あらすじ
2021年本屋大賞第2位!! 「お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?」 仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。 自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。
感情タグBEST3
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登場人物が変わっていく様子を見て、自分の仕事や人生も愛おしく思えた
こんな世の中ではやりたくないこと、なりたくない姿ばかり想像してしまうけど、叶わなくても何かひとつ、素敵な夢や理想があったらもっと楽しく生きられるかもな〜
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優しくて、ほっとする物語が大好きなのでどの話もとても良かった。特に眼鏡屋の桐山くんの物事に対する考え方が好きだなと思った。柔らかくて、でもちゃんと芯があって…こんな人が隣にいるといいなと思った。いつか桐山くん目線での世界も見てみたい。
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▪️自分の人生を愛おしむために
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0.総括
青山美智子さんの『お探し物は図書室まで』は、悩みや生きづらさを抱える人たちが、司書の小百合さんから渡される一冊の本と付録をきっかけに、自分の人生と向き合っていく温かな物語だ。
登場人物たちは皆、現状に対する焦りや葛藤を抱えている。
自分にできないこと、思い通りにいかない現実に思い悩み、時には他者や社会と戦おうとして疲弊してしまう。
しかし、この作品が教えてくれるのは、無理に現状を変えようと戦わない姿勢の大切さだ。
置かれた状況や自分自身の不完全さを一度素直に受けいれること。そこからしか、本当の意味での変化は始まらないのだと感じた。
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1.作中で描かれる本や言葉
主人公たちに直接的な答えを与えるわけではない。ただ、ほんの少し視点を変えるためのヒントをくれるだけだ。
本を読み、自分自身と向き合うなかで、登場人物たちは「今、自分にできること」を見出していく。
誰かに言われたからではなく、他人の評価を気にするのでもなく、最後にどう生きるかを決めるは自分自身なのだという強い意志が、彼らの歩む背中を押し、人生をゆっくりと輝かせていく。
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2.なぜ、わたしたちは、惑うのか?
私たちは日々、他人の目や社会の価値観に惑わされ、自分を見失いそうになることがある。
しかし、現状に抗って無理に戦う必要はない。
今の自分を静かに受けいれ、自分の足で一歩を踏み出す決意をすること。
それが、自分らしい人生を歩むための第一歩なのだと、本書は優しく教えてくれた。
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3.読み終えて
本を開くことで得たこの学びを胸に、私も自分の人生を愛おしみながら、自分の手で明日を選び取りたいと考えた。
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ちょっと上手くいっていない時に読んだこともあり、もうちょっと頑張ってみようと思わせてくれる本。
心に留めておきたい言葉もいくつかあって、「お守り」みたいに何かあったらまた読んで元気もらいたいなと思った。5つの話も少し繋がっていたり読んでいてほっこり。他の作品も読みたいと思った。
夢のまま→日々楽しくしてくれるひとつの生き方
夢の先を知りたいなら→知るべき(動くべき)
いつか が 明日 になる
横向きの景色 カニ歩き
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素敵な物語。色々な出会い、関わりの中で人は繋がり…それが社会というものなのだと、そして紛れもなく自分はその社会で生きている大切なひとりなのだと気づいた。
最近訳あって、世界が狭くなったと思い込んでいたけれど、いやいや社会と繋がりを持ってまだまだがんばります! 今、そう思ってます!
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5.0
素晴らしい。
心が洗われる、ぜひ皆さんに読んでもらいたい。
驚きとか大どんでん返しはない。
人繋ぐ優しさ、触れ合いを優しく書いている。
その中で人としての生き方をゆっくり、柔らかく教えてくれる本。
凄く大好きです。
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ほっこり、前向きになれる本だった。
登場人物が図書室を利用する度に、繋がりが見えてきて最後にはそういうことだったのか!という伏線じみた部分も楽しむことができて、面白かった。
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どのお話にも共感できる所があり、自然と涙があふれてきた。少し落ち込んでる時に読んだからか、背中を押してもらえたような気がする。
羊毛フェルトにも挑戦してみたくなった。
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心が温まり、生きることを前向きに考えられるようになった作品でした。
主人公がたくさん切り替わるけれど、その主人公達全員が、物語の中で繋がっていて、人との繋がりの大切さを感じることができました。
登場人物全員にどこか共感できる部分があって、自分の悩みも小町さんに聞いてもらえたような気がします。
私も今できることを今懸命にがんばろうと思います。
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小町さおりさんは私に何の本を薦めてくれるのだろう。どんな付録をくれるのだろう。小町さんが、本も付録も、その意味は自分で見つけていると言っていた。この本が私に与える意味も自分で見つけていることに気づいた。いつかじゃなく、今動き出そう。
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各章ごとに、何気ない日々のなかで悩む自分が少しずついるような気がした。司書さんがメンターのようになり、少しずつ彼らを少しずついい方向に導いているような気がした。突飛なことをするのではなく、地に足をつけた現実的な解決の仕方をしていくのも良かった。わたし自身も、日常が少しいい方向に行くように行動して行けたらいいなと考えた。
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2026年15冊目
自分を探したい、
今の環境に疑問を感じている人へ。
というレビューを見て、なんとなく購入した
1冊
今の職場環境に不満、疑問があるわたしにも
何かのヒントになればいいなって思った
登場人物それぞれの物語になっているが
多すぎず少なすぎず、それぞれの繋がりもあって
とても読みやすかった
わたしの周りにも小町さんのような司書さんが
いればいいのにってすごく思った
各章でそれぞれ心にグッとくる言葉があり
すごく考えさせられたし為になる1冊
語彙力が足りなくてこの感動を言い表せないけど
レビューの通り、人生に迷っているような人や
この先に悩みがある人にこそ読んでほしい
人生を変える1冊になりうる本を
見つけた気がして嬉しい
今後も再読していきたいし、
他の作品も読んでみたくなった
Posted by ブクログ
短編5つ。ちょっと話ができすぎている、いい話すぎる、ような印象を最初の2つでは感じたが、話としては好きだった。
夏美、浩弥の話は、すごく好きで、読んでて泣きそうだった。
どの話も、人は人に影響し合っている、という事が伝わってくる話で、感動した。 同じような感動を、昔読んだ伊坂幸太郎の透明ホッキョクグマ?だったかで、感じた記憶がある。 自分は人との繋がりに憧れるけど、人との繋がりを作ることが上手でないと自覚しているから、こういう話を読むと身に沁みるんだと思う。昔は慰めのように捉えていたが、最近は、真実だと素直に感じられるようになった。コテンラジオで深井龍之介も、偉人でなくても生きているだけで人は影響を及ぼしていて、生まれた意味があるみたいな事を言っていて、感動したのと同じ気持ちだ。
進化論に関わったダーウィンとウォレスと、さらにその周りの無名の人たち。
酢豚のパイナップルの話も良かった。
「少数派かもしれないけど、酢豚のパイナップルを好きな人はいて、その人たちはちょっと好きってレベルじゃなくて、ものっすごい好きなんだと思うんです。好きの熱量の問題っていうか。たとえ多数に受け入れられないとしても、その人たちがいる限り存在が守られるんだと思うんです」
自分は酢豚のパイナップルは好きじゃないけど。
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小町さんのセリフは刺さります。『いつかって言ってる間は、夢は終わらないよ。無計画な夢も悪くない。日々を楽しくしてくれるからね。だけど、夢の先を知りたいと思ったら、知るべきだ』と言うやいなや、びっくりするくらいのスピードで(北斗の拳のケンシロウの手さばきみたいに)キーボードを打って、おすすめの本一覧を出してくれる。それには、思いがけないおすすめ本が必ず書いて合って…
自分が2つの仕事を掛け持ちしているので、《パラレルキャリア》という表現にハッとした。パラレルキャリアには主従がなくて。両方やることで、どっちも苦しくならなくなる。本当に、そう。どちらも一生懸命にやれる、やる。
雑誌編集者だったのに産休から復帰したら閑職に回されていた夏美さんのストーリーはかつて自分が経験した悔しさややるせなさがリフレインしてきて涙ぐんだ。
著者のストーリー構成力がすごい。全然、一筋縄じゃいかない。先が予想できない。一冊の本がきっかけになって、人は自分で色んなことに気づいていく。気づいて、動けば、周りの人も動いて変わっていく。
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同じ町の図書室を描いているから当然ではあるけど、違う章に前の章の主人公が出てきたりしてほっこりする。登場人物たちがゆるーく繋がっていて、世界って案外狭いんだなあと思うけど、嫌な狭さじゃない。自分のそばにもこんな人がいるのかもしれないと思える本だった。
小町さんの「本も、そうなの。作り手の狙いとは関係のないところで、そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです」という台詞を読んで、私が本を好きなのってこういうことだよなと思った。正解は作者しか知らないし、作者も正解を持っていないかもしれない。でも本を読んだ時に、どこかで自分と重ねたりして何かを感じとる。そうやって読んだ人の世界が少し豊かになったりするのが本の面白さだなと思った。
この本を読んで、今まで見向きもしてこなかった生涯学習センターにどんな講座がやってるのか見に行ったりした。本を起点に私の見える世界が少しだけ広がって、呼吸が楽になるような気がした。
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5章のオムニバス形式からなる物語です。
自分が何をしたいのかわからない20代、夢はあるけどふみだせない30代、子育てのため仕事をあきらめた40代、定年後何をしてよいかわからない60代の主人公たちが、コミュニティセンターの図書室を訪れ、自分を見つけるストーリーです。
年齢に限らず、自信を失くした時、生き方に迷った時読みたいなと思いました。
Posted by ブクログ
青山美智子さんは、人がうまく言葉にできずに抱えているモヤモヤや葛藤をすくい上げ、丁寧な心理描写で表現するのが本当に上手だと思う。登場人物たちに自分の姿を重ね、心がざわついたり、涙がこぼれたりする場面もあった。
それぞれに迷いや生きづらさを抱えた人たちが、小町さんとの出会いと一冊の本をきっかけに、自分の人生を少しずつ動かしていく物語。何かを劇的に変えてもらうのではなく、答えはすでに自分の中にあり、ほんの少し見方や行動を変えることで道が開けていくところが、とても温かく心に残った。
本は知らなかった世界への扉になり、人との縁や新しい一歩にもつながっていく。読み終えた今、優しく背中を押してもらったような気持ちになれる一冊だった。
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2026.09.19〜09.22
私の探し物は、人に嫌われない会話術、かな。
小町さんは、最後の1冊として、どんな本をオススメしてくれるのかしら?
信用で成り立つ社会、人と出会う社会。そして、読む人がいるから、本がある。そして、どんなふうに解釈しても、それは正しい。どの話もスッと心にしみた。夏美の話以外は。私は、どうも子育てに関する話が苦手らしい。
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自己啓発本を小説として読んでいるような感覚。小町さんはあくまでそれぞれの登場人物の人生の見方を変える触媒であって、最終的には自分自身が変化したというところが良かった。ただし、ちょっととんとん拍子に行き過ぎでは…と思うところがかなりあったのは少し違和感。
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小さなころにだいすきだったぐりとぐらが出てきてなんか嬉しい。
当人たちの悩みとはちょっと離れたような、そんな一冊の本がそれぞれの支えになる、本と人との繋がり方が素敵だし、繋げられるストーリー性も見事。
3章の夏美さんの話で、みづえ先生の「メリーゴーランドに乗っているとこか」というフレーズが印象に残った。ないものねだりで、隣の芝生が青く見えてしまうものだけれど、メリーゴーランドに乗っているんだな今、と思うのはなんだかメルヘンで素敵に思える気がした。
1章それぞれ完結しているけれど、読み進める内にすでに読んだ章の登場人物が関わっていて、繋がっていくのが楽しかったし、私たちの暮らしの中でも実はそういうことがあるのかもしれない、と思ったり。
小町さんはわたしになんの本と付録で寄り添ってくれるんだろうか、と思わず想像してしまういい余韻が残る小説だった。
小町さんとのぞみちゃんみたいな人がいるコミュニティハウスないかなあ。
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小説を読むのは久しぶり。
どの主人公も悩みや葛藤を抱えているが、司書の小町さんからの付録がカギとなり前向きに進んでいこうとする。
中でも夏美さんは同じ働く母ということで嫌でも心境がわかってしまって苦しかったけど、救いのある話でよかった。うまくいきすぎていてそれはそれで羨ましかったけど。
あたたかく前向きな気持ちになりたいと思って手に取った本だから、今回はうまくいきすぎているくらいがちょうど良い。
自分には関係ないと思いこんでいる本でも、物でも、何かしらのきっかけになったりする。思いがけない出会いも楽しみたいと、そんなことも改めて気付かされた。
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読んでよかったし、読むとすごく前向きになれる!
読みながら自分の住む地域でやってる活動とかを思わず調べてしまうくらい、そんな小さな行動ができるような一冊です
5つの話が少しずつ重なり合っていて、読みながら気づき、また読み返し、また読み進めるというサイクルがすごく楽しかった
出会えてよかったー!!!
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この本に私が本を読む理由が詰まっている気がした
私も小町さんから羊毛フェルト貰いたい、可愛いのだと嬉しいな
ヒントを貰っているようで動いているのは自分自身
読書は私にとってそんな存在なのかもしれない
Posted by ブクログ
年代も職業も異なる5人が、図書室で思いがけず新しい本と出会い、そこから新たな気付きや考え方を得ながら、それぞれの人生と向き合っていく姿がとてもリアルに感じられた。
特に印象に残ったのは、自分が今必要としているものや興味のあるものだけを探すのではなく、思いがけない本との出会いが、人生を見つめ直すきっかけになっていたこと。
自分もこれからは、今興味を持っている分野だけに偏らず、普段なら手に取らないようなジャンルの本にも触れてみたい。そこから思いがけない人生の教訓や新たな気付きを得て、自分自身の考え方や生き方を少しずつ広げていければと思う。
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リカバリーカバヒコが良かったので、青山さんの作品を読み進める。
今のところ、この作品が上位に入っている。
こちらもスルスル読めて、ちょっとした待ち時間で読むのにぴったりだった。
ダークな要素がない銭天堂ぽさを感じる。
映像化するなら誰がいいのかなと久しぶりに考えてしまった。
物事の捉え方や取り組みに対し、前向きな気持ちになれる作品。
Posted by ブクログ
完全に短編のオムニバスかと思いきや、少しずつ人や物語が繋がっていて、それが暖かくて、全編通してすごく良かった。
スッと心に入ってくる文体は読みやすく、青山さんの作品は初めてでしたが、あっという間にファンになりました。
司書の小町さんが見つけてくれる本の中に、登場人物の環境や感情を左右したり影響するものが含まれていて、それが大きな変化になっていくのも面白かった。
なにかの答えが見つかる、そんな物語でした。
Posted by ブクログ
【お探し物は図書室まで】
短編5章で繋がりの無い話と思いきや、前章の登場人物が少しずつ話の要所に関わっていて人と人の温かい繋がりを感じました✧*。個人的に4章が好きでした!絵を描いたりモノを作る人には刺さるお話かと…!人は再生できるというメッセージ性も含んでいて素敵でした。
前向きになる
まず行動を起こすことで物事が動いていく、そんな前向きになれる物語です。なんだか暖かな読後感があり、どんどん読み進めてしまいました。