いててホホ~ってなった

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2024年05月17日

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ひたすら前向き。さゆりちゃんはマツコデラックスの像で補完されてじわじわ。疲れ果てた何も物にもなれない自分を肯定してくれる。
趣味がない周りの人に伝えたい。役に立つかじゃなくて心を動かされるか。

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ぐりとぐらにこんな解釈があるのか!
"今は生活を整えながら、やれることをやりながら、手に届くものから身につけていく。備えていく。森の奥で栗を拾うぐりとぐらのように。
とてつもなく大きな卵に、いつどこで出会うかわからないのだから。"
確かにそうとも取れる。絵本って奥深い。。

以下にも響いた言葉を。
こんな捉え方で過ごしたい。

「よくあることよ。独身の人が結婚してる人をいいなあって思って、結婚してる人が子どものいる人をいいなあって思って。そして子どものいる人が、独身の人をいいなあって思うの。ぐるぐる回るメリーゴーランド。おもしろいわよね、それぞれが目の前にいる人のおしりだけ追いかけて、先頭もビリもないの。つまり、幸せに優劣も完成形もないってことよ」
「人生なんて、いつも大狂いよ。どんな境遇にいたって、思い通りにはいかないわよ。でも逆に、思いつきもしない嬉しいサプライズが待っていたりもするでしょう。結果的に、希望通りでなくてよかった、セーフ!ってことなんかいっぱいあるんだから。計画や予定が狂うことを、不運とかしっぱいって思わなくていいの。そうやって変わっていくのよ、自分も、人生も」

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

読みやすい。
2日くらいで一気に読める。
心に余裕がなく久々の読書だったので、じんわり心が温かくなってとても良い気持ちになった。

壮大なこと、何かを成し遂げるなどではなく、自分なりの幸せや悦び、楽しみを見つけて一歩を踏み出す勇気をもらえる感覚。

どの登場人物も、人との関わりの中で発見していく。
家で一人で居ては何も生まれない、どんどん外へ出て、大切な人との関わりは特に大切に、それでも新たな刺激を探し求めつつのんびりと生きていきたいなぁ

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2024年04月25日

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心がほっと温まる本でした。

私は子育てしながら転職したいと思っている身で
特に3章がうんうんと頷ける話だった。

「書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ」が好きなフレーズでした。

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2024年04月17日

Posted by ブクログ

どの章も良かったです。
こういう作品の中でてくる本は、実際には存在しないことがほとんどなのに、小町さんがおすすめする本は全て実際にある本というのも面白くて、調べて見たりしました。
もし、小町さんがほんとにいたら私にはどんな本をオススメしてくれるのかなぁ。

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本の内容が素敵だったことはもちろんのことだが、最後の考察の部分で、「小町さんのように、ただ話を聞いて受け止めてくれる人がいる世界は皮肉にも現代ではファンタジーとなってしまった。」という旨のコメントが一番心に残った。
私は小町さんのような人になりたい。

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2024年04月08日

購入済み

前向きになる

まず行動を起こすことで物事が動いていく、そんな前向きになれる物語です。なんだか暖かな読後感があり、どんどん読み進めてしまいました。

#ハッピー #ほのぼの #癒やされる

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2023年08月16日

購入済み

お探し物は図書室まで

こういう短編の小説は読みやすいし内容も頭に入ってきやすいから好き!
短編やと思いきや、内容が少しずつ繋がってるから読んでて面白い
こういう気付かされる系ってあんまりないから読み応えあるしまた読んでみようと思える
青山美智子さんの小説好き

#ほのぼの

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2023年04月09日

Posted by ブクログ

「計画や予定が狂うことを、不運とか失敗って思わなくていいの。そうやって変わっていくのよ、自分も、人生も」p.159
「たとえば十二個入りのハニードームを十個食べたとして(略)そのとき、箱の中にある二つは『残りもの』なんでしょうか」p.256
「そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです」p.296

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

個々人の「解釈差」がテーマの本だと思った。
詩であったり、占いであったり、抽象的なものが登場する。絵本だとか、いろんな本が出てきて、幅広い年齢層と、いろんな人の見方と意見がある。作中、同一人物であるのに小町さんを表す表現が皆バラバラなのもその例だろうと思う。でも声の優しさだったり、あたたかい人柄、本質は一緒なのだ。どれも前向きであたたかな話なのはわかる。
しかし、個人的には『赤と青とエスキース』の方が好き。多分登場人物の悩みと共感できる人にとっては良い本なのだろうが、ちょっとお説教ぽいと感じてしまった。

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

人生について考えさせられる暖かい作品。
自分にはできることと出来ないことがあり、それは適材適所で今いる環境で求められずとも違う環境では求められるかもしれない。
あとがきで読者は何か自分に得られるものを求めて本を読むと書いてあった、自分はこの本から得られるものがあっただろうか?この考えに辿り着いてる時点であったのだろう。

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2024年04月12日

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