【感想・ネタバレ】定食屋「雑」のレビュー

あらすじ

真面目でしっかり者の沙也加は、丁寧な暮らしで生活を彩り、健康的な手料理で夫を支えていたある日、突然夫から離婚を切り出される。理由を隠す夫の浮気を疑い、頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察することに。大雑把で濃い味付けの料理を出すその店には、愛想のない接客で一人店を切り盛りする老女〝ぞうさん〟がいた。沙也加はひょんなことから、この定食屋「雑」でアルバイトをすることになり——。個性も年齢も立場も違う女たちが、それぞれの明日を切り開く勇気に胸を打たれる。ベストセラー作家が贈る心温まる定食屋物語。

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Posted by ブクログ

原田ひ香さん、期待を裏切らない面白さでした!
定食屋、雑のお話し。女主人は雑色みさえ、そこで働くことにした三上沙也加。二人を軸に話が進む。近所にこんな定食屋さんがあったらうれしい。懐が深いみさえさん。アバウトでも良いから、自分もお料理したくなる。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

「雑」な料理なのかな〜と思って読み始めたら、、、
全然雑じゃなーい!
ぞうさんの思いがこもったおもてなし。
近すぎない距離がちょうどよくて、
むしろそのくらいの距離感の方がいい日もあって
通っちゃう常連さんも多いんだろうなぁ。

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2026年03月16日

Posted by ブクログ

料理が苦手な私でも、作りたくなります‼️
コロッケ、キャベツのぬか漬け、ハムカツ、、

沙也加とぞうさんのコンビも最高‼️
食堂で働きたくなりますね。
けど、沙也加がなぜ、ダンナさんに執着するのかわからない。
居心地がいい環境だったり、誰かに必要とされるのは幸せです。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

なんかあったかくて、定食屋「雑」の料理を食べたような読後感でした。
表紙のコロッケ定食、食べてみたいです。

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

読む前は定食屋を取り巻くヒューマンストーリーかなと思って手に取ったが、読んでみるとストーリー展開に劣らず料理の過程や料理の描写がとてもリアリティがあり、読んでて思わず食べてみたいなと感じました。
定食屋「雑」が実在したら、食べに行くのになあ。

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

突然夫に離婚を言い渡された沙也加は、夫が週に二、三回ここで食べるのが生きがいと言っていた定食屋「雑」に偵察に行く。そこは常連客から「ぞうさん」と呼ばれる背の低い老女が一人できりもりしていた。夫が出て行った後の家賃の工面のため、沙也加はこの「雑」でアルバイトをすることになるのだった。
最初はぎこちない関係の2人だったが、故郷を離れ老いた身1つで店を営む孤独なぞうさんことみさえと、夫に出ていかれブライドを傷つけられていた沙也加は互いに歩み寄り心を開くようになっていく。この店の常連客の高津さんも加えて、それぞれの困難を乗り越えていく様子が描かれている。
店の名前は雑だけど、ヒューマンドラマとしての描き方は全然雑ではなかった。むしろとっても繊細で丁寧。甘々でもなく、塩っぱくもなく。この人達の心の距離感もとても良かった。みんな人としての味わいがじわじわ深くなっていくところも。今まで読んだことのある原田ひ香さんの小説の中で、私はいちばん良かったと思う。沙也加の性格も最初の頃は好きではなかったけど、だんだんまろやかになって成長していってる感じがして好感がもてるようになった。ぞうさんも最初はつっけんどんに感じたけど、実はとっても繊細であったかい人柄なのがわかって大好きになった。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

「ランチ酒」を読んでから、食欲のそそる文章に惹かれて、ずっと読みたいと思ってた!
人の暖かさとお料理の温かさがリンクしているような気がして、ほっと一息って感じの安心感。優しい。

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2026年02月04日

Posted by ブクログ

定食屋「雑」のメニューがどれも美味しそう!こういう昔ながらの定食屋さんはずっと続いてほしいと思う。
お店の形態が変わっても変わらない味があればお客さんは喜んでくれる。ぞうさんと沙也加、お互いの出会いが人生を変える良い話だった。

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2026年01月08日

Posted by ブクログ

原田ひ香さんの美味しい小説。『雑』の雑な定食がなんとも美味しそう。店主のぞうさんとさやかのやりとりが小気味良い。個人的には高津も気になるw
ラストの展開とても良かった。さやかのスキップとぞうさんの破顔、思い浮かんだよね。『破顔』て言葉、好き。

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2025年12月08日

Posted by ブクログ

女性の生き方と、料理、お金、
この組み合わせを書かせたら、さすが!

そして、いつも情けない男性が出てくるのも、面白い。

いきなりの離婚を言い渡され、途方に暮れる沙也加と、
先代から店を引き継いだぞうさん、
二人のやりとりがとても温かい。

めんつゆ、焼肉のたれ、醤油だけで、
「雑」なのに、ちゃんとポイントは押さえて、
美味しいと言われる料理を作るぞうさん、天才!

夫婦の問題、家族の問題、飲食店経営の問題、
そこへ、コロナが襲い掛かって、どうなることかと思った。
商売はやはり、状況と共に工夫しないと続かない。

それぞれの実の家族と疎遠になっても、身近にいる気持ちの通じ合える者同士、寄り添えたら、もう十分幸せだ!
ラストがとても心温まる。

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2025年11月30日

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読むのに1ヶ月ぐらいかかった。
雑という定食屋のおばちゃんと離婚した奥さんの話←
離婚のこと、人生のこと、コロナの話も出てきた、お客さんとの絡み、色々詰め込まれてて読み応えあったなぁ。原田ひ香さんやっぱ好き。前向きに頑張ろうと思える本

あとぬか漬けが食べたくなる本(笑)

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2026年03月19日

Posted by ブクログ

夫から離婚を切り出された沙也加は、夫が通っていた定食屋『雑』を訪れます。そこは「ぞうさん」とよばれる年配女性が切り盛りするお店。謎の調味料で味付けされた「雑な」料理が売りの人気店です。沙也加は生活費を捻出するために『雑』でアルバイトを始めます。

愛想がなく料理も雑なぞうさんですが、これまでの人生が描かれ苦労人だということがわかります。料理に関して店の味にこだわりはありつつも沙也加のアドバイスに耳を傾けるところも。沙也加のことをこころのなかで「かわいこちゃん」と呼ぶことに嫌悪感がありますが読み進めていくとぞうさんに愛着が湧いてきます。

一方、沙也加も夫から理不尽な離婚を突きつけられた経験を経てぞうさんと関わっていくことで、自分のこだわりや思い込みを手放していきます。意外と図太く、ぞうさんともいい距離感を築いていくところが読みどころです。

コロナ禍になったあたりは物語が急足で進み残念でしたが、ぞうさんが沙也加に『雑』を引き継いでいく未来を予感させるラストは、爽快な余韻がありました。

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

新しいごはんもの。
お弁当屋さんじゃ、お店の人情物語ができないからシリーズ化にはならないかな…

ぞうさんの謎から始まって、可愛い子ちゃんの離婚までの変化を楽しみながら、どんどん読んじゃった。

やっぱり、原田ひ香の食べ物シリーズは楽しいな

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

美味しさ が詰め込まれた作品。美味しさの中には隠し味として、人の人生が詰まってる。たくさんの人たちが悩みを抱え、たくさんの人たちが人との関係を作っていく。そうしてできたのが定食屋「雑」なんだと思った。
食べることが好きな人にはこだわりの文章が刺さると思う。

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2026年02月09日

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表紙の絵が綺麗で美味しそうなのもあって気になって読んだ。
沙也加は夫と上手く行ってなくて最初はしんどそうだったが、定食屋雑で働いてからぞうさんや高津などと出会ったりして少しずつ立ち直って自分らしさまで出せるようになっているのも感じられた。
物語の中でハムカツ、からあげ、卵かけご飯など美味しそうな料理が出てきてそそられた。
読みやすいし、前向きになれる素敵な小説でした(୨୧ ❛ᴗ❛)✧

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2026年01月28日

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突然離婚を切り出された沙也加は、価値観が合わなければ完璧だけど安らげないタイプの女性だった。
でも離婚話がきっかけで定食屋「雑」のバイトをしてぞうさんと関わり少しずつ変わっていくところもよかった。
定食屋で出てくる料理は定番の物が多くてそれがまたいい。簡単にできる物も多いけど、ちょっと手のかかる手作りコロッケ、飴色に炒めた玉ねぎのカレー
こういうのがいいんだよねって作りたくなります‼︎

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

定食屋「雑」のご飯が美味しそうで、コロッケ、唐揚げ、ぬかづけetc、食べてみたいなぁと思いながら読み進めました。美味しそうな小説ランキングでも上位に入りそうです。
私はお酒を飲まないので、居酒屋には縁がないのですが、ここは居酒屋ではなく定食屋というところが私にとって敷居が低くて余計に行ってみたくなりますね。

定食屋を通じて描かれる各々の人生も興味深く、しみじみ味わっていたのですが、唯一、肝心な沙也加のキャラクターが最後まで掴みきれなかったです。冒頭、夫に対して自分の価値観を一方的に押しつける無神経さがあったはずなのに、雑で働き始めたときには図々しさもありつつ、何やら機微が分かる大人に見える場面もあるような…?
まぁ、人ってそんなものといえばそうなのかもしれないですが。

夫の健太郎は離婚を切り出すまでは同情しましたが、その後がしょうもなさすぎて笑えました。これなら沙也加も吹っ切れるでしょう。

最後のコロナ禍はリアルな描写で、あぁそんなことあったな…と早くも懐かしく感じました。

総じてとても読みやすく、心温まる好みの小説でしたので、手元に置いておきたい一冊です。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

定食屋を営む老婆と、自然派お料理志向で離婚宣告された女性が定食屋を舞台に織りなす連作短編。
アンソロジーで1話目だけ読んだことがあり、気になっていた。
原田ひ香さんらしい、美味しいものと人間くさいエピソードたち。

ラストが急展開で切なく、残念な気持ちになったけど、面白かった。

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

なんで小説があるかって、人生が一度しかないからですかね?っていうCMを最近観て、なるほどなーと思っていたところ出会った本。
遠すぎない話だけど、多分私は経験しない人生を読んだ感じ。
なんだか最終章が急展開だったような気もするけど、実際あの時は誰しもが急展開だったよな。仕方ないよな。

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

雑だけど、美味しい。
沙也加の離婚騒動は、さっさとそんな夫見限って離婚すればいいのに、と読んでいてイライラしたけど、理由が分からないのに離婚は納得出来ないし、夫の健太郎のストレスも分かる気がする。でも、健太郎に同情したくない。
「ほら、そういうところ。あんた、すぐにさびしいって言って、人をさらっと誘えるだろ?そういう人間は一人にはならないよ」
ぞうさんの言葉で、「さびしい」って訴えていいんだと気付けた。さびしいと言えるから一人にならないんだと。
コロナ禍でぞうさんも定食屋「雑」も変わっていく。沙也加とぞうさんのこれからも見てみたいと思った。

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2025年12月28日

Posted by ブクログ

唐揚げおいしそうだった。。
ちょうどいい雑ってすばらしい。

ぞうさんも沙也加も読み始めはちょっと苦手なタイプかと思ったけど、読み終わった今はどっちも好き。

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

一気読みした作品!料理描写がとても上手く描かれてて読んでて、お酒とご飯が欲しくなる作品。
雑の常連になりたい。

原田ひ香さんの作品の主人公ってちょっと嫌われそうな危なっかしい言動がところどころ入ってるけど、今回はうまくぞうさんと馴染めてて良かった。
結局主人公の夫の本当の離婚したい理由は何だったのかがまだ謎のまま...?

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2025年12月10日

Posted by ブクログ

 商店街の片隅にある定食屋「雑」。70代の女将が1人で切り盛りする、昔ながらの食堂だ。気どった料理は1つもなく女将にも愛想はないが、その懐かしい甘さのある味は客の気持ちをほっとさせる。
 ある日、腰を痛めた女将が従業員募集の貼り紙を出したところ、1人のアラサー女性が応募してきたのだが……。

 常連客相手の定食屋を舞台にしたヒューマンドラマ。
          ◇
 沙也加はその日、亜弥とカフェにいた。亜弥とは中学時代からのつきあいで、デリカシーに欠けるところはあるのだが沙也加にとっては気の置けない親友だ。
 その亜弥は久しぶりに会ったのがうれしいのか、仕事や家庭の愚痴を矢継ぎ早に話し続け、スッキリした顔をして帰っていった。

 実は、聞いて欲しいことがあると言って亜弥を呼び出したのは沙也加の方だった。けれど言えなかった。
 亜弥の機関銃トークに圧倒されたこともあるが、自身の中で気持ちの整理がついていないということが、大きな理由だった。

 沙也加の夫が離婚届を置いて出ていってしまったのは先日のことだ。直接のきっかけは夫の健太郎が家で食事を摂らずに場末の定食屋で済ませるようになったことだが、その火種は結婚当初から燻りだしていたことに、沙也加は夫から言われるまで気づかなかった。

 「もううんざりだ」ということばを残して夫はマンションを出ていったのだった。
( 第1話「コロッケ」) ※全6話およびエピローグからなる。

      * * * * *

 気になるタイトル。何が雑なのか。雑なことが定食屋のウリになるのか。不思議に思って読むことにしました。

 あーなるほど。もともと雑色さんという人が始めた小料理のお店で、店名も「雑色」なのですね。そして、昔からあった古い看板が色褪せ「色」の字が消えてしまったために、「雑」と読まれるようになったということでした。
 こんなストーリーまで用意しているとは、いかにも原田さんらしいなと感心します。


 さて、物語のポイントはいくつかあって、そのうちの2つについて感じたことを記します。


①食事や飲酒の仕方は育った家の文化によって異なる。
 沙也加は、ある程度裕福な家庭で育ちました。専業主婦の母親は几帳面な性格で、きちんとした食事を作る料理上手な女性です。ダンディで穏やかな父親は、食事を楽しんだあと洋酒を少し嗜むという落ち着いた飲み方をする人です。
 沙也加の、食事や飲酒についての観念はこういう生活で身につけたものでした。

 健太郎は、会社のプロジェクトチームの一員で、多忙を極め精神的なプレッシャーも大きいために、退勤後はへとへとです。だから身体は味の濃い料理を、喉はビールやチューハイなどの食欲を増進してくれる酒を、どうしても求めてしまいます。
 けれどそんな健太郎の欲求は、沙也加にはとうてい理解できないものだったのです。

 健康面と栄養面を考えて一生懸命に作った料理なのだから、アルコールで流し込むようなことをせず、よく味わって食べてほしい。酒を飲みたいのなら、食後にウイスキーやブランデーをゆっくり口に含むような飲み方をしてほしい。それが沙也加の求める食生活でした。
 これでは夫婦関係がうまくいかなくなるのは当然でしょう。

 食事というものは生きるうえで大切なものだと思います。気持ちをほぐし、明日への活力を生み出してくれるものだからです。心を許せる人と共にする食事は特にそうです。
 だから、食の好みはもちろん、マナーやエチケットに至るまで、食文化がまったく異なる人と結婚しても、毎日が苦痛なだけではないでしょうか。2人の離婚は正解だったと思います。


②精神的な自立は、人との関わりの中で促進されるものだ。
 頑なに自身の狭い食文化にこだわり、健太郎の求めを撥ねつけた沙也加は、明らかに子どものような狭量さを有していました。
 ところが離婚を切り出す前の健太郎が通っていたという定食屋「雑」で働き出してからの沙也加は、徐々に大人へと脱皮していきます。そんなアラサー女性の成長過程を、原田さんは絶妙なペンさばきで描いていました。

 おもしろかったのは、女将の「ぞうさん」こと雑色みさえです。
 古希を過ぎ、世の中の酸いも甘いも噛み分けたはずのみさえですが、沙也加と2人で店を切り盛りするうちに、これまで封をしてきた自身の気持ちに気づき、コロナ禍に挫けそうになっていた自分を奮い立たせることができるようになります。
 そして、沙也加との相乗作用で2人の女性が成長する姿は、物語終盤を盛り上げるに十分なステキなエピソードでした。


 原田さんらしい軽やかなタッチで描かれたヒューマンドラマですが、食事の意義や本質について、また、人は人との関わりを通して成長していくということについて、いろいろ考えさせてくれる良作だったと思います。

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2025年12月26日

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定食屋 雑さんととある事情から働く事になった沙也加さんの物語。

すき焼きのタレの良さ、出汁の良さ、まさに2人の個性と重なり合ってるなと思いました

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

表紙に惹かれて、読みました。
どれも美味しそう。内容も、読みやすくてよかったです。離婚の話は、こういう夫婦はたくさんいそうだなと思った。

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

人に先回りされて決められるのではなく自分で決めたいと思うように決意が固まる主人公、そしてぞうさんも適当にやっているようで負けたくないものや願いはあった。

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2026年02月26日

Posted by ブクログ

最初は彼女が苦手で、でも、自分のきちんとつくったご飯をきちんと食べて欲しい思いにすごく共感できて、自分のことに他の人間がエネルギーを注がれすぎると冷めるのも共感できて、
最後にはもっと『雑』の、続きが読みたくなった良いお話。
それでも、やっぱりコロッケは…買う派です。

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2026年02月24日

Posted by ブクログ

原田ひ香さんの作品は,美味しいものを「読みたい」時に手に取る.
『あさ酒』で,見つけてしまった楽しみは,中毒性があるのだ.
さて,この作品,『あさ酒』が,ぶっちゃけ,ストーリーより美味しい描写にすっかり心を奪われてしまって,ストーリーそっちのけ・・・とまでは言わないけど食べ物が主役だったのに対し,本作は「ちょっとだけ」人物描写に力点が置かれている・・・あれ?なんかまた失礼なこと言ってるな(笑),シンプルにじわっとくる感じは,これまた味わい深いもんで.作中に出てくる料理たちと一緒で,大きなドラマ性があるわけでもなく,誰にでも起こりうる普通の人生の,ありきたりな山や谷・・・でも,それがなんとも心地よいのですよ!なんなんすか,この心地よさは?
ハラハラも,ドキドキもありません!でもまた,次の作品に手を伸ばしたくなる・・・こういうタイプの読書も,アリだと思います!

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2026年02月22日

Posted by ブクログ

揚げ方にこだわりありのから揚げ、美味しそうだったなあ。主人公は最初は一緒にいると息がつまりそうだなと思ったけど、アルバイトするにつれて気持ちがほぐれていってよかった。最後の話が駆け足のように感じたのが少し残念だった。

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

定食屋「雑」で出す定食の殆どが店の名の通りで作りは雑なのだが、何故かカレーだけは拘りを持って丁寧に作るところが面白い。その店に関わる店主のぞうさんことみさえ、パートでその店を手伝う沙也加、更には常連客の高津一雄などに様々な問題が起こるが、落ち着くところに落ち着く。また、その各人の絡みが何故か温かみがあってホッコリする。
唯一、もう少し盛り上がる場面が欲しかった。

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2026年01月17日

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