小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
この本を購入してから
なんとなくすぐに読まなかった私。
「何でこの本をもっと早く
読まなかったんだろう」そう思わされるほどの
とっても良い本だった。
主人公の梨木君は
自分は何の才能もなく
普通の人だと深く悩んでいるけれど
梨木君は人のことをよく見ている。
少しでも相手が
今よりも幸せになってくれるようにと
その心の声に耳を傾け続ける。
そしてなにより失敗を恐れずに
相手のために行動を起こすことができる。
なかなかできることではない。
それはまぎれもない梨木君の才能だ。
悩みを抱えた人達が
梨木君と出会い
大きな一歩を踏み出せたり
かけがえのないものに気づけたりと
それぞれの気持ちに触れるたびに
微笑ましくって くすっと笑ったり
胸が ジワっと熱くなって涙が出たり
とってもあったかい気持ちになった。
強くて優しさあふれる
あったかい本に出会えたことに感謝。 -
Posted by ブクログ
依存症シリーズ第3巻
第1巻ではあんなに鬼のように思えた真千代が今ではダークヒーローのように感じてしまいます
性犯罪者へ正義の鉄槌を下す勇者のように思えます
日本の法律で裁けないのであれば真千代に縋るしかなくなってしまいます……
本作はこれまでの主要な登場人物たちの行く末を暗示させる内容になっています
なので1巻から2巻まで読んでから手に取ることをお勧めします
事件については最後まで全くわかりませんでした
結末を見てなるほど、そうきたか、と………
性犯罪者にも人権があり弁護人が付くのは法治国家では当然の権利なのだと理解していますが、本当の意味で納得はできませんよね
だって生きてる価値ありますか?ないですよね……
目には目を歯には歯を
本作を読むと、性犯罪者もそれを庇う者も同じ苦しみを受けるべきだと思ってしまいます -
Posted by ブクログ
「冷笑」という言葉。最近、周りの大学生からよく聞く言葉です。しかし、その冷笑という言葉を使っていないだけで自分も同じことをしているというのを認めるのがとても嫌でした。
そんな時、冷笑が如何に陳腐な構造であるかをこの本で以て知りました。ダサいことはしたくない、格好悪い姿であがいている人と距離を置いておくことが正解だと思ってきた僕はこの本を読んでよかったです。読書をすることは「物事を多角的に捉える」訓練だと昔から言われてきていたのに、できていませんでした。
あまつさえ、就活にこれから差し掛かる自分の疑問が、強く響き合ってより深く作品と向き合えました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ殺人犯の子供には何も罪はない、人並みの幸せを得る権利があるという意見もあるけど、被害者やその家族にだって殺されるべき何の罪もなかった。殺人犯の子供の人権を認めるというのなら、被害者とその家族の人権は認められなくてもいいのか。
もし自分が被害者の遺族だとしたら、殺人犯本人はもちろん憎いし、一緒に暮らしていた家族までみんな憎いと思う。。
自分の家族は死んだのに、犯人の家族は生きていて未来があるという事実が許せないだろう。
私は、やはり殺人犯と深い関わりがある以上、良くも悪くもその影響からは逃れられないし、全くの罪悪感を感じずに生きようとするのは無理なのだと思った。 -
Posted by ブクログ
小野寺史宜さんの作品がとても好きなので今までは文庫本を全部集めるつもりで買っていましたが今回は単行本を初購入しました!
まず第一に思ったのが株式会社こだまの社長さんの人柄に惹かれました!
野球チームがあったり社長と二人で飲みに行ったり犬の散歩をしたりとこんなアットホームな会社って結構貴重で中々ないのではと思いました。
柴犬の小鉄目線のお話は犬って実際に人間の言葉を少しは聞き取れたりするのかな?とか飼い主達の事をこんな風に思っているのかなと犬の気持ちになって読めました(笑)
ペットを飼った人には分かると思うのですが小鉄編の最後は悲しかったです…
株式会社こだまに入社した社員の人達もそれぞれ悩みを抱えつつも最後は温かい気持ちになって読み終える事ができる一冊だなと思いました。
数年後に文庫本が発売したらまた買ってもう一度読みたいです!
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