【感想・ネタバレ】お探し物は図書室までのレビュー

あらすじ

2021年本屋大賞第2位!! 「お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?」 仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。 自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

著者の作品を読むのは『木曜日にはココアを』に続き2作目なんだけど、どうしてこんなに心の真ん中をストレートに突くことができるのか、と。
特にニートの主人公の作品が響いた。
でも全体を通して“自分の居場所”についての話で、環境や性別が違うのに全部の主人公に共感できる部分があって、「どんな自分でも大丈夫」と肯定して励ましてもらえたような気持ちになれた。
こんなありきたりな感想しか書けないけど、暗い場所に光がさすような、そんな気持ちにさせてくれる本当に良い作品だった。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

 今を生きる良さとか凄さとか重要さを感じさせる一冊。そして、そこで生まれる繋がりにも美しさを感じる。

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

まず紙質がしっかりしていていい。短編連作で、「コミハ」を中心にそれぞれのつながりもサラリと描かれていて、嬉しい発見が感じられる。文章もスッと入ってきて、世界に入り込める。物語が何より温かくて、この世界も悪くないかも、と思えてくる。実在する書籍が題材にもなっているから、また世界が広がりそう。すごく良かった。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

小町さんのキャラがいいな。登場人物の第一印象がとにかく大きいなのも面白かった。
悩みを抱えた大人たちが、司書の小町さんが勧めた本に出会うことで、少しの希望を見出して生きていくという話。青山美智子さんの本を読むのは2冊目で、前回は「赤と青とエスキース」だった。著者の本は、人の心の動きを細やかにとらえていて、読んでいて共感できるし心地よい感じがする。ココアの本も読んでみよう。
伏線とまではいかないけど、他の短編の登場人物が絡んでくるのがアツい。この部分に伊坂さん味を感じて好き。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

人生なかなか思うようにいかないよね

この本は人生の処方箋のよう
暖かく手を差し伸べてくれたり、
背中をおしてくれたり、
心を軽くしてくれたり、
そんな気持ちになる。
そして繋がり

多くの人が、この本や
青山さんの小説を
好きな理由がそこにあった

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

様々な年代で感じるモヤモヤ感を見事に表していて、少し前を向くヒントのようなものを受け取った気がします。
読みやすく、飽きずに読み進められました。とても満足度の高い一冊でした。ありがとうございます。

本文より
「どんな本もそうだけど、書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ。」

知識を得るための読書に飽きてしまっていたので、あーそうだったと改めて気付きました。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

この本は、読後感がとても良い一冊だった。物語の中に意地悪な登場人物が出てこないので、安心して読み進めることができる。不器用な人は多く登場するけれど、みんな素直で、与えられたきっかけを大切にしながら少しずつ変わろうとする。その結果、事態が少しずつ好転していく様子が心地よかった。

また、題名の通り「本の魅力」に改めて気づかせてくれる物語でもあった。本を読んでいると、時々現実とシンクロする瞬間があるという描写にはとても共感した。普段あまり読まない詩についても、登場人物が一つの言葉を丁寧に想像していく姿を通して、「読んでみたいな」と自然に思えたのが印象的だった。

特に心に響いたのは、「世界は信用で回っている」という言葉だ。登場人物と同じように、私自身も不器用で、真面目さだけが取り柄のところがある。うまくできずにイライラすることも多いけれど、愚直に真面目に頑張っていれば、きちんと信頼される。この本を通して、普段の自分の行動が肯定されたような気がして、嬉しくなった。

もう一つ強く印象に残ったのは、「誰かが誰かを思うことが居場所につながる」という考え方だ。これまで居場所とは、ただ安心できる場所のことだと思っていた。しかし、居場所とは「誰かが自分を思ってくれている」と感じられることなのだと、この本を通して腑に落ちた。

仕事では、子どもたち一人ひとりが「自分にはこの学級に居場所がある」と感じてほしいと思っている。そのために、「あなたのことを思っているよ」というメッセージを送り続けたいし、子どもたち同士が互いを思い合える機会も大切にしたいと感じた。また、家庭でも、相手を思っていることを言葉や態度で伝えることを、これからも大事にしていきたいと思った。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

色んな形で人生に悩みをもつ5人が図書室の司書さんに巡り会い、薦められた本をきっかけに人生を変えていく話。
計5話の短編集ですが、それぞれの話から自分の人生にも活かせそうな考え方が沢山あった気がします。
初めは自分もそんな司書さんにあって何かのキッカケになる本を薦めてほしいと思って読んでたけど、読み終わる頃にはこの一冊がもうキッカケなんじゃないかと思えるような作品でした。

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2026年01月08日

Posted by ブクログ

読み終わった後に、心が浄化されたような気になって、すごく心地が良くなった。

短編集のようで、それぞれが独立した話になっていて、その中できれいにオチまでいっているのがいい。主人公たちが自分にとって、大切なものに気づくのが、まるで自分を見ているようで、自分も読みながら自分の日々を振り返っていて、次にまた頑張るやる気がわいてきた。

また何か工夫して頑張ってみよっと!

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2026年01月06日

Posted by ブクログ

いつもそばにいる人から
勧められて本作を手に取りました。
青山さんの作品は初めてかな。
とても読みやすかったですね。
連作短編の面白さをじっくり味わえました。

どの世代の登場人物も人生の岐路に悩み、
本を通じて希望を見出していくのですが
ああ、そんな時代もあったなあとか
まさしく今の自分に当てはまってる!などと
共感することしきり。

いつもそばにいる人から
この本を勧められた理由が
なんとなくわかるような気がしてきたのは、
自身が本作を通じて
「読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを」
得たからなんだろうなとしみじみ思っています。

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

レファレンスの小町さんが利用者にくれる"本のおまけ”も愛らしくて、羨ましくなるし自分だったら何が貰えるんだろう?と想像を膨らませて楽しくなる。「書物そのものに力がある、というよりあなたがその読み方をしたことに価値がある」という小町さんの言葉が心強くて、背中を押された気分。

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2026年01月01日

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ネタバレ

図書室のレファレンスのところにいる小町さんに本を探してもらってから人生が少しずつ回りはじめる短編集。それぞれ自分のやりたいことや、未来、子育てとか生き方とかに迷ってたりわからなくなってる人で、そんな人に本と羊毛フェルトでつくった付録が寄り添ってくれるというか、明日への活力、希望が湧いてくる作品だった。心が晴れるような、澄み渡るような、なんともいえない高揚感と少し泣きそうな不思議な気持ちになった。私は私の好きを集めていけばいいんだよね。いつかは明日になる、私次第で。人生の指針みたいな本だった。私はこの本向いてたかも。手元に置いておきたい作品だった。アンソロジー作るぞ!!

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2025年12月30日

Posted by ブクログ

素敵な1冊!大好き。小町さんからもらうヒントで、みんな自力で前に進む。温かい、応援されるような物語。

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2025年12月29日

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私も小町さんがいる図書室に行ってみたいなあと思った。人生の探し物を手伝ってくれる、でも自分で探し出してもいる、どれも強くて温かい話だった。全部読み終えた後にまた表紙を見てほっこりした気持ちになった。

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2025年12月22日

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20代〜60代までの男女それぞれのリアリティのあるエピソードと本に助けられる共通点がじんわりと心に染み入る1冊。
本が好きな人はもちろん、ふだんはあまり読まない(活字が苦手で読めない)人もきっとハマるだろうな〜と思う!
個人的には自分の過去の経験と感情がリンクした第3章のワーキングマザーのエピソードがすごく刺さった!3回くらい涙が出た。。
人間関係や働くことに悩んだ時には再読したい。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

青山先生の本は読みやすいものが多く今回もすらすらと読むことができました。
特に3章の内容が今悩んでいることと重なりすーっと心に沁みました。
私も前を向いて自分で歩いていこうと思うことができました。
読んでよかったと思える本に出会えてよかったです。

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2025年12月20日

Posted by ブクログ

定期的に読み返したくなる本です。

読んでいくと自然と自分も救われる感覚になります。5人の仕事や人生に行き詰まりを感じている登場人物たち。年齢も職業も性別も異なるため、読者は誰かには感情移入できる内容なのでは無いでしょうか。

特に気に入ったのは「メリーゴーランド」の例えです。
独身の人は結婚してる人を羨み、結婚してる人は独身の人を羨む。お互いがお互いの背中を追い続けるけど追いつけないし、そこに一位は存在しない。

みんな違ってみんないい。素敵な比喩だと感じました。

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2025年12月18日

Posted by ブクログ

これだから小説を読むのをやめられない。

自分自身の生き方に変化をもたらしてくれる小説に出会える瞬間が皆様にもあると思います。私にはこの小説がそうでした。


誰にでもありえるような困難に対して
「こんな考え方もあるんだよ。」と優しく気づかせてくれるそんな物語でした。

これからは辛くなった時や迷った時などに読み返して勇気をもらおうと思います。

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

まず、青山美智子さんには感謝申し上げたい。
5人のそれぞれ生い立ち、職業、性格が異なる人間が人生、仕事に悩みを感じている中、図書室の司書(小町さゆり)に出会い、その出会いがきっかけで読んだ本により、それぞれの人間が自ら前向きになれる答えを見つけていくことに対しては自分もたくさん本を読みながら、前向きに生きていきたいと感じた。

この本の解説者である石井ゆかり氏は
この本はあくまでフィクションかつ、ファンタジーと表現していた。その解説を読んだ瞬間、確かに現実世界にはもっと深刻な悩みを抱え、この本で登場する5人の主人公のように前向きに生きてなどいけない人間が必ず存在するなと思った。石井ゆかり氏はそのことを暗に読者に伝えたかったのでは?と予想した。

ただ、少なくともこの本に出会い、5人と同じように前向きに人生を生きていける人間も必ず存在する。私はそのような人間になれるように生きていきたい。

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

劇的に人生が変わる一冊というよりは、そっと寄り添ってくれる感じ。日常の切り取りを読んでいる、覗いている感じ。章によって人が変わり、その人が年代や性別や職業が異なるので飽きない。

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

気になってたけど、読んでみると、こんな感じかぁ感否めなかったけど
産休明けで移動になった夏美の話で自分と重ね合わせて号泣。ニートの浩弥の話しのときらこの本が好きになってた。深く差刺さるわけではなきけど、じんわりと届くものがある。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

レファレンスする小町さんが選書し付録を渡す。
少々SFチックなほどに人生と絡み合いすぎなんじゃないかなと思ったけど、最後まで読んで納得できた気がする。

読者が意味を見出しているだけにすぎない。
それは常に物事を学び考え、立ち止まらない人間に期待して書き留められた事だと思う。

著者の作品はまだ2作目だが、「これは著者がいつぞや実際に感じ、学んだ事だろうな。」と、登場人物を介して伝わってきた。
しかし、それらはノイズではなく作品に溶け込んだ思想で、むしろ作品が奥深いものになっている気がした。

本当に暖かい短編の連続で賞の最後数ページは目元がうるうるできた。

詩にも手を出してみたい…

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

読み終わって元気が出ました!付録の羊毛フェルト(表紙)が可愛い。今の自分の心情にぴったりな本を見つけてくれる司書さん、私も出会ってみたいです。

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コミュニティハウスの図書室という場所、そしてそこで出会う小町さんという人。章ごとの主人公がその共通点をもっているだけかと思いきや、読んでいくうちに実は少しずつ繋がっている、という美しい構成に感動した。よく考えれば、同じ地域に住んでいるということは、知り合いである可能性も少なくないはずなのに、まったく異なるコミュニティで生きる人々をまったく別世界の人間であるように勝手に思い込んでいた。みんな同じ社会に生きる人間なんだなと改めて思った。そして、全章を通して、先のこと、将来のこと、未来のことを考えすぎて悩むのはでなく、今目の前にあること、今ワクワクすることに積極的に取り組み打ち込んでいればいいのだと感じた。それが未来をつくっていくのだ。今一歩踏み出すことの大切さを感じさせてくれる一冊だった。

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2025年12月24日

Posted by ブクログ

母に勧められて読んでみた。
人生は十人十色で、でも全員前を向きたいともがいていて、そんな人達に本を通して、そっとヒントをプレゼントしてくれる。
私が本を読むのひとつの目的と重なる部分があるのかもしれないと思った。

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2025年12月24日

Posted by ブクログ

本への愛に溢れた作品。
本が必要な時は誰にでも必ずあって、その必要な時にこんな風に自分のための一冊に出会えたらと思えるエピソードが詰まっている。

ある意味ファンタジーなのだと解説にもあったが、確かに小町さんという登場人物然り、絵本の中の世界のようにあたたかく、それでもリアルさも失っていないところがよかった。

「どんな本もそうだけど、書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ」

「みんながわかったような口ぶりでそう言うから、そんな流れになっちゃうんだよ。本を必要としている人はいつもいるの。誰かにとって大切な一冊になる本との出会いが、本屋にはあるんだよ。私は絶対、この世から本屋を絶やさせたりしない。」

「そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです」

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2025年12月24日

Posted by ブクログ

仕事や人生に行き詰まりを感じている、の裏表紙あらすじを見て購入。
上手く行かない時ってたくさんある。
立ち止まって振り返って自分の感覚で決めればいい。って思えた。

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2025年12月22日

購入済み

前向きになる

まず行動を起こすことで物事が動いていく、そんな前向きになれる物語です。なんだか暖かな読後感があり、どんどん読み進めてしまいました。

#ハッピー #ほのぼの #癒やされる

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2023年08月16日

購入済み

お探し物は図書室まで

こういう短編の小説は読みやすいし内容も頭に入ってきやすいから好き!
短編やと思いきや、内容が少しずつ繋がってるから読んでて面白い
こういう気付かされる系ってあんまりないから読み応えあるしまた読んでみようと思える
青山美智子さんの小説好き

#ほのぼの

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2023年04月09日

Posted by ブクログ

良くも悪くも、、、という感じでしょうか。
心に刺さるものがあまり無かった気がします。
ただ、前向きな内容なので読んでいて嫌な気持ちにはならなかった。ワクワクもしなかったけど..

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

「夢の先を知りたいと思ったのなら、知るべきだ」

2026年はやりたいことたくさんやるぞ〜!!行動力が湧いてきた^_^

メルカリで購入したんだけど、
煙草の臭いが染み付いてて早く読み終わりたくて必死に読んだ(笑)

2026年9冊目!

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

ある章でスポットライトを浴びた人物が他の章に登場し、影響を与え合っている構成は世界が狭まり内輪ノリの助け合いのように見えるので苦手。
作品自体は面白く、登場人物が魅力的。紙面から浮くような話し言葉でも捻りのある言い回しでもないのに、その人の個性が浮かんでくる生き生きとしたセリフ回しで良い。

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2025年12月31日

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