無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
自分が高校一年生のときのことを思い出すと、まったく何も考えていなかったし、将来なりたいもののカケラさえ見つかっていなかった。同級生の男子は、呆れるほどエロいことでアタマがいっぱいみたいで、それはそれで面白かったんだけど、すごく、子どもっぽかったしなぁ(笑)。
阿部さんの本に出てくる高校生は、いつも、大人っぽいですね。
でも、大学生でもない、中学生でもない、高校生という時期に、こんな風に真っ直ぐ、もがいて、人とぶつかって、お腹から出た言葉を交わせる人たちがいたら、すごくステキだと思う。本当に、目が醒めるようにカラフルで、感動しつつ読みました。
そして、かなり後半、お母さんが出てくる辺りは涙なしには読めなかった。
こういう小説をたくさん読んで、柔らかく大人になっていってほしいなぁ。
Posted by ブクログ
「わたしは車イスではなく、霊長類ヒト科ホモサピエンス、人間です。」
まだ序盤の手探りな状態から、読み手も驚くような六花の強烈なワードに目が覚めた。車イスユーザーの六花と、ちょっと不器用な少年、伊澄。高校に入学した2人を中心に物語は進む。
車イスユーザーと、周囲がどう関わっていくのか。答えのない問いに対し、差別とは何かをクラスで話し合う場面は、こちらも多いに考えさせられ、その真剣さに胸が熱くなった。知らない、怖いから遠ざけるのではなく、理解するために向き合い話し合う。頭では理解できるけど、とても勇気がいることだ。
真面目な話しだけでなく、高校生にしか味わえない苦悩と喜びも詰まっていた。登場人物もみんな個性的で応援したくなる。最後は何だか爽やかな気持ちで送り出された気がする。
カラフルというタイトルにも、いろんな要素があり、著者の伝えたいことを見事に表していると思う。
若者にも、大人にも、等しく読んでほしい一冊。続編あったら絶対読む。
Posted by ブクログ
中学時代の故障で選手生命を絶った少年と病気で車椅子生活となった少女の物語です。
これまで交じることのなかった“色”の二人がお互いを知るために努力し、考え、前に進んでいきます。
甘酸っぱい青春真っ盛りの高校生活を舞台にしているのがまた惹き付けられました✨
生きてると無意識に差別をしてしまったり、良かれと思ったことが相手を深く傷付けたり、きれい事では済まないことも沢山あります。生きるということは難しいことですが物語に出てきた矢地先生の、
「もちろん人より自分のことを優先するのは当然です。自分の人生なのだから。それでも、自分のために生きながらも、誰かに少しだけ自分の力を貸すことを惜しまないでほしい。ほしい、としか言えないんです。良心も、思いやりも、強制することは絶対にできないんです。」
という言葉が胸にグッと響きました。
:
この世界には沢山の“色”を持った人々がいます。一生混じることのできない色も、心地よい色を作れることもあります。
【カラフル】は私たち人間の深い部分に語りかけるような作品でした☺️
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
少女・女性マンガ
小説・文芸
小説・文芸
少年・青年マンガ
小説・文芸