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Posted by ブクログ 2024年03月20日
心の中を爽やかな風が吹き抜ける。
前作の『金環日蝕』同様、本作もひったくりの場面から物語はスタートする。
本作の軸となる人物は、車いすユーザーの少女・渡辺六花と怪我がきっかけで陸上を辞めた荒谷伊澄。
同じ高校、同じクラスの新入生となった二人。
気が強い六花と、そんな六花にたじろぐ伊澄の関係が変...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月09日
分かるわ〜、伊澄、分かるわ〜
はい、『金環日蝕』がめちゃめちゃ面白かったので、他にも読もうと思っていた阿部曉子さんですが、そのうちそのうちにと思ってるうちに一年がたち、さてさてさんのレビューで新刊が出てるのを知りました
季節の移り変わりって早いものです
さてさてさんの評価も高かったので早速読みま...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月22日
登場人物の言葉がストレートに響いて、とっても清々しい読後感。
障がいや差別という重たいテーマだけど、それぞれの立場での考えや思いを、みんながしっかり考えてそれを相手に伝えていて、すごくいい。
個人的には
「障がいというジャンルでくくるのではなく、前にいる人がどう思っているか聞いて、話して、よく考える...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月22日
クラスのみんなで差別について話し合うところは、すごく勉強になりました。
『物事が問題なく進むために、誰かが犠牲になっていることを【仕方ない】で済ませようとするのが差別なんじゃないか』
差別って何だろう?言語化するのは難しいなと思っていましたが、こういうことなんだなと。
子どもにもこの本は勧めようと思...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月19日
本の雑誌の「北これ」コーナーで、首が太い吉田伸子さんが紹介しているのをみて、慌ててポチった。
大きな本屋の平積み台と縁がなくなると、こういう見逃しも増えてくる。
まぁ、確かに、北上次郎(というより目黒さん)が存命であれば、随喜の涙を流して絶賛していただろうな、とは思う。
けど、「パラ・スター」と比...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月15日
病気で車椅子生活になった六花と、あるケガが原因で陸上を諦めた伊澄。お互いの第一印象は最悪だったけれど、車椅子ユーザーの目線をちゃんと受け止めてくれる伊澄の真っ直ぐな心がとても格好良かったです。
変に作り物めいた描写じゃなく、車椅子ユーザーへの戸惑いや、ちょっとした抵抗感なんかも等身大の高校生って感...続きを読む
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