【感想・ネタバレ】ABC殺人事件のレビュー

あらすじ

ポアロのもとに届いた予告状のとおり、Aで始まる地名の町で、Aの頭文字の老婆が殺された。現場には不気味にABC鉄道案内が残されていた。まもなく、第二、第三の挑戦状が届き、Bの地でBの頭文字の娘が、Cの地でCの頭文字の紳士が殺され……。新訳でおくる、著者全盛期の代表作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!
まずお屋敷とかじゃなくイギリス国内のいろいろなところで事件が起きて駆けずり回る筋書きが、これまで読んだポワロシリーズの中では新鮮でとても面白かった。
お屋敷や村とかだと途中でどうしても牧歌的で穏やかな雰囲気も出てきてしまい、それがクリスティの魅力のひとつとも思うが、この作品はそれがなく良い意味でずっとピリピリした緊張感を感じながら読んでいた。
随所に挟まれるカスト氏のシーンも異常者の行動をのぞき見しているような(読んでいるときはそう思わされていた)居心地の悪さがあり、作品全体をシャープに引き締めている。
ここらへんはなんかフィンチャーのセブンやゾディアックのようなじわじわと怖がらせる演出を思い出した。

ただクリスティのことだからこのままカストが真犯人ってことはないだろうな…いややっとるがな!ほんとに犯人かい!…いや下宿屋の娘何教えてんのそいつ凶悪犯だぞ…えっ自首したけどどうすんのこの話…やっぱりセブンみたいなパターンってことか?…え…そっちーーーーー!!?

って感じでクリスティの手のひらでまんまと転がされるのがとても楽しかった。
真犯人を追い詰めるフェーズでは少々無理矢理感もあったが、思い返してみれば確かにと思う描写もあり巧さに感心する。
ところでクリスティさんは陽キャイケメンが嫌いなのかな笑

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2025年10月31日

Posted by ブクログ

ポアロシリーズを読んだのは、今回で4作品目だけど、これまでの作品にみられたような限られた集団内での事件とは異なり、今回は犯行が広範囲に及び、無差別連続殺人事件の犯人と対峙する展開なので、これまでとは雰囲気が違うような。
基本的に、お馴染みヘイスティングズ視点で進行。相変わらず、愛嬌たっぷりのお茶目さんw

ポアロへABCと名乗る謎の人物から殺人予告の挑戦状が送られる。その予告通り、Aから始まる地名の町で、Aの頭文字の第一被害者が発見される。そして、B、Cと第二、第三の事件が発生する。いわゆるミッシングリンクと言われるミステリの先駆け的な作品で、次々と起こる事件の疾走感とともにグイグイと読み進めることができた。

それにしても事件の背景とか、犯罪における狡猾さとかが恐ろしく感じた。フーダニットもさることながら、今作はホワイダニットが印象的。なぜそうなのか、なぜ…。

なんとなく釈然としないながらも読み進めると結末にめっちゃ驚いた!あぁなるほど、著者の代表作の一つと数えられるわけだ。この騙しのテクニックよ。さすがです。
1936年の作品、ただただ驚かされるばかり…。

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2025年07月30日

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ネタバレ

読んだものの内容覚えてないのでもう一度読みたい!

2025/3/20追記:
再読完了!終わりに向かうにつれて何となく内容を思い出し始めたけど、それまでは全く覚えていなかったので二度楽しめてお得でした

カストを捕まえるところまで、割とサクッとやってしまったのでポワロの活躍はいつ!?とびっくりしていたら、ラスト100ページくらいでしっかりと追い上げて。しかも、連続殺人事件の真相にしては珍しい(と思う。ミステリー詳しくないから何とも言えんけど)、一個の殺人を隠すための連続殺人という手口が斬新。しかもそれを、現地調査ではなく灰色の脳細胞で考えるので、我々読者にもちゃんとその過程で情報が開示されるし、現地調査型のミステリーとは違い、解こうと思えば読者が謎を解くことも可能。そこがまた良いなと思う。また忘れた頃に読み返したいですね〜

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2025年03月20日

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氷菓→ABC殺人事件の流れで読んでいる人は自分の他にもいるのではないか
クリスティー作品はやはりミステリ小説の最高傑作だ

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2025年11月30日

購入済み

名作です

色あせないとは、こんな小説のことを指すのでしょうね 。大人になって読み返すと昔は見えなかったものが見えたりします。

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2014年09月02日

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ネタバレ

ヘイスティングズが登場してくれると軽やかにページをめくることができてありがたい。
途中の雲行きを思うと、邪悪としか言いようがない真犯人判明にかえってほっとしている。
被害者連合の人間模様とか、直接的に関わらないところでドキドキさせてくれるのも毎度ながら楽しい。

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2025年11月29日

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ネタバレ

事件の犯人像が内部的でなく外部的になるだけでこんなにも難解になり、犯人の姿や動機についてもずっと雲をつかむような所ばかりで、作中のヘイスティングズ同様ひたすらやきもきしてました。
だからこそ「ストッキング」がでてきた時の興奮具合は半端なく、ラストで遂に真犯人の名がポアロから明かされた瞬間のはっと息をのむ感じと胸の高鳴りが最高でした。
ポアロの「干し草の山には針がある」という言葉がよく沁みた事件だった。

犯人の恐ろしさが郡を抜いて怖かったです。
トリックの為に容易く無関係な人達を巻き込み、人生を壊していく非道さも、なによりポアロに真相を見破られ負けを確信した瞬間、躊躇い無く自身の頭を撃ち抜こうとするの怖すぎる。

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2025年11月20日

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ネタバレ

ABCの頭文字の入っている人が、その頭文字で始まる地名で順番通りに殺害される。ポアロへの挑戦状のような手紙も送られていて、狂気の人の犯行として捜査は始まる。

殆どはヘイスティングスの語り口調なのだが、ヘイスティングスの知らぬところで犯人らしき人物の怪しい動きが書かれていて、ポアロシリーズではあまり見かけないし、全く繋がりの無さそうな人の連続殺人というのもシリーズではめずらしい。

この中でポアロが犯人に対して最も怒りをあらわにしたのは、殺人そのものではなく、その犯行を無実の、精神的弱者のやったことにしようとしたこと。
作品の中盤でも、それでも無実の人間が疑われるよりは進展が無い方がまだまし、というようなことを言っている。冤罪だけは絶対にだめだという信念が感じられる。

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2025年11月13日

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ずっと読みたかった作品!やっと読めた!
90年前に発売されたとは思えないくらい読み応えがある作品だった。

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2025年10月18日

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ネタバレ

予想にしてなかった犯人でけっこう驚いた!
事件と会話のテンポが良くて面白かった。1つの事件を隠すためには複数の事件の中に埋めてしまえばいい。賢すぎる。でもそのために殺された被害者や犯人の身代わりにされそうになったカストが可哀想すぎる。カストほんとに疑い晴れてよかった。
これがミステリーにおけるミッシングリンクの原点ね。勉強になりました。

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2025年10月01日

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スタイルズ荘の怪事件、そして誰もいなくなったに続いてアガサ・クリスティ3作目
今のところ1番面白かった!テンポが良くて読みやすい。

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2025年09月10日

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『ABC殺人事件』、タイトルから想像していたのと全然違う方向に展開して、犯人像に衝撃を受けた。クリスティの意外性はやっぱりすごい。

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2025年08月27日

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ネタバレ

ヘイスティングズが語り部でない部分が出たのは新鮮。一見無関係に見える被害者同士を結びつける隠れた共通項を探していくものを『ミッシング・リンク・テーマ(くさりの中の1つ)』というらしいが、それを主軸としながらも第三者の視点を入れるというアガサクリスティのオリジナリティが出た作品のよう。
その第三者があまりにも犯人のようで、物語も終盤まで彼が犯人だというていで動いていくから疑いようがなかったが、最終的にはやはり『被害者の死に対して誰が得をするか』が大切なのを思い知らされた。しかし、本当に殺したい相手を『ABC』のなかに紛れ込ませると、さすがに気付きにくい…。してやられた感。兄の財産も手にするのはもちろん、クラークの妻のポジションを狙う美人妻までGETできる可能性が高かったのだから、それはもう彼にとって本当に殺してでも欲しかったのだろうな。
にしても、ラストで被害者遺族の恋が成就する感じはアガサクリスティっぽくて本当に好き。キュンとする。
終わり方も、ねっとりでなく爽快な感じも、ポアロ作品ならではなのだろう。

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2025年10月11日

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アガサ・クリスティーは前々から読みたかった小説。ただ翻訳本は読みにくいという先入観があってなかなか手が出せなかった。しかし、登場人物や都市名の混乱もさほどなく楽しめた。最後まで真相がわからない、伏線回収のストーリーにワクワクさせられた。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

言わずと知れた古典ミステリの傑作の1つ。100年近くも前の作品なので、さすがに時代設定や犯人の動機などに現代の感覚と乖離したところはあるものの、 犯人を早くに提示して動機を探る ”Why Done It?” 系の作品だと思わせて終盤ひっくり返すあたり、色褪せない技巧を感じる。
米澤先生の古典部シリーズの『クドリャフカの順番』がこの作品をオマージュしていて、原典がずっと気になっていたのでついに読めてよかった。今の倫理観で言うと「目的のためにこの犯人は殺し過ぎる」と思うし、主人公のポアロ含め殺人の扱いが軽いようにも思うが、古典って大抵そうかもしれない。

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2025年06月21日

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ネタバレ

昔NHKで見たクリスティーのアニメ作品の記憶を消せたらなぁ…とつくづく思った今作。
未読だったので読んでみたけれど、内容を知らなかったらクリスティーの鮮やかな騙しの手口にこれでもかと唸らされていたことだろう。
途中ポアロがヘイスティングズに対して「シャーロック・ホームズ風の推理を聞きたがっている!」とからかう場面があるのだけれど、ポアロもといクリスティーの良さは人の心理、人格を照らし合わせて、思い描く犯人像と矛盾しないかを物語の鍵としている点だと思う。
ネタバレ回避が難しいので説明が雑になってしまうけど、もし未読の方は是非に。

ただ、登場人物が多くて人名やら土地名でちょっと混乱しやすい点では難ありかも…
自分もカタカナ多いと覚えが悪くって(汗)
こんな時、個人的に参考にしている方法があって、作品を読む前に登場人物名を書き出した栞を作って挟む!一手間かかるけど、度々初めのページに戻って「誰だっけ?」をする手間が省けるので気に入ってやってます。

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2025年06月18日

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ネタバレ

読みやすい文体で最初からサクサク読める作品。
最後の語りでトリックを暴いていくが、細かい設定まで覚えておらず謎解きを楽しみきれなかった感がある。

次のアガサ作品は自分でも解き明かせないか考えつつ読むとよりポアロの面白さを享受できそう。

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2025年05月15日

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1936年の作品。
ポワロシリーズ長編11作目。

ポアロの元にABCと名乗る人物から犯行予告の書かれた挑戦状が届く。
その挑戦状の通り、Aで始まる街「アンドーバー」で、「アッシャー」という老女が殺される事件が起こる。現場には「ABC鉄道案内」が落ちていた。
さらに続いて犯行予告が届き、予告の通りにBで始まるベクスヒルでベティという娘が殺され、Cで始まるカーマイケルクラーク卿がチャーストンで殺された。事件が新聞で報道され、イギリス中を騒がせるニュースとなる中第4の事件が起きる。
Dがつく街ドンカスターの映画館で、Dの人物と間違えてEのつく名前の人物が殺され、ついに犯人と思われる人物が現れるが…。


遥か昔に読んだ記憶があるが、全く内容覚えておらず再読。途中からグイグイ引き込まれて、今回も完全にしてやられた!
語りは安定のヘイスティングスくん。
地名でもヘイスティングスという地名が出てきて、どんだけヘイスティングス出てくるねん。
ポアロと久しぶりに会ったヘイスティングスくんはポアロが髪まで黒々として以前より若々しくなっていることに驚くが、ポアロが白髪染めをしているとネタバラシするシーンが好きです。ポアロのドヤ顔が目に浮かびます。(デビットスーシェの)
A B Cから順番に殺人を犯していくというアイデア!一体どこからこんなにたくさんのネタが浮かんでいくんでしょう、クリスティさん。

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2025年03月18日

Posted by ブクログ

書いてあることをすごいそのまま真っ直ぐ読んでたから、犯人が全然思いもしないところでびっくりした。
あと海外の地理に疎すぎてちょっと混乱したりもしたし、登場人物多くて覚えるの大変だったし、たぶん皮肉なんだろうな……ってところの意味がわからないところもちょくちょくあったけど、基本的にさっと読めて面白かった。
ヘイスティングスとポアロは仲良いんだよね……きっとね……よくわかんなかったけど……。

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2025年03月02日

Posted by ブクログ

コナンでよく見かける名前が多く出てきた。まあそれはおいといて、伏線回収や論理構造が丁寧に書かれていて少し複雑だったが、面白かった。

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2025年02月24日

Posted by ブクログ

七里センセのバイブルを読破することにしました。中山七里の『超合理的!ミステリーの書き方』に挙げられている本です。大人買いして、まずはこれを。

かつて本作を読んだかどうかも覚えていませんが、私が海外ミステリーを面白いと思ったきっかけは、間違いなくアガサ・クリスティ。子どもの頃、父の書棚に『そして誰もいなくなった』があるのを見つけて初めて読んだとき、衝撃を受けてその後何度も読んだのを思い出します。

本作は今から90年前に発表された作品だというのに少しも色褪せていない。訳のわからない犯罪が多い時代になって、動機も意味不明のことが増えたけれど、やっぱり「動機」。

七里センセのバイブルを1冊ずつ読んでゆくのが楽しみです。

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2025年02月02日

Posted by ブクログ

古典的な名作、連続殺人の中で犯人像を照らし合わせながら真犯人を見つけていく。新装版では人物一覧のところに何番目の被害者なのか、誰と繋がりがあるのかが書いており、そう言った意味でもわかりやすく楽しむことができる。どうしてポアロに挑戦状を出す必要があったのか、ここがすっきりとしたとき事件の流れがとても整理された。伏線の回収と書きたいテーマの一貫性がとても素晴らしい。

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2025年01月25日

A

購入済み

面白かった

犯人も動機も意外ではないけど、
謎解きされると
そういうことだったのかと
目から鱗が落ちる。
それにしてもミステリーの犯人は
必ず余計なことをしてしまうものです。

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2022年01月22日

Posted by ブクログ

それまでのポアロシリーズと雰囲気が違う作品。
90年前にこれを読んだ人たちが羨ましい。
アガサの本はちゃんと読めば犯人当て出来るところが素晴らしいといつも思う。

久しぶりのヘイスティングズ登場。年月の流れを感じたけど相変わらず美女に弱い人だなぁ。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

割と早い段階で犯人出てくるんだな、と思ったらちゃんとどんでん返しがあってしっかり最後まで楽しかった。
人の名前を覚えるのに苦労したけど、もっとスムーズに読めたらもっとおもしろかっただろうと思う。
殺人の状況から犯人の性格や人となりを推理していくのが、これこそミステリという感じでおもしろかった。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

アガサ・クリスティの作品は『アクロイド』と『そして誰も〜』だけは既読。普段ほぼ読まない海外ミステリーだが、さすがに古典の名作はいろいろ押さえておくべきかと思い立ち、手に取った。
今読むとオーソドックスな内容なのだが、先駆けとなったことに大きな価値があるのだろう。
しかし、今も販売されている書籍なのであれば、翻訳を現代調に刷新してもよいのではないかと感じた。権利の関係?なんでポアロと助手はお互い敬語なのだろうか…

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

ミステリー小説のマスターピース的な一冊として挙げられる作品。
お恥ずかしながらようやく読むことができた。

ポアロの元に届けられた挑戦状。
その予告通り、Aで始まる地名の街でAの頭文字の老婆が殺される。
そして現場には不気味にABC鉄道案内が残されていた。
まもなく第二、第三の挑戦状が届く。
Bの地でBの頭文字の娘が、Cの地でCの頭文字の紳士が殺され・・・・

いや、これが1934年に出された小説だというから驚きである。
まさに今で言う劇場型犯罪。
現在で起きれば大きなセンセーショナルとなるだろう。

最初、倒叙型のミステリーなのかと思いきや、
そんな単純な話だったらここまで歴史に残らないのは確か。
ある意味、犯人のやろうとしたことは完璧に近かった。
これには読んでいて驚かされた。

ゼロからイチを作り出す上で、
その一番最初のイチを作り上げた人には頭が下がる。
自分の頭の中の想像力をフル回転させた唯一の人だからである。
現在の名作・名著と呼ばれるものは
そういった初めてゼロイチを生み出した人の作品から
多大なる影響を受け、そしてそこから発想を更に膨らませている。
超えよう、超えなきゃいけないとそんな思いに駆られて。
だからこそ、こういった歴史に名を刻む作品には
古いという言葉で片付けずちゃんと向き合わなきゃいけないのである。

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2025年09月15日

mu

ネタバレ 購入済み

最後まで

最後まで犯人がわからなかった。ABC順の名前の殺人が起きて、犯人と思われる人もイニシャルがABCだなんてセンス良い。身代りも用意してキチンと計画したのに、証拠ゴロゴロ出て呆気なく終わるとは。ポアロの推理が始まったところはスラスラ読めた。

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2025年07月02日

Posted by ブクログ

犯人最後まで犯人分からなかった…
ミステリー小説が好きなのでやっぱり王道は読んでおこうと思い手に取りました。

作品の年代か翻訳のせいか文章に「ん?」と思うところがありました。また、私が横文字苦手なので、人の名前なのか、場所の名前なのか、町の名前なのか混乱する出だしになりました。後半の犯人が分かるシーンは続きが気になりスラスラと読み終えました。

長年読まれている作品に触れることができて
私は満足です!!

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2025年06月15日

Posted by ブクログ

最後まで犯人を予想することが出来ず、真相を知って驚きました。内容自体はとても面白かったのですが、登場人物が多く、名前も馴染みのないものなので誰が誰だかわからなくなってしまうことが多かったです。

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2025年06月12日

Posted by ブクログ

 犯人の心理描写が少なすぎて、臨場感がなくのめり込むことはできなかった。
 それにもかかわらず物語構成がとても読みやすくページを捲る手が止まらなかった。

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

気軽に楽しめた!
あれ、最初から犯人わかってるパターンのやつか〜、と思ってたら…すごいね、面白かったです

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2025年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〈あらすじ〉
注意することだーポアロのもとに届けられた挑戦状。その予告通り、Aで始まる地名の町で、Aの頭文字の老婆が殺された。
現場には不気味にABC鉄道案内が残されていた。まもなく第二、第三の挑戦状が届き、Bの地でBの頭文字の娘が、Cの地で
Cの頭文字の紳士が殺され・・・・。

アガサクリスティ作品 5作品目
最初からおもしろく、わくわくした。

ただ、正月休みを挟んだため少し間延びしたのでしんどい部分もあった(個人的すぎる言い訳、再開と同時に読み終えることに重きを置いてしまった)。

5作品目でどれもおもしろい話だが、自分の読書力不足のため人物や状況にイメージが追い付いていない(映像化出来ていない)部分があるのでもっとのめり込んで読書がしたい。

今作では、ポアロが後手に回っている様子が描かれており犯人との攻防にヒリヒリした。最後はしっかり事件を解決しすっきりです。

1936年に書かれた名作。

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2025年01月12日

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