小説・文芸の高評価レビュー
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明暦2年、十蔵は日本橋松川町に寺子屋の青義堂を開いた。十蔵の寺子屋は安い。そして男女の別なく、どの身分でも入れる。
実は十蔵は伊賀者だった。神君家康公を本能寺の変からの逃走中にお守りして以来、部下に加えられた。今も大名家を探ったりする。というのに悪戯っ子達に水をかけられる失態をおかしたりする。
第1話 月岡鉄之助は剣術に打ち込みたいのだ。寺子屋で座っている場合ではない。しかし父は今のご時世剣だけでは食べていかれぬという。どうせ剣でも筆でも生きていかれぬ世の中だから、仕方ないと思うのだ。
母を飯盛女と求馬に侮辱されて、鉄之助は立ち会う気になった。青義堂を破門にしてもらわねばならない。十蔵がや -
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ネタバレ「お仕事なにしてるの?」って聞かれたら、
「この本読んで!」と言える本です(笑)
マニュアル制作の現場をこんな形で小説にするとは、、すごい!面白い!と思った(^o^)
主人公の憧れの先輩が自分と同い年で、響さんの能力に自分は及ばないなーと少し嫉妬もしちゃうけど(笑)
それでも自分の知ってる仕事の内容がたくさんでてきて共感する。
わかりにくい!を「わかりやすくする」お仕事ってやっぱいいなって改めて思った。
取説ってAIに取って代わられる部分も多いし、
正直読まれることがあまりないものだけど、
困ったときに読んで、
「あーわかりやすい!助かった!」
と思えるものにしないとなーと改めて思った。
響さ -
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30という数字の色彩を30人の作家が個性豊かに描き出す短編集。
虚構も現実も、混ぜ合わせて人生。
読者にとっては、好きな作品から気になる作家へと道筋がひらける。
わたしは食わず嫌いをしていた新しい作家さんの作品を初めて読めて良かった本。
好きな作品。
一穂ミチ プレゼント
加藤シゲアキ サーティ・ストライプス
九段理江 30世紀少女
佐原ひかり 世界を救ったことがある
高山羽根子 そこの関節からも曲がるんだ?
中村文則 これを消してほしい
宮内悠介 アメリカの人魚
山内マリコ もう三十代ではないことについて
米澤穂信 世界を変えた三十人とラストプリンスタンディング
30について、どの作品も -
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イラク対アメリカ&イスラエルの戦争のニュースが毎日トップニュースになり、ウクライナの戦争は相変わらず継続し、ガザは戦争こそ終わった(終わった?で良いのよね)もののまだまだ悲惨な状況は継続していて・・・そんな中、これを含め戦争関連の本を何冊か並行して読んでいた。
そして、思うのは、絶対の正義があるわけではない。それぞれの視点でそれぞれの言い分や正義があり、いかにそこを折り合っていくのかがとても難しいということ。
この本は、取材を通じて知り合った一家の息子(12男)と恋に落ち結婚した著者が、日本人としての感覚をベースに、家族となったシリア人(スンナ派で、庶民の側に立つ一家)家族を通して見たシリア内 -
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「家出ようと思うんだけど、一緒に来る?」
子どもを大切にしてくれない母とその婚約者の元を離れ、姉妹で生きることに決めた理佐と律。8歳の妹を養うという無謀な冒険をする18歳の理佐。なのに悲壮感がない。「マヨネーズを冷やせる冷蔵庫買おうね。」とやり繰りする姉と本好きで賢い妹。そんな二人を周囲の人が親切にする。地域も学校も、静かに彼女達を支えていく。ネネというヨウムの存在にも癒される。「空っぽ」も「六波羅探題」もヨウムの得意な言葉!
ヨウムが好む音楽がずっとBGMとして鳴り続ける。Let it be. ゴールドベルク変奏曲、、音楽もこの物語を潤していく。
親切と優しさの連鎖。感謝と恩返しが人の心を -
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