ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 777 トリプルセブン

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    嫌なことなんて忘れればいいじゃないの。誰かが言えば、紙野結花が口にする答えは決まっている。
    忘れるなんて、どうやって?

    「だめだめだめ。よくある話なんて言ったって、紙野ちゃんにとっては重要なことなんだから。そんなこと言ったら、生き物はみんな死んじゃうから、死ぬのは仕方がないよね、とかなっちゃうよ。よくある話じゃ済まないでしょ」

    「人間って、他人よりも上位に行くために頑張る生き物だと思うんだよね。それを利用しているというか、助長しているのが、資本主義だよ。おしゃれな服も、立派な家も、うっとりされる外見とか、背の高さ、胸の大きさ、とにかく優越感と劣等感のための商品とかサービスばかりでしょ。だか

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    2026年09月02日
  • フジコの十ヶ条

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    真梨さんの殺人鬼フジコシリーズ。死刑を受けてもうこの世にはいないはずのフジコが残したといわれるフジコの十か条。それに合わせて人がガンガン死んでいくところなど、フジコの影響力の強さに恐ろしさを感じるし、人の心の黒い部分が表現されていて、人間って怖いなと思う。読んでいるとこの十か条もすごい内容で、フジコの行動原理をそのまま表現している感じがあり、フジコシリーズをまたおさらいしたいと思った。怖いけど、次々とページをめくりたくなり、一気読み出来る一冊。

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    2026年09月02日
  • 青天

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    大人が読む青春小説でした。高校生から見た教師像が本当に秀逸で、古文の先生只野を評して、こんなに自慢話をしないと自分が保てないなんて、大人ってやっぱすげぇつまんないんだろうな、というところがあって、身につまされるというか、気付いたら昔の自慢してる時あるな、と反省したり、若い時そう思ってたな、と思い出したり。
    倫理の先生岩崎とのやり取りもとても良く、易経、実存と本質など、質問、理解、そして自分の生活アメフトに落とし込んでいく。本当の勉強をしていく様子を見せてくれる。
    本当の学びを知った大人が読むと、深く楽しめると思います。

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    2026年09月02日
  • 独立記念日

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    ミトンとふびんに似ていて、全ての短編が繋がっていて面白かった、やっぱりジタバタ自分なりに頑張る女性が素敵なんだよなあ〜

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    2026年09月02日
  • モモ

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    時間の大切さを説く『モモ』
    時間とは自分の心の中(精神)
    思惟によって時間の感覚は短くなったり長くなったりする。人生の「時間」を「生きる」ということを学べる本。

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    2026年09月02日
  • 楡家の人びと 第三部

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    ネタバレ

    第3部は戦争における個人を描いている。斎藤茂吉がモデルの徹吉、医者になってすぐ南方戦線に行った斎藤茂太がモデルの長男峻一、開戦時から空母に乗り組む峻一の友人で長女楡藍子の恋人城木。四十を越えて出征し、ソ連の捕虜となり消息不明になる書生熊五郎、五十近くになって出征し、中国戦線で行方不明となる次男米国、学生として軍需工場に動員される作者の分身周二。膨大な数の人物が登場する「大河小説」ならでは、それぞれの視点で詳細に描かれる昭和のはじめ。一読の価値がある。

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    2026年09月02日
  • リバー 上

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    上下とかなり長編なので、途中で挫折するかも…と思いながら読み始めましたが、全然そんなことなかった!面白くてどんどん読み進められました。

    私は登場人物が多い作品だと「この人誰だっけ?」となって途中で戻って確認することが多いのですが(笑) この作品は不思議と一人ひとりがしっかり頭に入ってきて、迷うことなく読めたのもすごい。

    事件がどうつながっていくのか、真相はどうなるのか、とにかく続きが気になる!

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    2026年09月02日
  • 八月の御所グラウンド

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    ほぼ一気読み。万城目さんならではの展開で楽しめた!田中希美さん(陸上選手)の解説らしからぬ解説も興味深く拝読した。

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    2026年09月02日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    単純に今の自分が社会から孤立して、ただただ時間を浪費してるだけの落とし穴の中いる側の人間だからか、綴られる文章がすんなり自分の中に入ってきてすぐ読み終わった。
    残酷な描写も多いけど、心の奥の方がほんのり温まり、どうしようもなく悲しいけどそれ以上に美しいと感じるお話だった。

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    2026年09月02日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    読んだ後のこの感情はなんと言えばいいのか?なんで、分かる、そうかもなぁと予想外の展開に感情が忙しい。ついつい先を知りたくて一気読み。

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    2026年09月02日
  • シンデレラ城の殺人

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    ネタバレ

    誰もが知っているシンデレラのイメージで読み始めたら、このシンデレラ、屁理屈すぎる(笑)義姉たちとの関係も上手いこと言いくるめているし、義母にも屁理屈の連続。シンデレラ、強すぎます。だんだんライラがただの甘々のツンデレちゃんに見えてきて可愛くなってました。

    ストーリー自体は、留守番していたシンデレラが魔法をかけられてお城に行って王子様に見初められる、という原作と同じ流れなんですが、シンデレラがとにかく喋りが強いので違ったストーリーに感じてしまいます。

    そこでまさかの事件。王子めちゃめちゃに傷つけられてるんですけど、読み進めてみるとそれにもちゃんと意味があったんですね。死体の状態は事件の手がか

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    2026年09月02日
  • はじまりの空~日本橋牡丹堂 菓子ばなし(六)~

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    内容(ブックデータベースより)

    びきりの江戸の菓子と人の情
    人気シリーズ待望の第6弾!

    人手の足りない牡丹堂に口入屋が連れてきた少年、清吉。
    体が小さく働き手としては頼りないが、いたいけな様子に同情して引き取ることになった。
    素直で働き者。でもなにやら訳ありの様子なのだが……。
    一方、自分の看板をもらった小萩は、注文で菓子を考案する仕事に夢中で取り組む日々を送っていた。

    西行餅、葛桜、金色羹……
    今回も美味しい菓子がてんこもりです!

    令和8年8月29日~9月1日

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    2026年09月02日
  • ラッシュライフ

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    読み返したけど、
    本当に良い作品だと思う。
    星3点台なはずがないのだが、、

    みんな、進んでるように見えて
    同じところをぐるぐるしてるという
    人生の皮肉のように受け取ることもできるが、
    自分には作品の印象からポジティブな受け取りをした。

    他人から見たらそう見えても
    各自が思うように進むことを
    馬鹿にすることはできないし、
    それで満足できればいいと思う。

    ぐるぐるから外れることも、外から冷ややかに見ることも、全て肯定される考え方であってほしい。

    また、読み直してみることがあれば
    その時にもきっとポジティブな気持ちになれる作品なはず。

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    2026年09月02日
  • もうしばらくは早歩き

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    私も早歩きなのでめっちゃ共感できました!!
    表紙のサボテンがかわいい、、
    かわいい顔の車!!すごいちっちゃい時思ってたな〜

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    2026年09月02日
  • 処刑館殺人事件

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    まずカバーが素敵。本格ミステリー好きにはたまらない禍々しさを感じさせる館。
    ページを開けば館の見取り図と登場人物紹介。もう読む前からワクワク。
    初めましての作家さんでしたが、他の作品も読みたいなと思うぐらい面白かった。
    さくさくと話が進むけど、残されたページ数はまだある…ということは何かどんでん返しが…ありました。
    ぜひ本格ミステリーが好きな方は読んでみて下さい。

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    2026年09月02日
  • 殺し屋の営業術

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    久しぶりに読んだエンタメ小説。一気読み。
    スーパー営業マンがひょんなことから足を踏み入れた裏側の社会(殺人請負会社)。そこでこれまでに培った営業術を駆使しながら必死のノルマを目指すが、そのうちに主人公地震が気づかなかった自身の素質(癖?)に見出されていくストーリー。強力なライバル会社のエースとの対峙と、そのラストのどんでん返しも痛快。あぁやっぱり小説っていいな…。

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    2026年09月02日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    非常に読み応えのあるミステリー作品。
    大学生の就活という珍しいテーマの中に人間の表裏を描き、登場人物の一人一人の印象がシーンによって
    二転三転する。
    最後まで読み終えると見事に作者に騙されていることに気づく。中盤以降、展開が気になりページを捲る手が止まりませんでした。
    良い読書体験でした。

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    2026年09月02日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    店長シリーズ続編。前作同様登場人物が躍動していた。そして早見先生は言葉選びが秀逸だなあと作品を読んで改めて思った。

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    2026年09月02日
  • 熟柿

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    この本は発売された時から気になっていた本でしたが、私自身の出産や育児、プライベートなことに追われてて半分購入を忘れかけてました。

    先日、半日だけ1人の時間を確保できたので、久しぶりに本屋に行った所、欲しかった本だ!と思って速攻購入して読破しました。

    本屋大賞2位にも選ばれた当作品。
    初め、漢字が読めませんでしたが、なぜか気になってしまった1冊です。

    主人公のかおりが踏み外してしまった罪は逃れることはできない。
    読んでいて、もしかすると自分でも同じようなことが起こりうる出来事を心理的な描写も含めて感情移入して読みました。

    私にも小さな息子がいます。
    主人公のかおりは罪を犯したばかりに、産

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    2026年09月02日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    ネタバレ

    終わっちゃったー!好きな本でした。
    ジェシの健気さ、
    我が子のように育てた王獣が狂うさま、
    それらで得られた灯火をどんどん繋いで行けていることがわかる終わり方。
    妙にぼやかした、『読者の想像にお任せします』みたいな余地を残されるよりもこういうほうが好き。
    漫画も見るべきか迷うなあ。まだ闘蛇も王獣もイラストをみてないので個人的な空想の姿をした生き物として存在していることを大切にすべきか…でもいつか気になっちゃうんだろうな

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    2026年09月02日