ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • カフネ

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    私には必要な本でした。
    この本を手に取ったきっかけは、喧嘩をして家に居たくなくて本屋に行き、目に留まったからでした。
    こうやって家を出てきてしまうくらい、忍耐のない人間である自分には、もっと他者への思いやりが必要だと感じつつ、中々いつも冷静で居られないことを恥じていて。優しい気持ち、優しい人間になりたかったからでした。
    色んな場面で、主人公と一緒にモヤモヤしたり、涙したり、感情を揺さぶられながら、隠し事をしてるつもりはなくても本音を伝え合えてはいないかもしれない…何も分かっていないのに分かった気になっていることは多いのかもしれない…と反省しました。
    この本は忘れずに読み返したいです。

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    2026年06月17日
  • しなくていいがまん

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    しなくていい我慢、してもいい我慢の区別をうまくつけると生きやすくなりそうですね。その線引きがうまくできるようになるまでが人生修行か。

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    2026年06月17日
  • アパートたまゆら

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    ネタバレ

    ほぼ最後まで付き合うまでのドキドキ感が味わえて楽しかった。特に波乱とかないのかなと思ってたときに序盤のすみれのタトゥーがキーになるとは思わなくて思わずキタキタ!!って思いながら読んでしまった。
    冒頭から最後まですごく好みの一冊に出会えて満足

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    2026年06月17日
  • 最後の一色 下

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    ネタバレ

    ★5(最良)読み終わりたくなかった。いつまでも読んでいたかった。卑怯で残酷な時代。騙される方が悪いなんて苦しくて言えないよ。忠興はPTSDに悩まなかったのだろうか。自らの行いに耐えられたのだろうか。五郎の方が一瞬耐えられなかったのだろう。『、、、やがる』の意味に気づかされた時、胸が潰れるかと思いました。最後、稲富伊賀の活躍と奇人っぷりが少し傷を癒してくれているようで良かった。

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    2026年06月17日
  • マチネの終わりに(文庫版)

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    『ある男』『私とは何か』を読んでようやく平野啓一郎さんの代表作『マチネの終わりに』を読むことができた。私はこの作品の放つ美しさと哀しさに心を動かされた一方で、うまく感想がまとまらないままでいる。だけど、あえて書いてみようと思う。

    平野啓一郎さんの作品はいつだって表面的ではない、人間自身について考えたくなるような本質を問うてきて、深く心が掴まれる。そしてその圧倒的な知性に敬意を感じている。そんな平野作品を読む時間は私にとってすごく特別で、好きな時間だと再認識した。

    小峰洋子と蒔野聡史からは、愛を超えたような深い魂からのつながりを感じた。お互いがお互いで安らぎを得るのは。そしてお互いでしか得ら

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    2026年06月17日
  • 夜明けのすべて

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    良すぎました(泣)お互いパニック障害とPMSを抱えて未来に希望が持てないような状況の中、関わっていく事で少しずつ好きなものだとか楽しい気持ちを感じていくことができるようになり…という物語。友達でも恋人でもないからこそ、それ失礼じゃない?ということもお互い言えるような関係がとても素敵だった。職場の人も良い人。読んで良かった!ただしパニック障害の描写が、怖くて電車が乗れなくなってしまいそうで私にはちょっと読めなかったです…不安が強い方はそこだけ注意かも…

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    2026年06月17日
  • 時をかけるゆとり

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    めちゃくちゃ面白かった。
    エッセイで声を出して笑うのも、堪えきれずにニヤけてしまうのも初めて。朝井さんの本はいくつか読んだことがある分、「この人こんな愉快な文章書くんだ!」とギャップにびっくりした。
    良い意味ですごくくだらなくてバカバカしい。
    疲れたときにふと読み返したくなる本だった。

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    2026年06月17日
  • リカバリー・カバヒコ

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    ネタバレ

    お話がちょっとずつ繋がっていて、人と人との素敵な繋がりも感じることができてとても良かったです。
    カバヒコが、見る人のその時の気持ちに寄り添ってくれるように表情を変える描写が印象的でした。
    この本はどの章もすごく共感できましたが、私は特に3章が好きだと思いました。ちはるに対してのおばあさんの「心遣いも思いやりも、全て想像力だからね。不安がりなあなたは、きっと優しい人だと思うよ」というセリフを見た時は涙が出そうになりました。私も想像力を少しずつ、自分のためにも使えるようになろうと思いました。
    不安になった時やリカバリーしたい時、またこのお話を読みたいです。

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    2026年06月17日
  • ボッコちゃん

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    ネタバレ

    ショートショートはあまり読んだことなかったけどどれも面白かった!移動時間に良さそう。文体がかなり好みだった。最後にそういうこと!!ってなる話が多くて、風刺画みたいだなと思った。

    お気に入り♪
    月の光
    暑さ
    生活維持省
    ゆきとどいた生活

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    2026年06月17日
  • 流浪の月

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    映画を観てからの原作。凪良さん二作目。
    配役ドンピシャ。
    映画は、ん?と思う不確かさがあったけど、やはり小説は良かった。特に文の心理描写が。

    極端な人物が多く、現実の延長線上にはあるとは思えなかったけど、、
    でも、世界のどこかにはいるだろう、お互いにしか理解できない特異な関係性。
    自分をわかってくれる人が1人でも居れば、それで生きていける。
    いくら説明しても伝わらないことも、一緒に時間を共にすれば、自ずと受け入れられる、、のか。

    理解できないこちら側の恐怖はあり、悪意ある第三者になる必要はないけど、受け入れられるかどうかはわからないな。。感想が難しい。

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    2026年06月17日
  • ふくわらい

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    主人公の女の子、天才だなー。いや、天使だね。言葉が全部真っ直ぐ、お腹から出てくる。そしめ、非二元。だから、この世に馴染むのに、時間がかかったんだね。
    河合隼雄物語賞、すごいな。バンザイだな。

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    2026年06月17日
  • カフネ

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    ここ最近は読書ブームで、本屋大賞の物を読んでいる
    本で泣いたのは初めてかもしれない
    他人への愛がその人を縛り付けて苦しめている事もあるんだよなぁって再確認した
    言うべきか黙っておくべきか悩んだ弟や元夫の苦しみも伝わってきた
    一気に読めた
    ただ一つ気になるのは、みんな生い立ちが過酷すぎる…
    次は少しハッピーな本を読もうかな

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    2026年06月16日
  • 舟を編む

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    ネタバレ

    好き。このくらいのスピードの本が好きかもしれない。筆者の言葉遣い、話の流れ、テンポ、挿し込むフレーズが好きだった。
    残念ながら私は、辞書の編集がどうなっているか考えたことがなかったので新鮮で初めて知ることが多かった。
    登場人物のそれぞれの視点が描かれるところが特に好き。それぞれの人格が確立されていて同じ事象にそれぞれの感じ方、考えがあった(当たり前だが)。その人の裏や闇、心のうちが見れることが、私が小説が好きな理由の一つだから、そこが十分に楽しめて興奮した。
    知らない言葉が多かったから、2週目は言葉を調べながら読みたい。

    今までの私は、言葉では私の気持ちや内側を伝えきれないことがわかっている

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    2026年06月16日
  • スピノザの診察室

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    初読みの作家さん。
    期待値高めだったけど、それ以上!
    やっぱり、主人公が好きになれるかどうか大事。
    人情派の天才ドクターなんてありがちな設定かもしれないけど、実際はほとんど出会えることのないドクターだろうな。

    思わず銘菓を検索したり、京都の街並みや季節感を堪能しながらガイド本のようなゆるりとしたペースから、本業発揮の専門的な医療シーン、患者さんや同僚ドクターとの日常、思わず南先生との仲を期待したくなるようなキュン場面や、とにかく飽きない、もっとこの世界に触れていたい、贅沢な読書時間。

    何がその人にとって必要か、必ずしも最先端の医療を受け生きることが全てではない。
    追加治療のための生活保護の

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    2026年06月16日
  • 殺し屋の営業術

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    めっちゃおもしろかった!!
    感想メモとか付箋で貼ったとこメモとか
    全部消えちゃった( ߹ᯅ߹ )‪

    第2弾も絶対買う- ̫-

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    2026年06月16日
  • 流星の絆

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    東野圭吾の技量と作品の完成度に改めて驚かされた

    技量があるからこそ、東野圭吾は長編ミステリーで輝きまくっている。。。。この長さが味を出している。。。

    想像のいくつも上をいく展開と結末が用意されていて、イチ読者の浅い考察はやっぱり簡単に一蹴されてしまうんだなーと

    どの伏線も綺麗に回収されていて
    なんなら忘れていた情報が最後になって登場することもあって
    腑に落ちないな、、ってもやもやするところが一切ない

    読後のこのキモチは、単なる読書体験で得られる満足感をゆうに超えている!

    この作品に出会えてよかった

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    2026年06月16日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    すごく読みやすかった。

    人は自分のことをよく見せようと繕う。
    でもそれって悪いことなのかな?
    人間の本能のような気がする。

    SNSが普及している今だからこそ、
    その人の本質を見抜くのはとても難しいし、
    断面を見て人物像を作り上げ、批判をする。
    でもそうじゃない。その人の周りにいる人の声を、本人の想いを、大切にしないといけないなと思う。

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    2026年06月16日
  • 水曜日は働かない

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    ネタバレ

    【本を読もうと思った理由】
    LIFE聞いてたら、宇野さんが出てこの本の話をしている回があったため。また、私自身適応障害から職場復帰して約4ヶ月、仕事と生活のバランスに答えを見いだせないでいたため。

    【本の感想】
    久しぶりにエッセイを読んだ。新書の評論と比べて、こんなにも読みやすいものかと、スルスルと読み進めた。
    当然、「水曜日は働かない」は具体例であり、比喩である。何の比喩かというと、労働や世論の「潮目」、アルコールの流れに任せて、ふわっとしたまま時間を過ごすのではなく、自分自身の周りの世界に目を向けながら、地に足つけて生きるためのマイルール、ということだと、私は受け取った。
    余暇の中で旅行

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    2026年06月16日
  • 密航のち洗濯 ときどき作家

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    今月ベスト 熱を感じる

    「何とかして書き残して死にたい奴ばかりである。〔…〕何の天分も才能にもめぐまれてない私は、なぜ、文学に一生をかけたのであろうか。」p.179

    「力と制度が移動を制約し、貧しさが人生のあらゆる選択肢を狭めた。」p.265

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    2026年06月16日
  • 探偵小石は恋しない

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    読みづらさはなかったのだけれど、読み進めるのに時間がかかりました。探偵ものはあまり読まないので新鮮でした。不倫調査ってあるあるだなぁと言う感じでした。確かにそれ以外の依頼おこりそうにないよなぁと思ってたけど…。それから怒涛の展開がとても面白かったです。
    後半部分が思ってもみないとことがいくつもあって楽しめました。

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    2026年06月16日