ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 分水―隠蔽捜査11―

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     たくさんの人気シリーズがある今野敏さんの作品の中で、私が一番好きなのがこの「隠蔽捜査シリーズ」です。「分水」はその最新刊となります。
     このシリーズの魅力は、何といっても主人公・竜崎伸也という人物でしょう。キャリア組と呼ばれる警察官僚ですが、生真面目すぎる堅物で、空気を読まず(読めない?)、何事も原理原則に従って判断します。キャリアにありがちな派閥争いや上司への忖度とは一切無縁な男です。
     そんな是々非々を貫く竜崎に、最初は戸惑っていた上司や部下も、いつしか彼を信頼し、ともに事件解決へ向かっていくその過程こそが、このシリーズ最大の魅力だと思っています。
     今回の「分水」でも、竜崎らしさは健在

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    2026年07月14日
  • 6カ国転校生 ナージャの発見(集英社インターナショナル)

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    作者のナージャが6カ国の学校に転校して、その違いの比べが色々乗っていて、面白かったです。とくに、P74の『水泳』に興味がわきました。

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    2026年07月14日
  • 小説の読み方

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    前著のスローリーディングを読んで、ゆっくり読んでいいんだと安堵したことを思い出しつつ読んだ。 冒頭の読む時の視点については、今後読む際に意識したいと思う。作品を読む中で、この著者の作家人生の中でどういう位置付けなのか、という読み方などは考えたことがなかった。 各作品の分析はわかりやすく、普段読む際も細部まで楽しんで読みたいと思った。

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    2026年07月14日
  • 激しく煌めく短い命

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    読み終わってしまった……
    一度も気持ちが切れずに最後まで。
    綿矢りさ凄い、、
    こんな風に言葉を紡ぐ力があったらな
    面白かったです。

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    2026年07月14日
  • エピクロスの処方箋

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    前作に引き続き、腕の立つ内科医雄町哲郎がとても魅力的。医師のしての技術だけでなく、人を救うことへの哲学的な思いが温かく優しい。こんな医師に出会えるといいなと思う。「医療で救えない病気は山のようにあるが、癒せない哀しみはない」は心に響く。考えは違っても、患者の命を救おうとする気持ちは登場する医師すべてが持っていることに感動した。続編がきっと出るはず。甥の龍之介くんや南先生の将来が楽しみ。

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    2026年07月14日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    幼なじみのサムとセイディが大学で再会し、ともにゲーム制作に挑む物語。ゲームづくりを軸にしながらも、仕事小説にとどまらず、友情や愛情、人との繋がりが丁寧に描かれている。

    幼い頃から特別な時間を共有してきた二人だからこそ、お互いを誰よりも理解している一方で、すれ違いや衝突も生まれてしまう。その関係性の変化がゲーム制作にも影響していく様子が印象的だった。互いを大切に思っているからこそ傷つけてしまうこともあり、長年一緒にいることの難しさが伝わってくる。

    軽く読める作品ではないが、素晴らしい作品だと感じた。

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    2026年07月14日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    夢中で最後まで読みました。素人目線でしかないけれど、一文一文に無駄がない気がします。
    凪良ゆうさんの本は、すごく辛くて悲しいこともあるけど カラッとさわやかな風を感じるのでとても好きです。食べ物の描写も、とくに細かいことは書かれていないのにどれも美味しそうだな、と空気感が伝わってきて良かった…(私が食い意地はってるだけかも)

    私が島の人なら、瞳子さんも北原先生のことも
    混ざって悪く噂していたと思う。実際、暁美たちを通して見ればすごくかっこいい大人なんだけれど、他人の目から見たら不倫とか生徒に手を出したとか、やばい人って認識でしかない。
    すごーく良いキャラクターの2人なんだけど、どうしてもどこ

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    2026年07月14日
  • 運転者 未来を変える過去からの使者

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    あまり小説は読んだことなかったが、
    前回読んだ本の影響でさまざまなジャンルの本を読もうと決めて読んでみた。

    すごく読みやすく、読んでから機嫌良くいることがすごく重要に思えてきた。
    これからはいつでも機嫌よくいることを心がけよう。

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    2026年07月14日
  • しあわせ、探して

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    ネタバレ

    幸せの形がどんなものであれ、幸せと認めてくれる本です。相手を想った別れができてしまう人ほど読んでほしいと思います。変に優しさを出して自分の首を絞めてしまう、自分の幸せを大事にできていない私にはとても刺さる一冊でした。

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    2026年07月14日
  • QJKJQ

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    私の乏しい読書体験の中でではあるが、ミステリというものの最高傑作と言いたい作品と出会った。それが本作だ。ミステリに必要なものは読者に対する裏切り、大どんでん返しであるが、本作は他のどの作品とも比べられない所が覆される。ミステリの型というようなものに嫌気がさしていた私を虜にしてくれた。それほど根本からひっくり返された。すべてが伏線になっており、再度読み返したくなる不思議な感覚は、まさしく作者の世界に迷い込んだようであった。世界観は終始ダークでアンダーグラウンドな雰囲気で好きな人はそこも楽しめる。こういう展開もできるのかと、ミステリというものの可能性を見せてくれる一冊だった。

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    2026年07月14日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    若き日の高野さんが、仲間を連れてコンゴ民主共和国のテレ湖へ「ムベンベ」なる怪獣を調査しに行く。
    出発までのいざこざを乗り越えて、コンゴに到着し、テレ湖に向かうもそこは険しい道のり。したたかなコンゴ人に振り回されっぱなし。果たしてムベンベは見つかるのか。おもしろかったです!

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    2026年07月14日
  • 小説 アルキメデスの大戦

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    数学によって戦艦の制作費の不正を数学で正すところから物語が始まります。戦争用語が飛び交うかと思ったが、最初だけちょっと飛び交っただけで後はすらすら読めました。櫂が数学をちゃんと武器として使って戦えてるのがすごい。そして櫂の父親の言葉が結構考えさせられる…

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    2026年07月14日
  • 流浪の月

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    ネタバレ

    「事実と真実は違う」
    この言葉がこんなにも突き刺さる小説はこれしかないと思う。
    読む手が目が止められなかったです。

    常識や正義感や善意という名前がついているどこもなにも尖ってないのに、人を刺せる刃物に
    たくさん刺される文や更紗に切なく、
    また文と更紗が出会って、他人同士なはずの男女が恋愛とは違う何かでお互いを
    優しく支えあって、想いあっている姿に、
    色々とあったとしても、
    2人があの時出会ったことに意味があったし、
    出会えてよかったのだと思えました。


    「わたしの手にも、みんなの手にも、
    ひとつのバッグがある。
    それは誰にも代わりに持ってもらえない。
    一生自分が抱えて歩くバッグの中に、」

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    2026年07月14日
  • チーム・オベリベリ (上)

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    なんと言っても北海道帯広の歴史を感じられる。フィクションではあるが、昔の人にとって海を越えて開発がされていない北海道という未知の世界の始まりが少し恐ろしい気持ちと夢広がる気持ちとがいっぱいの物語だった。
    また、主人公のカネや学校を始めとする人情深いやりとりの模様が感じられるのもいい。

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    2026年07月14日
  • ブティック

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    めちゃくちゃ面白かった〜!!

    「暗夜を照らす、星になれ。」という帯の
    キャッチコピーが最高に熱い〜!!

    理不尽な現実や組織の壁に
    立ち向かう人々の背中を
    力強く押してくれる池井戸作品ならではの
    胸が熱くなる作品でした〜♪



    池井戸さんの作品読むと…
    よし!私も明日からまた自分の仕事頑張ろ〜!と
    背中押してもらえるから好きだな!

    今回の舞台でも、逆境に立たされながらも
    己の信念とプロフェッショナリズムを武器に
    一歩も引かない登場人物たちの姿が素敵でした



    思い通りに進まないビジネスの
    厳しさがあるからこそ
    仲間で知恵を絞り、仲間を信じて
    乗り越えていくプロセスに
    終始胸が熱

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    2026年07月14日
  • 祈りのカルテ 再会のセラピー

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    前作か続いて医療ミステリ短編集のようで読みやすく、話も続いていて楽しめました。
    そして、前作になかった幕間が追加されておりなんと別作品の"あの"2人が登場したことに驚きながらも嬉しかったです。
    同じ作家さんだからできる技ですね!
    そしてサブタイトルの再会のセラピーも「なるほど!」とスッキリ解明し、感動しました。
    ちなみにサイン本なのが自慢です。

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    2026年07月14日
  • オリエント急行の殺人

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    イラクからヨーロッパへ向かう長距離寝台列車、オリエント急行の中で発生した殺人事件を巡るミステリー小説。
    調査するのは名探偵エルキュール・ポアロ。

    日本人からすると不思議なくらい様々な国籍の人が出てくる。いかに外国人にとって多国籍な人は身近で、日本人にとっては遠い存在なのか気づかされた。

    内容はテンポよくサクサク読むことが出来るし、最後のトリックには全く予想できなかった。
    名作といわれるだけのことはある。

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    2026年07月14日
  • 充たされざる者

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    めちゃくちゃおもろかったんやけどなにこれ

    ADHDの頭の中みたい!
    自分の思考回路全部言い当てられている。急に怒りが湧いてきたり急に自信が湧いてきたり、次々に訪れる事柄にただ翻弄され、自分の行動や感情でさえも自分自身で選択したものではないような感覚。全くもって乗りこなせていないけれど、自分を正当化することでまた仮初の希望みたいなものを抱いて歩き始める。悪夢の中にいるみたいだ。
    それでいて、登場人物たちが主人公の幼年期から老年期のメタファーとして存在することで、ただ微視的に悪夢のようなものを示すだけでなく、人生そのものを俯瞰的に示すような構造になっているのがとても魅力的だ。俯瞰で人生を見せられ

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    2026年07月14日
  • ドナウの旅人(下)

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    後編。旅は東ヨーロッパへ。ソビエト影響化なので今とは全然違う。自身で訪問した所もありますが、人々の様子が現在とは全く違うのも印象深い。6ヶ月に及ぶ旅、登場人物の中身も色々変化していく様、少々悲しい終わりかたも、これで良かったのかなという思いも強いです。

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    2026年07月14日
  • 紅茶とマドレーヌ キャロットケーキの愛情

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    今作に出てきたお菓子も美味しそうだった!
    キャロットケーキはもちろん糖蜜パイも食べたい〜。
    小鹿原さんとの関係はちょっと進んだかな。個人的には元旦那が登場してざまぁな展開も期待しているけれど、そうすると下品なカンジになっちゃうのか。
    うーん、続きが楽しみ!
    「未来に、楽しくて素敵なことが待っていると考えたら、なんだかワクワクしてきませんか?」

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    2026年07月14日