小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
読み終わったと思ったらあとがきヤバすぎ。
本のなかでこれは!?って思ったはなしが続いているので構成がとてもうまい本だなぁとワクワクした。
「ぢぞう」「こどもべや」「戻橋」「河童捕獲記」「鳥居カフェ」「柿木譚」「親友」「一語一会」「避難」「カエルの首」「あとがき」が良かった。
「鳥居カフェ」怖かったー。人間っておかしくなるんやな、こんなに。あとがきで後ろの家のことわかって余計楽しめた。
「柿木譚」の猿の顔の穴から腐った柿。こんな物語みたいなことがほんまにあるんやろか。不思議すぎる。
怪異ってほんまにほんまに不思議。
だから、読むのやめられない笑
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Posted by ブクログ
古文のテキストや日本史の中で名前を聞くこともある古典。
ビギナーズ・クラシックスゆえ全訳ではなく、要所を選んで訳し、残りの部分はあらすじで補うという形なのですが、現代語訳の後に寸評がついているため、物語の展開が分かりやすいものとなっています。
さて、容貌も信望も優れる権大納言。
しかし彼の二人のこどもは、男君は内気でおしとやか、女君はとても活発であったため悩みは尽きない。
設定として、男君・女君とも性自認のズレということではないようですが、男女のステレオタイプから外れていたので、「とりかへばや(とりかえたい)」と嘆く親のもと、男君は女性として、女君は男性として育てられる、というところから物語 -
Posted by ブクログ
ページ数が多い訳ではないのに、大変濃ゆい物語でとても面白い
濃ゆいのに1冊で完結できるの凄いなと素直に思う
前半戦の時系列が若干ではあるが駆け足の印象だったか、でもそんなに気になる程ではないかなって
ループ作品って多いけれど、その作品たちの中でもだいぶ好みの部類すぎる
最初はループ×恋愛かなって思っていたんだが…思ったよりも内容が暗いというか重い!笑
未来を変えるために一体何人がって思うし、私がその立場になったらすぐ逃げ出してしまうと思う悲劇の繰り返しだ
その悲劇の種が後半戦で明かされていくが、個人的にはその関連事象に良い意味で薄気味悪さを感じる
穢れという物が関わってくるのだが、その部分が -
Posted by ブクログ
本作は非常に贅沢な恒川光太郎の連作短編になっております!
六つの短編と間をつぐむ物語の断片5話からなる本作ですが、いくつかの話は長編にできるような造り込みとなっています!
1話目の【箱の中の王国】は次の話で続きは?と期待してしまうほどの面白さ!!
物語としては繋がって行くものの恒川光太郎のファンとしてはスピンオフで物語を掘り下げて欲しいです!!!!
箱の中の王国:主人公はゴミ捨て場で拾った箱の中に世界が広がっでいるのを発見した!
鈴と銀太の冒険:大正時代を生きていた姉弟の時間を巡る冒険譚!!
短時間接着剤:闇バイトの話!?でもドラえもんの道具のようなものが・・・
洞察者:能力者?の少 -
Posted by ブクログ
備考/注釈欄がいい!
人の五感が鋭いことを虫や動物に比肩するような記述も楽しい!
夜泣きのシーンや、現代に男性が子育てするケースの細部がリアル。
姉の甥っ子への溺愛ぶりも好き。
赤子が親類を幸せにする描写ってエンタメの中にはあまり出てこないのでこういう作品がもっと増えればいいのにととても思う。
ゆるふわほっこりコミカルな話でずっと行くのかな、行ってほしいなと思っていたのに
最後の章はなかなかの大事件で仕掛けもすごいしびっくり。
いい方に裏切られてとても楽しい読書体験だった。
『舐めない』『吸わない』『齧らない』
自分も気を付けます!
来月甥っ子に会うんだよなあ・・・。
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